JPH0788067A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JPH0788067A
JPH0788067A JP27894193A JP27894193A JPH0788067A JP H0788067 A JPH0788067 A JP H0788067A JP 27894193 A JP27894193 A JP 27894193A JP 27894193 A JP27894193 A JP 27894193A JP H0788067 A JPH0788067 A JP H0788067A
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water
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cleaning
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Hiromi Saito
博実 齋藤
Seiji Ishihama
誠二 石浜
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 扉を開けた時に洗浄室の天板に湯気にて結露
した水滴が扉の表面に落下し、扉を閉めた時にその水滴
が飛散し床等を濡らすことを防止する。 【構成】 本体2上部のハウジングを形成する外箱14
内に内箱15を設け、軸18で枢支した扉16は、その
開放時、外箱14、内箱15間の空間10に入って収納
される。外箱14の天板14Aの下に親水性の遮蔽板2
0を屋根状に設け、湯気を結露させ、結露水を外箱14
に形成した樋21に集め、洗浄室12内に回収すること
で、扉16への水滴付着を少なくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上下方向に回転操作し
て洗浄室を開閉する扉を有する食器洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として示す実公昭61−143
55号公報には、上面開口部に回動自在な洗浄ノズルを
配した本体の上方に前面を開口したフレームを設け、こ
のフレームに対して回動収納されるようにして開閉され
るフード状の扉を設けて洗浄室を形成し、この扉の上面
後部にフレームの前端直下からフレーム内へ下方へ傾斜
して延びる水滴案内部を全幅に渡って設け、洗浄、すす
ぎ時に洗浄水、すすぎ水が飛散して扉外面に付着して
も、洗浄室内へと滴下させ、又洗浄水、すすぎ水には湯
が使用されるから、湯気が扉外面に結露してもその水滴
を同様に洗浄室へと滴下させて、扉外面を伝わり外部に
垂れないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
回動開閉式の扉を備える食器洗浄機において、洗浄中は
勿論、洗浄終了の直後も洗浄室には湯気がたちこめてい
る。よって、洗浄後の食器取り出しのために開けている
扉の上面(外側)に、フレームの天井部に湯気が結露し
て付いている水滴が垂れ落ちて付着したり、又湯気が扉
の上面に直接結露として水滴が付着する。
【0004】このように扉の上面に付着した水滴は、次
の洗浄のために扉を閉じた時に、洗浄機外に飛び散って
床面を濡らし、不衛生とする問題があった。
【0005】本発明は、このような湯気による扉表面の
水滴付着を簡単な構造的改良で防止し得るように計った
食器洗浄機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体上部にハ
ウジングを形成するよう配されると共に側部に被洗浄物
の収納取出用の開口が形成された外箱と、対向する両側
壁部と天部とによりなり、前記外箱に内設されて内部を
洗浄室とする内箱と、前記洗浄室に配された洗浄ノズル
と、開放時には前記外箱と前記内箱との間の空間内に入
り込むよう回動して前記洗浄室を開閉するよう枢支され
ているフードとを備える一方、前記外箱の天板の下に親
水性の材料にて形成された遮蔽板を傾斜して設置したこ
とを特徴とする食器洗浄機としたものである。また本発
明は、前記遮蔽板の先端部には、該遮蔽板から流れ落ち
てくる水を受け取ると共に前記洗浄室内に滴下させる樋
が配設されていることを特徴とする請求項1記載の食器
洗浄機としたものである。更に本発明は、前記遮蔽板か
ら流れ落ちてくる水を前記洗浄室の所望の一側側に滴下
させるよう前記樋の一方の端部を塞いだことを特徴とす
る食器洗浄機としたものである。
【0007】
【作用】洗浄、すすぎで洗浄室にたちこもる湯気は、外
箱の天井近くに配した親水性の遮蔽板に触れて、十分な
量の結露水が遮蔽板に保水される。
【0008】よって、開けられた扉の外面への水滴落下
を生じさせない。
【0009】飽和して遮蔽板を流れ出した結露水は、樋
を通り洗浄室内に確実に滴下される。
【0010】樋の一端部を塞ぎ、樋からの水を所望とす
る一方向から流すようにすることで、パススルー式の食
器洗浄機の場合に操作者に水がかからないようにでき
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】1は、フードタイプの食器洗浄機にして、
ステンレス製のパネルにて覆われた本体2の内部に、水
受け部3aを上部に一体形成した洗浄タンク3が設けら
れている。洗浄タンク3には、オーバーフローパイプ4
が設けられ、また洗浄タンク3内からの高温の洗浄水を
連結管5から洗浄パイプ6を通り洗浄ノズル7、7より
噴出させるための洗浄ポンプ8が結合されている。9、
9はすすぎノズルであり、図示されてはいないが、すす
ぎポンプにより高温水が供給され、洗浄終了後食器のす
すぎを行う。11はフィルターを示す。
【0013】前記洗浄ノズル7、7およびすすぎノズル
9、9を回転自在に配設している洗浄室12は、本体2
上部に設けられるハウジング、すなわち前面に被洗浄物
の収納取出用の開口13の形成された外箱14と、この
外箱14に内設した天蓋状の内箱15と、前記開口13
を開閉するフード状の扉16とにより覆われて形成され
る。内箱15は、その下方へ傾斜して曲がった後部部分
の端部を外箱14の背壁に当てて上下を仕切り、洗浄水
やすすぎ水が外箱14の方へ飛散するのを防いでいる。
【0014】前記扉16は、外箱15の前方部位置に水
平に取り付けた軸18に枢支され、把手19でもって上
下に開閉回動操作自在とされ、下から上へと開けられて
いくと図2に示すように内箱15と外箱14との間の空
間10に入り込んで行く。
【0015】さて、扉16を図1のように閉め、高温の
湯を使い洗浄、すすぎを行う時、湯気が洗浄室12だけ
でなく空間10にもたちこめる。その湯気が冷えて外箱
14の天板14Aに結露しないように、天板14の下に
は親水性の材料で形成された遮蔽板20が前方と後方へ
と向けて低く傾斜する山型形状となって配設されてい
る。この遮蔽板20は、多孔質の樹脂部材より成るもの
或いはステンレス板を酸洗して表面に凹凸面を形成する
などして製作し、水分を容易に吸収し、内部に十分に含
ませることを可能としている。21は、遮蔽板20の前
と後に傾斜する板部分のうち前板部20aの先端に対応
させて前記外箱14の前端壁14Bの下端内側に形成し
た樋で、遮蔽板20の全幅に亘って設けられ遮蔽板20
に結露した水分が飽和状態となった時、前板部20aを
伝わり流れてくる水滴を捕集する。
【0016】そして、この樋21は図4に示すように両
端は開放されて結露水滴の流出口22、22とされ、点
線矢印に示すように樋21の両端から流出して洗浄室1
2の前後端位置部分を流下路として、洗浄室12内に流
れ落ちて回収されるようになっている。
【0017】また、遮蔽板20の後傾斜の後板部20b
先端は外箱14の背壁14cに近接させて、結露水分の
飽和時、後板部20bに沿い流れてくる水分を外箱背壁
14とのわずかな隙間より背壁14cに沿わせて流下
し、同じく洗浄室12内に回収するようにしている。
【0018】なお、扉16の下端内側には、洗浄時に飛
散する水を貯める樋24を設けると共に、この樋24と
連通し扉16を開けた時に前記樋24内の水を洗浄室1
2後方へと導き流すような一対の側部樋25をも設け
て、扉16開放時の扉16の前方からの水垂れを防止さ
せている。26は、被洗浄物である食器27などを立て
掛けて収納し、洗浄室12に人手により出し入れされる
ラックである。
【0019】以上の構成で、食器27群を搭載したラッ
ク26を洗浄室12の所定位置に配し、扉16を閉め、
図示しない洗浄スイッチを押せば洗浄ポンプ8が駆動
し、洗浄タンク3から圧送される洗浄水は、洗浄ノズル
7、7を回転させながらその噴射孔より噴射して食器2
7を洗浄する。洗浄の後、高温のすすぎ水が回転するす
すぎノズル9、9より噴射されてすすぎが成される。
【0020】こうして洗浄、すすぎが行われる時、外箱
14と内箱15との間の空間10に入りたちこもる湯気
は、親水性の遮蔽板20に結露し付着する。そして、結
露水は遮蔽板20の面全体にわたって吸収され拡がって
行く。そして、結露した水分が飽和状態となったとして
も、前後に分かれて遮蔽板20の傾斜に沿い流れ落ち、
前方に流れる水滴は樋21にて受けられ、その後樋21
両端から洗浄室12内へと流れ落ちる一方、後方に流れ
る水滴は外箱14の背壁14cを伝わり、同じく洗浄室
12内へ回収される。
【0021】このため、開いた扉16の上面に水滴が落
ちないので、扉16の開閉時に水が飛び散り床を濡らす
という問題を簡単に解消できる。
【0022】次に、洗浄室の左右両側が開口され、洗う
食器を入れたラックを一方の開口から入れ洗った後、反
対の開口からラックを取り出し、使用性を向上したパス
スルータイプと呼ばれる食器洗浄機の場合に、本発明を
適用する他の実施例を説明する。
【0023】図5および図6に示すように、本体2の上
方に設けられる外箱14は左右の両側を開口され、各開
口に対応して第1実施例の扉16と同機構の回動開閉す
る左側扉16Aと右側扉16Bとが設けられている。
【0024】そして、この本体2の左側と右側とに夫々
テーブル31、32を配置して、食器27を入れたラッ
ク26をこのテーブル31、32に載置して、洗浄室内
への出し入れを流れ作業的に任意の方向(矢印A、Bに
示す方向)から行えるようになっている。
【0025】ここで、本体2の前面2aに洗浄スイッチ
や表示灯などを配した操作パネル部33が設けられてい
ると共に、この食器洗浄機1Aは設置時には図6に示す
ように本体2の後面2bを壁34に当てて使用すること
が多い。
【0026】従って、外箱14に設けられ、親水性の遮
蔽板20から流れてくる水を受ける樋20が第1実施例
のもののように両端が開いていると、人がスイッチ操作
などをする操作パネル部33の有る本体2の前部側にも
水が流れ落ち、操作面から好ましくない。
【0027】よって、図7に示すように樋20の前端の
開放口は閉塞35し、流出口22aは後端側だけとし、
樋21Aからの水は壁34に押し当っていて人手に水が
当る心配の無い本体2の後側より流すようにしている。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、洗浄室を
開閉するフード状の扉を回動収納可能としている本体上
部のハウジングには、その天板の下位置に親水性質の遮
蔽板を適当の傾斜を付けて設けているので、洗浄時等の
湯使用により湯気が出て天板に結露しようとしても遮蔽
板に吸水され、開けた扉の外側に従来のように天井から
の水滴が落ちて付着することを防げる。よって、扉を閉
めた時に付着水が外部に飛散し床を濡らすなどの不具合
を解消できる。また、遮蔽板の結露水が飽和し、遮蔽板
の傾斜に沿い流れ出しても、その水をハウジングの先端
に形成した樋に集め、樋の両端から洗浄室内へと滴下さ
せるようにしたので、扉外面に落とさず、また洗浄室の
外に洩れ出ず、確実に回収できる。更に、パススルー方
式(両開き式扉)の食器洗浄機の場合、前記樋からの水
は、所定の一方から水が流れ出るように樋の一端を塞
ぎ、水を操作パネルのある側と反対面側から流して、人
に水がかかるのを避け、使用性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】扉を閉め、洗浄している状況における本発明に
係る食器洗浄機の構造側面図。
【図2】扉を開放した状況における同食器洗浄機の構造
側面図。
【図3】外箱の天板への結露防止を達成するための要部
構造側面図。
【図4】結露水滴の流れ方の様相を示す用部斜視図。
【図5】パススルータイプの食器洗浄機の外観斜視図。
【図6】同食器洗浄機の平面図。
【図7】同食器洗浄機に好適な結露水を一方向から流す
ようにした樋を示す要部構造斜視図。
【符号の説明】
2 本体 7 洗浄ノズル 12 洗浄室 14 外箱 14A 天板 15 内箱 16 扉 20 親水性の遮蔽板 21 樋

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体上部にハウジングを形成するよう配
    されると共に側部に被洗浄物の収納取出用の開口が形成
    された外箱と、 対向する両側壁部と天部とによりなり、前記外箱に内設
    されて内部を洗浄室とする内箱と、 前記洗浄室に配された洗浄ノズルと、 開放時には前記外箱と前記内箱との間の空間内に入り込
    むよう回動して前記洗浄室を開閉するよう枢支されてい
    るフードとを備える一方、 前記外箱の天板の下に親水性の材料にて形成された遮蔽
    板を傾斜して設置したことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 前記遮蔽板の先端部には、該遮蔽板から
    流れ落ちてくる水を受け取ると共に前記洗浄室内に滴下
    させる樋が配設されていることを特徴とする請求項1記
    載の食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 前記遮蔽板から流れ落ちてくる水を前記
    洗浄室の所望の一側側に滴下させるよう前記樋の一方の
    端部を塞いだことを特徴とする食器洗浄機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114403761A (zh) * 2021-12-22 2022-04-29 山西嘉世达机器人技术有限公司 一种基站

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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