JP2000093381A - 食器洗浄乾燥機 - Google Patents

食器洗浄乾燥機

Info

Publication number
JP2000093381A
JP2000093381A JP10272835A JP27283598A JP2000093381A JP 2000093381 A JP2000093381 A JP 2000093381A JP 10272835 A JP10272835 A JP 10272835A JP 27283598 A JP27283598 A JP 27283598A JP 2000093381 A JP2000093381 A JP 2000093381A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
washing
dishwasher
jet
injection nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10272835A
Other languages
English (en)
Inventor
Tahei Hasegawa
太平 長谷川
Yutaka Takahashi
豊 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP10272835A priority Critical patent/JP2000093381A/ja
Publication of JP2000093381A publication Critical patent/JP2000093381A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 微滓等が食器に残らず、洗浄時間も短縮でき
る食器洗浄乾燥機を得る。 【解決手段】 上部が開口する洗浄乾燥槽15を有する
食器洗浄乾燥機11において、洗浄乾燥槽15の内壁に
洗浄水を斜め下方に向けてジェット噴射するジェット噴
射ノズル19を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食器洗浄乾燥機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の食器洗浄機は、例えば実公昭61
−35175号公報に示されるように、箱体内に洗浄ノ
ズル及びすすぎノズルを設け、箱体内に収納された食器
類に、上記洗浄ノズルから洗浄湯を噴射して洗浄し、そ
の後すすぎノズルからすすぎ湯を噴射してすすぎ洗いす
るように構成されている。そして、洗浄ノズルから噴射
されて食器類を洗浄する洗浄湯は、下方に設けられた洗
浄タンクから供給され、食器類の洗浄後は洗浄タンク内
に落下し、再び洗浄ノズルに供給されるように循環す
る。なお、洗浄湯及びすすぎ湯は箱体外に設置された貯
湯式湯沸かし器から供給されるようになっている。
【0003】上記のような従来の食器洗浄機において
は、通常は食事の後の大きな固形物を除いた後の食器類
を洗浄槽に収納して洗浄を行う。また、固形物の他、食
器類についたソースや醤油などをシンクの水道で流して
から洗浄する場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のにような従来の
食器洗浄機においては、固形物のみを除去してソース等
を除去せずに洗浄すると、微滓が食器に残るという問題
がある。一方、ソース等を水で流す場合には、微滓が残
るという問題はないが、ソース等を流すという余洗いを
前提とした洗浄コースが設けられていないので、洗浄に
は通常と同じ時間を要するという問題がある。また、シ
ンクで余洗いをする場合には、水道の水では勢いが弱い
ので、十分な余洗いができず、特に、例えばカレーライ
スなどを盛った皿などの場合には食事の後長時間経過す
ると固まってしまい、水道の勢いでは落ちなくなってし
まうという問題がもある。さらに、水道水の勢いを増す
と水跳ねが起こるという問題もある。
【0005】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたものであり、微滓等が食器に残らず、洗浄時間も短
縮できる食器洗浄乾燥機を得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る食器洗浄乾
燥機は、上部が開口する洗浄乾燥槽を有する食器洗浄乾
燥機において、前記洗浄乾燥槽の内壁に洗浄水を斜め下
方に向けてジェット噴射するジェット噴射ノズルを備え
たものである。
【0007】また、側部が開口する洗浄乾燥槽を有する
食器洗浄乾燥機において、前記食器洗浄乾燥機が設置さ
れたトップカウンタに前記洗浄乾燥槽に向けて食器類を
投入できる投入口を備えると共に、前記洗浄乾燥槽の内
壁に洗浄水をジェット噴射するジェット噴射ノズルとを
備えたものである。
【0008】さらに、ジェット噴射ノズルを通常の食器
洗浄に用いる噴射ノズルよりも上方に設けたものであ
る。
【0009】また、ジェット噴射ノズルは水道水配管に
接続されて水道圧を利用してジェット噴射することを特
徴とするものである。
【0010】さらに、ジェット噴射ノズルヘの送水を加
圧する加圧ポンプを備えたものである。
【0011】また、ジェット噴射ノズルヘの水路の途中
に水道水を加熱する加熱装置を備えたものである。
【0012】さらに、ジェット噴射ノズルヘの水路の途
中に水道水と湯とを混合して所定温度に調整する水・湯
混合装置を備えたものである。
【0013】また、ジェット噴射ノズルへの水路と、洗
浄乾燥槽に給水する給水ノズルへの水路にそれぞれ別個
に水路遮断装置を備えたものである。
【0014】さらに、水道管に接続されて食器洗浄乾燥
機に給水する給水管に水路遮断装置を1個設けると共
に、ジェット噴射ノズルと前記給水ノズルの水路を切り
替える水路切換装置を備えたものである。
【0015】また、操作部を食器洗浄乾燥機本体の前面
上部に備えたものである。
【0016】さらに、ジェット噴射ノズルより噴射が行
われる際に、洗浄乾燥槽内の貯留水を排水する排水ポン
プが連続又は断続的に動作するようにしたものである。
【0017】また、洗浄乾燥槽の開閉蓋の開閉に伴って
動作するスイッチを備え、該スイッチの入切により前記
ジェット噴射ノズルの使用可否が切替えられるようにし
たものである。
【0018】さらに、ジェット噴射ノズルからの噴射を
指示するスイッチを足で操作可能なフットスイッチとし
たものである。
【0019】また、食器洗浄行程において、前記噴射ノ
ズルに送水する洗浄ポンプ動作時以外に前記ジェット噴
射ノズルから所定時間間隔で洗浄水を噴射するようにし
たものである。
【0020】さらに、洗浄乾燥槽の上部開口部に着脱可
能な水はね防止板を備えたものである。
【0021】また、水はね防止板は一側をヒンジ結合と
し、回動により前記上部開口部から着脱する構成とした
ものである。
【0022】さらに、洗浄乾燥槽の開閉蓋を前記ジェッ
ト噴射ノズルに対向する側を基軸として回動可能に取り
付けると共に、該開閉蓋のほぼ中央で内側に向けて2つ
折りになる構成とし、該開閉蓋を水はね防止板として使
用できるようにしたものである。
【0023】また、洗浄乾燥槽に設置される食器カゴの
底部における前記ジェット噴射ノズルの噴射方向に位置
する部位にメッシュ状の板を貼り付けた食器カゴを備え
たものである。
【0024】さらに、洗浄乾燥槽に設置される食器カゴ
における前記ジェット噴射ノズル近傍の一部が着脱可能
であることを特徴とするものである。
【0025】また、食器カゴの一部を外した部分に、残
滓をキャッチする別の残滓キャッチカゴを着脱可能に設
けたものである。
【0026】さらに、小物の食器を保持できると共にハ
ンドルを有する食器カゴを備えたものである。
【0027】また、ジェット噴射ノズルの水路に洗剤を
供給する洗剤供給装置を備えたものである。
【0028】さらに、ジェット噴射ノズルを前記洗浄乾
燥槽の側壁から引き出し可能に設置したものである。
【0029】また、ジェット噴射ノズルに着脱可能な回
転ブラシを備えたものである。
【0030】さらに、ジェット噴射ノズルを上下に屈曲
可能に構成したものである。
【0031】また、ジェット噴射ノズルを前記洗浄乾燥
槽の側壁に対して出没可能に取り付けたものである。
【0032】さらに、ジェット噴射ノズルに給水用ノズ
ルとしての機能を付加したものである。
【0033】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1、図2は、本
発明の実施の形態1の食器洗浄乾燥機を組み込んだ流し
台の斜視図であり、図1が食器洗浄乾燥機の蓋を開けた
状態、図2が蓋を閉めた状態をそれぞれ示している。図
において、1は流し台、2は流し台1のトップカウン
タ、3はトップカウンタ2に具備された水栓、4は同じ
くトップカウンタ2に具備されたシンク、5はシンク4
の底部に設けた排水口、7はトップカウンタ2を支持す
ると共に、収納部等を有するキャビネットである。
【0034】11はトップカウンタ2に組み込まれた食
器洗浄乾燥機、13は一端側にヒンジを有する開閉蓋、
14は開閉蓋13の上面の手前側に設けられた開閉蓋1
3の開閉レバーである。開閉レバー14は、図2に示す
ように、開閉蓋13に凹部を設け、該凹部内に設けられ
ており、開閉レバー14の上面が開閉蓋13の上面より
も突出しないようになっている。これによって、開閉蓋
13の上面を料理の際の台として有効利用できる。
【0035】15は洗浄及び乾燥する食器類が収納され
る洗浄乾燥槽、17は洗浄乾燥槽15の奥側の壁に設け
られた給水用ノズル、19は洗浄乾燥槽のシンク4側の
側壁の上部に設けられたジェット噴射ノズルである。ジ
ェット噴射ノズル19には、噴射水の噴射形状が横方向
に広がる扇形になるノズル穴が設けられている。また、
ジェット噴射ノズル19の向きは噴射水が対向する側壁
の下部コーナーに向かうように設定されている。21は
キャビネット7の前面に設けられた食器洗浄乾燥機11
を運転する際、モードの選択や、スタート等の操作を行
う操作部である。操作部21には後述のジェット噴射入
切スイッチ、スピードモードの選択スイッチ等が設けら
れている。
【0036】図3は図1に示した食器洗浄乾燥機11が
設置された部分のキャビネット7の前部を破砕して示し
た図、図4は図3の一部を破砕して示す斜視図、図5は
食器洗浄乾燥機11の縦断面図、図6は横断面図であ
る。以下図3〜図6に基づいて食器洗浄乾燥機11の構
成を説明する。23は洗浄乾燥槽15の下部に設けられ
て洗浄水を貯留する貯水槽、25a,25bは洗浄乾燥
槽15に設けられて後述の洗浄ポンプにより食器等の被
洗浄物に向かって洗浄水を噴射する回転式の噴射ノズル
であり、25aは洗浄乾燥槽11の下部に、25bは洗
浄乾燥槽の前側の壁上部にそれぞれ設置されている。
【0037】27は洗浄乾燥槽15内に設置され食器類
を保持する食器カゴ、29は食器カゴ27に保持された
食器類である。31は貯水槽23に貯留された洗浄水を
送水管32を介して噴射ノズル25a,25bに圧送す
る洗浄ポンプ、33は貯水槽23に貯留された洗浄水を
排水管34を介して排水する排水ポンプ、37は水道と
接続されて水道水を供給する給水管、39は給水管37
から分岐されて前述の給水用ノズル17に接続された給
水用分岐管、41は給水管37から分岐されて前述のジ
ェット噴射ノズル19に接続されたジェット用分岐管で
ある。
【0038】43は給水用分岐管39に設けられて給水
用ノズル17への水路を遮断する第1水路遮断装置、4
5はジェット用分岐管41に設けられてジェット噴射ノ
ズル19への水路を遮断する第2水路遮断装置である。
図7は食器洗浄乾燥機11の給水及び排水ラインの説明
図である。図7に示すように、水道蛇口から供給される
水道水は第1水路遮断装置43及び給水用ノズル17と
いうライン又は第2水路遮断装置45及びジェット噴射
ノズル19というラインの2つの系統で洗浄槽15に供
給される。そして、貯水槽23に貯留された洗浄水は洗
浄ポンプ31により噴射ノズル25a,25bに供給さ
れ、再び貯水槽23に戻るという循環の後、排水ポンプ
33で排水される。
【0039】図8は食器洗浄乾燥機11の制御回路の説
明図であり、主にジェット噴射ノズル19からのジェッ
ト噴射に関するものである。図において、50は食器洗
浄乾燥機11の各種の動作を制御するマイクロコンピュ
ータ、51は電源、53はジェット噴射用入切スイッ
チ、55は開閉蓋13に連動する開閉蓋連動スイッチ、
57はジェット噴射ノズル19への水路を遮断する第2
水路遮断装置45の入切用のリレーである。マイクロコ
ンピュータ50は各種の制御を行うものであり、スピー
ドモードが選択された場合には、通常モードの場合より
も洗浄時間・回数、すすぎ時間・回数を短くするように
設定されている。
【0040】開閉蓋13を閉じた状態では、マイクロコ
ンピュータ50、電源51及び排水ポンプ33の回路が
閉じて、排水ポンプ33はマイクロコンピュータ50に
よって通常の食器洗浄工程にしたがって制御される。こ
のとき、ジェット噴射用入切スイッチ53は押されてお
らず、第2水路遮断装置45は遮断されたままになって
おり、ジェット噴射ノズル19からは水は出ない。
【0041】一方、開閉蓋13を開放した状態でジェッ
ト噴射用入切スイッチ53をオンすると、リレー57が
作動して第2水路遮断装置45が開放され、ジェット噴
射ノズル19から水が噴射される。このとき、排水ポン
プ33も同時に動作して貯水槽23に溜まった水を排水
する。すなわち、ジェット噴射ノズル19からの水の噴
射と排水ポンプ33とは同期して動作することになる。
このジェット噴射ノズル19からの水の噴射と排水ポン
プ33の動作との関係を図9に示す。
【0042】次に、上記のように構成した本実施の形態
の作用を説明する。先ず、開閉レバー14を操作してロ
ックを解除して開閉蓋13を開放する(図1参照)。こ
の状態で操作部21に設けられた電源スイッチをオン
し、さらにジェット噴射用入切スイッチ53をオンする
と、第2水路遮断装置45が動作してジェット噴射ノズ
ル19から水道水が勢いよく噴射すると共に、排水ポン
プ33が動作して貯水槽23に溜まった水を排水する。
この状態で、汚れた食器類をジェット噴射ノズル19か
ら出る噴流水にあてると、噴流水の運動エネルギによる
衝撃と水の流れとにより汚れが食器類から剥ぎ取られ、
洗い流されて速やかに洗浄される。そして、汚れた水は
貯水槽23に落下するが、排水ポンプ33によって速や
かに排水される。
【0043】以上のようにして、予め汚れを落とした状
態の食器類を洗浄乾燥槽15内の食器カゴ27内に収納
する。勿論、食器カゴ27を洗浄乾燥槽15から取出し
て食器類を収納したのち、再び洗浄乾燥槽15内に収容
してもよい。食器類のジェット洗浄が終了するとジェッ
ト噴射用入切スイッチ53をオフすると第2水路遮断装
置45が動作してジェット噴射ノズル19からの噴流水
が停止される。食器類の収納が終ったときは、開閉蓋1
3を閉めて開閉レバー14を操作してロックする。開閉
蓋13を閉めた状態では、図8で説明したように、排水
ポンプ33はマイクロコンピュータ50で制御されるよ
うになる。
【0044】ついで、操作部21のスピード洗いのモー
ドスイッチを選択してスタートスイッチをオンすると、
第1水路遮断装置43が動作して給水用ノズル17から
洗浄乾燥槽15へ洗浄水が給水され、貯水槽23に所定
量の洗浄水が貯水されると、第1水路遮断装置43が自
動的に動作して給水が停止される。このとき、排水ポン
プ33は動作しておらず、洗浄乾燥槽15内の洗浄水が
排水管34から流出することはない。
【0045】次に、貯水槽23に設けた図示しないヒー
タに通電して洗浄水を所望の温度になるまで加熱しなが
ら、洗浄ポンプ31を駆動して温水化した洗浄水を送水
管32に圧送し、噴射ノズル25a,25bから洗浄水
を噴射して、食器カゴ27内の食器を洗浄する。このと
き、噴射ノズル25a,25bは食器カゴ27の底部と
側部に設置されているので、食器カゴ27に収納された
食器等に満遍なく噴射され、洗浄ムラを起すことはな
い。洗浄乾燥槽15内に噴射した洗浄水は落下して貯水
槽23内に集まり、再び噴射ノズル25a,25bから
噴射して食器類を洗浄し、この循環を繰返す。このと
き、食器類の汚れがジェット噴流で予め落とされてお
り、洗浄水があまり汚れないので、循環していても食器
類が汚れることがなく、食器類に微滓がつくことがな
い。
【0046】所定の時間が経過すると、ヒータ及び洗浄
ポンプ31への通電が停止し、ついで、排水ポンプ33
が動作して貯水槽23内の汚水が排水管34から外部へ
排出される。すべての排水が終ったときは排水ポンプ3
3を停止して、第1水路遮断装置43を動作して給水用
ノズル17から洗浄水を洗浄乾燥槽15内に供給する。
以後は上述した洗浄工程と同様の作用により食器カゴ2
7内の食器等のすずき洗いが行われ、所定時間のすすぎ
洗いが終ると再び排水が行われる。このすすぎ洗いと排
水はスピードモードとして予め設定された回数だけ繰返
される。
【0047】所定回数のすすぎ洗いと排水が終了する
と、図示しないヒータ及び送風機に通電し、洗浄乾燥槽
15内に空気を送り込む。この空気はヒータで加熱され
て温風となり、食器等及び洗浄乾燥槽15の全領域の乾
燥工程に入る。所定時間経過するとヒータ及び送風機へ
の通電が停止され、乾燥工程を終了する。これにより、
食器等の洗浄・乾燥工程のすべてが終了する。食器等が
冷えたときは開閉蓋13を開放し、食器カゴ27又は食
器カゴ27内の食器類を取り出す。
【0048】以上のように本実施の形態1においては、
ジェット噴射ノズル19を設けて、食器類にこびりつい
た汚れを予め落とすようにして、さらにスピードモード
を設けたので、洗浄に要する時間を短縮できると共に、
微滓などの付着を防止して食器類をきれいに洗い上げる
ことができる。
【0049】また、ジェット噴射による予洗いができ、
これで汚れのほとんとが落ちるので、噴射ノズル25
a,25bの噴出口が残滓で塞がれることがない。ま
た、加圧ボンプを使用せすに水道水をジェット噴射する
構成なので省エネになると共に運転音が小さい。
【0050】さらに、ジェット噴射入切スイッチ53を
前面の操作部21に設けているので、スイッチの入切の
操作の際に洗浄乾燥槽15上に腕をかざす必要がなく、
特に切操作の時、ジェット噴射により巻き上げられた霧
状の水道水が腕にかかるということがない。また、入切
の操作を腰の高さでできるので使い勝手がよい。
【0051】なお、上記の実施の形態1においては、ジ
ェット噴射ノズル19から水を噴射させる回路として図
8に示したように開閉蓋連動スイッチ55によってマイ
クロコンピュータ50から切り離したものを示したが、
本発明はこれに限られるものではなく、例えば開閉蓋連
動スイッチ55の入切信号及びジェット噴射用入切スイ
ッチ53の入切信号をマイクロコンピュータ50に入力
して、排水ポンプ33及びリレー57をマイクロコンピ
ュータ50によって制御するようにしてもよい。このよ
うにすれば、ジェット噴射ノズル19からの水の噴射と
排水ポンプ33とを同期させることなく、例えば排水ポ
ンプ33を断続的に運転するようにすることもできる。
【0052】また、上記の実施の形態1においては、ジ
ェット噴射ノズル19から水を噴射している際には、水
路遮断装置43により給水用分岐管39を閉じて給水ノ
ズル17からは給水を行わない構成であったが、食器類
の汚れがあまりひどくないような場合には、ジェット噴
射ノズル19から水を噴射しているときに給水ノズル1
7からも給水するようにしてもよい。このようにすれ
ば、給水時間を短縮できる。
【0053】実施の形態2.図10、図11は本発明の
実施の形態2の説明図であり、図10は食器洗浄乾燥機
11の一部を破砕して示す斜視図、図11は水路の系統
図である。図において、実施の形態1と同一部分には同
一の符号を付して説明を省略する(以下の実施の形態に
おいて同じ)。本実施の形態2においては、ジェット用
分岐管41における第2水路遮断装置45の下流側に水
圧を上げる加圧装置57を設置し、第2水路遮断装置4
5の動作に連動して加圧装置57を動作させるようにし
たものである。
【0054】本実施の形態2によれば、水道水圧に関係
なく、ジェット噴射ノズル19への安定した加圧が可能
となり、水道水圧のみより汚れ落ちがよいという効果が
ある。
【0055】なお、図10においては、加圧装置27を
給水管37に直結されたジェット用分岐管41に接続し
ているが、ジェット用分岐管41を第2水路遮断装置4
5の下流側で一端切断し、貯留タンクを介してさらにジ
ェット用分岐管を接続してこのジェット用分岐管に加圧
装置57を設けるようにしてもよい。このようにすれ
ば、加圧装置57が給水管37側に影響を与えることが
ない。
【0056】実施の形態3.図12、図13は本発明の
実施の形態3の説明図であり、図12は食器洗浄乾燥機
11の一部を破砕して示す斜視図、図13は水路の系統
図である。本実施の形態3においては、ジェット用分岐
管41における第2水路遮断装置45の下流側に水温を
上げる加熱装置59を設置し、第2水路遮断装置45の
動作に連動して加熱装置59を動作させるようにしたも
のである。加熱装置59の構成としては各種のものが考
えられるが例えばヒータ内蔵型のものがある。
【0057】本実施の形態3によれば、水道水を加熱し
それを吹き付けることにより食器に付いた汚れを軟化さ
せやすく汚れ落ちがよくなるという効果がある。また、
噴射水が暖かくなれば、冬場の作業でも苦にならなくな
るという効果もある。
【0058】実施の形態4.図14、図15は本発明の
実施の形態4の説明図であり、図14は食器洗浄乾燥機
11の一部を破砕して示す斜視図、図15は水路の系統
図である。本実施の形態4においては、実施の形態1等
において給水用分岐管39、ジェット用分岐管41にそ
れぞれ設置していた第1,第2水路遮断装置43,45
に代えて、給水管37に水路遮断装置61を設けると共
に、その下流側に水路の切換を行う水路切換装置63を
設置して、この水路切換装置63に給水用分岐管39及
びジェット用分岐管41をそれぞれ接続したものであ
る。
【0059】上記のように構成された本実施の形態4に
おいては、ジェット噴射を行うとはきにはジェット用分
岐管41側に通水できるようにし、また通常の食器洗浄
を行うときには給水用分岐管39側に通水できるように
水路を切り替える。これらの切換動作は図8に示したマ
イクロコンピュータ50によって自動的に行う。
【0060】本実施の形態4によれば、比較的効高価な
水路遮断装置の個数を減らすことができ、コスト低減を
図ることができる。
【0061】実施の形態5.図16は本発明の実施の形
態5の説明図である。図において、65は給湯器あるい
は温水器に接続された給湯配管、67は給湯配管65に
接続されて2系統に分岐する分岐管であり、分岐管67
の一方の分岐部には水路遮断装置43が接続され、さら
に給水用配管39が接続されている。69は分岐管67
の他方の分岐部及び給水管37が接続されて水及び湯を
混合して設定温度に調整する水・湯適温混合栓である。
水・湯適温混合栓69の出口側には水路遮断装置45が
接続され、さらにジェット用分岐管41が接続されてい
る。
【0062】水・湯適温混合栓69には温度設定ダイヤ
ルが設けられており、予め希望の温度、例えば40℃に
設定することで、給湯配管65から供給される約70℃
の湯と給水管37から供給される水道水を適量ずつ混合
して設定温度である40℃に調整するものである。この
よう水・湯適温混合栓69を利用することで、実施の形
態3で示した加熱装置59を設けることなく、実施の形
態3と同様の効果が得られる。
【0063】また、給湯器あるいは温水器の湯を洗浄水
として利用することで、実施の形態1で説明したような
食器洗浄乾燥機11内でのヒータ加熱が不要又はヒータ
に通電して洗浄水を所望の温度になるまで加熱する際、
加熱に要する時間だけ時間短縮ができる。また、ヒータ
加熱がない分だけ電気代も安くなる。
【0064】実施の形態6.図17は本発明の実施の形
態6の説明図であり、食器洗浄乾燥機11の一部を破砕
して示す斜視図である。本実施の形態6においては、実
施の形態1で説明した押しボタン式のジェット噴射入切
スイッチ53を足で操作できるフットスイッチ71とし
たものである。そして、フットスイッチ71は踏んでい
るときにオンとなり、足を離すとオフになるようにする
と、必要なときだけジェット噴射を出すことができ、水
の節約になる。しかも、スイッチの操作が足で踏むだけ
なので、頻繁にオン・オフしても煩わしさがない。ま
た、両手が自由になるので、食器のジェット洗浄動作も
スムーズに行える。なお、フットスイッチ71は一旦踏
むとオン状態を保持するような構成にすることも可能な
ことは言うまでもない。
【0065】実施の形態7.本実施の形態においては、
通常の食器洗浄とは別に予備洗いモードを設定してお
き、この予備洗いモードでは、ジェット噴射ノズル19
より、ある一定の時間間隔で水道水を噴射するようにし
たものである。この制御はマイクロコンピュータ50に
よって行う。
【0066】図18は本実施の形態7の作用を説明する
説明図であり、予備洗いモードにおけるジェット噴射ノ
ズル19の噴射動作と食器投入のタイミングとを示した
タイムチャートである。図18に示すように、2人分の
食器が投入されて予備洗いスイッチをオンすると、予め
設定された所定時間T間隔でt秒だけジェット噴射ノズ
ル19から水道水が噴射される。その後、1人分の食器
が時間を開けて3回投入されているが、所定の時間間隔
で水道水が噴射されているので、最初に投入された2人
分の食器は常に濡れた状態にあり、食器についた汚れが
乾燥せず固まらないので、通常モードである本洗浄を開
始しても汚れが落ちやすい。
【0067】なお、予備洗いモードにおいては、排水ポ
ンプ33を適宜動作するようにしておけば、汚れた洗浄
水が長時間貯留されて臭いが食器につくこともない。
【0068】実施の形態8.図19、図20は本発明の
実施の形態8の説明図であり、図19は食器洗浄乾燥機
11の一部を破砕して示す斜視図、図20は横断面図で
ある。本実施の形態8は洗浄乾燥槽15の上部開口縁部
に着脱自在な水はね防止板73を設けたものである。水
はね防止板73はジェット噴射ノズル19から噴射した
水が洗浄乾燥槽15の外部にはねるのを防止するもので
ある。水はね防止板73の構成を説明すると、全体形状
が矩形枠状をしており、枠の一端側が外側に屈曲してト
ップカウンタ2における洗浄乾燥槽15を設置するため
の開口縁部に係止する係止部73aとなり、枠の他端側
が洗浄乾燥槽15の内部に延出して水滴を捕獲する垂下
部73bとなっている。垂下部73bと洗浄乾燥槽15
との間には一定の間隔が設けられている。
【0069】上記のように構成された水はね防止板の作
用を説明すると、図20に示すように、ジェット噴射ノ
ズル19から噴射された高速の水道水が洗浄乾燥槽15
の側壁にあたることにより、霧状の水道水が発生する
が、これが水はね防止板73の垂下部73bに当たり、
再び洗浄乾燥槽15内に戻されるのである。
【0070】本実施の形態8によれば、ジェット噴射ノ
ズル19を使用時においても水を洗浄乾燥槽15より上
に出さないため、シンク周りを濡らさないですむ。ま
た、着脱が簡単なので使い勝手がよい。
【0071】実施の形態9.図21は本発明の実施の形
態9の説明図である。本実施の形態9は、水はね防止板
の他の態様に関するものであり、本実施の形態9におい
ては、水はね防止板75の一端側にヒンジを設けて、水
はね防止板75を一端側を軸にして回動できるようにし
たものである。
【0072】本実施の形態9によれば、水はね防止板7
5を取り外す必要がないので、使用しない場合における
置き場所に困らない。また、使用時にも蓋を閉めるよう
に回動させるだけで所定位置にセットされるので使い勝
手がよい。
【0073】実施の形態10.図22は本発明の実施の
形態10の説明図である。本実施の形態10は、水はね
防止板の他の態様に関するものであり、本実施の形態1
0においては、水はね防止板77をトップカウンタ2の
前面側に設けると共に、トップカウンタ2よりも上方に
延出する形状にしたものである。水はね防止板77は、
図22に示すように、下部側に洗浄乾燥槽15及びトッ
プカウンタ2にこれらを挟むようにして係合する係合部
77aを有し、上部側にトップカウンタ2より上方に延
出すると共に洗浄乾燥槽15側に湾曲する延出部77b
を有する構成である。
【0074】本実施の形態10によれば、前面側への水
はねが防止でき、作業者に水がかかるのを防止できる。
【0075】実施の形態11.図23、図24は実施の
形態11の説明図であり、図23は要部の斜視図、図2
4は横断面図である。本実施の形態11においては、開
閉蓋をジェット噴射ノズル19に対向する側を基軸とし
て回動可能にすると共に、開閉蓋のほぼ中央で下方に向
けて2つ折りになる構成として、該開閉蓋を水はね防止
板として使用できるようにしたものである。
【0076】さらに詳細を図23、図24に基づいて説
明する。図において、79は水はね防止板としての機能
を有する開閉蓋であり、一端側にヒンジ79aを有する
と共に、ほぼ中央部で内側に折れ曲がる折曲部79bを
有している。ヒンジ79aはトップカウンタ2における
洗浄乾燥槽15を挟んでジェット噴射ノズル19に対向
する側に設けられている。そして、図23、図24に示
されるように、開閉蓋79はヒンジ79aによって開放
状態を保持できると共に、内側に折曲した状態では折曲
側79cが所定の角度に保持できる構造になっている。
また、折曲部79bで折曲した場合には折曲側79cが
洗浄乾燥槽15の内部に延出するように構成されている
(図24参照)。
【0077】上記のように構成した本実施の形態11に
よれば、図24に示すように、ジェット噴射ノズル19
の噴射により発生する霧状の水道水を開閉蓋79の内面
側に当てて再び洗浄乾燥槽15内に戻すことができる。
しかも、水はね防止板を別途設けるものではなく、着脱
の手間がなく、外したときの置き場所に困ることもな
い。
【0078】実施の形態12.図25は本発明の実施の
形態12の説明図であり、食器洗浄乾燥機11の一部を
破砕して示す斜視図である。本実施の形態12において
は、ジェット噴射ノズル19よりの水道水噴射方向にあ
る食器カゴ27の底面に、メッシュ状の板81を貼り付
けたものである。
【0079】ジェット噴射ノズル19より噴射された高
速の水道水か洗浄乾燥槽15に直接当たると霧状の水道
水発生するが、メッシュ状の板81を貼付ることによ
り、ジェット噴射ノズル19より噴射された高速の水道
水か洗浄乾燥槽15に直接当たるのを防止でき、霧の発
生を防ぐことができる。このため、シンク周りを濡らさ
ないですむ。
【0080】なお、本実施の形態12では、メッシュ状
の板81を食器カゴ27に取り付けているので、食器カ
ゴ27と共に取り出すことができ、簡単に清掃できると
いうメリットがある。ただ、霧の発生を防ぐという効果
のみであれば、洗浄乾燥槽15の底部にメッシュ状の板
を底から一定の隙間を設けて設置してもよい。
【0081】実施の形態13.図26、図27は本発明
の実施の形態13の説明図であり、食器洗浄乾燥機11
の一部を破砕して示す斜視図である。本実施の形態13
においては、食器カゴ27の一部を着脱可能にしたもの
である。図26において、27aが食器カゴ27の一部
を構成する着脱可能カゴであり、図27は着脱カゴ27
aを取り外した状態を示している。
【0082】着脱カゴ27aを設ける場所は特に限定す
るものではないが、図26に示すように、ジェット噴射
ノズル19の近傍が食器類の洗浄のやりやすさという面
から望ましい。
【0083】本実施の形態13によれば、食器カゴ27
の一部が取り外せることによりその部分の作業範囲が広
くなり、大皿やなべ等の大物洗浄が可能になる。
【0084】実施の形態14.図28は本発明の実施の
形態14の説明図であり、食器洗浄乾燥機11の一部を
破砕して示す斜視図である。本実施の形態14において
は、実施の形態13に示した着脱カゴ27aを取り外し
た部分に残菜をキャッチする別の残滓キャッチカゴ27
bを備えたものである。残滓キャッチカゴ27bは、図
28に示すように、メッシュの皿状をしており、食器カ
ゴ27に着脱可能に構成されている。
【0085】本実施の形態によれば、ジェット噴射によ
り落とされた残滓を回収でき、洗浄ポンプ31や排水ポ
ンプ33等の詰まり防止になる。
【0086】実施の形態15.図29は本発明の実施の
形態15の説明図であり、食器洗浄乾燥機11の縦断面
図である。本実施の形態15は上部にハンドルを有し、
食器類を所定の状態に保持できるハンドル付食器カゴ8
3を備えたものである。ハンドル付食器カゴ83は、図
29に示すように、ジェット噴射ノズル19が設置され
た側の洗浄乾燥槽15に収納可能な形状に形成されてい
る。
【0087】ハンドル付食器カゴ83に小物の食器類を
保持させてハンドルを持ってジェット噴射ノズル19か
ら出る噴流に食器類をかざせば、手を濡らすことなく食
器類のジェット洗浄ができる。
【0088】実施の形態16.図30〜図32は本発明
の実施の形態16の説明図であり、図30は本実施の形
態16の食器洗浄乾燥機11を組み込んだ流し台の斜視
図、図31は食器洗浄乾燥機11の横断面図、図32は
本実施の形態16の要部の説明図である。本実施の形態
16においては、ジェット用分岐管41の水路に洗剤を
供給する洗剤供給装置85を設けたものである。
【0089】洗剤供給装置85は、液体の洗剤を貯留す
る洗剤タンク87と、洗剤タンク87の洗剤をジェット
用分岐管41の水路に供給する洗剤供給部89とから構
成されている。洗剤タンク87はトップカウンタ2の上
方に突出させた洗剤投入口87aと、トップカウンタ2
の下方に設置された洗剤貯留部87bとから構成されて
いる。
【0090】洗剤供給部89は、ジェット用分岐管41
の水路の一部を絞ると共に、この絞られた水路に洗剤貯
留部87bに連通する洗剤供給管89aを接続した構造
である。ジェット用分岐管41の水路の一部を絞ること
によってベンチュリー管と同様の構成となり、ジェット
用分岐管41の水路に水道水が流れると、絞られた水路
が負圧になり、洗剤供給管89aを介して洗剤貯留部8
7bから洗剤が供給されて、水道水に洗剤が混入され
る。
【0091】本実施の形態16によれば、洗剤を自動的
に混入でき、水道水のみのジェット噴射に比べて洗浄力
を増すことができ、また残滓を落とすだけでなく、油汚
れも落とすことができる。これにより、洗浄時間の短縮
になる。
【0092】実施の形態17 図33、図34は本発明の実施の形態17の説明図であ
り、図33は食器洗浄乾燥機11の一部を破砕して示す
斜視図、図34は食器洗浄乾燥機11の横断面図であ
る。本実施の形態17においては、ジェット噴射ノズル
19を洗浄乾燥槽15から引き出し可能に構成して、洗
浄乾燥槽15の洗浄に使用できるようにしたものであ
る。以下、図に基づいて構成を説明する。
【0093】図33、図34において、91は一端がジ
ェット用分岐管41に接続され、他端側にジェット噴射
ノズル19が設置された伸縮可能な蛇腹管、93は蛇腹
管91が挿通されて蛇腹管91を垂直方向に案内する案
内管である。食器類を洗浄する場合には、蛇腹管91
は、図33、図34に示すように、縮まった状態になっ
ており、ジェット噴射ノズル19は図示しない保持具に
より、洗浄乾燥槽15の側壁に保持されている。
【0094】ジェット噴射ノズル19を洗浄乾燥槽15
の清掃に使用する場合には、ジェット噴射ノズル19を
側壁から外し、ジェット噴射ノズル19を引っ張ると、
図35に示すように、蛇腹管91が延びてジェット噴射
ノズル19が引き出される。この状態でジェット噴射ノ
ズル19から水道水を噴射すれば、洗浄乾燥槽15の隅
々まできれいに清掃できる。清掃が終わったら、蛇腹管
91を案内管93内に押し込めば、蛇腹管91は案内管
93に拘束されているので折れ曲がることなく、図3
3、図34に示す状態に縮まることができる。
【0095】本実施の形態17によれば、洗浄乾燥槽1
5の洗浄が隅々まで可能となる。また、シンク4やシン
ク周りの洗浄も可能となる。さらに、土が気になる野菜
や臭いが気になる魚など洗浄乾燥槽15内では洗えない
ものをシンク4側でジェット噴流により洗浄できる。
【0096】なお、ジェット噴射ノズル19に、水を出
したり止めたりする操作レバーを設けてもよい。
【0097】実施の形態18.図36は本発明の実施の
形態18の説明図であり、食器洗浄乾燥機11の一部を
破砕して示す斜視図である。本実施の形態18において
は、実施の形態17の引き出し可能なジェット噴射ノズ
ル19の先端に着脱可能な回転ブラシ94を取り付けた
ものである。
【0098】本実施の形態18によれば、シンク4まわ
りや洗浄乾燥槽15内の洗浄が水はねや汚れの飛び散り
なく楽にできる。
【0099】実施の形態19.図37は本発明の実施の
形態19の説明図であり、食器洗浄乾燥機11の一部を
破砕して示す斜視図である。本実施の形態19において
は、ジェット噴射ノズル19を上下方向に屈曲可能にす
ると共に、洗浄乾燥槽15の側壁から出没自在な構成と
したものである。以下、図に基づいて詳細を説明する。
【0100】図38、図39は本実施の形態18の要部
の説明図であり、図38はジェット噴射ノズル19を突
出させた状態を示し、図39はジェット噴射ノズル19
を収納した状態を示している。図において、95はジェ
ット用分岐管41の先端部に形成された伸縮可能な蛇腹
部、97は蛇腹部95とジェット噴射ノズル19との間
に設けられ、ジェット噴射ノズル19を上下方向屈曲自
在に保持する屈曲部である。
【0101】ジェット噴射ノズル19を使用する場合に
は、図38に示すように、蛇腹部95を伸ばしてジェッ
ト噴射ノズル19を洗浄乾燥槽15の側壁から引き出し
て使用する。この場合、フライパンなどの大きなものを
洗浄するときには、ジェット噴射ノズル19を少し上向
きにすれば洗浄がやりやすくなる。
【0102】また、ジェット噴射ノズル19を使用しな
い場合には、図39に示すように、蛇腹部95を縮めて
ジェット噴射ノズル19を洗浄乾燥槽15の側壁内に収
納するようにする。このようにすれば、ノズル先端が洗
浄乾燥槽15の側壁より出っ張らないので、食器類の出
し入れの際に邪魔にならない。
【0103】なお、上記の実施の形態19においては、
出没と屈曲の2つの機能を共に有する例を示したが、い
ずれか一方のみの機能を有するものも実施可能であるこ
とは言うまでもない。
【0104】実施の形態20.図40は本発明の実施の
形態20の説明図であり、食器洗浄乾燥機11の一部を
破砕して示す斜視図である。本実施の形態20において
は、ジェット噴射ノズル19に給水ノズルとしての機能
を兼用させて、実施の形態1に示した給水ノズル15を
省略したものである。
【0105】本実施の形態20によれば、共用化による
部品削減できる。また、本洗浄給水時にジェット噴射に
より食器類の洗浄ができるので、洗浄効果が高まる。
【0106】実施の形態21.図41本発明の実施の形
態21の食器洗浄乾燥機を組み込んだ流し台の斜視図で
ある。実施の形態1〜20は、洗浄乾燥槽15の上部が
開口しており、開閉蓋13がトップカウンタ2にあるト
ップオープンタイプの食器洗浄乾燥機11を例に挙げて
説明したが、本実施の形態21においては、開閉蓋がキ
ャビネットのフロント側にあるフロントオープンタイプ
の食器洗浄乾燥機99に、実施の形態1〜20で説明し
たジェット噴射ノズル19を設けたものである。
【0107】ジェット噴射ノズル19や水路等の構成は
実施の形態1〜20と同様であるが、本実施の形態21
においてはトップカウンタ2にジェット噴射で食器を洗
浄する場合の食器投入口101を設けている。食器投入
口101は矩形の開口からなり、この開口に開閉シャッ
タ103を設け、さらに開閉シャッタ103の下側に、
図42,図43に示すような、水はねを防止するための
ゴム材からなるはねよけ部材105を設けたものであ
る。
【0108】ジェット噴射ノズル19により食器類の汚
れ落としをする場合には、開閉シャッタ103を開け
て、図44に示すように、食器投入口101に食器類を
挿入してジェット噴流に食器類をかざすようにする。ま
た、通常の食器洗浄乾燥をする場合には、図41に示す
ように、開閉シャッタ103を閉めておけば、水霧が漏
れることがない。
【0109】本実施の形態によれば、フロントオープン
タイプの食器洗浄乾燥機99にもジェット噴射ノズル1
9を設けることができる。
【0110】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に示すような効果を奏する。
【0111】洗浄乾燥槽の内壁に洗浄水を斜め下方に向
けてジェット噴射するジェット噴射ノズルを備えたの
で、ジェット噴射による予洗いができ、これによって汚
れのほとんとが落ちるので食器洗い行程の時間短縮が可
能になる。また、残滓を事前に落とせるので、噴射ノズ
ルの噴出口が残滓によって塞がれるというトラブルが発
生しない。
【0112】また、側部が開口する洗浄乾燥槽を有する
食器洗浄乾燥機において、前記食器洗浄乾燥機が設置さ
れたトップカウンタに前記洗浄乾燥槽に向けて食器類を
投入できる投入口を備えると共に、前記洗浄乾燥槽の内
壁に洗浄水をジェット噴射するジェット噴射ノズルとを
備えたので、フロントオープンタイプの食器洗浄乾燥機
においてもジェット噴射ノズルでの洗浄が可能になる。
【0113】また、ジェット噴射ノズルを通常の食器洗
浄に用いる噴射ノズルよりも上方に設けたので、食器洗
い行程時に噴射ノズルの洗浄できる。
【0114】また、ジェット噴射ノズルは水道水配管に
接続されて水道圧を利用してジェット噴射するようにし
たことにより、加圧ボンフを使用せずに水道水をジェッ
ト噴射でき、省エネになると共に、運転音が小さいとい
う効果がある。
【0115】また、ジェット噴射ノズルヘの送水を加圧
する加圧ポンプを備えたので、水道水圧に関係なく、ジ
ェット噴射ノズルへの安定した加圧が可能となる。ま
た、ジェット噴射ノズルへ送水圧力が水道水圧より高く
できるので、水道水圧のみの場合より汚れ落ちが良い。
【0116】また、ジェット噴射ノズルヘの水路の途中
に水道水を加熱する加熱装置を備えたことにより、水道
水を加熱して吹き付けることができ、食器に付いた汚れ
を軟化させやすく汚れ落ちが良い。また、冬場の作業で
も苦にならない。
【0117】また、ジェット噴射ノズルヘの水路の途中
に水道水と湯とを混合して所定温度に調整する水・湯混
合装置を備えたので、ヒータ加熱が不要となり、加熱に
要する時間だけ時間短縮ができる。また、ヒータ加熱が
ない分だけ電気代も安くなる。
【0118】また、ジェット噴射ノズルへの水路と、洗
浄乾燥槽に給水する給水ノズルへの水路にそれぞれ別個
に水路遮断装置を備えたことにより、給水ノズルから給
水しながらジェット噴射が可能となり、ジェット噴射に
よりる予備洗の効果に加えて、給水時間の短縮が可能と
なる。
【0119】また、水道管に接続されて食器洗浄乾燥機
に給水する給水管に水路遮断装置を1個設けると共に、
ジェット噴射ノズルと給水ノズルの水路を切り替える水
路切換装置を備えたことにより、水路遮断装置の数が減
り、部品削減こよる低コスト製造が可能となる。
【0120】また、操作部を食器洗浄乾燥機本体の前面
上部に備えたことにより、操作部の操作の際に洗浄乾燥
槽に腕をかざす必要がなく、特にジェット噴射の切操作
の時、ジェット噴射により巻き上げられた霧状の水道水
が腕などにかからない。
【0121】また、ジェット噴射ノズルより噴射が行わ
れる際に、洗浄乾燥槽内の貯留水を排水する排水ポンプ
が連続又は断続的に動作するようにしたので、ジェット
噴射ノズルを連続して使用しても、洗浄乾燥槽内が水道
水で溢れることない。また、排水用ボンフを連続して使
用しても、常にジェット噴射後の水道水を排出するので
モーター軸シールを傷めない。
【0122】また、洗浄乾燥槽の開閉蓋の開閉に伴って
動作するスイッチを備え、該スイッチの入切により前記
ジェット噴射ノズルの使用可否が切替えられるようにし
たので、ジェット噴射ノズルの使用と通常の食器洗浄と
の切替が自動で可能となる。
【0123】また、ジェット噴射ノズルからの噴射を指
示するスイッチを足で操作可能なフットスイッチとした
ので、ジェット噴射の入切が足で操作できるので洗浄動
作を両手で行え、使い勝手がよい。
【0124】また、食器洗浄行程において、噴射ノズル
に送水する洗浄ポンプ動作時以外にジェット噴射ノズル
から所定時間間隔で洗浄水を噴射するようにしたことに
より、家族で食事の時間がマチマチで、最初の人が食器
洗浄乾燥機に食器を入れた後長時間経過してから最後の
人が食器を入れ、その後本洗浄を始めた場合でも最初の
食器の汚れが乾燥せず固まらないので汚れは落ちやす
く、確実に洗浄できる。
【0125】また、洗浄乾燥槽の上部開口部に着脱可能
な水はね防止板を備えたので、ジェット噴射ノズルより
噴射された高速の水道水が洗浄槽にあたることにより発
生する霧状の水道水を洗浄乾燥槽の上部開口より上に出
さないため、シンク周りを濡らさないですむ。
【0126】また、水はね防止板は一側をヒンジ結合と
し、回動により前記上部開口部から着脱する構成とした
ことにより、水はね防止板を取り外す必要がなくなり、
使用しない場合における置き場所に困らない。また、使
用時にも蓋を閉めるように回動させるだけで所定位置に
セットされるので使い勝手がよい。
【0127】また、洗浄乾燥槽の開閉蓋をジェット噴射
ノズルに対向する側を基軸として回動可能に取り付ける
と共に、該開閉蓋のほぼ中央で内側に向けて2つ折りに
なる構成とし、該開閉蓋を水はね防止板として使用でき
るようにしたことにより、水はね防止板を別途設ける必
要がなく、着脱の手間もなく、外したときの置き場所に
困ることもない。
【0128】また、洗浄乾燥槽に設置される食器カゴの
底部におけるジェット噴射ノズルの噴射方向に位置する
部位にメッシュ状の板を貼り付けた食器カゴを備えたこ
とにより、ジェット噴射ノズルより噴射された高速の水
道水か洗浄乾燥槽に直接当たるのを防止でき、霧の発生
を防ぐことができる。このため、シンク周りを濡らさな
いですむ。
【0129】また、洗浄乾燥槽に設置される食器カゴに
おけるジェット噴射ノズル近傍の一部が着脱可能とした
ので、食器カゴの一部が取り外すことにより、その部分
の作業範囲が広くなり、大皿やなべ等の大物洗浄が可能
になる。
【0130】また、食器カゴの一部を外した部分に、残
滓をキャッチする別の残滓キャッチカゴを着脱可能に設
けたので、ジェット噴射により落とされた残滓を回収で
き、洗浄ポンプや排水ポンプ等の詰まり防止を図ること
ができる。
【0131】また、小物の食器を保持できると共にハン
ドルを有する食器カゴを備えたことにより、ハンドル付
食器カゴに小物の食器類を保持させてハンドルを持って
ジェット噴射ノズルから出る噴流に食器類をかざせば、
手を濡らすことなく食器類のジェット洗浄ができる。
【0132】また、ジェット噴射ノズルの水路に洗剤を
供給する洗剤供給装置を備えたことにより、洗剤を自動
的に混入でき、水道水のみのジェット噴射に比べて洗浄
力を増すことができ、また残滓を落とすだけでなく、油
汚れも落とすことができる。これにより、洗浄時間の短
縮になる。
【0133】また、ジェット噴射ノズルを洗浄乾燥槽の
側壁から引き出し可能に設置したことにより、ジェット
噴射ノズルを洗浄乾燥槽の洗浄に利用でき、しかも洗浄
乾燥槽の隅々まで洗浄可能となる。また、シンクやシン
ク周りの洗浄も可能となる。さらに、土が気になる野菜
や臭いが気になる魚など洗浄乾燥槽内では洗えないもの
をシンク側でジェット噴流により洗浄することができ
る。
【0134】また、ジェット噴射ノズルに着脱可能な回
転ブラシを備えたことにより、シンクまわりや洗浄乾燥
槽内の洗浄が水はねや汚れの飛び散りなく楽にできる。
【0135】また、前記ジェット噴射ノズルを上下に屈
曲可能に構成したことにより、ジェット噴射ノズルを少
し上向きにすればフライパンなどの大きなものを洗浄す
るときには、洗浄がやりやすくなる。
【0136】また、ジェット噴射ノズルを洗浄乾燥槽の
側壁に対して出没可能に取り付けたことにより、ジェッ
ト噴射ノズルを使用しない場合には、ジェット噴射ノズ
ルを洗浄乾燥槽の側壁内に収納することができ、このよ
うにすれば、ノズル先端が洗浄乾燥槽の側壁より出っ張
らないので、食器類の出し入れの際に邪魔にならない。
【0137】また、ジェット噴射ノズルに給水用ノズル
としての機能を付加したことにより、共用化による部品
削減できる。また、本洗浄給水時にジェット噴射により
食器類の洗浄ができるので、洗浄効果が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の食器洗浄乾燥機を組
み込んだ流し台の斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態1の食器洗浄乾燥機を組
み込んだ流し台の斜視図である。
【図3】 本発明の実施の形態1の食器洗浄乾燥機11
が設置された部分のキャビネット7の前部を破砕して示
した図である。
【図4】 図3の一部を破砕して示す斜視図である。
【図5】 本発明の実施の形態1の食器洗浄乾燥機11
の縦断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態1の食器洗浄乾燥機11
の横断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態1の食器洗浄乾燥機11
の給水及び排水ラインの説明図である。
【図8】 本発明の実施の形態1の食器洗浄乾燥機11
の制御回路の説明図である。
【図9】 本発明の実施の形態1の食器洗浄乾燥機11
の動作説明図である。
【図10】 本発明の実施の形態2の説明図である。
【図11】 本発明の実施の形態2の給水及び排水ライ
ンの説明図である。
【図12】 本発明の実施の形態3の説明図である。
【図13】 本発明の実施の形態3の給水及び排水ライ
ンの説明図である。
【図14】 本発明の実施の形態4の説明図である。
【図15】 本発明の実施の形態4の給水及び排水ライ
ンの説明図である。
【図16】 本発明の実施の形態5の説明図である。
【図17】 本発明の実施の形態6の説明図である。
【図18】 本発明の実施の形態7の作用を説明する説
明図である。
【図19】 本発明の実施の形態8の説明図である。
【図20】 本発明の実施の形態8の横断面図である。
【図21】 本発明の実施の形態9の説明図である。
【図22】 本発明の実施の形態10の説明図である。
【図23】 本発明の実施の形態11の要部の説明図で
ある。
【図24】 本発明の実施の形態11の横断面図であ
る。
【図25】 本発明の実施の形態12の説明図である。
【図26】 本発明の実施の形態13の説明図である。
【図27】 本発明の実施の形態13の説明図である。
【図28】 本発明の実施の形態14の説明図である。
【図29】 本発明の実施の形態15の説明図である。
【図30】 本発明の実施の形態16の説明図である。
【図31】 本発明の実施の形態16の横断面図であ
る。
【図32】 本発明の実施の形態16の要部の拡大図で
ある。
【図33】 本発明の実施の形態17の説明図である。
【図34】 本発明の実施の形態17の横断面図であ
る。
【図35】 本発明の実施の形態17の説明図である。
【図36】 本発明の実施の形態18の説明図である。
【図37】 本発明の実施の形態19の説明図である。
【図38】 本発明の実施の形態19の要部の拡大図で
ある。
【図39】 本発明の実施の形態19の要部の拡大図で
ある。
【図40】 本発明の実施の形態20の説明図である。
【図41】 本発明の実施の形態21の食器洗浄乾燥機
を組み込んだ流し台の斜視図である。
【図42】 本発明の実施の形態21の説明図である。
【図43】 本発明の実施の形態21の説明図である。
【図44】 本発明の実施の形態21の説明図である。
【符号の説明】
1 流し台、2 トップカウンタ、4 シンク、11
食器洗浄乾燥機、13開閉蓋、15 洗浄乾燥槽、17
給水用ノズル、19 ジェット噴射ノズル、21 操
作部、25a,25b 噴射ノズル、27 食器カゴ、
27a 着脱カゴ、27b 残滓キャッチカゴ、29
食器、31 洗浄ポンプ、33 排水ポンプ、37 給
水管、39 給水用分岐管、41 ジェット用分岐管、
43第1水路遮断装置、45 第2水路遮断装置、50
マイクロコンピュータ、53 ジェット噴射入切スイ
ッチ、55 開閉蓋連動スイッチ、57 加圧装置、5
9 加熱装置、61 水路遮断装置、63 水路切換装
置、69 水・湯適温混合栓、71 フットスイッチ、
73,75,77 水はね防止板、79 開閉蓋、81
メッシュ状の板、83 ハンドル付食器カゴ、85
洗剤供給装置、91 蛇腹管、94 回転ブラシ、95
蛇腹部、97 屈曲部、99 フロントオープンタイ
プの食器洗浄乾燥機、101 食器投入口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 豊 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 Fターム(参考) 3B060 GC02 3B082 BL01 BL03

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部が開口する洗浄乾燥槽を有する食器
    洗浄乾燥機において、 前記洗浄乾燥槽の内壁に洗浄水を斜め下方に向けてジェ
    ット噴射するジェット噴射ノズルを備えたことを特徴と
    する食器洗浄乾燥機。
  2. 【請求項2】 側部が開口する洗浄乾燥槽を有する食器
    洗浄乾燥機において、 前記食器洗浄乾燥機が設置されたトップカウンタに前記
    洗浄乾燥槽に向けて食器類を投入できる投入口を備える
    と共に、 前記洗浄乾燥槽の内壁に洗浄水をジェット噴射するジェ
    ット噴射ノズルとを備えたことを特徴とする食器洗浄乾
    燥機。
  3. 【請求項3】 前記ジェット噴射ノズルを通常の食器洗
    浄に用いる噴射ノズルよりも上方に設けたことを特徴と
    する請求項1又は2記載の食器洗浄乾燥機。
  4. 【請求項4】 前記ジェット噴射ノズルは水道水配管に
    接続されて水道圧を利用してジェット噴射することを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の食器洗浄乾燥
    機。
  5. 【請求項5】 前記ジェット噴射ノズルヘの送水を加圧
    する加圧ポンプを備えたことを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の食器洗浄乾燥機。
  6. 【請求項6】 前記ジェット噴射ノズルヘの水路の途中
    に水道水を加熱する加熱装置を備えたことを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかに記載の食器洗浄乾燥機。
  7. 【請求項7】 前記ジェット噴射ノズルヘの水路の途中
    に水道水と湯とを混合して所定温度に調整する水・湯混
    合装置を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    かに記載の食器洗浄乾燥機。
  8. 【請求項8】 ジェット噴射ノズルへの水路と、前記洗
    浄乾燥槽に給水する給水ノズルへの水路にそれぞれ別個
    に水路遮断装置を備えたことを特徴とする請求項1〜7
    のいずれかに記載の食器洗浄乾燥機。
  9. 【請求項9】 水道管に接続されて食器洗浄乾燥機に給
    水する給水管に水路遮断装置を1個設けると共に、前記
    ジェット噴射ノズルと前記給水ノズルの水路を切り替え
    る水路切換装置を備えたことを特徴とする請求項1〜7
    のいずれかに記載の食器洗浄乾燥機。
  10. 【請求項10】 操作部を食器洗浄乾燥機本体の前面上
    部に備えたことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに
    記載の食器洗浄乾燥機。
  11. 【請求項11】 前記ジェット噴射ノズルより噴射が行
    われる際に、前記洗浄乾燥槽内の貯留水を排水する排水
    ポンプが連続又は断続的に動作することを特徴とする請
    求項1〜10のいずれかに記載の食器洗浄乾燥機。
  12. 【請求項12】 前記洗浄乾燥槽の開閉蓋の開閉に伴っ
    て動作するスイッチを備え、該スイッチの入切により前
    記ジェット噴射ノズルの使用可否が切替えられるように
    したことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載
    の食器洗浄乾燥機。
  13. 【請求項13】 前記ジェット噴射ノズルからの噴射を
    指示するスイッチを足で操作可能なフットスイッチとし
    たことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の
    食器洗浄乾燥機。
  14. 【請求項14】 食器洗浄行程において、前記噴射ノズ
    ルに送水する洗浄ポンプ動作時以外に前記ジェット噴射
    ノズルから所定時間間隔で洗浄水を噴射するようにした
    ことを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の食
    器洗浄乾燥機。
  15. 【請求項15】 洗浄乾燥槽の上部開口部に着脱可能な
    水はね防止板を備えたことを特徴とする請求項1,3〜
    14のいずれかに記載の食器洗浄乾燥機。
  16. 【請求項16】 前記水はね防止板は一側をヒンジ結合
    とし、回動により前記上部開口部から着脱する構成とし
    たことを特徴とする請求項15に記載の食器洗浄乾燥
    機。
  17. 【請求項17】 洗浄乾燥槽の開閉蓋を前記ジェット噴
    射ノズルに対向する側を基軸として回動可能に取り付け
    ると共に、該開閉蓋のほぼ中央で内側に向けて2つ折り
    になる構成とし、該開閉蓋を水はね防止板として使用で
    きるようにしたことを特徴とする請求項1,3〜14の
    いずれかに記載の食器洗浄乾燥機。
  18. 【請求項18】 前記洗浄乾燥槽に設置される食器カゴ
    の底部における前記ジェット噴射ノズルの噴射方向に位
    置する部位にメッシュ状の板を貼り付けた食器カゴを備
    えたことを特徴とする請求項1〜17のいずれかに記載
    の食器洗浄乾燥機。
  19. 【請求項19】 前記洗浄乾燥槽に設置される食器カゴ
    における前記ジェット噴射ノズル近傍の一部が着脱可能
    であることを特徴とする請求項1〜18のいずれかに記
    載の食器洗浄乾燥機。
  20. 【請求項20】 前記食器カゴの一部を外した部分に、
    残滓をキャッチする別の残滓キャッチカゴを着脱可能に
    設けたことを特徴とする請求項19に記載の食器洗浄乾
    燥機。
  21. 【請求項21】 小物の食器を保持できると共にハンド
    ルを有する食器カゴを備えたことを特徴とする請求項1
    〜20のいずれかに記載の食器洗浄乾燥機。
  22. 【請求項22】 前記ジェット噴射ノズルの水路に洗剤
    を供給する洗剤供給装置を備えたことを特徴とする請求
    項1〜21のいずれかに記載の食器洗浄乾燥機。
  23. 【請求項23】 前記ジェット噴射ノズルを前記洗浄乾
    燥槽の側壁から引き出し可能に設置したことを特徴とす
    る請求項1〜22のいずれかに記載の食器洗浄乾燥機。
  24. 【請求項24】 前記ジェット噴射ノズルに着脱可能な
    回転ブラシを備えたことを特徴とする請求項23に記載
    の食器洗浄乾燥機。
  25. 【請求項25】 前記ジェット噴射ノズルを上下に屈曲
    可能に構成したことを特徴とする請求項1〜24のいず
    れかに記載の食器洗浄乾燥機。
  26. 【請求項26】 前記ジェット噴射ノズルを前記洗浄乾
    燥槽の側壁に対して出没可能に取り付けたことを特徴と
    する請求項1〜25のいずれかに記載の食器洗浄乾燥
    機。
  27. 【請求項27】 前記ジェット噴射ノズルに給水用ノズ
    ルとしての機能を付加したことを特徴とする請求項1〜
    26のいずれかに記載の食器洗浄乾燥機。
JP10272835A 1998-09-28 1998-09-28 食器洗浄乾燥機 Pending JP2000093381A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10272835A JP2000093381A (ja) 1998-09-28 1998-09-28 食器洗浄乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10272835A JP2000093381A (ja) 1998-09-28 1998-09-28 食器洗浄乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000093381A true JP2000093381A (ja) 2000-04-04

Family

ID=17519446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10272835A Pending JP2000093381A (ja) 1998-09-28 1998-09-28 食器洗浄乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000093381A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101376218B1 (ko) * 2012-09-21 2014-03-21 김응국 식기 세척기
JP2015000128A (ja) * 2013-06-13 2015-01-05 パナソニック株式会社 洗浄槽付き流し台
JP2017012662A (ja) * 2015-07-06 2017-01-19 リンナイ株式会社 食器洗浄乾燥機
CN110464275A (zh) * 2019-08-26 2019-11-19 新东进餐具(阳信)有限公司 一种餐具酸洗清洁干燥一体装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101376218B1 (ko) * 2012-09-21 2014-03-21 김응국 식기 세척기
JP2015000128A (ja) * 2013-06-13 2015-01-05 パナソニック株式会社 洗浄槽付き流し台
JP2017012662A (ja) * 2015-07-06 2017-01-19 リンナイ株式会社 食器洗浄乾燥機
CN110464275A (zh) * 2019-08-26 2019-11-19 新东进餐具(阳信)有限公司 一种餐具酸洗清洁干燥一体装置
CN110464275B (zh) * 2019-08-26 2022-07-01 新东进餐具(阳信)有限公司 一种餐具酸洗清洁干燥一体装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8104489B2 (en) Dishwasher
JP2010516423A (ja) 食器洗浄器一体形シンク台及びこれの為の洗浄水噴出装置
JP2000093381A (ja) 食器洗浄乾燥機
JP2008005989A (ja) 食器洗い機
KR20080010718A (ko) 식기 세척기
JP2004097261A (ja) 食器洗浄機
KR20110112990A (ko) 식기 세척 구조
JP3777505B2 (ja) 食器洗浄機
NZ555572A (en) A detergent container for a dishwasher with slots in the base to allow upward water jets inside
JP5636894B2 (ja) 食器洗い機
JP3130516B2 (ja) 食器洗浄機及びこれを用いたキッチン
JPH0994123A (ja) 厨房用洗浄装置
JP3757346B2 (ja) 食器洗浄機
JP2743791B2 (ja) 洗浄装置
JP2001204559A (ja) 食器洗浄機付き流し台
KR200292079Y1 (ko) 초음파식기세척장치
JP5636895B2 (ja) 食器洗い機
JP5636896B2 (ja) 食器洗い機
JP2023140416A (ja) 食器洗い機
JP2004344385A (ja) 食器洗浄機
JP6964220B2 (ja) 食器洗い機
JP2001329589A (ja) 洗浄機能付きシンク
JP2595690B2 (ja) 食器洗浄機
JP2001204675A (ja) 食器洗浄機
JP2022188855A (ja) 食器洗い機および制御方法