JPH078694B2 - 紙葉類処理装置 - Google Patents
紙葉類処理装置Info
- Publication number
- JPH078694B2 JPH078694B2 JP61035474A JP3547486A JPH078694B2 JP H078694 B2 JPH078694 B2 JP H078694B2 JP 61035474 A JP61035474 A JP 61035474A JP 3547486 A JP3547486 A JP 3547486A JP H078694 B2 JPH078694 B2 JP H078694B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- take
- loading
- bill
- drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明はたとえばCD,ATM等の自動取引装置に適用される
紙葉類取出装置に関する。
紙葉類取出装置に関する。
（従来の技術） 一般に、自動預金機などにおいては、顧客によって投入
された紙幣を第４図に示すように、収容部１に積層状態
で収容し、この収容部１に収容された紙幣Ｐを取出すと
きは、ソレノイド２を励磁させることにより、アーム
３、回転プレート４およびアーム５を介して紙幣ストッ
パ６を開放してから、送りローラ７の回転により紙幣Ｐ
を送り出し、この送り出された紙幣Ｐを取出しローラ８
により一枚ずつ取出す。この取出された紙幣Ｐは受けロ
ーラ９で受け取られ本体内に搬送される。そして、この
本体内への搬送途中において、計数監査部で紙幣が計数
監査されて、その計数結果にもとづき、預金者に預金高
を知らせるようになっている。
された紙幣を第４図に示すように、収容部１に積層状態
で収容し、この収容部１に収容された紙幣Ｐを取出すと
きは、ソレノイド２を励磁させることにより、アーム
３、回転プレート４およびアーム５を介して紙幣ストッ
パ６を開放してから、送りローラ７の回転により紙幣Ｐ
を送り出し、この送り出された紙幣Ｐを取出しローラ８
により一枚ずつ取出す。この取出された紙幣Ｐは受けロ
ーラ９で受け取られ本体内に搬送される。そして、この
本体内への搬送途中において、計数監査部で紙幣が計数
監査されて、その計数結果にもとづき、預金者に預金高
を知らせるようになっている。
ところで、自動預金機等の銀行窓口機の場合、不特定の
取扱者が種々の状態の紙幣たとえば、半折れ券、４つ折
れ券、カール券などを投入するケースが多い。このよう
な状態の紙幣Ｐが投入されると、図に示すように送りロ
ーラ７により紙幣Ｐに送り力を与えることができず、取
出しローラ８に残留してしまう。
取扱者が種々の状態の紙幣たとえば、半折れ券、４つ折
れ券、カール券などを投入するケースが多い。このよう
な状態の紙幣Ｐが投入されると、図に示すように送りロ
ーラ７により紙幣Ｐに送り力を与えることができず、取
出しローラ８に残留してしまう。
（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、従来装置においては紙幣の取出手段に残
留した紙幣Ｐを検知することができず、計数エラーが発
生してしまい信頼性が劣るという問題点があった。
留した紙幣Ｐを検知することができず、計数エラーが発
生してしまい信頼性が劣るという問題点があった。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところは、取出手段に残留した紙幣を検知できる
ようにした紙葉類取出装置を提供しようとするものであ
る。
とするところは、取出手段に残留した紙幣を検知できる
ようにした紙葉類取出装置を提供しようとするものであ
る。
（問題点を解決するための手段） 本発明は上記問題点を解決するため、紙葉類を積層状態
に収容する収容部と、この収容部に収容された紙葉類を
送り出す送出ローラと、この送出ローラにより送り出さ
れた紙葉類を一枚ずつ取り出す取出ローラと、この取出
ローラの搬入側を開閉する開閉部材と、この開閉部材を
前記取出ローラの搬入側を開く位置に駆動する駆動手段
と、この駆動手段による駆動が解除された際に前記開閉
部材が取出ローラの搬入側を閉じる位置に位置するよう
に付勢する付勢部材と、前記駆動手段による駆動が解除
された際に前記開閉部材が取出ローラの搬入側を閉じる
位置に位置していることを検知する検知手段とを具備
し、前記駆動手段による駆動が解除された際に、前記開
閉部材が取出ローラの搬入側を閉じる位置に位置してい
ることが前記検知手段にて検知されなかった場合に前記
取出ローラに対向して紙葉類が残留していると検知する
ようにしたものである。
に収容する収容部と、この収容部に収容された紙葉類を
送り出す送出ローラと、この送出ローラにより送り出さ
れた紙葉類を一枚ずつ取り出す取出ローラと、この取出
ローラの搬入側を開閉する開閉部材と、この開閉部材を
前記取出ローラの搬入側を開く位置に駆動する駆動手段
と、この駆動手段による駆動が解除された際に前記開閉
部材が取出ローラの搬入側を閉じる位置に位置するよう
に付勢する付勢部材と、前記駆動手段による駆動が解除
された際に前記開閉部材が取出ローラの搬入側を閉じる
位置に位置していることを検知する検知手段とを具備
し、前記駆動手段による駆動が解除された際に、前記開
閉部材が取出ローラの搬入側を閉じる位置に位置してい
ることが前記検知手段にて検知されなかった場合に前記
取出ローラに対向して紙葉類が残留していると検知する
ようにしたものである。
（作用） 取出手段に残留した紙葉類を検知することにより、計数
エラーを未然に防止する。
エラーを未然に防止する。
（実施例） 以下、本発明を第１図乃至第３図に示す一実施例を参照
して説明する。図中11は自動預出金機の接客パネルで、
この接客パネル11には前後に開閉する入出金扉12が設け
られている。また、この入出金扉12の下方部には傾斜す
る状態に収容部としての載置台13が設けられ、この載置
台13上に紙葉類としての紙幣Ｐが積層状態で載置される
ようになっている。そして、この載置台13上の紙幣Ｐは
送り手段14により順次一枚ずつ取出されるようになって
いる。すなわち、図中15は送りローラで、この送りロー
ラ15は上記紙幣Ｐの最下層面に接触され、偏心回転する
ことにより摩擦力により、紙幣Ｐを送り出すようになっ
ている。また、上記送りローラ15には矢印方向に移動自
在な押圧板16が対向されている。また、上記送りローラ
15の先方部には取出手段を構成する取出しローラ17が設
けられ、この取出しローラ17には紙幣Ｐの２枚取りを防
止するローラ18が所定の間隙を存して対向されている。
また、19は本体搬送路側に設けられた受けローラで、こ
の受けローラ19にはスプリング20によって付勢されるピ
ンチローラ21が転接されている。
して説明する。図中11は自動預出金機の接客パネルで、
この接客パネル11には前後に開閉する入出金扉12が設け
られている。また、この入出金扉12の下方部には傾斜す
る状態に収容部としての載置台13が設けられ、この載置
台13上に紙葉類としての紙幣Ｐが積層状態で載置される
ようになっている。そして、この載置台13上の紙幣Ｐは
送り手段14により順次一枚ずつ取出されるようになって
いる。すなわち、図中15は送りローラで、この送りロー
ラ15は上記紙幣Ｐの最下層面に接触され、偏心回転する
ことにより摩擦力により、紙幣Ｐを送り出すようになっ
ている。また、上記送りローラ15には矢印方向に移動自
在な押圧板16が対向されている。また、上記送りローラ
15の先方部には取出手段を構成する取出しローラ17が設
けられ、この取出しローラ17には紙幣Ｐの２枚取りを防
止するローラ18が所定の間隙を存して対向されている。
また、19は本体搬送路側に設けられた受けローラで、こ
の受けローラ19にはスプリング20によって付勢されるピ
ンチローラ21が転接されている。
また、図中22は上記ローラ18をガイドするガイド板で、
23は紙幣Ｐの規定外タイミングの取り出しを阻止する開
閉部材としての紙幣ストッパである。前記紙幣ストッパ
23は支点24を中心として回動するようになっており、前
記支点24にはリンク25およびピン26を介して回動プレー
ト27に接続されている。前記回動プレート27にはピン2
8、リンク29および鉄心30を介して駆動手段としての駆
動用ソレノイド31が接続されている。さらに、前記回動
プレート27には遮蔽プレート32が突設されているととも
に、付勢部材としてのスプリング33により矢印方向に付
勢されている。
23は紙幣Ｐの規定外タイミングの取り出しを阻止する開
閉部材としての紙幣ストッパである。前記紙幣ストッパ
23は支点24を中心として回動するようになっており、前
記支点24にはリンク25およびピン26を介して回動プレー
ト27に接続されている。前記回動プレート27にはピン2
8、リンク29および鉄心30を介して駆動手段としての駆
動用ソレノイド31が接続されている。さらに、前記回動
プレート27には遮蔽プレート32が突設されているととも
に、付勢部材としてのスプリング33により矢印方向に付
勢されている。
一方、上記回動プレート27の下方部には検知手段として
のフォトセンサ34が設けられ、このフォトセンサ34は上
記回動プレート27の回動によりその遮蔽プレート32によ
って遮断されるようになっており、この遮蔽時には上記
紙幣ストッパ23が第１図に示すように起立され紙幣Ｐの
規定外タイミングの取出しを阻止するようになってい
る。
のフォトセンサ34が設けられ、このフォトセンサ34は上
記回動プレート27の回動によりその遮蔽プレート32によ
って遮断されるようになっており、この遮蔽時には上記
紙幣ストッパ23が第１図に示すように起立され紙幣Ｐの
規定外タイミングの取出しを阻止するようになってい
る。
しかして、顧客により、載置台13に紙幣Ｐ…が積層状態
で投入載置され、入出金扉12が閉塞されると、駆動用ソ
レノイド31に通電され鉄心30が吸引される。これによ
り、回動プレート27が支点27aを中心として反時計方向
に回動するとともにリンク25を介して紙幣ストッパ23が
回動し、第２図に示すように載置台13の下方に退避す
る。そして、バックアップ板16が下降して紙幣Ｐが押圧
され送出しローラ15の回転により最下層の紙幣Ｐから送
り出される。そして、取出しローラ17の回転により、紙
幣Ｐが一枚ずつ取り出され、受けローラ19とピンチロー
ラ21により挟持されて搬送される。このようにして、載
置台13上からすべての紙幣Ｐが搬出されると、ソレノイ
ド31が消磁され、スプリング33の付勢力により回転プレ
ート27が時計方向に回転されて、その遮蔽プレート32に
よりフォトセンサ34が遮蔽されて暗状態になるとともに
紙幣ストッパ23が起立されて取出しローラ17の搬入側が
閉塞される。
で投入載置され、入出金扉12が閉塞されると、駆動用ソ
レノイド31に通電され鉄心30が吸引される。これによ
り、回動プレート27が支点27aを中心として反時計方向
に回動するとともにリンク25を介して紙幣ストッパ23が
回動し、第２図に示すように載置台13の下方に退避す
る。そして、バックアップ板16が下降して紙幣Ｐが押圧
され送出しローラ15の回転により最下層の紙幣Ｐから送
り出される。そして、取出しローラ17の回転により、紙
幣Ｐが一枚ずつ取り出され、受けローラ19とピンチロー
ラ21により挟持されて搬送される。このようにして、載
置台13上からすべての紙幣Ｐが搬出されると、ソレノイ
ド31が消磁され、スプリング33の付勢力により回転プレ
ート27が時計方向に回転されて、その遮蔽プレート32に
よりフォトセンサ34が遮蔽されて暗状態になるとともに
紙幣ストッパ23が起立されて取出しローラ17の搬入側が
閉塞される。
ところで、この取出時において、載置台13に半折れ、４
つ折れ、あるいはカール状の紙幣Ｐなどが投入されてい
た場合には、第３図に示すように、取出しローラ17に紙
幣Ｐが残留してしまう。このときは、紙幣ストッパ23が
起立しようとしても、残留紙幣Ｐに当接し、起立するこ
とができない。これにより、回転プレート27の遮蔽プレ
ート32がフォトセンサ34を遮蔽せず、駆動ソレノイド31
の励磁がきれているにも拘わらず、フォトセンサ34が暗
にならない。これにより、半折れ紙幣Ｐが残留している
ことが検知されることになる。
つ折れ、あるいはカール状の紙幣Ｐなどが投入されてい
た場合には、第３図に示すように、取出しローラ17に紙
幣Ｐが残留してしまう。このときは、紙幣ストッパ23が
起立しようとしても、残留紙幣Ｐに当接し、起立するこ
とができない。これにより、回転プレート27の遮蔽プレ
ート32がフォトセンサ34を遮蔽せず、駆動ソレノイド31
の励磁がきれているにも拘わらず、フォトセンサ34が暗
にならない。これにより、半折れ紙幣Ｐが残留している
ことが検知されることになる。
このように、取出しローラ17に残留した変形紙幣Ｐを検
知することができるため、紙幣Ｐの計数エラーを未然に
防止できることになる。
知することができるため、紙幣Ｐの計数エラーを未然に
防止できることになる。
また、紙幣ストッパ23を利用して残留紙幣Ｐを検知する
ため、構造的にも簡略化できる。
ため、構造的にも簡略化できる。
なお、本発明は上記一実施例に限られることなく、その
要旨の範囲内で種々変形実施できることは勿論である。
要旨の範囲内で種々変形実施できることは勿論である。
以上説明したように、本発明によれば、取出手段に残留
した紙葉類を検知でき、計数エラーを未然に防止でき高
い信頼性を得ることができるという効果を奏するもので
ある。
した紙葉類を検知でき、計数エラーを未然に防止でき高
い信頼性を得ることができるという効果を奏するもので
ある。
第１図乃至第３図は本発明の一実施例を示すもので、第
１図は紙幣取出装置を示す概略的構成図、第２図は紙幣
ストッパが開放した状態を示す構成図、第３図は残留紙
幣を示す説明図、第４図は従来例を示す説明図である。 Ｐ……紙幣（紙葉類）、13……載置台（収容部）、14…
…送出手段、17……取出ローラ（取出手段）、23……紙
幣ストッパ（開閉部材）、31……駆動ソレノイド（駆動
手段）、33……スプリング（付勢手段）、34……フォト
センサ（検知手段）。
１図は紙幣取出装置を示す概略的構成図、第２図は紙幣
ストッパが開放した状態を示す構成図、第３図は残留紙
幣を示す説明図、第４図は従来例を示す説明図である。 Ｐ……紙幣（紙葉類）、13……載置台（収容部）、14…
…送出手段、17……取出ローラ（取出手段）、23……紙
幣ストッパ（開閉部材）、31……駆動ソレノイド（駆動
手段）、33……スプリング（付勢手段）、34……フォト
センサ（検知手段）。
Claims (1)
- 【請求項１】紙葉類を積層状態に収容する収容部と、 この収容部に収容された紙葉類を送り出す送出ローラ
と、 この送出ローラにより送り出された紙葉類を一枚ずつ取
り出す取出ローラと、 この取出ローラの搬入側を開閉する開閉部材と、 この開閉部材を前記取出ローラの搬入側を開く位置に駆
動する駆動手段と、 この駆動手段による駆動が解除された際に前記開閉部材
が取出ローラの搬入側を閉じる位置に位置するように付
勢する付勢部材と、 前記駆動手段による駆動が解除された際に前記開閉部材
が取出ローラの搬入側を閉じる位置に位置していること
を検知する検知手段とを具備し、 前記駆動手段による駆動が解除された際に、前記開閉部
材が取出ローラの搬入側を閉じる位置に位置しているこ
とが前記検知手段にて検知されなかった場合に前記取出
ローラに対向して紙葉類が残留していると検知するよう
にしたことを特徴とする紙葉類処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61035474A JPH078694B2 (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | 紙葉類処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61035474A JPH078694B2 (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | 紙葉類処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62196234A JPS62196234A (ja) | 1987-08-29 |
| JPH078694B2 true JPH078694B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=12442770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61035474A Expired - Lifetime JPH078694B2 (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | 紙葉類処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078694B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05249037A (ja) * | 1992-11-24 | 1993-09-28 | Asahi Eteitsuku Kk | 液種判定装置 |
| KR100492462B1 (ko) * | 2002-10-21 | 2005-06-02 | 노틸러스효성 주식회사 | 종방향 지폐 입출금기 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62105835A (ja) * | 1985-11-01 | 1987-05-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カ−ド送り出し装置 |
-
1986
- 1986-02-20 JP JP61035474A patent/JPH078694B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62196234A (ja) | 1987-08-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |