JPH0788546A - 巻取装置とその制御方法 - Google Patents
巻取装置とその制御方法Info
- Publication number
- JPH0788546A JPH0788546A JP23702193A JP23702193A JPH0788546A JP H0788546 A JPH0788546 A JP H0788546A JP 23702193 A JP23702193 A JP 23702193A JP 23702193 A JP23702193 A JP 23702193A JP H0788546 A JPH0788546 A JP H0788546A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolled
- winding device
- rolling
- roll
- reverse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被圧延材の末端が変形していても巻取り、巻
戻しが短時間にスムースにでき、かつ下流側から被圧延
材を出入れできる巻取装置とその制御方法を提供する。 【構成】 正転方向及び逆転方向に圧延可能な圧延機に
並置され、被圧延材1の巻取り/巻戻しを行うための巻
取装置10であって、被圧延材を案内する複数のガイド
ロール11と、被圧延材を水平に挟持し、正逆転可能か
つ上下動可能な上下一対のピンチロール13とを備え
る。
戻しが短時間にスムースにでき、かつ下流側から被圧延
材を出入れできる巻取装置とその制御方法を提供する。 【構成】 正転方向及び逆転方向に圧延可能な圧延機に
並置され、被圧延材1の巻取り/巻戻しを行うための巻
取装置10であって、被圧延材を案内する複数のガイド
ロール11と、被圧延材を水平に挟持し、正逆転可能か
つ上下動可能な上下一対のピンチロール13とを備え
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被圧延材の巻取り/巻戻
しを行う巻取装置とその制御方法に関する。
しを行う巻取装置とその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】連続鋳造機で鋳造した50〜90mm厚
の被圧延材(スラブ)を1.2〜2.5mmの薄板(ス
トリップ)まで圧延する熱間圧延設備には、種々のもの
が知られている。図2は、従来の熱間圧延設備の例であ
り、(A)は完全連続圧延設備、(B)はリバース圧延
可能な圧延機(リバースミル、RRM)を用いた圧延設
備、(C)は更に巻取装置(CB)を用いた圧延設備を
示している。
の被圧延材(スラブ)を1.2〜2.5mmの薄板(ス
トリップ)まで圧延する熱間圧延設備には、種々のもの
が知られている。図2は、従来の熱間圧延設備の例であ
り、(A)は完全連続圧延設備、(B)はリバース圧延
可能な圧延機(リバースミル、RRM)を用いた圧延設
備、(C)は更に巻取装置(CB)を用いた圧延設備を
示している。
【0003】完全連続圧延設備(A)では、連続鋳造機
で鋳造された50〜90mm厚のスラブが複数の粗圧延
機(粗ミル、R1〜R6)で20〜30mm厚の被圧延
材(バー)まで圧延され、次いで複数の仕上圧延機(仕
上ミル、F1〜F7)で1.2〜2.5mmのストリッ
プに圧延されてダウンコイラDCで巻き取られる。この
設備(A)は、多数の装置を必要とし、設備の全長が長
く、かつ被圧延材の温度低下が大きい問題点があった。
で鋳造された50〜90mm厚のスラブが複数の粗圧延
機(粗ミル、R1〜R6)で20〜30mm厚の被圧延
材(バー)まで圧延され、次いで複数の仕上圧延機(仕
上ミル、F1〜F7)で1.2〜2.5mmのストリッ
プに圧延されてダウンコイラDCで巻き取られる。この
設備(A)は、多数の装置を必要とし、設備の全長が長
く、かつ被圧延材の温度低下が大きい問題点があった。
【0004】(B)の圧延設備では、複数の粗ミルの替
わりにリバースミルRRMを用い、スラブを何回も往復
動させてバーにし、次いで複数の仕上ミルF1〜F6で
ストリップに仕上圧延し、ダウンコイラDCで巻き取
る。この設備(B)は、複数の粗ミルの替わりに1台の
リバースミルRRMで足りるが、リバースミルと仕上ミ
ルの間が圧延で延びたバーのため長くなり、かつこのバ
ーの温度低下が大きい問題点があった。
わりにリバースミルRRMを用い、スラブを何回も往復
動させてバーにし、次いで複数の仕上ミルF1〜F6で
ストリップに仕上圧延し、ダウンコイラDCで巻き取
る。この設備(B)は、複数の粗ミルの替わりに1台の
リバースミルRRMで足りるが、リバースミルと仕上ミ
ルの間が圧延で延びたバーのため長くなり、かつこのバ
ーの温度低下が大きい問題点があった。
【0005】(C)の圧延設備では、リバースミルで延
びたバーを巻取装置CBで巻き取り、反転して下流側に
流すので、リバースミルと仕上ミルの間隔が短くなり、
かつ巻き取りによりバーの温度低下が小さい特徴があ
る。
びたバーを巻取装置CBで巻き取り、反転して下流側に
流すので、リバースミルと仕上ミルの間隔が短くなり、
かつ巻き取りによりバーの温度低下が小さい特徴があ
る。
【0006】図3は、図2(C)の圧延設備を更に改善
した本発明に係わる熱間圧延設備である。この図では、
連続鋳造機で鋳造された50〜90mm厚のスラブは図
の右側から左側に送られ(図2とは逆)、スラブ1は再
加熱炉2で加熱され、先ずリバースミルである第1圧延
機(第1ミル、F1)に入り、第1ミルによる正逆転圧
延で20〜30mm厚まで圧延される。この圧延の際に
は、巻取装置CB、回転切断装置(クロップシャーC
S)、及び第2〜第5ミル(F2〜F5)は作動せず、
スラブ及びバーが自由に通過できるようになっている。
次いで、長く延びたバーを巻取装置CBで巻き取り、巻
取装置を逆転させてクロップシャーCSで先端を切り取
り、第1ミルF1と第2〜第5ミル(F2〜F5)を作
動させてバーを1.2〜2.5mmのストリップまで圧
延する。この熱間圧延設備では、設備全長が更に短くな
り、かつバーの温度低下が小さい特徴がある。
した本発明に係わる熱間圧延設備である。この図では、
連続鋳造機で鋳造された50〜90mm厚のスラブは図
の右側から左側に送られ(図2とは逆)、スラブ1は再
加熱炉2で加熱され、先ずリバースミルである第1圧延
機(第1ミル、F1)に入り、第1ミルによる正逆転圧
延で20〜30mm厚まで圧延される。この圧延の際に
は、巻取装置CB、回転切断装置(クロップシャーC
S)、及び第2〜第5ミル(F2〜F5)は作動せず、
スラブ及びバーが自由に通過できるようになっている。
次いで、長く延びたバーを巻取装置CBで巻き取り、巻
取装置を逆転させてクロップシャーCSで先端を切り取
り、第1ミルF1と第2〜第5ミル(F2〜F5)を作
動させてバーを1.2〜2.5mmのストリップまで圧
延する。この熱間圧延設備では、設備全長が更に短くな
り、かつバーの温度低下が小さい特徴がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図2に示した従来の巻
取装置(コイルボックスCB)は、例えば図4に示すよ
うに、20〜30mm厚の被圧延材1(バー)を案内す
る複数のガイドロール3、正逆転可能かつ上下動可能な
サポートロール4、バーの末端をコイルから分離し下流
に案内するピーラ5、等を備え、図の右側から供給され
る被圧延材1をガイドロール3とサポートロール4で案
内して左回転(実線の矢印)させて末端まで完全に巻き
取り、次いでサポートロール4を逆転させて巻戻し(破
線の矢印)、巻き取ったバーの末端(図の二点鎖線)を
ピーラ5で分離し下流(図で左側)に送るようになって
いた。
取装置(コイルボックスCB)は、例えば図4に示すよ
うに、20〜30mm厚の被圧延材1(バー)を案内す
る複数のガイドロール3、正逆転可能かつ上下動可能な
サポートロール4、バーの末端をコイルから分離し下流
に案内するピーラ5、等を備え、図の右側から供給され
る被圧延材1をガイドロール3とサポートロール4で案
内して左回転(実線の矢印)させて末端まで完全に巻き
取り、次いでサポートロール4を逆転させて巻戻し(破
線の矢印)、巻き取ったバーの末端(図の二点鎖線)を
ピーラ5で分離し下流(図で左側)に送るようになって
いた。
【0008】しかし、かかる巻取装置では、バーの末端
が変形(フィシュテール等)していると、巻戻しの際に
ピーラ5による末端の分離がスムースにできず、ピーラ
等の抵抗によりバーが巻取装置内で弛んでループ状に拡
がり、サポートロール4の回転では巻戻しができなくな
る問題点があった。また、従来の巻取装置は、バーが上
流側から入り下流側に出るので、下流側からバーが出入
りする新規の圧延設備(図3)には適用できない問題点
があった。
が変形(フィシュテール等)していると、巻戻しの際に
ピーラ5による末端の分離がスムースにできず、ピーラ
等の抵抗によりバーが巻取装置内で弛んでループ状に拡
がり、サポートロール4の回転では巻戻しができなくな
る問題点があった。また、従来の巻取装置は、バーが上
流側から入り下流側に出るので、下流側からバーが出入
りする新規の圧延設備(図3)には適用できない問題点
があった。
【0009】本発明は、かかる問題点を解決するために
創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、被
圧延材の末端が変形していても巻取り、巻戻しが短時間
にスムースにでき、かつ下流側から被圧延材を出入れで
きる巻取装置とその制御方法を提供することにある。
創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、被
圧延材の末端が変形していても巻取り、巻戻しが短時間
にスムースにでき、かつ下流側から被圧延材を出入れで
きる巻取装置とその制御方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、正転方
向及び逆転方向に圧延可能な圧延機に並置され、被圧延
材の巻取り/巻戻しを行うための巻取装置であって、被
圧延材を案内する複数のガイドロールと、被圧延材を水
平に挟持し、正逆転可能かつ上下動可能な上下一対のピ
ンチロールと、を備えることを特徴とする巻取装置が提
供される。
向及び逆転方向に圧延可能な圧延機に並置され、被圧延
材の巻取り/巻戻しを行うための巻取装置であって、被
圧延材を案内する複数のガイドロールと、被圧延材を水
平に挟持し、正逆転可能かつ上下動可能な上下一対のピ
ンチロールと、を備えることを特徴とする巻取装置が提
供される。
【0011】また、本発明によれば、正転方向及び逆転
方向に圧延可能な圧延機に並置され、被圧延材の巻取り
/巻戻しを行うための巻取装置の制御方法であって、被
圧延材を案内する複数のガイドロールと、被圧延材を水
平に挟持し、正逆転可能かつ上下動可能な上下一対のピ
ンチロールと、を備え、被圧延材をガイドロールとピン
チロールで案内して巻き取り、被圧延材の末端を検出し
て末端がピンチロールを通過する前に巻き取りを停止
し、次いでピンチロールを逆転させて巻き取った被圧延
材を巻戻す、ことを特徴とする巻取装置の制御方法が提
供される。
方向に圧延可能な圧延機に並置され、被圧延材の巻取り
/巻戻しを行うための巻取装置の制御方法であって、被
圧延材を案内する複数のガイドロールと、被圧延材を水
平に挟持し、正逆転可能かつ上下動可能な上下一対のピ
ンチロールと、を備え、被圧延材をガイドロールとピン
チロールで案内して巻き取り、被圧延材の末端を検出し
て末端がピンチロールを通過する前に巻き取りを停止
し、次いでピンチロールを逆転させて巻き取った被圧延
材を巻戻す、ことを特徴とする巻取装置の制御方法が提
供される。
【0012】
【作用】上記本発明の装置及び方法によれば、被圧延材
を水平に挟持し、正逆転可能かつ上下動可能な上下一対
のピンチロールを備え、被圧延材の末端を検出して末端
がピンチロールを通過する前に巻き取りを停止し、次い
でピンチロールを逆転させて巻き取った被圧延材を巻戻
すので、巻戻しの際に被圧延材の末端がほとんど抵抗に
ならず、被圧延材の末端が変形していても巻取り、巻戻
しが短時間にスムースにでき、かつ下流側からバーを出
入れすることができる。
を水平に挟持し、正逆転可能かつ上下動可能な上下一対
のピンチロールを備え、被圧延材の末端を検出して末端
がピンチロールを通過する前に巻き取りを停止し、次い
でピンチロールを逆転させて巻き取った被圧延材を巻戻
すので、巻戻しの際に被圧延材の末端がほとんど抵抗に
ならず、被圧延材の末端が変形していても巻取り、巻戻
しが短時間にスムースにでき、かつ下流側からバーを出
入れすることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を図面を参照
して説明する。図1は、本発明による巻取装置の全体構
成図である。本発明による巻取装置は、正転方向及び逆
転方向に圧延可能な圧延機(図3参照)に並置され、被
圧延材の巻取り/巻戻しを行うようになっている。
して説明する。図1は、本発明による巻取装置の全体構
成図である。本発明による巻取装置は、正転方向及び逆
転方向に圧延可能な圧延機(図3参照)に並置され、被
圧延材の巻取り/巻戻しを行うようになっている。
【0014】図1において、本発明による巻取装置10
は、被圧延材1を案内する複数のガイドロール11と、
被圧延材1を水平に挟持し、正逆転可能かつ上下動可能
な上下一対のピンチロール13と、を備えている。ピン
チロール13は、上下のロールが駆動装置(図示せず)
で回転駆動され、かつ上ロールが液圧シリンダ14によ
り下ロールに押付けられている。これにより、上下のロ
ールを回転駆動してその間に挟持した被圧延材1を自由
に水平移動させることができる。なお、図1において、
12は、正逆転可能かつ上下動可能な一対のサポートロ
ールである。
は、被圧延材1を案内する複数のガイドロール11と、
被圧延材1を水平に挟持し、正逆転可能かつ上下動可能
な上下一対のピンチロール13と、を備えている。ピン
チロール13は、上下のロールが駆動装置(図示せず)
で回転駆動され、かつ上ロールが液圧シリンダ14によ
り下ロールに押付けられている。これにより、上下のロ
ールを回転駆動してその間に挟持した被圧延材1を自由
に水平移動させることができる。なお、図1において、
12は、正逆転可能かつ上下動可能な一対のサポートロ
ールである。
【0015】次に図1に示した巻取装置10の運転方法
及び制御方法を説明する。 先ず、再加熱炉2(図3参照)で加熱された被圧延材
1(スラブ)が、巻取装置10を図1で右から左に通過
し、リバースミルである第1ミルF1(図3参照)に入
り、第1ミルF1による正逆転圧延で20〜30mm厚
まで圧延される。この圧延の際には、巻取装置10のガ
イドロール11の一部は図1に二点鎖線で示す位置にあ
り、被圧延材1が自由に通過できるようになっている。
及び制御方法を説明する。 先ず、再加熱炉2(図3参照)で加熱された被圧延材
1(スラブ)が、巻取装置10を図1で右から左に通過
し、リバースミルである第1ミルF1(図3参照)に入
り、第1ミルF1による正逆転圧延で20〜30mm厚
まで圧延される。この圧延の際には、巻取装置10のガ
イドロール11の一部は図1に二点鎖線で示す位置にあ
り、被圧延材1が自由に通過できるようになっている。
【0016】次いで、長く延びた被圧延材1(バー)
が図1で左から右に送られ、巻取装置10で巻き取られ
る(図に実線の矢印で示す)。この際、被圧延材1の後
端をピンチロール13で駆動して水平に案内し、かつガ
イドロール11で案内して巻き取るので、被圧延材1の
後端が変形していてもピンチロール13の駆動によりス
ムースに巻き取ることができる。
が図1で左から右に送られ、巻取装置10で巻き取られ
る(図に実線の矢印で示す)。この際、被圧延材1の後
端をピンチロール13で駆動して水平に案内し、かつガ
イドロール11で案内して巻き取るので、被圧延材1の
後端が変形していてもピンチロール13の駆動によりス
ムースに巻き取ることができる。
【0017】次いで、被圧延材1の末端(この場合は
前端)を検出して末端がピンチロール13を通過する前
に巻き取りを停止する。被圧延材1の末端の検出は、適
当なセンサー、例えば光学式センサーによるのがよい。 次いで、ピンチロール13を逆転させて巻き取った被
圧延材1を巻戻し(図に破線の矢印で示す)、クロップ
シャーCS(図3参照)で先端を切り取り、第1ミルF
1と第2〜第5ミル(F2〜F5)を作動させてバーを
1.2〜2.5mmのストリップまで圧延する。被圧延
材1の前端はピンチロール13を通過していないため、
被圧延材1はピンチロール13で挟持されており、被圧
延材1の前端が変形していてもピンチロール13の駆動
によりスムースに巻戻すことができる。
前端)を検出して末端がピンチロール13を通過する前
に巻き取りを停止する。被圧延材1の末端の検出は、適
当なセンサー、例えば光学式センサーによるのがよい。 次いで、ピンチロール13を逆転させて巻き取った被
圧延材1を巻戻し(図に破線の矢印で示す)、クロップ
シャーCS(図3参照)で先端を切り取り、第1ミルF
1と第2〜第5ミル(F2〜F5)を作動させてバーを
1.2〜2.5mmのストリップまで圧延する。被圧延
材1の前端はピンチロール13を通過していないため、
被圧延材1はピンチロール13で挟持されており、被圧
延材1の前端が変形していてもピンチロール13の駆動
によりスムースに巻戻すことができる。
【0018】上述したように、本発明の巻取装置とその
制御方法によれば、被圧延材1を水平に挟持し、正逆転
可能かつ上下動可能な上下一対のピンチロール13を備
え、被圧延材1の末端(前端)を検出して末端がピンチ
ロール13を通過する前に巻き取りを停止し、次いでピ
ンチロール13を逆転させて巻き取った被圧延材1を巻
戻すので、巻戻しの際に被圧延材1の末端が抵抗になら
ず、被圧延材1の末端が変形していても巻取り、巻戻し
が短時間にスムースにでき、かつ下流側から被圧延材
(バー)を出入れすることができる。
制御方法によれば、被圧延材1を水平に挟持し、正逆転
可能かつ上下動可能な上下一対のピンチロール13を備
え、被圧延材1の末端(前端)を検出して末端がピンチ
ロール13を通過する前に巻き取りを停止し、次いでピ
ンチロール13を逆転させて巻き取った被圧延材1を巻
戻すので、巻戻しの際に被圧延材1の末端が抵抗になら
ず、被圧延材1の末端が変形していても巻取り、巻戻し
が短時間にスムースにでき、かつ下流側から被圧延材
(バー)を出入れすることができる。
【0019】
【発明の効果】従って、本発明の巻取装置とその制御方
法は、被圧延材の末端が変形していても巻取り、巻戻し
が短時間にスムースにでき、かつ下流側から被圧延材を
出入れできる、優れた効果を有する。
法は、被圧延材の末端が変形していても巻取り、巻戻し
が短時間にスムースにでき、かつ下流側から被圧延材を
出入れできる、優れた効果を有する。
【図1】本発明による巻取装置の全体構成図である。
【図2】従来の熱間圧延設備の全体構成図である。
【図3】本発明に係わる熱間圧延設備の全体構成図であ
る。
る。
【図4】従来の巻取装置の全体構成図である。
1 被圧延材(スラブ、バー) 2 再加熱炉 3 ガイドロール 4 サポートロール 5 ピーラ 10 巻取装置 11 ガイドロール 12 サポートロール 13 ピンチロール 14 液圧シリンダ R1〜R6 粗ミル F1〜F7 仕上ミル RRM リバースミル CB 巻取装置 DC ダウンコイラ CS クロップシャー
Claims (2)
- 【請求項1】 正転方向及び逆転方向に圧延可能な圧延
機に並置され、被圧延材の巻取り/巻戻しを行うための
巻取装置であって、 被圧延材を案内する複数のガイドロールと、被圧延材を
水平に挟持し、正逆転可能かつ上下動可能な上下一対の
ピンチロールと、を備えることを特徴とする巻取装置。 - 【請求項2】 正転方向及び逆転方向に圧延可能な圧延
機に並置され、被圧延材の巻取り/巻戻しを行うための
巻取装置の制御方法であって、 被圧延材を案内する複数のガイドロールと、被圧延材を
水平に挟持し、正逆転可能かつ上下動可能な上下一対の
ピンチロールと、を備え、 被圧延材をガイドロールとピンチロールで案内して巻き
取り、被圧延材の末端を検出して末端がピンチロールを
通過する前に巻き取りを停止し、次いでピンチロールを
逆転させて巻き取った被圧延材を巻戻す、ことを特徴と
する巻取装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23702193A JP3389973B2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 巻取装置とその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23702193A JP3389973B2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 巻取装置とその制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0788546A true JPH0788546A (ja) | 1995-04-04 |
JP3389973B2 JP3389973B2 (ja) | 2003-03-24 |
Family
ID=17009218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23702193A Expired - Fee Related JP3389973B2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 巻取装置とその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3389973B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010538836A (ja) * | 2007-09-13 | 2010-12-16 | エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト | 連続作動、半連続作動とバッチ作動用のコンパクト柔軟連続ストリップ生産装備 |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP23702193A patent/JP3389973B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010538836A (ja) * | 2007-09-13 | 2010-12-16 | エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト | 連続作動、半連続作動とバッチ作動用のコンパクト柔軟連続ストリップ生産装備 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3389973B2 (ja) | 2003-03-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2214618A (en) | Continuously operating strip mill | |
JPH0513723B2 (ja) | ||
JPH11342402A (ja) | 冷間圧延設備 | |
US6014882A (en) | Process and device for rolling out the ends of a coiled strip in a reversing rolling mill | |
JP3389973B2 (ja) | 巻取装置とその制御方法 | |
JP3311666B2 (ja) | 金属帯の巻き取り方法 | |
JP4292697B2 (ja) | スリッタラインにおけるループ量制御方法 | |
JP2602291B2 (ja) | 熱間圧延設備、及び圧延方法 | |
JPH0199704A (ja) | 金属ストリップまたは箔の積層圧延方法 | |
JP2993680B2 (ja) | 剪断装置及び剪断方法、並びに、熱間圧延設備及び熱間圧延設備の圧延方法 | |
JP2721716B2 (ja) | 可逆式冷間圧延方法および設備 | |
JP3537101B2 (ja) | 金属帯の圧延方法および装置 | |
JP2798024B2 (ja) | 熱間圧延設備 | |
JPH01254302A (ja) | 熱間薄板圧延設備、及び圧延方法 | |
JPH0780510A (ja) | 回転切断装置 | |
JPH01138003A (ja) | 金属ストリップまたは箔の積層圧延方法 | |
JP3624620B2 (ja) | 2スタンドコールドミルの圧延方法と圧延制御装置 | |
JP4203408B2 (ja) | 金属箔の通板装置 | |
US3421352A (en) | Method of and apparatus for rebending strip-like material | |
JP3331508B2 (ja) | 鋼材の連続熱間圧延装置並びにそれに用いるフライングクロップシャー | |
JP3294138B2 (ja) | 熱間圧延設備及び熱間圧延方法 | |
JP3235238B2 (ja) | 金属帯端部処理装置 | |
JPH1058003A (ja) | エンドレス圧延設備及び該設備を用いた連続圧延方法 | |
JP2003170204A (ja) | 圧延方法及び圧延設備 | |
JPH105811A (ja) | 圧延設備 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080117 Year of fee payment: 5 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |