JPH0787653B2 - 縮小形開閉装置の異常検出装置 - Google Patents
縮小形開閉装置の異常検出装置Info
- Publication number
- JPH0787653B2 JPH0787653B2 JP62014207A JP1420787A JPH0787653B2 JP H0787653 B2 JPH0787653 B2 JP H0787653B2 JP 62014207 A JP62014207 A JP 62014207A JP 1420787 A JP1420787 A JP 1420787A JP H0787653 B2 JPH0787653 B2 JP H0787653B2
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- Japan
- Prior art keywords
- container
- grounding
- reduction type
- type switchgear
- ground
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- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は縮小形開閉装置の容器内に発生する部分放電を
検出する接地装置に関するものである。
検出する接地装置に関するものである。
「従来の技術」 近年、SF6などの絶縁媒体を封入した、ガス絶縁開閉装
置が多く使用されるようになってきた。
置が多く使用されるようになってきた。
このガス絶縁開閉装置は容器を密封してある為、内部を
容易に点検できないという欠点がある。
容易に点検できないという欠点がある。
このため、容器内部の高圧導体や絶縁物から発生する部
分放電を検出して内部の異常を知る方法が用いられてい
る。
分放電を検出して内部の異常を知る方法が用いられてい
る。
第4図、第5図は従来の部分放電測定方法を示すもので
あり、第4図は容器1に断路器2、接地装置3、高圧導
体4など収納し、絶縁スペーサ5によつて絶縁支持され
ている。
あり、第4図は容器1に断路器2、接地装置3、高圧導
体4など収納し、絶縁スペーサ5によつて絶縁支持され
ている。
絶縁スペーサ5はフランジ6の近傍に電極7が全周又は
略全周に亘り埋め込まれており、端子8を介して外部に
引出されている。
略全周に亘り埋め込まれており、端子8を介して外部に
引出されている。
このような構成において、絶縁スペーサ5の劣化や、断
路器2のシールドリング9を固定するボルト10のゆるみ
などにより高圧充電部に部分放電が発生すると、絶縁ス
ペーサ5に埋め込まれた高圧導電4aと、電極7により形
成された静電容量11を介して電極7に部分放電による電
位変化が生じる。
路器2のシールドリング9を固定するボルト10のゆるみ
などにより高圧充電部に部分放電が発生すると、絶縁ス
ペーサ5に埋め込まれた高圧導電4aと、電極7により形
成された静電容量11を介して電極7に部分放電による電
位変化が生じる。
この電位変化を良否の判定基準とする測定装置12を端子
8に接続すれば、縮小形開閉装置13内部の異常を検出す
ることができる。
8に接続すれば、縮小形開閉装置13内部の異常を検出す
ることができる。
また、第5図は接地装置3の接地側電極14を容器1から
絶縁板15により絶縁支持し、接地回路を密封端子16を介
して容器1の外に引出したものにおいて、常時使用状態
では密封端子16と大地を図示してない接地線で接続して
あり、測定時には接地線を取外し、図に示すように密封
端子16を測定用端子として用いる。
絶縁板15により絶縁支持し、接地回路を密封端子16を介
して容器1の外に引出したものにおいて、常時使用状態
では密封端子16と大地を図示してない接地線で接続して
あり、測定時には接地線を取外し、図に示すように密封
端子16を測定用端子として用いる。
このような構造において前記同様に部分放電が発生する
と、接地装置3の接地側電極14と高圧充電部側の固定電
極14aにより形成された静電容量11を介して接地側電極1
4に、部分放電による電位変化が生じる。
と、接地装置3の接地側電極14と高圧充電部側の固定電
極14aにより形成された静電容量11を介して接地側電極1
4に、部分放電による電位変化が生じる。
この変化を前記測定装置12を密閉端子16に接続すれば、
縮小形開閉装置13内部の異常を検出することができる。
縮小形開閉装置13内部の異常を検出することができる。
「発明が解決しようとする問題点」 このような検出装置において第4図の例では異常検出の
ための特殊な電極7が必要である。
ための特殊な電極7が必要である。
また、第5図の例では異常検出のための専用電極は不要
であるが、接地回路の開放を伴なうので安全性に問題を
残すことになる。
であるが、接地回路の開放を伴なうので安全性に問題を
残すことになる。
「問題点を解決するための手段」 部分放電により発生するノイズの周波数成分が数10kHz
〜数100kHzと高く、商用周波数と比較して大差がある事
に着目し、周波数に略比例したインピーダンスを持つ素
子を測定用端子と大地間に挿入し、接地装置の接地側電
極を検出電極として利用すれば、専用の検出電極が不要
となり、また接地回路も商用周波数に対しては常時接地
状態となるため、安全性も高くなる。
〜数100kHzと高く、商用周波数と比較して大差がある事
に着目し、周波数に略比例したインピーダンスを持つ素
子を測定用端子と大地間に挿入し、接地装置の接地側電
極を検出電極として利用すれば、専用の検出電極が不要
となり、また接地回路も商用周波数に対しては常時接地
状態となるため、安全性も高くなる。
「実施例」 第1図は本発明の実施例を示す構造図である。尚、従来
技術と同一部分については同一符号を付し、重複する説
明を省略する。
技術と同一部分については同一符号を付し、重複する説
明を省略する。
容器1に取付けられた密閉端子16には測定端子18を装着
し、インピーダンス素子19を介して大地に接続された接
地線17が接続されている。
し、インピーダンス素子19を介して大地に接続された接
地線17が接続されている。
インピーダンス素子19のもつインピーダンスZは Z=Kf K=定数,f=周波数 の関係を有している。又、商用周波数におけるインピー
ダンスZは、接地回路の接地抵抗に対して十分小さな値
となるように設定されている。この様な構造で、高圧充
電部に部分放電が発生すると、静電容量11を介して部分
放電による微小電流は接地側電極14→密封端子16→測定
端子18→インピーダンス素子19→測定端子18a→接地線1
7→大地に流入する。
ダンスZは、接地回路の接地抵抗に対して十分小さな値
となるように設定されている。この様な構造で、高圧充
電部に部分放電が発生すると、静電容量11を介して部分
放電による微小電流は接地側電極14→密封端子16→測定
端子18→インピーダンス素子19→測定端子18a→接地線1
7→大地に流入する。
このとき、インピーダンス素子19は部分放電のように高
周波性のノイズに対しては前記関係より十分高いインピ
ーダンスを示す。その結果、インピーダンス素子19の両
端に、端子電圧Vとして発生する。
周波性のノイズに対しては前記関係より十分高いインピ
ーダンスを示す。その結果、インピーダンス素子19の両
端に、端子電圧Vとして発生する。
尚、商用周波数の成分についてはインピーダンスが十分
に小さいので、端子電圧Vはほぼ0になる。
に小さいので、端子電圧Vはほぼ0になる。
従って、インピーダンス素子19の両端の電圧を測定装置
12により測定する事により、縮小形開閉装置内部の異常
を検出することができる。
12により測定する事により、縮小形開閉装置内部の異常
を検出することができる。
又、接地装置3を投入し、高圧充電部を接地した場合で
も、そのときに流れる商用周波電流に対してはインピー
ダンス素子19のインピーダンスは充分小さく接地回路の
電位が上昇することはない。
も、そのときに流れる商用周波電流に対してはインピー
ダンス素子19のインピーダンスは充分小さく接地回路の
電位が上昇することはない。
第2図はインピーダンス素子19にコイル19aを用いた場
合、第3図はインピーダンス素子19にフェライト系コア
19bを用いた場合の例である。
合、第3図はインピーダンス素子19にフェライト系コア
19bを用いた場合の例である。
「発明の効果」 以上説明したように本発明によれば、専用の検出電極を
設けることなく、また接地回路の開放がないため安全
で、経済的に内部の異常を検出する事ができる。
設けることなく、また接地回路の開放がないため安全
で、経済的に内部の異常を検出する事ができる。
第1図は本発明のインピーダンス素子を設けた接地装
置、第2図、第3図はインピーダンス素子の構成例を示
す図である。第4図、第5図は従来の内部異常検出方法
を示す構造図である。 図において 1は容器 3は接地装置 5は絶縁スペーサ 7は電極 14は接地側電極 16が密封端子 19はインピーダンス端子 である。
置、第2図、第3図はインピーダンス素子の構成例を示
す図である。第4図、第5図は従来の内部異常検出方法
を示す構造図である。 図において 1は容器 3は接地装置 5は絶縁スペーサ 7は電極 14は接地側電極 16が密封端子 19はインピーダンス端子 である。
Claims (1)
- 【請求項1】絶縁媒体を封入した容器内に、遮断器、断
路器および接地装置等の開閉器を収納した縮小形開閉装
置において、 前記接地装置の接地側電極を前記容器から絶縁支持する
とともに、その接地回路を前記絶縁媒体が封止可能な密
封端子を介して前記容器外に引き出し、 前記密封端子と大地とを接続する接地線の途中に、商用
周波数では無視できる程度で、かつ略周波数に比例する
インピーダンスを有する素子を挿入し、 この素子の両端に測定装置を接続して、前記容器内で部
分放電が生じたときに前記素子の両端に発生する電圧を
測定することにより、前記縮小形開閉装置の異常を検出
する、 ことを特徴とする縮小形開閉装置の異常検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62014207A JPH0787653B2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | 縮小形開閉装置の異常検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62014207A JPH0787653B2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | 縮小形開閉装置の異常検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63186512A JPS63186512A (ja) | 1988-08-02 |
JPH0787653B2 true JPH0787653B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=11854657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62014207A Expired - Fee Related JPH0787653B2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | 縮小形開閉装置の異常検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0787653B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02246709A (ja) * | 1989-03-16 | 1990-10-02 | Toshiba Corp | ガス絶縁接地装置の動作解認検出装置 |
AU718607B2 (en) | 1997-02-28 | 2000-04-20 | Kabushiki Kaisha Miyanaga | Shank attaching structure |
GB0724141D0 (en) | 2007-12-11 | 2008-01-23 | C4 Carbides Ltd | Cutting apparatus |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6141367Y2 (ja) * | 1979-08-08 | 1986-11-25 | ||
JPS5658708A (en) * | 1979-10-15 | 1981-05-21 | Mitsubishi Electric Corp | Grounding device |
-
1987
- 1987-01-26 JP JP62014207A patent/JPH0787653B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63186512A (ja) | 1988-08-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |