JPH0788595B2 - 2−フエニルベンゾトリアゾ−ル類の製造方法 - Google Patents

2−フエニルベンゾトリアゾ−ル類の製造方法

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JPH0788595B2
JPH0788595B2 JP62016734A JP1673487A JPH0788595B2 JP H0788595 B2 JPH0788595 B2 JP H0788595B2 JP 62016734 A JP62016734 A JP 62016734A JP 1673487 A JP1673487 A JP 1673487A JP H0788595 B2 JPH0788595 B2 JP H0788595B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は紫外線吸収剤として有用な下記一般式IIIで示
される2−フエニルベンゾトリアゾール類の製造方法に
関する。
一般式III (R1:H,Cl,炭素数1〜4の低級アルキル基、炭素1〜4
の低級アルコキシ基、カルボキシル基、スルホン酸基 R2:H,Cl, R3:H,Cl,炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜4の低
級アルコキシ基、フエニル基、炭素数1〜8のアルコキ
シ基で置換されたフエニル基、フエノキシ基、又はアル
キル部分の炭素数が1〜4のフエニルアルキル基 R4:H,Cl、ヒドロキシ基、炭素数1〜4のアルコキシ基 R5:H,炭素数1〜12のアルキル基、アルキル部分の炭素
数が1〜4のフエニルアルキル基) 前記一般式で示される2−フエニルベンゾトリアゾール
類はプラスチック、塗料、油等の添加される紫外線吸収
剤として知られている。
従来、これらの2−フエニルベンゾトリアゾール類は一
般式I (但しR1,R2,R3,R4,R5は一般式IIIに同じ) で示されるo−ニトロアゾベンゼン類を化学的又は電解
的に還元して製造されている。しかし従来法は夫々一長
一短があって充分満足し得る方法ではない。
例えば特公昭37−5934号公報ではo−ニトロアゾベンゼ
ン誘導体をアルコール性水酸化ナトリウム溶液中、亜鉛
末で化学的に還元して相当する2−フエニルベンゾトリ
アゾール類を良好な収率で得ているが、この水酸化ナト
リウム−亜鉛系は亜鉛スラッジを生じる点で排水汚染の
問題を含んでいる。
硫化アンモニウム、アルカリスルフイド、亜鉛−アンモ
ニア系、硫化水素−ナトリウム系及び亜鉛−塩酸系も米
国特許第2,362,988号明細書に開示されるように前記還
元反応の化学的還元剤として使用されているが、この方
法は多量の亜硫酸塩又は亜鉛塩を生成するため、排水汚
染の問題を生じるし、更に亜硫酸塩からは亜硫酸ガス
が、また使用した硫化系還元剤からは有毒な硫化水素が
発生するため、大気汚染の問題にもつながる。
特開昭51−138679号公報及び同51−138680号公報には加
圧水素の添加による還元法が、また特開昭50−88072号
公報にはヒドラジンによる還元法が記載されているが、
これらの方法は収率及び経済の面で不満足であり、しか
も反応中、副反応が起こる等の理由で目的物を高純度で
得ることは不可能であり、特にこの傾向は塩素原子を含
む目的物を得る場合(この場合は脱塩素反応等が副反応
が起こる)に強い。
その他、特開昭57−167967号公報にはナフトキノン類を
触媒としてホルムアルデヒドによる還元法が、特公昭60
−9031号公報には高沸点エーテル類溶媒中、100℃以上
の温度でのヒドラジンによる還元法が、特公昭57−1679
76号公報には界面活性剤及びアルカリ金属水酸化物の存
在下、水又は水親和性溶媒中、ホルムアルデヒド及びナ
フトキノン類による還元方法が、また特公昭61−197570
号公報及び同61−197571号公報には水素移動触媒及び塩
基の存在下、糖類による還元方法が記載されているが、
これらの方法は安全性、エネルギー消費量、操作性又は
プロセスの複雑さ、或いは経済性のいずれかの点で劣っ
ている。
本発明の目的は排水汚染、大気汚染等の公害上の問題も
なく、高収率、高純度で目的物が得られる上、安全性や
省エネルギー性が高く、しかも省力化、省資源化が可能
で、且つ経済的な2−フエニルベンゾトリアゾール類の
製造方法を提供することである。
本発明の前記一般式IIIで示される2−フエニルベンゾ
トリアゾール類の製造方法は前記一般式Iで示されるo
−ニトロアゾベンゼン類又は一般式II (R1,R2,R3,R4,R5は前記一般式IIIに同じ) で示される2−フエニルベンゾトリアゾール−N−オキ
シド類をアルカリ金属水酸化物の存在下、水又は水とア
ルコール類との混合溶媒中、電解還元することを特徴と
するものである。
本発明を実施するには前記一般式Iのo−ニトロアゾベ
ンゼン類又は一般式IIの2−フエニルベンゾトリアゾー
ル−N−オキシド類を陰極室に取り、これに1価又は多
価アルコール系溶媒とアルカリ金属水酸化物の水溶液
(濃度は通常1〜20%)とを加えて溶解し、一方、陽極
室にも前記と同じアルカリ金属水酸化物の水溶液を取っ
た後、一定電位になる様に、作用電極、対電極間で自動
的に電流を調節しながら、陰極室内溶液中に出発物質が
T.L.C.上で消失するまで、電流を流せばよい。こうして
一般式Iのo−ニトロアゾベンゼン類又は一般式IIの2
−フエニルベンゾトリアゾール−N−オキシド類に対応
する一般式IIIの2−フエニルベンゾトリアゾール類が
得られる。ここで一価又は多価アルコール系溶媒として
は、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソ
プロパノール、n−ブタノール、tert−ブタノール、イ
ソブタノール、sec−ブタノール等のアルコール類、エ
チレングリコール、エチレングリコールモノメチルエー
テル、セロソルブ、ジエチルセロソルブ、セロソルブア
セテート等の多価アルコール類が挙げられる。
本発明方法で原料として用いられる一般式Iの化合物の
具体例としては下記のものが挙げられる。
2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−3′−t
−ブチル−5′−メチルアゾベンゼン 2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−5′−メチルアゾベン
ゼン 2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−5′−t−オクチルア
ゾベンゼン 2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−5′−t−ブチルアゾ
ベンゼン 2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−3′,5′
−ジ−t−ブチルアゾベンゼン 2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t−ア
ミルアゾベンゼン 2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t−ブ
チルアゾベンゼン 2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−3′−t−ブチル−
5′−メチルアゾベンゼン 2−ニトロ−2′,4′−ジヒドロキシアゾベンゼン 2−ニトロ−4−クロル−2′,4′−ジヒドロキシアゾ
ベンゼン 2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−4′−メトキシアゾベ
ンゼン 2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−3′,5′
−ジ−t−アミルアゾベンゼン 2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−5′−t−アミルアゾ
ベンゼン 2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−5′−t
−アミルアゾベンゼン 2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ(α,α
−ジメチルベジル)アゾベンゼン 2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−3′,5′
−ジ−(α,α−ジメチルベンジン)アゾベンゼン 2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−3′−α−メチルベン
ジル−5′−メチルアゾベンゼン 2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−3′−α
−メチルベンジル−5′−メチルアゾベンゼン 2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−5′−n−ドデシルア
ゾベンゼン 2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−5′−n
−ドデシルアゾベンゼン 2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t−オ
クチルアゾベンゼン 2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−3′,5′
−ジ−t−オクチルアゾベンゼン 2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−5′−t
−オクチルアゾベンゼン 2−ニトロ−4−メチル−2′−ヒドロキシ−5′−メ
チルアゾベンゼン 2−ニトロ−4−メチル−2′−ヒドロキシ−3′−t
−ブチル−5−メチルアゾベンゼン 2−ニトロ−4−n−ブチル−2′−ヒドロキシ−
3′,5′−ジ−t−ブチルアゾベンゼン 2−ニトロ−4−n−ブチル−2′−ヒドロキシ−3′
−sec−ブチル−5′−t−ブチルアゾベンゼン 2−ニトロ−4−t−ブチル−2′−ヒドロキシ−3′
−sec−ブチル−5′−t−ブチルアゾベンゼン 2−ニトロ−4,6−ジクロル−2′−ヒドロキシ−5′
−t−ブチルアゾベンゼン 2−ニトロ−4,6−ジクロル−2′−ヒドロキシ−3′,
5′−ジ−t−ブチルアゾベンゼン 2−ニトロ−4−カルボキシ−2′−ヒドロキシ−5−
メチルアゾベンゼン 一方、本発明方法で用いられる一般式IIの化合物はたと
えば前記一般式Iの化合物を公知の方法によりN−オキ
シドまで還元することにより得られるが、その具体例と
しては次のものが挙げられる。
2−(2−ヒドロキシ−3−t−ブチル−5−メチルフ
エニル)−5−クロルベンゾトリアゾール−N−オキシ
ド 2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルフェニ
ル)−5−クロルベンゾトリアゾール−N−オキシド 2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−アミルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール−N−オキシド 2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフエニル)ベンゾト
リアゾール−N−オキシド 2−(2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフエニル)ベン
ゾトリアゾール−N−オキシド 2−(2−ヒドロキシ−5−t−オクチルフエニル)ベ
ンゾトリアゾール−N−オキシド 2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルフエニ
ル)ベンゾトリアゾール−N−オキシド 2−(2−ヒドロキシ−3−t−ブチル−5−メチルフ
エニル)ベンゾトリアゾール−N−オキシド 2−(2,4−ジヒドロキシフエニル)ベンゾトリアゾー
ル−N−オキシド 2−(2,4−ジヒドロキシフエニル)−5−クロルベン
ゾトリアゾール−N−オキシド 2−(2−ヒドロキシ−4−メトキシフエニル)ベンゾ
トリアゾール−N−オキシド 2−〔2−ヒドロキシ−3,5−ジ(α,α−ジメチルベ
ンジル)フエニル〕ベンゾトリアゾール−N−オキシド 2−(2−ヒドロキシ−3−α−メチルベンジル−5−
メチルフエニル)ベンゾトリアゾール−N−オキシド 本発明方法は電解還元方式のため、以下のような利点が
得られる。
1. 反応廃棄物が殆んど出ないため、公害上の問題もな
い上、それらの処理費も必要がなく、経済的である。
2. 通常は常温、常圧下で還元反応が行えるため、安全
性や省エネルギー性が高い。
3. 還元反応の開始、中断、停止の制御がスイッチ操作
により容易にできるので、生産調整及び省力化が可能で
ある。
4. 従来多段階を要した製造プロセスの大幅な短縮が可
能であり、また反応廃棄物も出ないので、省資源性及び
経済性がある。
以下に本発明を実施例によって説明する。
実施例1 作用電極がHg陰極、対極がPt陽極、参照電極が飽和カロ
メル電極で構成される三極式電解セルを有し、且つ陰極
室と陽極室との間に隔壁を設けた電解還元装置(柳本製
作所(株)製ヤナコ電解装置VE−9型)の陰極室に出発
原料として2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−5′−メチ
ルアゾベンゼン0.773g(3.004m mol.)をエタノール20m
l及び4%苛性ソーダ水溶液60mlに溶解した溶液を仕込
み、陽極室に4%苛性ソーダ水溶液を陰極室の液面と同
じ高さになる様に仕込んだ後、この電解装置を氷水浴に
つけ、5〜12℃に保持した。
陰極の電位は−1,400vs SCEに設定し、時々陰極室液を
サンプリングし、これをT.L.C.で調べながら出発物質が
消失するまで通電することにより、電解還元を行なっ
た。この時の通電時間は153分、通電量は1340℃であっ
た。なお陰極室は電解還元前にN2を十分に通して溶存酸
素を追い出し、還元中もゆっくり通した。また電解還元
中は、一定電位になる様に電流を作用電極と対極間で自
動的に調節しながら電流を流し、また参照電極には、ほ
とんど電流を流さない様にした。
次に陰極室の電解還元液を1の水中に注ぎ、希塩酸で
酸性にし、良く攪拌した後、得られた結晶を別、水
洗、乾燥すると、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフ
エニル)ベンゾトリアゾール0.4886gが収率72.2%で得
られた。
融点128〜130℃。
実施例2 陰極室に出発原料として2−ニトロ−4−クロル−2′
−ヒドロキシ−3′−t−ブチル−5′−メチルアゾベ
ンゼン1.041g(3.00m mol.)イソプロパノール60ml,8%
苛性ソーダ水溶液20mlに溶解した溶液を仕込み、陽極室
に8%苛性ソーダ水溶液を仕込み、且つ陰極の電位は−
1700vs SCEに設定した他は実施例1と同じ方法で原料が
消失するまで電解還元を行なった。この時の通電時間は
18分、通電量は1,334℃であった。
以下この電解還元液を実施例1と同様に処理し、単離す
ると、2−(2−ヒドロキシ−3−t−ブチル−5−メ
チルフエニル)−5−クロルベンゾトリアゾール0.615g
が収率75%で得られた。
融点137〜140℃。
実施例3 出発原料として2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフエ
ニル)ベンゾトリアゾール−N−オキシド0.723g(2.99
8m mol)を用いて他は実施例1と同じ方法で原料が消失
するまで電解還元を行なった。この時の通電時間は270
分、通電量は477Cであった。以下、実施例1と同様に処
理し、単離すると、2−(2−ヒドロキシ−5−メチル
フエニル)ベンゾトリアゾール0.6396gが収率94.7%で
得られた。
融点128〜130℃。
実施例4 出発原料として2−(2−ヒドロキシ−3−t−ブチル
−5−メチルフエニル)−5−クロルベンゾトリアゾー
ル−N−オキシド0.9947g(3m mol)を用いた他は実施
例1と同じ方法で原料が消失するまで電解還元を行なっ
た。この時の通電時間は180分、通電量は503Cであっ
た。以下、実施例1と同様に処理し、単離すると、2−
(2−ヒドロキシ−3−t−ブチル−5−メチルフエニ
ル)−5−クロルベンゾトリアゾール0.8726gが収率92.
2%で得られた。
融点137〜140℃。
実施例5 出発原料として2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−
アミルフエニル)ベンゾトリアゾール−N−オキシド1.
101g(3m mol)を用いた他は実施例1と同じ方法で原料
が消失するまで電解元素を行なった。この時の通電時間
は480分であった。以下、実施例1と同様に処理し、単
離すると、2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−アミ
ルフエニル)ベンゾトリアゾール1.088gが収率93%で得
られた。
融点79〜81℃。
実施例6 出発原料として2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−
ブチルフエニル)ベンゾトリアゾール−N−オキシド1.
014g(3m mol)を用いた他は実施例1と同じ方法で原料
が消失するまで電解還元を行なった。この時の通電時間
は400分であった。以下、実施例1と同様に処理し、単
離すると、2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチ
ルフエニル)ベンゾトリアゾール0.9263gが収率93%で
得られた。
融点151〜153℃。
実施例7 陰極室に出発原料として2−(2−ヒドロキシ−3,5−
ジ−t−ブチルフエニル)−5−クロルベンゾトリアゾ
ール−N−オキシド0.997g(3.0m mol)をエチレングリ
コール40ml及び4%NaOH水溶液40mlに溶解した溶液を仕
込んだ他は実施例1と同じ方法で原料が消失するまで電
解還元を行なった。この時の通電時間は320分であっ
た。以下、実施例1と同様に処理し、単離すると、2−
(2−ヒドロキシ−3−t−ブチルフエニル)ベンゾト
リアゾール0.871gが収率92%で得られた。
融点137〜140℃。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式I (R1:H,Cl,炭素数1〜4の低級アルキル基、炭素1〜4
    の低級アルコキシ基、カルボキシル基、スルホン酸基 R2:H,Cl R3:H,Cl,炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜4の低
    級アルコキシ基、フエニル基、炭素数1〜8のアルコキ
    シ基で置換されたフエニル基、フエノキシ基、又はアル
    キル部分の炭素数が1〜4のフエニルアルキル基 R4:H,Cl、ヒドロキシ基、炭素数1〜4のアルコキシ基 R5:H,炭素数1〜12のアルキル基、アルキル部分の炭素
    数が1〜4のフエニルアルキル基) で示されるo−ニトロアゾベンゼン類又は一般式II (R1,R2,R3,R4,R5は一般式Iに同じ) で示される2−フエニルベンゾトリアゾール−N−オキ
    シド類をアルカリ金属水酸化物の存在下、水又は水とア
    ルコール類との混合溶媒中、電解還元することを特徴と
    する一般式III (R1,R2,R3,R4,R5は一般式Iに同じ) で示される2−フエニルベンゾトリアゾール類の製造方
    法。
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