JPH0787649B2 - ガス絶縁開閉装置のガス封入容器 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置のガス封入容器

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JPH0787649B2
JPH0787649B2 JP63093063A JP9306388A JPH0787649B2 JP H0787649 B2 JPH0787649 B2 JP H0787649B2 JP 63093063 A JP63093063 A JP 63093063A JP 9306388 A JP9306388 A JP 9306388A JP H0787649 B2 JPH0787649 B2 JP H0787649B2
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container
flange
flanges
gas
board
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JP63093063A
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修二 吉川
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は列盤を構成するガス絶縁開閉装置の各盤にお
いて使用するガス封入容器の構造に関する。
〔従来の技術〕
列盤を構成するガス絶縁開閉装置の各盤においては、遮
断器、断路器、MOF等の機器又は母線をSF6等のガスを封
入したそれぞれの容器に組み込み、相互に連結して構成
するものが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記の従来の例では収納すべきそれぞれの単一機器に適
した形状、寸法の容器が使用されるために、列盤単位で
見ると容器の種類が多く数十種類にも及び、連結個所も
多くなるという問題点があり、系統によっては更に新た
に容器を製作する必要があるという問題点がある。そし
て容器の種類が多いためガスの漏洩を防ぐのに有利な例
えば加圧鋳造によることができず、ガス洩れの可能性の
大きい溶接構造をとらざるを得ないという問題点があ
る。
この発明は列盤を構成するガス絶縁開閉装置のガス封入
容器の種類と連結個所の数を減少させることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この発明はガス絶縁開閉装置のガス封入容器に関して、
列盤の各盤に使用するガス封入容器を少くとも遮断器を
収納するための容器Aと少くとも母線を収納するための
容器Bと少くともオプション機器を収納するための容器
Cとから構成し、前記容器Aは上方に開口するフランジ
A1と水平に開口し上部及び下部に位置するフランジA2及
びA3と下方に開口するフランジA4とを備え、前記容器B
は上方に開口するフランジB1と水平に開口するフランジ
B2と前記フランジB1及びB2に直角に開口し相互に背中合
せのフランジB3及びB4とを備え、前記容器Cは相互に背
中合せに開口するフランジC1及びC2とを備え、前記フラ
ンジA2、A3、A4、B1及びC1は相互に連結可能に同一形状
とし、前記フランジB3及びB4は相互に接続可能に同一形
状とするように構成する。
〔作用〕
容器AのフランジA2、A3及びA4、容器BのフランジB1並
びに容器CのフランジC1は同一形状であって相互に連結
可能なので、容器Aはいわゆる遮断容器室として使用さ
れるだけでなく、例えば補助盤における計器用変圧器収
納用、MOF盤におけるMOF収室用のガス封入容器として多
様に使用できる。同様に容器Bは母船室のほか断路器収
納、ひねり用母線室、二重母線方式の一方の母線室用、
負荷ケーブル引用用として使用でき、容器Cは断路器、
開閉器、避雷器等の収納に使用できる。容器A、B及び
Cの全てのフランジは自由型を除き、X型とY型の二種
類であるので、機器取付用の蓋、作業用の蓋及び盲蓋並
びにそれらの気密用パッキンの種類も減少する。結局、
容器と蓋の標準化ができる。
〔実施例〕
第1図(a)、(b)及び(c)はこの発明の実施例を
示す容器A、B及びCの正面図であって、いずれもアル
ミニウム合金鋳物によって一体的に形成されている。前
記容器Aは上方に開口するフランジA1と水平に開口し上
部及び下部に位置するフランジA2及びA3と下方に開口す
るフランジA4とを備え、前記容器Bは上方に開口するフ
ランジB1と水平に開口するフランジB2と前記フランジB1
及びB2に直角に開口し相互に背中合せのフランジB3及び
B4とを備え、前記容器Cは相互に背中合せに開口するフ
ランジC1及びC2とを備えている。そして第1表に示すよ
うに 前記フランジA2、A3、A4、B1及びC1は相互に連結可能に
同一形状とし、前記フランジB3及びB4は相互に接続可能
に同一形状として、X型のフランジ群とY型のフランジ
群とを有し、残余のフランジは適宜な形状を有してい
る。なお全てのフランジは図示しない締結用のボルト孔
とガス気密用のパッキン溝を備えている。
第6図は前記容器A、B及びCを使用する対象の例とし
ての単母線方式の列盤の結線図を示し、左から右へ順
に、フィーダ盤IIa、IIb、IIc及びIId、連絡盤IIIa、補
助盤IV、MOF盤V並びに受電盤IIIbのように配列されて
いる。
第2図から第5図までは前記容器A、B及びCを使用し
た前記の結線図における各盤を左側から見た断面を模式
的に表したものであって、第2図はフィーダ盤IIを、第
3図は受電盤と連結盤とを共通に示した受電・連絡盤II
Iを、第4図は補助盤IVを、第5図はMOF盤Vを示す。
第2図のフィーダ盤IIにおいて、遮断器4を収納した容
器AのフランジA4にフランジB1で連結される容器Bには
断路器2を介して母線1が接続されて収納されている。
前記母線1はR、S、T各相からなり、紙面を貫通する
ようにすなわち盤の側面を貫通するように配置されてい
るが、図面は模式的に表すため母線のみ180°転回して
図示した。以下の図示も同様である。前記容器Aのフラ
ンジA2にはケーブルターミネータ6を介してケーブル12
を引き出す盤が設けられ、この盤は計器用変流器5の取
付のためにも使用される。フランジA1には遮断器4の図
示しないロッドが図示しない蛇腹を介して貫通してい
る。フランジA3には盲蓋が取付けられて遮断器4、絶縁
スペーサ3の組付等に必要となり、フランジB2には盲蓋
が取付けられて断路器2等の組付等に必要となる。列盤
の最終盤の左側のフランジB4(第1図には図示するが、
第2図では図略する。以下同様)は盲蓋とされ、フラン
ジB3は隣盤のフランジB4と直接に又は図示しない接続筒
を介して接続される。図示のフィーダ盤IIには容器Cを
使用しないが、系統によっては何らかのオプション機器
を収納するために、容器CをフランジA3又はB2に連結す
ることができる。フランジA4とフランジB1とは連結され
るのに適するように同一形状となっていいて、第1表に
示すX型フランジ形状となり、フランジB3と隣接盤のフ
ランジB4とは接続されるのに適するように同一形状とな
っていて、第1表に示すY型フランジ形状となってい
る。
第2図に関するフィーダ盤IIの前記説明の要点は第9図
のフィーダ盤の欄からも理解できるはずである。同様に
第3図、第4図及び第5図の要点は第9図から理解でき
るとおりであり、概要を以下に説明する。
第3図の受電盤・連絡盤IIIにおいては容器A、B及び
Cの各1が使用され、容器Cに検電器収納形断路器7が
収納される。受電盤IIIbのときはフランジB4は盲蓋とさ
れ、連絡盤IIIaのときにはフランジB4は隣接する補助盤
IVのフランジB3と接続される。
第4図の補助盤IVにおいては容器A及びCが各1、容器
Bが2個使用される。容器Aには遮断器ではなく計器用
変圧器11が収納され、フランジA1はその取付に使用され
る。2個の容器Bのうち下方のものは前述のフィーダ盤
II等の容器Bと同一直線上にあって母線1及び断路器2
が収納され、そのフランジB3は盲蓋とされ、フィーダ盤
から連続するこの位置の母線室はその右側で一旦閉じら
れる。そして上方の容器Bはいわゆるひねり母線用の母
線室を形成して、隣接するMOF盤Vとの相互間だけに設
けられる。容器Cには避雷器9と接地開閉器10とが収納
されるが、接地開閉器を使用しないときは容器を使用し
ないで避雷器9をフランジA3に取付ける。
第5図のMOF盤VにおいてはMOFを収納する容器Aと2個
の容器Bが使用され、各容器に収納される機器、各フラ
ンジに取付られる機器、盲蓋とされるフランジ及び相互
に連結又は接続されるフランジは第9図のとおりであ
る。
ひねり母線室を介して連続して形成される一個の母線室
は、列盤を通していずれかの盤のフランジB2の蓋にガス
供給口が取付けられる。またR、S、Tの母線を貫通さ
せるY型フランジ形状は各相を三角形の各角に位置させ
て貫通するのに適した様にほぼ円形のフランジとし、X
型フランジの形状は各相を直線上に配置して導体を貫通
させるのに適した様にだ円形のフランジが選ばれる。も
っともX型、Y型フランジを同一にしたり、残余のフラ
ンジをX型又はY型と同一にすることもある。
第7図は前記容器Aと3個の容器Bとを使用した二重母
線方式の列盤のうちのフィーダ盤VIIのみについて、そ
の左側から見た断面を模式的に表したものであり、第8
図は第7図の結線図である。遮断器4を収納した容器A
のフランジA2とA3とには二系統の各1の母線1、断路器
2を収納した容器Bが連結される。他のフランジの利用
は前述のものと同様であり、また第10図に示される。
〔発明の効果〕
この発明は様々な機器が収納されるはずのガス封入容器
に関し、相互に連結されるフランジを同一形状のX型フ
ランジ形状に統一し、母線が貫通して相互に接続される
フランジを他の同一形状のY型フランジ形状に統一する
ようにしたので、列盤全体についてガス封入容器を3種
類に限定して装置全体の標準化を図ることができるとい
う効果があり、かつ、容器をアルミ鋳物構造として溶接
箇所がなくなり製品のバラツキがなくなって品質の安定
とガス漏れ防止に対する効果が得られる。さらに容器の
種類を限定した結果、容器のストックが可能となり、装
置の短納期にも迅速に対応することができ、かつ、各容
器ごとで構成機器を取付けることができるので組立時の
作業時間の低減にも効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す正面図、第2図から第
5図までは第1図に示すものを使用した配電盤を模式的
に示す断面図、第6図は第2図から第5図までのものに
関する結線図、第7図は異る配電盤を模式的に示す断面
図、第8図は第7図のものに関する結線図、第9図は第
2図から第5図までに示すものの機器組合図表、第10図
は第7図に示すものの機器組合図表である。 A,B,C……容器、1……母線、2……断路器、3……絶
縁スペーサ、12……ケーブル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】列盤の各盤に使用するガス封入容器を少く
    とも遮断器を収納するための容器Aと少くとも母線を収
    納するための容器Bと少くともオプション機器を収納す
    るための容器Cとから構成し、前記容器Aは上方に開口
    するフランジA1と水平に開口し上部及び下部に位置する
    フランジA2及びA3と下方に開口するフランジA4とを備
    え、前記容器Bは上方に開口するフランジB1と水平に開
    口するフランジB2と前記フランジB1及びB2に直角に開口
    し相互に背中合せのフランジB3及びB4とを備え、前記容
    器Cは相互に背中合せに開口するフランジC1及びC2とを
    備え、前記フランジA2、A3、A4、B1及びC1は相互に連結
    可能に同一形状とし、前記フランジB3及びB4は相互に接
    続可能に同一形状とすることを特徴とするガス絶縁開閉
    装置のガス封入容器。
JP63093063A 1988-04-15 1988-04-15 ガス絶縁開閉装置のガス封入容器 Expired - Lifetime JPH0787649B2 (ja)

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JPH01268412A JPH01268412A (ja) 1989-10-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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