JPH078798Y2 - シャッター等の間口開閉制御装置 - Google Patents

シャッター等の間口開閉制御装置

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JPH078798Y2
JPH078798Y2 JP14571087U JP14571087U JPH078798Y2 JP H078798 Y2 JPH078798 Y2 JP H078798Y2 JP 14571087 U JP14571087 U JP 14571087U JP 14571087 U JP14571087 U JP 14571087U JP H078798 Y2 JPH078798 Y2 JP H078798Y2
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JP
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shutter
opening
setting
setting signal
operation instruction
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JP14571087U
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JPS6450595U (ja
Inventor
哲夫 北村
Original Assignee
株式会社ハアーモニー
三和シャッター工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案はシャッター等の間口開閉制御装置に関する。
(従来の技術) 一般に、シャッター等の間口開閉部材を開閉運転する装
置は、間口の框部材に設けたボタンを手動で操作する等
の方法により、間口開閉部材の最上昇位置及び最下降位
置が決定される。そして、制御側パネルのボタン操作に
より、同制御パネルと電気的に接続されたモータを正逆
いずれかの方向に回転させ、同モータの出力軸に対し巻
取り機構を介して連結した間口開閉部材を最上昇位置及
び最下降位置間において昇降させ、最上昇位置で開放及
び最下降位置で閉成させる構成となっている。
ところが、上記した運転装置では一旦決定された間口開
閉部材の最上昇位置及び/又は最下降位置を変更するに
は、再度間口側のボタン操作を行う必要があり、煩雑な
変更作業が余儀無くされる。そこで、本願出願人は特願
昭第61-69551号(特開昭62-225685号)において以下の
ような装置を提案した。
即ち、操作パネルには上昇、下降及び停止を指示する3
個のボタンが設けられ、これらのボタンの単独操作に伴
い、制御部を介してモータが正逆回転並びに停止され
て、間口開閉部材の上昇・下降運転並びに停止が行われ
る。そして、上昇又は下降中の間口開閉部材を所望の位
置にて停止させたのち、上昇ボタンと停止ボタン又は下
降ボタンと停止ボタンを組合わせ同時操作すると、ポテ
ンショメータが示す間口開閉部材の高さを制御部が読取
り、この高さを最上昇位置及び最下降位置として記憶す
る。
以後、間口開閉部材は最上昇位置及び最下降位置間で開
閉運転され、これら最上昇位置及び最下降位置に変更し
たいときには上記に示したボタン操作に基づいて、先に
記憶した最上昇位置及び最下降位置を変更することによ
って行われる。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記した運転装置では操作パネルと駆動装置
とを電力線並びに信号搬送線にて接続したことにより、
操作パネルを所定の箇所に設ける必要があり、間口開閉
部材の最上昇位置及び最下降位置をそれぞれ変更した
り、昇降させたりするときに使用者は常に操作パネルの
設置箇所に移動しなければならず、操作時における煩雑
さが解消されるには至っていない。
この考案は上記した問題点を解決するためになされたも
のであり、その目的は間口開閉部材の最上昇位置及び最
下降位置の設定を遠隔操作にて行うことができ、間口開
閉部材の操作が容易な間口開閉制御装置を提供すること
にある。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は上記した問題点を解決するために、複数個の
動作指示部材を備えた指令手段を設けるとともに、前記
動作指示部材のうち所定の動作指示部材の組合わせ同時
操作に従い指令手段から出力される設定信号に基づいて
間口開閉部材の最上昇位置及び最下降位置を設定する制
御部と、前記動作指示部材の単独操作に従う制御部の指
示に基づき前記2つの位置間で間口開閉部材を運転する
電動モータとを備えた駆動手段とから構成されるシャッ
ター等の間口開閉制御装置であって、指令手段内には所
定の動作指示部材の組合わせ同時操作毎に出力される異
なる波形の設定信号に変調をかける変調回路と、この変
調された設定信号を駆動手段へ出力する電波発信部材と
を設けるとともに、前記駆動手段側には前記電波発信部
材から変調された設定信号を受信する電波受信部材と、
この設定信号を復調して制御部に出力する復調回路とを
それぞれ設けたものである。
(作用) この考案は上記した手段を採用したことにより、指令手
段は各動作指示部材のうち所定の動作指示部材の組合わ
せ同時操作に基づく設定信号を変調回路にて変調したの
ち電波発信部材から発信する。この発信波は駆動手段の
電波受信部材によって受信されたのち復調回路にて復調
されて制御部に送られる。すると、制御部はこの設定信
号に基づいて、停止中の間口開閉部材の位置をもって、
これの最上昇位置または最下降位置に設定する。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面に従って説明する。
第1図において、間口開閉部材としてシャッター1は保
持軸2上に巻取り及び巻戻し可能に装着され、同保持軸
2はスプロケット3及びチェーン4を介して駆動手段を
構成する駆動装置5内に配置した電動モータ6の一方の
出力軸に連結されている。そして、モータ6が正方向に
回転すると、同一方向に回転する保持軸2上にシャッタ
ー1は巻取られて上昇し、またモータ6の逆転時には保
持軸2上においてシャッター1は巻戻されて下降する。
なお、シャッター1を両側から支持する一対の框部材
(一方のみ図示)19には後記する設定動作の良好な処理
終了が行われたときに点灯する表示ランプLが設けられ
ている。
前記駆動装置5には電波受信部材としてのアンテナ7が
付設され、これに対応して指令手段としての無線器8に
は上昇、下降及び停止ボタンU,D,Sの操作に基き信号を
発信する電波発信部材としてのアンテナ9が設けられて
いる。
なお、無線器8の上昇、下降及び停止ボタンU,D,Sは動
作指示部材を構成するものであり、各ボタンU,D,Sの単
独操作時には本制御装置は動作モードに保持されてシャ
ッター1が上昇、下降又は停止される。また、後述する
ように各ボタンU,D,Sのうち所定のボタンの組合わせ同
時操作時には本制御装置は調整モードに切換られ、シャ
ッター1の最上昇位置、最下降位置の設定及びシャッタ
ー1の操作の開始に先立って行われるボタン暗証動作の
設定がなされるようになっている。
本実施例においてシャッター1の最上昇位置の設定につ
いて述べると、停止ボタンSを押下操作してシャッター
1を所望の位置に停止させたのち、停止ボタンSを押下
状態に保持し、上昇ボタンUを3度操作することによっ
て、この停止位置が最上昇位置に設定される。また、シ
ャッター1の最下降位置は停止ボタンSを押下して下降
ボタンDを3度操作して行われる。
さらに、暗証動作の設定は停止ボタンSを押下しつつ、
上昇ボタンU及び下降ボタンDを1度づつ操作したの
ち、停止ボタンSを押下状態から解除して、任意のボタ
ン操作によって設定される。この暗証動作は以後のボタ
ンU,D,Sの操作を有効化させるものであり、設定された
暗証動作が行われない場合には以後のボタンU,D,Sの操
作にも拘わらず、シャッター1はこれら操作に対応して
動作することはない。
次に第2図に従って、この考案の電気的構成について説
明する。無線器8側において3個のボタンU,D,Sはそれ
ぞれパネル波信号発生回路10を介して変調回路11に接続
され、さらに変調回路11がアンテナ9に接続されてい
る。
そして、3個のボタンU,D,Sの単独操作に基いてシャッ
ター1の昇降、停止を指示する指令信号としてのパルス
信号波が信号発生回路10から変調回路11に出力され、同
変調回路11にて変調されたのち、アンテナ9から駆動装
置5側に発信される。
また、前記3個のボタンU,D,Sのうちの所定のボタンU
・S,D・S,U・D・Sを組合わせ同時操作した時には、信
号発生回路10から出力される各ボタンU,D,Sに対応する
信号が変調回路11にて変調されたのち、前記シャッター
1の最上昇位置、最下降位置または暗証動作の設定を指
示する設定信号としてアンテナ9から駆動装置5に発信
される。
また、駆動装置5のアンテナ7には復調回路12が接続さ
れ、同復調回路12は中央処理装置(以下CPUという)13
に接続されている。前記CPU13には読出し専用メモリ(R
OM)14と読出し及び書込み可能なメモリ(RAM)15がそ
れぞれ接続されている。また、CPU13には框部材19に設
けた表示ランプLが接続されるとともに、モータ駆動回
路16を介して前記電動モータ6及びA/D変換器17を介し
てポテンショメータ18がそれぞれ接続されている。
なお、前記したポテンショメータ18はモータ6の他方の
出力軸に連結され、このモータ6の回転数及び回転方向
がA/D変換器17にて数値化されてCPU13に出力される。そ
して、この値によりその時点におけるシャッター1の高
さが判断される。
前記無線器8のアンテナ9から発信される各種信号は駆
動装置5のアンテナ7にて受信され、復調回路12にてパ
ルス波に復調されたのち、CPU13に出力される。このパ
ルス波が指令信号のとき、CPU13はこのパルス波とROM14
に予め格納されたデータとを比較してモータ駆動回路16
に信号を出力し、モータ6を正逆回転または停止させ、
ボタンU,D,Sの操作に対応するようにシャッター1を動
作させる。
また、復調回路12が復調した信号が設定信号の場合に
は、CPU13はROM14に予め記憶されたデータに従いこれが
最上昇位置または最下降位置設定のための信号であるこ
とを確認すると、CPU13はポテンショメータ18の示す指
示値を読み取り、この指示値をシャッター1の最上昇位
置または最下降位置としてRAM15に記憶させる。そし
て、以後シャッター1の昇降が行われた場合に、ポテン
ショメータ18が指示値を示すと、CPU13はモータ駆動回
路16を遮断してモータ6の動作を停止させ、シャッター
1の上昇または下降を停止させる。
さらに、復調回路12は復調した信号が暗証動作設定のた
めの信号のときには、CPU13はこの信号に後続する任意
のボタン操作に基く信号をデータ化してRAM15に記憶さ
せる。そして、無線器8の操作が開始される時、同一の
ボタン操作に基く信号が入力された場合にのみCPU13が
以後の信号の処理を行う。
これらの設定動作が確実に行われたときは、CPU13は表
示ランプLに信号を出力し、これを点灯させて設定終了
を知らせる。
また、前記のように設定した最上昇位置、最下降位置、
暗証動作は上記と同一の動作により変更可能である。こ
の設定変更が行われると、CPU13はRAM15に格納されて設
定データを消去するとともに、これに代えて新たに設定
されたデータをRAM15に記憶させ、以後はこのデータに
基いてシャッター1の開閉等に関する処理が行われる。
上記したように本実施例においては、無線器8の各ボタ
ンU,D,Sについて、上昇ボタンUと停止ボタンS、下降
ボタンDと停止ボタンS、上昇及び下降ボタンU,Dと停
止ボタンSの各組合わせ同時操作に対応する信号は変調
されたのち、アンテナ9から発信され、これが駆動装置
5のアンテナ7にて受信されて復調される。そして、復
調された信号に従いCPU13がシャッター1の最上昇位
置、最下降位置または暗証操作を設定する。従って、無
線器8の出力波が駆動装置5に届く範囲内ならば、使用
者は移動することなく各種の設定を行うことができる。
考案の効果 以上詳述したように、この考案によれば、間口開閉部材
の最上昇位置並びに最下降位置を遠隔操作にて設定する
ことができ、間口開閉部材の操作が容易であるという優
れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化して示す正面図、第2図はこ
の考案の電気的構成を示すブロック図である。 間口開閉部材としてシャッター1、駆動手段としての駆
動装置5、電波受信部材としてのアンテナ7、指令手段
としての無線器8、電波発信部材としてのアンテナ9、
変調回路11、復調回路12、制御部としてのCPU13、動作
指示部材としての上昇ボタンU及び下降ボタンD及び停
止ボタンS。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の動作指示部材(D,S,U)を備えた
    指令手段(8)を設けるとともに、前記動作指示部材
    (D,S,U)のうち所定の動作指示部材(DとS又はUと
    S)の組合わせ同時操作に従い指令手段(8)から出力
    される設定信号に基づいて間口開閉部材(1)の最上昇
    位置及び最下降位置に設定する制御部(13)と、前記動
    作指示部材(D,S,U)の単独操作に従う制御部(13)の
    指示に基づき前記2つの位置間で間口開閉部材(1)を
    運転する電動モータ(6)とを備えた駆動手段(5)と
    から構成されるシャッター等の間口開閉制御装置であっ
    て、 前記指令手段(8)内には所定の動作指示部材(DとS
    又はUとS)の組合わせ同時操作毎に出力される異なる
    波形の設定信号に変調をかける変調回路(11)と、この
    変調された設定信号を駆動手段(5)へ出力する電波発
    信部材(9)とを設けるとともに、前記駆動手段(5)
    側には前記電波発信部材(9)から変調された設定信号
    を受信する電波受信部材(7)と、この設定信号を復調
    して制御部(13)に出力する復調回路(12)とをそれぞ
    れ設けたことを特徴とするシャッター等の間口開閉制御
    装置。
  2. 【請求項2】前記指令手段は無線器(8)であり、さら
    に電波発信部材は無線器(8)が備えたアンテナ(9)
    であることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    に記載のシャッター等の間口開閉制御装置。
JP14571087U 1987-09-24 1987-09-24 シャッター等の間口開閉制御装置 Expired - Lifetime JPH078798Y2 (ja)

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JPS6450595U JPS6450595U (ja) 1989-03-29
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