JPS585623B2 - ファクシミリ通信方式 - Google Patents
ファクシミリ通信方式Info
- Publication number
- JPS585623B2 JPS585623B2 JP51082042A JP8204276A JPS585623B2 JP S585623 B2 JPS585623 B2 JP S585623B2 JP 51082042 A JP51082042 A JP 51082042A JP 8204276 A JP8204276 A JP 8204276A JP S585623 B2 JPS585623 B2 JP S585623B2
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- Japan
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- facsimile
- line
- transmission
- signal
- terminal
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ファクシミリ通信網を経済的に構成すること
を可能にしたファクシミリ通信方式に関するものである
。
を可能にしたファクシミリ通信方式に関するものである
。
従来の、一般ファクシミリ通信においては、一般電話交
換網を使用して、電話による通話と同じ条件で伝送、交
換していた。
換網を使用して、電話による通話と同じ条件で伝送、交
換していた。
そのため、音声電話帯域の４ｋＨｚを使用し、最高画周
波数１．２ｋＨｚ以下の信号、また帯域圧縮変調方式を
用いても、最高画周波数約２．５ｋＨｚ以下の信号を送
ることしかできなかった。
波数１．２ｋＨｚ以下の信号、また帯域圧縮変調方式を
用いても、最高画周波数約２．５ｋＨｚ以下の信号を送
ることしかできなかった。
これを広く普及したＰＣＭ回線で伝送するのには、音声
用符号化端局を経由して１回線当り６４ｋｂ／ｓのパル
ス列を必要とした。
用符号化端局を経由して１回線当り６４ｋｂ／ｓのパル
ス列を必要とした。
一方、ファクシミリ信号は、本来白黒２値のデイジタル
信号に近い性質を有しているとされ、上記最高画周波数
の信号を標本化し、デイジタル伝送するには、最高画周
波数の約４倍の速度のパルス列があれば画品質上ほとん
ど問題なく伝送できるとされている。
信号に近い性質を有しているとされ、上記最高画周波数
の信号を標本化し、デイジタル伝送するには、最高画周
波数の約４倍の速度のパルス列があれば画品質上ほとん
ど問題なく伝送できるとされている。
従って、電話回線で伝送できるファクシミリ信号は、デ
イジタル伝送では約１０ｋｂ／ｓのパルス列で伝送でき
るにもかかわらず、従来は、音声信号と同等に扱って符
号化し、６４ｋｂ／ｓで伝送していたため、デイジタル
伝送路が有効に利用されない欠点があった。
イジタル伝送では約１０ｋｂ／ｓのパルス列で伝送でき
るにもかかわらず、従来は、音声信号と同等に扱って符
号化し、６４ｋｂ／ｓで伝送していたため、デイジタル
伝送路が有効に利用されない欠点があった。
本発明は、上記従来技術における欠点を解決するために
市外伝送系にデイジタル伝送方式を使用し、音声信号の
伝送に要するパルス速度に比べて低い速度のパルス列で
ファクシミリ信号を伝送することができるようにファク
シミリ通信施設を構成するもので、以下図面について詳
細に説明する。
市外伝送系にデイジタル伝送方式を使用し、音声信号の
伝送に要するパルス速度に比べて低い速度のパルス列で
ファクシミリ信号を伝送することができるようにファク
シミリ通信施設を構成するもので、以下図面について詳
細に説明する。
第１図は、一般電話交換網をそのまま使用する従来のフ
ァクシミリ通信施設の構成例を示し、図中、１，１′は
電話機、２，２′はファクシミリ端末装置、３，３′は
加入者伝送路、４，４′は市内交換機、５，５′は端局
集中局間伝送回線、６，６′は市外発・着信交換機、７
，７′は市外伝送回線、８，８′は市外中継交換機、９
，９′は市外中継伝送回線であるが、この回路網の作動
は周知であるので、ここでは単に参考図として挙げるに
止め、その詳細な説明は省略する。
ァクシミリ通信施設の構成例を示し、図中、１，１′は
電話機、２，２′はファクシミリ端末装置、３，３′は
加入者伝送路、４，４′は市内交換機、５，５′は端局
集中局間伝送回線、６，６′は市外発・着信交換機、７
，７′は市外伝送回線、８，８′は市外中継交換機、９
，９′は市外中継伝送回線であるが、この回路網の作動
は周知であるので、ここでは単に参考図として挙げるに
止め、その詳細な説明は省略する。
第２図は、本発明によるファクシミリ通信方式の一構成
例を説明するための図で、図中、１０はファクシミリ用
デイジタル伝送端局装置、１１はファクシミリ用デイジ
タル市外伝送回線、１２は直流抑圧変換符号化装置、１
３は直流再生機能を有する復号化デイジタル伝送端局装
置、１４はファクシミリ用市外デイジタル中継伝送回線
である。
例を説明するための図で、図中、１０はファクシミリ用
デイジタル伝送端局装置、１１はファクシミリ用デイジ
タル市外伝送回線、１２は直流抑圧変換符号化装置、１
３は直流再生機能を有する復号化デイジタル伝送端局装
置、１４はファクシミリ用市外デイジタル中継伝送回線
である。
なお、第２図において、第１図と同一の参照番号を付し
た箇所はそれぞれ第１図の各箇所に対応しているものと
する。
た箇所はそれぞれ第１図の各箇所に対応しているものと
する。
さて、第２図においてファクシミリ端末装置２は電話機
１と切替えられて一般電話交換回線に接続される。
１と切替えられて一般電話交換回線に接続される。
ファクシミリ端末からの発信呼であることを示す信号を
、ダイアル番号の一部に付加しまたは含ませることによ
って、ファクシミリ信号は、市外通信の場合、電話呼と
共通に利用する加入者線路３、市内交換機４、端末集中
局間伝送路５、市外交換機６を経て市外交換機の出線の
一部を占有するファクシミリ専用回線に伝送される。
、ダイアル番号の一部に付加しまたは含ませることによ
って、ファクシミリ信号は、市外通信の場合、電話呼と
共通に利用する加入者線路３、市内交換機４、端末集中
局間伝送路５、市外交換機６を経て市外交換機の出線の
一部を占有するファクシミリ専用回線に伝送される。
その後ファクシミリ信号はファクシミリ用デイジタル伝
送端局装置１０で復調され、更に標本化されて１２．８
ｋｂ／ｓのデイジタル信号に変換され、他のファクシミ
リ信号と共に多重化されて、市外デイジタル伝送路１１
に送出される。
送端局装置１０で復調され、更に標本化されて１２．８
ｋｂ／ｓのデイジタル信号に変換され、他のファクシミ
リ信号と共に多重化されて、市外デイジタル伝送路１１
に送出される。
上記のデイジタル化されたファクシミリ信号は、市外中
継交換局８の端局装置１２において個々の信号毎に多重
分離され、交換機を品質よく通過できるように直流分抑
圧して伝送できる符号（例えばバイポーラ符号）に変換
され、市外中継交換機８の一部のファクシミリ信号専用
人回線端子に伝送され、交換操作を受けた後、ファクシ
ミリ信号専用の出回線端子に伝送される。
継交換局８の端局装置１２において個々の信号毎に多重
分離され、交換機を品質よく通過できるように直流分抑
圧して伝送できる符号（例えばバイポーラ符号）に変換
され、市外中継交換機８の一部のファクシミリ信号専用
人回線端子に伝送され、交換操作を受けた後、ファクシ
ミリ信号専用の出回線端子に伝送される。
その後同様の中継交換回線を経た後、通信相手端末の所
属する集中局交換局６′の伝送端局１０′に達し、該伝
送端局１０′においてファクシミリ伝送端局１０におけ
る操作と逆の多重分離、補間操作を受け、更に変調され
て、元の被変調ファクシミリ信号に復元された後、相手
市内交換局４′、加入者線路３′を経て、相手ファクシ
ミリ端末機２′に伝送される。
属する集中局交換局６′の伝送端局１０′に達し、該伝
送端局１０′においてファクシミリ伝送端局１０におけ
る操作と逆の多重分離、補間操作を受け、更に変調され
て、元の被変調ファクシミリ信号に復元された後、相手
市内交換局４′、加入者線路３′を経て、相手ファクシ
ミリ端末機２′に伝送される。
このとき、ファクシミリ専用市外デイジタル伝送路を構
成するファクシミリ用デイジタル市外伝送回路１１、１
１′、およびファクシミリ用市外デイジタル中継伝送回
路１４，１４′では、ファクシミリ信号は１回線当り１
２．８ｋｂ／ｓのビットレートで伝送される。
成するファクシミリ用デイジタル市外伝送回路１１、１
１′、およびファクシミリ用市外デイジタル中継伝送回
路１４，１４′では、ファクシミリ信号は１回線当り１
２．８ｋｂ／ｓのビットレートで伝送される。
一方、一般電話信号は、１回線当り４ｋＨｚの帯域幅を
用いるアナログ信号として、またＰＣＭ回線の場合は、
上記４ｋＨｚ帯域幅の信号を標本化符号化して６４ｋｂ
／ｓのパルス列として伝送している。
用いるアナログ信号として、またＰＣＭ回線の場合は、
上記４ｋＨｚ帯域幅の信号を標本化符号化して６４ｋｂ
／ｓのパルス列として伝送している。
したがって、遠距離伝送における伝送路の使用効率は、
ファクシミリ信号の場合、電話番号に比べて５分の１の
ビットレートでデイジタル伝送できるので、市外伝送路
を経済的に構成できる。
ファクシミリ信号の場合、電話番号に比べて５分の１の
ビットレートでデイジタル伝送できるので、市外伝送路
を経済的に構成できる。
一方、ファクシミリ呼の市内通信の場合、ファクシミリ
信号に何の手を加えることもなく一般電話呼と区別なく
伝送することによって一般電話通信の為に設置されてい
る通信施設をそのまま共用でき、施設を有効に利用する
経済的な通信施設構成とすることができる。
信号に何の手を加えることもなく一般電話呼と区別なく
伝送することによって一般電話通信の為に設置されてい
る通信施設をそのまま共用でき、施設を有効に利用する
経済的な通信施設構成とすることができる。
なお、ここでは交換接続制御のための信号伝送について
詳しく述べていないが、電話呼の接続において、市外伝
送路では通話路の他に信号回線を付随させて伝送（例え
ば通話路に付随するＳＳ線、ＳＲ線）しており、この信
号も６４ｋｂ／ｓのデイジタル信号に含ませているのと
同様に、ファクシミリ信号の場合も１２．８ｋｂ／ｓの
デイジタルパルス列の一部を接続信号用に割当てて伝送
できることはもちろんである。
詳しく述べていないが、電話呼の接続において、市外伝
送路では通話路の他に信号回線を付随させて伝送（例え
ば通話路に付随するＳＳ線、ＳＲ線）しており、この信
号も６４ｋｂ／ｓのデイジタル信号に含ませているのと
同様に、ファクシミリ信号の場合も１２．８ｋｂ／ｓの
デイジタルパルス列の一部を接続信号用に割当てて伝送
できることはもちろんである。
例えば、データ伝送で行なわれている様に、１２．８ｋ
ｂ／ｓを８ビット単位に区切り、最初と最後の１ビット
を信号用、制御用信号とし、他の６ビットをファクシミ
リ信号に割当て、９．６ｋｂ／ｓのパルス列でファクシ
ミリ信号を伝送する方法も考えられる。
ｂ／ｓを８ビット単位に区切り、最初と最後の１ビット
を信号用、制御用信号とし、他の６ビットをファクシミ
リ信号に割当て、９．６ｋｂ／ｓのパルス列でファクシ
ミリ信号を伝送する方法も考えられる。
以上の説明から明らかなように、本発明によると、一般
ファクシミリ通信において、市内通信の場合、一般電話
通信と何ら区別することなく電話用通信施設をそのまま
共用して施設の有効利用を図り経済的な通信施設構成と
することができる。
ファクシミリ通信において、市内通信の場合、一般電話
通信と何ら区別することなく電話用通信施設をそのまま
共用して施設の有効利用を図り経済的な通信施設構成と
することができる。
また、遠距離伝送をする市外ファクシミリ通信に対して
は、ファクシミリ市外呼であることを示す信号をダイア
ル信号に付加又は含ませることによって、市外交換機出
側の回線以降の市外伝送路および市外中継交換機の一部
をファクシミリ信号の専用回線又は交換機端子として使
用し、ファクシミリ信号を１２．８ｋｂ／ｓのデイジタ
ル信号に変換して伝送することによって電話信号の５分
の１のパルス速度で（５倍の利用効率で）伝送すること
によって、遠距離ファクシミリ通信伝送路を経済的に構
成できる利点がある。
は、ファクシミリ市外呼であることを示す信号をダイア
ル信号に付加又は含ませることによって、市外交換機出
側の回線以降の市外伝送路および市外中継交換機の一部
をファクシミリ信号の専用回線又は交換機端子として使
用し、ファクシミリ信号を１２．８ｋｂ／ｓのデイジタ
ル信号に変換して伝送することによって電話信号の５分
の１のパルス速度で（５倍の利用効率で）伝送すること
によって、遠距離ファクシミリ通信伝送路を経済的に構
成できる利点がある。
第１図は、従来の一般電話交換網を使用したファクシミ
リ通信方式の一構成例を示す図、第２図は本発明による
ファクシミリ通信方式の一構成例を説明するための図で
ある。 １，１′・・・・・・電話機、２，２′・・・・・・フ
ァクシミリ端末装置、３，３′・・・・・・加入者伝送
路、４，４′・・・・・・端局市内交換機、５，５′・
・・・・・端局集中局間伝送路、６，６′・・・・・・
集中局市外交換機、７，７′・・・・・・市外伝送回路
、８，８′・・・・・・市外中継交換機、９，９′・・
・・・・市外中継伝送回路、１０，１０′・・・・・・
ファクシミリ用デイジタル伝送端局装置、１１，１１′
・・・・・・ファクシミリ用デイジタル市外伝送回線、
１２，１２′・・・・・・直流抑圧変換符号化装置、１
３，１３′・・・・・・直流再生機能を有する復号化デ
イジタル伝送端局装置、１４，１４′・・・・・・ファ
クシミリ用市外ディジタル中継伝送回線。
リ通信方式の一構成例を示す図、第２図は本発明による
ファクシミリ通信方式の一構成例を説明するための図で
ある。 １，１′・・・・・・電話機、２，２′・・・・・・フ
ァクシミリ端末装置、３，３′・・・・・・加入者伝送
路、４，４′・・・・・・端局市内交換機、５，５′・
・・・・・端局集中局間伝送路、６，６′・・・・・・
集中局市外交換機、７，７′・・・・・・市外伝送回路
、８，８′・・・・・・市外中継交換機、９，９′・・
・・・・市外中継伝送回路、１０，１０′・・・・・・
ファクシミリ用デイジタル伝送端局装置、１１，１１′
・・・・・・ファクシミリ用デイジタル市外伝送回線、
１２，１２′・・・・・・直流抑圧変換符号化装置、１
３，１３′・・・・・・直流再生機能を有する復号化デ
イジタル伝送端局装置、１４，１４′・・・・・・ファ
クシミリ用市外ディジタル中継伝送回線。
Claims (1)
- １ 加入者伝送路、端局市内交換機、端局集中局間伝送
路、および集中局市外交換機を一般電話通信と共通に使
用し、集中局より上位の回線の一部をファクシミリ専用
回線に区別して使用する手段と、伝送されてきた被変調
ファクシミリ信号および接続制御信号を復調し、標本化
し、量子化して１２．８ｋｂ／ｓのパルス列に変換する
機能を有するファクシミリ用デイジタル伝送端局装置を
前記ファクシミリ専用回線の伝送端局に用意する手段と
、集中局より上位のファクシミリ回線を１２．８ｋｂ／
ｓのベアラレートのデイジタル伝送路で構成する手段と
、前記上位回線の中継交換機の入口で直流分を含まない
デイジタル符号列に変換する装置を設置し、中継交換機
の出口で再び元の１２．８ｋｂ／ｓのパルス列にもどす
装置を設置する手段とを具備することを特徴とするファ
クシミリ通信方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51082042A JPS585623B2 (ja) | 1976-07-12 | 1976-07-12 | ファクシミリ通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51082042A JPS585623B2 (ja) | 1976-07-12 | 1976-07-12 | ファクシミリ通信方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS538512A JPS538512A (en) | 1978-01-26 |
| JPS585623B2 true JPS585623B2 (ja) | 1983-02-01 |
Family
ID=13763452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51082042A Expired JPS585623B2 (ja) | 1976-07-12 | 1976-07-12 | ファクシミリ通信方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS585623B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11267813B2 (en) | 2017-09-06 | 2022-03-08 | BioNTech SE | Substituted imidazoquinolines |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0434559U (ja) * | 1990-07-20 | 1992-03-23 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4995505A (ja) * | 1973-01-12 | 1974-09-10 | ||
| JPS512328A (ja) * | 1974-06-11 | 1976-01-09 | Nippon Telegraph & Telephone |
-
1976
- 1976-07-12 JP JP51082042A patent/JPS585623B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4995505A (ja) * | 1973-01-12 | 1974-09-10 | ||
| JPS512328A (ja) * | 1974-06-11 | 1976-01-09 | Nippon Telegraph & Telephone |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11267813B2 (en) | 2017-09-06 | 2022-03-08 | BioNTech SE | Substituted imidazoquinolines |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS538512A (en) | 1978-01-26 |
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