JPH0786644B2 - 写真焼付装置用印画紙搬送装置 - Google Patents

写真焼付装置用印画紙搬送装置

Info

Publication number
JPH0786644B2
JPH0786644B2 JP62152616A JP15261687A JPH0786644B2 JP H0786644 B2 JPH0786644 B2 JP H0786644B2 JP 62152616 A JP62152616 A JP 62152616A JP 15261687 A JP15261687 A JP 15261687A JP H0786644 B2 JPH0786644 B2 JP H0786644B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
printing paper
photographic
paper
mask
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62152616A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63316843A (ja
Inventor
良夫 小澤
卓男 紫垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP62152616A priority Critical patent/JPH0786644B2/ja
Priority to US07/206,059 priority patent/US4886352A/en
Publication of JPS63316843A publication Critical patent/JPS63316843A/ja
Publication of JPH0786644B2 publication Critical patent/JPH0786644B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
    • G03B27/52Details
    • G03B27/58Baseboards, masking frames, or other holders for the sensitive material
    • G03B27/587Handling photosensitive webs
    • G03B27/588Supply rolls; Cutting arrangements
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D13/00Processing apparatus or accessories therefor, not covered by groups G11B3/00 - G11B11/00
    • G03D13/003Film feed or extraction in development apparatus

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はネガフイルムから印画紙へ画像を焼き付けるた
めの写真焼付装置用印画紙搬送装置に関する。
〔従来の技術〕
写真焼付装置では、ロール状印画紙が先端部から焼付部
へと送られ、さらに送られてカツタで画像毎に切断され
て現像部へと至るようになっているものが多い。
この焼付部とカツタによる切断部とが離れているので、
画像を連続的に焼付ける場合には、切断された印画紙を
順次現像部へと送ることができるが、連続焼付を行なわ
ない場合には、焼付直後の画像を有する印画紙先端部を
次の焼付作業が開始されるまで切断できないか、印画紙
を切断するために空送りする必要があり、印画紙の無駄
使いになる。
また、印画紙先端部を戻すことにより、無駄使いを少く
した装置も提案されているが(実公昭62-13073号)、搬
送ローラから外れないで再送り可能な程度にだけ戻せる
のみであるので、これによってもかなりの無駄がある。
本発明は上記事実を考慮し、連続して焼付を行なわない
場合にも、焼付後の印画紙を直ちに現像でき、しかも印
画紙の無駄使いが少ない写真焼付装置用印画紙搬送装置
を得ることが目的である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る写真焼付装置用印画紙搬送装置は、印画紙
の搬送方向の焼付範囲を可変する一対の長さ方向マスク
ヘッドと、印画紙の幅方向の焼付範囲を可変する一対の
幅方向マスクヘッドと、印画紙を焼付部へ送出しあるい
は引戻す搬送手段と、画像が焼付られた印画紙を切断す
るカッタと、印画紙の搬送方向側に配置された前記長さ
方向マスクヘッドと前記カッタとの距離、及び長さ方向
マスクヘッドによって区画された焼付範囲を検出する検
出手段と、前記搬送手段を駆動して前記距離に応じて印
画紙を前記焼付部から引戻し、前記焼付範囲に応じて印
画紙を送出す制御手段と、を有することを特徴としてい
る。
また、焼付される印画紙が縁有りのときには、前記幅方
向マスクヘッドによって印画紙の幅方向両縁部を覆い、
前記搬送手段による送出し量を前記カッタによって切断
された印画紙の長さ方向に縁が残るように制御し、焼付
される印画紙が縁無しのときには、前記幅方向マスクヘ
ッドを印画紙の幅方向両縁部から退避させ、前記搬送手
段による送出し量を前記カッタによって切断された印画
紙の長さ方向に縁が残らないように制御することを特徴
としている。
〔作用〕
本発明では、印画紙の先端部をカッタの位置から印画紙
の搬送方向側に配置された長さ方向マスクヘッドまで搬
送手段によって引戻して焼付することで、長さ方向マス
クヘッドからカッタまでにかかる印画紙の無駄使いがな
くなる。
また、焼付が完了した印画紙は、長さ方向マスクヘッド
によって区画された焼付範囲に応じて送出され長さ方向
の両縁部がカッタで切断されるので、縁なし、縁有りの
両タイブのプリントサイズに対応できるものである。
さらに、焼付される印画紙が縁無しのときには、幅方向
マスクヘッドを印画紙の幅方向両縁部から退避させ、前
記搬送手段による送出し量を前記カッタによって切断さ
れた印画紙の長さ方向の縁が残らないように制御するこ
とで、印画紙の長さ方向及び幅方向の縁有り、縁無しが
容易に加工できる。
また、印画紙の先端が搬送方向側に配置された長さ方向
マスクヘッドに覆われるように、印画紙を送出すことに
よって、画像と画像との間に生じる無駄なスペースを無
くすことができる。
〔発明の実施例〕
第1図は本発明が適用された写真焼付装置の印画紙搬送
系の全体図が示されており、印画紙収容部10へ収容され
た印画紙12は写真焼付部14へ送られて画像が露光され、
搬送処理部16を経て現像部18へと送られるようになって
いる。
(印画紙収容部10の説明) この印画紙収容部10では未露光の印画紙12がロール状に
巻かれたまま箱20内へ収容され機台22へセットされてい
る。箱20に付属している送り出しノブ21を係合させて回
転すると、印画紙12の先端部が引出口24を通過する。
機台22には突出した印画紙12の先端部を検出するための
ローデイングセンサ26及び遮光用挟持ローラ28、30が設
けられている。
挟持ローラ28、30の下流には挟持搬送ローラ36、37、38
が設けられ、挟持ローラ28、30を通って送り出される印
画紙12の先端部を挟持し、写真焼付部14へと送り出すよ
うになっている。挟持搬送ローラ36はモータ40の駆動力
を受けて回転する構成である。このモータ40は主として
マイクロコンピユータを利用した制御回路108によって
後述する制御ルーチンにより駆動制御されローデイング
センサ26の作動によって回転し始めるようになってい
る。
挟持搬送ローラ37、38は一端が軸39Aで機台22へ軸支さ
れるアーム39の他端へブラケツト39Bを介して揺動可能
に支持され、アーム39は機台22との間に引張コイルばね
41が張設されている。従って挟持搬送ローラ37、38は挟
持搬送ローラ36へ押圧される付勢力を有している。
挟持搬送ローラ28、30と挟持搬送ローラ36、37との間に
は挟持搬送ローラ28付近を中心として所定角度回転可能
なガイド板42が設けられている。このガイド板42はモー
タ44の駆動力で第1図に示す如く印画紙12の搬送路に沿
った状態から、想像線で示される如く搬送路から退避し
た状態まで回転できるようになっている。このガイド板
42にはセンサ46が設けられ、ガイド板42が第1図想像線
状態へ至った時に印画紙12の中間部が想像線で示される
如くループを有した状態を検出できるようになってい
る。
写真焼付部14の入口部には印画紙12の搬送路に面してセ
ンサ48が設けられ、印画紙12の先端部を検出できるよう
になっている。
(写真焼付部14の説明) 第2図〜第5図に従い写真焼付部14の構成を説明する。
この写真焼付部14ではフレーム60内を進行する印画紙12
が長さ方向マスクヘツド62、64、幅方向マスクヘツド6
6、68によってその焼付範囲を決定され、図示しない光
源からの焼付光が露光されるようになっている。
フレーム60は上下が開放された枠状に形成され、一端に
は印画紙12の挿入開口70が、他の一端には印画紙12の排
出開口72がそれぞれ形成されている。挿入開口70、排出
開口72を通る印画紙12の軌道の下側には搭載台74が配置
されて印画紙12の搭載面を形成している。
長さ方向マスクヘツド62、64は第3図及び第5図に示さ
れる如く印画紙搬送方向(矢印A方向)と直角方向に長
手方向とされた薄肉板材であり、長さ方向マスクヘツド
62が長さ方向マスクヘツド64よりも印画紙搬送路の上流
側に配置されている。
長さ方向マスクヘツド62の長手方向両端には移動ブロッ
ク80、82が取り付けられている。移動ブロツク80にはフ
レーム60へ印画紙搬送方向と平行に掛け渡されるガイド
ロツド84が貫通しており、移動ブロツク82はガイドロツ
ド84と平行に掛け渡されるガイドロツド86へ2股部88を
介して搭載されている。従って移動ブロツク80、82はガ
イドロツド84、86に沿って移動可能であり、長さ方向マ
スクヘツド62を印画紙搬送方向に沿って上流側及び下流
側へ直線移動するようになっている。この移動時にも長
さ方向マスクヘツド62の先端部は印画紙搬送方向と直角
な状態を維持している。
一方、長さ方向マスクヘツド64の両端部にも移動ブロツ
ク80A、82Aが取り付けられており、それぞれガイドロツ
ド84A及びガイドロツド86へ掛け渡されている。ガイド
ロツド84Aはガイドロツド84と平行にフレーム60へ掛渡
されている。第3図に示される如く長さ方向マスクヘツ
ド62、64は移動ブロツク80、80Aの下端部へ取り付けら
れ、かつ移動ブロツク80、80Aが異る軌道上をすれ違い
状態で移動することにより、長さ方向マスクヘツド62、
64の先端部が互いに光軸L上で接触できるまで移動可能
となっている。
第2、3図及び第5図に示される如く移動ブロツク80、
80Aにはブラケツト90、90Aを介して無端ベルト92の中間
部が係止されている。この無端ベルト92は中間部がプー
リ94、96へ架け渡されたタイミングベルトであり、これ
らのプーリ94、96はそれぞれブラケツト98、100へ軸支
されている。このブラケツト98は印画紙搬送方向上流側
でフレーム60へ、ブラケツト100は下流側でフレーム60
へそれぞれ固着されている。これによって無端ベルト92
はプーリ94、96間で一対の平行部分を有しており、この
平行部分の一方の直線部へ移動ブロツク80が、他方の直
線部へ他方の移動ブロツク80Aがそれぞれ取り付けられ
ている。このため無端ベルト92の回転時に移動ブロツク
80、80Aは互いに反対方向へ、すなわち光軸Lを中心に
互いに接近又は離反する方向へ駆動されるようになって
いる。また、移動ブロツク80、80Aが互いに接近したこ
とを検出する検出センサ83が移動ブロツク82に設けら
れ、移動ブロツク80、80Aが互いに最大量離反したこと
を検出する原点センサ81が設けられている。
プーリ94には無端ベルト92の巻掛部に隣接して無端ベル
ト102の中間部が巻掛けられている。この無端ベルト102
はモータ104の出力軸プーリ106へ巻掛けられており、モ
ータ104の駆動力を無端ベルト92へ伝えるようになって
いる。モータ104は主としてマイクロコンピユータを利
用した制御手段108によって駆動制御されるようになっ
ている。
第3図及び第5図に示される如く、長さ方向マスクヘツ
ド62、64には光軸Lの反対側にL形金具110がそれぞれ
ビス112で取り付けられている。このL形金具110と長さ
方向マスクヘツド62、64との間には布等の可撓性部材で
製作されるマスクボデイ114、114Aの長手方向一端が挟
持固着されている。このマスクボデイ114の中間部は印
画紙搬送方向の上流側および下流側でフレーム60へ架け
渡されかつ長手方向が印画紙搬送方向と直角に配置され
る巻掛棒116へそれぞれ巻掛けて略直角に方向転換され
て上方へ引き出されている。
またこれらのマスクボデイ114、114Aの先端部は巻掛棒1
16の上方で巻掛棒116と平行にフレーム60に掛け渡され
る巻取軸118へ層状に巻取られている。この巻取軸118は
ぜんまいばね等の巻取付勢手段120によって常にマスク
ボデイ114、114Aを巻取る方向に付勢回転されており、
これによって常にマスクボデイ114、114Aには所定の張
力が作用している。
巻掛棒116と長さ方向マスクヘツド62、64との間のマス
クボデイ114、114Aは搭載台74の印画紙載置面と平行と
され、搭載台74との間に若干の隙間を設けている。この
ため長さ方向マスクヘツド62、64及びマスクボデイ11
4、114Aは長さ方向マスクヘツド62、64を光軸Lで互い
に合致させた状態では、搭載台74との間に印画紙12の案
内空間を形成し、矢印A方向に印画紙が搬送される場合
にその先端部を適切に案内できるようになっている。
なお長さ方向マスクヘツド62とL形金具110との間には
切欠部122が形成されて、矢印A方向に搬送される印画
紙先端部が長さ方向マスクヘツド62の角部へ不用意に触
れないようになっている。また長さ方向マスクヘツド6
2、64の対向部上面には面取り124、126が施されてお
り、光源(第3図上方)に向けて凹面を形成するように
なっている。
第4図及び第5図に示される如く幅方向マスクヘツド68
は長手方向両端部が移動ブロツク130、132へ固着されて
いる。これらの移動ブロツク130、132へは印画紙搬送方
向と直角に配置されて印画紙搬送方向の上流側及び下流
側のフレーム60へ掛け渡されるガイドロツド134、136が
貫通している。このため幅方向マスクヘツド68は印画紙
搬送方向と直角方向へ平行移動可能となっている。
また幅方向マスクヘツド66もその両端部が移動ブロツク
130A、132Aへ固定されており、これらの移動ブロツク13
0A,132Aにもガイドロツド134、136が貫通し、幅方向マ
スクヘツド68がガイドロツド134、136に沿って移動する
ようになっている。このため幅方向マスクヘツド66、68
は光軸Aを中心に互いに接近離反できるようになってい
る。なおガイドロツド134、136はその中間部がアーム13
8でフレーム60へ支持されて補強用となっている。
第4図に示される如く移動ブロツク130、130Aは無端ベ
ルト140の中間部へ、移動ブロツク132、132Aは無端ベル
ト141の中間部へそれぞれ取り付けられている。これら
の無端ベルト140、141は中間部がプーリ142、144、14
6、148へそれぞれ巻掛けられて中間部が2本の平行状に
なっている。従って移動ブロツク130はこの2本の平行
状の無端ベルト140の片側へ、移動ブロツク130Aは他の
片側へ取りつけられている。移動ブロツク132、132Aの
場合も同様に無端ベルト140の2本の平行部へそれぞれ
取りつけられている。なおこれらのプーリは各々フレー
ム60へ軸支されている。
プーリ142はプーリ146と、プーリ144はプーリ148と同軸
とされ、プーリ142とプーリ146には連結シヤフト150が
貫通固着されている。またこの連結シャフト150の一端
にはプーリ152が固着され、モータ164の出力軸プーリ16
6との間に無端ベルト168が掛け渡されている。このモー
タ164は制御手段108によって回転制御されるようになっ
ている。
このため無端ベルト140、141が長手方向の一方向及び他
の一方向へ移動されると、幅方向マスクヘツド66、68は
光軸Lを中心に互いに平行状態を維持しながら進退して
間隔を変えられるようになっている。
幅方向マスクヘツド66、68は第5図に示される如く移動
ブロツク130、132及び移動ブロツク130A、132Aとの間に
切欠172が形成され、この切欠172は長手方向全域に渡っ
て設けられている。また移動ブロツク130、132及び移動
ブロツク130A、132Aはその上面が搭載台74の印画紙載置
面と同レベルとされており、印画紙12の先端部が矢印A
方向に送られる場合にその幅方向両端部がこの切欠172
内へ挿入され、これによって印画紙幅方向両端部の浮き
上がりが防止できるようになっている。
第1図に示される如くフレーム60の下流側端部には挟持
搬送ローラ174、176が配置されており、挟持搬送ローラ
174は挟持搬送ローラ36との間に無端ベルト178が掛け渡
され、挟持搬送ローラ36と同期して回転駆動力を受ける
ようになっている。
(搬送処理部16の説明) この搬送処理部16では写真焼付部14から送られる焼付後
の印画紙12の裏面へ印字を行うためのプリンタ182及び
印画紙12を画像毎に切断するためのカツタ184が設けら
れている。このカツタ184の上流側にはセンサ186が設け
られて印画紙先端部を検出できるようになっている。
画像毎に切断された印画紙12はロアガイドプレート200
及びアツパーガイドプレート202によって構成される案
内通路204を通って円弧状に屈曲されて上方へ向けて押
出されるようになっている。
案内通路204の出口付近には印画紙12の移動軌跡を挟ん
で一対の水平な挟持搬送ローラ206、208が軸支されて印
画紙12の送り手段を構成している。挟持ローラ206はモ
ータ214の出力軸との間にタイミングベルト216が掛け渡
されて駆動力を受けるようになっている。
従って、案内通路204を通って画像焼付面が上方へ向い
て印画紙12が送られると、センサ238がこれを検出しソ
レノイド234が作動して挟持搬送ローラ208は挟持搬送ロ
ーラ206と離間し、これらの間に印画紙12の先端部を通
過させる。印画紙12の先端部が通過した後はソレノイド
234への通電が解除されて挟持搬送ローラ206と挟持搬送
ローラ208とが印画紙12を挟持する。これと同時にモー
タ214が駆動されて印画紙12は案内通路204内を上方へと
移動され、ストツク部188へ収容されるようになってい
る。このストツク部188に隣接して写真焼付部14と現像
部18との処理速度の調整をした後に切断後の印画紙12を
一枚ずつ現像部18へ送り込むための送り込み手段190が
設けられている。
(実施例の作用) 焼付開始時にはロール状に巻かれている印画紙12を収容
した箱20が機台22へ搭載される。印画紙12の先端部は箱
20のノブ21を手動回転することにより挟持ローラ28、30
の間へと挿入される。
この印画紙12の先端部がローデイングセンサ26で検出さ
れるとモータ40が駆動され、印画紙12をさらに送ると先
端が挟持搬送ローラ36と37、38間で挟持されながら矢印
A方向に搬送される。印画紙12の先端部がセンサ86で検
出され、先端がカツタ184から若干突出するとモータ40
が停止する。ここでカツタ184が印画紙先端部を切断廃
棄した状態で待機する。このように印画紙先端部が焼付
部14を通過する場合は長さ方向マスク62、64は互に密着
させて印画紙を円滑に送る。
また幅方向マスクヘツド66、68は搬送される印画紙12の
幅寸法に対応してモータ164を駆動し、これによって切
欠172内へ印画紙12の幅方向両端部が入り込む状態とし
ておくことが好ましい。これによって印画紙12の幅方向
両端部も円滑に案内され、印画紙12の進行時における蛇
行が防止できる。
図示しないプリントボタンが操作されると、印画紙先端
部はカツタ184から戻される。この戻された先端は焼付
光軸Lから焼付長さの約1/2だけ下流側に配置されるこ
とになる。なおこの場合、戻しによる弛みが発生するの
で、モータ44がガイド板42を第1図想像線状態まで旋回
させて、弛みによるループ形成を可能とする。
この印画紙の送りを詳しく説明すると、印画紙の全域に
亘って画像を形成する縁なしの場合は、第6図(B)に
示されるように送り量(戻し量)はUmmになる。
また、長さ方向マスクヘツド62、64は光軸Lを中心に作
業者が指定したプリントサイズの送り方向長さ(Xmm)
より2mm長くなるように移動する。この状態で印画紙先
端は長さ方向マスクヘツド64により2mm覆われるように
する。また幅方向マスクヘツド66、68は印画紙の幅方向
両端部より離反するように移動する。
この状態が焼付開始可能状態となり図示しない光源から
の焼付光によってネガフイルム上の画像が印画紙12へと
焼き付けられる。次にモータ40が正転される。このとき
のモータ40の送り量は第6図(C)に示されるように
(U+3)mmとなる。次に焼付後の印画紙12の裏面へプ
リンタ182によって必要情報がプリントされ、カツタ184
によって印画紙12の不要先端部が切断される。次に再び
モータ40が正転されるが、このときの送り量は第6図
(D)に示されるように10mmとされ、プリンタ182によ
って他の必要情報が印画紙12の裏面にプリントされる。
さらにモータ40が正転される。このとき送り量は第6図
(E)に示されるように(X−10)mmとされる。この前
に案内通路204を通って画像焼付面が上方へ向いて印画
紙12の先端部が送られ、センサ238が印画紙12を検出し
たか否かが判断され、印画紙12を検出した場合にはソレ
ノイド234が作動されて挟持搬送ローラ208は挟持搬送ロ
ーラ206と離間し、これらの間に印画紙12の先端部が通
過される。そして、印画紙12の先端部が通過した後はソ
レノイド234への通電が解除されて挟持搬送ローラ206と
挟持搬送ローラ208とが印画紙12を挟持する。
ここでカツタ184によって印画紙12が切断されると、切
断された印画紙12は正確に焼付長さとなっており、モー
タ214の駆動で案内通路204内を上方へと移動されてスト
ツク部188へ収容される。
以上説明した印画紙送り量Uについて第7図に基づいて
説明する。印画紙搬送装置の構成で定まる定数である長
さ方向マスクの原点センサ81とカツタ184との距離をAm
m、長さ方向マスク62、64の全開時の長さ方向マスクの
長さをBmmとする。すると、送り量U=A+{(B−
X)/2}−3(mm)となる。また、このときの長さ方向
マスクの送り長さはC=X+2(mm)となる。
以上説明したように縁なしの画像を印画紙に焼付けた場
合には、印画紙に実際露光された領域Mは作業者が指定
したプリントサイズよりも印画紙の長さ方向両端が1mm
大きく焼付され、この余分の焼付部は次のプリント後、
カツタによって切断されて作業者が指定したプリントサ
イズにカツトされる。
また、印画紙の周囲に焼付けをしない縁部を設ける縁有
りの場合にはモータ40を逆転して印画紙12を露光位置ま
で後退させるが、その場合の送り量は第8図(B)Umm
になる。また、長さ方向マスクヘツド62、64は光軸Lを
中心に作業者が指定したプリントサイズの送り方向(Xm
m)よりも縁部が形成されるように4mm短く移動し、幅方
向マスクヘツド66、68は印画紙の幅方向両端部より内側
に縁部が形成されるように移動する。
この状態が焼付開始可能状態となり図示しない光源から
の焼付光によってネガフイルム上の画像が印画紙へと焼
付けられる。露光後にモータ40が正転されるがこのとき
の送り量は第8図(C)に示されるようにUmmとなる。
プリンタ182によって印画紙12の裏面へ必要情報の印字
が行なわれ、さらにモータ40が正転される。このときの
送り量は第8図(D)に示されるように10mmとなる。こ
こでプリンタ182によって他の必要情報がプリントさ
れ、さらにモータ40が正転される。このときの送り量は
第8図(E)に示されるように(X−10)mmとされる。
ここでカツタ184によって印画紙12が切断される。そし
て、切断された印画紙12は案内通路204内を上方へと移
動されてストツク部188へ収容される。
以上説明した印画紙送り量Uについて第9図に基づいて
説明する。前述と同様に印画紙搬送装置の構成で定まる
定数である長さ方向マスクの原点センサ81とカツタ184
との距離をAmm、長さ方向マスクの全開時の長さ方向マ
スクの長さをBmmとする。すると、送り量U=A+(B
−X/2mmとなる。また、このときの長さ方向マスクの送
り長さC=X−8(mm)となる。
このように縁有りの画像を印画紙に焼付けた場合には、
長さ方向マスクの開き具合で決まる実際に露光された領
域Mの端部に4mmの縁部が形成されて作業者が指定した
プリントサイズに印画紙がカツトされる。
以上のように、一回の焼付作業が終了すると次の焼付が
行なわれるまで、印画紙先端はカツタ184の位置で待機
しており、焼付再開時に焼付位置まで後退する。しかし
既に焼付られた印画紙は搬送処理部16、現像部18を通っ
て製品となるので、待ち時間が少ない。
なお上記実施例では搭載台74の上方に光源が配置されて
焼付を行う装置について説明したが、本装置を上下逆に
して、印画紙搬送路の上方に搭載台を配置し、下方から
上方へ向けて焼付を行う場合にも適用可能である。
また上記実施例では長さ方向マスクヘツド62、64が同時
に反対方向へ同量だけ駆動される構成を示したが、これ
らは別個に異なる長さで駆動できる構成としてもよい。
また上記実施例ではマスクボデイ114、114Aの一部が長
さ方向マスクヘツド62、64と同じ高さとされて印画紙中
間部の浮き上がりを防止できる構成としたが、このマス
クボデイ114、114Aが搭載台74との間に大きな隙間を有
している場合にも、本発明では印画紙12の先端部が適切
に案内されるので、問題はない。
〔発明の効果〕
本発明は上記構成としてたので、印画紙の無駄使いがな
くなる。また、縁なし、縁有りの両タイブのプリントサ
イズに対応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された写真処理装置の概略縦断面
図、第2図は写真焼付部の長さ方向マスクヘツドとその
関連を示す平面図、第3図は第2図III-III線断面図、
第4図は幅方向マスク及びその関連を示す第2図の裏面
図、第5図は写真焼付部の主要部品を示す分解斜視図、
第6図(A)〜(E)は縁なしの場合の印画紙の搬送状
態を示す説明図、第7図は縁なしの場合の印画紙の戻り
量を示す説明図、第8図(A)〜(E)は縁ありの場合
の印画紙の搬送状態を示す説明図、第9図は縁ありの場
合の印画紙の戻り量を示す説明図である。 10……印画紙収容部、12……印画紙、14……写真焼付
部、16……搬送処理部、18……現像部、40……モータ、
62……長さ方向マスクヘツド、64……長さ方向マスクヘ
ツド、74……搭載台、184……カツタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印画紙の搬送方向の焼付範囲を可変する一
    対の長さ方向マスクヘッドと、印画紙の幅方向の焼付範
    囲を可変する一対の幅方向マスクヘッドと、印画紙を焼
    付部へ送出しあるいは引戻す搬送手段と、画像が焼付ら
    れた印画紙を切断するカッタと、印画紙の搬送方向側に
    配置された前記長さ方向マスクヘッドと前記カッタとの
    距離、及び長さ方向マスクヘッドによって区画された焼
    付範囲を検出する検出手段と、前記搬送手段を駆動して
    前記距離に応じて印画紙を前記焼付部から引戻し、前記
    焼付範囲に応じて印画紙を送出す制御手段と、を有する
    ことを特徴とする写真焼付装置用印画紙搬送装置。
  2. 【請求項2】焼付される印画紙が縁有りのときには、前
    記幅方向マスクヘッドによって印画紙の幅方向両縁部を
    覆い、前記搬送手段による送出し量を前記カッタによっ
    て切断された印画紙の長さ方向に縁が残るように制御
    し、焼付される印画紙が縁無しのときには、前記幅方向
    マスクヘッドを印画紙の幅方向両縁部から退避させ、前
    記搬送手段による送出し量を前記カッタによって切断さ
    れた印画紙の長さ方向に縁が残らないように制御するこ
    とを特徴とした特許請求の範囲の第(1)項に記載の写
    真焼付装置用印画紙搬送装置。
JP62152616A 1987-06-19 1987-06-19 写真焼付装置用印画紙搬送装置 Expired - Lifetime JPH0786644B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62152616A JPH0786644B2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19 写真焼付装置用印画紙搬送装置
US07/206,059 US4886352A (en) 1987-06-19 1988-06-13 Device for conveying photographic paper for use in photograph printing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62152616A JPH0786644B2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19 写真焼付装置用印画紙搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63316843A JPS63316843A (ja) 1988-12-26
JPH0786644B2 true JPH0786644B2 (ja) 1995-09-20

Family

ID=15544273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62152616A Expired - Lifetime JPH0786644B2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19 写真焼付装置用印画紙搬送装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4886352A (ja)
JP (1) JPH0786644B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5345870A (en) * 1993-02-10 1994-09-13 Miles Inc. "Direct-to-press" positive lithographic printing plate and method for making same
JP2900752B2 (ja) * 1993-06-08 1999-06-02 ノーリツ鋼機株式会社 露光装置
JP2002211098A (ja) * 2001-01-16 2002-07-31 Konica Corp 印刷方法および印刷装置
JP2006308876A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Konica Minolta Business Technologies Inc プリント作成方法、画像形成用記録媒体及びプリント
JP2006337899A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成方法、プリント及び画像形成用資材

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2896505A (en) * 1955-12-21 1959-07-28 Nat Electronics Distributors I Automatic photo printing machine
JPS6213073Y2 (ja) * 1981-04-01 1987-04-04
JPS61275736A (ja) * 1985-05-31 1986-12-05 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 写真プリンタにおけるウエブ状感光材料の搬送装置
US4754308A (en) * 1986-08-05 1988-06-28 Fuji Photo Film Co., Ltd. Photograph printing apparatus
DE4241759C1 (de) * 1992-12-11 1994-02-17 Freudenberg Carl Fa Dichtung zur gasdichten Befestigung eines Ansaugkrümmers am Zylinderkopf einer Verbrennungskraftmaschine

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63316843A (ja) 1988-12-26
US4886352A (en) 1989-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6021697A (en) Cutting apparatus for photosensitive material processor and cutting method
JPH0786644B2 (ja) 写真焼付装置用印画紙搬送装置
US4444485A (en) Photographic printing apparatus
JPH05204120A (ja) 画像形成装置
US4965622A (en) Image forming apparatus
JP2002293463A (ja) 画像記録装置の紙搬送機構
EP0703486B1 (en) Film processing apparatus
JPH0731358B2 (ja) 写真焼付装置
JP2606865B2 (ja) 写真プリント装置
JP3845698B2 (ja) 写真処理機の感光材料搬送装置
JP3819115B2 (ja) 写真処理装置
JP2515363B2 (ja) 写真焼付装置
JPS6340133A (ja) 焼付マスク駆動機構
JPH0649543B2 (ja) メディアシート搬送装置
JP2942676B2 (ja) 写真焼付装置用搬送制御装置
EP0874270B1 (en) Conveyor for photo-processing apparatus
JP2885298B2 (ja) フィルム処理装置
JPH0473934B2 (ja)
JP2608706B2 (ja) プリンターにおける印画紙の搬送装置
JPH07114108A (ja) 感光材料の搬送装置
JPS6340134A (ja) 写真焼付装置用ロ−デイング機構
JPH06138555A (ja) 写真焼付装置用搬送制御装置
EP0766136A1 (en) Film feeding apparatus
JPH06175233A (ja) 写真焼付装置用試し焼き制御装置
JPH06347989A (ja) ペーパカッタ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070920

Year of fee payment: 12