JP2613032B2 - 監視撮像装置 - Google Patents

監視撮像装置

Info

Publication number
JP2613032B2
JP2613032B2 JP6340527A JP34052794A JP2613032B2 JP 2613032 B2 JP2613032 B2 JP 2613032B2 JP 6340527 A JP6340527 A JP 6340527A JP 34052794 A JP34052794 A JP 34052794A JP 2613032 B2 JP2613032 B2 JP 2613032B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
film
imaging
driving
belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6340527A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08184906A (ja
Inventor
徳三 廣瀬
Original Assignee
株式会社廣瀬製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社廣瀬製作所 filed Critical 株式会社廣瀬製作所
Priority to JP6340527A priority Critical patent/JP2613032B2/ja
Publication of JPH08184906A publication Critical patent/JPH08184906A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2613032B2 publication Critical patent/JP2613032B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば銀行などの建
物内に侵入した不信者などを撮像するために好適に実施
することができる監視撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、たとえば銀行などの建物の入
口には店内を監視するビデオカメラを設け、その撮像デ
ータを管理室などに設けられる表示装置によって表示し
て監視するとともに、磁気テープなどに連続的に記録し
ている。盗難事故などの異常事態が発生したときには、
犯人を見付け出すために磁気テープが再生されるけれど
も、このような磁気テープの再生画像では、その犯人が
撮影されていたにもかかわらず画素が粗いために、犯人
を正確に特定し得る程度に明瞭に犯人像を表示すること
ができないという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、異常
事態の発生時における撮像対象を明瞭に撮像することが
できるようにした撮像装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、監視ビデオカ
メラに連動し、または連接し、監視ビデオカメラの撮像
領域に少なくとも一部が重なる撮像領域を有し、感光フ
イルムに被写体像を露光して撮像する撮像手段を備え、
この撮像手段は、有線または無線で送信された制御信号
によって遠隔制御され、前記撮像手段は、上部にシャッ
タボタンを有し、背面には、外周面に多数の歯を有しか
つ縦の回転軸線を有するフイルム巻上げ車を有し、前面
に焦点用レンズを有する複数のカメラと、各カメラを横
方向に案内する第1案内筒であって、この第1案内筒の
下部に開口部を有する第1案内筒と、第1案内筒の移動
方向上流側の端部に連結され、縦方向に延び、複数のカ
メラが積重ねられて収納される第2案内筒と、位置決め
片が、無端状ベルトの外周面に、カメラの横方向に沿う
長さよりも僅かに長い間隔をあけてベルトの外方に突出
して設けられる移動体とを含み、案内筒は、ベルトの上
張架部分よりも上方に配置され、第1案内筒の前記開口
部は、ベルトの前記上張架部分の延びる方向に沿って横
方向に延びて形成され、位置決め片は、前記上張架部分
から、前記開口部を挿通して第1案内筒の内方に突出す
る長さを有し、前記撮像手段は、さらに、ベルトをカメ
ラの横方向に沿う長さだけ駆動して、1つのカメラを予
め定める停止位置にもたらすベルト駆動手段と、第1案
内筒の上部に設けられ、前記停止位置にあるカメラのシ
ャッタボタンを押圧操作するシャッタ駆動手段と、第1
案内筒の側部に設けられるフイルム巻上げ手段であっ
て、前記停止位置にあるカメラのフイルム巻上げ車の歯
に噛み合う駆動歯を有する駆動車と、その駆動車をフイ
ルムが単一枚だけ巻上げられるように駆動するモータと
を有するフイルム巻上げ手段と、フイルム巻上げ手段に
よるフイルム巻上げ枚数を計数する計数手段と、予め定
める検出位置に人体などの被検出物体が通過ないしは接
近したことを検出する検出手段と、計数手段と検出手段
との各出力に応答し、被検出物体が検出されたとき、シ
ャッタ駆動手段によってシャッタボタンを押圧操作さ
せ、次にフイルム巻上げ手段の駆動車を駆動させてフイ
ルムを単一枚だけ巻上げさせ、その後、計数手段による
計数値が予め定める値に達したとき、ベルト駆動手段に
よって新たなカメラを前記停止位置にもたらす制御手段
とを含むことを特徴とする監視撮像装置である。また本
発明は、撮像手段は、本来の目的が撮像以外で使用され
る物体に、外部から目立たないようにして装着されるこ
とを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明に従えば、たとえば店内の壁または天井
などに設けられる監視ビデオカメラに連動する撮像手段
が設けられる。この撮像手段は、前記監視ビデオカメラ
の撮像領域に少なくとも一部が重なった撮像領域を有す
るように設置され、この一部が重なった撮像領域内の被
写体像を感光フイルムに露光して撮像することができ
る。したがって前記撮像手段は監視ビデオカメラに追従
して作動するため、監視ビデオカメラとは別に撮像手段
だけを個別に変位させて撮像手段を監視ビデオカメラの
撮像方向に一致させることができる。
【0006】この撮像手段は有線または無線で送信され
た制御信号によって遠隔制御され、したがって観者が店
内から退避した位置で前記撮像手段を制御することがで
きる。この撮像手段によって撮像された被写体像は感光
フイルムに露光されて撮像されるので、前記監視ビデオ
カメラによって撮影された再生画像と比較して、前記被
写体像を鮮明に認識することができる。これによってた
とえば店内で不法行為などを行った不審者の外観や不法
行為時の状況などを明瞭に撮像することができる。
【0007】また本発明に従えば、たとえばレンズ付フ
イルムなどと呼ばれている簡便な箱形のカメラを用い
て、このカメラをベルト駆動手段によって駆動される移
動体によって第1案内筒内の予め定める停止位置にもた
らす。被検出物体が検出手段によって検出されたときシ
ャッタ駆動手段によってそのカメラのシャッタを押圧し
て撮像を行い、フイルム巻上げ手段によってフイルムを
自動的に単一枚だけ巻上げ、検出手段によってフイルム
巻上げ枚数を計数する。この計数値が予め定める値に達
したとき、すなわちそのカメラに収納されているフイル
ムの使用が終了したときには、第2案内筒に収納されて
いる新たなカメラを前記停止位置にもたらして、継続し
て撮像を行うことができる。
【0008】これらの一連の継続した撮像手段による撮
像動作は、制御手段によって行われる。したがって撮像
手段は長時間にわたって、監視ビデオカメラによって撮
影された撮像領域に少なくとも一部が重なる撮像領域を
前記監視ビデオカメラに追従して、不法行為の現場の状
況などを明瞭に撮像することができる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の斜視図である。
銀行などの建物41の壁42には監視ビデオカメラ43
が設けられ、この監視ビデオカメラ43上には撮像手段
44が設けられる。監視ビデオカメラ43の撮像領域4
5は、扉46を含む室内空間47の一部を撮像可能なよ
うに設定され、この監視ビデオカメラ43上に設けられ
る前記撮像手段44の斜線を付して示す撮像領域48
は、監視ビデオカメラ43の撮像領域45に少なくとも
一部が重なるように設定されている。
【0010】たとえば監視ビデオカメラ43の撮像領域
45は撮像手段44の撮像領域48よりも広い領域に設
定され、撮像手段44の撮像領域48は扉46を含む室
内空間47に臨む直前の空間だけに限るように設定して
もよい。このように撮像手段44の撮像領域48を設定
することによって、不信者などが扉46の直前に来たと
きに、すなわち撮像手段44の撮像領域内に侵入したと
きに、その不信者を明瞭に撮像することができる。
【0011】本発明の他の実施例として、図1の仮想線
49で示されるように、監視ビデオカメラ43とは別途
に、たとえば前記扉46が設けられるもう1つの壁42
aに撮像手段を独立して設けるようにしてもよい。この
場合にもまた、監視ビデオカメラ43の撮像領域45に
少なくとも一部が重なるようにして撮像手段49の撮像
領域が設定される。
【0012】図2は、撮像手段44を遠隔制御するため
の電気的構成を示すブロック図である。前記監視ビデオ
カメラ43からの画像信号は処理回路50に入力されて
信号処理され、表示手段であるたとえば陰極線管などで
実現されるモニタテレビ51によって表示されるととも
に、画像記録手段52によって磁気テープなどに記録さ
れる。前記処理回路50では、信号処理された監視ビデ
オカメラ43からの画像信号が入力された状態で、入力
手段53または検出手段54からの制御信号を受けた
き、送信手段55は前記信号処理された画像信号を変調
および増幅してアンテナ56から送信する。
【0013】前記処理回路50、表示手段51、記録手
段52、入力手段53、送信手段55およびアンテナ5
6は、たとえば図1に示される室内空間47とは異なる
場所にある管理室などに設けられている。また前記処理
回路50、入力手段53、検出手段54、送信手段5
5、およびアンテナ56によって、遠隔制御手段57を
構成する。前記入力手段53は、たとえば押しボタンス
イッチなどによって実現される。また前記検出手段54
は、赤外線センサまたは指向性を有するマイクロホンな
どによって実現される。
【0014】前記アンテナ56から送信された画像信号
は、撮像手段44に設けられるアンテナ58によって受
信されて、受信手段59によって再度信号処理されて駆
動手段60に入力される。この駆動手段60では、たと
えば感光フイルムが内蔵される、いわゆる箱形の使い捨
てカメラなどによって実現されるカメラ本体61のシャ
ッタを押圧し、このシャッタを押圧した後にフイルムを
巻上げさせる。前記受信手段59および駆動手段60
は、電池などによって実現される電源62から駆動電力
が与えられる。
【0015】図3は、監視撮像装置による動作を説明す
るためのフローチャートである。ステップa1で監視動
作が開始されて、ステップa2で監視ビデオカメラ43
による撮影が開始される。ステップa3で入力手段53
からの制御信号が処理回路50に入力されないときは、
手動操作による入力がないものとしてステップa4へ移
る。このステップa4では、検出手段54からの制御信
号が処理回路50に入力されたときにはステップa5へ
移り、前述したように撮像手段44によって撮像領域4
8内の被写体像が撮像される。また前記ステップa3に
おいて入力手段54からの制御信号が処理回路50に入
力されたときにも、ステップa5へ移り撮像手段44に
よる撮像が行われる。
【0016】前記入力手段53および検出手段54から
の各制御信号は、図4(1)に示される1パルス信号で
ある。この制御信号を入力した入力処理回路50は、送
信手段55に送信信号を出力し、アンテナ56からの送
信信号を撮像手段44のアンテナ58によって受信し、
受信手段59の出力によって駆動手段60が図4(2)
に示されるように予め定める期間W1ごとに複数回、た
とえば3〜10回のシャッタボタンの押圧およびフイル
ムの巻上げ動作を繰返す。この期間W1は、任意に変更
することができ、たとえば1秒程度である。
【0017】このようにして、管理室内の管理者などが
表示手段51を見ていて異常であると判断したときの入
力手段53による入力操作があったとき、または検出手
段54からの処理回路50への入力があったとき、異常
が発生したものと判断して、撮像手段44によって感光
フイルム上に前記撮像領域48内の被写体が露光されて
撮像される。
【0018】図5は、本発明の他の実施例の斜視図であ
る。銀行の建物内には、カウンタ2が配置され、銀行金
銭処理を行うテラーズマシーン3がカウンタ2上に設け
られ、操作者がこの操作を行う。扉1よりも内側には、
顧客が乗ることによって人体である被検出物体を検出す
る検出手段15が設けられる。また建物内の壁4には、
監視ビデオカメラ43aが設けられる。テラーズマシー
ン3の背後には、小さい1〜5mmφ程度の取付孔8が
形成され、その取付孔8内に赤外光によって感光する感
光フイルムを備えた、いわゆる赤外線カメラであるカメ
ラ11と、このカメラ11を外囲する後述の赤外光発生
手段14とが設けられる。
【0019】図6は、図5の実施例の電気的構成を示す
ブロック図である。マイクロコンピュータなどによって
実現される処理回路20は、バッテリなどの電源21に
よって電力が供給され、スイッチ23および電源スイッ
チ23aを操作することによって処理回路20の動作が
行われ電源が投入される。検出手段15の出力は、ライ
ン18から処理回路20に与えられる。
【0020】前記カメラ11と赤外光発生手段14と
は、ライン16,17によって処理回路20に接続され
る。検出手段15によって人体が検出されると、その検
出信号はライン18を介して処理回路20に入力され
る。この処理回路20は、ライン16,17に駆動信号
を導出して赤外光発生手段14から赤外光を発生させる
とともに、前記カメラ11によって前記監視ビデオカメ
ラ43aの撮像領域に少なくとも一部が重なる撮像領域
内の被写体像を撮像することができる。このようにし
て、赤外光発生手段14から発生された赤外光によって
侵入者を照明し、この赤外光によって感光する感光フイ
ルムを備えたカメラ11によって前記侵入者の赤外線像
を撮像することができるので夜間などの暗い状況であっ
ても明瞭に侵入者を撮像することができる。
【0021】また処理回路20は、カメラ11によって
撮像を行ったとき、前記検出器15の出力信号およびカ
メラ11によって撮像した映像信号を送信手段24によ
って電波で送信して、たとえばビデオテープレコーダに
記憶させることもまた可能である。またさらにカメラ1
1によって撮像した映像信号を、公衆電話回線25を介
して伝送することができる。カメラ11は、写真フイル
ムにレンズからの結像画像を結像して露出を行う構成で
あってもよく、さらにまたそれと兼用して、結像素子と
してCCD(電荷蓄積素子)などを用いた構成であって
もよい。このような画像の電気信号は、処理回路20か
ら、送信手段24に与えられ、あるいはまた公衆電話回
線25に与えられる。
【0022】図7は、公衆電話回線25に接続される受
信手段28に関連するブロック図である。受信手段28
では、カメラ11によって撮像された映像信号は、陰極
線管または液晶表示素子などの表示手段30によって表
示され、また検出手段15によって被検出物体が検出さ
れたとき、ブザー31を鳴動して音響表示を行う。特に
このようなブザー31は、無人となった夜間の銀行など
において、扉1を破壊して不信者が侵入したときなどに
おいて、好適に用いられるものである。
【0023】図8は、カメラ11によって撮像した画像
26の正面図である。不審者27をカメラ11によって
明瞭に撮像することができる。
【0024】図9は、本発明の一実施例の簡略化した縦
断面図である。このような図9に示される構成は、前述
の図5のテラーズマシーン3内などに収納され、取付孔
8から外部の人体などの被検出物体を撮像記録すること
ができる。このため、複数の箱形カメラ71が用いられ
る。箱形カメラ71の前面に取付けられている焦点用レ
ンズ72は、予め定める停止位置では、取付孔8に臨
む。同一構成を有するその他の1または複数の箱形カメ
ラは、参照符71aから71cで示されており、これら
の参照符71a〜71cを総括的に参照符71で示すこ
ともある。箱形カメラ71,71aは、第1案内筒73
内で横方向に配置される。この第1案内筒73の下部に
は、横方向に延びる開口部74が形成されている。第1
案内筒73の下部には、開口部74が上述のように形成
される。図9および図11から明らかなように、第1案
内筒73は、ベルト81の上張架部分81aよりも上方
に配置される。第1案内筒73の開口部74は、ベルト
81の上張架部分81aの延びる方向(図9、図10お
よび図11の左右方向)に沿って横方向に延びて形成さ
れる。位置決め片80は、前記上張架部分81aから、
開口部74を挿通して第1案内筒73の内方(図9およ
び図11の上方)に突出する長さを有する。
【0025】箱形カメラ71a〜71cは、第2案内筒
75内に縦に積重ねられて収納されており、この第2案
内筒75は縦方向に延び、その下端部は第1案内筒73
の移動方向上流側(図9の右方)の端部に連結される。
第2案内筒75の上端部には、爪76が突所77に離脱
可能に係止されている蓋78が取付けられ、この蓋78
と最上部のカメラ71cとの間には、ばね79が介在さ
れる。このばね79は、移動方向下流側(図9の右方寄
り)で、最上部のカメラ71cを押下げる。
【0026】図10は第1案内筒73の簡略化した水平
断面図であり、図11はカメラ71内のフイルムが撮影
され終わった後に、次の新たなカメラ71aが移動方向
下流側に移動された状態を示す。第1案内筒73の下部
に形成された開口部74には、位置決め片80がその第
1案内筒73の内方に突出している。この位置決め片8
0は、無端状ベルト81の外周面に、カメラ71の横方
向に沿う長さL1よりも僅かに長い間隔をあけて等間隔
に設けられる。無端状ベルト81は、ベルト車82,8
3に巻掛けられる。これらのベルト車82,83は、た
とえばスプロケットホイルであってもよく、水平回転軸
線を有し、一方のベルト車83はモータM1によって回
転駆動される。
【0027】前記ばね79は、移動方向の下流側寄りに
配置されており、したがって最下部のカメラ71aが図
11のように移動されるとき、その直上のカメラ71b
が第2案内筒75の下部付近で斜めの状態になってしま
うことが防がれる。
【0028】図12は、箱形カメラ71の背後から見た
斜視図である。箱形カメラ71は、上部にシャッタボタ
ン85を有し、このシャッタボタン85が押圧操作され
ることによって、ロール状フイルム1枚分の撮像を行う
ことができる。箱形カメラ71の背面には、フイルム巻
上げ車86が縦の回転軸線を有して設けられる。このフ
イルム巻上げ車86の外周面には、上下に延びる多数の
歯87が形成される。さらに箱形カメラ71の背面に
は、記録領域89が形成され、図10の参照符90で示
される印字手段によって、シャッタボタン85が押圧操
作されたときの日付および時刻を順次的に上から下に印
字して記録することができる。また箱形カメラ71は、
その背面にファインダ88を有し、単体で撮影を行うこ
とができるものであり、商業的に入手可能である。
【0029】図13は、箱形カメラ71のフイルム巻上
げ車86付近の簡略化した平面図である。箱形カメラ7
1は、モータM1の駆動によって位置決め片80の働き
で矢符Aで示す方向に移動される。モータM1は、ベル
ト81を駆動して、箱形カメラ71の横方向に沿う長さ
L1ずつ第1案内筒73内で箱形カメラ71を移動さ
せ、1つの箱形カメラ71を図9の参照符71で示され
る予め定める停止位置に停止させることができる。
【0030】再び図9を参照して説明する。第1案内筒
73の上部には、シャッタ駆動手段91が設けられる。
予め定める停止位置にある箱形カメラ71のシャッタボ
タン85を押圧操作する押圧片92は、プランジャ93
に固定されている。このプランジャ93はコイル94が
励磁されることによって、ばね95のばね力に抗して押
圧片92を下方に押下げるので、これによってシャッタ
ボタン85が押圧操作されてフイルム1枚分の撮像が行
われる。
【0031】予め定める停止位置にある箱形カメラ71
のフイルム巻上げを行うフイルム巻上げ手段96は、第
1案内筒73の側部に設けられ、その停止位置にある箱
形カメラ71のフイルム巻上げ車86の歯87に噛み合
う駆動歯97を有する駆動車98を含む。この駆動車9
8は、モータM2によって回転駆動され、これによって
フイルムが単一枚ずつ巻上げられる。
【0032】図14は、本発明の図9から図13に示さ
れる実施例の電気的構成を示すブロック図である。この
電気的構成は、図6に示す電気的構成に類似し、対応す
る部分には同一の参照符を付す。処理回路20は、シャ
ッタ駆動手段91のコイル94に接続され、またモータ
M1,M2を回転駆動する。また処理回路20はメモリ
100を有し、モータM2を回転駆動した回数、すなわ
ちフイルム巻上げ枚数を計数する。箱形カメラ71内に
は、たとえば36枚撮りのロール状フイルムが装填され
ている。
【0033】図15は、処理回路20の動作を説明する
ためのフローチャートである。ステップb1で動作が開
始されてステップb2に移り、検出器15によって人体
までの被検出物体が検出されるとステップb3に移る。
ステップb3では、扉1が開かれて人が店内に侵入して
テラーズマシーン3に近接する時間、たとえば5〜10
秒間だけ経過した後には、シャッタ駆動手段91のコイ
ル94が励磁されて撮像が行われる。ステップb4で
は、その撮影終了後に、モータM2が回転駆動されてフ
イルム1枚分の巻上げ動作が行われて、次の撮影のため
の待機状態になる。ステップb5では、巻上げ枚数が1
だけインクリメントされる。ステップb6では、計数さ
れた巻上げ枚数がフイルムの撮像可能な最大枚数、たと
えば36枚または24枚の撮像が完了したかどうかが判
断され、この実施例ではたとえば36枚撮りのフイルム
の撮像が完了したものと判断されたときには、次のステ
ップb7に移る。ステップb7では、ベルト駆動手段を
構成するモータM1によって無端状ベルト81が回転駆
動されて位置決め片80はカメラ71を移動方向下流側
に押して収納部101(前述の図9参照)に収納し、こ
れと同時に新たなカメラ71aが撮影のための予め定め
る停止位置にもたらされる。停止位置にもたらされたカ
メラ71aの図13に示されるフイルム巻上げ車86の
歯は、駆動車98の駆動歯97に噛み合う状態となる。
この状態で、モータM2が回転駆動されて第1枚目の撮
像が可能な状態となる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、撮像手段
は、監視ビデオカメラの撮像領域に少なくとも一部が重
なる撮像領域内の被写体像を感光フィルムに露光して撮
像することができ、有線または無線で送信された制御信
号によって遠隔制御されるので、不審者に気付かれるこ
となく、その不審者の外観や不法行為時の状況などを監
視ビデオカメラよりも明瞭に撮像することができる。
【0035】また本発明によれば、箱形のカメラなどを
用いて撮像するようにし、そのカメラの交換を自動的に
行うことができるようにしたので、継続して撮像するこ
とができ利便性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】撮像手段44を遠隔制御するための電気的構成
を示すブロック図である。
【図3】監視撮像装置における動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図4】入力手段53または検出手段54から処理回路
50への入力によってカメラ本体6を駆動するための信
号波形を示すタイミングチャートであり、図4(1)は
入力手段53または検出手段54からの制御信号を示
し、図4(2)は駆動手段から出力される駆動信号を示
す。
【図5】本発明の他の実施例の斜視図である。
【図6】図5の実施例の電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図7】受信手段28に関連する構成を示すブロック図
である。
【図8】カメラ11によって撮像された画像26を示す
図である。
【図9】本発明の一実施例の簡略化した縦断面図であ
る。
【図10】図9に示される実施例の簡略化した水平断面
図である。
【図11】参照符71aで示される箱形カメラ付近の一
部の縦断面図である。
【図12】箱形カメラ71の背後から見た斜視図であ
る。
【図13】箱形カメラ71のフイルム巻取り車86付近
の簡略化した平面図である。
【図14】図9から図13に示される実施例の電気的構
成を示すブロック図である。
【図15】処理回路20の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
2 カウンタ 3 テラーズマシーン 11 カメラ 14 赤外線放射手段 15,54 検出手段 43,43a 監視ビデオカメラ 44,49 撮像手段 45,48 撮像領域 57 遠隔制御手段 71,71a,71b,71c 箱形カメラ 72 焦点用レンズ 73 第1案内筒 74 開口部 75 第2案内筒 80 位置決め片 81 無端状ベルト 82,83 ベルト車 85 シャッタボタン 86 フイルム巻上げ車 87 歯 91 シャッタ駆動手段 96 フイルム巻上げ手段 97 駆動歯 98 駆動車 100 メモリ M1,M2 モータ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視ビデオカメラに連動し、または連接
    し、監視ビデオカメラの撮像領域に少なくとも一部が重
    なる撮像領域を有し、感光フイルムに被写体像を露光し
    て撮像する撮像手段を備え、 この撮像手段は、有線または無線で送信された制御信号
    によって遠隔制御され、 前記撮像手段は、 上部にシャッタボタンを有し、背面には、外周面に多数
    の歯を有しかつ縦の回転軸線を有するフイルム巻上げ車
    を有し、前面に焦点用レンズを有する複数のカメラと、 各カメラを横方向に案内する第1案内筒であって、この
    第1案内筒の下部に開口部を有する第1案内筒と、 第1案内筒の移動方向上流側の端部に連結され、縦方向
    に延び、複数のカメラが積重ねられて収納される第2案
    内筒と、 位置決め片が、無端状ベルトの外周面に、カメラの横方
    向に沿う長さよりも僅かに長い間隔をあけてベルトの外
    方に突出して設けられる移動体とを含み、 案内筒は、ベルトの上張架部分よりも上方に配置され、 第1案内筒の前記開口部は、ベルトの前記上張架部分の
    延びる方向に沿って横方向に延びて形成され、 位置決め片は、前記上張架部分から、前記開口部を挿通
    して第1案内筒の内方に突出する長さを有し、 前記撮像手段は、さらに、 ベルトをカメラの横方向に沿う長さだけ駆動して、1つ
    のカメラを予め定める停止位置にもたらすベルト駆動手
    段と、 第1案内筒の上部に設けられ、前記停止位置にあるカメ
    ラのシャッタボタンを押圧操作するシャッタ駆動手段
    と、 第1案内筒の側部に設けられるフイルム巻上げ手段であ
    って、前記停止位置にあるカメラのフイルム巻上げ車の
    歯に噛み合う駆動歯を有する駆動車と、その駆動車をフ
    イルムが単一枚だけ巻上げられるように駆動するモータ
    とを有するフイルム巻上げ手段と、 フイルム巻上げ手段によるフイルム巻上げ枚数を計数す
    る計数手段と、 予め定める検出位置に人体などの被検出物体が通過ない
    しは接近したことを検出する検出手段と、 計数手段と検出手段との各出力に応答し、被検出物体が
    検出されたとき、シャッタ駆動手段によってシャッタボ
    タンを押圧操作させ、次にフイルム巻上げ手段の駆動車
    を駆動させてフイルムを単一枚だけ巻上げさせ、その
    後、計数手段による計数値が予め定める値に達したと
    き、ベルト駆動手段によって新たなカメラを前記停止位
    置にもたらす制御手段とを含むことを特徴とする監視撮
    像装置。
  2. 【請求項2】 撮像手段は、本来の目的が撮像以外で使
    用される物体に、外部から目立たないようにして装着さ
    れることを特徴とする請求項1記載の監視撮像装置。
JP6340527A 1994-12-29 1994-12-29 監視撮像装置 Expired - Fee Related JP2613032B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6340527A JP2613032B2 (ja) 1994-12-29 1994-12-29 監視撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6340527A JP2613032B2 (ja) 1994-12-29 1994-12-29 監視撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08184906A JPH08184906A (ja) 1996-07-16
JP2613032B2 true JP2613032B2 (ja) 1997-05-21

Family

ID=18337843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6340527A Expired - Fee Related JP2613032B2 (ja) 1994-12-29 1994-12-29 監視撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2613032B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03255432A (ja) * 1990-03-06 1991-11-14 Fuji Seiko Honsha:Kk 防犯装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08184906A (ja) 1996-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5155474A (en) Photographic security system
JPH0667266A (ja) 防犯カメラ装置および警報システム
EP0286922B1 (en) Camera for shooting movie and still pictures
JP2613032B2 (ja) 監視撮像装置
JP3657132B2 (ja) 住宅の侵入監視装置
US4720720A (en) Motor-driven film winder for cameras
JP2824196B2 (ja) 侵入警戒記録装置
JP2698311B2 (ja) 警戒記録装置
JP3420320B2 (ja) 監視撮影装置
JP2005318036A (ja) 防犯用撮影記憶装置
JP2003317157A (ja) 監視用写真撮影システム
JP3108089U (ja) 感知作動型自動撮影装置
JP2761020B2 (ja) 防犯カメラ
JPH0614222A (ja) 録画カメラ装置
JP3089888U (ja) 監視カメラ
JPH0998326A (ja) 撮像装置
JPH0968741A (ja) 監視カメラシステム
JPS6118521Y2 (ja)
JPH057810Y2 (ja)
JP3065621B2 (ja) 電子的撮像装置
JPH0424696Y2 (ja)
JPH0968752A (ja) 撮像装置
JP2001266192A (ja) 入車記録装置
JP3176486B2 (ja) データ写し込み装置
JP2003330067A (ja) 防犯用写真撮影装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees