JPH0787125B2 - ポテンショメータ - Google Patents

ポテンショメータ

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JPH0787125B2
JPH0787125B2 JP1323174A JP32317489A JPH0787125B2 JP H0787125 B2 JPH0787125 B2 JP H0787125B2 JP 1323174 A JP1323174 A JP 1323174A JP 32317489 A JP32317489 A JP 32317489A JP H0787125 B2 JPH0787125 B2 JP H0787125B2
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JP
Japan
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bearing
resistor
mounting plate
cover
potentiometer
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JP1323174A
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Inventor
敏 小松
和芳 松尾
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車用エンジンコントロールのためのバルブ
開度の検出を目的とする位置角度センサとして使用され
るポテンシヨメータに関するものである。
従来の技術 近年、自動車の小型、軽量化に伴い、複雑なジヨイント
機能を備えていない、軸貫通形のポテンシヨメータが使
用されるようになつてきた。
以下、上記従来のポテンシヨメータについて図面に基づ
いて説明する。
第3図は従来のポテンシヨメータの構造断面図である。
従来のポテンシヨメータは、中央に丸穴が形成された抵
抗体1と、底面より円筒状の軸受が形成され、この軸受
の上方に抵抗体1の丸穴が偏芯して位置するよう抵抗体
1を水平に支持する突起が形成された筐体2と、片側が
開口した筒状に形成され、抵抗体1の丸穴に嵌合する軸
受を有し、上方より抵抗体1を筐体2に固定する。樹脂
成形によるカバー3と、上面に抵抗体1に圧接摺動され
て電気的に接続する刷子4が固定され、上面より突出し
てカバー3の軸受と嵌合する円筒状の軸部が形成され、
底面より突出して筐体2の軸受とOリング5を介して嵌
合する円筒状の軸部が形成された樹脂成形による刷子取
付板6と、刷子取付板6と筐体2に端点で接している圧
縮ねじりコイルばね7とからなり、圧縮ねじりコイルば
ね7によつてカバー3に押しつけた刷子取付板6が回動
するよう構成されている。
以上のように構成されたポテンシヨメータについて、以
下その動作を説明する。まず、刷子取付板6が、外部の
機械的な力により回転すると、刷子4が、抵抗体1に接
しながら摺動し、回転角度に伴いポテンシヨメータの出
力も変化し、ポテンシヨメータの役割を果たす。刷子取
付板6は圧縮ねじりコイルばね7により軸芯に対して偏
芯するように荷重を受けながら回転するので、カバー3
の軸受の内面と刷子取付板6の上部軸部は互いに圧縮摺
動する。
発明が解決しようとする課題 しかし上記従来の構成では、刷子取付板6とカバー3が
共に樹脂成形品であることにより、カバー3の軸受部と
刷子取付板6の軸部の圧接摺動時に共に削れて摩耗粉を
生じ、この摩耗粉が抵抗体1の上に飛散するため、摩耗
粉上を刷子4が摺動すると、刷子4と抵抗体1の摩耗が
加速されるとともに抵抗体1と刷子4の摩耗粉上への乗
り上げなどによるポテンシヨメータの出力異常が発生す
るという問題があつた。
本発明は上記問題を解決するものであり、上記摩耗粉の
発生を抑制し、刷子と抵抗体の異常摩耗を抑制し、ポテ
ンシヨメータの出力異常の発生を防止できるポテンシヨ
メータを提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記問題を解決するため本発明のポテンシヨメータは、
樹脂成形によるカバーの軸受部と樹脂成形による刷子取
付板の軸部の嵌合部に、金属性キヤツプを介在物として
設けたものである。
作用 上記構成により、金属性キヤツプによつて樹脂成形によ
る、刷子取付板の軸部とカバーの軸受部が直接触れるこ
とがなくなり、また金属性のキヤツプは樹脂より表面が
平滑であるため、カバーの軸受部と刷子取付板の軸部の
圧接摺動時に発生する摩耗粉の量は著しく減少する。よ
つて、摩耗粉を原因とする、刷子と抵抗体の異常摩耗が
抑制され、ポテンシヨメータの出力異常の発生が防止さ
れる。
実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。な
お、従来例の第3図の構成と同一の構成には同一の符号
を付して説明を省略する。
第1図は本発明の一実施例を示すポテンシヨメータの構
造断面図である。本発明のポテンシヨメータは新たに、
刷子取付板6の上面より突出してカバー3の軸受と嵌合
する軸部に、第2図に示すように深絞り加工によつて形
成されたコツプ状の金属性キヤツプ8を圧入装着してお
り、この金属性キヤツプ8を上記刷子取付板6の軸部と
カバー3の軸受部の嵌合部の介在物として存在させてい
る。
以上のように構成されたポテンシヨメータについて以下
その動作を説明する。まず、刷子取付板6が外部の機械
的な力により回転すると、刷子4が抵抗体1に接しなが
ら摺動する。刷子取付板6は圧縮ねじりコイルばね7に
より軸芯に対して偏芯するように荷重を受けながら回転
し、カバー3の軸受の内面と、刷子受付板6に装着した
キヤツプ8は互いに圧力を受けながら摺動する。金属性
キヤツプ8は樹脂よりも表面が平滑であるので、刷子取
付板6の軸部に装着した金属性キヤツプ8とカバー3の
軸受内面が互いに圧接摺動しても、発生する摩耗粉の量
が著しく減少し、抵抗体1の上に散在する摩耗粉の量が
著しく減少する。
このように金属性キヤツプ8を設けることにより摩耗粉
の発生が抑制されることによつて、摩耗粉の存在を原因
とする。刷子4と抵抗体1の異常な摩耗を抑制でき、ポ
テンシヨメータの出力異常の発生を防止することがで
き、ポテンシヨメータの寿命を大幅に延ばすことができ
る。
なお、金属性キヤツプ8は深絞り加工により簡単にかつ
安価に製作可能であり、ポテンシヨメータのコストにほ
とんど影響を与えない。
発明の効果 以上のように本発明によれば、金属性キヤツプを、樹脂
成形によるカバーの軸受部と刷子取付板の軸部の嵌合部
に介在物として設けたことによつて、刷子取付板の軸部
とカバーの軸受部は直接接することがなくなり、また金
属性のキヤツプは樹脂より表面が平滑であるため、刷子
取付板の軸部とカバーの軸受部の圧接摺動による摩耗粉
の発生を著しく減少させることができる。よつて、摩耗
粉による刷子と抵抗体の異常な摩耗やポテンシヨメータ
の出力異常の発生を防止することができ、ポテンシヨメ
ータの寿命を大幅に延ばすことができる。そしてさら
に、金属性キヤツプは簡単にかつ、安価に製作可能であ
り、ポテンシヨメータのコストにほとんど影響を及ぼさ
ずに優れたポテンシヨメータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すポテンシヨメータの構
造断面図、第2図(a)および(b)はそれぞれ同ポテ
ンシヨメータに使用する金属性キヤツプの断面図および
A−A矢視図、第3図は従来のポテンシヨメータの構造
断面図である。 1……抵抗体、2……筐体、3……カバー、4……刷
子、5……Oリング、6……刷子取付板、7……圧縮ね
じりコイルばね、8……キヤツプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央に丸穴が形成された抵抗体と、底面よ
    り円筒状の軸受が形成され、この軸受の上方に前記抵抗
    体の丸穴が偏芯して位置するよう抵抗体を支持する突起
    が形成された筐体と、片側が開口した筒状に形成され、
    前記低抗体の丸穴に嵌合する軸受を有し、上方より抵抗
    体を前記筐体に固定する樹脂成形によるカバーと、上面
    に前記抵抗体に圧接摺動する刷子が固定され、上面より
    突出して前記カバーの軸受と嵌合する軸部が形成され、
    底面より突出して前記筐体の軸受と嵌合する円筒状の軸
    部が形成された樹脂成形による刷子取付板と、前記刷子
    取付板と前記筐体に端点で接している圧縮ねじりコイル
    ばねとからなり、この圧縮ねじりコイルばねによつて前
    記カバーに押しつけた前記刷子取付板が回動するよう構
    成されたポテンシヨメータであつて、前記カバーの軸受
    部と前記刷子取付板の軸部の嵌合部に金属性キヤツプを
    介在物として設けたことを特徴とするポテンシヨメー
    タ。
JP1323174A 1989-12-13 1989-12-13 ポテンショメータ Expired - Fee Related JPH0787125B2 (ja)

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JP4706518B2 (ja) * 2006-03-16 2011-06-22 日本精機株式会社 角度検出器
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JPS436917Y1 (ja) * 1965-07-27 1968-03-28

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