JPH0788684B2 - 集水升 - Google Patents

集水升

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JPH0788684B2
JPH0788684B2 JP61274759A JP27475986A JPH0788684B2 JP H0788684 B2 JPH0788684 B2 JP H0788684B2 JP 61274759 A JP61274759 A JP 61274759A JP 27475986 A JP27475986 A JP 27475986A JP H0788684 B2 JPH0788684 B2 JP H0788684B2
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光雄 原田
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株式会社東栄工業
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【発明の詳細な説明】 (a).産業上の利用分野 本発明は、空気調整機等の排水用に用いるに好適な集水
升に関する。
(b).従来の技術 従来、空気調整機から発生する排水を下水等の外部に排
出するために用いられる集水升には、升本体に、該升本
体から排水を排出する排水管が直接接続されていた。
(c).発明が解決しようとする問題点 しかし、こうした構成では、下水側から排水管を介して
悪臭や害虫が升本体内に侵入し、衛生上問題があった。
また、実開昭61−84786には、集水升の排水管部分に、
揺動自在な弁体を設け、排水時には弁体部分を通過する
排水の運動エネルギにより、弁体が蝶番部分を中心に回
動開放されるように構成された集水升が開示されてい
る。しかし、こうした構成では、排水管を升本体の底部
に下方に伸延する形で設けた場合、弁がその自重により
下方に開放してしまい、排水後においても閉まらなくな
る危険性が有り、こうした構成を直ちに上下方向に設け
られた配水管に適用することは出来ない。更に、実開昭
61−84786の場合には、弁体の開放角度には何らの制限
も設けられていないので、排水の状態によっては弁体が
過度に開放されてしまい、排水後、弁体を閉塞状態にす
るまでに時間が掛かり、その間に悪臭や害虫が侵入する
可能性が有る不都合が有った。
本発明は、前述の欠点を解消すべく、排水管側からの悪
臭や害虫の侵入を防止することの出来る集水升を提供す
ることを目的とするものである。
また、本発明は、上下方向に設けられた配水管において
も、確実に排出口を閉塞することが出来、また弁体が過
度に開放されることのない集水升を提供することを別の
目的とするものである。
(d).問題点を解決するための手段 即ち、本発明は、升本体(2)を有し、該升本体の底部
に排水トラップ(3)を介して排水管(5)を下方に伸
延する形で設け、前記排水トラップは、下方に伸延する
本体(6)を有し、前記本体の先端に斜めに形成された
封止排出口(6a)を形成し、該封止排出口に弁体を所定
の揺動中心軸(9)を中心に揺動自在に支持し、前記弁
体は、前記揺動中心軸を境に屈曲した形に形成されてお
り、該弁体の前記揺動中心軸に対して前記封止排出口側
は、前記弁体の揺動により該封止排出口を閉塞開放自在
なるように、かつ、前記弁体が前記封止排出口を閉塞し
た状態で、該弁体の封止排出口とは反対側部分が前記本
体に対して離れた位置に位置するように、前記弁体
(7)を形成し、前記弁体の前記揺動中心軸に対して前
記封止排出口とは反対側には、錘(10)を前記封止排出
口側の弁体が常時上方に付勢されるように設け、前記本
体の前記弁体の封止排出口側とは反対側の部分と対向す
る位置に、前記弁体の過度の開放を制限するストッパ手
段(6b)を設けて構成される。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を
示す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されるものではない。以下の「(e).
作用」の欄についても同様である。
(e).作用 上記した構成により、本発明は、排出すべき液体が流れ
る時以外は、弁体(7)が封止排出口(6a)と、付勢手
段(10)の付勢力により密着し、排水管(5)と升本体
(2)との間を閉塞するように作用する。
また、本発明は、ストッパ手段(6b)が弁体(6)の過
度の開放を制限するように作用する。
(f).実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明による集水升の一例を示す図、 第2図は弁体部分の第1図II方向からの矢視図である。
集水升1は、第1図に示すように、四角升状に形成され
た升本体2を有しており、升本体2の底面の中央部に
は、排水口2aが形成されている。排水口2aには排水トラ
ップ3が接続しおており、更に排水口2aには排水トラッ
プ3の周囲を被覆する形で排水管5が、図中下方にその
先端を伸延させる形で設けられている。
ところで、排水トラップ3は、略筒状に図中下方に伸延
する形で形成された本体6を有しており、本体6の図中
下方、即ち排出側には封止排出口6aが排水方向中心CL1
に対して斜め45°に切断された形で形成されている。封
止排出口6aには、第2図に示すように、該封止排出口6a
の一部を閉塞する形で三ヶ月部6bが本体6と連続する形
に形成されており、該三ヶ月部6bの先端に対応する、本
体6外側における両側には、支持腕6c、6cが設けられて
いる。支持腕6c、6c間には、全体が楕円形の板をL字形
に屈曲形成して形成された弁体7が弁体7の屈曲部分に
設けられたピン9を介して第1図矢印A、B方向に揺動
自在に支持されており、弁体7の三ケ月部6b、即ち、弁
体7の揺動中心軸であるピン9に対して封止排出口6aと
は反対側には錘10が固設されて、錘10は封止排出口6a側
の弁体7をピン9を介して常時矢印A方向、即ち封止排
出口6a方向である第1図上方に付勢している。
ところで、升本体2の上方には、空気調整機側から伸延
されて来た排水管11が支持板12を介して設けられてお
り、排水管11の先端は、升本体2側に屈曲した形で形成
され、更にその先端には前記した排水トラップ3と同様
な構成の排水トラップ13が、該排水トラップ13の本体
6′に螺設されたネジ6d′を介して排水管11に螺合され
ている。なお、排水トラップ3における各部分と同一の
部分には、該排水トラップ3に用いた部品番号に「′」
を付して(例えば排水トラップ3における弁体7は、排
水トラップ13における弁体7′となる)その部分の説明
を省略する。
本発明による集水升1等は、以上のような構成を有する
ので、空気調整機側から排出されるドレイン水15等が無
い場合には、排水トラップ13の弁体7′は、錘10′の付
勢力によりピン9′を介して矢印A方向に移動してお
り、弁体7′の外周部表面7a′と封止排出口6a′の端面
6e′は密着した状態を維持する。この状態で、空気調整
機側からドレイン水15が排出されると、該水15は、排水
管11により集水升1へ排水トラップ13を介して排出され
る。水15が排出される際には、排水トラップ13の弁体
7′は、該排出される水15の重力により、錘10′の付勢
力に抗する形で矢印B方向に、図中想像線で示すよう
に、ピン9′を介して揺動し、弁体7′と封止排出口6
a′の密着状態は解除され、水15は升本体2内に排出さ
れる。また、水15の、排水トラップ13からの排出が終了
すると、弁体7′は、錘10′によりピン9′を介して矢
印A方向に揺動して、封止排出口6a′の端面6e′と弁体
7′の表面7a′が密着して、排水管11と外部を遮断す
る。
一方、升本体2に排出された水15は、排水口2aから排水
トラップ3に流れ込み、前記した排水トラップ13の場合
と全く同様に、弁体7を矢印B方向に揺動させて排水管
5に流れ、下水道等の外部に排出される。弁体7も、水
15が升本体2内に無い場合には、弁体7が錘10の付勢力
により、その表面7aと封止排出口6aの端面6eが密着した
形となっているので、排水管5側から下水の悪臭や害虫
等が升本体2内に侵入することは防止される。
また、弁体7は、弁体7が封止排出口6aを閉塞した状態
で、該弁体の封止排出口とは反対側部分,即ち、錘10が
装着された部分が本体6の三ケ月6bに対して第1図下方
に離れた位置に位置するように、屈曲形成されているの
で、弁体7は開放に際して、ピン9の図中右方部分と本
体6が干渉してしまうようなことが無く、円滑に開放さ
れる。しかも、弁体7が矢印B方向に揺動して、封止排
出口6aが所定角度開放されると、弁体7の図中右方部分
が三ケ月6bと当接して、弁体7のそれ以上の開放を阻止
するので、弁体7が必要以上に開放されることがなく、
封止排出口6aからの排水が完了後、短時間で該封止排出
口6aを再閉塞することが出来、弁体7が矢印A方向に無
制限に開放されることによって排水後再閉塞までに要す
る時間が長くなり、悪臭や害虫が侵入して来るような事
態の発生を未然に防止することが出来る。
(g)発明の効果 以上、説明したように、本発明によれば、升本体2を有
し、該升本体の底部に排水トラップ3を介して排水管5
を下方に伸延する形で設け、前記排水トラップは、下方
に伸延する本体6を有し、前記本体の先端に斜めに形成
された封止排出口6aを形成し、該封止排出口に弁体をピ
ン9などの所定の揺動中心軸を中心に揺動自在に支持
し、前記弁体は、前記揺動中心軸を境にして屈曲した形
に形成されており、該弁体は前記揺動中心軸に対して前
記封止排出口側は、前記弁体の揺動により該封止排出口
を閉塞開放自在なるように、かつ、前記弁体が前記封止
排出口を閉塞した状態で、該弁体の封止排出口とは反対
側部分が前記本体に対して離れた位置に位置するよう
に、前記弁体7を形成し、前記弁体の前記揺動中心軸に
対して前記封止排出口とは反対側には、錘10を前記封止
排出口側の弁体が常時上方に付勢されるように設け、前
記本体の前記弁体の封止排出口側とは反対側部分と対向
する位置に、前記弁体の過度の開放を制限する三ケ月部
6b等のストッパ手段を設けて構成したので、弁体7は升
本体2内にドレイン水15等の排出すべき液体が有る場合
にのみ、当該排出すべき液体の自重で開放され、それ以
外では、弁体7が排水管5と升本体2との間を閉塞する
ことから、排水管5側からの悪臭や害虫が升本体2内に
侵入することを未然に防止することが出来る。
また、封止排出口に弁体を所定の揺動中心軸を中心に揺
動自在に支持し、弁体の揺動中心軸に対して封止排出口
とは反対側には、錘を前記封止排出口側の弁体が常時上
方に付勢されるように設けたので、排水管を下方に伸延
した形に設けた場合でも、揺動中心軸に対して封止排出
口とは反対側に設けられた錘により弁体は円滑に上方に
向かって閉塞され、円滑な弁の開閉動作が可能となる。
更に、このように、弁体を揺動中心軸を中心にして揺動
自在に設けた場合でも、弁体は、弁体が封止排出口を閉
塞した状態で、該弁体の封止排出口とは反対側部分が本
体に対して離れた位置に位置するように屈曲した形で形
成されているので、弁体は開放に際して、揺動中心軸の
封止排出口とは反対部分の弁体と本体が干渉してしまう
ようなことが無く、円滑に開放される。
しかも、ストッパ手段により弁体の過度の開放が阻止さ
れるので、弁体が必要以上に開放されることがなく、封
止排出口からの排水が完了後、短時間で該封止排出口を
再閉塞することが出来、弁体が無制限に開放されること
によって排水後再閉塞までに要する時間が長くなり、悪
臭や害虫が侵入して来るような事態の発生を未然に防止
することが出来、高性能の集水弁を提供することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による集水升の一例を示す図、 第2図は弁体部分の第1図II方向からの矢視図である。 1……集水升 2……升本体 3……排水トラップ 5……排水管 6……本体 6a……封止排出口 6b……ストッパ手段(三ケ月部) 7……弁体 9……揺動中心軸(ピン) 10……付勢手段(錘)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】升本体を有し、 該升本体の底部に排水トラップを介して排水管を下方に
    伸延する形で設け、 前記排水トラップは、下方に伸延する本体を有し、 前記本体の先端に斜めに形成された封止排出口を形成
    し、 該封止排出口に弁体を所定の揺動中心軸を中心に揺動自
    在に支持し、 前記弁体は、前記揺動中心軸を境に屈曲した形に形成さ
    れており、 該弁体の前記揺動中心軸に対して前記封止排出口側は、
    前記弁体の揺動により該封止排出口を閉塞開放自在なる
    ように、かつ、前記弁体が前記封止排出口を閉塞した状
    態で、該弁体の封止排出口とは反対側部分が前記本体に
    対して離れた位置に位置するように、前記弁体を形成
    し、 前記弁体の前記揺動中心軸に対して前記封止排出口とは
    反対側には、錘を前記封止排出口側の弁体が常時上方に
    付勢されるように設け、 前記本体の前記弁体の封止排出口側とは反対側部分と対
    向する位置に、前記弁体の過度の開放を制限するストッ
    パ手段を設けて構成した集水升。
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