JPH0789109A - 溶融型熱転写印刷方法 - Google Patents
溶融型熱転写印刷方法Info
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- JPH0789109A JPH0789109A JP5259191A JP25919193A JPH0789109A JP H0789109 A JPH0789109 A JP H0789109A JP 5259191 A JP5259191 A JP 5259191A JP 25919193 A JP25919193 A JP 25919193A JP H0789109 A JPH0789109 A JP H0789109A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 多種類の記録媒体に高画質な多階調印刷を行
うことができる溶融型熱転写印刷方法を提供する。 【構成】 記録媒体２の表面に高硬度ローラ７と押圧ロ
ーラ８によって細孔を形成する。この細孔が形成された
記録媒体２をサーマルヘッド３とプラテンローラ４との
間に搬送して、記録媒体２の細孔形成面とインクリボン
１のインク塗布面とを密着させる。そして、サーマルヘ
ッド１を加熱してインクリボン１のインクを溶融させ、
記録媒体２の細孔形成面に転写する。
うことができる溶融型熱転写印刷方法を提供する。 【構成】 記録媒体２の表面に高硬度ローラ７と押圧ロ
ーラ８によって細孔を形成する。この細孔が形成された
記録媒体２をサーマルヘッド３とプラテンローラ４との
間に搬送して、記録媒体２の細孔形成面とインクリボン
１のインク塗布面とを密着させる。そして、サーマルヘ
ッド１を加熱してインクリボン１のインクを溶融させ、
記録媒体２の細孔形成面に転写する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、熱溶融性のインクを用
いた溶融型熱転写印刷方法に係り、特に、高画質な多階
調記録が可能な溶融型熱転写印刷方法に関する。
いた溶融型熱転写印刷方法に係り、特に、高画質な多階
調記録が可能な溶融型熱転写印刷方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】図８は従来の溶融型熱転写印刷方法を示
す概略構成図である。図８において、ポリエステルフィ
ルム（薄膜フィルム）１ｂに熱溶融性のインク１ａが塗
布されたインクリボン１と記録紙（記録媒体）２とを、
インクリボン１のインク１ａが記録紙２に当接するよう
に重ね合わせ、そしてこれらをサーマルヘッド３とプラ
テンローラ４との間に送り込む。そして、サーマルヘッ
ド３をインクリボン１のポリエステルフィルム１ｂ側か
らプラテンローラ４に圧着し、この状態でサーマルヘッ
ド３の発熱抵抗体に電流を流すことによりインクリボン
１のインク１ａを溶融させて記録紙２に転写する。この
種の溶融型熱転写印刷方法においては、インクリボン１
のインク１ａを溶融させて記録紙２に直接転写するもの
であるので、記録紙２としては表面平滑性の悪い普通紙
等の用紙を用いることはができず、表面平滑性が十分高
いものを用いる。
す概略構成図である。図８において、ポリエステルフィ
ルム（薄膜フィルム）１ｂに熱溶融性のインク１ａが塗
布されたインクリボン１と記録紙（記録媒体）２とを、
インクリボン１のインク１ａが記録紙２に当接するよう
に重ね合わせ、そしてこれらをサーマルヘッド３とプラ
テンローラ４との間に送り込む。そして、サーマルヘッ
ド３をインクリボン１のポリエステルフィルム１ｂ側か
らプラテンローラ４に圧着し、この状態でサーマルヘッ
ド３の発熱抵抗体に電流を流すことによりインクリボン
１のインク１ａを溶融させて記録紙２に転写する。この
種の溶融型熱転写印刷方法においては、インクリボン１
のインク１ａを溶融させて記録紙２に直接転写するもの
であるので、記録紙２としては表面平滑性の悪い普通紙
等の用紙を用いることはができず、表面平滑性が十分高
いものを用いる。
【０００３】ところが、表面平滑性のよい記録媒体を用
いた従来の溶融型熱転写印刷方法によれば、インクはほ
とんど記録媒体に浸透しないので表面のみに付着し、よ
って解像度を犠牲にした複数画素を用いて多階調表現を
行っていた。そこで、本出願人，本発明者らは、例えば
特開昭６２−１９７１８３号に開示されているような製
造方法により製造された特殊な表面多孔性記録媒体を用
い、種々検討した結果、表面多孔性記録媒体を用いて濃
度表現による極めて高画質な多階調表現ができることを
見いだし、特願平５−１１８９５９号により出願してい
る。また、表面多孔性記録媒体を用いた多階調表現の原
理については、テレビジョン学会技術報告、ITE Techni
cal Report Vol.17,No.27,PP.19 〜24,VIR’93-28 に発
表している。
いた従来の溶融型熱転写印刷方法によれば、インクはほ
とんど記録媒体に浸透しないので表面のみに付着し、よ
って解像度を犠牲にした複数画素を用いて多階調表現を
行っていた。そこで、本出願人，本発明者らは、例えば
特開昭６２−１９７１８３号に開示されているような製
造方法により製造された特殊な表面多孔性記録媒体を用
い、種々検討した結果、表面多孔性記録媒体を用いて濃
度表現による極めて高画質な多階調表現ができることを
見いだし、特願平５−１１８９５９号により出願してい
る。また、表面多孔性記録媒体を用いた多階調表現の原
理については、テレビジョン学会技術報告、ITE Techni
cal Report Vol.17,No.27,PP.19 〜24,VIR’93-28 に発
表している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような表面多孔性記録媒体を用いる溶融型熱転写印刷
方法では、記録媒体が限定され、また入手が不便であ
り、多種類の記録媒体に高画質な多階調印刷を行うこと
ができないという問題点があった。本発明はこのような
問題点に鑑みなされたものであり、多種類の記録媒体に
高画質な多階調印刷を行うことができる溶融型熱転写印
刷方法を提供することを目的とする。
たような表面多孔性記録媒体を用いる溶融型熱転写印刷
方法では、記録媒体が限定され、また入手が不便であ
り、多種類の記録媒体に高画質な多階調印刷を行うこと
ができないという問題点があった。本発明はこのような
問題点に鑑みなされたものであり、多種類の記録媒体に
高画質な多階調印刷を行うことができる溶融型熱転写印
刷方法を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、インクリボンに塗布され
た熱溶融性のインクを記録媒体に転写する溶融型熱転写
印刷方法において、（１）前記記録媒体表面に細孔形成
手段によって前記インクリボンのインクの粒子径と略等
しいかあるいはそれより大きい細孔を形成する工程と、
前記細孔が形成された記録媒体をサーマルヘッドとプラ
テンローラとの間に搬送して、前記記録媒体の細孔形成
面と前記インクリボンのインク塗布面とを密着させる工
程と、前記サーマルヘッドを加熱して前記インクリボン
のインクを溶融させ、前記記録媒体の細孔形成面に転写
する工程とよりなることを特徴とする溶融型熱転写印刷
方法を提供し、（２）前記記録媒体表面に透明溶融性バ
インダを塗布する工程と、前記透明溶融性バインダが塗
布された記録媒体表面に細孔形成手段によって前記イン
クリボンのインクの粒子径と略等しいかあるいはそれよ
り大きい細孔を形成する工程と、前記細孔が形成された
記録媒体をサーマルヘッドとプラテンローラとの間に搬
送して、前記記録媒体の細孔形成面と前記インクリボン
のインク塗布面とを密着させる工程と、前記サーマルヘ
ッドを加熱して前記インクリボンのインクを溶融させ、
前記記録媒体の細孔形成面に転写する工程とよりなるこ
とを特徴とする溶融型熱転写印刷方法を提供し、（３）
中間記録媒体表面に細孔形成手段によって前記インクリ
ボンのインクの粒子径と略等しいかあるいはそれより大
きい細孔を形成する工程と、前記細孔が形成された中間
記録媒体をサーマルヘッドとプラテンローラとの間に搬
送して、前記中間記録媒体の細孔形成面と前記インクリ
ボンのインク塗布面とを密着させる工程と、前記サーマ
ルヘッドを加熱して前記インクリボンのインクを溶融さ
せ、前記中間記録媒体の細孔形成面に転写する工程と、
前記インクが転写された中間記録媒体と記録媒体とを加
熱部に搬送し、前記中間記録媒体に転写された前記イン
クを溶融させて前記記録媒体に転写する工程とよりなる
ことを特徴とする溶融型熱転写印刷方法を提供するもの
である。
の技術の課題を解決するため、インクリボンに塗布され
た熱溶融性のインクを記録媒体に転写する溶融型熱転写
印刷方法において、（１）前記記録媒体表面に細孔形成
手段によって前記インクリボンのインクの粒子径と略等
しいかあるいはそれより大きい細孔を形成する工程と、
前記細孔が形成された記録媒体をサーマルヘッドとプラ
テンローラとの間に搬送して、前記記録媒体の細孔形成
面と前記インクリボンのインク塗布面とを密着させる工
程と、前記サーマルヘッドを加熱して前記インクリボン
のインクを溶融させ、前記記録媒体の細孔形成面に転写
する工程とよりなることを特徴とする溶融型熱転写印刷
方法を提供し、（２）前記記録媒体表面に透明溶融性バ
インダを塗布する工程と、前記透明溶融性バインダが塗
布された記録媒体表面に細孔形成手段によって前記イン
クリボンのインクの粒子径と略等しいかあるいはそれよ
り大きい細孔を形成する工程と、前記細孔が形成された
記録媒体をサーマルヘッドとプラテンローラとの間に搬
送して、前記記録媒体の細孔形成面と前記インクリボン
のインク塗布面とを密着させる工程と、前記サーマルヘ
ッドを加熱して前記インクリボンのインクを溶融させ、
前記記録媒体の細孔形成面に転写する工程とよりなるこ
とを特徴とする溶融型熱転写印刷方法を提供し、（３）
中間記録媒体表面に細孔形成手段によって前記インクリ
ボンのインクの粒子径と略等しいかあるいはそれより大
きい細孔を形成する工程と、前記細孔が形成された中間
記録媒体をサーマルヘッドとプラテンローラとの間に搬
送して、前記中間記録媒体の細孔形成面と前記インクリ
ボンのインク塗布面とを密着させる工程と、前記サーマ
ルヘッドを加熱して前記インクリボンのインクを溶融さ
せ、前記中間記録媒体の細孔形成面に転写する工程と、
前記インクが転写された中間記録媒体と記録媒体とを加
熱部に搬送し、前記中間記録媒体に転写された前記イン
クを溶融させて前記記録媒体に転写する工程とよりなる
ことを特徴とする溶融型熱転写印刷方法を提供するもの
である。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の溶融型熱転写印刷装置及び溶
融型熱転写印刷方法について、添付図面を参照して説明
する。図１は本発明の溶融型熱転写印刷方法の第１実施
例を示す概略構成図、図２は第１実施例の溶融型熱転写
印刷方法で用いるインクリボンを示す斜視図、図３は本
発明の溶融型熱転写印刷方法の第２実施例を示す概略構
成図、図４は第２実施例の溶融型熱転写印刷方法で用い
るインクリボンを示す斜視図、図５は本発明の溶融型熱
転写印刷方法の第３実施例を示す概略構成図、図６は第
３実施例の他の構成を示す概略構成図、図７は細孔形成
手段の他の構成を示す図である。なお、図１，図３，図
５において、図８と同一機能部分には同一符号を付し、
また、図１，図３，図５においても同一機能部分には同
一符号を付すこととする。
融型熱転写印刷方法について、添付図面を参照して説明
する。図１は本発明の溶融型熱転写印刷方法の第１実施
例を示す概略構成図、図２は第１実施例の溶融型熱転写
印刷方法で用いるインクリボンを示す斜視図、図３は本
発明の溶融型熱転写印刷方法の第２実施例を示す概略構
成図、図４は第２実施例の溶融型熱転写印刷方法で用い
るインクリボンを示す斜視図、図５は本発明の溶融型熱
転写印刷方法の第３実施例を示す概略構成図、図６は第
３実施例の他の構成を示す概略構成図、図７は細孔形成
手段の他の構成を示す図である。なお、図１，図３，図
５において、図８と同一機能部分には同一符号を付し、
また、図１，図３，図５においても同一機能部分には同
一符号を付すこととする。
【０００７】まず、本発明の溶融型熱転写印刷方法の第
１実施例について説明する。図１において、インクリボ
ン１は供給ローラ５と巻取ローラ６とにより、サーマル
ヘッド３とプラテンローラ４との間に、インク１ａの塗
布面を下側にして（インク１ａの塗布面をプラテンロー
ラ４に向けて）張架されている。一方、これらの図中左
方には高硬度ローラ７と押圧ローラ８が設けられてい
る。ここで、高硬度ローラ７は、一例として、硬度の高
い金属ローラの表面にインクリボン１のインク１ａの粒
子径と等しいかあるいはそれより大きい粒子径のダイヤ
モンド粒子を接着したものである。また、インクリボン
１は、図２に示すように、例えばＹ（イエロ），Ｍ（マ
ゼンタ），Ｃ（シアン），Ｋ（ブラック）のインク１ａ
をポリエステルフィルム１ｂ上に面順次で塗布したもの
である。
１実施例について説明する。図１において、インクリボ
ン１は供給ローラ５と巻取ローラ６とにより、サーマル
ヘッド３とプラテンローラ４との間に、インク１ａの塗
布面を下側にして（インク１ａの塗布面をプラテンロー
ラ４に向けて）張架されている。一方、これらの図中左
方には高硬度ローラ７と押圧ローラ８が設けられてい
る。ここで、高硬度ローラ７は、一例として、硬度の高
い金属ローラの表面にインクリボン１のインク１ａの粒
子径と等しいかあるいはそれより大きい粒子径のダイヤ
モンド粒子を接着したものである。また、インクリボン
１は、図２に示すように、例えばＹ（イエロ），Ｍ（マ
ゼンタ），Ｃ（シアン），Ｋ（ブラック）のインク１ａ
をポリエステルフィルム１ｂ上に面順次で塗布したもの
である。
【０００８】このような構成において、高硬度ローラ７
と押圧ローラ８との間には記録媒体２が搬送される。ま
ず、この高硬度ローラ７と押圧ローラ８とによって記録
媒体２に高押圧をかけることにより、記録媒体２の表面
に多数の細孔を形成する。その後、記録媒体２をサーマ
ルヘッド３とプラテンローラ４との間に搬送し、インク
リボン１のインク１ａと細孔が形成された記録媒体２と
を重ね合わせる。そして、サーマルヘッド３を加熱する
ことにより記録媒体２の表面に最初のＹインクを転写す
る。１色目の転写が終了したら記録媒体２を高硬度ロー
ラ７と押圧ローラ８との間に戻し、再度高押圧をかけて
記録媒体２の表面を細孔状態とする。その後、同様に２
色目のＭインクを転写する。以下、同様にして色数分繰
り返し、カラー印刷を行う。
と押圧ローラ８との間には記録媒体２が搬送される。ま
ず、この高硬度ローラ７と押圧ローラ８とによって記録
媒体２に高押圧をかけることにより、記録媒体２の表面
に多数の細孔を形成する。その後、記録媒体２をサーマ
ルヘッド３とプラテンローラ４との間に搬送し、インク
リボン１のインク１ａと細孔が形成された記録媒体２と
を重ね合わせる。そして、サーマルヘッド３を加熱する
ことにより記録媒体２の表面に最初のＹインクを転写す
る。１色目の転写が終了したら記録媒体２を高硬度ロー
ラ７と押圧ローラ８との間に戻し、再度高押圧をかけて
記録媒体２の表面を細孔状態とする。その後、同様に２
色目のＭインクを転写する。以下、同様にして色数分繰
り返し、カラー印刷を行う。
【０００９】このように第１実施例では、インク１ａを
転写する前に記録媒体２の表面に多数の細孔を形成する
ので、インク１ａは記録媒体２に形成された細孔に浸透
して高画質な多階調印刷が可能となる。なお、この第１
実施例では、記録媒体２に直接インク１ａを転写するの
で、記録媒体２としては表面が比較的平滑なものを用い
る必要がある。
転写する前に記録媒体２の表面に多数の細孔を形成する
ので、インク１ａは記録媒体２に形成された細孔に浸透
して高画質な多階調印刷が可能となる。なお、この第１
実施例では、記録媒体２に直接インク１ａを転写するの
で、記録媒体２としては表面が比較的平滑なものを用い
る必要がある。
【００１０】次に、本発明の溶融型熱転写印刷方法の第
２実施例について説明する。第２実施例は、表面平滑性
の悪い記録媒体に対しても印刷することができるもので
ある。図３において、インクリボン１１は供給ローラ５
と巻取ローラ６とにより、サーマルヘッド３とプラテン
ローラ４との間に、インク１１ａの塗布面を下側にして
（インク１１ａの塗布面をプラテンローラ４に向けて）
張架されている。一方、これらの図中右方には上記と同
様の高硬度ローラ７と押圧ローラ８が設けられている。
ここで、インクリボン１１は、一例として図４に示すよ
うに、例えばＹ，Ｍ，Ｃ，Ｋのインク１１ａと、透明溶
融性バインダＴをポリエステルフィルム１１ｂ上に面順
次で塗布したものである。
２実施例について説明する。第２実施例は、表面平滑性
の悪い記録媒体に対しても印刷することができるもので
ある。図３において、インクリボン１１は供給ローラ５
と巻取ローラ６とにより、サーマルヘッド３とプラテン
ローラ４との間に、インク１１ａの塗布面を下側にして
（インク１１ａの塗布面をプラテンローラ４に向けて）
張架されている。一方、これらの図中右方には上記と同
様の高硬度ローラ７と押圧ローラ８が設けられている。
ここで、インクリボン１１は、一例として図４に示すよ
うに、例えばＹ，Ｍ，Ｃ，Ｋのインク１１ａと、透明溶
融性バインダＴをポリエステルフィルム１１ｂ上に面順
次で塗布したものである。
【００１１】このような構成において、まず、サーマル
ヘッド３とプラテンローラ４との間には記録媒体２が搬
送され、インクリボン１１の透明溶融性バインダＴと記
録媒体２とを重ね合わせる。そして、サーマルヘッド３
を加熱することにより記録媒体２の表面に透明溶融性バ
インダＴを塗布し、表面を平滑にする。その後、高硬度
ローラ７と押圧ローラ８との間に記録媒体２を搬送し、
この高硬度ローラ７と押圧ローラ８とによって記録媒体
２に高押圧をかけることにより、記録媒体２の表面に多
数の細孔を形成する。この記録媒体２を再度サーマルヘ
ッド３とプラテンローラ４との間に搬送し、インクリボ
ン１１のインク１１ａと記録媒体２とを重ね合わせる。
そして、サーマルヘッド３を加熱することにより記録媒
体２の表面に最初のＹインクを転写する。１色目の転写
が終了したら記録媒体２を高硬度ローラ７と押圧ローラ
８との間に戻し、再度高押圧をかけて記録媒体２の表面
を細孔状態とする。その後、同様に２色目のＭインクを
転写する。以下、同様にして色数分繰り返し、カラー印
刷を行う。
ヘッド３とプラテンローラ４との間には記録媒体２が搬
送され、インクリボン１１の透明溶融性バインダＴと記
録媒体２とを重ね合わせる。そして、サーマルヘッド３
を加熱することにより記録媒体２の表面に透明溶融性バ
インダＴを塗布し、表面を平滑にする。その後、高硬度
ローラ７と押圧ローラ８との間に記録媒体２を搬送し、
この高硬度ローラ７と押圧ローラ８とによって記録媒体
２に高押圧をかけることにより、記録媒体２の表面に多
数の細孔を形成する。この記録媒体２を再度サーマルヘ
ッド３とプラテンローラ４との間に搬送し、インクリボ
ン１１のインク１１ａと記録媒体２とを重ね合わせる。
そして、サーマルヘッド３を加熱することにより記録媒
体２の表面に最初のＹインクを転写する。１色目の転写
が終了したら記録媒体２を高硬度ローラ７と押圧ローラ
８との間に戻し、再度高押圧をかけて記録媒体２の表面
を細孔状態とする。その後、同様に２色目のＭインクを
転写する。以下、同様にして色数分繰り返し、カラー印
刷を行う。
【００１２】このように第２実施例では、記録媒体２に
透明溶融性バインダＴを塗布して表面を平滑にするの
で、記録媒体２の表面平滑性に左右されず、また、イン
ク１１ａを転写する前に記録媒体２の表面に多数の細孔
を形成するので、インク１１ａは記録媒体２に形成され
た細孔に浸透して高画質な多階調印刷が可能となる。な
お、本実施例では透明溶融性バインダＴをインク１１ａ
が塗布されたインクリボン１１に塗布しているが、イン
ク１１ａと透明溶融性バインダＴとを別々のリボンとす
ることも可能である。
透明溶融性バインダＴを塗布して表面を平滑にするの
で、記録媒体２の表面平滑性に左右されず、また、イン
ク１１ａを転写する前に記録媒体２の表面に多数の細孔
を形成するので、インク１１ａは記録媒体２に形成され
た細孔に浸透して高画質な多階調印刷が可能となる。な
お、本実施例では透明溶融性バインダＴをインク１１ａ
が塗布されたインクリボン１１に塗布しているが、イン
ク１１ａと透明溶融性バインダＴとを別々のリボンとす
ることも可能である。
【００１３】さらに、本発明の溶融型熱転写印刷方法の
第３実施例について説明する。第３実施例は、中間記録
媒体を用いるものである。図５において、図２に示すの
と同様のインクリボン１は供給ローラ５と巻取ローラ６
とにより、サーマルヘッド３とプラテンローラ４との間
に、インク１ａの塗布面を下側にして（インク１ａの塗
布面をプラテンローラ４に向けて）張架されている。こ
れらの図中左方には上記と同様の高硬度ローラ７と押圧
ローラ８が設けられ、図中右方には加熱ローラ９と押圧
ローラ１０が設けられている。さらに、高硬度ローラ７
と押圧ローラ８との間、サーマルヘッド３とプラテンロ
ーラ４との間、加熱ローラ９と押圧ローラ１０との間に
は、供給ローラ１３と巻取ローラ１４とにより、中間記
録媒体１２が張架されている。この中間記録媒体１２
は、ポリエステルフィルム，塩化ビニール等の表面の平
滑な薄膜フィルムである。
第３実施例について説明する。第３実施例は、中間記録
媒体を用いるものである。図５において、図２に示すの
と同様のインクリボン１は供給ローラ５と巻取ローラ６
とにより、サーマルヘッド３とプラテンローラ４との間
に、インク１ａの塗布面を下側にして（インク１ａの塗
布面をプラテンローラ４に向けて）張架されている。こ
れらの図中左方には上記と同様の高硬度ローラ７と押圧
ローラ８が設けられ、図中右方には加熱ローラ９と押圧
ローラ１０が設けられている。さらに、高硬度ローラ７
と押圧ローラ８との間、サーマルヘッド３とプラテンロ
ーラ４との間、加熱ローラ９と押圧ローラ１０との間に
は、供給ローラ１３と巻取ローラ１４とにより、中間記
録媒体１２が張架されている。この中間記録媒体１２
は、ポリエステルフィルム，塩化ビニール等の表面の平
滑な薄膜フィルムである。
【００１４】このような構成において、まず、この高硬
度ローラ７と押圧ローラ８とによって中間記録媒体１２
に高押圧をかけることにより、中間記録媒体１２の表面
に多数の細孔を形成する。その後、中間記録媒体１２を
サーマルヘッド３とプラテンローラ４との間に搬送し、
インクリボン１のインク１ａと細孔が形成された中間記
録媒体１２とを重ね合わせる。そして、サーマルヘッド
３を加熱することにより中間記録媒体１２の表面に最初
のＹインクを転写する。１色目の転写が終了したら中間
記録媒体１２を高硬度ローラ７と押圧ローラ８との間に
戻し、再度高押圧をかけて中間記録媒体１２の表面を細
孔状態とする。その後、同様に２色目のＭインクを転写
する。以下、同様にして色数分繰り返し、カラー印刷を
行う。
度ローラ７と押圧ローラ８とによって中間記録媒体１２
に高押圧をかけることにより、中間記録媒体１２の表面
に多数の細孔を形成する。その後、中間記録媒体１２を
サーマルヘッド３とプラテンローラ４との間に搬送し、
インクリボン１のインク１ａと細孔が形成された中間記
録媒体１２とを重ね合わせる。そして、サーマルヘッド
３を加熱することにより中間記録媒体１２の表面に最初
のＹインクを転写する。１色目の転写が終了したら中間
記録媒体１２を高硬度ローラ７と押圧ローラ８との間に
戻し、再度高押圧をかけて中間記録媒体１２の表面を細
孔状態とする。その後、同様に２色目のＭインクを転写
する。以下、同様にして色数分繰り返し、カラー印刷を
行う。
【００１５】このようして中間記録媒体１２にカラー印
刷がなされたら、この印刷された中間記録媒体１２を加
熱ローラ９と押圧ローラ１０との間に記録媒体２と共に
送り込む。そして、加熱ローラ９によって中間記録媒体
１２に転写されたインク１ａを加熱して溶融させ、この
インク１ａを記録媒体２に転写する。このように第３実
施例では、インク１ａを中間記録媒体１２に転写する前
に中間記録媒体１２の表面に多数の細孔を形成するの
で、インク１ａは中間記録媒体１２に形成された細孔に
浸透して高画質な多階調印刷が得られ、これを記録媒体
２に転写するので記録媒体２上に高画質な多階調印刷が
得られることになる。また、中間記録媒体１２を用いて
いるので、第２実施例よりも記録媒体２の表面平滑性に
左右されず、また、自然な画像が得られる。
刷がなされたら、この印刷された中間記録媒体１２を加
熱ローラ９と押圧ローラ１０との間に記録媒体２と共に
送り込む。そして、加熱ローラ９によって中間記録媒体
１２に転写されたインク１ａを加熱して溶融させ、この
インク１ａを記録媒体２に転写する。このように第３実
施例では、インク１ａを中間記録媒体１２に転写する前
に中間記録媒体１２の表面に多数の細孔を形成するの
で、インク１ａは中間記録媒体１２に形成された細孔に
浸透して高画質な多階調印刷が得られ、これを記録媒体
２に転写するので記録媒体２上に高画質な多階調印刷が
得られることになる。また、中間記録媒体１２を用いて
いるので、第２実施例よりも記録媒体２の表面平滑性に
左右されず、また、自然な画像が得られる。
【００１６】この第３実施例において、図４に示すのと
同様のインクリボン１１を用い、中間記録媒体１２に透
明溶融性バインダＴを転写した後に細孔を形成して印刷
する場合には、高硬度ローラ７と押圧ローラ８を図５に
破線で示す位置に設ければよい。また、加熱ローラ９と
押圧ローラ１０の位置は逆でもよい。
同様のインクリボン１１を用い、中間記録媒体１２に透
明溶融性バインダＴを転写した後に細孔を形成して印刷
する場合には、高硬度ローラ７と押圧ローラ８を図５に
破線で示す位置に設ければよい。また、加熱ローラ９と
押圧ローラ１０の位置は逆でもよい。
【００１７】中間記録媒体を用いる第３実施例の他の構
成例として、次のように構成してもよい。まず、図６
（Ａ）に示すように、供給ローラ１３と巻取ローラ１４
とに張架された中間記録媒体１２に、高硬度ローラ７と
押圧ローラ８とによって高押圧をかけることにより、印
刷装置外で中間記録媒体１２の表面に予め多数の細孔を
形成する。そして、図６（Ｂ）に示すように、図２に示
すのと同様のインクリボン１は供給ローラ５と巻取ロー
ラ６とにより、サーマルヘッド３とプラテンローラ４と
の間に、インク１ａの塗布面を下側にして（インク１ａ
の塗布面をプラテンローラ４に向けて）張架する。ま
た、サーマルヘッド３とプラテンローラ４との間、加熱
ローラ９と押圧ローラ１０との間には、供給ローラ１５
と巻取ローラ１６とにより、上記の如く細孔を形成した
中間記録媒体１２を張架する。
成例として、次のように構成してもよい。まず、図６
（Ａ）に示すように、供給ローラ１３と巻取ローラ１４
とに張架された中間記録媒体１２に、高硬度ローラ７と
押圧ローラ８とによって高押圧をかけることにより、印
刷装置外で中間記録媒体１２の表面に予め多数の細孔を
形成する。そして、図６（Ｂ）に示すように、図２に示
すのと同様のインクリボン１は供給ローラ５と巻取ロー
ラ６とにより、サーマルヘッド３とプラテンローラ４と
の間に、インク１ａの塗布面を下側にして（インク１ａ
の塗布面をプラテンローラ４に向けて）張架する。ま
た、サーマルヘッド３とプラテンローラ４との間、加熱
ローラ９と押圧ローラ１０との間には、供給ローラ１５
と巻取ローラ１６とにより、上記の如く細孔を形成した
中間記録媒体１２を張架する。
【００１８】このような構成において、まず、インクリ
ボン１のインク１ａと細孔が形成された中間記録媒体１
２とを重ね合わせ、サーマルヘッド３を加熱することに
より中間記録媒体１２の表面にインク１ａを順次塗布し
てカラー印刷を行う。そして、この印刷された中間記録
媒体１２を加熱ローラ９と押圧ローラ１０との間に記録
媒体２と共に送り込み、加熱ローラ９によって中間記録
媒体１２に転写されたインク１ａを加熱して溶融させ、
このインク１ａを記録媒体２に転写する。これによれ
ば、中間記録媒体１２に細孔を形成する工程を印刷装置
外で行うので、印刷装置自体を簡略化できる。なお、図
６（Ｃ）に示すように、サーマルヘッド３とプラテンロ
ーラ４を逆に設けてもよい。
ボン１のインク１ａと細孔が形成された中間記録媒体１
２とを重ね合わせ、サーマルヘッド３を加熱することに
より中間記録媒体１２の表面にインク１ａを順次塗布し
てカラー印刷を行う。そして、この印刷された中間記録
媒体１２を加熱ローラ９と押圧ローラ１０との間に記録
媒体２と共に送り込み、加熱ローラ９によって中間記録
媒体１２に転写されたインク１ａを加熱して溶融させ、
このインク１ａを記録媒体２に転写する。これによれ
ば、中間記録媒体１２に細孔を形成する工程を印刷装置
外で行うので、印刷装置自体を簡略化できる。なお、図
６（Ｃ）に示すように、サーマルヘッド３とプラテンロ
ーラ４を逆に設けてもよい。
【００１９】以上説明した本発明の本実施例において
は、記録媒体２あるいは中間記録媒体１２への細孔形成
手段として、前述のように硬度の高い金属ローラの表面
にインクリボン１のインク１ａの粒子径と等しいかある
いはそれより大きい粒子径のダイヤモンド粒子を接着し
た高硬度ローラ７を用いているが、次のように構成して
もよい。即ち、図７に示すように、セラミック基盤１７
上にＴｉＯ2 ，ＳｉＯ2 ，ＴａＯ2 等の高硬度の得られ
る材料をインクリボン１（１１）のインク１ａ（１１
ａ）の粒子径と等しいかあるいはそれより大きい粒子径
となるよう蒸着したものを用い、このセラミック基盤１
７上に記録媒体２あるいは中間記録媒体１２を固定して
可動押圧ローラ１８を移動させながら押圧し、表面を細
孔状態とする。
は、記録媒体２あるいは中間記録媒体１２への細孔形成
手段として、前述のように硬度の高い金属ローラの表面
にインクリボン１のインク１ａの粒子径と等しいかある
いはそれより大きい粒子径のダイヤモンド粒子を接着し
た高硬度ローラ７を用いているが、次のように構成して
もよい。即ち、図７に示すように、セラミック基盤１７
上にＴｉＯ2 ，ＳｉＯ2 ，ＴａＯ2 等の高硬度の得られ
る材料をインクリボン１（１１）のインク１ａ（１１
ａ）の粒子径と等しいかあるいはそれより大きい粒子径
となるよう蒸着したものを用い、このセラミック基盤１
７上に記録媒体２あるいは中間記録媒体１２を固定して
可動押圧ローラ１８を移動させながら押圧し、表面を細
孔状態とする。
【００２０】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の溶
融型熱転写印刷方法は、第１実施例では、インクを転写
する前に記録媒体の表面に多数の細孔を形成するので、
インクは記録媒体に形成された細孔に浸透して高画質な
多階調印刷が可能となる。第２実施例では、記録媒体に
透明溶融性バインダを塗布して表面を平滑にするので、
記録媒体の表面平滑性に左右されず、インクを転写する
前に記録媒体の表面に多数の細孔を形成するので、イン
クは記録媒体に形成された細孔に浸透して高画質な多階
調印刷が可能となる。さらに、第３実施例では、インク
を中間記録媒体に転写する前に中間記録媒体の表面に多
数の細孔を形成するので、インクは中間記録媒体に形成
された細孔に浸透して高画質な多階調印刷が得られ、こ
れを記録媒体に転写するので記録媒体上に高画質な多階
調印刷が得られ、中間記録媒体を用いているので、第２
実施例よりも記録媒体の表面平滑性に左右されず、ま
た、自然な画像が得られるという特長がある。
融型熱転写印刷方法は、第１実施例では、インクを転写
する前に記録媒体の表面に多数の細孔を形成するので、
インクは記録媒体に形成された細孔に浸透して高画質な
多階調印刷が可能となる。第２実施例では、記録媒体に
透明溶融性バインダを塗布して表面を平滑にするので、
記録媒体の表面平滑性に左右されず、インクを転写する
前に記録媒体の表面に多数の細孔を形成するので、イン
クは記録媒体に形成された細孔に浸透して高画質な多階
調印刷が可能となる。さらに、第３実施例では、インク
を中間記録媒体に転写する前に中間記録媒体の表面に多
数の細孔を形成するので、インクは中間記録媒体に形成
された細孔に浸透して高画質な多階調印刷が得られ、こ
れを記録媒体に転写するので記録媒体上に高画質な多階
調印刷が得られ、中間記録媒体を用いているので、第２
実施例よりも記録媒体の表面平滑性に左右されず、ま
た、自然な画像が得られるという特長がある。
【図１】本発明の第１実施例を示す概略構成図である。
【図２】第１実施例で用いるインクリボンを示す斜視図
である。
である。
【図３】本発明の第２実施例を示す概略構成図である。
【図４】第２実施例で用いるインクリボンを示す斜視図
である。
である。
【図５】本発明の第３実施例を示す概略構成図である。
【図６】第３実施例の他の構成を示す概略構成図であ
る。
る。
【図７】細孔形成手段の他の構成を示す図である。
【図８】従来例を示す概略構成図である。
１，１１ インクリボン １ａ，１１ａ インク １ｂ，１１ｂ 薄膜フィルム ２ 記録媒体 ３ サーマルヘッド ４ プラテンローラ ７ 高硬度ローラ ８，１０ 押圧ローラ ９ 加熱ローラ １２ 中間記録媒体
Claims (3)
- 【請求項１】インクリボンに塗布された熱溶融性のイン
クを記録媒体に転写する溶融型熱転写印刷方法におい
て、 前記記録媒体表面に細孔形成手段によって前記インクリ
ボンのインクの粒子径と略等しいかあるいはそれより大
きい細孔を形成する工程と、 前記細孔が形成された記録媒体をサーマルヘッドとプラ
テンローラとの間に搬送して、前記記録媒体の細孔形成
面と前記インクリボンのインク塗布面とを密着させる工
程と、 前記サーマルヘッドを加熱して前記インクリボンのイン
クを溶融させ、前記記録媒体の細孔形成面に転写する工
程とよりなることを特徴とする溶融型熱転写印刷方法。 - 【請求項２】インクリボンに塗布された熱溶融性のイン
クを記録媒体に転写する溶融型熱転写印刷方法におい
て、 前記記録媒体表面に透明溶融性バインダを塗布する工程
と、 前記透明溶融性バインダが塗布された記録媒体表面に細
孔形成手段によって前記インクリボンのインクの粒子径
と略等しいかあるいはそれより大きい細孔を形成する工
程と、 前記細孔が形成された記録媒体をサーマルヘッドとプラ
テンローラとの間に搬送して、前記記録媒体の細孔形成
面と前記インクリボンのインク塗布面とを密着させる工
程と、 前記サーマルヘッドを加熱して前記インクリボンのイン
クを溶融させ、前記記録媒体の細孔形成面に転写する工
程とよりなることを特徴とする溶融型熱転写印刷方法。 - 【請求項３】インクリボンに塗布された熱溶融性のイン
クを記録媒体に転写する溶融型熱転写印刷方法におい
て、 中間記録媒体表面に細孔形成手段によって前記インクリ
ボンのインクの粒子径と略等しいかあるいはそれより大
きい細孔を形成する工程と、 前記細孔が形成された中間記録媒体をサーマルヘッドと
プラテンローラとの間に搬送して、前記中間記録媒体の
細孔形成面と前記インクリボンのインク塗布面とを密着
させる工程と、 前記サーマルヘッドを加熱して前記インクリボンのイン
クを溶融させ、前記中間記録媒体の細孔形成面に転写す
る工程と、 前記インクが転写された中間記録媒体と記録媒体とを加
熱部に搬送し、前記中間記録媒体に転写された前記イン
クを溶融させて前記記録媒体に転写する工程とよりなる
ことを特徴とする溶融型熱転写印刷方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5259191A JPH0789109A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 溶融型熱転写印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5259191A JPH0789109A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 溶融型熱転写印刷方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0789109A true JPH0789109A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17330643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5259191A Pending JPH0789109A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 溶融型熱転写印刷方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0789109A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5895564A (en) * | 1996-09-30 | 1999-04-20 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Method and a device for controlling an air/fuel ratio sensor |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP5259191A patent/JPH0789109A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5895564A (en) * | 1996-09-30 | 1999-04-20 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Method and a device for controlling an air/fuel ratio sensor |
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