JPH0786959A - 並列直列変換方法及び並列直列変換回路 - Google Patents

並列直列変換方法及び並列直列変換回路

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JPH0786959A
JPH0786959A JP22628693A JP22628693A JPH0786959A JP H0786959 A JPH0786959 A JP H0786959A JP 22628693 A JP22628693 A JP 22628693A JP 22628693 A JP22628693 A JP 22628693A JP H0786959 A JPH0786959 A JP H0786959A
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誠一郎 平山
Hiroaki Kikuchi
博昭 菊池
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 並列直列変換回路に関し、並列データ用クロ
ックと直列データ用クロックが非同期であっても、スリ
ップを生じない並列直列変換方法及び並列直列変換回路
を提供することを目的とする。 【構成】 直列変換回路と、微分回路によってなり、該
微分回路によって並列データ用クロックを直列データ用
クロックで微分し、該微分出力を直列変換回路の同期ロ
ード信号として供給して並列直列変換を行なう並列直列
変換方法において、定周期化回路を設け、該定周期化回
路で、初期動作においては微分回路の出力で動作を開始
して同期ロード信号のパルスを出力し、以降は微分回路
の出力を抑圧し、直列データ用クロックだけによって決
まる一定周期の信号を生成し、同期ロード信号として直
列変換回路に供給するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、並列直列変換回路に係
り、特に、並列データ用クロックと直列データ用クロッ
クが非同期であっても直列変換時にスリップを生じない
並列直列変換回路に関する。
【0002】信号処理装置においては、処理サイクルが
フレーム・サイクルより低い場合には、情報を並列デー
タに展開して並列処理した後に直列データに変換するこ
とが行なわれる。この際、並列データ用クロックと直列
データ用クロックが同期していないと、同一データを連
続して取り込んで直列変換したり、或るデータを取り込
めなかったりする所謂スリップが発生する。
【0003】最近の信号処理装置で扱われる信号速度は
益々高速化しており、装置に使用する素子をその性能の
限界に近い速度で動作させるようになっている。このた
め、温度変動や電圧変動などの影響も含めて使用素子の
動作マージンを十分に確保できないために、並列信号用
クロックと直列信号用クロックが同期したクロックであ
っても、スリップが起きてしまうことがある。
【0004】スリップが生ずると当然誤ったデータが伝
送され、通信品質が劣化する。特に、データ圧縮をして
伝送しているシステムおいては、1ビットの誤りが長時
間にわたって波及して、劣化を拡大することがあるの
で、スリップを生じさせてはならない。
【0005】従って、並列データ用クロックと直列デー
タ用クロックが実質的に非同期クロックである場合に
も、スリップを生ずることがない並列直列変換回路の実
現が望まれている。
【0006】
【従来の技術】図4は、従来の並列直列変換回路で、4
ビット並列データを直列データに変換する回路を例に図
示している。
【0007】図4において、1は直列変換回路、11、
12、13、14は2:1セレクタ、15、16、1
7、18はフリップ・フロップ、2は微分回路、21と
22はフリップ・フロップ、23は論理積回路である。
【0008】図4の構成においては、並列データ用クロ
ックを直列データ用クロックで微分して得た同期ロード
信号を2:1セレクタの選択信号端子に印加して、並列
データと地気を選択し、選択された並列データをフリッ
プ・フロップに入力して直列データ用クロックで打ち抜
いて直列データに変換している。
【0009】ここで、並列データ用クロックを直列デー
タ用クロックの波形や、微分回路のフリップ・フロップ
の動作マージンの関係によっては、微分出力である同期
ロード信号のパルスが正規の位相とは異なる位相で生成
されることがあり、スリップの原因になる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
に対処して、同期クロックである筈の並列データクロッ
クと直列データ用クロックが、素子動作マージンとの関
係で実質的に非同期クロックである場合にもスリップを
生ずることがない並列直列変換回路を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
す図である。図1において、1は直列変換回路、2は微
分回路、3は定周期化回路である。図1の構成の特徴
は、定周期化回路を設けた点にある。
【0012】
【作用】図1の構成において、定周期化回路は、初期動
作においては微分回路の出力で動作を開始してパルスを
生成し、以降は微分回路の出力を抑圧して直列データ用
クロックだけによって決まる一定周期の信号を生成して
直列変換回路に供給する。従って、同期クロックである
筈の並列データクロックと直列データ用クロックから、
素子の動作マージンとの関係で異なる周期の微分信号が
生成されても、微分信号とは独立な一定周期の信号を直
列変換回路に供給するので、直列変換回路においてはス
リップは生じない。
【0013】
【実施例】図2は、本発明の実施例である。ここでは、
4ビットの並列データを直列変換する場合を例に説明す
る。
【0014】図2において、1は直列変換回路、2は微
分回路、3は定周期化回路、4は出力停止回路である。
又、21、22、23はフリップ・フロップ、24は論
理積回路で、微分回路を構成し、31は論理積回路、3
2と34は論理和回路、33は4進カウンタで、定周期
化回路を構成する。
【0015】図2の構成において、フリップ・フロップ
21、フリップ・フロップ22と論理積回路24によっ
て、並列データ用クロックを直列データ用クロックで微
分する。フリップ・フロップ23は微分信号に遅延を与
えて、微分信号のパルスが並列信号の中央付近に一致す
るようにするシフト機能を果たす。
【0016】そして、微分回路の出力で4進カウンタを
ロードして計数を行ない、直列変換回路に供給する同期
ロード信号を生成する。この時、並列データ用クロック
と直列データ用クロックとは非同期なため、微分回路の
出力上のパルスの周期性は保証されない。そこで、4進
カウンタ出力であるQ0 の反転とQ1 の論理和をとって
論理積回路31の反転入力に印加して微分回路の出力を
抑圧し、以降はカウンタのキャリー出力でカウンタをロ
ードするようにして、一定周期で発生するカウンタのキ
ャリー出力を直列変換回路の同期ロード信号として供給
する。尚、出力停止回路はカウンタをロードする最初の
微分信号のパルスが入る前は同期ロード信号の出力を停
止する。
【0017】図3は、図2の構成のタイムチャートであ
る。並列データ用クロックBを直列データ用クロックA
で微分して得た微分信号Cを従来は同期ロード信号とし
ていた。しかし、AとBの波形及びその揺らぎや素子の
動作マージンなどが関係して、微分信号に周期が異なる
パルスが発生することがある。これを微分信号Cにおけ
るSと表示したパルスが示している(破線の部分が正規
の位相)。23の出力Dは微分信号を遅延させた信号で
ある。ここでは並列データLとの位相関係において、2
3の出力Dにおけるシフトして発生したパルスSでは同
期ロードができない例を示している。
【0018】さて、フリップ・フロップ23の出力信号
上の最初のパルスPが論理積回路31に入力される時、
31の反転側の入力に論理和回路34の出力Kが印加さ
れているので、パルスPは論理積回路31の出力に現れ
る。従って、パルスPによって4進カウンタはロードさ
れる。その後は直列データ用クロックの4周期に一回、
一定周期でキャリー出力Jが発生するので、これを直列
変換回路の同期ロード信号として供給する一方、カウン
タのQ0 の反転とQ1 の論理和である34の出力Kを論
理積回路31の一方の入力に供給しているので、微分信
号C上のパルスは、Pを除いては抑圧される(31の出
力E)。即ち、微分信号に一定周期ではないパルスが発
生しても、それとは無関係にカウンタのキャリー出力で
カウンタのロードを繰り返して動作するようになってい
る。
【0019】又、カウンタは直列データ用クロックがあ
れば計数動作を行なっているので、微分信号上のパルス
Pが発生する以前にもキャリーを出力しうるが、これは
並列クロックとは全く同期していないので、同期ロード
信号として直列変換回路に供給するのを停止するのが望
ましい。このためには、例えば、出力停止回路をセット
・リセット フリップ・フロップと論理積回路で構成
し、論理積回路31の出力Eをセット・リセット フリ
ップ・フロップに供給し、セット・リセット フリップ
・フロップをセットし、その出力とカンウタのキャリー
出力信号Jとの論理積をとって、直列変換回路に同期ロ
ード信号として供給すればよい。
【0020】尚、上記は4ビット並列のデータを直列デ
ータに変換する場合を例にした説明であるが、並列数が
変わると微分信号C上のパルスを抑圧するための信号の
生成回路が変わる。8ビット並列信号を直列変換する時
には、図2の33に相当するカウンタは8進カウンタと
し、34に相当する論理変換回路はデコーダと論理和回
路で構成する。そして、8進カウンタのQ0 、Q1 、Q
2 をデコーダに印加し、デコーダで「0」、「6」、
「7」をデコードした出力を取り出し、これらの論理和
をとって、図2の論理積回路31に相当する論理積回路
の反転入力端子に印加すればよい。即ち、並列数が変わ
った場合にも2n 進カウンタのQ0 からQ n-1 までの出
力を用いて論理変換した信号によって微分信号上のパル
スを抑圧することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により、並
列データ用クロックと直列データ用クロックが実質的に
非同期であっても、直列変換回路に一定周期の同期ロー
ド信号を供給することができ、並列直列変換におけるス
リップの発生を防止できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理。
【図2】 本発明の実施例。
【図3】 図2の構成のタイムチャート。
【図4】 従来の並列直列変換回路。
【符号の説明】
1 直列変換回路 2 微分回路 3 定周期化回路
フロントページの続き (72)発明者 加藤 次雄 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列変換回路(1)と、微分回路(2)
    によってなり、該微分回路によって並列データ用クロッ
    クを直列データ用クロックで微分し、該微分出力を直列
    変換回路の同期ロード信号として供給して並列直列変換
    を行なう並列直列変換方法において、 定周期化回路(3)を設け、 該定周期化回路で、初期動作においては微分回路の出力
    で動作を開始してパルスを生成し、以降は微分回路の出
    力を抑圧し、直列データ用クロックだけによって決まる
    一定周期の信号を生成し、該生成された一定周期の信号
    を同期ロード信号として直列変換回路に供給することを
    特徴とする並列直列変換方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の並列直列変換方法を適用
    した並列直列変換回路であって、 定周期化回路として、 論理積回路の一方の入力端子に微分回路の出力端子を接
    続し、前記論理積回路の出力端子を論理和回路の一方の
    入力端子に接続し、該論理和回路の出力端子を2n 進カ
    ウンタのロード端子に接続し、該2n 進カウンタのQ0
    端子からQn-1端子の出力を論理変換し、該論理変換さ
    れた信号を前記論理積回路の反転入力端子に接続し、前
    記2n 進カウンタのキャリー出力端子を前記論理和回路
    のもう一方の入力端子に接続し、且つ、前記2n 進カウ
    ンタのキャリー出力端子から、直列変換回路に同期ロー
    ド信号を供給する定周期回路を備えたことを特徴とする
    並列直列変換回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100837585B1 (ko) * 1999-01-28 2008-06-13 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 직병렬 변환 회로 및 이를 이용한 반도체 표시 장치

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KR100837585B1 (ko) * 1999-01-28 2008-06-13 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 직병렬 변환 회로 및 이를 이용한 반도체 표시 장치

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