JPH0787181A - 交換機 - Google Patents

交換機

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JPH0787181A
JPH0787181A JP22454193A JP22454193A JPH0787181A JP H0787181 A JPH0787181 A JP H0787181A JP 22454193 A JP22454193 A JP 22454193A JP 22454193 A JP22454193 A JP 22454193A JP H0787181 A JPH0787181 A JP H0787181A
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transmission
terminal
data terminal
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analog signal
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Yasuhisa Kamiezu
安寿 上江洲
Tetsuji Aoyama
哲司 青山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、交換機に関し、各交換機に収容さ
れたデータ端末間でディジタル伝送路を介し高速データ
伝送を確実にかつ安定に行うことを目的とする。 【構成】 電話端末11とデータ端末12とを収容して
呼処理を行い、通話中に電話端末11から得られる音声
信号にその信号に適合した高圧縮率符復号化処理を施し
てディジタル伝送路13に送出する交換機において、個
々の端末から送出されたレジスタ信号を呼処理の手順に
基づき解析し、その結果に基づいてこれらの端末の発信
呼を異なる出方路にルーティングするルーティング手段
14と、このようにルーティングされたデータ端末12
の発信呼について、そのデータ端末から送出されるアナ
ログ信号を復号して伝送情報を復元する復号手段15
と、その復元された伝送情報を取り込み、ディジタル伝
送路13にそのディジタル伝送路の伝送方式に適合させ
て送出する送信手段16とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル伝送路を介
して隣接する交換機に接続され、かつアナログ方式の電
話端末とデータ端末とを収容してこれらの端末に生起し
た呼の呼処理を行う交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】電話系の端末を収容する加入者交換機相
互間や構内交換機相互間を結ぶ同期式のディジタル伝送
路では、伝送効率を高めるために、例えば、ADPCM
その他の高圧縮率音声符復号化により得られたディジタ
ル信号が直接伝送される。また、これらの交換機には、
電話端末に併せてパソコンその他のデータ端末が多く収
容される。
【0003】図5は、データ端末を収容する構内交換機
相互間のデータ伝送方式を示す図である。図において、
電話端末501 は構内交換機511 に収容され、データ
端末52 1 はモデム531 を介して構内交換機511
収容される。構内交換機511 の第一の外線は、時分割
多重化装置(TDM)541 を介して同期式のディジタ
ル伝送路55に接続される。また、モデム531 の入出
力は構内交換機511 を介してその構内交換機の第二の
外線に接続され、その第二の外線は、時分割多重化装置
541 を介してディジタル伝送路55に接続される。な
お、ディジタル伝送路55を介して対向する事業所等の
構成については、上述した構成に同じであるから、対応
する個々の構成要素に添え番号を「2 」とする同じ参照
番号を付与して示し、ここではその説明を省略する。
【0004】このような構成のデータ伝送方式では、通
話中に電話端末501 の加入者から発せられた音声を示
すアナログ信号は、構内交換機511 によって64kbps
のビットレートのPCM信号に変換される。このような
PCM信号は、構内交換機511 が呼処理の手順に基づ
いて設定した通話路を介して時分割多重化装置541
与えられ、高圧縮率の音声符号化処理が施されて、例え
ば、32kbpsのビットレートのディジタル信号としてデ
ィジタル伝送路55に送出される。時分割多重化装置5
2 は、ディジタル伝送路55からこのようなディジタ
ル信号を取り込んで上述した64kbpsのビットレートの
PCM信号を復元する。構内交換機51 2 は、呼処理の
手順に基づいて通話路を設定し、その通話路を介して得
られるPCM信号をアナログの音声信号に変換した後に
通話相手の電話端末502 に送出する。
【0005】一方、データ端末521 に生起した呼につ
いては、そのデータ端末521 から送出された伝送情報
は、モデム531 を介して一旦アナログ信号に変換され
た後に、上述したアナログの音声信号と同様にして構内
交換機511 および時分割多重化装置541 を介してデ
ータ伝送路55に送出される。このようにしてディジタ
ル信号に変換された伝送情報は、ディジタル伝送路55
を介して対向する事業所では、時分割多重化装置542
および構内交換機512 を介してアナログ信号に変換さ
れ、モデム532 によって伝送情報を示すビット列に変
換されてデータ端末522 に与えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例構成では、データ端末521 、522 が送受する
伝送情報の伝送速度が1200bps 以下の低速であると、モ
デム531 、532 を介して得られるアナログ信号が通
話中の音声にほぼ同じ特性を有するために、その音声の
冗長性に基づき時分割多重化装置541 、542 が行う
予測符号化の誤差が小さく、良好な伝送品質が確保され
る。
【0007】しかし、上述した伝送速度が2400bps 以上
であると、モデム531 、532 を介して得られるアナ
ログ信号は通話中の音声と異なる特性を有するために、
上述した音声符復号化処理の過程で大きな予測誤りが生
じて量子化歪みが過大となり、伝送品質が大幅に劣化し
て正常なデータ伝送は不可能であった。
【0008】本発明は、個別の交換機に収容されたデー
タ端末相互間において、これらの交換機間を結ぶディジ
タル伝送路を介して高速のデータ伝送が確実にかつ安定
にできる交換機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1に記載
の発明の原理ブロック図である。請求項1に記載の発明
は、電話端末11と伝送情報をアナログ信号に変換して
送受するデータ端末12とを収容してこれらの端末に生
起した呼の呼処理を行い、通話中に電話端末11から得
られる音声信号にその信号に適合した高圧縮率符復号化
処理を施してディジタル伝送路13に送出する交換機に
おいて、電話端末11およびデータ端末12から送出さ
れたレジスタ信号を呼処理の手順に基づき解析し、その
解析の結果に基づいてこれらの端末の発信呼を異なる出
方路にルーティングするルーティング手段14と、ルー
ティング手段14によってルーティングされたデータ端
末12の発信呼について、そのデータ端末から送出され
るアナログ信号を復号して伝送情報を復元する復号手段
15と、復号手段15によって復元された伝送情報を取
り込み、ディジタル伝送路13にそのディジタル伝送路
の伝送方式に適合させて送出する送信手段16とを備え
たことを特徴とする。
【0010】図2は、請求項2に記載の発明の原理ブロ
ック図である。請求項2に記載の発明は、電話端末11
と伝送情報をアナログ信号に変換して送出するデータ端
末12とを収容し、これらの端末の個々の種別を示す識
別情報を記憶してその識別情報に基づき呼処理を行い、
通話中に電話端末11から得られる音声信号にその信号
に適合した高圧縮率符復号化処理を施してディジタル伝
送路13に送出する交換機において、呼処理の手順に基
づきルーティングされたデータ端末12の発信呼につい
て、そのデータ端末から送出されるアナログ信号を復号
して伝送情報を復元する復号手段21と、復号手段21
によって復元された伝送情報を取り込み、ディジタル伝
送路13にそのディジタル伝送路の伝送方式に適合させ
て送出する送信手段23とを備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1に記載の発明にかかわる交換機では、
ルーティング手段14が、電話端末11およびデータ端
末12から送出されるレジスタ信号を解析し、これらの
端末に生起した発信呼をこのような解析の結果に基づい
て異なる出方路にルーティングする。すなわち、データ
端末12の発信呼は電話端末11の発信呼と分離され、
このようなデータ端末12から送出されるアナログ信号
は復号手段15によって復号されて伝送情報が復元され
る。さらに、このような伝送情報は、送信手段16によ
ってディジタル伝送路13の伝送方式に適合させてその
ディジタル伝送路に送出される。
【0012】したがって、上述したアナログ信号が、電
話端末11から通話中に得られる音声信号に比べて冗長
性その他の特徴が異なるにもかかわらず、その音声信号
と同様に高圧縮率符復号化されてディジタル伝送路13
に送出されていた従来例に比べて、伝送情報はそのディ
ジタル伝送路に低い伝送速度で確実に送出される。
【0013】請求項2に記載の発明にかかわる交換機で
は、電話端末11とデータ端末12とに生起した発信呼
のルーティングの切り換え設定が予め個々の端末につい
て記憶された識別情報に基づいて行われるが、復号手段
21および送信手段23は、それぞれ請求項1に記載の
復号手段15および送信手段16と同様にしてディジタ
ル伝送路に伝送情報を送出する。
【0014】したがって、音声信号と特徴が異なるため
に不適合な高圧縮率符復号化処理をアナログ信号に施し
てディジタル伝送路13に送出していた従来例に比べ
て、そのディジタル伝送路に伝送情報が低い伝送速度で
確実に送出される。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図3は、請求項1に記載の発明に対
応した実施例を示す図である。
【0016】図において、図5に示すものと機能および
構成が同じものについては、同じ参照番号を付与して示
し、ここではその説明を省略する。本実施例と図5に示
す従来例との相違点は、電話端末501(502)とデータ
端末521(522)とが同じ内線を介して構内交換機51
1(512)に収容され、時分割多重化装置541(542)に
代えて時分割多重化装置311(312)を備えた点にあ
る。
【0017】構内交換機511 は、電話端末501 のよ
うな電話系の端末に生起した呼に割り付けられる一方の
外線と、データ端末521 のような非電話系の端末に割
り付けられる他方の外線との2つのグループの外線を有
する。時分割多重化装置31 1 では、上述した一方の外
線は従来例と同様にして高圧縮率の音声符復号化器(図
示されない。)を介してディジタル伝送路55に接続さ
れるが、他方の外線は個別にモデム321 およびコンバ
ータ33k を介してディジタル伝送路55に接続され
る。
【0018】なお、時分割多重化装置312 の構成につ
いては、時分割多重化装置311 の構成に同じであるか
ら、対応する構成要素に添え番号を「2 」とする同じ参
照番号を付与して示し、ここではその説明を省略する。
【0019】また、本実施例と図1に示すブロック図と
の対応関係については、電話端末501 (502)は電話
端末11に対応し、データ端末521(522)およびモデ
ム531(532)はデータ端末12に対応し、ディジタル
伝送路55はディジタル伝送路13に対応し、構内交換
機511(512)はルーティング手段14に対応し、モデ
ム321(322)は復号手段15に対応し、コンバータ3
1(332)は送信手段16に対応する。
【0020】以下、本実施例の動作を説明する。データ
端末521 は、発信時に予め決められた特番を先頭に含
むダイアル番号を指定する。構内交換機511 は、この
ような発信呼を認識すると呼処理の手順に基づき上述し
たダイアル番号を解析し、そのダイアル番号に上述した
特番が含まれるか否かを判定する。構内交換機51
1 は、このような判定の結果、特番が含まれない場合に
は、該当する呼が電話端末501 の発信呼と判断し、そ
の呼に上述した2つのグループの外線の内、一方の外線
を割り付けて従来例と同様の手順に基づき呼処理を続行
する。
【0021】しかし、構内交換機511 は、上述した判
定の結果、ダイアル番号に特番が含まれている場合に
は、該当する呼がデータ端末521 からの発信呼と判断
し、呼処理の手順に基づいて出方路として他方の外線を
割り付け、その外線とデータ端末521 との間の通話路
を設定する。
【0022】このような状態では、データ端末521
所望の伝送情報を送出し、モデム531 はその伝送情報
に応じて変調されたアナログ信号を送出する。構内交換
機511 は、このようなアナログ信号を64kbpsのビッ
トレートのPCM信号に変換し、上述した通話路を介し
て送出する。
【0023】時分割多重化装置311 では、このように
他方の外線を介して与えられるアナログ信号を取り込ん
でモデム321 に与える。モデム321 は、そのアナロ
グ信号を復調して上述した伝送情報を復元する。コンバ
ータ331 は、このような伝送情報を取り込み、その伝
送情報をディジタル伝送路55の伝送方式に適合(例え
ば、フレームフォーマットやセルフォーマットが一致)
したビット列に変換して一旦蓄積する。さらに、コンバ
ータ331 は、このようにして蓄積されたビット列をデ
ィジタル伝送路55に同期させて読み出し、そのディジ
タル伝送路に送出する。
【0024】一方、ディジタル伝送路55を介して対向
する時分割多重化装置312 では、コンバータ332
上述したコンバータ331 と反対の処理を行い、モデム
32 2 は上述したモデム321 と反対の処理を行う。し
たがって、モデム322 の出力には、発信元のデータ端
末521 からモデム531 および構内交換機511 を介
して得られるPCM信号と同じPCM信号が復元され
る。構内交換機512 は、このような着信呼について所
定の呼処理手順に基づき着信先を認識し、その着信先で
あるデータ端末522 が収容された内線とモデム322
との間に通話路を設定する。したがって、モデム532
は、このような通話路を介して与えられるアナログ信号
を復調して伝送情報を復元し、データ端末522 に与え
る。
【0025】すなわち、ダイアル番号に付加された特番
に基づいて該当する呼がデータ端末521(522)に生起
した呼であることを認識し、構内交換機511(512)の
出方路である外線を切り換えて割り付けることにより、
その外線を介して接続された時分割多重化装置311(3
2)は、伝送情報を一旦復元してその伝送情報をディジ
タル伝送路55の伝送方式に適合させて送出する。
【0026】したがって、電話端末501(502)から通
話中に得られる音声信号と異なる特性を有するアナログ
信号について、冗長性に基づく予測符号化を施すことに
よって従来例で発生していた大きな量子化雑音が低減さ
れ、2400bps 以上の高い伝送速度によるデータ通信が安
定にかつ確実に行われる。さらに、このようなデータ通
信は、伝送情報のビットレートにほぼ比例し、かつ例え
ば、16kbpsや8kbpsのように、高圧縮率の音声符復号
化方式を用いた従来例に比べて低い伝送速度で行われる
ので、ディジタル伝送路55の利用効率が高められ、デ
ータ通信に要するコストが低減される。
【0027】なお、本実施例では、特番がダイアル番号
の先頭に付加されているが、本発明はこのような構成の
ダイアル番号に限定されず、構内交換機511(512)が
認識可能であるならば、その特番とダイアル番号との配
置関係、桁数その他はどのように設定してもよい。
【0028】さらに、本実施例では、発信するデータ端
末521(522)によって特番を含むダイアル番号が指定
されているが、例えば、発信する電話端末501(502)
に上述したデータ端末と異なる特番を含むダイアル番号
を指定させたり、データ端末521(522)あるいは電話
端末501(502)の何れか一方が発信する際に特番を含
まないダイアル番号を指定させ、かつ他方の端末が発信
する場合にはその端末の種別を示す特番を含むダイアル
番号を指定させることにより、同様にして番号解析の結
果に基づきルーティング切り換えを行ってもよい。
【0029】図4は、請求項2に記載の発明に対応した
実施例を示す図である。本実施例と図3に示す実施例と
の相違点は、電話端末501 (502)とデータ端末52
1(522)とが構内交換機501(502)の異なる内線に収
容された点にある。
【0030】なお、本実施例と図2に示すブロック図と
の対応関係については、電話端末501(502)は電話端
末11に対応し、データ端末521(522)およびモデム
53 1(532)はデータ端末12に対応し、ディジタル伝
送路55はディジタル伝送路13に対応し、モデム32
1(322)は復号手段21に対応し、コンバータ331(3
2)は送信手段23に対応する。
【0031】以下、本実施例の動作を説明する。データ
端末521(522)は、収容時に操作者が行う操作に応じ
て特番が指定され発信動作を行う。構内交換機50
1 (502)では、このような発信呼を所定の呼処理手順
に基づいて処理し、上述した特番を認識すると該当する
内線のサービスオーダに端末の種別としてデータ端末で
あることを示す情報を記録して保持する。
【0032】このようにして収容されたデータ端末52
1(522)は、発信時に所望のダイアル番号(上述した特
番を含まない。)を指定して発信する。構内交換機50
1(502)は、このような発信呼を検出すると、その呼の
発信元のデータ端末を収容する内線に対応したサービス
オーダを参照する。
【0033】構内交換機501(502)は、このようなサ
ービスオーダに含まれる端末種別が電話端末を示す場合
には、該当する呼に第一の外線を割り付けて呼処理を続
行するが、反対にデータ端末を示す場合には、第二の外
線を割り付けて呼処理を続行する。
【0034】したがって、データ端末521(522)から
送出された伝送情報は、図3に示す実施例と同様にし
て、モデム531(532)を介してアナログ信号に変換さ
れ、さらに、構内交換機501(502)内でPCM信号に
変換された後、通話路を介してモデム321(322)によ
り一旦復元される。コンバータ331(332)は、このよ
うにして復元された伝送情報を取り込み、ディジタル伝
送路55の伝送方式に適合させてそのディジタル伝送路
に送出する。
【0035】なお、上述した各実施例では、ダイアル番
号を解析し、そのダイアル番号に含まれる特番に応じて
ルーティング切り換えや設定を行っているが、本発明は
このような方法に限定されず、例えば、内線や加入者線
毎に収容される端末の種別を示す識別情報を予めサービ
スオーダ等として記憶し、その識別情報に応じて同様の
ルーティングを行ってもよい。
【0036】また、上述した各実施例では、モデム32
1(322)によって復元された伝送情報について、コンバ
ータ331(332)がディジタル伝送路55との整合をと
る処理の方式については、所望の伝送品質を確保可能な
ものであるならば如何なる方式を採用してもよい。
【0037】さらに、上述した各実施例では、構内交換
機501(502)および時分割多重化装置511(512)が
ディジタル伝送路55を介して対向配置されているが、
本発明はこのような構成に限定されず、例えば、アナロ
グ式の電話端末と、伝送情報をアナログ信号に変換して
送受するデータ端末とを収容する加入者線交換機にも同
様に適用可能である。
【0038】また、上述した各実施例では、高圧縮音声
符復号化処理が時分割多重化装置511(512)によって
行われているが、本発明はこのような構成に限定され
ず、構内交換機501(502)内部に形成される通話路の
ポート端で同様の符復号化処理を行ったり、時分割多重
化装置を構内交換機内に分散させて一体化してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、データ
端末が伝送情報に応じて送出するアナログ信号を一旦復
号することにより伝送情報を復元し、その伝送情報を対
向する交換機に接続されたディジタル伝送路の伝送方式
に適合させて送出するので、冗長性その他の特徴が音声
信号と異なるために不適合であるにもかかわらず上述し
たアナログ信号に高圧縮率符復号化処理を施していた従
来例に比べて、伝送情報がディジタル伝送路に低い伝送
速度で確実に送出される。
【0040】また、このようなデータ伝送は、伝送情報
のビットレートの高低にかかわらずディジタル伝送路の
伝送容量の上限の範囲内で行われるので、高速のデータ
伝送が確実にかつ安定に実現される。
【0041】したがって、本発明を適用した交換機およ
びデータ通信システムでは、データ伝送の信頼性が高め
られ、ディジタル伝送路の有用利用がはかられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の原理ブロック図であ
る。
【図2】請求項2に記載の発明の原理ブロック図であ
る。
【図3】請求項1に記載の発明に対応した実施例を示す
図である。
【図4】請求項2に記載の発明に対応した実施例を示す
図である。
【図5】データ端末を収容する構内交換機相互間のデー
タ伝送方式を示す図である。
【符号の説明】
11,50 電話端末 12,52 データ端末 13,55 ディジタル伝送路 14 ルーティング手段 15,21 復号手段 16,23 送信手段 31,54 時分割多重化装置(TDM) 32,53 モデム 33 コンバータ 51 構内交換機(PBX)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話端末(11)と伝送情報をアナログ信
    号に変換して送受するデータ端末(12)とを収容してこ
    れらの端末に生起した呼の呼処理を行い、通話中に前記
    電話端末(11)から得られる音声信号にその信号に適合
    した高圧縮率符復号化処理を施してディジタル伝送路
    (13)に送出する交換機において、 前記電話端末(11)および前記データ端末(12)から送
    出されたレジスタ信号を前記呼処理の手順に基づき解析
    し、その解析の結果に基づいてこれらの端末の発信呼を
    異なる出方路にルーティングするルーティング手段(1
    4)と、 前記ルーティング手段(14)によってルーティングされ
    た前記データ端末(12)の発信呼について、そのデー
    タ端末から送出されるアナログ信号を復号して前記伝送
    情報を復元する復号手段(15)と、 前記復号手段(15)によって復元された伝送情報を取り
    込み、前記ディジタル伝送路(13)にそのディジタル伝
    送路の伝送方式に適合させて送出する送信手段(16)と
    を備えたことを特徴とする交換機。
  2. 【請求項2】 電話端末(11)と伝送情報をアナログ信
    号に変換して送出するデータ端末(12)とを収容し、こ
    れらの端末の個々の種別を示す識別情報を記憶してその
    識別情報に基づき呼処理を行い、通話中に前記電話端末
    (11)から得られる音声信号にその信号に適合した高圧
    縮率符復号化処理を施して前記ディジタル伝送路(13)
    に送出する交換機において、 前記呼処理の手順に基づきルーティングされた前記デー
    タ端末(12)の発信呼について、そのデータ端末から送
    出されるアナログ信号を復号して前記伝送情報を復元す
    る復号手段(21)と、 前記復号手段(21)によって復元された伝送情報を取り
    込み、前記ディジタル伝送路(13)にそのディジタル伝
    送路の伝送方式に適合させて送出する送信手段(23)と
    を備えたことを特徴とする交換機。
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