JPH0787250A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH0787250A
JPH0787250A JP5226920A JP22692093A JPH0787250A JP H0787250 A JPH0787250 A JP H0787250A JP 5226920 A JP5226920 A JP 5226920A JP 22692093 A JP22692093 A JP 22692093A JP H0787250 A JPH0787250 A JP H0787250A
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data
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dip switch
setting
setting state
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JP5226920A
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Noboru Yokoyama
昇 横山
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディップスイッチによる設定状態において、
現設定状態に関するデータの内どのデータが初期設定状
態と異なるか容易に分かるファクシミリ装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 メモリに記憶されたディップスイッチの現設
定状態に関するデータと初期設定状態に関するデータを
比較し、現設定状態に関するデータのうち初期設定状態
と異なるデータのみを印字出力または表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置、特に
機能設定用のソフト式又はハード式のディップスイッチ
を備えたタイプのファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置においては、例えば、
リダイアル間隔の時間設定等、装置の機能に複数のモー
ドが存在する場合に、所望のモードを選択して設定する
必要がある。一般的にはその設定をディップスイッチに
よって行うようにしている。
【0003】一般的にはファクシミリ装置本体内部の基
盤部にスライドスイッチ等のディップスイッチが設けら
れているが、最近ではファクシミリ装置の多機能化に伴
い、数多くの設定をしなければならなくなっている。そ
のため、上記のようなハードウェアによるディップスイ
ッチではなく、装置本体のキー操作部の所定の操作によ
ってソフトウェア処理で設定を行うようにしたディップ
スイッチ(以下ソフトディップスイッチと称する)が普
及している。
【0004】上記のようなディップスイッチの設定状態
を知るために、従来、ディップスイッチによる現時点に
おける装置機能の設定状態のデータを、所定のスイッチ
操作により記録紙に印字出力できるように構成したファ
クシミリ装置が提案されている。このような構成の装置
によれば、ファクシミリ装置のメンテナンス等を行うと
きに、現時点におけるディップスイッチによる装置の設
定状態を簡単に確認することができ、便利である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成されたファクシミリ装置では、現時点におけ
るディップスイッチによる設定状態が初期状態に比較し
てどのように変更されているのかを判断することができ
ない。
【0006】従って、従来では、例えばファクシミリ装
置を移設する等の理由によりファクシミリ装置の機能設
定状態を使用状況や使用環境に応じて変更したいような
場合に、現時点における設定状態と初期設定状態との差
異が分からないために、一々初期設定状態をマニュアル
等で確認して現設定と比較しなければならず、作業が煩
雑になるといった問題点が生じていた。
【0007】本発明は上記の問題点を解決し、初期設定
状態と異なる設定になっている機能に対応するソフトデ
ィップスイッチを簡単に判別でき、使用状況、使用環境
に応じた機能設定の変更が容易に行えるファクシミリ装
置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明のファクシミリ装置は装置の
機能設定用のディップスイッチの現設定状態に関するデ
ータを記録紙に印字出力する手段を備え、上記ディップ
スイッチの現設定状態に関するデータのうち初期設定状
態と異なるデータのみを印字出力することを特徴として
いる。
【0009】また請求項2記載の本発明のファクシミリ
装置は装置の機能設定用のディップスイッチの現設定状
態に関するデータを表示する手段を備え、上記ディップ
スイッチの現設定状態に関するデータのうち初期設定と
異なるデータのみを表示することを特徴としている。
【0010】
【作用】上記のような構成の本発明のファクシミリ装置
によれば、ディップスイッチによる機能設定状態に関す
るデータの内、初期設定状態と異なるデータのみ印字出
力又は表示されるため、初期設定状態と異なる設定にな
っている機能に対応するディップスイッチ及び該ディッ
プスイッチの設定状態が容易に判別できる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例の説明を
する。図1は本発明の一実施例であるファクシミリ装置
の構成を示すブロック図である。先ず、装置全体の概要
を説明する。1は、種々の制御信号を処理して装置全体
の制御を行う主制御部(CPU)を示す。CPU1に
は、ファクシミリ通信制御部2、記憶部3、キー操作部
4、フォントデータテーブル6、印字出力部7、表示部
8、画像読み取り部9が接続されている。
【0012】ファクシミリ通信制御部2は、画データの
変調及び復調を行い、相手機と電話回線Lを通じて画デ
ータの送受信を行うモデム2a、モデム2aと電話機1
0との回線Lに対する接続切替制御を行う回線制御部2
b、CNG信号やCED信号等のトーン信号をプロトコ
ル信号として相手機に送出するためのトーン信号発生回
路2c、相手機から送られてきた上記トーン信号を検出
するためのトーン信号発生回路2d等から構成されてい
る。
【0013】キー操作部4は、テンキーやファンクショ
ンキーその他通信操作に必要な操作キーを備えたもので
あるが、特定のキー操作を行うことにより、本実施例フ
ァクシミリ装置の各種機能設定を行うためのソフトディ
ップスイッチとしての機能を発揮させることができ、所
望の機能のモードを『0』、『1』のバイナリ方式の切
替で設定することができるように構成されている。
【0014】具体的な設定項目の一例としては、図2に
示すような項目が挙げられる。図2において、「1」〜
「8」のディップスイッチのうち、ディップスイッチ
「1」を『1』に設定すれば通信管理記録が有効とな
り、『0』にすれば通信管理記録が無効となる等、
「1」〜「8」のディップスイッチの各々を『0』と
『1』とのどちらかに切替え設定することにより、図中
に示される各機能を適宜設定できるように構成されてい
る。
【0015】記憶部3は、システムメモリとして機能す
るROM3aやRAM3b等を備えているが、この内R
AM3bには、上記ソフトディップスイッチの初期設定
データと現設定データとの両データが格納されるように
構成されている。
【0016】初期設定データの一例としては、本実施例
ファクシミリ装置の標準的な設定仕様としてメーカー側
で予め定めたデータが適用される。一般的には、この初
期設定データは工場出荷前にメーカ側が予め上記RAM
3bに入力している。これに対し、ソフトディップスイ
ッチの現設定データは、各設定項目の内容が変更される
都度、それに応じてRAM3b内のデータの内容が書き
換えられる。
【0017】フォントデータテーブル6には、文字や記
号等のキャラクタコードに対応する画データが格納され
ており、CPU1が必要に応じて該画データを読みだ
す。印字記録部7は、回線Lを通じて送られた画データ
又は上記フォントデータテーブル6によって生成された
文字、記号等の画データに基づいて、記録紙上に印字出
力する。印字記録部7の記録方式はサーマルヘッドによ
る感熱記録方式、電子写真方式、インクジェット方式
等、公知の方式のいずれを用いてもよい。
【0018】表示部8には例えばLCDが用いられ、C
PU1からの制御信号に基づいて装置の動作状態を表示
する。画像読み取り部9は送信原稿上の画像を回線Lを
通じて相手機に送出できるようにするために公知の方法
によって原稿上の画像を画データとして読み取る。
【0019】次に、図3、4を参照して本実施例ファク
シミリのソフトディップスイッチによる設定状態データ
の印字出力制御について説明する。図3は、上記制御手
順を示すフローチャートである。キー操作部4で所定の
キー操作がなされると(ステップS1)、CPU1は、
記憶部3に格納されたソフトディップスイッチの設定状
態に関するデータを読み出し(ステップS2)、各設定
項目毎に初期設定データと現設定データを比較する(ス
テップS3)。
【0020】その結果、初期設定データと現設定データ
が異なっている、即ち初期設定より変更のあった設定項
目があれば、その設定項目をを記憶部3のRAM3bに
いったん記憶させる(ステップS4)。そして、CPU
1は記憶させた設定項目、即ち初期状態から変更のあっ
た設定項目の現設定データをRAM3bから読み出し
(ステップS5)、更に、そのデータを表示するための
文字、記号等の画データをフォントデータテーブル6か
ら読み出し、所定の様式に従って、変更のあった設定項
目及びその現設定データを記録紙上に印字出力するよう
に印字出力部7を制御する(ステップS6)。
【0021】図4は上述の印字出力の一例を示してい
る。図4においては、合計40のソフトディップスイッ
チに対応する設定項目のうち、初期設定から変更のあっ
た設定項目のみの設定状態のデータが示されている。従
って初期設定状態と現設定状態との差異を簡単に判別す
ることができ、装置の移設、ユーザーの変更、その他の
事情により、装置機能の設定状態を変更したい場合に初
期設定との差異が簡単に判別できるため、どの設定項目
が初期設定から変更されているかが容易に確認できる。
なお、上述の印字出力の内容を表示部に8に表示させて
もよい。
【0022】また、変更されている設定項目のみが印字
出力されるため、装置を初期設定状態に戻したいときは
印字出力された項目のみを初期状態に戻せばよいため作
業が簡単になる。
【0023】更に、ディップスイッチの誤った設定等に
起因し、ファクシミリ装置がユーザーの意図する動作と
は異なる動作を行うような不具合が生じているような場
合には、上記図4に示すようなデータを出力し、現設定
状態と初期設定状態との差異を確認することにより、そ
の動作原因等の究明も容易に行えることとなる。なお、
本実施例ではソフトディップスイッチの設定状態のデー
タを印字出力させているが、ハード式のディップスイッ
チを採用しているファクシミリ装置においても本発明を
具体化することができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明のファクシミリ装
置は、各種機能のモード設定において初期設定状態と異
なる設定状態にある機能に対応するソフトディップスイ
ッチを簡単に判別できるので、装置の移設やメンテナン
スにおいて、使用状況、使用環境に応じた、機能設定の
変更が容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路構成を示す、ブロック図である。
【図2】機能設定における設定項目の一例を示す図であ
る。
【図3】実施例ファクシミリ装置の設定状態データ印字
出力の制御手順を示すフローチャートである
【図4】実施例ファクシミリ装置の設定状態データ印字
出力の一例を示す図である。
【符号の説明】 1 CPU 2 ファクシミリ通信制御部 3 記憶部 4 キー操作部 6 フォントデータテーブル 7 印字出力部 8 表示部 9 画像読み取り部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置の機能設定用のディップスイッチの
    現設定状態に関するデータを記録紙に印字出力する手段
    を備えたファクシミリ装置であって、上記ディップスイ
    ッチの現設定状態に関するデータのうち初期設定状態と
    異なるデータのみを印字出力することを特徴とするファ
    クシミリ装置。
  2. 【請求項2】 装置の機能設定用のディップスイッチの
    現設定状態に関するデータを表示する手段を備えたファ
    クシミリ装置であって、上記ディップスイッチの現設定
    状態に関するデータのうち初期設定状態と異なるデータ
    のみを表示することを特徴とするファクシミリ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009225184A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009225184A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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