JPH0787660B2 - ケーブルラックの延線用メッセンジャーロープの繰り出し装置 - Google Patents
ケーブルラックの延線用メッセンジャーロープの繰り出し装置Info
- Publication number
- JPH0787660B2 JPH0787660B2 JP29215486A JP29215486A JPH0787660B2 JP H0787660 B2 JPH0787660 B2 JP H0787660B2 JP 29215486 A JP29215486 A JP 29215486A JP 29215486 A JP29215486 A JP 29215486A JP H0787660 B2 JPH0787660 B2 JP H0787660B2
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- wire
- piece
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はケーブルラックのケーブル延線用メッセンジャ
ーロープの繰り出し装置に係り、ケーブルラック内に各
種のケーブルを延線させるに際してのメッセンジャーロ
ープをケーブルラック内に簡単に繰り出すことができ、
メッセンジャーロープによるケーブルの延線作業の能率
を向上させるものである。
ーロープの繰り出し装置に係り、ケーブルラック内に各
種のケーブルを延線させるに際してのメッセンジャーロ
ープをケーブルラック内に簡単に繰り出すことができ、
メッセンジャーロープによるケーブルの延線作業の能率
を向上させるものである。
(従来の技術) 従来から、ビル、工場その他の建築構造物に各種ケーブ
ルを纏めて配線する場合、棚状となるケーブルラックを
敷設し、このケーブルラック内にケーブルを通線収納す
ることが多い。
ルを纏めて配線する場合、棚状となるケーブルラックを
敷設し、このケーブルラック内にケーブルを通線収納す
ることが多い。
通線させる延線作業に際し、ケーブル径が大きく、比較
的重量があるものの場合には、ケーブル端にメッセンジ
ャーロープを連結し、そのメッセンジャーロープを延線
がわ前方から牽引して行なう。
的重量があるものの場合には、ケーブル端にメッセンジ
ャーロープを連結し、そのメッセンジャーロープを延線
がわ前方から牽引して行なう。
すなわち、第9図に示すように、先ず、通線すべきケー
ブルラックLにおける延線繰り出しがわにケーブルCを
用意し、またケーブルラックLにおける延線引き取りが
わにウインチ等の牽引機Wを配置しておき、纏め上げら
れているメッセンジャーロープRを作業員が引き取りが
わから繰り出しがわへ運搬する(同図(I)参照)。次
いで、ケーブルC先端にメッセンジャーロープRを連結
し、ケーブルラックL内にメッセンジャーロープRを順
次伸ばし出し、引き取りがわの牽引機Wに連結する(同
図(II)参照)。然る後、牽引機Wを起動し、メッセン
ジャーロープRを牽引することでケーブルCをケーブル
ラックL内に引き込み通線する(同図(III)参照)。
延線作業の終了後は牽引機Wからメッセンジャーロープ
Rを取外し、メッセンジャーロープRを再び繰り出しが
わへ運搬し、これを繰り返す。
ブルラックLにおける延線繰り出しがわにケーブルCを
用意し、またケーブルラックLにおける延線引き取りが
わにウインチ等の牽引機Wを配置しておき、纏め上げら
れているメッセンジャーロープRを作業員が引き取りが
わから繰り出しがわへ運搬する(同図(I)参照)。次
いで、ケーブルC先端にメッセンジャーロープRを連結
し、ケーブルラックL内にメッセンジャーロープRを順
次伸ばし出し、引き取りがわの牽引機Wに連結する(同
図(II)参照)。然る後、牽引機Wを起動し、メッセン
ジャーロープRを牽引することでケーブルCをケーブル
ラックL内に引き込み通線する(同図(III)参照)。
延線作業の終了後は牽引機Wからメッセンジャーロープ
Rを取外し、メッセンジャーロープRを再び繰り出しが
わへ運搬し、これを繰り返す。
また、この外、特開昭59-148508号公報に記載されたケ
ーブル延線用ガイドや、実開昭57-186116号公報に記載
されたケーブル敷設装置が知られている。前者のガイド
は、ループ状を成したケーブル受けアームと、このケー
ブル受けアームの上部に上下一対のループ状を成したガ
イド部材とから成るもので、上下一対のガイド部材の間
にメッセンジャーロープを挿通し、このメッセンジャー
ロープに連結されたケーブルをケーブル受けアームの上
に配線するものである。
ーブル延線用ガイドや、実開昭57-186116号公報に記載
されたケーブル敷設装置が知られている。前者のガイド
は、ループ状を成したケーブル受けアームと、このケー
ブル受けアームの上部に上下一対のループ状を成したガ
イド部材とから成るもので、上下一対のガイド部材の間
にメッセンジャーロープを挿通し、このメッセンジャー
ロープに連結されたケーブルをケーブル受けアームの上
に配線するものである。
また、後者の敷設装置は、ケーブルラックの側部に立設
したケーブルガイド本体と、このケーブルガイド本体の
先端に立設した垂直ローラーと、水平に装着した水平ロ
ーラとによってケーブルを延線するものであり、ケーブ
ルを連結したロープを、この垂直ローラーと水平ローラ
とに沿って延線するものである。
したケーブルガイド本体と、このケーブルガイド本体の
先端に立設した垂直ローラーと、水平に装着した水平ロ
ーラとによってケーブルを延線するものであり、ケーブ
ルを連結したロープを、この垂直ローラーと水平ローラ
とに沿って延線するものである。
(発明が解決しようとする問題点) このような従来の作業方法によると、夫々ケーブルの延
線終了毎に、メッセンジャーロープを運搬すべく作業員
が往復しなければならず、極めて面倒であり、しかも、
それが長大な距離になると、作業員の疲労度も大きくな
り、多数の作業員を必要とする。
線終了毎に、メッセンジャーロープを運搬すべく作業員
が往復しなければならず、極めて面倒であり、しかも、
それが長大な距離になると、作業員の疲労度も大きくな
り、多数の作業員を必要とする。
また、従来のケーブル延線用ガイドは、直線部分におい
てケーブルをガイドすることはできても、ケーブルラッ
クのコーナー部分に沿ってガイドすることは困難であっ
た。すなわち、ループ状を成した上下一対のガイド部材
は、夫々線材の両端部のブラケットに固定し、中央部分
をは湾曲してループを形成しているものである。したが
って、ループの湾出側は開放されているから、この開放
側に屈曲するコーナーにケーブルを延線しようとして
も、メッセンジャーロープは、ガイド部材の開放端部か
ら外れてしまうことになる。一方、ガイド部材のブラケ
ット側に屈曲するコーナーにケーブルを延線しようとす
ると、今度は、上下一対のガイド部材と、ブラケットと
の間にメッセンジャーロープが挟み込まれてしまい、円
滑な延線作業の妨げになるばかりか、屈曲角度によって
は、挟み込まれたメッセンジャーロープが移動できなく
なる虞もある。
てケーブルをガイドすることはできても、ケーブルラッ
クのコーナー部分に沿ってガイドすることは困難であっ
た。すなわち、ループ状を成した上下一対のガイド部材
は、夫々線材の両端部のブラケットに固定し、中央部分
をは湾曲してループを形成しているものである。したが
って、ループの湾出側は開放されているから、この開放
側に屈曲するコーナーにケーブルを延線しようとして
も、メッセンジャーロープは、ガイド部材の開放端部か
ら外れてしまうことになる。一方、ガイド部材のブラケ
ット側に屈曲するコーナーにケーブルを延線しようとす
ると、今度は、上下一対のガイド部材と、ブラケットと
の間にメッセンジャーロープが挟み込まれてしまい、円
滑な延線作業の妨げになるばかりか、屈曲角度によって
は、挟み込まれたメッセンジャーロープが移動できなく
なる虞もある。
更に、従来のケーブル敷設装置は、垂直ローラーと水平
ローラとに沿って延線するから、ケーブルを延線するご
とに、垂直ローラーや水平ローラからケーブルを取り外
してケーブルラックの所定位置に移動する作業が必要で
ある。したがって、ケーブルの延線本数が多くなるほど
作業能率が悪くなる不都合があった。
ローラとに沿って延線するから、ケーブルを延線するご
とに、垂直ローラーや水平ローラからケーブルを取り外
してケーブルラックの所定位置に移動する作業が必要で
ある。したがって、ケーブルの延線本数が多くなるほど
作業能率が悪くなる不都合があった。
こうした現状に鑑み、本発明者等は、メッセンジャーロ
ープを運搬、往復させることなく簡易に作業をなし得る
よう考案、検討し、本発明を完成させるに至った。
ープを運搬、往復させることなく簡易に作業をなし得る
よう考案、検討し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、従来の延線作業上のネックとなっ
ていたメッセンジャーロープの運搬、往復作業を不要な
ものとして延線作業の能率向上を図ることにあり、特
に、ケーブルの繰り出しがわあるいは引き取りがわでの
操作のみによってメッセンジャーロープを繰り出しがわ
から引き取りがわへ簡単に繰り出しができるようにする
ことにある。
ていたメッセンジャーロープの運搬、往復作業を不要な
ものとして延線作業の能率向上を図ることにあり、特
に、ケーブルの繰り出しがわあるいは引き取りがわでの
操作のみによってメッセンジャーロープを繰り出しがわ
から引き取りがわへ簡単に繰り出しができるようにする
ことにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上述した目的を達成するため、本発明にあって、その方
法は、ケーブルを延線すべきケーブルラックに沿って、
ループ状にしたガイドワイヤーを掛巡状態で配置し、巻
回部の一方はケーブルの繰り出しがわに、他方は引き取
りがわに夫々位置させ、ガイドワイヤーの任位置に、ケ
ーブルラック内に通線すべきケーブルに後端が連繋され
ているメッセンジャーロープの先端を連繋紐を介して連
繋したメッセンジャーロープの繰り出し装置において、
ケーブルラックの水平曲がり路に配される水平曲がり路
支持金具は、ケーブルラックの親桁に固着される支持片
の上部に上部片を連設し、この上部片には、ガイドワイ
ヤーを連通させるループが形成されているワイヤー支持
ボルトを連結し、また、この支持片自体には、支持アー
ムを連結し、この支持アームに取付けたワイヤー受筒の
周壁には前記連繋紐を挿通させる挿通スリットを切設し
て成り、ワイヤー受け筒は支持アームに対し、曲がり角
度に対応して水平面で揺動自在なものとしたことにあ
る。
法は、ケーブルを延線すべきケーブルラックに沿って、
ループ状にしたガイドワイヤーを掛巡状態で配置し、巻
回部の一方はケーブルの繰り出しがわに、他方は引き取
りがわに夫々位置させ、ガイドワイヤーの任位置に、ケ
ーブルラック内に通線すべきケーブルに後端が連繋され
ているメッセンジャーロープの先端を連繋紐を介して連
繋したメッセンジャーロープの繰り出し装置において、
ケーブルラックの水平曲がり路に配される水平曲がり路
支持金具は、ケーブルラックの親桁に固着される支持片
の上部に上部片を連設し、この上部片には、ガイドワイ
ヤーを連通させるループが形成されているワイヤー支持
ボルトを連結し、また、この支持片自体には、支持アー
ムを連結し、この支持アームに取付けたワイヤー受筒の
周壁には前記連繋紐を挿通させる挿通スリットを切設し
て成り、ワイヤー受け筒は支持アームに対し、曲がり角
度に対応して水平面で揺動自在なものとしたことにあ
る。
(作用) 叙上のように構成された本発明において、先ず、ケーブ
ルを通線すべく適宜敷設されているケーブルラックにお
いてのケーブルの繰り出しがわ、引き取りがわ夫々に末
端路支持金具を配設する。
ルを通線すべく適宜敷設されているケーブルラックにお
いてのケーブルの繰り出しがわ、引き取りがわ夫々に末
端路支持金具を配設する。
その間での配線路態様によって選択組合せることで、ケ
ーブルラックの直線路では直線路支持金具を、水平曲が
り路では水平曲がり路支持金具を、アップダウン部では
アップダウン路支持金具を夫々配設する。
ーブルラックの直線路では直線路支持金具を、水平曲が
り路では水平曲がり路支持金具を、アップダウン部では
アップダウン路支持金具を夫々配設する。
配設後では、夫々の金具にガイドワイヤーを挿通、支持
することにより、ケーブルラック側方でガイドワイヤー
をループ状に掛巡させておく。
することにより、ケーブルラック側方でガイドワイヤー
をループ状に掛巡させておく。
そこで、繰り出しがわで用意されているケーブルに後端
を連結したメッセンジャーロープ先端の連繋紐をガイド
ワイヤーに連繋し、ガイドワイヤーを手動あるいは機械
的作動によって牽引巡環させる。
を連結したメッセンジャーロープ先端の連繋紐をガイド
ワイヤーに連繋し、ガイドワイヤーを手動あるいは機械
的作動によって牽引巡環させる。
すると、メッセンジャーロープはケーブルラック内に繰
り出され、引き取りがわに至る。このとき、ケーブルラ
ックの水平曲がり路において、挿通スリットを設けた筒
状のワイヤー受け筒により、どのような角度に屈曲した
ケーブルラックでも、そのコーナー部分に沿ってガイド
ワイヤーを延線するものになる。このようにして引き取
りがわまでメッセンジャーロープ先端が繰り出される
と、適当な牽引機にメッセンジャーロープを連結して、
牽引機を起動することによってケーブルはメッセンジャ
ーロープを介してケーブルラック内に引き込み延線され
る。
り出され、引き取りがわに至る。このとき、ケーブルラ
ックの水平曲がり路において、挿通スリットを設けた筒
状のワイヤー受け筒により、どのような角度に屈曲した
ケーブルラックでも、そのコーナー部分に沿ってガイド
ワイヤーを延線するものになる。このようにして引き取
りがわまでメッセンジャーロープ先端が繰り出される
と、適当な牽引機にメッセンジャーロープを連結して、
牽引機を起動することによってケーブルはメッセンジャ
ーロープを介してケーブルラック内に引き込み延線され
る。
引き込み延線後は、ケーブルからメッセンジャーロープ
を取り外し、ケーブル毎に延線作業を繰り返えせばよ
い。
を取り外し、ケーブル毎に延線作業を繰り返えせばよ
い。
(実施例) 以下、第1図乃至第8図を参照して本発明の一実施例を
説明する。
説明する。
第1図において、本発明の概略が示されている。
すなわち、ケーブルCを延線すべきケーブルラックLに
沿って、ループ状にしたガイドワイヤー1を掛巡状態で
配置し、巻回部の一方はケーブルCの繰り出しがわに、
他方は牽引機Wが配置される引き取りがわに夫々位置さ
せる。ガイドワイヤー1自体は、作業員の手動あるいは
機械的操作によって牽引され、その掛巡径路に沿って巡
環されるようになっている。
沿って、ループ状にしたガイドワイヤー1を掛巡状態で
配置し、巻回部の一方はケーブルCの繰り出しがわに、
他方は牽引機Wが配置される引き取りがわに夫々位置さ
せる。ガイドワイヤー1自体は、作業員の手動あるいは
機械的操作によって牽引され、その掛巡径路に沿って巡
環されるようになっている。
このガイドワイヤー1の任位置に、ケーブルラックL内
に通線すべきケーブルCに後端が連繋されているメッセ
ンジャーロープRの先端を連繋紐2を介して連繋する
(第1図(I)参照)。メッセンジャーロープR自体の
長さは、繰り出しがわと引き取りがわとの間でのそれに
ほぼ対応しており、ケーブルCを牽引するに足る耐荷重
性を備えるも、可能な限り軽量であることが望ましい。
に通線すべきケーブルCに後端が連繋されているメッセ
ンジャーロープRの先端を連繋紐2を介して連繋する
(第1図(I)参照)。メッセンジャーロープR自体の
長さは、繰り出しがわと引き取りがわとの間でのそれに
ほぼ対応しており、ケーブルCを牽引するに足る耐荷重
性を備えるも、可能な限り軽量であることが望ましい。
メッセンジャーロープRが連結されたガイドワイヤー1
は、例えば繰り出しがわにいる作業員の操作によって強
制的に牽引、巡環される。これに伴ないメッセンジャー
ロープRはケーブルラックL内に引き込まれ、メッセン
ジャーロープR先端は牽引機Wが配置されている引き取
りがわに至る(第1図(II)参照)。
は、例えば繰り出しがわにいる作業員の操作によって強
制的に牽引、巡環される。これに伴ないメッセンジャー
ロープRはケーブルラックL内に引き込まれ、メッセン
ジャーロープR先端は牽引機Wが配置されている引き取
りがわに至る(第1図(II)参照)。
引き取りがわでは、メッセンジャーロープRの先端をガ
イドワイヤー1から取外して牽引機Wに連結し、次いで
牽引機Wを起動させることで、メッセンジャーロープR
を介してケーブルCをケーブルラックL内に引き込み延
線する(第1図(III)参照)。
イドワイヤー1から取外して牽引機Wに連結し、次いで
牽引機Wを起動させることで、メッセンジャーロープR
を介してケーブルCをケーブルラックL内に引き込み延
線する(第1図(III)参照)。
ケーブルCの延線終了後では、牽引機Wからメッセンジ
ャーロープRを取外し、再び同様に繰り返すことで、複
数のケーブルCの延線作業が行なわれる。
ャーロープRを取外し、再び同様に繰り返すことで、複
数のケーブルCの延線作業が行なわれる。
なお、牽引機Wの牽引によってケーブルCが引き込まれ
るとき、その延線荷重の軽減のために各種の延線ローラ
ーの使用が予定される(図示せず)。
るとき、その延線荷重の軽減のために各種の延線ローラ
ーの使用が予定される(図示せず)。
しかして、ケーブルラックLに沿ってのループ状のガイ
ドワイヤーの掛巡配置は、第2図に示すように、繰り出
しがわ、引き取りがわの末端路に配される末端路支持金
具10と、配線路態様によっての直線路に配される直線路
支持金具20、水平曲がり路に配される水平曲がり路支持
金具30、アップダウン路に配されるアップダウン路支持
金具40との組合せによって行なわれる。
ドワイヤーの掛巡配置は、第2図に示すように、繰り出
しがわ、引き取りがわの末端路に配される末端路支持金
具10と、配線路態様によっての直線路に配される直線路
支持金具20、水平曲がり路に配される水平曲がり路支持
金具30、アップダウン路に配されるアップダウン路支持
金具40との組合せによって行なわれる。
末端路支持金具10は、第3図、第4図に示すように、ケ
ーブルラックLの親桁L1に固着される支持片11の上部に
上部片12を、側部に側部片13を夫々折曲連設する。上部
片12には、ガイドワイヤー1を挿通させるループが形成
されているワイヤー支持ボルト14を連結し、側部片13に
は、同じくガイドワイヤー1を挿通させるループが形成
されているワイヤーテンションボルト15を、弾撥的な牽
引作用にて摺動自在にさせて貫挿支持して成る。
ーブルラックLの親桁L1に固着される支持片11の上部に
上部片12を、側部に側部片13を夫々折曲連設する。上部
片12には、ガイドワイヤー1を挿通させるループが形成
されているワイヤー支持ボルト14を連結し、側部片13に
は、同じくガイドワイヤー1を挿通させるループが形成
されているワイヤーテンションボルト15を、弾撥的な牽
引作用にて摺動自在にさせて貫挿支持して成る。
支持片11の親桁L1への固着は、親桁L1外側面に支持片11
下部を当接し、親桁L1内がわから当てがったコ字形のセ
ットボルト16を支持片11下部に貫挿し、ねじ止めする。
ワイヤー支持ボルト14、ワイヤーテンションボルト15の
ループは、ループ自由端がループ基部に重ねられてい
て、その間隙にガイドワイヤー1が強制挿入されるもの
として、ガイドワイヤー1のループへの挿通円滑性を図
る。ワイヤー支持ボルト14の上部片12への連結は、上部
片12に形成したネジ孔にねじ込むと同時にナット止めし
てワイヤー支持ボルト14自体の空転、がたつきを防止す
る。
下部を当接し、親桁L1内がわから当てがったコ字形のセ
ットボルト16を支持片11下部に貫挿し、ねじ止めする。
ワイヤー支持ボルト14、ワイヤーテンションボルト15の
ループは、ループ自由端がループ基部に重ねられてい
て、その間隙にガイドワイヤー1が強制挿入されるもの
として、ガイドワイヤー1のループへの挿通円滑性を図
る。ワイヤー支持ボルト14の上部片12への連結は、上部
片12に形成したネジ孔にねじ込むと同時にナット止めし
てワイヤー支持ボルト14自体の空転、がたつきを防止す
る。
また、ワイヤーテンションボルト15は、側部片13に穿設
された透孔にネジ部を貫挿し、このネジ部にコイルスプ
リング17を嵌め込んでナット止めしてあり、コイルスプ
リング17に対しての弾撥圧縮の調整によって、ループに
挿通させたガイドワイヤー1を適宜に緊張させる。な
お、このワイヤーテンションボルト15は、繰り出しが
わ、引き取りがわでの末端路支持金具10のいずれか一方
のみに設けられることでも足りる。
された透孔にネジ部を貫挿し、このネジ部にコイルスプ
リング17を嵌め込んでナット止めしてあり、コイルスプ
リング17に対しての弾撥圧縮の調整によって、ループに
挿通させたガイドワイヤー1を適宜に緊張させる。な
お、このワイヤーテンションボルト15は、繰り出しが
わ、引き取りがわでの末端路支持金具10のいずれか一方
のみに設けられることでも足りる。
直線路での直線路支持金具20は、第5図に示すように、
ケーブルラックLの親桁L1に固着される支持片21の上部
に上部片22を折曲連設し、この上部片22には、ガイドワ
イヤー1を挿通させるループが形成されているワイヤー
支持ボルト23を連結する。また、支持片21自体には支持
アーム24を連結し、この支持アーム24に取付けたワイヤ
ー受筒25の周壁には、前記連繋紐2を挿通させる挿通ス
リット26を切設して成る。
ケーブルラックLの親桁L1に固着される支持片21の上部
に上部片22を折曲連設し、この上部片22には、ガイドワ
イヤー1を挿通させるループが形成されているワイヤー
支持ボルト23を連結する。また、支持片21自体には支持
アーム24を連結し、この支持アーム24に取付けたワイヤ
ー受筒25の周壁には、前記連繋紐2を挿通させる挿通ス
リット26を切設して成る。
支持片21の親桁L1への固着構造、ワイヤー支持ボルト23
の上部片22への連結構造夫々は、末端路支持金具10での
支持片11、ワイヤー支持ボルト14と同様であるため、そ
の説明は省略される。図示の支持アーム24は、適宜肉
厚、幅員の帯状鈑材を側面ほぼL字形に折曲したもの
で、その垂直部分にて支持片21にねじ止めされ、水平部
分先端下面にワイヤー受筒25をねじ止め支持している。
ワイヤー受筒25の挿通スリット26は、筒状のワイヤー受
筒25の一端から他端に至るように設けられ、両端におい
ては端部に至るに伴ない次第に広幅となし、中央におい
ては前記連繋紐2のみが挿通されるに足る狭幅なものと
される(第7図参照)。
の上部片22への連結構造夫々は、末端路支持金具10での
支持片11、ワイヤー支持ボルト14と同様であるため、そ
の説明は省略される。図示の支持アーム24は、適宜肉
厚、幅員の帯状鈑材を側面ほぼL字形に折曲したもの
で、その垂直部分にて支持片21にねじ止めされ、水平部
分先端下面にワイヤー受筒25をねじ止め支持している。
ワイヤー受筒25の挿通スリット26は、筒状のワイヤー受
筒25の一端から他端に至るように設けられ、両端におい
ては端部に至るに伴ない次第に広幅となし、中央におい
ては前記連繋紐2のみが挿通されるに足る狭幅なものと
される(第7図参照)。
しかして、ワイヤー受筒25内に挿通されているガイドワ
イヤー1に連繋紐2を介してメッセンジャーロープRを
連繋させるとき、第7図に示すように、メッセンジャー
ロープR先端には、頂部が丸味を帯びた円錐形のロープ
取付けキャップ3を冠せておく。すると、牽引巡環され
るガイドワイヤー1に伴ない牽引されたメッセンジャー
ロープRがワイヤー受筒25位置に至ると、連繋紐2はワ
イヤー受筒25内を挿通し、一方、ロープ取付けキャップ
3は挿通スリット26縁外面に摺接しながらワイヤー受筒
25外方でこれに沿って移動する。このとき、ロープ取付
けキャップ3の円錐形の頂部はワイヤー受筒25との円滑
な摺接作用を発揮し、移動を阻害しない。
イヤー1に連繋紐2を介してメッセンジャーロープRを
連繋させるとき、第7図に示すように、メッセンジャー
ロープR先端には、頂部が丸味を帯びた円錐形のロープ
取付けキャップ3を冠せておく。すると、牽引巡環され
るガイドワイヤー1に伴ない牽引されたメッセンジャー
ロープRがワイヤー受筒25位置に至ると、連繋紐2はワ
イヤー受筒25内を挿通し、一方、ロープ取付けキャップ
3は挿通スリット26縁外面に摺接しながらワイヤー受筒
25外方でこれに沿って移動する。このとき、ロープ取付
けキャップ3の円錐形の頂部はワイヤー受筒25との円滑
な摺接作用を発揮し、移動を阻害しない。
また、水平曲がり路での水平曲がり路支持金具30は、第
6図に示すように、曲がり路での水平面での曲がり角度
に対応して、直線路支持金具20と同様な構造のものとし
て構成された幾つかのものが曲がり路での前後で親桁L1
に取付けられる。すなわち、親桁L1に固着される支持片
31、支持片31上部に折曲連設した上部片32、上部片32に
連結したワイヤー支持ボルト33、支持片31自体に連結し
た支持アーム片34、挿通スリット36を有して支持アーム
片34に取付けられるワイヤー受筒35を備えて成り、た
だ、ワイヤー受筒35は支持アーム片34に対し、曲がり角
度に対応して水平面で揺動自在なものとしてある。
6図に示すように、曲がり路での水平面での曲がり角度
に対応して、直線路支持金具20と同様な構造のものとし
て構成された幾つかのものが曲がり路での前後で親桁L1
に取付けられる。すなわち、親桁L1に固着される支持片
31、支持片31上部に折曲連設した上部片32、上部片32に
連結したワイヤー支持ボルト33、支持片31自体に連結し
た支持アーム片34、挿通スリット36を有して支持アーム
片34に取付けられるワイヤー受筒35を備えて成り、た
だ、ワイヤー受筒35は支持アーム片34に対し、曲がり角
度に対応して水平面で揺動自在なものとしてある。
なお、直線路支持金具20におけるワイヤー受筒25の挿通
スリット26、及び水平曲がり路支持金具30におけるワイ
ヤー受筒35の挿通スリット36は、いずれもケーブルラッ
クLへの配設状態において側方に、特に、水平曲がり路
においては外側方に向けられており、牽引巡環されるガ
イドワイヤー1がワイヤー受筒25,35から抜脱されない
ように配慮されている。
スリット26、及び水平曲がり路支持金具30におけるワイ
ヤー受筒35の挿通スリット36は、いずれもケーブルラッ
クLへの配設状態において側方に、特に、水平曲がり路
においては外側方に向けられており、牽引巡環されるガ
イドワイヤー1がワイヤー受筒25,35から抜脱されない
ように配慮されている。
更に、アップダウン路でのアップダウン路支持金具40
は、例えば第8図に示すように、親桁L1に固着したほぼ
L字形の丸棒製のガイド杆41にて成り、その水平部分の
下面でガイドワイヤー1を摺接案内させるようになって
いる。ガイド杆41自体の親桁L1への固着は、親桁L1内が
わから当てがったコ字形のセット支持片42の両側部分に
ガイド杆41の垂直ネジ部を貫挿し、ナット止めする。
は、例えば第8図に示すように、親桁L1に固着したほぼ
L字形の丸棒製のガイド杆41にて成り、その水平部分の
下面でガイドワイヤー1を摺接案内させるようになって
いる。ガイド杆41自体の親桁L1への固着は、親桁L1内が
わから当てがったコ字形のセット支持片42の両側部分に
ガイド杆41の垂直ネジ部を貫挿し、ナット止めする。
このアップダウン路支持金具40は、第2図に示すよう
に、傾斜敷設されるケーブルラックLに連続させた下方
位のケーブルラックLにおける親桁L1に取付けられ、上
下方向での曲がり部位に位置される。
に、傾斜敷設されるケーブルラックLに連続させた下方
位のケーブルラックLにおける親桁L1に取付けられ、上
下方向での曲がり部位に位置される。
一方、アップダウン路でのガイドワイヤー1の掛巡系路
の形成のため、第2図に示すように、アップダウン路支
持金具40によるガイドワイヤー1の案内位置上方でガイ
ドワイヤー1を案内支持するアップダウン路補助支持金
具45が配されている。このアップダウン路補助支持金具
45は、親桁L1に固着される支持片46の上部に折曲連設し
た上部片47に、ガイドワイヤー1を挿通させるループが
形成されているワイヤー支持ボルト48を連結して成るも
のである。なお、図示を省略したが、直線路支持金具20
の支持片21あるいは水平曲がり路支持金具30の支持片31
と同様にして親桁L1に固着される支持片21に、ガイド杆
41を連結することでガイドワイヤー1の摺動案内と、ま
た、上部に折曲連設した上部片12にワイヤー支持ボルト
14を連結することでガイドワイヤー1の掛巡系路の形成
とを図るようにしてもよい(図示せず)。
の形成のため、第2図に示すように、アップダウン路支
持金具40によるガイドワイヤー1の案内位置上方でガイ
ドワイヤー1を案内支持するアップダウン路補助支持金
具45が配されている。このアップダウン路補助支持金具
45は、親桁L1に固着される支持片46の上部に折曲連設し
た上部片47に、ガイドワイヤー1を挿通させるループが
形成されているワイヤー支持ボルト48を連結して成るも
のである。なお、図示を省略したが、直線路支持金具20
の支持片21あるいは水平曲がり路支持金具30の支持片31
と同様にして親桁L1に固着される支持片21に、ガイド杆
41を連結することでガイドワイヤー1の摺動案内と、ま
た、上部に折曲連設した上部片12にワイヤー支持ボルト
14を連結することでガイドワイヤー1の掛巡系路の形成
とを図るようにしてもよい(図示せず)。
次に、第2図を参照して本発明装置の使用を説明する。
ケーブルCを通線すべく適宜敷設されているケーブルラ
ックLにおいて、ケーブルCの繰り出しがわ、引き取り
がわ夫々に末端路支持金具10を配設する。その間での配
線路態様によって選択組合せることで、ケーブルラック
Lの直線路では直線路支持金具20を、水平曲がり路では
水平曲がり路支持金具30を、アップダウン路ではアップ
ダウン路支持金具40更にはアップダウン路補助支持金具
45を夫々配設する。配設後では、夫々の金具10,20,30,4
0,45でのワイヤー支持ボルト14,23,33のループ内、ワイ
ヤー受筒25,35内にガイドワイヤー1を挿通し、また、
ワイヤーテンションボルト15のループ内に挿通して適宜
のテンションを与えることにより、ケーブルラックL側
方でガイドワイヤー1をループ状に掛巡させておく。
ックLにおいて、ケーブルCの繰り出しがわ、引き取り
がわ夫々に末端路支持金具10を配設する。その間での配
線路態様によって選択組合せることで、ケーブルラック
Lの直線路では直線路支持金具20を、水平曲がり路では
水平曲がり路支持金具30を、アップダウン路ではアップ
ダウン路支持金具40更にはアップダウン路補助支持金具
45を夫々配設する。配設後では、夫々の金具10,20,30,4
0,45でのワイヤー支持ボルト14,23,33のループ内、ワイ
ヤー受筒25,35内にガイドワイヤー1を挿通し、また、
ワイヤーテンションボルト15のループ内に挿通して適宜
のテンションを与えることにより、ケーブルラックL側
方でガイドワイヤー1をループ状に掛巡させておく。
そこで、繰り出しがわで用意されているケーブルCに連
結したメッセンジャーロープR先端の連繋紐2をガイド
ワイヤー1に連繋し、ガイドワイヤー1を手動あるいは
機械的作動によって牽引巡環させる。すると、メッセン
ジャーロープRはケーブルラックL内に繰り出され、引
き取りがわで設置されている牽引機Wに至る。このよう
にして引き取りがわまでメッセンジャーロープR先端が
繰り出されると、牽引機WにメッセンジャーロープRを
連結して、牽引機Wを起動することによってケーブルC
はメッセンジャーロープRを介してケーブルラックL内
に引き込み延線される。引き込み延線後は、ケーブルC
からメッセンジャーロープRを取り外し、ケーブルC毎
に延線作業を繰り返えせばよい。
結したメッセンジャーロープR先端の連繋紐2をガイド
ワイヤー1に連繋し、ガイドワイヤー1を手動あるいは
機械的作動によって牽引巡環させる。すると、メッセン
ジャーロープRはケーブルラックL内に繰り出され、引
き取りがわで設置されている牽引機Wに至る。このよう
にして引き取りがわまでメッセンジャーロープR先端が
繰り出されると、牽引機WにメッセンジャーロープRを
連結して、牽引機Wを起動することによってケーブルC
はメッセンジャーロープRを介してケーブルラックL内
に引き込み延線される。引き込み延線後は、ケーブルC
からメッセンジャーロープRを取り外し、ケーブルC毎
に延線作業を繰り返えせばよい。
[発明の効果] 本発明は叙上のように構成されており、そのため、繰り
出しがわあるいは引き取りがわでのガイドワイヤー1の
牽引巡環によって、ケーブルラックL内にメッセンジャ
ーロープRを繰り出すことができ、従来のように、作業
員がメッセンジャーロープRを運搬する必要がないか
ら、作業員の負担を軽減させ、作業能率を向上できる。
出しがわあるいは引き取りがわでのガイドワイヤー1の
牽引巡環によって、ケーブルラックL内にメッセンジャ
ーロープRを繰り出すことができ、従来のように、作業
員がメッセンジャーロープRを運搬する必要がないか
ら、作業員の負担を軽減させ、作業能率を向上できる。
また、ケーブルラックの水平曲がり路に配される水平曲
がり路支持金具は、ケーブルラックの親桁に固着される
支持片の上部に上部片を連設し、この上部片には、ガイ
ドワイヤーを挿通させるループが形成されているワイヤ
ー支持ボルトを連結し、また、この支持片自体には、支
持アームを連結し、この支持アームに取付けたワイヤー
受筒の周壁には前記連繋紐を挿通させる挿通スリットを
切設して成り、ワイヤー受け筒は支持アームに対し、曲
がり角度に対応して水平面で揺動自在なものとしたの
で、どのような角度に屈曲したケーブルラックでも、そ
のコーナー部分に沿ってガイドワイヤーを延線すること
が可能になった。この結果、従来のケーブル延線用ガイ
ドのように、メッセンジャーロープが外れたり、挟み込
まれてしまって、円滑な延線作業の妨げになるなどとい
った不都合は解消された。しかも、従来のケーブル敷設
装置のように、ケーブルを延線するごとに、垂直ローラ
ーや水平ローラからケーブルを取り外すなどの作業も不
要になり、極めて合理的なケーブル延線作業を行うこと
ができる。
がり路支持金具は、ケーブルラックの親桁に固着される
支持片の上部に上部片を連設し、この上部片には、ガイ
ドワイヤーを挿通させるループが形成されているワイヤ
ー支持ボルトを連結し、また、この支持片自体には、支
持アームを連結し、この支持アームに取付けたワイヤー
受筒の周壁には前記連繋紐を挿通させる挿通スリットを
切設して成り、ワイヤー受け筒は支持アームに対し、曲
がり角度に対応して水平面で揺動自在なものとしたの
で、どのような角度に屈曲したケーブルラックでも、そ
のコーナー部分に沿ってガイドワイヤーを延線すること
が可能になった。この結果、従来のケーブル延線用ガイ
ドのように、メッセンジャーロープが外れたり、挟み込
まれてしまって、円滑な延線作業の妨げになるなどとい
った不都合は解消された。しかも、従来のケーブル敷設
装置のように、ケーブルを延線するごとに、垂直ローラ
ーや水平ローラからケーブルを取り外すなどの作業も不
要になり、極めて合理的なケーブル延線作業を行うこと
ができる。
しかも、ガイドワイヤー1は、繰り出しがわと引き取り
がわとの間でループ状に掛巡され、ケーブルラックL内
でのケーブルCの通線系路に沿って配されているから、
メッセンジャーロープR自体はケーブルラックL内に繰
り出され、通線されるケーブルCを確実にケーブルラッ
クL内に案内する。
がわとの間でループ状に掛巡され、ケーブルラックL内
でのケーブルCの通線系路に沿って配されているから、
メッセンジャーロープR自体はケーブルラックL内に繰
り出され、通線されるケーブルCを確実にケーブルラッ
クL内に案内する。
第1図乃至第8図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図(I)乃至(III)は本発明方法の概略を表わす概
略図、第2図は本発明装置の全体斜視図、第3図は末端
路支持金具を表わす斜視図、第4図はその正面図、第5
図は直線路支持金具を表わす斜視図、第6図は水平曲が
り路支持金具を表わす斜視図、第7図はワイヤー受筒部
位でロープ取付けキャップが移動されるときでの斜視
図、第8図はアップダウン路支持金具を表わす斜視図で
あり、第9図(I)乃至(III)は従来方法の概略を表
わす概略図である。 L……ケーブルラック、L1……親桁、C……ケーブル、
R……メッセンジャーロープ、W……牽引機、1……ガ
イドワイヤー、2……連繋紐、3……ロープ取付けキャ
ップ、10……末端路支持金具、11……支持片、12……上
部片、13……側部片、14……ワイヤー支持ボルト、15…
…ワイヤーテンションボルト、16……セットボルト、17
……コイルスプリング、20……直線路支持金具、21……
支持片、22……上部片、23……ワイヤー支持ボルト、24
……支持アーム、25……ワイヤー受筒、26……挿通スリ
ット、30……水平曲がり路支持金具、31……支持片、32
……上部片、33……ワイヤー支持ボルト、34……支持ア
ーム片、35……ワイヤー受筒、36……挿通スリット、40
……アップダウン路支持金具、41……ガイド杆、42……
セット支持片、45……アップウン路補助支持金具、46…
…支持片、47……上部片、48……ワイヤー支持ボルト。
1図(I)乃至(III)は本発明方法の概略を表わす概
略図、第2図は本発明装置の全体斜視図、第3図は末端
路支持金具を表わす斜視図、第4図はその正面図、第5
図は直線路支持金具を表わす斜視図、第6図は水平曲が
り路支持金具を表わす斜視図、第7図はワイヤー受筒部
位でロープ取付けキャップが移動されるときでの斜視
図、第8図はアップダウン路支持金具を表わす斜視図で
あり、第9図(I)乃至(III)は従来方法の概略を表
わす概略図である。 L……ケーブルラック、L1……親桁、C……ケーブル、
R……メッセンジャーロープ、W……牽引機、1……ガ
イドワイヤー、2……連繋紐、3……ロープ取付けキャ
ップ、10……末端路支持金具、11……支持片、12……上
部片、13……側部片、14……ワイヤー支持ボルト、15…
…ワイヤーテンションボルト、16……セットボルト、17
……コイルスプリング、20……直線路支持金具、21……
支持片、22……上部片、23……ワイヤー支持ボルト、24
……支持アーム、25……ワイヤー受筒、26……挿通スリ
ット、30……水平曲がり路支持金具、31……支持片、32
……上部片、33……ワイヤー支持ボルト、34……支持ア
ーム片、35……ワイヤー受筒、36……挿通スリット、40
……アップダウン路支持金具、41……ガイド杆、42……
セット支持片、45……アップウン路補助支持金具、46…
…支持片、47……上部片、48……ワイヤー支持ボルト。
Claims (2)
- 【請求項1】ケーブルを延線すべきケーブルラックに沿
って、ループ状にしたガイドワイヤーを掛巡状態で配置
し、巻回部の一方はケーブルの繰り出しがわに位置し、
他方は引き取りがわに位置させ、ガイドワイヤーの任意
位置に、ケーブルラック内に通線すべきケーブルに後端
が連繋されているメッセンジャーロープの先端を連繋し
たメッセンジャーロープの繰り出し装置において、ケー
ブルラックの水平曲がり路に配される水平曲がり路支持
金具は、ケーブルラックの親桁に固着される支持片の上
部に上部片を連設し、この上部片には、ガイドワイヤー
を挿通させるループが形成されているワイヤー支持ボル
トを連結し、また、この支持片自体には、支持アームを
連結し、この支持アームに取付けたワイヤー受筒の周壁
には前記連繋紐を挿通させる挿通スリットを切設して成
り、ワイヤー受け筒は支持アームに対し、曲がり角度に
対応して水平面で揺動自在なものとしたことを特徴とす
るケーブルラックのケーブル延線用メッセンジャーロー
プの繰り出し装置。 - 【請求項2】ケーブルを延線すべきケーブルラックの繰
り出しがわ、引取りがわの末端路に配される末端路支持
金具は、ケーブルラックの親桁に固着される支持片の上
部に上部片を設け、側部に側部片を連設し、上部片に
は、ガイドワイヤーを挿通させるループが形成されてい
るワイヤー支持ボルトを連結し、側部片には、同じくガ
イドワイヤーを挿通させるループが形成されているワイ
ヤーテンションボルトを弾撥的な索引作用にて摺動自在
にさせて貫通支持して成る特許請求の範囲第1項記載の
ケーブルラックのケーブル延線用メッセンジャーロープ
の繰り出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29215486A JPH0787660B2 (ja) | 1986-12-08 | 1986-12-08 | ケーブルラックの延線用メッセンジャーロープの繰り出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29215486A JPH0787660B2 (ja) | 1986-12-08 | 1986-12-08 | ケーブルラックの延線用メッセンジャーロープの繰り出し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63144707A JPS63144707A (ja) | 1988-06-16 |
JPH0787660B2 true JPH0787660B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=17778239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29215486A Expired - Lifetime JPH0787660B2 (ja) | 1986-12-08 | 1986-12-08 | ケーブルラックの延線用メッセンジャーロープの繰り出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0787660B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0734615B2 (ja) * | 1989-12-30 | 1995-04-12 | 未来工業株式会社 | ケーブルの布設方法 |
JP2565852Y2 (ja) * | 1991-01-17 | 1998-03-25 | 未来工業 株式会社 | 配線・配管用ダクト |
JP2652602B2 (ja) * | 1992-05-12 | 1997-09-10 | 未来工業株式会社 | 配線・配管材の懸吊部材及び配線・配管装置 |
WO2012051655A1 (en) * | 2010-10-20 | 2012-04-26 | Leigh Klugh | Cable laying device and cable installation system |
US9810021B2 (en) | 2014-05-30 | 2017-11-07 | Panduit Corp. | Thermal expansion and contraction system |
CN108736379B (zh) * | 2018-06-02 | 2020-05-29 | 国网山东省电力公司禹城市供电公司 | 一种电力施工导向架 |
CN108736380B (zh) * | 2018-06-02 | 2020-05-05 | 扬州市工二电力机具有限公司 | 一种电力电缆自动铺放设备 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57186116U (ja) * | 1981-05-18 | 1982-11-26 | ||
JPS59148508A (ja) * | 1983-02-14 | 1984-08-25 | 日立プラント建設株式会社 | ケ−ブル延線用ガイド |
-
1986
- 1986-12-08 JP JP29215486A patent/JPH0787660B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63144707A (ja) | 1988-06-16 |
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