JPH0614222A - 録画カメラ装置 - Google Patents
録画カメラ装置Info
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- JPH0614222A JPH0614222A JP4147481A JP14748192A JPH0614222A JP H0614222 A JPH0614222 A JP H0614222A JP 4147481 A JP4147481 A JP 4147481A JP 14748192 A JP14748192 A JP 14748192A JP H0614222 A JPH0614222 A JP H0614222A
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- JP
- Japan
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- image
- signal
- recording
- camera device
- control means
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィルムが要らず、コンパクトで、しかも操
作が手軽な録画機能付のカメラ装置を提供する。 【構成】 撮像部2によって読取走査された2次元画像
をシリアルな画信号に変換するための画像処理部1と、
タイマー21から一定間隔で送出される録画指令信号に
したがって画像処理部1をオン、オフ制御して、順次得
られるシリアルな画信号を1フレーム毎に画像メモリ1
0に順番に記憶させて、録画を行なう一方、センサが異
常を検知したときには、録画動作を所定タイミングで停
止し、以後の録画を禁止させるための書込制御手段9
と、再生指令信号があったときには、画像メモリ内に記
憶された画信号を出力装置へ出力させる読出制御手段1
1とを備えた構成となっている。
作が手軽な録画機能付のカメラ装置を提供する。 【構成】 撮像部2によって読取走査された2次元画像
をシリアルな画信号に変換するための画像処理部1と、
タイマー21から一定間隔で送出される録画指令信号に
したがって画像処理部1をオン、オフ制御して、順次得
られるシリアルな画信号を1フレーム毎に画像メモリ1
0に順番に記憶させて、録画を行なう一方、センサが異
常を検知したときには、録画動作を所定タイミングで停
止し、以後の録画を禁止させるための書込制御手段9
と、再生指令信号があったときには、画像メモリ内に記
憶された画信号を出力装置へ出力させる読出制御手段1
1とを備えた構成となっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防犯をはじめとして、
幅広い汎用性を持たせることができる録画カメラ装置に
関する。
幅広い汎用性を持たせることができる録画カメラ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】カメラで撮影した映像をビデオテープに
録画したり、モニタテレビへ映し出したりすることで、
店舗内やビル内などの状況を監視する防犯監視システム
が存在するが、これらの防犯監視システムは、カメラや
映像の記憶手段などが大型化するために、その存在が目
立って防犯上あまり好適とは言えず、また設置が面倒、
困難であり、その結果、使用可能な範囲にも自ずと制限
が加えられていた。
録画したり、モニタテレビへ映し出したりすることで、
店舗内やビル内などの状況を監視する防犯監視システム
が存在するが、これらの防犯監視システムは、カメラや
映像の記憶手段などが大型化するために、その存在が目
立って防犯上あまり好適とは言えず、また設置が面倒、
困難であり、その結果、使用可能な範囲にも自ずと制限
が加えられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記事情に鑑みて提案
される本発明の目的は、コンパクト化が可能で、操作も
手軽な上に、異常の発生したときにだけ自動的に録画が
でき、録画した映像を随時画信号として取り出して見る
ことのできる便利な録画カメラ装置を提供することにあ
る。
される本発明の目的は、コンパクト化が可能で、操作も
手軽な上に、異常の発生したときにだけ自動的に録画が
でき、録画した映像を随時画信号として取り出して見る
ことのできる便利な録画カメラ装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される本発明の録画カメラ装置は、撮像部によっ
て読取走査された2次元画像をシリアルな画信号に変換
するための画像処理部と、タイマーから一定間隔で送出
される録画指令信号にしたがって画像処理部をオン、オ
フ制御して、得られるシリアルな画信号を1フレーム毎
に画像メモリに順番に記憶させて、録画を行なう一方、
センサが異常を検知したときには、録画動作を所定タイ
ミングで停止して、以後の録画を禁止させるための書込
制御手段と、再生指令信号があったときには、画像メモ
リ内に記憶された画信号を出力装置へ出力させる読出制
御手段とを備えた構成となっている(請求項1)。
に提案される本発明の録画カメラ装置は、撮像部によっ
て読取走査された2次元画像をシリアルな画信号に変換
するための画像処理部と、タイマーから一定間隔で送出
される録画指令信号にしたがって画像処理部をオン、オ
フ制御して、得られるシリアルな画信号を1フレーム毎
に画像メモリに順番に記憶させて、録画を行なう一方、
センサが異常を検知したときには、録画動作を所定タイ
ミングで停止して、以後の録画を禁止させるための書込
制御手段と、再生指令信号があったときには、画像メモ
リ内に記憶された画信号を出力装置へ出力させる読出制
御手段とを備えた構成となっている(請求項1)。
【0005】ここにセンサによる異常検知とは、画像セ
ンサが人の存在を検知したときや、連動させるべき外部
機器が損傷を受けたり、作動されたときなどが含まれ
る。このような本発明において、書込制御手段は、セン
サが異常を検知したときに駆動させる時間帯を予めセッ
トタイマーによって設定してもよいし(請求項2)、各
種の連動機器の動作を条件信号として録画を許容、禁止
させる構成としてもよい(請求項3)。
ンサが人の存在を検知したときや、連動させるべき外部
機器が損傷を受けたり、作動されたときなどが含まれ
る。このような本発明において、書込制御手段は、セン
サが異常を検知したときに駆動させる時間帯を予めセッ
トタイマーによって設定してもよいし(請求項2)、各
種の連動機器の動作を条件信号として録画を許容、禁止
させる構成としてもよい(請求項3)。
【0006】また、録画解除スイッチを設けたもので
は、画像メモリへの録画が行なわれた後に、このスイッ
チを操作することによって、録画を再開することも出来
る(請求項4)。画像メモリに録画された画信号は、再
生スイッチを操作すれば、外部の出力装置の処理可能な
信号に変換され出力される。この場合において、再生指
令信号を受けたときには、すべての画像メモリに記憶さ
れた画信号を自動的に出力されるようにしてもよく、ま
た再生スイッチを操作する度に、1つの画像メモリが順
次指定されて、そこに記憶された画信号が出力される構
成にしてもよい(請求項5,6)。
は、画像メモリへの録画が行なわれた後に、このスイッ
チを操作することによって、録画を再開することも出来
る(請求項4)。画像メモリに録画された画信号は、再
生スイッチを操作すれば、外部の出力装置の処理可能な
信号に変換され出力される。この場合において、再生指
令信号を受けたときには、すべての画像メモリに記憶さ
れた画信号を自動的に出力されるようにしてもよく、ま
た再生スイッチを操作する度に、1つの画像メモリが順
次指定されて、そこに記憶された画信号が出力される構
成にしてもよい(請求項5,6)。
【0007】このような録画カメラによって録画された
画信号は、ビデオプリンタ、フレキシブルディスクなど
の外部記憶装置に出力して画信号として記憶保持できる
他、一般家庭用TVや、専用のモニタTVにも出力して
撮像した2次元画像を表示させることもでき、その場
合、画像メモリに記憶された画信号は、これらのTVで
映像表示が可能なように水平、垂直同期信号が付加され
て複合映像信号が生成され、所定時間繰り返して出力さ
れる(請求項7)。
画信号は、ビデオプリンタ、フレキシブルディスクなど
の外部記憶装置に出力して画信号として記憶保持できる
他、一般家庭用TVや、専用のモニタTVにも出力して
撮像した2次元画像を表示させることもでき、その場
合、画像メモリに記憶された画信号は、これらのTVで
映像表示が可能なように水平、垂直同期信号が付加され
て複合映像信号が生成され、所定時間繰り返して出力さ
れる(請求項7)。
【0008】更に、読出制御手段にモニタスイッチと、
再生スイッチとを設け、モニタスイッチを操作したとき
には、画像処理部から出力されるシリアルな画信号に水
平、垂直同期信号を付加させて複合映像信号として出力
させ、再生スイッチを操作したときには、画像メモリに
記憶された画信号を外部装置の処理可能な信号に変換し
て出力する構成としてもよい(請求項8)。
再生スイッチとを設け、モニタスイッチを操作したとき
には、画像処理部から出力されるシリアルな画信号に水
平、垂直同期信号を付加させて複合映像信号として出力
させ、再生スイッチを操作したときには、画像メモリに
記憶された画信号を外部装置の処理可能な信号に変換し
て出力する構成としてもよい(請求項8)。
【0009】更に、このような本発明の録画カメラに
は、その機能性を向上し、商品的価値を高めるため次の
ような機能を付加することも出来る。すなわち、請求項
9では、画像メモリに録画した画信号に録画データを付
加させて、再生時に録画日時が確認できるようになって
おり、請求項10では、画像メモリの容量を小さくする
ため、撮像部によって撮像された画信号を符号化してか
ら記憶させ、再生時には復号して出力できるようになっ
ている。
は、その機能性を向上し、商品的価値を高めるため次の
ような機能を付加することも出来る。すなわち、請求項
9では、画像メモリに録画した画信号に録画データを付
加させて、再生時に録画日時が確認できるようになって
おり、請求項10では、画像メモリの容量を小さくする
ため、撮像部によって撮像された画信号を符号化してか
ら記憶させ、再生時には復号して出力できるようになっ
ている。
【0010】また、請求項11では、撮像部による撮像
感度を向上させるために、露光制御手段を設けており、
請求項12では携帯に便利なように電池を駆動源とした
構成としている。
感度を向上させるために、露光制御手段を設けており、
請求項12では携帯に便利なように電池を駆動源とした
構成としている。
【0011】
【作用】本発明の録画カメラ装置では、書込制御手段は
タイマーによって一定時間間隔で常時駆動され、画像メ
モリへの記憶を行なっているので、画像メモリへの録画
は連続的に繰返し行なわれ、センサが検知を行なったと
きにだけ画像メモリへの書換えが停止され、録画が所定
タイミングで停止する。録画を停止させるタイミング
は、センサが検知を行なった時点で、他の画像メモリへ
の画信号の書換えを禁止したり、センサが検知する前後
における所定のフレーム数の画信号のみを書換え禁止に
するなどの態様があり、プログラム処理によって容易に
対応できる。
タイマーによって一定時間間隔で常時駆動され、画像メ
モリへの記憶を行なっているので、画像メモリへの録画
は連続的に繰返し行なわれ、センサが検知を行なったと
きにだけ画像メモリへの書換えが停止され、録画が所定
タイミングで停止する。録画を停止させるタイミング
は、センサが検知を行なった時点で、他の画像メモリへ
の画信号の書換えを禁止したり、センサが検知する前後
における所定のフレーム数の画信号のみを書換え禁止に
するなどの態様があり、プログラム処理によって容易に
対応できる。
【0012】また、このような録画カメラ装置は、セッ
トタイマーや、連動機器の動作に応じて自動録画の動作
条件を自由に設定ができ、そのようなものでは、センサ
の検知時が設定した時間帯や連動機器の動作条件に合致
したときにのみ自動録画を行なうことができる。更に、
このような録画カメラ装置では、撮像部は一定周期で繰
返し、撮像素子で捉えた2次元画像をシリアルな画信号
に変換し出力しているので、その画信号に、水平、垂直
同期信号を付加させて出力させれば、そのまま一般の家
庭用テレビなどに映像信号を映しだして、モニタするこ
ともできる。この場合、撮像部を短い間隔で駆動させれ
ば、動画としてモニタすることが出来るが、長い間隔で
駆動させれば、静止画の連続画面としてモニタすること
が出来る。
トタイマーや、連動機器の動作に応じて自動録画の動作
条件を自由に設定ができ、そのようなものでは、センサ
の検知時が設定した時間帯や連動機器の動作条件に合致
したときにのみ自動録画を行なうことができる。更に、
このような録画カメラ装置では、撮像部は一定周期で繰
返し、撮像素子で捉えた2次元画像をシリアルな画信号
に変換し出力しているので、その画信号に、水平、垂直
同期信号を付加させて出力させれば、そのまま一般の家
庭用テレビなどに映像信号を映しだして、モニタするこ
ともできる。この場合、撮像部を短い間隔で駆動させれ
ば、動画としてモニタすることが出来るが、長い間隔で
駆動させれば、静止画の連続画面としてモニタすること
が出来る。
【0013】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明録画カメラ装置の第1実施例を
示すブロック構成図である。この実施例装置は、1フレ
ーム分の画信号を生成させるための画像処理部1と、画
像処理部1の駆動をオン、オフ制御すると共に、生成さ
れた画信号を書換え可能な画像メモリ10に記憶させる
書込制御手段9と、画像メモリ10に記憶された画信号
を適宜の出力装置(不図示)に出力させる読出制御手段
11とを組み合わせて構成されている。
明する。図1は、本発明録画カメラ装置の第1実施例を
示すブロック構成図である。この実施例装置は、1フレ
ーム分の画信号を生成させるための画像処理部1と、画
像処理部1の駆動をオン、オフ制御すると共に、生成さ
れた画信号を書換え可能な画像メモリ10に記憶させる
書込制御手段9と、画像メモリ10に記憶された画信号
を適宜の出力装置(不図示)に出力させる読出制御手段
11とを組み合わせて構成されている。
【0014】このような本発明録画カメラ装置は、図2
や図3に示すように、マスコットや置物31に組み込む
などして、防犯上必要とされる場所(例えば金庫前)に
設置して用いことができる。この場合、上記した画像処
理部1、書込制御手段9、読出制御手段11及び画像メ
モリ10など(いずれも不図示)はマスコット31の胴
体内部へ収納し、その胴体部付近にさりげなく撮像用レ
ンズ3を配すればよい。
や図3に示すように、マスコットや置物31に組み込む
などして、防犯上必要とされる場所(例えば金庫前)に
設置して用いことができる。この場合、上記した画像処
理部1、書込制御手段9、読出制御手段11及び画像メ
モリ10など(いずれも不図示)はマスコット31の胴
体内部へ収納し、その胴体部付近にさりげなく撮像用レ
ンズ3を配すればよい。
【0015】画像処理部1は、レンズ3を通して入射す
る光を、CCDなどで構成された撮像素子4で画信号に
変換する撮像部2と、NTSCなどの標準の同期信号を
発生させる同期信号発生器6と、この同期信号を受け
て、上記撮像部2の駆動などに必要なタイミング信号を
発生させるタイミング発生器5と、同期信号発生器6か
らの同期信号、タイミング発生器5からのタイミング信
号及び撮像部2からの画信号を処理して1フレーム分の
画信号を生成する信号処理部7とを備えた構成とされて
いる。
る光を、CCDなどで構成された撮像素子4で画信号に
変換する撮像部2と、NTSCなどの標準の同期信号を
発生させる同期信号発生器6と、この同期信号を受け
て、上記撮像部2の駆動などに必要なタイミング信号を
発生させるタイミング発生器5と、同期信号発生器6か
らの同期信号、タイミング発生器5からのタイミング信
号及び撮像部2からの画信号を処理して1フレーム分の
画信号を生成する信号処理部7とを備えた構成とされて
いる。
【0016】信号処理部7では、制御に必要な処理を行
なっており、同期信号発生器6が一定間隔で発生する水
平同期信号及び垂直同期信号を撮像部2からの画信号に
加えて、1画素ごとにA/D変換器8によってデジタル
化する処理を行い、またこれと並行してアパーチャ処理
(画信号の輪郭をシャープに整えるための補正処理)な
どを施すようになっている。
なっており、同期信号発生器6が一定間隔で発生する水
平同期信号及び垂直同期信号を撮像部2からの画信号に
加えて、1画素ごとにA/D変換器8によってデジタル
化する処理を行い、またこれと並行してアパーチャ処理
(画信号の輪郭をシャープに整えるための補正処理)な
どを施すようになっている。
【0017】上記書込制御手段9は、タイマー21から
一定間隔で送出される録画指令信号にしたがって、上記
画像処理部1の駆動をオン、オフ制御し、この画像処理
部1で画信号を次々に(5〜10秒程度ごとに1フレー
ムの割合で)生成させるようになっている。そして、こ
の書込制御手段9は、画像処理部1の同期信号発生器6
から送出される同期信号に基づきながら、1フレーム分
の画信号が生成されるごとに書込みクロック信号を出力
し、各画信号(デジタル化したもの)を、複数個設けら
れた画像メモリ10(#1,#2,・・・#N)の各1
個に対して順番に書き込んで録画を行なうようになって
おり、画像メモリ10のN個分の書込みを一巡した後
は、再び書込みを開始した当初の画像メモリ10(#
1)へ戻って、また順番に上書きを繰り返し、このよう
にして元の記憶内容を順次更新してゆくような構成とな
っている。
一定間隔で送出される録画指令信号にしたがって、上記
画像処理部1の駆動をオン、オフ制御し、この画像処理
部1で画信号を次々に(5〜10秒程度ごとに1フレー
ムの割合で)生成させるようになっている。そして、こ
の書込制御手段9は、画像処理部1の同期信号発生器6
から送出される同期信号に基づきながら、1フレーム分
の画信号が生成されるごとに書込みクロック信号を出力
し、各画信号(デジタル化したもの)を、複数個設けら
れた画像メモリ10(#1,#2,・・・#N)の各1
個に対して順番に書き込んで録画を行なうようになって
おり、画像メモリ10のN個分の書込みを一巡した後
は、再び書込みを開始した当初の画像メモリ10(#
1)へ戻って、また順番に上書きを繰り返し、このよう
にして元の記憶内容を順次更新してゆくような構成とな
っている。
【0018】画像メモリ10の個数は、1個の画像メモ
リ10に1フレーム分の画信号を記憶できるものとし
て、5〜8個程度とするのが好ましいが、これは何ら限
定されるものではない。特に、後述するように画信号の
圧縮処理を行わせる場合などにあっては、画像メモリ1
0を1個だけにするようなことも可能であり、この場合
には当然に、画像メモリ10を順番に切り替える必要も
ない。
リ10に1フレーム分の画信号を記憶できるものとし
て、5〜8個程度とするのが好ましいが、これは何ら限
定されるものではない。特に、後述するように画信号の
圧縮処理を行わせる場合などにあっては、画像メモリ1
0を1個だけにするようなことも可能であり、この場合
には当然に、画像メモリ10を順番に切り替える必要も
ない。
【0019】このような書込制御手段9には、異常を検
知したときに、当該書込制御手段9に対して録画禁止信
号を出力するセンサ22が接続されており、書込制御手
段9がこの録画禁止信号を受信すると、受信後、所定の
タイミングで画像メモリ10に対する画信号の書込みを
停止し、且つその後の書込みを禁止するためロック状態
を維持するようになっている。従って、画像メモリ10
のうち数個乃至全部に、録画禁止信号が出力された段階
での数フレーム分の画信号が書き込まれた状態となり、
その後タイマー21から録画指令信号が送出されても、
この録画指令信号は全て無視されて、書込み(上書き)
が行われることはなく、上記のロック状態が維持される
ようになっている。このようなロック状態は、人為的な
録画解除スイッチの操作などによってリセットされない
限り、解除されることはない。なお、録画禁止信号が出
力された瞬間を基準として、書込制御手段9が画信号の
書込みを停止するタイミングや、ロック状態に保持する
フレーム数は、ソフト的な対応によって任意に変更する
ことができるものであり、例えば、録画禁止信号が出力
された瞬間よりも数フレーム前に溯った時点から、画像
メモリ10の個数分に相当したフレーム数の画信号が得
られるまでを、録画、保存状態とすることができる。こ
れによって録画禁止信号が出力される前の状態と出力さ
れた後の状態とを比較検討することができ、センサ22
が誤動作した場合(例えばカーテンの揺れを検知したな
ど)の原因究明なども簡単に行える。
知したときに、当該書込制御手段9に対して録画禁止信
号を出力するセンサ22が接続されており、書込制御手
段9がこの録画禁止信号を受信すると、受信後、所定の
タイミングで画像メモリ10に対する画信号の書込みを
停止し、且つその後の書込みを禁止するためロック状態
を維持するようになっている。従って、画像メモリ10
のうち数個乃至全部に、録画禁止信号が出力された段階
での数フレーム分の画信号が書き込まれた状態となり、
その後タイマー21から録画指令信号が送出されても、
この録画指令信号は全て無視されて、書込み(上書き)
が行われることはなく、上記のロック状態が維持される
ようになっている。このようなロック状態は、人為的な
録画解除スイッチの操作などによってリセットされない
限り、解除されることはない。なお、録画禁止信号が出
力された瞬間を基準として、書込制御手段9が画信号の
書込みを停止するタイミングや、ロック状態に保持する
フレーム数は、ソフト的な対応によって任意に変更する
ことができるものであり、例えば、録画禁止信号が出力
された瞬間よりも数フレーム前に溯った時点から、画像
メモリ10の個数分に相当したフレーム数の画信号が得
られるまでを、録画、保存状態とすることができる。こ
れによって録画禁止信号が出力される前の状態と出力さ
れた後の状態とを比較検討することができ、センサ22
が誤動作した場合(例えばカーテンの揺れを検知したな
ど)の原因究明なども簡単に行える。
【0020】勿論、このような態様に限らず、センサが
異常を検知した瞬間からそれ以降の数フレームの画信号
を録画、保存しておくようにもできる。このようなセン
サ22には、赤外線を用いるのが最適であるが、超音波
やフォトによるものを用いることも可能であって、マス
コットや置物31(図2〜図3参照)における撮像用レ
ンズ3の周辺(例えば人形型マスコット31の目)に組
み込むようにして、不審者の接近などを検知できるよう
にしておけばよい。
異常を検知した瞬間からそれ以降の数フレームの画信号
を録画、保存しておくようにもできる。このようなセン
サ22には、赤外線を用いるのが最適であるが、超音波
やフォトによるものを用いることも可能であって、マス
コットや置物31(図2〜図3参照)における撮像用レ
ンズ3の周辺(例えば人形型マスコット31の目)に組
み込むようにして、不審者の接近などを検知できるよう
にしておけばよい。
【0021】上記読出制御手段11は、複数個設けられ
た画像メモリ10のうち所定の1個を選択するととも
に、画像処理部1の同期信号発生器6から送出される同
期信号に基づきながら読出しクロック信号を出力し、選
択された画像メモリ10から画信号を読み出すように構
成されている。読み出された画信号は、D/A変換器1
2によって逐一アナログ化され、同期信号発生器6から
一定間隔で発生される水平同期信号及び垂直同期信号が
付加された後、適宜の出力装置(不図示)へと出力され
るようになっている。
た画像メモリ10のうち所定の1個を選択するととも
に、画像処理部1の同期信号発生器6から送出される同
期信号に基づきながら読出しクロック信号を出力し、選
択された画像メモリ10から画信号を読み出すように構
成されている。読み出された画信号は、D/A変換器1
2によって逐一アナログ化され、同期信号発生器6から
一定間隔で発生される水平同期信号及び垂直同期信号が
付加された後、適宜の出力装置(不図示)へと出力され
るようになっている。
【0022】このような読出制御手段11は、再生指令
信号があったことによって駆動されるものであり、この
ための再生指令信号は、再生スイッチ(不図示)などを
操作することにより行われる。また上記出力装置として
は、一般家庭用TVなどの画像表示手段をはじめとし
て、ビデオプリンタ、電子写真装置、フロッピィディス
クなどの記憶媒体への変換装置(いずれも不図示)を用
いることが可能であるが、画像表示手段を用いる場合に
は、1フレーム分の画信号を出力するだけでは画像とし
て認識できない(1フレームは1/30秒でしかない)
ため、同じ内容の画信号を所定時間継続して繰り返し出
力する。
信号があったことによって駆動されるものであり、この
ための再生指令信号は、再生スイッチ(不図示)などを
操作することにより行われる。また上記出力装置として
は、一般家庭用TVなどの画像表示手段をはじめとし
て、ビデオプリンタ、電子写真装置、フロッピィディス
クなどの記憶媒体への変換装置(いずれも不図示)を用
いることが可能であるが、画像表示手段を用いる場合に
は、1フレーム分の画信号を出力するだけでは画像とし
て認識できない(1フレームは1/30秒でしかない)
ため、同じ内容の画信号を所定時間継続して繰り返し出
力する。
【0023】なお、これら各出力装置に対して本発明録
画カメラ装置を接続するには、本発明録画カメラ装置自
体を出力装置の設置場所へ持ち込んで、所定のコネクタ
により接続するようにしてもよいし、本発明録画カメラ
装置において画像メモリ10(読出制御手段11を含む
場合もある)が容易に脱着できる構造としておき、この
画像メモリ10だけを出力装置の設置場所へ持ち込ん
で、所定のコネクタにより接続するようにしてもよい。
勿論、本発明録画カメラ装置の設置場所において、当初
から出力装置と接続しておくことも可能である。
画カメラ装置を接続するには、本発明録画カメラ装置自
体を出力装置の設置場所へ持ち込んで、所定のコネクタ
により接続するようにしてもよいし、本発明録画カメラ
装置において画像メモリ10(読出制御手段11を含む
場合もある)が容易に脱着できる構造としておき、この
画像メモリ10だけを出力装置の設置場所へ持ち込ん
で、所定のコネクタにより接続するようにしてもよい。
勿論、本発明録画カメラ装置の設置場所において、当初
から出力装置と接続しておくことも可能である。
【0024】読出制御手段11は、1回の再生スイッチ
操作によって再生指令信号があったときに、各画像メモ
リ10を自動的に切り替えながら、それぞれの画信号を
順次出力して行く構成としておくと、例えば最初に#1
の画像メモリ10から1フレーム分の画信号を出力させ
た後、続いて#2の画像メモリ10から同様に画信号を
出力させて行き、一挙動のもとに、全部の画像メモリ1
0に記憶された全ての画信号を出力させることができ
る。従って、出力装置(不図示)として画像表示手段以
外のものを用いた場合には、出力時間の短縮及び作業の
容易化が図られるものであり、また画像表示手段である
場合でも、画像メモリ10の切り替え間隔を、例えば1
0秒程度とすることで、各画信号の確認作業が容易とな
る。
操作によって再生指令信号があったときに、各画像メモ
リ10を自動的に切り替えながら、それぞれの画信号を
順次出力して行く構成としておくと、例えば最初に#1
の画像メモリ10から1フレーム分の画信号を出力させ
た後、続いて#2の画像メモリ10から同様に画信号を
出力させて行き、一挙動のもとに、全部の画像メモリ1
0に記憶された全ての画信号を出力させることができ
る。従って、出力装置(不図示)として画像表示手段以
外のものを用いた場合には、出力時間の短縮及び作業の
容易化が図られるものであり、また画像表示手段である
場合でも、画像メモリ10の切り替え間隔を、例えば1
0秒程度とすることで、各画信号の確認作業が容易とな
る。
【0025】一方、上記とは異なり、読出制御手段11
は、再生スイッチを操作する毎に、画信号出力の対象と
する画像メモリ10を逐次(1回だけ)切り替えてゆく
ような構成としてもよい。また、このような順番にこだ
わらず、操作者が指定した画像メモリ10(例えば#
2)だけについて出力させるような構成とすることも可
能である。このようにしておけば、不要な画信号の出力
に要する時間を省略することができるし、フロッピィデ
ィスクなどの記憶媒体においては、記憶容量の無駄な消
費を抑えることができる。また、出力装置(不図示)を
画像表示手段とする場合には、各1フレーム分の画信号
についての念入りな確認が可能となる利点がある。
は、再生スイッチを操作する毎に、画信号出力の対象と
する画像メモリ10を逐次(1回だけ)切り替えてゆく
ような構成としてもよい。また、このような順番にこだ
わらず、操作者が指定した画像メモリ10(例えば#
2)だけについて出力させるような構成とすることも可
能である。このようにしておけば、不要な画信号の出力
に要する時間を省略することができるし、フロッピィデ
ィスクなどの記憶媒体においては、記憶容量の無駄な消
費を抑えることができる。また、出力装置(不図示)を
画像表示手段とする場合には、各1フレーム分の画信号
についての念入りな確認が可能となる利点がある。
【0026】図4は、本発明録画カメラ装置の第2実施
例を示すブロック構成図であって、この実施例装置で
は、書込制御手段9が、センサ22からの録画禁止信号
を有効なものとして受信する時間帯を、セットタイマー
15において予め設定できるような構成としてある。す
なわち、書込制御手段9が画像処理部1を駆動させて、
各画像メモリ10ごとに画信号の書込みを行っているう
ち、センサ22から録画禁止信号が出力された場合に
は、書込制御手段9はまずその時刻(異常検知時刻)が
セットタイマー15に予め設定された時間帯(例えば夜
9時から翌朝7時までの間)に含まれているか否かを判
断し、含まれていたときにのみ、録画禁止信号を有効な
ものとして処理する。もし、含まれていなかったときに
は、録画禁止信号を無視して、各画像メモリ10に対す
る画信号の書込みを続行させるものである。
例を示すブロック構成図であって、この実施例装置で
は、書込制御手段9が、センサ22からの録画禁止信号
を有効なものとして受信する時間帯を、セットタイマー
15において予め設定できるような構成としてある。す
なわち、書込制御手段9が画像処理部1を駆動させて、
各画像メモリ10ごとに画信号の書込みを行っているう
ち、センサ22から録画禁止信号が出力された場合に
は、書込制御手段9はまずその時刻(異常検知時刻)が
セットタイマー15に予め設定された時間帯(例えば夜
9時から翌朝7時までの間)に含まれているか否かを判
断し、含まれていたときにのみ、録画禁止信号を有効な
ものとして処理する。もし、含まれていなかったときに
は、録画禁止信号を無視して、各画像メモリ10に対す
る画信号の書込みを続行させるものである。
【0027】このような構成であれば、ガードマンが退
社した後の時間帯に、前述したような自動録画を行わせ
ることが可能となる。なお、図4に示した実施例装置で
は、書込制御手段9に画像加工手段14が備えられた構
成となっている。この画像加工手段14は、画像処理部
1から画像メモリ10に記憶される画信号の一部(1フ
レームを成すうちの下辺部など)に、録画当時の日付や
時刻などの文字情報と置き換えるための加工を施すもの
であって、上記したセットタイマー15を日時のカウン
トのために利用し、これに、文字データを格納したデー
タテーブル16と、センサ22から録画禁止信号が出力
されたときに、セットタイマー15からのカウント信号
に基づいてデータテーブル16から相当する文字データ
を出力させ、これを画信号の対応する画信号と置換させ
る加工制御部17とを備えた構成となっている。そのた
め、読出制御手段11が画信号の読出しを行った場合に
は、図5に示すようなスーパーインポーズ画面が得ら
れ、録画日時の確認がすぐにできるようになる。なお、
このような画像加工手段14を、書込制御手段9ではな
くて読出制御手段11に備えさせる構成とすることによ
り、画像メモリ10から出力され、D/A変換器12に
よってアナログ化された後の画信号に、録画当時の日付
や時刻などの文字情報と置き換えるための加工を施すよ
うにすることもできる。
社した後の時間帯に、前述したような自動録画を行わせ
ることが可能となる。なお、図4に示した実施例装置で
は、書込制御手段9に画像加工手段14が備えられた構
成となっている。この画像加工手段14は、画像処理部
1から画像メモリ10に記憶される画信号の一部(1フ
レームを成すうちの下辺部など)に、録画当時の日付や
時刻などの文字情報と置き換えるための加工を施すもの
であって、上記したセットタイマー15を日時のカウン
トのために利用し、これに、文字データを格納したデー
タテーブル16と、センサ22から録画禁止信号が出力
されたときに、セットタイマー15からのカウント信号
に基づいてデータテーブル16から相当する文字データ
を出力させ、これを画信号の対応する画信号と置換させ
る加工制御部17とを備えた構成となっている。そのた
め、読出制御手段11が画信号の読出しを行った場合に
は、図5に示すようなスーパーインポーズ画面が得ら
れ、録画日時の確認がすぐにできるようになる。なお、
このような画像加工手段14を、書込制御手段9ではな
くて読出制御手段11に備えさせる構成とすることによ
り、画像メモリ10から出力され、D/A変換器12に
よってアナログ化された後の画信号に、録画当時の日付
や時刻などの文字情報と置き換えるための加工を施すよ
うにすることもできる。
【0028】図6は、本発明録画カメラ装置の第3実施
例を示すブロック構成図である。この実施例装置が備え
る書込制御手段29は、タイマー(図1の符号21や図
4の符号15に相当するもの)を有しない構成となって
おり、従って必要時以外には、画像処理部1を駆動させ
ることも、画像メモリ10に対して画信号の書込みを繰
り返すこともしない。
例を示すブロック構成図である。この実施例装置が備え
る書込制御手段29は、タイマー(図1の符号21や図
4の符号15に相当するもの)を有しない構成となって
おり、従って必要時以外には、画像処理部1を駆動させ
ることも、画像メモリ10に対して画信号の書込みを繰
り返すこともしない。
【0029】この実施例装置では、書込制御手段29に
対して、センサ22によるセンサ入力とともに、外部の
連動機器(不図示)の動作に応じた条件信号が入力され
るようになっており、書込制御手段29は、この双方の
信号入力があったときにはじめて画像処理部1を駆動さ
せて、1フレーム分の画信号を所定の画像メモリ10に
書き込ませるようになっている。
対して、センサ22によるセンサ入力とともに、外部の
連動機器(不図示)の動作に応じた条件信号が入力され
るようになっており、書込制御手段29は、この双方の
信号入力があったときにはじめて画像処理部1を駆動さ
せて、1フレーム分の画信号を所定の画像メモリ10に
書き込ませるようになっている。
【0030】例えば、この第3実施例装置が図2,図3
に示したマスコット31に組み込まれていた場合にあっ
て、このマスコット31を設置した部屋の出入口扉(不
図示)などの連動機器が開けられたことをセンサやスイ
ッチなどによって検知し、これを外部機器からの条件信
号として書込制御手段29へ入力し、また一方、このマ
スコット31の目などに配したセンサ22が不審者の接
近を検知したことをセンサ入力とするようにすれば、い
ずれか一方の入力だけで書込制御手段29を駆動させる
場合に比して、誤動作を減らすことができるという利点
がある。
に示したマスコット31に組み込まれていた場合にあっ
て、このマスコット31を設置した部屋の出入口扉(不
図示)などの連動機器が開けられたことをセンサやスイ
ッチなどによって検知し、これを外部機器からの条件信
号として書込制御手段29へ入力し、また一方、このマ
スコット31の目などに配したセンサ22が不審者の接
近を検知したことをセンサ入力とするようにすれば、い
ずれか一方の入力だけで書込制御手段29を駆動させる
場合に比して、誤動作を減らすことができるという利点
がある。
【0031】このような第3実施例装置の使用態様とし
ては、多種多様のものが考えられるものであり、以下、
これらにつき図面をもって概説する。図7(a)は、高
速道路などの料金所を示すものであり、本発明録画カメ
ラ装置の本体部は、料金表示板32の支柱33に取り付
けられている(矢符A参照)。同図(b)は、本発明録
画カメラ装置の本体部を拡大した斜視図であり、3は撮
像用レンズ、34は取付用ベルトであり、22は自動車
を検知できる高さに配したセンサである。
ては、多種多様のものが考えられるものであり、以下、
これらにつき図面をもって概説する。図7(a)は、高
速道路などの料金所を示すものであり、本発明録画カメ
ラ装置の本体部は、料金表示板32の支柱33に取り付
けられている(矢符A参照)。同図(b)は、本発明録
画カメラ装置の本体部を拡大した斜視図であり、3は撮
像用レンズ、34は取付用ベルトであり、22は自動車
を検知できる高さに配したセンサである。
【0032】この場合、料金不払い者に対する連動機器
からの条件信号としては、料金徴収係員によるスイッチ
操作などによって出力させるようにする。なお、確実な
録画を行わせるため、係員ボックス35の側面にも、補
助的に本発明録画カメラ装置(矢符B参照)を取り付け
ておくとよい。以下同様に、図8〜図12において、本
発明録画カメラ装置の主要な使用例を矢符Aで示し、補
助的なものを矢符Bで示す(明確に区別したものではな
い)。図8は駐車場などの出入口ゲートの場合であり、
図9は給油装置の場合であり、図10(a)は自動販売
機の場合であり、図11は電話ボックスの場合であり、
図12は銀行などのCD装置の場合である。
からの条件信号としては、料金徴収係員によるスイッチ
操作などによって出力させるようにする。なお、確実な
録画を行わせるため、係員ボックス35の側面にも、補
助的に本発明録画カメラ装置(矢符B参照)を取り付け
ておくとよい。以下同様に、図8〜図12において、本
発明録画カメラ装置の主要な使用例を矢符Aで示し、補
助的なものを矢符Bで示す(明確に区別したものではな
い)。図8は駐車場などの出入口ゲートの場合であり、
図9は給油装置の場合であり、図10(a)は自動販売
機の場合であり、図11は電話ボックスの場合であり、
図12は銀行などのCD装置の場合である。
【0033】いずれも、盗難やいたずらのためにそれぞ
れの装置が壊され又は異常な使い方をされた場合に、こ
れをセンサによって検知して異常検知信号を出力して、
行為者の姿を録画するように構成されている。なお、図
10(b)に分解斜視図を示すように、本発明録画カメ
ラ装置の取付姿勢を調整するために、ブラケット36を
ベースプレート37に対して首振りできる構造としてお
くと便利である。また、電源供給が困難な場所に対して
本発明録画カメラ装置を設置する必要がある場合には、
本発明録画カメラ装置に対してバッテリー電源を内蔵さ
せた構成とすることも可能である。
れの装置が壊され又は異常な使い方をされた場合に、こ
れをセンサによって検知して異常検知信号を出力して、
行為者の姿を録画するように構成されている。なお、図
10(b)に分解斜視図を示すように、本発明録画カメ
ラ装置の取付姿勢を調整するために、ブラケット36を
ベースプレート37に対して首振りできる構造としてお
くと便利である。また、電源供給が困難な場所に対して
本発明録画カメラ装置を設置する必要がある場合には、
本発明録画カメラ装置に対してバッテリー電源を内蔵さ
せた構成とすることも可能である。
【0034】図13は、本発明録画カメラ装置の第4実
施例を示すブロック構成図である。この実施例装置で
は、画像符号化/復号化手段18を備えた構成となって
おり、この画像符号化/復号化手段18は、書込制御部
9が駆動して画像処理部1から画像メモリ10に画信号
の書込みが行われたときに、この画信号の冗長度を排除
するために離散コサイン変換法などの処理を行い、元の
画信号よりデータ量の少ない符号に変換した後、この符
号データを符号メモリ19へ書込み処理するようになっ
ている。このような符号データは、元の画信号の1/1
0〜1/20程度のデータ量に圧縮されているものであ
るから、符号メモリ19が、1フレーム分の画信号を記
憶できるだけの容量を有していた場合であれば、10〜
20フレーム分の符号データを記憶することができるよ
うになる。
施例を示すブロック構成図である。この実施例装置で
は、画像符号化/復号化手段18を備えた構成となって
おり、この画像符号化/復号化手段18は、書込制御部
9が駆動して画像処理部1から画像メモリ10に画信号
の書込みが行われたときに、この画信号の冗長度を排除
するために離散コサイン変換法などの処理を行い、元の
画信号よりデータ量の少ない符号に変換した後、この符
号データを符号メモリ19へ書込み処理するようになっ
ている。このような符号データは、元の画信号の1/1
0〜1/20程度のデータ量に圧縮されているものであ
るから、符号メモリ19が、1フレーム分の画信号を記
憶できるだけの容量を有していた場合であれば、10〜
20フレーム分の符号データを記憶することができるよ
うになる。
【0035】この画像符号化/復号化手段18は、再生
指令信号があって読出制御部11が駆動するときには一
緒に駆動して、符号メモリ19から符号データを読出し
て復号化し、これを画像メモリ10に展開するようにな
っている。これであれば、画像メモリ10の使用個数を
抑えることが可能となり、本発明録画カメラ装置の一層
の小型化及びコストの低廉化が図れる利点がある。
指令信号があって読出制御部11が駆動するときには一
緒に駆動して、符号メモリ19から符号データを読出し
て復号化し、これを画像メモリ10に展開するようにな
っている。これであれば、画像メモリ10の使用個数を
抑えることが可能となり、本発明録画カメラ装置の一層
の小型化及びコストの低廉化が図れる利点がある。
【0036】この第4実施例装置の画像処理部1には、
更に露光制御手段20が備えられた構成となっている。
この露光制御手段20は、画像処理部1が1フレーム分
の画信号を生成した後において、撮像素子4から出力さ
れた各画信号の出力レベル平均値を計測して、タイミン
グ発生器5からのタイミング信号をもとに必要な露光時
間を算出し、この算出値に基づいてタイミング発生器5
(画像処理部1)を制御させる構成となしたものであ
る。すなわち、普通のテレビカメラなどにおいては、撮
像素子の電子アイリス(絞り)を1/60秒より長くす
ると、撮像素子を常に信号の出力した状態に維持させて
おかなければならず、不適であるため、1/60〜1/
10000秒程度の範囲内で露光時間の長短を制御し、
撮像素子の蓄積電荷量を一定にして画信号のレベルを一
定に保つようになっているが、本発明録画カメラ装置の
場合では、1フレームの瞬間的な画像のみが得られれば
よいので、露光時間を1/60秒よりも長くすることが
できるものである。このように露光時間を長くできるこ
とは、撮像感度を上げることに通じるため、夜間など、
明るさが不十分なときでも、鮮明な画像が得られるもの
となる。
更に露光制御手段20が備えられた構成となっている。
この露光制御手段20は、画像処理部1が1フレーム分
の画信号を生成した後において、撮像素子4から出力さ
れた各画信号の出力レベル平均値を計測して、タイミン
グ発生器5からのタイミング信号をもとに必要な露光時
間を算出し、この算出値に基づいてタイミング発生器5
(画像処理部1)を制御させる構成となしたものであ
る。すなわち、普通のテレビカメラなどにおいては、撮
像素子の電子アイリス(絞り)を1/60秒より長くす
ると、撮像素子を常に信号の出力した状態に維持させて
おかなければならず、不適であるため、1/60〜1/
10000秒程度の範囲内で露光時間の長短を制御し、
撮像素子の蓄積電荷量を一定にして画信号のレベルを一
定に保つようになっているが、本発明録画カメラ装置の
場合では、1フレームの瞬間的な画像のみが得られれば
よいので、露光時間を1/60秒よりも長くすることが
できるものである。このように露光時間を長くできるこ
とは、撮像感度を上げることに通じるため、夜間など、
明るさが不十分なときでも、鮮明な画像が得られるもの
となる。
【0037】図14は、本発明録画カメラ装置を使用し
た録画システムを示すブロック構成図である。このシス
テムでは、画像処理部1から書込制御手段9によって書
換え可能な画像メモリ10に録画入力され、また画像メ
モリ10から読出制御手段11によって出力されるよう
に接続された系統とは別に、画像処理部1から、直接、
出力端へ至る系統を設けて、双方の系統をセレクタ13
で切り替えできるように接続しておき、このセレクタ1
3を、離れた場所に設置のモニタテレビ50と接続させ
たシステムを構成している。この場合、例えば読出制御
手段11などにおいて、画像処理部1を1フレームの生
成ごとに連続的に駆動させる機能を持たせることによ
り、モニタテレビ50による動画としての監視が行える
ものである。また、モニタテレビ50は録画カメラAに
遠隔操作によって、録画許可信号を送出するための録画
許可制御手段52を設けている。更に、セレクタ13を
読出制御手段11側に接続させて、この読出制御手段1
1を駆動させる(画像メモリ10から画信号をモニタテ
レビ50に対して静止画出力させる)状態と、セレクタ
13を画像処理部1側に接続させて、生成された画信号
を直接(A/D変換器8やD/A変換器12を介さず
に)モニタテレビ50へ動画出力させる状態とを切り替
える再生スイッチ51aを設けた再生信号ON/OFF
制御手段51を設けてあり、53はモニタ画面である。
た録画システムを示すブロック構成図である。このシス
テムでは、画像処理部1から書込制御手段9によって書
換え可能な画像メモリ10に録画入力され、また画像メ
モリ10から読出制御手段11によって出力されるよう
に接続された系統とは別に、画像処理部1から、直接、
出力端へ至る系統を設けて、双方の系統をセレクタ13
で切り替えできるように接続しておき、このセレクタ1
3を、離れた場所に設置のモニタテレビ50と接続させ
たシステムを構成している。この場合、例えば読出制御
手段11などにおいて、画像処理部1を1フレームの生
成ごとに連続的に駆動させる機能を持たせることによ
り、モニタテレビ50による動画としての監視が行える
ものである。また、モニタテレビ50は録画カメラAに
遠隔操作によって、録画許可信号を送出するための録画
許可制御手段52を設けている。更に、セレクタ13を
読出制御手段11側に接続させて、この読出制御手段1
1を駆動させる(画像メモリ10から画信号をモニタテ
レビ50に対して静止画出力させる)状態と、セレクタ
13を画像処理部1側に接続させて、生成された画信号
を直接(A/D変換器8やD/A変換器12を介さず
に)モニタテレビ50へ動画出力させる状態とを切り替
える再生スイッチ51aを設けた再生信号ON/OFF
制御手段51を設けてあり、53はモニタ画面である。
【0038】この再生スイッチ51aを読出制御手段1
1の駆動状態にして操作すると、前述したように、1回
の操作ごとに1フレーム分の画信号がモニタテレビ50
に映し出されたり、1回の操作で全部の画信号が順番に
映し出されたりする。更に、モニタテレビ50には、当
該モニタテレビ50において動画による監視をしなが
ら、必要場面の録画が行えるようにするための録画スイ
ッチ52aを設けている。このような録画スイッチ52
aが操作された場合には、第1実施例(図1参照)や第
2実施例(図4参照)におけるセンサ22からのセンサ
入力や、第3実施例(図6参照)におけるセンサ22か
らのセンサ入力及び外部機器からの異常発生信号など
が、書込制御手段9,29に対して入力されたか否かに
無関係に、書込制御手段9に画像メモリ10への録画入
力を行わせることが出来る。
1の駆動状態にして操作すると、前述したように、1回
の操作ごとに1フレーム分の画信号がモニタテレビ50
に映し出されたり、1回の操作で全部の画信号が順番に
映し出されたりする。更に、モニタテレビ50には、当
該モニタテレビ50において動画による監視をしなが
ら、必要場面の録画が行えるようにするための録画スイ
ッチ52aを設けている。このような録画スイッチ52
aが操作された場合には、第1実施例(図1参照)や第
2実施例(図4参照)におけるセンサ22からのセンサ
入力や、第3実施例(図6参照)におけるセンサ22か
らのセンサ入力及び外部機器からの異常発生信号など
が、書込制御手段9,29に対して入力されたか否かに
無関係に、書込制御手段9に画像メモリ10への録画入
力を行わせることが出来る。
【0039】なお、第1実施例(図1参照)や第2実施
例(図4参照)では、書込制御手段9がロック状態とな
っている場合にも、モニタテレビ50を用いて動画によ
る監視を行うようにすることが可能であり、このような
ロック状態下でも、書込制御手段9を強制的に駆動させ
ることができるように強制録画スイッチ52bを設けて
いる。
例(図4参照)では、書込制御手段9がロック状態とな
っている場合にも、モニタテレビ50を用いて動画によ
る監視を行うようにすることが可能であり、このような
ロック状態下でも、書込制御手段9を強制的に駆動させ
ることができるように強制録画スイッチ52bを設けて
いる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係る録画カメラ装置では、画像処理部によって所定
タイミングで生成された画信号を、画像メモリに記憶さ
せる構成であるから、画像メモリを含めても、非常にコ
ンパクトにまとめられる。更に、カメラのようにフィル
ムの取り替えや、現像の必要なく、必要な時に必要な録
画が可能となる。
明に係る録画カメラ装置では、画像処理部によって所定
タイミングで生成された画信号を、画像メモリに記憶さ
せる構成であるから、画像メモリを含めても、非常にコ
ンパクトにまとめられる。更に、カメラのようにフィル
ムの取り替えや、現像の必要なく、必要な時に必要な録
画が可能となる。
【図1】本発明録画カメラ装置の第1実施例を示すブロ
ック構成図である。
ック構成図である。
【図2】本発明録画カメラ装置を人形型マスコットに組
み込んだものを示す正面図である。
み込んだものを示す正面図である。
【図3】本発明録画カメラ装置を貯金箱型マスコットに
組み込んだものを示す斜視図である。
組み込んだものを示す斜視図である。
【図4】本発明録画カメラ装置の第2実施例を示すブロ
ック構成図である。
ック構成図である。
【図5】録画日時がスーパーインポーズされた画像を示
す図である。
す図である。
【図6】本発明録画カメラ装置の第3実施例を示すブロ
ック構成図である。
ック構成図である。
【図7】(a)は本発明カメラ装置を高速道路の料金所
で使用する場合の状況説明図であり、(b)はこの場合
に用いられる本発明録画カメラ装置を拡大して示す斜視
図である。
で使用する場合の状況説明図であり、(b)はこの場合
に用いられる本発明録画カメラ装置を拡大して示す斜視
図である。
【図8】本発明録画カメラ装置を駐車場の出入口ゲート
に使用した場合の説明図である。
に使用した場合の説明図である。
【図9】本発明録画カメラ装置を給油装置に使用した場
合の説明図である。
合の説明図である。
【図10】(a)は本発明録画カメラ装置を自動販売機
に使用した場合の状況説明図であり、(b)はこの場合
に用いられる本発明録画カメラ装置を拡大して示す分解
斜視図である。
に使用した場合の状況説明図であり、(b)はこの場合
に用いられる本発明録画カメラ装置を拡大して示す分解
斜視図である。
【図11】本発明録画カメラ装置を電話ボックスに使用
した場合の状況説明図である。
した場合の状況説明図である。
【図12】本発明録画カメラ装置を銀行などのCD装置
に使用した場合の状況説明図である。
に使用した場合の状況説明図である。
【図13】本発明録画カメラ装置の第4実施例を示すブ
ロック構成図である。
ロック構成図である。
【図14】本発明録画カメラ装置を使用した録画システ
ムを示すブロック構成図である。
ムを示すブロック構成図である。
1・・・画像処理部 2・・・撮像部 9,29・・・書込制御手段 10・・・画像メモリ 11・・・読出制御手段 14・・・画像加工手段 18・・・画像符号化/復号化手段 19・・・符号メモリ 20・・・露光制御手段 21・・・タイマー 15・・・セットタイマー 22・・・センサ 50・・・モニタテレビ 51a・・・再生スイッチ 52a・・・録画スイッチ
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される本発明の録画カメラ装置は、撮像部によっ
て読取走査された2次元画像をシリアルな画信号に変換
するための画像処理部と、タイマーにより一定時間間隔
で書き込みを許可し、その他のときは書き込みを禁止し
て、センサが異常を検知するとタイマーから信号が入力
されても書き込みを禁止状態とする書込制御手段と、再
生指令信号があったときには、画像メモリ内に記憶され
た画信号を出力装置へ出力させる読出制御手段とを備え
た構成となっている(請求項1)。
に提案される本発明の録画カメラ装置は、撮像部によっ
て読取走査された2次元画像をシリアルな画信号に変換
するための画像処理部と、タイマーにより一定時間間隔
で書き込みを許可し、その他のときは書き込みを禁止し
て、センサが異常を検知するとタイマーから信号が入力
されても書き込みを禁止状態とする書込制御手段と、再
生指令信号があったときには、画像メモリ内に記憶され
た画信号を出力装置へ出力させる読出制御手段とを備え
た構成となっている(請求項1)。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【作用】本発明の録画カメラ装置では、書込制御手段は
タイマーによって一定時間間隔で書き込みを許可し、そ
の他のときは書き込みを禁止して、画像メモリへの記憶
を行なっているので、画像メモリへの録画は連続的に繰
返し行なわれ、センサが異常検知を行なったときにだけ
タイマーから信号が入力されても画像メモリへの書換え
が停止され、録画が所定タイミングで停止する。録画を
停止させるタイミングは、センサが異常検知を行なった
時点で、他の画像メモリへの画信号の書換えを禁止した
り、センサが検知する前後における所定のフレーム数の
画信号のみを書換え禁止にするなどの態様があり、プロ
グラム処理によって容易に対応できる。
タイマーによって一定時間間隔で書き込みを許可し、そ
の他のときは書き込みを禁止して、画像メモリへの記憶
を行なっているので、画像メモリへの録画は連続的に繰
返し行なわれ、センサが異常検知を行なったときにだけ
タイマーから信号が入力されても画像メモリへの書換え
が停止され、録画が所定タイミングで停止する。録画を
停止させるタイミングは、センサが異常検知を行なった
時点で、他の画像メモリへの画信号の書換えを禁止した
り、センサが検知する前後における所定のフレーム数の
画信号のみを書換え禁止にするなどの態様があり、プロ
グラム処理によって容易に対応できる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明録画カメラ装置の第1実施例を
示すブロック構成図である。この実施例装置は、1フレ
ーム分の画信号を生成させるための画像処理部1と、生
成された画信号を書換え可能な画像メモリ10に記憶さ
せる書込制御手段9と、画像メモリ10に記憶された画
信号を適宜の出力装置(不図示)に出力させる読出制御
手段11とを組み合わせて構成されている。
明する。図1は、本発明録画カメラ装置の第1実施例を
示すブロック構成図である。この実施例装置は、1フレ
ーム分の画信号を生成させるための画像処理部1と、生
成された画信号を書換え可能な画像メモリ10に記憶さ
せる書込制御手段9と、画像メモリ10に記憶された画
信号を適宜の出力装置(不図示)に出力させる読出制御
手段11とを組み合わせて構成されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】上記書込制御手段9は、タイマー21によ
り一定時間間隔で書き込みを許可し、その他のときは書
き込みを禁示して、センサ22が異常を検知するとタイ
マー21から信号が入力されても書き込みを禁止状態と
する。そして、この書込制御手段9は、画像処理部1の
同期信号発生器6から送出される同期信号に基づきなが
ら、1フレーム分の画信号が生成されるごとに書込みク
ロック信号を出力し、各画信号(デジタル化したもの)
を、複数個設けられた画像メモリ10(#1,#2,・
・・#N)の各1個に対して順番に書き込んで録画を行
なうようになっており、画像メモリ10のN個分の書込
みを一巡した後は、再び書込みを開始した当初の画像メ
モリ10(#1)へ戻って、また順番に上書きを繰り返
し、このようにして元の記憶内容を順次更新してゆくよ
うな構成となっている。
り一定時間間隔で書き込みを許可し、その他のときは書
き込みを禁示して、センサ22が異常を検知するとタイ
マー21から信号が入力されても書き込みを禁止状態と
する。そして、この書込制御手段9は、画像処理部1の
同期信号発生器6から送出される同期信号に基づきなが
ら、1フレーム分の画信号が生成されるごとに書込みク
ロック信号を出力し、各画信号(デジタル化したもの)
を、複数個設けられた画像メモリ10(#1,#2,・
・・#N)の各1個に対して順番に書き込んで録画を行
なうようになっており、画像メモリ10のN個分の書込
みを一巡した後は、再び書込みを開始した当初の画像メ
モリ10(#1)へ戻って、また順番に上書きを繰り返
し、このようにして元の記憶内容を順次更新してゆくよ
うな構成となっている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】図4は、本発明録画カメラ装置の第2実施
例を示すブロック構成図であって、この実施例装置で
は、書込制御手段9が、センサ22からの録画禁止信号
を有効なものとして受信する時間帯を、セットタイマー
15において予め設定できるような構成としてある。す
なわち、書込制御手段9が各画像メモリ10ごとに画信
号の書込みを行っているうち、センサ22から録画禁止
信号が出力された場合には、書込制御手段9はまずその
時刻(異常検知時刻)がセットタイマー15に予め設定
された時間帯(例えば夜9時から翌朝7時までの間)に
含まれているか否かを判断し、含まれていたときにの
み、録画禁止信号を有効なものとして処理する。もし、
含まれていなかったときには、録画禁止信号を無視し
て、各画像メモリ10に対する画信号の書込みを続行さ
せるものである。
例を示すブロック構成図であって、この実施例装置で
は、書込制御手段9が、センサ22からの録画禁止信号
を有効なものとして受信する時間帯を、セットタイマー
15において予め設定できるような構成としてある。す
なわち、書込制御手段9が各画像メモリ10ごとに画信
号の書込みを行っているうち、センサ22から録画禁止
信号が出力された場合には、書込制御手段9はまずその
時刻(異常検知時刻)がセットタイマー15に予め設定
された時間帯(例えば夜9時から翌朝7時までの間)に
含まれているか否かを判断し、含まれていたときにの
み、録画禁止信号を有効なものとして処理する。もし、
含まれていなかったときには、録画禁止信号を無視し
て、各画像メモリ10に対する画信号の書込みを続行さ
せるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 聡 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内
Claims (12)
- 【請求項1】 撮像部によって読取走査された2次元画
像をシリアルな画信号に変換するための画像処理部と、
タイマーから一定間隔で送出される録画指令信号にした
がって画像処理部をオン、オフ制御して、得られるシリ
アルな画信号を1フレーム毎に書換え可能な画像メモリ
に順番に記憶させて、録画を行なう一方、センサが異常
を検知したときには、録画動作を所定タイミングで停止
して、以後の録画を禁止させるための書込制御手段と、
再生指令信号があったときには、画像メモリ内に記憶さ
れた画信号を出力装置へ出力させる読出制御手段とを備
えた構成とした録画カメラ装置。 - 【請求項2】 セットタイマーを備え、このセットタイ
マーの設定時間内に、上記センサが異常検知信号を出力
したときには、上記書込制御手段は、上記画像処理部に
よって出力された画信号を上記画像メモリに記憶させる
録画動作を行なう構成とされた請求項1に記載の録画カ
メラ装置。 - 【請求項3】 連動機器に接続され、上記書込制御手段
は該連動機器の動作を条件信号として録画を許容、禁止
させる構成とされた請求項1に記載の録画カメラ装置。 - 【請求項4】 上記書込制御手段は、録画解除スイッチ
を更に設け、この録画解除スイッチの操作によって、録
画解除指令信号を受けたときには、画像メモリに記憶さ
れた画信号の書換え動作を再開する構成とされた請求項
1〜3のいずれかに記載の録画カメラ装置。 - 【請求項5】 上記読出制御手段は、再生スイッチを有
しており、この再生スイッチを操作したときには、予め
準備されたプログラムに従って、画像メモリを順次自動
的に切り替えながら、すべての画像メモリに記憶された
画信号を、外部の出力装置が処理可能な信号に順次変換
して出力する構成とされた請求項1〜4のいずれかに記
載の録画カメラ装置。 - 【請求項6】 上記読出制御手段は、再生スイッチを有
しており、この再生スイッチを操作する度に、画像メモ
リを逐次切り替え、画像メモリ内に記憶された画信号を
外部の出力装置が処理可能な信号に順次変換して出力す
る構成とされた請求項1〜5のいずれかに記載の録画カ
メラ装置。 - 【請求項7】 上記読出制御手段は、上記外部の出力装
置がCRT装置などの2次元画像表示装置であるときに
は、画像メモリ内に記憶された画信号に、水平同期信号
と垂直同期信号を付加して複合映像信号を生成して、所
定時間繰り返し出力する構成とされた請求項5,6のい
ずれかに記載の録画カメラ装置。 - 【請求項8】 上記読出制御手段は、モニタスイッチ
と、再生スイッチを有しており、モニタスイッチが操作
されたときには、上記画像処理部から出力されるシリア
ルな画信号に水平、垂直同期信号の付加された複合映像
信号が出力され、再生スイッチが操作されたときには、
画像メモリに記憶され、録画された画信号が外部の出力
装置が処理可能な信号に変換されて出力される構成とさ
れた請求項1〜5のいずれかに記載の録画カメラ装置。 - 【請求項9】 上記書込制御手段又は読出制御手段は、
画像メモリに書込まれた又は画像メモリより読出された
画信号に、録画した日付と時刻などの録画情報を付加す
る画像加工手段を更に備えた構成とされた請求項1〜8
のいずれかに記載の録画カメラ装置。 - 【請求項10】 符号メモリを有した画像符号化/復号
化手段を更に備え、録画指令信号を受けたときには、画
像メモリに書き込まれた画信号を、符号化により圧縮し
てから上記符号メモリに記憶させる一方、再生指令信号
を受けたときには、上記符号メモリに記憶された符号化
された画像信号を復号した後、画像メモリへ読み出す構
成とされた請求項1〜9のいずれかに記載の録画カメラ
装置。 - 【請求項11】 上記画像処理部は、撮像部によって変
換出力された画信号の平均値を計測し、その計測された
平均値に応じた最適な露光時間を算出して、画像処理部
による電子アイリス制御を行う露光制御手段を更に備え
た構成とされた請求項1〜9のいずれかに記載の録画カ
メラ装置。 - 【請求項12】 バッテリー電源を駆動源として内蔵さ
せた構成とされた請求項1〜10のいずれかに記載の録
画カメラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4147481A JPH0614222A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 録画カメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4147481A JPH0614222A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 録画カメラ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0614222A true JPH0614222A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=15431376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4147481A Pending JPH0614222A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 録画カメラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0614222A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4896931A (en) * | 1988-08-18 | 1990-01-30 | North American Philips Corp. | Frequency doubling device |
WO1997009644A1 (en) * | 1995-09-08 | 1997-03-13 | University Of New Mexico | Technique for fabrication of a poled electro-optic fiber segment |
JP2004274436A (ja) * | 2003-03-10 | 2004-09-30 | Forestry & Forest Products Research Institute | 自動撮影方法とその装置 |
WO2005084010A1 (ja) * | 2004-02-10 | 2005-09-09 | Beat - Sonic Co., Ltd. | 自動撮像カメラ装置 |
-
1992
- 1992-06-08 JP JP4147481A patent/JPH0614222A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4896931A (en) * | 1988-08-18 | 1990-01-30 | North American Philips Corp. | Frequency doubling device |
WO1997009644A1 (en) * | 1995-09-08 | 1997-03-13 | University Of New Mexico | Technique for fabrication of a poled electro-optic fiber segment |
JP2004274436A (ja) * | 2003-03-10 | 2004-09-30 | Forestry & Forest Products Research Institute | 自動撮影方法とその装置 |
WO2005084010A1 (ja) * | 2004-02-10 | 2005-09-09 | Beat - Sonic Co., Ltd. | 自動撮像カメラ装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021126 |