JPH0786847A - オペアンプ及びアクティブフィルタ - Google Patents

オペアンプ及びアクティブフィルタ

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JPH0786847A
JPH0786847A JP5232017A JP23201793A JPH0786847A JP H0786847 A JPH0786847 A JP H0786847A JP 5232017 A JP5232017 A JP 5232017A JP 23201793 A JP23201793 A JP 23201793A JP H0786847 A JPH0786847 A JP H0786847A
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JP
Japan
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circuit
transistor
operational amplifier
differential amplifier
emitter
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JP5232017A
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English (en)
Inventor
Tatsuaki Kitsuta
辰昭 橘田
Yoshio Watabe
由夫 渡部
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オペアンプ及びアクティブフィルタの改善に
関し、エミッタホロア回路のベース電流により生ずる差
動増幅回路のコレクタ電流のずれを極力抑制し、オフセ
ット電圧を極力低減すること、及び、その信頼性の向上
を図る。 【構成】 オペアンプは、入力INと当該エミッタホロ
ア回路12の出力OUTとの差信号を増幅する差動増幅回
路11と、差動増幅回路11の非反転出力outを出力す
るエミッタホロア回路12と、差動増幅回路11の反転
出力側に接続されたベース電流補償回路13とを具備
し、ベース電流補償回路13に対してエミッタホロア回
路12の出力トランジスタQ0のベースに流入する電流
ibと概略等しい量の電流ixを差動増幅回路11の反
転出力側から供給する。アクティブフィルタは入力IN
の所望の周波数信号成分を通過させるフィルタ素子14
と、フィルタ素子14を通過した入力INと当該能動素
子15の出力OUTの差信号を増幅する能動素子15とを
具備し、能動素子15が本発明のオペアンプを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 〔目次〕 産業上の利用分野 従来の技術(図10) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 (1)第1の実施例の説明(図2,3) (2)第2の実施例の説明(図4) (3)第3の実施例の説明(図5) (4)第1の実施例に係る応用例の説明(図6,7) (5)第2の実施例に係る応用例の説明(図8) (6)第3の実施例に係る応用例の説明(図9) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、オペアンプ及びアクテ
ィブフィルタに関するものであり、更に詳しく言えば、
バイポーラトランジスタにより構成された演算増幅器の
オフセット電圧を補償する回路とその応用回路の改善に
関するものである。近年,各種電子回路の高集積化はデ
ジタル回路にとどまらず、アナログ回路にも実に様々に
及んでいる。高精度のアナログ回路を実現する手段とし
ては、一般的に高利得のオペアンプ(演算増幅器)によ
り構成する方法が採られる。
【0003】例えば、低周波数信号成分(以下単に低域
信号分ともいう)を通過させるアクティブフィルタに
は、オペアンプが用いられ、そのエミッタホロア回路の
出力トランジスタにベース電流が流入する。これによ
り、差動増幅回路のコレクタ電流のバランスが崩れる。
このため、オフセット電圧が発生するが、オペアンプを
使用する上で、常に、このオフセット電圧の問題を解決
しなくてはならない。
【0004】そこで、エミッタホロア回路のベース電流
により生ずる差動増幅回路のコレクタ電流のずれを無く
し、オフセット電圧を極力低減すること、及び、その信
頼性の向上を図ることができるアンプ及び応用回路が望
まれている。
【0005】
【従来の技術】図10は、従来例に係るオペアンプの構成
図である。例えば、アクティブフィルタ等に用いられる
電圧増幅度Av=1のオペアンプは図10において、差動
増幅回路1及びエミッタホロア回路2を具備する。差動
増幅回路1は6個のバイポーラトランジスタQ1〜Q6
と2個のエミッタ抵抗RE1,RE2とバイアス抵抗R1を
有する。エミッタホロア回路2は2個のバイポーラトラ
ンジスタQ0,Q7と1個のバイアス抵抗R2とを有す
る。
【0006】当該アンプの機能は、入力INと出力OUT
との差信号が差動増幅回路1により差動増幅されると、
その非反転出力outがエミッタホロア回路2のトランジ
スタQ0により出力される。図10に示すような回路にお
いては、出力OUTが反転入力に接続されるため、結果と
して電圧利得=1のアンプとして動作する。一般にこの
回路構成をボルテージホロアと呼ばれる。
【0007】また、当該アンプ上で発生するオフセット
電圧Voff は、差動増幅回路1のコレクタ電流IC1,I
C2の差で生じる。例えば、エミッタホロア回路2のトラ
ンジスタQ0の電流増幅率をhfe〔NPN 〕,差動増幅回
路1のトランジスタQ3,Q4の電流増幅率をhfe〔PN
P 〕,差動増幅回路1のカレントミラー回路のエミッタ
電流をIE1,エミッタホロア回路2のトランジスタQ0
のエミッタ電流をIE2とすると、差動増幅回路1のトラ
ンジスタQ1,Q2のコレクタ電流IC1,IC2は、
(1)式,(2)式,すなわち、
【0008】
【数1】
【0009】
【数2】
【0010】により与えられる。なお、(2)式の第2
項目はトランジスタQ0のベース電流ibである。ま
た、差動増幅回路1のエミッタ抵抗RE1=RE2=REと
すると、オフセット電圧Voff は(3)式,すなわち、
【0011】
【数3】
【0012】により与えられる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従って、エミッタホロ
ア回路2の出力トランジスタQ0に、例えば、ベース電
流ib=1.96〔μA〕程度が流入すると、当該ベース電
流ibにより差動増幅回路1のコレクタ電流IC1,IC2
のバランスが崩れる。このため、オフセット電圧Voff
=2.41〔mV〕が発生する。これは、例えば、エミッタ
ホロア回路2のトランジスタQ0の電流増幅率hfe〔NP
N 〕を50,差動増幅回路1のトランジスタQ3,Q4
の電流増幅率hfe〔PNP 〕を20,差動増幅回路1のカ
レントミラー回路のエミッタ電流IE1を 100〔μA〕,
エミッタホロア回路2のトランジスタQ0のエミッタ電
流IE2を 100〔μA〕すると、エミッタホロア回路2の
出力トランジスタQ0のベース電流ibは1.96〔μA〕
となり、トランジスタQ1,Q2のコレクタ電流IC1,
IC2は、(1)式,(2)式により、それぞれIC1= 9
5.69〔μA〕,IC2= 93.28〔μA〕となる。
【0014】また、エミッタ抵抗RE1=RE2=RE=1
〔kΩ〕とすると、オフセット電圧Voff は2.41〔m
V〕となる。このことで、入力INの電圧レベルに対し
て出力OUTの電圧レベルがオフセット電圧Voff = 2.4
1 〔mV〕だけ低く見える。なお、このオフセット電圧
Voff は構成トランジスタの電流増幅率hfeや使用温度
に依存する。
【0015】これにより、入力INの低域信号分を通過
させるアクテイブフィルタ等の設計において、当該オペ
アンプを利用する場合、常に、オフセット電圧Voff を
限りなく「ゼロ」に近づけるための外部調整をしなくて
はならい。これにより、当該アンプの取り扱いが複雑に
なり、また、高精度なアナログ回路の構成の妨げとなる
という問題がある。
【0016】本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み創
作されたものであり、エミッタホロア回路のベースに流
れ込む電流により生ずる差動増幅回路のコレクタ電流の
ずれを極力抑制し、オフセット電圧を極力低減するこ
と、及び、その応用回路の信頼性の向上を図ることが可
能となるオペアンプ及びアクティブフィルタの提供を目
的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1(A)は本発明に係
るオペアンプの原理図であり、図1(B)は本発明に係
るアクティブフィルタの原理図をそれぞれ示している。
本発明の第1のオペアンプは図1(A)に示すように、
入力INと当該エミッタホロア回路12の出力OUTとの
差信号を増幅する差動増幅回路11と、前記差動増幅回
路11の非反転出力outを出力するエミッタホロア回路
12と、前記差動増幅回路11の反転出力側に接続され
たベース電流補償回路13とを具備し、前記ベース電流
補償回路13に対してエミッタホロア回路12の出力ト
ランジスタQ0のベースに流入する電流ibと概略等し
い量の電流ixを差動増幅回路11の反転出力側から供
給することを特徴とする。
【0018】なお、本発明の第1のオペアンプにおい
て、前記ベース電流補償回路13が補償用トランジスタ
QBと抵抗素子Rを含むエミッタホロア回路を有し、前
記補償用トランジスタQBのベースが、前記差動増幅回
路11の入力INを増幅するトランジスタQ1のコレク
タに接続され、前記補償用トランジスタQBのエミッタ
が抵抗素子Rに接続されることを特徴とする。
【0019】また、本発明の第2のオペアンプは、前記
ベース電流補償回路13が補償用トランジスタQBと定
電流源IOを含むエミッタホロア回路を有し、前記補償
用トランジスタQBのベースが、前記差動増幅回路11
の入力INを増幅するトランジスタQ1のコレクタに接
続され、前記補償用トランジスタQBのエミッタが定電
流源IOに接続されることを特徴とする。
【0020】なお、本発明の第2のオペアンプにおい
て、前記ベース電流補償回路13の定電流源IOが、前
記差動増幅回路11の駆動電流を決定する定電流源I01
及び前記エミッタホロア回路12の駆動電流を決定する
定電流源I02と同じバイアス制御系により駆動制御され
ることを特徴とする。本発明に係るアクティブフィルタ
は図1(B)に示すように、入力INの所望の周波数信
号成分を通過させるフィルタ素子14と、前記フィルタ
素子14を通過した入力INと当該能動素子15の出力
OUTとの差信号を増幅する能動素子15とを具備し、前
記能動素子15が本発明の第1,第2のオペアンプを含
むことを特徴とし、上記目的を達成する。
【0021】
【作用】本発明の第1のオペアンプによれば、ベース電
流補償回路13の補償用トランジスタQBの電流増幅率
をhfe〔NPN 〕,そのエミッタ電流をIE3とすると、差
動増幅回路11の反転出力側から当該トランジスタQB
により引くベース電流ixは(4)式、すなわち、
【0022】
【数4】
【0023】となり、ベース電流補償回路13の抵抗素
子Rを最適値に設計すると、(4)式と先に説明した
(2)式と等しくなる。これにより、差動増幅回路11
のトランジスタQ1,Q2のコレクタ電流IC1,IC2の
バランスのずれを極力抑制することができ、当該オペア
ンプのオフセット電圧を極力低減することが可能とな
る。
【0024】また、本発明の第2のオペアンプによれ
ば、定電流源I01及び定電流源I02と同じバイアス制御
系により定電流源IOが駆動制御されるため、ベース電
流補償回路13の補償用トランジスタQBの電流増幅率
hfe,温度依存性及びプロセス変動に対して差動増幅回
路11やエミッタホロア回路12のトランジスタ動作と
均衡を図ることが可能となる。
【0025】これにより、第1のオペアンプに比べて第
2のオペアンプのオフセット電圧をより高精度に補償す
ることが可能となる。本発明のアクティブフィルタによ
れば、入力INの所望の周波数信号成分がフィルタ素子
14を通過すると、フィルタ素子14を通過した入力I
Nと、該能動素子15の出力OUTとの差信号が本発明の
第1,第2のオペアンプを含む能動素子15により増幅
される。
【0026】このため、所望の周波通過特性を損なうこ
となく非常に簡単な方法で、当該フィルタのオフセット
電圧を縮小することが可能となる。このことで、入力I
Nの低域信号分を通過させるアクテイブフィルタ等の設
計において、当該オペアンプを利用する場合、従来例の
ような、オフセット電圧Voff を「ゼロ」に近づけるた
めの外部調整が不要となる。
【0027】これにより、当該アンプの取り扱いが容易
になり、また、高精度なアナログ回路の構成することが
可能となる。
【0028】
【実施例】次に、図を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明をする。図2〜5は、本発明の各実施例に係る
オペアンプを説明する図であり、図6〜9は、本発明の
各実施例に係るオペアンプを応用したアクティブフィル
タを説明する図をそれぞれ示している。
【0029】(1)第1の実施例の説明 図2は、本発明の第1の実施例に係るオペアンプの構成
図であり、図3は、その動作説明図である。図2(A)
は、そのベース電流の設定を説明する回路図であり、図
2(B)は、その動作説明図をそれぞれ示している。例
えば、アクティブフィルタ等の構成に適用可能な電圧増
幅度Av=1のオペアンプは図2において、差動増幅回
路11A,エミッタホロア回路12及び抵抗プルダウン型
のエミッタホロア回路13Aを具備する。
【0030】すなわち、差動増幅回路11Aは原理図1の
差動増幅回路11の一例であり、入力INと出力OUTと
の差分(正相信号分同士)を増幅する回路である。差動
増幅回路11Aは3個のnpn型のバイポーラトランジス
タQ1,Q2,Q6と、3個のpnp型のバイポーラト
ランジスタQ3〜Q5と、2個のエミッタ抵抗RE1,R
E2と、1個のバイアス抵抗R1とを有する。
【0031】トランジスタQ1のコレクタはエミッタホ
ロア回路13AのトランジスタQBのベースとトランジス
タQ5のベースとトランジスタQ3のコレクタ〔反転出
力out(反転記号の上線を省略する)〕とに接続され、
そのベースが入力INに接続され、そのエミッタが抵抗
RE1の一方に接続される。トランジスタQ2のコレクタ
はエミッタホロア回路12のトランジスタQ0のベース
(非反転出力out)とトランジスタQ4のコレクタとに
接続され、そのベースが出力OUTに接続され、そのエミ
ッタが抵抗RE2の一方に接続される。
【0032】トランジスタQ3,Q4のエミッタは電源
線VCCにそれぞれ接続され、そのベース同士が接続され
てトランジスタQ5のエミッタに接続される。なお、ト
ランジスタQ3〜Q5はカレントミラー回路を構成す
る。また、抵抗RE1の他方と抵抗RE2との他方とが接続
され、トランジスタQ6のコレクタに接続される。トラ
ンジスタQ6のエミッタは抵抗R1を介在して電源線V
EEに接続され、そのベースがバイアス制御信号VCSに接
続される。なお、トランジスタQ6,抵抗R1は定電流
源(IO1)を構成する。
【0033】エミッタホロア回路12は非反転出力out
を出力する回路である。当該回路12は2個のnpn型
のバイポーラトランジスタQ0,Q7と1個のバイアス
抵抗R2を有する。トランジスタQ0のコレクタは電源
線VCCに接続され、そのエミッタはトランジスタQ7の
コレクタと出力OUTに接続される。トランジスタQ7の
エミッタは抵抗R2を介在して電源線VEEに接続され、
そのベースがバイアス制御信号VCSに接続される。な
お、トランジスタQ7,抵抗R2は定電流源(IO2)を
構成する。
【0034】抵抗プルダウン型のエミッタホロア回路13
Aは原理図1のベース電流補償回路13の一例であり、
補償用トランジスタQBと抵抗素子Rを有する。トラン
ジスタQBはnpn型のバイポーラトランジスタから成
り、そのコレクタが電源線VCCに接続され、そのエミッ
タが抵抗素子Rを介在して電源線VEEに接続される。次
に、当該オペアンプの動作を説明する。例えば、図3
(A)に示すように、高出力インピーダンス回路101 に
接続されたオペアンプ100 において、当該回路101 から
供給される入力INが当該オペアンプ100 により低出力
インピーダンスに変換される。この際に、図3(B)に
示すように、入力INの電圧viと出力OUTの電圧vo
との差が差動増幅回路11Aにより増幅されると、その非
反転出力outがエミッタホロア回路12により出力され
る。図3(A)に示すような回路においては、出力OUT
が直接反転入力に接続されるため、結果として電圧利得
=1のアンプとして動作する。
【0035】ここで、差動増幅回路11Aの反転出力側に
接続されたエミッタホロア回路13Aがエミッタホロア回
路12の出力トランジスタQ0のベースに流入する電流
i2と概略等しい量の電流i1を差動増幅回路11Aの反
転出力側から供給する。これにより、差動増幅回路11A
のトランジスタQ1,Q2のコレクタ電流IC1,IC2の
バランスのずれが無くなる。
【0036】このようにして、本発明の第1の実施例に
係るオペアンプによれば、図2に示すように、差動増幅
回路11Aの反転出力側に抵抗プルダウン型のエミッタホ
ロア回路13Aが接続される。このため、従来例のオペア
ンプに比べてオフセット電圧を小さくすることが可能と
なる。例えば、エミッタホロア回路13Aの補償用トラン
ジスタQBの電流増幅率hfe〔NPN 〕を50,そのエミ
ッタ電流IE3=100 〔μA〕とすると、差動増幅回路11
Aの反転出力側から当該トランジスタQBにより引くベ
ース電流ixは(4)式によりix=i1=1.96〔μ
A〕となり、エミッタホロア回路13Aの抵抗素子Rを最
適値に設計すると、先に説明した(2)式,すなわち、
ib=i2=1.96〔μA〕と等しくなる。
【0037】これにより、差動増幅回路11Aのトランジ
スタQ1,Q2のコレクタ電流IC1,IC2のバランスの
ずれを極力抑制することができ、当該オペアンプのオフ
セット電圧Voff を極力低減することが可能となる。こ
のことで、当該オペアンプの電圧増幅度Av=1,すな
わち、入力INの電圧レベルviと出力OUTの電圧レベ
ルvoとを概ねvi=voとすることができ、当該アン
プを応用した回路の信頼性の向上を図ることが可能とな
る。
【0038】(2)第2の実施例の説明 図4は、本発明の第2の実施例に係るオペアンプの構成
図である。第2の実施例では第1の実施例と異なり定電
流源型のエミッタホロア回路13BがトランジスタQ1の
コレクタに接続される。すなわち、定電流源型のエミッ
タホロア回路13Bはベース電流補償回路13の他の一例
である。当該回路13Bは補償用トランジスタQB,定電
流源用トランジスタQ8及び抵抗R3を有する。
【0039】トランジスタQ8はnpn型のバイポーラ
トランジスタから成り、そのコレクタがトランジスタQ
Bのエミッタに接続され、そのエミッタが抵抗R3を介
在して電源線VEEに接続される。なお、トランジスタQ
8のベースは差動増幅回路11AのトランジスタQ6のベ
ースとエミッタホロア回路12のトランジスタQ7のベ
ースに接続される。トランジスタQ8,抵抗R3は原理
図1の定電流源IOを構成する。また、定電流源IOは
差動増幅回路11Aの駆動電流を決定する定電流源I01及
びエミッタホロア回路12の駆動電流を決定する定電流
源I02と同じバイアス制御系により駆動制御される。例
えば、トランジスタQ6〜Q8のベースにバイアス制御
信号VCSを供給する。その他の構成及び動作は第1の実
施例と同様であるため、その説明を省略する。
【0040】このようにして、本発明の第2の実施例に
係るオペアンプによれば、図4に示すように、定電流源
型のエミッタホロア回路13Bが補償用トランジスタQB
と定電流源IOを含むエミッタホロア回路を有する。こ
のため、定電流源I01及び定電流源I02と同じバイアス
制御信号VCSにより共通して定電流源IOを駆動制御す
ることにより、当該回路13Bの補償用トランジスタQB
の電流増幅率hfe,温度依存性及びプロセス変動に対し
て差動増幅回路11Aやエミッタホロア回路12のトラン
ジスタ動作と均衡を図ることが可能となる。
【0041】これにより、第1の実施例に比べて第2の
実施例のオペアンプのオフセット電圧をより高精度に補
償することが可能となる。 (3)第3の実施例の説明 図5は、本発明の第3の実施例に係るオペアンプの構成
図である。第3の実施例では第1,第2の実施例と異な
り差動増幅回路11Bの出力に定電流源負荷が接続され、
ベース電流補償回路13には第2の実施例に係る定電流
源型のエミッタホロア回路13Bを採用する。
【0042】すなわち、差動増幅回路11Bは原理図1の
差動増幅回路11の他一例であり、入力INと出力OUT
との差分を増幅する回路である。差動増幅回路11Bは3
個のnpn型のバイポーラトランジスタQ1,Q2,Q
6と、1個のpnp型のバイポーラトランジスタQ4
と、2個のエミッタ抵抗RE1,RE2と、1個のバイアス
抵抗R1と、負荷素子RLとを有する。
【0043】トランジスタQ4は定電流源型負荷であ
り、そのエミッタが電源線VEEに接続され、そのコレク
タがトランジスタQ2のコレクタに接続される。トランジ
スタQ4のベースにはバイアス制御電圧VBを供給し、
トランジスタQ2の負荷を調整する。負荷素子RLはダ
イオード,抵抗又は定電流源等であり、トランジスタQ
1の負荷を調整する。その他の構成及び動作は第1,第
2のの実施例と同様であるため、その説明を省略する。
【0044】このようにして、本発明の第3の実施例に
係るオペアンプによれば、図5に示すように、差動増幅
回路11Bの出力に定電流源負荷が接続され、ベース電流
補償回路13には、第2の実施例に係る定電流源型のエ
ミッタホロア回路13Bが採用される。このため、差動増
幅回路11Bの負荷が第1の実施例のようなカレントミラ
ー回路であっても、本実施例のような定電流源負荷であ
っても、当該負荷状態にかかわり無く、ベース電流補償
回路13を使用することが可能となる。すなわち、差動
増幅回路11Bの反転出力側に接続されたエミッタホロア
回路13Bがエミッタホロア回路12の出力トランジスタ
Q0のベースに流入する電流i2と概略等しい量の電流
i1を差動増幅回路11Bの反転出力側から供給すること
ができる。
【0045】これにより、第1,第2の実施例と同様
に、差動増幅回路11BのトランジスタQ1,Q2のコレ
クタ電流IC1,IC2のバランスのずれを無くすことがで
き、オフセット電圧を小さくすることが可能となる。な
お、本発明の第1〜第3の実施例ではベース電流補償回
路13としてエミッタホロア回路を採用するが、これに
限ったものではない。例えば、高抵抗により電流i1を
引いても良い。
【0046】(4)第1の応用例の説明 図6は、本発明の第1の実施例に係るオペアンプを応用
したアクティブフィルタの構成図を示している。例え
ば、信号検出をするイーサーネットに適用可能なアクテ
ィブフィルタは図6に示すように、フィルタ回路24及
びオペアンプ25を具備する。
【0047】フィルタ回路24は原理図1のフィルタ素
子14の一例を構成する回路であり、抵抗R4〜R6及
び静電容量C1,C2から成る。抵抗R4,R5は直列
に接続され、その一端は入力INに接続され、その他端
が差動増幅回路11AのトランジスタQ1のベースに接続
される。また、静電容量C1はトランジスタQ1のベー
スと電源線VCCとの間に接続される。静電容量C2は抵
抗R4,R5の直列接続点と出力OUTとの間に接続され
る。抵抗R6は出力OUTと差動増幅回路11Aのトランジ
スタQ2のベースとの間に接続される。これにより、フ
ィルタ素子14は4次の低域通過関数を構成し、入力I
Nの低周波数信号成分(例えば、50〔kHz〕以下)を
通過させることができる。
【0048】なお、オペアンプ25は原理図1の能動素
子15を構成するものであり、第1の実施例に係るオペ
アンプを適用する。当該オペアンプはフィルタ素子14
を通過した入力INと出力OUTとの差分を増幅する。次
に、本実施例のアクティブフィルタの動作を説明する。
例えば、情報送受信システムにおいて、当該アクティブ
フィルタを受信システムに適用した場合であって、それ
に接続された同軸ケーブルに伝送されてくる信号を認識
する場合、図7(A)に示すようなクロック信号に重畳
されたDC成分(入力電圧vi)の有無を検出する。こ
こで、当該アクティブRCフィルタの入力INにクロッ
ク信号が入力されると、その中間電位としてエミッタホ
ロア回路12から出力電圧voが得られる。
【0049】この際に、差動増幅回路11Aの反転出力側
に接続されたエミッタホロア回路13Aがエミッタホロア
回路12の出力トランジスタQ0のベースに流入する電
流i2と概略等しい量の電流i1を差動増幅回路11Aの
反転出力側から取り出す。これにより、差動増幅回路11
AのトランジスタQ1,Q2のコレクタ電流IC1,IC2
のバランスのずれが無くなり、オフセット電圧が小さく
抑えられる。
【0050】また、この出力電圧voは他の基準電圧と
比較され、一定基準に達していれば、当該受信システム
に対しアクセスが有ったことが識別される。なお、本実
施例のアクティブフィルタの入力INに図7(B)に示
すような高調波を含む信号を供給すると、エミッタホロ
ア回路12から正弦波に近い出力信号を得ることもでき
る。
【0051】このようにして、本発明の第1の実施例に
係るオペアンプを応用したアクティブフィルタによれ
ば、図6に示すように、フィルタ回路24及びオペアン
プ25を具備し、当該オペアンプ25が本発明の第1の
実施例に係るオペアンプから成る。このため、低周波通
過特性を損なうことなく非常に簡単な方法で、当該フィ
ルタのオフセット電圧を縮小することが可能となる。こ
のことで、入力INの低域信号分を通過させるアクテイ
ブフィルタ等の設計において、当該オペアンプを利用す
る場合、従来例のような、オフセット電圧Voff を「ゼ
ロ」に近づけるための外部調整が不要となる。
【0052】これにより、当該アンプの取り扱いが容易
になり、また、高精度なアナログ回路を構成すること、
及び、その特性向上に寄与するところが大きい。 (5)第2の応用例の説明 図8は、本発明の第2の実施例に係るオペアンプを応用
したアクティブフィルタの構成図を示している。すなわ
ち、第2の応用例に係るアクティブフィルタは図8に示
すように、フィルタ回路24及びオペアンプ35から成
る。
【0053】オペアンプ35は能動素子15の他の一例
であり、本発明の第2の実施例に係るオペアンプから成
る。当該オペアンプ35はフィルタ回路24を通過した
入力INと出力OUTとの差分を増幅する。その他の機
能,動作は第1の応用例と同じであるため、その説明を
省略する。このようにして、本発明の第2の実施例に係
るオペアンプを応用したアクティブフィルタによれば、
図8に示すように、フィルタ回路24と、第2の実施例
に係るオペアンプ35から成る。
【0054】このため、定電流源I01及び定電流源I02
と同じバイアス制御信号VCSにより共通して定電流源I
Oを駆動制御することにより、エミッタホロア回路13B
の補償用トランジスタQBの電流増幅率hfe,温度依存
性及びプロセス変動に対して差動増幅回路11Aやエミッ
タホロア回路12のトランジスタ動作と均衡を図ること
が可能となる。このことで、第2の応用例と同様に低周
波通過特性を損なうことなく非常に簡単な方法で、当該
フィルタのオフセット電圧を縮小することが可能とな
る。
【0055】これにより、第1の応用例に比べて第2の
応用例のアクティブフィルタのオフセット電圧をより高
精度に補償することが可能となる。また、第1の応用例
と同様に高精度なアナログ回路を構成することができ
る。 (6)第3の応用例の説明 図9は、本発明の第3の実施例に係るオペアンプを応用
したアクティブフィルタの構成図を示している。すなわ
ち、第3の応用例に係るアクティブフィルタはフィルタ
回路24及びオペアンプ45から成る。
【0056】オペアンプ45は能動素子15の他の一例
であり、本発明の第3の実施例に係るオペアンプから成
る。当該オペアンプ45はフィルタ回路24を通過した
入力INと出力OUTとの差分を増幅する。その他の機
能,動作は第1,第2の応用例と同じであるため、その
説明を省略する。このようにして、本発明の第3の実施
例に係るオペアンプを応用したアクティブフィルタによ
れば、図9に示すように、フィルタ回路24と、本発明
の第3の実施例に係るオペアンプ45から成る。
【0057】このため、差動増幅回路11Bの負荷状態に
かかわり無く、ベース電流補償回路13Bを使用すること
が可能となり、エミッタホロア回路12の出力トランジ
スタQ0のベースに流入する電流i2と概略等しい量の
電流i1を差動増幅回路11Bの反転出力側から供給する
ことができる。このことで、第1,第2の応用例と同様
に、差動増幅回路11BのトランジスタQ1,Q2のコレ
クタ電流IC1,IC2のバランスのずれを無くすことがで
きる。
【0058】これにより、第1,第2の応用例と同様に
低周波通過特性を損なうことなく非常に簡単な方法で、
当該フィルタのオフセット電圧を縮小することが可能と
なる。また、第1,第2の応用例と同様に高精度なアナ
ログ回路を構成することができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のオペアン
プによれば、差動増幅回路の反転出力側にベース電流補
償回路が設けられ、エミッタホロア回路の出力トランジ
スタのベースに流入する電流と概略等しい量の電流が差
動増幅回路の反転出力側から供給される。
【0060】このため、差動増幅回路のトランジスタの
コレクタ電流のバランスのずれを極力抑制することがで
き、従来例のオペアンプに比べてオフセット電圧を極力
低減することが可能となる。また、本発明の他のオペア
ンプによれば、ベース電流補償回路が補償用トランジス
タと定電流源を含むエミッタホロア回路を有し、また、
当該定電流源が、他の定電流源と同じバイアス制御系に
より駆動制御される。
【0061】このため、補償用トランジスタの電流増幅
率,温度依存性及びプロセス変動に対して差動増幅回路
やエミッタホロア回路のトランジスタ動作と均衡を図る
ことが可能となる。また、より高精度にオフセット電圧
を補償することが可能となる。本発明のアクティブフィ
ルタによれば、フィルタ素子及び本発明のオペアンプを
含む能動素子を具備する。
【0062】このため、フィルタ設計において、従来例
のようなオフセット電圧を「ゼロ」に近づけるための外
部調整が不要となる。また、低周波通過特性を損なうこ
となく非常に簡単な方法で、当該フィルタのオフセット
電圧を縮小することが可能となる。これにより、取り扱
いが容易で、高精度なアナログ回路の構成すること、及
び、イーサーネット等のアナログ回路の特性向上に寄与
するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオペアンプ及びアクティブフィル
タの原理図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係るオペアンプの構成
図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係るオペアンプの動作
説明図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係るオペアンプの構成
図である。
【図5】本発明の第3の実施例に係るオペアンプの構成
図である。
【図6】本発明の第1の実施例に係るオペアンプを応用
したアクティブフィルタの構成図である。
【図7】本発明の第1の実施例に係るアクティブフィル
タの動作説明図である。
【図8】本発明の第2の実施例に係るオペアンプを応用
したアクティブフィルタの構成図である。
【図9】本発明の第3の実施例に係るオペアンプを応用
したアクティブフィルタの構成図である。
【図10】従来例に係るオペアンプの構成図である。
【符号の説明】
11…差動増幅回路、 12…エミッタホロア回路、 13…ベース電流補償回路、 14…フィルタ素子、 15…能動素子、 Q0…出力トランジスタ、 Q1…トランジスタ、 QB…補償用トランジスタ、 IO,I01,I02…定電流源、 R…抵抗素子、 ib,ix…電流、 IN…入力、 out…非反転出力、 OUT…出力。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力(IN)と当該エミッタホロア回路
    (12)の出力(OUT)との差信号を増幅する差動増幅
    回路(11)と、前記差動増幅回路(11)の非反転出
    力(out)を出力するエミッタホロア回路(12)と、
    前記差動増幅回路(11)の反転出力側に接続されたベ
    ース電流補償回路(13)とを具備し、 前記ベース電流補償回路(13)に対してエミッタホロ
    ア回路(12)の出力トランジスタ(Q0)のベースに
    流入する電流(ib)と概略等しい量の電流(ix)を
    差動増幅回路(11)の反転出力側から供給することを
    特徴とするオペアンプ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のオペアンプにおいて、前
    記ベース電流補償回路(13)が補償用トランジスタ
    (QB)と抵抗素子(R)を含むエミッタホロア回路を
    有し、 前記補償用トランジスタ(QB)のベースが、前記差動
    増幅回路(11)の入力(IN)を増幅するトランジス
    タ(Q1)のコレクタに接続され、 前記補償用トランジスタ(QB)のエミッタが抵抗素子
    (R)に接続されることを特徴とするオペアンプ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のオペアンプにおいて、前
    記ベース電流補償回路(13)が補償用トランジスタ
    (QB)と定電流源(IO)とを含むエミッタホロア回
    路を有し、 前記補償用トランジスタ(QB)のベースが、前記差動
    増幅回路(11)の入力(IN)を増幅するトランジス
    タ(Q1)のコレクタに接続され、 前記補償用トランジスタ(QB)のエミッタが定電流源
    (IO)に接続されることを特徴とするオペアンプ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のオペアンプにおいて、前
    記ベース電流補償回路(13)の定電流源(IO)が、
    前記差動増幅回路(11)の駆動電流を決定する定電流
    源(I01)及び前記エミッタホロア回路(12)の駆動
    電流を決定する定電流源(I02)と同じバイアス制御系
    により駆動制御されることを特徴とするオペアンプ。
  5. 【請求項5】 入力(IN)の所望の周波数信号成分を
    通過させるフィルタ素子(14)と、前記フィルタ素子
    (14)を通過した入力(IN)と当該能動素子(1
    5)の出力(OUT)との差信号を増幅する能動素子(1
    5)とを具備し、前記能動素子(15)が請求項1,
    2,3及び4記載のオペアンプを有することを特徴とす
    るアクティブフィルタ。
JP5232017A 1993-09-17 1993-09-17 オペアンプ及びアクティブフィルタ Withdrawn JPH0786847A (ja)

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