JPH0788948A - 帯電防止性合成樹脂シート材の成型方法 - Google Patents

帯電防止性合成樹脂シート材の成型方法

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JPH0788948A
JPH0788948A JP93239869A JP23986993A JPH0788948A JP H0788948 A JPH0788948 A JP H0788948A JP 93239869 A JP93239869 A JP 93239869A JP 23986993 A JP23986993 A JP 23986993A JP H0788948 A JPH0788948 A JP H0788948A
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conductive
sheet material
synthetic resin
resin sheet
polyester film
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JP93239869A
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Satoru Hori
堀  哲
Kazuyoshi Nakayama
和良 中山
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CI Kasei Co Ltd
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CI Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 導電層を有する合成樹脂シート材に任意の形
状の三次元加工を熱成型によって施しても、帯電防止性
を維持し、表面の光沢を低下させない。 【構成】 剥離性ポリエステルフィルム3の一方の面3
aに導電性物質を有する導電層5が形成された熱転写シ
ート2を、合成樹脂シート材7の一方の面7aに加熱処
理にて展着し、前記剥離性ポリエステルフィルム3が付
着された状態で、熱成型を行う。また、前記導電層5の
導電性物質は、導電性酸化錫や、導電性酸化錫を被覆し
た硫酸バリウム、カーボンブラックなどより形成されて
もよく、これらは目的に応じて選択され構成される。そ
して、熱成型後に剥離性ポリエステルフィルム3を剥離
して製品とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧材などに用いられ
る合成樹脂シートの表面に導電性塗料などによる導電層
が形成されてなる帯電防止性合成樹脂シート材の成型方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】壁材や天井材、床材、家具材などに用い
られる合成樹脂化粧シート材は、その材質によって電気
絶縁性を有していることから、静電気が発生しやすく、
塵埃が付着したり、スパークを発生させるなどの欠点を
有している。そのため、合成樹脂材の基体の表面に、導
電性粉末を含有した塗料にて塗膜を形成させた帯電防止
機能を有した合成樹脂シート材を用いるのが一般となっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の合成樹脂シート材は、塗膜部分である導電層を
形成する塗料に含有させる導電性粉末として、金属や、
金属酸化物、カーボンなどの微粒子を用いているが、こ
の導電層を形成させた後に、このシート材を用いて任意
の形状の三次元成型を施す熱成型を行うと、凸面部分や
凹面部分などのこの僅かな表面の変化により、導電性粉
末の微粒子の接触状態が変化してしまい、帯電防止性が
低下するとともに、表面の光沢が低下し、化粧材として
の風合いが損なわれるという問題があった。そのため、
帯電防止性を有する合成樹脂シート材の成型品を得るた
めに、熱成型による方法は採用されていない。
【0004】そこで本発明は、上記問題点を解消するた
めに、導電層を有する合成樹脂シート材に熱成型による
三次元加工を施しても、帯電防止性を維持し、表面の光
沢が低下しない帯電防止性合成樹脂シート材の成型方法
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】次に、上記の目的を達成
するための手段を、実施例に対応する図面を参照して説
明する。この発明の帯電防止性合成樹脂シート材の成型
方法は、剥離性ポリエステルフィルム3の一方の面3a
に導電性物質を有する導電層5が形成された熱転写シー
ト2を、合成樹脂シート材7の一方の面7aに加熱処理
にて展着し、前記剥離性ポリエステルフィルム3が付着
された状態で、熱成型を行うことを特徴としている。
【0006】なお、前記剥離性ポリエステルフィルム3
は、共重合ポリエステルフィルムが好ましく、また、前
記導電層5の導電性物質は、導電性酸化錫や、導電性酸
化錫を被覆した硫酸バリウム、カーボンブラックなどよ
り形成されてもよく、これらは目的に応じて選択され構
成される。
【0007】
【作用】熱転写シート2は、剥離性ポリエステルフィル
ム3の一方の面3aに導電性物質を有する導電層5が形
成されており、この熱転写シート2を合成樹脂シート材
7の一方の面7aに加熱処理にて展着させる。そして、
剥離性ポリエステルフィルム3を付着した状態のまま
で、任意の形状の三次元加工を熱成型にて施す。熱成型
後、剥離性ポリエステルフィルム3を剥離することで、
帯電防止性を有する合成樹脂シート材1が得られる。
【0008】なお、熱転写シート2の剥離性ポリエステ
ルフィルム3は、合成樹脂に対して剥離性が良好なポリ
エステルフィルムが好ましく、また、導電層5の導電性
物質は、透明性や、無色性、黒色性などの目的に応じ
て、導電性酸化錫や、導電性酸化錫を被覆した硫酸バリ
ウム、カーボンブラックとして構成する。
【0009】
【実施例】図1は本発明による帯電防止性合成樹脂シー
ト材の成型方法の一実施例にて得られる帯電防止性合成
樹脂シート材を示す側断面図である。
【0010】本発明の成型方法にて得られる帯電防止性
合成樹脂シート材1は、図1に示すように、合成樹脂シ
ート材7の表面となる一方の面7aに導電性を有する導
電層5が形成されたものであり、この導電層5を形成す
るために熱転写シート2が用いられる。
【0011】まず、熱転写シート2は、剥離性ポリエス
テルフィルム3と、剥離層4と、導電層5と、接着層6
とで構成されている。
【0012】剥離性ポリエステルフィルム3は、熱転写
シート2の基材とされ、合成樹脂塗料に対して剥離性を
有するものが用いられるが、酸成分として、芳香族ジカ
ルボン酸と脂肪族ジカルボン酸からなり、炭素数2以上
のグリコール成分が、少なくとも1種以上からなる共重
合ポリエステルフィルムで、厚さが10〜40μmのも
のが好ましい。上記の共重合ポリエステルの酸成分とし
ては、テレフタル酸、イソフタル酸等の芳香族ジカルボ
ン酸か、アジピン酸、セバシン酸等の脂肪族ジカルボン
酸が使用できる。また、グリコール成分としては、エチ
レングリコール、1,4−ブタンジオール。1,5−ペ
ンタンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエチレン
グリコール等が使用できる。
【0013】なお、この剥離性ポリエステルフィルム3
の表面性は、サンドブラストなどの機械加工、熱ロール
プレス加工、または、印刷などによるシボまたはエンボ
ス、ヘアーラインなどの模様を有していてもよい。
【0014】また、この剥離性ポリエステルフィルム3
は、ウレタン樹脂や、エポキシ樹脂、メラミン樹脂など
の熱架橋タイプの樹脂で表面処理してもよく、この樹脂
を剥離性ポリエステルフィルム3とした場合では、熱成
型後に起こりうる剥離層(後述する)との接着現象であ
る「ヤケ」を防止することができる。
【0015】次に、剥離層4は、前述した剥離性ポリエ
ステルフィルム3に対して接着性を有しない樹脂塗料を
選択し、この剥離性ポリエステルフィルム3の一方の面
3aに塗工などにより形成させるが、好ましくはアクリ
ル系樹脂塗料とされる。また、剥離層4を形成する塗料
には、添加剤として、ポリオレフィン系ワックスなどの
滑剤を添加し、耐磨耗性を付与してもよい。
【0016】次に、導電層5は、剥離層4の一方の面
に、導電性塗料により形成される。この導電性塗料は、
導電性物質としての導電性無機物微粒子を、アクリル樹
脂塗料、塩化ビニル樹脂塗料、酢酸ビニル樹脂塗料など
の単一またはそれらの混合物中に分散させたものであ
る。なお、剥離層4と導電層5との間に保護層を設ける
こともできる。
【0017】導電性無機物微粒子としては、粒径0.4
μm以下でアンチモンを含む酸化錫、アンチモンを含む
酸化錫で被覆された酸化チタンまたは硫酸バリウム微粒
子、あるいは導電性のカーボンブラックなどよりなる。
【0018】なお、これらの導電性無機物微粒子は目的
に応じて選択されるが、特に透明性が要求される場合
は、粒径0.4μm以下でアンチモンを含む酸化錫を選
択し、また、無色性が要求される場合は、アンチモンを
含む酸化錫で被覆された硫酸バリウムを選択し、さら
に、黒色性が要求される場合には、導電性のカーボンブ
ラックを選択するのがそれぞれ好ましい。
【0019】そして、本発明による導電性塗料の塗布方
法としては、通常のグラビアコートや、リバースロール
などの塗布方法とされるが、帯電防止機能を十分に得ら
れる範囲の線間隔(例えば4mm以内の間隔)で縞模様
および格子状模様に部分印刷したものとしてもよい。
【0020】次に、接着層6は、前記導電層5の一方の
面に形成されるが、熱成型時における所望の温度にて活
性化するホットメルト系接着剤が用いられ、特に、アク
リル系樹脂や、塩化ビニル−酢酸ビニル系樹脂よりなる
接着剤が好ましい。
【0021】次に、合成樹脂シート材7としては、塩化
ビニル樹脂や、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリ
オレフィンなどより形成される。そして、この合成樹脂
シート材の一方の面7aに、上記熱転写シート2が展張
される。なお、この合成樹脂シート材7の他方の面7b
には、接着層が設けられている構成としてもよい。
【0022】そして、上記のように構成される熱転写シ
ート2を,合成樹脂シート材7に展着するには、加熱処
理としての熱プレスまたは熱ロールプレスなどのラミネ
ート方法とするが、押し出し時の熱を利用した押出ラミ
ネートにて行うのが好ましい。合成樹脂シート材7に展
着された熱転写シート2は、剥離性ポリエステルフィル
ム3を剥離せず、展着されたまま熱成型が行われ、任意
の形状の三次元加工が施される。この熱成型の方法は、
真空成型、加圧空気成型あるいは、空気または液状媒体
を充填した膜状弾性体による押出成型などにて行われ、
成型後に剥離性ポリエステルフィルム3を剥離し、製
品、すなわち帯電防止性合成樹脂シート材1とする。
【0023】次に、具体的な実施例をあげて比較例と対
比する。
【0024】実施例−1 まず、実施例−1では、アクリル系樹脂をバインダーと
し、導電性酸化錫(商品名T−1,三菱マテリアル)を
固形分中の導電粉濃度を60%とした導電塗料(商品名
TEPC−1,三菱マテリアル)をイワタカップNK−
IIによる粘度で16秒としたものを導電性塗料として用
いる。
【0025】次に、厚さ12μmの剥離性ポリエステル
フィルム3の一方の面3aにアクリル系塗料を厚さ1μ
mで塗工し剥離層4を形成し、次にこの剥離層4の面に
前記導電性塗料(酸化錫系導電塗料)を厚さ2μmで塗
工して導電層5を形成し、さらにこの導電層5の面に接
着層6となるホットメルト接着剤を1μmの厚さで順次
塗工して熱転写シート2を得る。
【0026】そして、この熱転写シート2を厚さ1mm
の塩化ビニル樹脂(PVC)よりなるシート材7の一方
の面7aに熱プレスまたは熱ロールプレスなどにて展着
し、帯電防止性PVCシート基材を得る。
【0027】次に、剥離性ポリエステルフィルム3を剥
がさず、付けたままの状態で、この帯電防止性PVCシ
ート基材を、予め伸び率が最大で25%となるような凹
部が彫刻され、接着処理が施されたMDF基材上で、膜
状弾性体を介した圧力空気成型により、帯電防止性PV
Cシート基材の温度が80℃の状態で三次元成型を行
い、その後、剥離性ポリエステルフィルム3を剥離し、
製品となる帯電防止性PVCシート材1とする。
【0028】実施例−2 次に、実施例−2では、前記実施例−1の導電層5を形
成する導電性塗料に含まれる導電性酸化錫(T−1)に
替わり、導電性酸化錫を被覆した硫酸バリウム(商品名
パストラン・タイプIV,三井金属)を固形分中の導電粉
濃度70%とした導電性塗料を用いて導電層5を形成
し、他は前記実施例−1と同じ構成および方法にて帯電
防止性PVCシート材1を得る。
【0029】実施例−3 次に、実施例−3では、前記実施例−1の導電層5を形
成する導電性塗料に含まれる導電性酸化錫(T−1)に
替わり、導電性カーボン(商品名ケッチェンブラック・
EC,ライオン)を固形分中の導電粉濃度が10%とし
たものを導電性塗料として用いて導電層5を形成し、他
は前記実施例−1と同じ構成および方法にて帯電防止性
PVCシート材を得る。
【0030】実施例−4 次に、実施例−4では、剥離性ポリエステルフィルム3
を厚さ20μmの共重合ポリエステルフィルムで構成
し、他は前記実施例−1と同じ構成および方法にて帯電
防止性PVCシート基材を得、剥離性ポリエステルフィ
ルム(共重合ポリエステルフィルム)を剥がさず、付け
たままの状態で、この帯電防止性PVCシート基材を、
予め伸び率が最大で40%となるような凹部が彫刻さ
れ、接着処理が施されたMDF基材上で、膜状弾性体を
介した圧力空気成型により、帯電防止性PVCシート基
材の温度が80℃の状態で三次元成型を行い、その後、
剥離性ポリエステルフィルム3を剥離し、帯電防止性P
VCシート材1を得る。
【0031】比較例−1 また、比較例−1としては、まず、厚さ12μmの剥離
性ポリエステルフィルムの一方の面にアクリル系塗料を
厚さ1μmで塗工し剥離層を形成し、この剥離層の面に
前記実施例−1と同様の導電性塗料(酸化錫系導電塗
料)を厚さ2μmで塗工して導電層を形成し、さらにこ
の導電層の面に接着層としてホットメルト接着剤を1μ
mの厚さで順次塗工して熱転写シートを得る。
【0032】次に、この熱転写シートを厚さ1mmの塩
化ビニル樹脂(PVC)シート材の一方の面に熱ロール
または熱プレスロールなどにて展着し、剥離性ポリエス
テルフィルムを取り除いてPVCシート材に導電層を熱
転写させ、帯電防止性PVCシート材を得る。
【0033】そして、この帯電防止性PVCシート材
を、予め伸び率が最大で25%となるような凹部が彫刻
され、接着処理が施されたMDF基材上で膜状弾性体を
介した圧力空気成型により、帯電防止性PVCシート材
の温度が80℃の状態で三次元成型を行った。
【0034】比較例−2 次に、比較例−2では、前記比較例−1の導電層を形成
する導電性塗料に含まれる導電性酸化錫に替わり、前記
実施例−2と同様に導電性酸化錫を被覆した硫酸バリウ
ムを含有させた導電性塗料を用いて導電層を形成し、他
は前記比較例−1と同じ構成および方法にて帯電防止性
PVCシート材を得る。
【0035】比較例−3 また、比較例−3では、前記比較例−1の導電層を形成
する導電性塗料に含まれる導電性酸化錫に替わり、前記
実施例−3と同様に導電性カーボンを含有させた導電性
塗料を用いて導電層を形成し、他は前記比較例−1と同
じ構成および方法にて帯電防止性PVCシート材を得
る。
【0036】比較例−4 さらに、比較例−4では、前記比較例−1の剥離性ポリ
エステルフィルムを厚さ20μmの共重合ポリエステル
フィルムで構成し、他は前記比較例−1と同じ構成およ
び方法にて帯電防止性PVCシート材を得る。
【0037】下記の表1は、上記各実施例と比較例の各
測定値である。
【0038】
【表1】
【0039】上記各例の測定方法としては、光沢値の測
定は、成型品の三次元加工による凹部の位置にて、シー
ト材1の伸び率が25%の部位を電子光沢計(商品名m
odel 540,エリクセン社)により測定し、ま
た、表面電気抵抗値は、成型品の平面部位を、ハイレジ
スタンスメーター(横河ヒューレットパッカード社)に
より測定した。
【0040】なお、上述した各実施例では、熱転写シー
ト2に模様などが形成されていない例について述べた
が、導電層5と剥離層4の間、または導電層5と接着層
6との間に、模様が形成された装飾層を介在させてもよ
い。また、この装飾層の接着層6側、または導電層5の
接着層6側に、隠蔽層を形成した多層構造としてもよ
い。この場合、各層の装飾模様により、より意匠性のあ
る化粧材などを得ることができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明による帯電防
止性合成樹脂シート材の成型方法では、導電層を形成さ
せる熱転写シートの剥離性ポリエステルフィルムが展着
された状態で熱成型が行われ、この熱成型後にこの剥離
性ポリエステルフィルムを剥離して帯電防止性合成樹脂
シート材を得るので、熱成型による任意の形状の三次元
加工が施されても、導電層が形成された合成樹脂シート
材は、シート材表面の光沢が低下せず、化粧材とした場
合にもその風合いが損なわれることがない。また、その
導電層内の導電性物質(導電性微粒子)の状態が変化せ
ず、導電性すなわち帯電防止性が低下せずに維持される
という効果がある。
【0042】これにより、十分な帯電防止性および表面
光沢を有するとともに、三次元加工が施された合成樹脂
シート材の成型品を熱成型によって安価に得ることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による帯電防止性合成樹脂シート材の成
型方法の一実施例にて得られる帯電防止性合成樹脂シー
ト材を示す側断面図
【符号の説明】
1…帯電防止性合成樹脂シート材 2…熱転写シート 3…剥離性ポリエステルフィルム 3a…一方の面 5…導電層 7…合成樹脂シート材 7a…一方の面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/18 J 8413−4F // B29K 67:00 B29L 9:00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剥離性ポリエステルフィルムの一方の面
    に導電性物質を有する導電層が形成された熱転写シート
    を、合成樹脂シート材の一方の面に加熱処理にて展着
    し、前記剥離性ポリエステルフィルムが付着された状態
    で、熱成型を行うことを特徴とする帯電防止性合成樹脂
    シート材の成型方法。
  2. 【請求項2】 剥離性ポリエステルフィルムは、共重合
    ポリエステルフィルムであることを特徴とする請求項1
    記載の帯電防止性合成樹脂シート材の成型方法。
  3. 【請求項3】 導電層の導電性物質は、導電性酸化錫よ
    りなることを特徴とする請求項1または2記載の帯電防
    止性合成樹脂シート材の成型方法。
  4. 【請求項4】 導電層の導電性物質は、導電性酸化錫を
    被覆した硫酸バリウムよりなることを特徴とする請求項
    1または2記載の帯電防止性合成樹脂シート材の成型方
    法。
  5. 【請求項5】 導電層の導電性物質は、カーボンブラッ
    クよりなることを特徴とする請求項1または2記載の帯
    電防止性合成樹脂シート材の成型方法。
JP93239869A 1993-09-27 1993-09-27 帯電防止性合成樹脂シート材の成型方法 Pending JPH0788948A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008023882A (ja) * 2006-07-24 2008-02-07 Kimoto & Co Ltd 表面に印刷層を有する熱可塑性樹脂成形品の製造方法
WO2008155050A1 (de) * 2007-06-20 2008-12-24 Mitsubishi Polyester Film Gmbh Transparente polyesterfolie mit baso4-partikeln
JP2010519082A (ja) * 2007-03-05 2010-06-03 レング,ルハオ 真空成形品の立体表面に図を被覆する方法
JP2011235634A (ja) * 2010-04-13 2011-11-24 Chiyoda Gravure Corp 転写材およびこの転写材を用いた成型品の製造方法

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