JPH0787478A - 侵入警戒記録装置 - Google Patents

侵入警戒記録装置

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JPH0787478A
JPH0787478A JP23200793A JP23200793A JPH0787478A JP H0787478 A JPH0787478 A JP H0787478A JP 23200793 A JP23200793 A JP 23200793A JP 23200793 A JP23200793 A JP 23200793A JP H0787478 A JPH0787478 A JP H0787478A
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Tokuzo Hirose
徳三 廣瀬
Koji Washio
孝二 鷲尾
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Hirose Manufacturing Co Ltd
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Hirose Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラが侵入者に知られることなく、撮像す
ることができるようにすること。 【構成】 通路に人体などの被検出物体が通過ないしは
接近したことを検出器によって検出して、その侵入者に
気付かれることのないように小さく構成されたカメラを
用いて、侵入者の顔面を大きく鮮明に撮像して記録す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば銀行などに侵
入者が侵入したときに撮像を行うための侵入警戒記録装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】銀行などに設けられている先行技術で
は、ビデオカメラが建物の天井などに設けられており、
したがって侵入者は、このビデオカメラを破壊し、ある
いはまたそのカメラの視野以外の場所から侵入し、した
がってセキュリティが確保されなくなるおそれがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、侵入
者に気付かれないようにして顔面などの撮像を行う侵入
警戒記録装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、通路に、人体
などの被検出物体が通過ないしは接近したことによっ
て、被検出物体を撮像して記録する手段を、その通路の
近傍に設けてある撮像記録以外の用途に用いられる物体
に内蔵したことを特徴とする侵入警戒記録装置である。
【0005】また本発明は、前記撮像記録手段は、被検
出物体を検出する検出器と、検出器の出力に応答して、
被検出物体の近傍で撮像動作をするカメラとを含むこと
を特徴とする。
【0006】また本発明は、被検出物体を検出する検出
器と、通路を開閉する扉と、検出器の出力に応答して、
扉を開く扉駆動源とが設けられ、前記撮像記録手段は、
検出器の出力に応答して、扉が開いた後に、被検出物体
の近傍で撮像動作をするカメラを含むことを特徴とす
る。
【0007】また本発明は、通路は、自動車が通過する
ことができるものであって、カメラは、自動車のナンバ
ープレートと、運転者とを撮像記録することを特徴とす
る。
【0008】また本発明は、複数の箱形カメラであっ
て、各カメラは、上部にシャッタボタンを有し、背面に
は、外周面に多数の歯を有しかつ縦の回転軸線を有する
フィルム巻上げ車を有し、前面に焦点用レンズを有する
カメラと、カメラを横方向に案内し、下部に横方向に延
びる開口部を有する第1案内筒と、第1案内筒の移動方
向上流側の端部に連結され、縦方向に延び、複数のカメ
ラが積重ねられて収納される第2案内筒と、第1案内筒
の開口部からその第1案内筒の内方に突出する位置決め
片が、無端状ベルトの外周面に、カメラの横方向に沿う
長さよりもわずかに長い間隔をあけて等間隔に設けられ
て構成される移動体と、ベルトを駆動してカメラの横方
向に沿う長さずつ第1案内筒内で移動して、1つのカメ
ラを予め定める停止位置に停止するベルト駆動手段と、
第1案内筒の上部に設けられ、前記停止位置にあるカメ
ラのシャッタボタンを押圧操作するシャッタ駆動手段
と、第1案内筒の側部に設けられるフィルム巻上げ手段
であって、前記停止位置にあるカメラのフィルム巻上げ
車の歯に噛合う駆動歯を有する駆動車と、その駆動車を
フィルムが単一枚だけ巻上げられるように駆動するモー
タとを有するフィルム巻上げ手段と、フィルム巻上げ手
段によるフィルム巻上げ枚数を計数する計数手段と、通
路に設けられ、人体などの被検出物体が通過ないしは接
近したことを検出する検出手段と、計数手段と検出手段
との各出力に応答し、被検出物体が検出されたとき、シ
ャッタ駆動手段によってシャッタボタンを押圧操作さ
せ、次にフィルム巻上げ手段の駆動車を駆動させてフィ
ルムを単一枚だけ巻上げさせ、その後、計数手段による
計数出力が予め定める値に達したときベルト駆動手段に
よってベルトを移動してカメラを横方向に移動して新た
なカメラを前記停止位置にもたらす制御手段とを含み、
前記停止位置は、通路の近傍であり、カメラと第1およ
び第2案内手段と、移動体と、ベルト駆動手段と、シャ
ッタ駆動手段と、フィルム巻上げ手段とは、撮像記録以
外の用途に用いられる物体に内蔵されることを特徴とす
る侵入警戒記録装置である。
【0009】
【作用】本発明に従えば、銀行の玄関などの通路に、侵
入者が通過ないしは接近したことによってその被検出物
体をカメラなどで撮像して記録し、このような撮像記録
手段は、その通路の近傍に設けてある撮像記録以外の用
途に用いられる物体、たとえば銀行において用いられる
テラーズマシーンなどに内蔵される。これによって侵入
者は、撮像記録手段の存在に気付かずに、行動し、これ
によってその侵入者の画像を明瞭に撮像することができ
る。
【0010】また本発明に従えば、レンズ付きフィルム
などと呼ばれている簡便な箱形カメラを用い、このカメ
ラをベルト移動手段によって駆動される移動体を用いて
第1案内筒の予め定める停止位置にもたらし、被検出物
体が検出手段によって検出されたとき撮像を行い、フィ
ルムを自動的に巻上げ、その箱形カメラに収納されてい
るフィルムの使用が終了した後には、第2案内筒に収納
されている新たなカメラを前記停止位置にもたらして、
継続して撮影記録を行うことができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例の斜視図である。銀
行の玄関には、ガラス扉を含む自動扉1が設けられ、そ
の銀行の建物内には、カウンタ2が配置され、銀行金銭
処理を行うテラーズマシーン3がカウンタ2上に設けら
れ、操作者がこの操作を行う。扉1よりも外には、顧客
が乗ることによって人体である被検出物体を検出する検
出器15が設けられ、これによって扉1は駆動源16に
よって開かれる。顧客が店内に入った後には、駆動源1
6によって扉1が閉じられる。テラズマシーン3には、
その背後に、小さい1〜5mmφ程度の取付孔8が設け
られ、その取付孔8内にカメラ11と、それを外囲する
赤外線発生手段14とが設けられ、ライン16,17に
よって処理回路20に接続される。
【0012】図2は、図1に示される実施例の電気回路
19の構成を示すブロック図である。マイクロコンピュ
ータなどによって実現される処理回路20は、バッテリ
などの電源21によって電力が供給され、スイッチ23
および電源スイッチ23aを操作することによって処理
回路20の動作が行われて電源投入が行われる。検出器
15の出力は、ライン18から処理回路20に与えられ
る。
【0013】図3は、処理回路20の動作を説明するた
めのフローチャートである。検出器15によって被検出
物体、たとえば人体などが検出されると、次のステップ
n2からステップn3に移り、タイマ5の刻時動作が開
始される。ステップn4では扉1が駆動源4によって開
かれる。次のステップn5では、タイマ5の刻時時間が
予め定める時間T1経過したかどうかが判断され、こう
して扉が予め定める時間T1だけ開放した後には、次の
ステップn6に移り、テラーズマシーン3の背後に設け
られた取付孔8の赤外線発生手段14が動作されて、テ
ラーズマシーン3の背後でたとえば10〜20m以内の
範囲にいる人の顔面に赤外線を放射する。このときステ
ップn7ではカメラ11によって写真フィルムの撮像を
行う。処理回路20は、ライン16を介してこのカメラ
11のシャッタ動作を制御する。こうしてステップn8
では、一連の動作を終了する。なお、ステップn6にお
いて、前述の時間T1が経過した後には、駆動源4によ
って扉1を閉じる。
【0014】処理回路20はまた、カメラ11によって
撮像を行ったとき、その検出器15の出力信号およびカ
メラ11の撮像映像信号を送信機24によって電波で放
出して、たとえばビデオテープレコーダに記憶させるこ
ともまた可能である。またさらにカメラ11によって撮
像した映像信号を、公衆電話回線25を介して伝送する
ことができる。カメラ11は、写真フィルムにレンズか
らの結像画像を結像して露出を行う構成であってもよ
く、さらにまたそれと兼用して、結像素子としてCCD
(電荷蓄積素子)などを用いた構成であってもよく、こ
のような画像の電気信号は、処理回路20から、送信機
24に与えられ、あるいはまた公衆電話回線25に送出
される。
【0015】図4は、公衆電話回線25に接続される受
信機28に関連するブロック図である。受信機28で
は、カメラ11によって撮像された人体の顔面の信号
は、陰極線管または液晶などの目視表示手段30によっ
て目視表示され、また検出器15によって被検出物体が
検出されたとき、ブザー31を鳴動して音響表示を行
う。特にこのようなブザー31は、無人となった夜間の
銀行などにおいて、扉1を破壊して侵入者が侵入したと
きなどにおいて、好適に用いられるものである。
【0016】図5は、カメラ11によって撮像した画像
26の正面図である。侵入者27は、カメラ11によっ
て明瞭に撮像することができる。
【0017】図6は、本発明のさらに他の実施例の斜視
図である。自動車通路172を走行するとき、料金所1
73には本発明に関連する撮像用のカメラ11が備えら
れ、このカメラ11に関連して前述と同様に、赤外線放
射手段14が設けられる。
【0018】赤外線を照射し、その赤外線を利用してカ
メラ11によって撮像を行うようにすることによって、
在来の可視光を発生するストロボに代えて、侵入者に気
付かれずに、撮像を行うことができるという優れた効果
が達成される。
【0019】料金所173において、検出器15によっ
て自動車171の侵入が検出されると、赤外線放射手段
14から赤外線が発生されてカメラ11によってその自
動車171の前面に設けられたナンバープレート174
とガラス窓175を介する運転者176の顔面との同時
的な撮像が行われて、図7で示される画像177が得ら
れる。このような撮像記録動作は、運転者176に全く
気付かれることなく、行われ、したがって、その自動車
171がカメラ11のごく近傍において撮像することが
でき、都合がよい。
【0020】図8は、本発明の他の実施例の斜視図であ
る。机35の引出し36の鍵孔37内またはその近傍に
本発明のカメラ11を設けることもまた可能である。
【0021】図9は、本発明の他の実施例の斜視図であ
る。戸棚38の引出し39の鍵孔40またはその付近に
本発明に従うカメラ11を備えることができる。
【0022】さらに図10に示される実施例では部屋4
1の天井42に設けられた火災センサ43の小孔44
に、カメラを設けて本発明を実施することもまた可能で
ある。
【0023】さらに図11に示される実施例では、装飾
用置物であるたとえば絵画の額縁45の一部分に小孔4
6を形成して、本発明に従うカメラを内蔵するようにす
ることもまた可能である。
【0024】図12はまた、テレビジョン受信機47の
一部に小孔47が形成されて本発明に従うカメラが内蔵
される。図13に示されるテラーズマシーン51の背部
または表示部52には、小孔内にカメラ53が内蔵され
る。このテラーズマシーン51は、銀行などにおいて金
銭処理動作が行われるものであって、その背部52は顧
客に向けられており、したがってカメラ53によってそ
の顧客の顔面を正確に撮像することができるものであ
る。
【0025】図14は、スーパーマーケットなどにおい
て用いられる金銭登録機54の斜視図である。会計処理
金額は表示部55で表示される。この金銭登録機54の
背部にもまた小孔があけられてカメラ56が内蔵され、
顧客を拡大して撮像することができる。
【0026】さらに図15に示される現金自動支払機5
7の操作ボード58を操作する操作者は、小孔に設けら
れたカメラ59によってその顔面が撮像される。図6
は、本発明のさらに他の実施例の斜視図である。建物の
壁61には照明のオン/オフ操作するシーソー形の電源
スイッチ62が備えられ、このスイッチにもまた小孔6
3が設けられてカメラが内蔵され、スイッチ62を操作
する侵入者の顔面の撮像を行うことができる。
【0027】図17は、本発明のさらに他の実施例の斜
視図である。建物の壁64にはコンセント65が設けら
れ、このコンセント65の近傍を歩行する侵入者を、小
孔66に設けたカメラによって撮像することができる。
【0028】この本発明はまた地球儀、コーヒーカッ
プ、たばこ用ライタ、電気スタンド、室内空調機さらに
はその他の撮像記録以外の用途に用いられる物体に関連
して広範囲に実施することができる。
【0029】図18は、本発明のさらに他の実施例の簡
略化した縦断面図である。このような図18に示される
構成は、前述の図1のテラーズマシーン3内に収納さ
れ、取付孔8から外部の人体などの被検出物体を撮像記
録することができる。このために、複数の箱形カメラ7
1が用いられる。箱形カメラ71の前面に取付けられて
いる焦点用レンズ72は、その停止位置では、取付孔8
に臨む。その他の1または複数の同一構成を有する箱形
カメラは、参照符71a〜71cで示されており、これ
らの参照符71a〜71cを総括的に、参照符71でも
また示すことがある。箱形カメラ71,71aは、第1
案内筒73内で横方向に配置される。この第1案内筒7
3の下部には、横方向に延びる開口部74が形成されて
いる。
【0030】カメラ71a〜71cは、第2案内筒75
内に縦に積重ねられて収納されており、この第2案内筒
75は縦方向に延びており、その下端部は、第1案内筒
73の移動方向上流側(図18の右方)の端部に連結さ
れる。第2案内筒75の上端部には、爪76が凹所77
に離脱可能に係止されている蓋78が取付けられ、この
蓋78と最上部のカメラ71cとの間にはばね79が介
在される。ばね79は、移動方向下流側(図18の右方
寄り)で、最上部のカメラ71cを押下げる。
【0031】図19は第1案内筒73の簡略化した水平
断面図であり、図20はカメラ71が使用されてフィル
ムが撮影され終わった後に、次の新たなカメラ71aが
移動方向下流側に移動された状態を示す。第1案内筒7
3の下部に形成された開口部74には、位置決め片80
がその第1案内筒73の内方に突出している。この位置
決め片80は、無端状のベルト81の外周面に、カメラ
71の横方向に沿う長さL1よりもわずかに長い間隔を
あけて、等間隔に設けられる。ベルト81は、ベルト車
82,83に巻掛けられる。これらのベルト車82,8
3は、たとえばスプロケットホイルであってもよく、水
平回転軸線を有し、一方のベルト車83はモータM1に
よって回転駆動される。
【0032】図21は、カメラ71の背後から見た斜視
図である。カメラ71は、その上部にシャッタボタン8
5を有し、このシャッタボタン85が押圧操作されるこ
とによって、ロール状フィルムの1枚の撮像を行うこと
ができる。カメラ71の背面には、フィルム巻上げ車8
6が縦の回転軸線を有して設けられる。フィルム巻上げ
車86の外周面には、上下に延びる多数の歯87が形成
される。このカメラ71にはファインダ88が設けら
れ、それ自体単体で、撮影を行うことができるものであ
り、商業的に入手可能である。カメラ71の背面にはま
た記録領域89が形成され、印字手段90によって、シ
ャッタボタン85が押圧操作されたときの時刻を順次的
に上から下に印字して記録することができる。
【0033】図22は、カメラ71のフィルム巻上げ車
86付近の簡略化した平面図である。カメラ71は、モ
ータM1の駆動によって位置決め片80の働きで矢符9
0の移動方向に移動されることができる。モータM1
は、ベルト81を駆動して、カメラ71の横方向に沿う
長さL1ずつ第1案内筒73内で移動して、1つのカメ
ラ71を図18の参照符71で示される停止位置に停止
させることができる。
【0034】再び図18を参照して、第1案内筒73の
上部には、シャッタ駆動手段91が設けられる。停止位
置にあるカメラ71のシャッタボタン85を押圧操作す
る押圧片92は、プランジャ93に固定されており、こ
のプランジャ93はコイル94が励磁されることによっ
て、ばね95のばね力に抗して押圧片92を下方に押下
げて、これによってシャッタボタン85が押圧操作され
てフィルム1枚分の撮影が行われる。
【0035】停止位置にあるカメラ71のフィルム巻上
げを行う手段96は、第1案内筒73の側部に設けら
れ、その停止位置にあるカメラ71のフィルム巻上げ車
86の歯87に噛合う歯97を有する駆動車98を有す
る。この駆動車98は、モータM2によって回転駆動さ
れ、フィルムが単一枚ずつ巻上げられる。
【0036】図23は、本発明の図18〜図22に示さ
れる実施例の電気的構成を示すブロック図である。この
電気的構成は、前述の実施例に類似し、対応する部分に
は、同一の参照符を付す。処理回路20は、シャッタ駆
動手段91の電磁コイル94に接続され、またモータM
1,M2を回転駆動する。また処理回路20はメモリ1
00を有し、モータM2を回転駆動した回数、すなわち
フィルム巻上げ枚数を計数する。カメラ71内には、た
とえば36枚撮りのロール状フィルムが装填されてい
る。
【0037】図24は、処理回路20の動作を説明する
ためのフローチャートである。ステップa1からステッ
プa2に移り、検出器15によって人体が検出されたと
きには、前述の実施例と同様にして扉1が開閉駆動され
る構成は、前述の実施例と同様であり、この図24では
図示のみが省略されている。ステップa3では、扉1が
開かれて人が店内に侵入してテラーズマシーン3に近接
する時間、たとえば5〜10秒間だけ経過した後には、
ステップa3においてシャッタ駆動手段91の電磁コイ
ル94が励磁されて撮影が行われる。ステップa4で
は、その撮影終了後に、モータM2が回転駆動されてフ
ィルム駒1枚分の巻上げ動作が行われて、次の撮影のた
めに待機状態になる。ステップa5では、巻上げ枚数が
1だけインクリメントされる。ステップa6では、計数
された巻上げ枚数がフィルムの可能な最大枚数、たとえ
ば36枚または24枚の撮影が完了したかどうかが判断
され、この実施例ではたとえば36枚撮りのフィルムの
撮影が完了したものと判断されたときには、次のステッ
プa7に移り、ベルト駆動手段を構成するモータM1に
よってベルト81が回転駆動されて位置決め片80はカ
メラ71を移動方向下流側に押して収納部101(前述
の図18参照)に収納し、これと同時に新たなカメラ7
1aが、撮影のための停止位置にもたらされる。この停
止位置にもたらされたカメラ71aの図22に示される
フィルム巻取り車86は、駆動車98に、それらの歯8
7,97が相互に噛合う状態となる。この状態で、モー
タM2が回転駆動されて第1枚目の撮影が可能な状態と
される。
【0038】その他の構成は、前述の実施例と同様であ
る。
【0039】ばね79は、前述のように移動方向90の
下流側寄りに配置されており、したがって最下部のカメ
ラ71aが図20のように移動されるとき、その直上の
カメラ71bが、第2案内筒75の下部付近で斜めの姿
勢になって詰まってしまうことが防がれる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、撮像記録
手段は、撮像記録以外の用途に用いられる物体、たとえ
ばテラーズマシーンなどに内蔵され、これによって侵入
者は撮像記録手段の存在に気付かずにその撮像記録手段
に接近し、したがってその撮像記録手段によって侵入者
の顔面などの画像を明瞭にかつ正確に撮像することがで
きるようになる。
【0041】さらに本発明によれば、被検出物体を検出
器によって検出して扉を開くように構成して、本発明を
玄関などで実施することができる。
【0042】さらに本発明によれば、自動車の通路に本
発明が関連して実施され、このカメラによって自動車の
前面のナンバープレートと運転者とを1つのフィルムに
撮像するようにすることもまた可能である。
【0043】また本発明によれば、箱形カメラを用いて
撮影記録を行うようにし、そのカメラの交換を自動的に
行うことができるようにしたので、使い勝手が向上され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の銀行の店舗の簡略化した斜
視図である。
【図2】図1の実施例の電気回路19を示すブロック図
である。
【図3】処理回路20の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図4】受信機28およびそれに関連する構成を示すブ
ロック図である。
【図5】カメラ11によって撮像された画像26を示す
図である。
【図6】本発明の他の実施例の自動車71の通路72に
関連して本発明が実施される状態を示す簡略化した斜視
図である。
【図7】図6の実施例において得られる画像77を示す
図である。
【図8】本発明が関連して実施される机35の斜視図で
ある。
【図9】本発明が関連して実施される戸棚38の斜視図
である。
【図10】本発明が関連して実施される火災センサ43
の斜視図である。
【図11】本発明が関連して実施される絵画の額縁45
の斜視図である。
【図12】本発明が関連して実施されるテレビジョン受
信機47の斜視図である。
【図13】本発明が関連して実施されるテラーズマシー
ン51の斜視図である。
【図14】本発明が関連して実施される金銭登録機54
の斜視図である。
【図15】本発明が関連して実施される金銭自動支払機
の斜視図である。
【図16】本発明が関連して実施される電源スイッチ6
2の斜視図である。
【図17】本発明が関連して実施されるコンセント65
の斜視図である。
【図18】本発明の他の実施例の簡略化した正面から見
た断面図である。
【図19】図18に示される実施例の簡略化した水平断
面図である。
【図20】参照符71aで示されるカメラ付近の一部の
縦断面図である。
【図21】カメラ71の背後から見た斜視図である。
【図22】カメラ71のフィルム巻取り車86付近の簡
略化した平面図である。
【図23】図18〜図22に示される実施例の電気的構
成を示すブロック図である。
【図24】図23に示される処理回路20の動作を説明
するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 扉 2 カウンタ 3 テラーズマシーン 4 駆動源 5 タイマ 11 カメラ 14 赤外線放射手段 15 検出器 71,71a,71b,71c カメラ 73 第1案内筒 74 開口部 75 第2案内筒 79 ばね 80 位置決め片 81 無端状ベルト 82,83 ベルト巻掛け車 85 シャッタボタン 86 フィルム巻上げ車 87,97 歯 91 シャッタ駆動手段 96 フィルム巻上げ手段 98 駆動車 100 巻上げ枚数計数用メモリ 102 移動体 171 自動車 174 ナンバープレート 176 運転者 M1,M2 モータ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】また本発明は、前記撮像記録手段は、被検
出物体を検出する検出器と、検出器の出力に応答して、
被検出物体の近傍で撮像動作をするカメラとを含み、前
記撮像記録以外の用途に用いられる物体は、金庫、机、
戸棚、時計、火災センサ、金銭処理装置、電源スイッ
チ、コンセント、地球儀、コーヒーカップ、たばこ用ラ
イタ、電気スタンド、室内空調機、装飾用置物および鏡
から成るグループから選ばれた1つであることを特徴と
する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】この本発明はまた地球儀、コーヒーカッ
プ、たばこ用ライタ、電気スタンド、室内空調機さらに
はその他の撮像記録以外の用途に用いられる物体に関連
して広範囲に実施することができる。本発明のさらに他
の実施例として、洋服ダンスの鏡の一部、たとえば周辺
部におけるアルミニウム層などの反射層を部分的に除去
して透光性とし、その背後にカメラのレンズを配置し
て、その鏡に近づく人物の撮影を行うようにしてもよ
い。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通路に、人体などの被検出物体が通過な
    いしは接近したことによって、被検出物体を撮像して記
    録する手段を、 その通路の近傍に設けてある撮像記録以外の用途に用い
    られる物体に内蔵したことを特徴とする侵入警戒記録装
    置。
  2. 【請求項2】 前記撮像記録手段は、 被検出物体を検出する検出器と、 検出器の出力に応答して、被検出物体の近傍で撮像動作
    をするカメラとを含むことを特徴とする請求項1記載の
    侵入警戒記録装置。
  3. 【請求項3】 被検出物体を検出する検出器と、 通路を開閉する扉と、 検出器の出力に応答して、扉を開く扉駆動源とが設けら
    れ、 前記撮像記録手段は、 検出器の出力に応答して、扉が開いた後に、被検出物体
    の近傍で撮像動作をするカメラを含むことを特徴とする
    請求項2記載の侵入警戒記録装置。
  4. 【請求項4】 通路は、自動車が通過することができる
    ものであって、 カメラは、自動車のナンバープレートと、運転者とを撮
    像記録することを特徴とする請求項1記載の侵入警戒記
    録装置。
  5. 【請求項5】 複数の箱形カメラであって、各カメラ
    は、 上部にシャッタボタンを有し、背面には、外周面に多数
    の歯を有しかつ縦の回転軸線を有するフィルム巻上げ車
    を有し、前面に焦点用レンズを有するカメラと、 カメラを横方向に案内し、下部に横方向に延びる開口部
    を有する第1案内筒と、 第1案内筒の移動方向上流側の端部に連結され、縦方向
    に延び、複数のカメラが積重ねられて収納される第2案
    内筒と、 第1案内筒の開口部からその第1案内筒の内方に突出す
    る位置決め片が、無端状ベルトの外周面に、カメラの横
    方向に沿う長さよりもわずかに長い間隔をあけて等間隔
    に設けられて構成される移動体と、 ベルトを駆動してカメラの横方向に沿う長さずつ第1案
    内筒内で移動して、1つのカメラを予め定める停止位置
    に停止するベルト駆動手段と、 第1案内筒の上部に設けられ、前記停止位置にあるカメ
    ラのシャッタボタンを押圧操作するシャッタ駆動手段
    と、 第1案内筒の側部に設けられるフィルム巻上げ手段であ
    って、前記停止位置にあるカメラのフィルム巻上げ車の
    歯に噛合う駆動歯を有する駆動車と、その駆動車をフィ
    ルムが単一枚だけ巻上げられるように駆動するモータと
    を有するフィルム巻上げ手段と、 フィルム巻上げ手段によるフィルム巻上げ枚数を計数す
    る計数手段と、 通路に設けられ、人体などの被検出物体が通過ないしは
    接近したことを検出する検出手段と、 計数手段と検出手段との各出力に応答し、被検出物体が
    検出されたとき、シャッタ駆動手段によってシャッタボ
    タンを押圧操作させ、次にフィルム巻上げ手段の駆動車
    を駆動させてフィルムを単一枚だけ巻上げさせ、その
    後、計数手段による計数出力が予め定める値に達したと
    きベルト駆動手段によってベルトを移動してカメラを横
    方向に移動して新たなカメラを前記停止位置にもたらす
    制御手段とを含み、 前記停止位置は、通路の近傍であり、 カメラと第1および第2案内手段と、移動体と、ベルト
    駆動手段と、シャッタ駆動手段と、フィルム巻上げ手段
    とは、撮像記録以外の用途に用いられる物体に内蔵され
    ることを特徴とする侵入警戒記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03204796A (ja) * 1990-01-08 1991-09-06 Hitachi Ltd 自動機監視システム

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