JPH0786004A - 薄膜抵抗材料及び薄膜抵抗器の製造方法 - Google Patents
薄膜抵抗材料及び薄膜抵抗器の製造方法Info
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- JPH0786004A JPH0786004A JP5226280A JP22628093A JPH0786004A JP H0786004 A JPH0786004 A JP H0786004A JP 5226280 A JP5226280 A JP 5226280A JP 22628093 A JP22628093 A JP 22628093A JP H0786004 A JPH0786004 A JP H0786004A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 比抵抗の高い薄膜抵抗材料に関し,安定性,
温度係数に優れた薄膜抵抗材料を提供する。 【構成】 25〜40重量%Cr−10〜20重量%C
−残部がSi及び不純物からなる安定性に優れた薄膜抵
抗材料,及び,前記材料にP及びBのうちの1又は2の
元素を1〜15重量%添加した温度係数及び経時変化が
小さな薄膜抵抗材料,及び,SiO2 を18〜25重量
%含み,残部がCrからなる温度係数の小さな薄膜抵抗
材料。
温度係数に優れた薄膜抵抗材料を提供する。 【構成】 25〜40重量%Cr−10〜20重量%C
−残部がSi及び不純物からなる安定性に優れた薄膜抵
抗材料,及び,前記材料にP及びBのうちの1又は2の
元素を1〜15重量%添加した温度係数及び経時変化が
小さな薄膜抵抗材料,及び,SiO2 を18〜25重量
%含み,残部がCrからなる温度係数の小さな薄膜抵抗
材料。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は安定性に優れかつ小さな
温度係数を有する比抵抗の高い薄膜抵抗材料,及びAl
配線との電気的接続が安定した薄膜抵抗器の製造方法に
関する。
温度係数を有する比抵抗の高い薄膜抵抗材料,及びAl
配線との電気的接続が安定した薄膜抵抗器の製造方法に
関する。
【0002】精密抵抗を必要とする電子回路,例えばア
ナログ半導体集積回路又はハイブリット回路では,精密
抵抗の製作が容易な薄膜抵抗器が多用されている。かか
る精密な薄膜抵抗器は,経時変化が小さくて安定性に優
れ,かつ集積度を高めるため小型にする必要がある。
ナログ半導体集積回路又はハイブリット回路では,精密
抵抗の製作が容易な薄膜抵抗器が多用されている。かか
る精密な薄膜抵抗器は,経時変化が小さくて安定性に優
れ,かつ集積度を高めるため小型にする必要がある。
【0003】このため,熱的安定性に優れ,温度係数が
小さくかつ比較的高い比抵抗,例えば2000μΩ・cm
以上の比抵抗を有する薄膜抵抗材料,及び配線との接続
の安定性に優れた薄膜抵抗器の製造方法が必要とされて
いる。
小さくかつ比較的高い比抵抗,例えば2000μΩ・cm
以上の比抵抗を有する薄膜抵抗材料,及び配線との接続
の安定性に優れた薄膜抵抗器の製造方法が必要とされて
いる。
【0004】
【従来の技術】従来,精密な薄膜抵抗器の材料として,
NiCr,Ta2 N,CrSi2 又はいわゆるサーメッ
トと称されるクロム珪酸塩系化合物(Cr−SiO2 )
が用いられていた。その中でCrSi2 及びクロム珪酸
塩系化合物は2000μΩ・cm以上の大きな比抵抗を容
易に実現できることから,小型化が要求される集積回路
に好んで用いられている。
NiCr,Ta2 N,CrSi2 又はいわゆるサーメッ
トと称されるクロム珪酸塩系化合物(Cr−SiO2 )
が用いられていた。その中でCrSi2 及びクロム珪酸
塩系化合物は2000μΩ・cm以上の大きな比抵抗を容
易に実現できることから,小型化が要求される集積回路
に好んで用いられている。
【0005】しかし,CrSi2 は熱的安定性が劣るた
め,長期間の使用の間に比抵抗が減少するという経時変
化を生ずる。また,CrSi2 の薄膜は柔らかくて傷が
つきやすいため,これを抵抗体とする薄膜抵抗器の抵抗
値を精密に製作することが難しい。さらにCrSi2 は
化学的耐性が劣るため,エッチングによるパターニング
の際に剥離する,あるいは酸化されて抵抗値の経時変化
を招来するという問題がある。
め,長期間の使用の間に比抵抗が減少するという経時変
化を生ずる。また,CrSi2 の薄膜は柔らかくて傷が
つきやすいため,これを抵抗体とする薄膜抵抗器の抵抗
値を精密に製作することが難しい。さらにCrSi2 は
化学的耐性が劣るため,エッチングによるパターニング
の際に剥離する,あるいは酸化されて抵抗値の経時変化
を招来するという問題がある。
【0006】一方,クロム珪酸塩系化合物は,熱的安定
性に優れるものの,Al配線との界面に反応生成物を生
ずるため良好な電気的接続をとることが難しく,また接
続抵抗の経時変化を引き起こすという問題がある。
性に優れるものの,Al配線との界面に反応生成物を生
ずるため良好な電気的接続をとることが難しく,また接
続抵抗の経時変化を引き起こすという問題がある。
【0007】さらに,従来のCrSi2 及びクロム珪酸
塩系化合物は,いずれも比抵抗の温度係数が300〜7
00ppm と大きかった。
塩系化合物は,いずれも比抵抗の温度係数が300〜7
00ppm と大きかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
薄膜抵抗材料のなかで比抵抗の大きなCrSi2 及びク
ロム珪酸塩系化合物は,比抵抗の温度係数が大きいとい
う欠点がある。
薄膜抵抗材料のなかで比抵抗の大きなCrSi2 及びク
ロム珪酸塩系化合物は,比抵抗の温度係数が大きいとい
う欠点がある。
【0009】さらにCrSi2 は,熱的安定性が悪く経
時変化が大きい,及び機械的強度,化学的耐性が劣り経
時変化の小さな精密抵抗の製作が困難であるという問題
がある。
時変化が大きい,及び機械的強度,化学的耐性が劣り経
時変化の小さな精密抵抗の製作が困難であるという問題
がある。
【0010】またクロム珪酸塩系化合物は,Al配線と
のコンタクトが不安定なため,精密かつ経時変化の小さ
な抵抗器を製造することが困難であるという問題があ
る。本発明は,大きな比抵抗と高い機械的強度を有し,
化学的に安定であって,かつ比抵抗の経時変化が小さな
薄膜抵抗材料を提供することを目的とする。
のコンタクトが不安定なため,精密かつ経時変化の小さ
な抵抗器を製造することが困難であるという問題があ
る。本発明は,大きな比抵抗と高い機械的強度を有し,
化学的に安定であって,かつ比抵抗の経時変化が小さな
薄膜抵抗材料を提供することを目的とする。
【0011】さらに,この薄膜抵抗材料の改良により,
比抵抗の温度変化が小さな薄膜抵抗材料を提供すること
を目的としている。また本発明の他の目的は,温度係数
の小さなクロム珪酸塩系化合物を提供することにあり,
及び,クロム珪酸塩系化合物の抵抗体へのAl配線の安
定な接続を実現することにより,経時変化の小さな精密
薄膜抵抗器の製造方法を提供することにある。
比抵抗の温度変化が小さな薄膜抵抗材料を提供すること
を目的としている。また本発明の他の目的は,温度係数
の小さなクロム珪酸塩系化合物を提供することにあり,
及び,クロム珪酸塩系化合物の抵抗体へのAl配線の安
定な接続を実現することにより,経時変化の小さな精密
薄膜抵抗器の製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】図5は本発明の第二実施
例断面工程図であり,半導体集積回路の一部に形成され
た薄膜抵抗器を表している。
例断面工程図であり,半導体集積回路の一部に形成され
た薄膜抵抗器を表している。
【0013】上記課題を解決するための本発明の第一の
構成は,Crを25〜40重量%含み,Cを10〜20
重量%含み,残部が実質的にSiからなることを特徴と
する薄膜抵抗材料として構成し,及び,第二の構成は,
Crを25〜40重量%含み,Cを10〜20重量%含
み,P及びBのうちの1又は2の元素を1〜15重量%
含み,残部が実質的にSiからなることを特徴とする薄
膜抵抗材料として構成し,及び,第三の構成は,SiO
2 を18〜25重量%含み,残部が実質的にCrからな
ることを特徴とする薄膜抵抗材料として構成し,及び,
第四の構成は,図5を参照して,基板1上に形成された
クロム珪酸塩系化合物からなる薄膜抵抗体3と,該薄膜
抵抗体3の表面に設けられたコンタクト領域5aで該薄
膜抵抗体3と電気的に接続するアルミニウム又はアルミ
ニウム合金からなるAl配線7とを有する薄膜抵抗器の
製造方法であって,該基板1上に該コンタクト領域5a
に密着するシリコン薄膜6を堆積する工程と,次いで,
熱処理により該シリコン薄膜6の該コンタクト領域5a
に密着する部分をシリサイド薄膜6a化する工程と,次
いで,該シリサイド薄膜6a化しなかった該シリコン薄
膜6をエッチングにより除去する工程と,次いで,該シ
リサイド薄膜6a上に延在する該Al配線7を形成する
工程とを有する薄膜抵抗器の製造方法として構成する。
構成は,Crを25〜40重量%含み,Cを10〜20
重量%含み,残部が実質的にSiからなることを特徴と
する薄膜抵抗材料として構成し,及び,第二の構成は,
Crを25〜40重量%含み,Cを10〜20重量%含
み,P及びBのうちの1又は2の元素を1〜15重量%
含み,残部が実質的にSiからなることを特徴とする薄
膜抵抗材料として構成し,及び,第三の構成は,SiO
2 を18〜25重量%含み,残部が実質的にCrからな
ることを特徴とする薄膜抵抗材料として構成し,及び,
第四の構成は,図5を参照して,基板1上に形成された
クロム珪酸塩系化合物からなる薄膜抵抗体3と,該薄膜
抵抗体3の表面に設けられたコンタクト領域5aで該薄
膜抵抗体3と電気的に接続するアルミニウム又はアルミ
ニウム合金からなるAl配線7とを有する薄膜抵抗器の
製造方法であって,該基板1上に該コンタクト領域5a
に密着するシリコン薄膜6を堆積する工程と,次いで,
熱処理により該シリコン薄膜6の該コンタクト領域5a
に密着する部分をシリサイド薄膜6a化する工程と,次
いで,該シリサイド薄膜6a化しなかった該シリコン薄
膜6をエッチングにより除去する工程と,次いで,該シ
リサイド薄膜6a上に延在する該Al配線7を形成する
工程とを有する薄膜抵抗器の製造方法として構成する。
【0014】
【作用】本発明の第一の構成では,機械的強度が高くか
つ化学的に安定なCr,Si及びCの合金を薄膜抵抗材
料とする。従って,この材料を用いた薄膜抵抗体は,傷
がつき難くまたパターンの剥離を生ずることがないの
で,容易に精密抵抗を形成することができる。また,比
抵抗の経時変化が小さいので,安定な精密抵抗を製造す
ることができる。
つ化学的に安定なCr,Si及びCの合金を薄膜抵抗材
料とする。従って,この材料を用いた薄膜抵抗体は,傷
がつき難くまたパターンの剥離を生ずることがないの
で,容易に精密抵抗を形成することができる。また,比
抵抗の経時変化が小さいので,安定な精密抵抗を製造す
ることができる。
【0015】本構成では,とくにCr,C及びSiの重
量比を,25〜40%:10〜20%:残部とする。こ
の範囲内では, この合金は2000μΩ・cm以上の比抵
抗を有し,かつこの合金の比抵抗の温度係数は700pp
m 以内である。従って,この合金は,集積回路の精密抵
抗に適する,大きな比抵抗及び小さな温度係数を有する
薄膜抵抗材料となる。
量比を,25〜40%:10〜20%:残部とする。こ
の範囲内では, この合金は2000μΩ・cm以上の比抵
抗を有し,かつこの合金の比抵抗の温度係数は700pp
m 以内である。従って,この合金は,集積回路の精密抵
抗に適する,大きな比抵抗及び小さな温度係数を有する
薄膜抵抗材料となる。
【0016】さらに本合金は,通常はスパッタのターゲ
ッドの形で提供される。かかるターゲットの実用的な強
度はC濃度が20パーセント以下のばあいに実現され
る。本発明の第二の構成は,第一の構成の合金の改良に
関し,比抵抗の温度係数及び経時変化が小さなCr−C
−Si合金からなる薄膜抵抗材料を提供する。
ッドの形で提供される。かかるターゲットの実用的な強
度はC濃度が20パーセント以下のばあいに実現され
る。本発明の第二の構成は,第一の構成の合金の改良に
関し,比抵抗の温度係数及び経時変化が小さなCr−C
−Si合金からなる薄膜抵抗材料を提供する。
【0017】本構成では,第一の構成に係る合金に重量
比で1〜15%のP若くはB,又はP及びBを含有した
ものを薄膜抵抗材料とする。図1は,比抵抗の温度係数
のP及びB含有量依存性を表す図であり,P若しくは
B,又はP及びBを加えたCr−C−Si合金の比抵抗
の温度係数を表している。ここでCr−C−Si合金
は,30重量%のCr,20重量%のC,並びに残部が
Si,P,B及び不純物からなるものを用いた。
比で1〜15%のP若くはB,又はP及びBを含有した
ものを薄膜抵抗材料とする。図1は,比抵抗の温度係数
のP及びB含有量依存性を表す図であり,P若しくは
B,又はP及びBを加えたCr−C−Si合金の比抵抗
の温度係数を表している。ここでCr−C−Si合金
は,30重量%のCr,20重量%のC,並びに残部が
Si,P,B及び不純物からなるものを用いた。
【0018】図1を参照して,P及びBの何れも含まれ
ないCr−C−Si合金では,比抵抗の温度係数は+5
00ppm である。比抵抗の温度係数は,P及びBが1重
量%のとき最小値,例えば+10〜+50ppm の範囲の
値となる。また,P及びBが0.1〜15重量%の範囲
で比抵抗の温度係数は700ppm 以内にある。従って,
かかる範囲内の組成を有するCr−C−Si合金は,7
00ppm 以下の比抵抗の温度係数をもつ薄膜抵抗材料と
なる。
ないCr−C−Si合金では,比抵抗の温度係数は+5
00ppm である。比抵抗の温度係数は,P及びBが1重
量%のとき最小値,例えば+10〜+50ppm の範囲の
値となる。また,P及びBが0.1〜15重量%の範囲
で比抵抗の温度係数は700ppm 以内にある。従って,
かかる範囲内の組成を有するCr−C−Si合金は,7
00ppm 以下の比抵抗の温度係数をもつ薄膜抵抗材料と
なる。
【0019】図2は,比抵抗の変化率のP及びB含有量
依存性を表す図であり,P若しくはB,又はP及びBを
加えたCr−C−Si合金を,150℃で2000時間
の熱処理をした後の比抵抗の変化率を表している。ここ
で変化率は,熱処理前の比抵抗と熱処理後の比抵抗との
差の熱処理前の比抵抗に対する割合である。また,合金
の組成は図1に示したものと同一である。
依存性を表す図であり,P若しくはB,又はP及びBを
加えたCr−C−Si合金を,150℃で2000時間
の熱処理をした後の比抵抗の変化率を表している。ここ
で変化率は,熱処理前の比抵抗と熱処理後の比抵抗との
差の熱処理前の比抵抗に対する割合である。また,合金
の組成は図1に示したものと同一である。
【0020】図2を参照して,P及びBの何れも含まれ
ないCr−C−Si合金では,比抵抗の変化率の絶対値
は0.5%である。これに0.1重量%のP又はBを加
えることで比抵抗の変化率の絶対値は0.15%に減少
する。さらに,P,Bの含有量の増加とともに単調に変
化率の絶対値は低減し,P及びBの含有量が15重量%
では0.02%に達する。従って,かかる範囲内の組成
のCr−C−Si合金は,経時変化が小さな薄膜抵抗材
料となる。
ないCr−C−Si合金では,比抵抗の変化率の絶対値
は0.5%である。これに0.1重量%のP又はBを加
えることで比抵抗の変化率の絶対値は0.15%に減少
する。さらに,P,Bの含有量の増加とともに単調に変
化率の絶対値は低減し,P及びBの含有量が15重量%
では0.02%に達する。従って,かかる範囲内の組成
のCr−C−Si合金は,経時変化が小さな薄膜抵抗材
料となる。
【0021】上述したように,図1及び図2の結果か
ら,1〜15重量%のP若くはB,又はP及びBを含有
する,25〜40重量%のCr,10〜20重量%のC
及び残部主としてSiからなる本構成に係る合金は,高
い比抵抗を有し,かつ温度係数及び経時変化の小さな薄
膜抵抗材料となることを明らかにしている。
ら,1〜15重量%のP若くはB,又はP及びBを含有
する,25〜40重量%のCr,10〜20重量%のC
及び残部主としてSiからなる本構成に係る合金は,高
い比抵抗を有し,かつ温度係数及び経時変化の小さな薄
膜抵抗材料となることを明らかにしている。
【0022】本発明の第三の構成では,18〜25重量
%のSiO2 及び残部が主としてCrからなるいわゆる
サーメットを薄膜抵抗材料とする。本発明の発明者は,
かかる組成範囲において,サーメットが小さな温度係数
を有することを実験により明らかにした。その結果を図
3に示す。
%のSiO2 及び残部が主としてCrからなるいわゆる
サーメットを薄膜抵抗材料とする。本発明の発明者は,
かかる組成範囲において,サーメットが小さな温度係数
を有することを実験により明らかにした。その結果を図
3に示す。
【0023】図3は,比抵抗の温度係数のSiO2 含有
量依存性を表す図であり,サーメットに含まれるSiO
2 含有量とサーメットの比抵抗の温度係数との関係を表
している。
量依存性を表す図であり,サーメットに含まれるSiO
2 含有量とサーメットの比抵抗の温度係数との関係を表
している。
【0024】図3を参照して,サーメットの比抵抗の温
度係数はSiO2 含有量の増加とともに単調に減少し,
SiO2 が23重量%のとき略零になる。また,その前
後,即ちSiO2 が18〜25重量%の範囲において,
比抵抗の温度係数は±50ppm 以内にある。本構成は,
かかる組成範囲のサーメットを薄膜抵抗材料としたもの
である。従って,本発明の構成にかかる薄膜抵抗材料
は,比抵抗の温度係数が小さい。
度係数はSiO2 含有量の増加とともに単調に減少し,
SiO2 が23重量%のとき略零になる。また,その前
後,即ちSiO2 が18〜25重量%の範囲において,
比抵抗の温度係数は±50ppm 以内にある。本構成は,
かかる組成範囲のサーメットを薄膜抵抗材料としたもの
である。従って,本発明の構成にかかる薄膜抵抗材料
は,比抵抗の温度係数が小さい。
【0025】本発明の第四の構成では,いわゆるサーメ
ットと呼ばれるクロム珪酸塩系化合物からなる薄膜抵抗
体とAl配線との電気的接続部分の構成に関する。本構
成では,先ず,図5(c)を参照して,薄膜抵抗体3の
表面とコンタクト領域5aでのみ接するシリコン薄膜6
を堆積し,これを熱処理する。この熱処理により,薄膜
抵抗体3と接するコンタクト領域5a上のシリコン薄膜
6は,図5(d)を参照して,クロムシリサイド薄膜6
aとなる。次いで,シリコン薄膜6をエッチングして除
去し,図5(e)を参照して,コンタクト領域5a上に
クロムシリサイド薄膜6aが形成された薄膜抵抗体3を
形成する。次いで,図5(e)を参照して,Al配線7
を,その一部がクロムシリサイド薄膜6a上でコンタク
トをなすように形成する。
ットと呼ばれるクロム珪酸塩系化合物からなる薄膜抵抗
体とAl配線との電気的接続部分の構成に関する。本構
成では,先ず,図5(c)を参照して,薄膜抵抗体3の
表面とコンタクト領域5aでのみ接するシリコン薄膜6
を堆積し,これを熱処理する。この熱処理により,薄膜
抵抗体3と接するコンタクト領域5a上のシリコン薄膜
6は,図5(d)を参照して,クロムシリサイド薄膜6
aとなる。次いで,シリコン薄膜6をエッチングして除
去し,図5(e)を参照して,コンタクト領域5a上に
クロムシリサイド薄膜6aが形成された薄膜抵抗体3を
形成する。次いで,図5(e)を参照して,Al配線7
を,その一部がクロムシリサイド薄膜6a上でコンタク
トをなすように形成する。
【0026】上記構成では,Al配線とクロム珪酸塩系
化合物からなる薄膜抵抗体とは,クロムシリサイド薄膜
を挟んでコンタクトを形成している。クロムシリサイド
薄膜は良好な拡散バリアとして作用し,Al配線とクロ
ム珪酸塩系化合物の反応を防止する。このため,安定性
良く製作され,また経時変化の少ないコンタクトを実現
できる。
化合物からなる薄膜抵抗体とは,クロムシリサイド薄膜
を挟んでコンタクトを形成している。クロムシリサイド
薄膜は良好な拡散バリアとして作用し,Al配線とクロ
ム珪酸塩系化合物の反応を防止する。このため,安定性
良く製作され,また経時変化の少ないコンタクトを実現
できる。
【0027】従って,本構成に係る薄膜抵抗器は安定し
た抵抗値を有し,経時変化が少ない。このクロムシリサ
イド薄膜は,シリコン薄膜を薄膜抵抗体上にコンタクト
領域で両者が接するように堆積し,熱処理によりコンタ
クト領域にのみ形成される。かかる選択的堆積は,例え
ばコンタクトホールを形成後又はコンタクト領域に開口
したマスクを形成後,基板上全面にシリコン薄膜を堆積
することによりなすことができる。なお,その他の方法
例えば通常用いられるのパターニングによることもでき
る。
た抵抗値を有し,経時変化が少ない。このクロムシリサ
イド薄膜は,シリコン薄膜を薄膜抵抗体上にコンタクト
領域で両者が接するように堆積し,熱処理によりコンタ
クト領域にのみ形成される。かかる選択的堆積は,例え
ばコンタクトホールを形成後又はコンタクト領域に開口
したマスクを形成後,基板上全面にシリコン薄膜を堆積
することによりなすことができる。なお,その他の方法
例えば通常用いられるのパターニングによることもでき
る。
【0028】
【実施例】本発明の第一実施例は,モノリシックDAコ
ンバータに用いられた,Bを加えたCr−C−Si合金
薄膜を抵抗体とする薄膜抵抗に関する。
ンバータに用いられた,Bを加えたCr−C−Si合金
薄膜を抵抗体とする薄膜抵抗に関する。
【0029】図4は本発明の第一実施例断面工程図であ
り,モノリシックDAコンバータの薄膜抵抗を表してい
る。先ず,図4(a)を参照して,表面に熱酸化膜2が
形成された半導体基板1表面に,Bを加えたCr−C−
Si合金薄膜11をスパッタにより厚さ20nm堆積し
た。なお,半導体基板1の図外の領域には予め半導体素
子が形成されている。
り,モノリシックDAコンバータの薄膜抵抗を表してい
る。先ず,図4(a)を参照して,表面に熱酸化膜2が
形成された半導体基板1表面に,Bを加えたCr−C−
Si合金薄膜11をスパッタにより厚さ20nm堆積し
た。なお,半導体基板1の図外の領域には予め半導体素
子が形成されている。
【0030】合金薄膜11を堆積するためのスパッタ
は,10重量%B−40重量%Si−20重量%C−残
部Crからなるターゲットを使用し,圧力10mToor の
Arガス雰囲気中で高周波出力0.5kWの条件で5分間
行った。
は,10重量%B−40重量%Si−20重量%C−残
部Crからなるターゲットを使用し,圧力10mToor の
Arガス雰囲気中で高周波出力0.5kWの条件で5分間
行った。
【0031】次いで,この合金薄膜11上に,薄膜抵抗
体を画定するレジストマスク12をフォトリソグラフィ
により形成する。次いで,レジストマスク12をマスク
とするイオンミリングにより,図4(b)を参照して,
合金薄膜11をパターニングして,B−Si−C−Cr
合金からなる薄膜抵抗体3を形成する。その後,マスク
を除去する。
体を画定するレジストマスク12をフォトリソグラフィ
により形成する。次いで,レジストマスク12をマスク
とするイオンミリングにより,図4(b)を参照して,
合金薄膜11をパターニングして,B−Si−C−Cr
合金からなる薄膜抵抗体3を形成する。その後,マスク
を除去する。
【0032】次いで,基板1全面にAlをスパッタによ
り堆積し,フォトリソグラフィによりパターニングして
Al配線7とする。このAl配線7は,薄膜抵抗体3の
両端部上に重畳して形成され,この重畳部分で薄膜抵抗
体3と接続される。なお,Alのエッチングは通常のエ
ッチャント例えば燐酸を用いることができる。
り堆積し,フォトリソグラフィによりパターニングして
Al配線7とする。このAl配線7は,薄膜抵抗体3の
両端部上に重畳して形成され,この重畳部分で薄膜抵抗
体3と接続される。なお,Alのエッチングは通常のエ
ッチャント例えば燐酸を用いることができる。
【0033】次いで,窒素雰囲気中で450℃,1時間
の熱処理をして,薄膜抵抗体3とAl配線7との接続を
オーミックコンタクトにする。次いで,図4(d)を参
照して,基板1上にCVD(化学的気相堆積法)によ
り,厚さ1μmのPSG(燐ガラス)膜8及び厚さ0.
3μmの窒化シリコン膜9を順次堆積し,保護膜とす
る。これで薄膜抵抗器が製作される。
の熱処理をして,薄膜抵抗体3とAl配線7との接続を
オーミックコンタクトにする。次いで,図4(d)を参
照して,基板1上にCVD(化学的気相堆積法)によ
り,厚さ1μmのPSG(燐ガラス)膜8及び厚さ0.
3μmの窒化シリコン膜9を順次堆積し,保護膜とす
る。これで薄膜抵抗器が製作される。
【0034】この第一実施例に係る薄膜抵抗器の抵抗変
化率は,2000時間後に0.02%であった。これ
は,Pを添加しないものの場合の0.5%に較べ,1/
25に改善されている。なお,抵抗値の温度係数は+5
00ppm であり, Pを添加しないものと変わらない。
化率は,2000時間後に0.02%であった。これ
は,Pを添加しないものの場合の0.5%に較べ,1/
25に改善されている。なお,抵抗値の温度係数は+5
00ppm であり, Pを添加しないものと変わらない。
【0035】第一実施例において,スパッタターゲット
のP組成比を1%とすることで温度係数の小さな薄膜抵
抗器を製造することができた。この薄膜抵抗器の温度係
数は,+10〜+50ppmと小さく,また,150℃,
2000の熱処理による抵抗変化率は,0.1%であり
Pを添加しない場合の1/5であった。
のP組成比を1%とすることで温度係数の小さな薄膜抵
抗器を製造することができた。この薄膜抵抗器の温度係
数は,+10〜+50ppmと小さく,また,150℃,
2000の熱処理による抵抗変化率は,0.1%であり
Pを添加しない場合の1/5であった。
【0036】本発明の第二実施例は,本発明に係るサー
メットを適用した薄膜抵抗器に関する。図5は本発明の
第二実施例断面工程図であり,薄膜抵抗器とAl配線と
の接続部分を表している。
メットを適用した薄膜抵抗器に関する。図5は本発明の
第二実施例断面工程図であり,薄膜抵抗器とAl配線と
の接続部分を表している。
【0037】第二実施例では,先ず,図5(a)を参照
して,第一実施例と同様の半導体基板1上に熱酸化膜2
を形成し,その上に,21重量%SiO2 −残部Crの
ターゲットを使用し,第一実施例と同一条件のスパッタ
により,厚さ30nmのサーメット薄膜を堆積する。つい
で,このサーメット薄膜をパターニングして,薄膜抵抗
体3を形成する。
して,第一実施例と同様の半導体基板1上に熱酸化膜2
を形成し,その上に,21重量%SiO2 −残部Crの
ターゲットを使用し,第一実施例と同一条件のスパッタ
により,厚さ30nmのサーメット薄膜を堆積する。つい
で,このサーメット薄膜をパターニングして,薄膜抵抗
体3を形成する。
【0038】次いで,図5(b)を参照して,基板1上
に厚さ200nmの絶縁膜4を堆積し,薄膜抵抗体3上の
両端部に設けられたコンタクト領域上にこの絶縁膜4を
貫通するコンタクトホール5を開設する。なお,絶縁膜
4は,通常用いられる層間絶縁膜,保護膜を用いること
ができ,例えばCVDにより堆積されたSiO2 膜とす
ることができる。
に厚さ200nmの絶縁膜4を堆積し,薄膜抵抗体3上の
両端部に設けられたコンタクト領域上にこの絶縁膜4を
貫通するコンタクトホール5を開設する。なお,絶縁膜
4は,通常用いられる層間絶縁膜,保護膜を用いること
ができ,例えばCVDにより堆積されたSiO2 膜とす
ることができる。
【0039】次いで,図5(c)を参照して,絶縁膜4
表面及びコンタクトホール5内面を覆う厚さ10nmのシ
リコン薄膜6を例えばスパッタにより堆積する。次い
で,600℃,1時間の熱処理をして,図5(d)を参
照して,コンタクトホール5の底で薄膜抵抗体3と接触
するシリコン薄膜6をクロムシリサイド薄膜6aに変換
する。
表面及びコンタクトホール5内面を覆う厚さ10nmのシ
リコン薄膜6を例えばスパッタにより堆積する。次い
で,600℃,1時間の熱処理をして,図5(d)を参
照して,コンタクトホール5の底で薄膜抵抗体3と接触
するシリコン薄膜6をクロムシリサイド薄膜6aに変換
する。
【0040】次いで,図5(e)を参照して,例えばフ
レオン系ガスを反応ガスとするドライエッチングによ
り,シリサイド薄膜6aを残し,シリコン薄膜6を除去
する。次いで,図5(f)を参照して,コンタクトホー
ルを埋込み,基板全面に厚さ0.7μmのAlをスパッ
タにより堆積する。次いで,このAlをパターニングし
て,薄膜抵抗体3とコンタクトホール5を通して接続さ
れるAl配線7を形成する。
レオン系ガスを反応ガスとするドライエッチングによ
り,シリサイド薄膜6aを残し,シリコン薄膜6を除去
する。次いで,図5(f)を参照して,コンタクトホー
ルを埋込み,基板全面に厚さ0.7μmのAlをスパッ
タにより堆積する。次いで,このAlをパターニングし
て,薄膜抵抗体3とコンタクトホール5を通して接続さ
れるAl配線7を形成する。
【0041】次いで,Al配線7とシリサイド薄膜6a
とのコンタクトを完全にするために,窒素雰囲気中で4
50℃,30分間の熱処理をする。かかる工程で製造さ
れた第二実施例に係る薄膜抵抗器は,温度係数が±50
ppm 以内であり,また窒素雰囲気中で360℃,24時
間の熱処理による抵抗値の変動率は測定限界である0.
1%以下であった。
とのコンタクトを完全にするために,窒素雰囲気中で4
50℃,30分間の熱処理をする。かかる工程で製造さ
れた第二実施例に係る薄膜抵抗器は,温度係数が±50
ppm 以内であり,また窒素雰囲気中で360℃,24時
間の熱処理による抵抗値の変動率は測定限界である0.
1%以下であった。
【0042】
【発明の効果】上述したように,本発明によれば,大き
な比抵抗と高い機械的強度を有し,化学的に安定であっ
て,かつ比抵抗の経時変化が小さな薄膜抵抗材料を提供
することができる。また,これに加えて比抵抗の温度係
数が小さな薄膜抵抗材料を提供することができる。ま
た,温度係数の小さなクロム珪酸塩系化合物からなる薄
膜抵抗材料を提供でき,さらに,クロム珪酸塩系化合物
からなる低抗体への安定なAl配線のコンタクトを有す
る精密薄膜抵抗器の製造方法を提供できる。
な比抵抗と高い機械的強度を有し,化学的に安定であっ
て,かつ比抵抗の経時変化が小さな薄膜抵抗材料を提供
することができる。また,これに加えて比抵抗の温度係
数が小さな薄膜抵抗材料を提供することができる。ま
た,温度係数の小さなクロム珪酸塩系化合物からなる薄
膜抵抗材料を提供でき,さらに,クロム珪酸塩系化合物
からなる低抗体への安定なAl配線のコンタクトを有す
る精密薄膜抵抗器の製造方法を提供できる。
【0043】従って,本発明により,経時変化の小さな
安定した精密抵抗器を提供することができるから,集積
回路の性能向上に寄与するところが大きい。
安定した精密抵抗器を提供することができるから,集積
回路の性能向上に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 比抵抗の温度係数のP及びB含有量依存性を
表す図
表す図
【図2】 比抵抗の変化率のP及びB含有量依存性を表
す図
す図
【図3】 比抵抗の温度係数のSiO2 含有量依存性を
表す図
表す図
【図4】 本発明の第一実施例断面工程図
【図5】 本発明の第二実施例断面工程図
1 基板 2 熱酸化膜 3 薄膜抵抗体 4 絶縁層 5 コンタクトホール 5a コンタクト領域 6 シリコン薄膜 6a シリサイド薄膜 7 Al配線 8 PSG膜 9 窒化シリコン膜 11 合金薄膜 12 マスク
Claims (4)
- 【請求項1】 Crを25〜40重量%含み,Cを10
〜20重量%含み,残部が実質的にSiからなることを
特徴とする薄膜抵抗材料。 - 【請求項2】 Crを25〜40重量%含み,Cを10
〜20重量%含み,P及びBのうちの1又は2の元素を
1〜15重量%含み,残部が実質的にSiからなること
を特徴とする薄膜抵抗材料。 - 【請求項3】 SiO2 を18〜25重量%含み,残部
が実質的にCrからなることを特徴とする薄膜抵抗材
料。 - 【請求項4】 基板(1)上に形成されたクロム珪酸塩
系化合物からなる薄膜抵抗体(3)と,該薄膜抵抗体
(3)の表面に設けられたコンタクト領域(5a)で該
薄膜抵抗体(3)と電気的に接続するアルミニウム又は
アルミニウム合金からなるAl配線(7)とを有する薄
膜抵抗器の製造方法であって,該基板(1)上に該コン
タクト領域(5a)に密着するシリコン薄膜(6)を堆
積する工程と,次いで,熱処理により該シリコン薄膜
(6)の該コンタクト領域(5a)に密着する部分をシ
リサイド薄膜(6a)化する工程と,次いで,該シリサ
イド薄膜(6a)化しなかった該シリコン薄膜(6)を
エッチングにより除去する工程と,次いで,該シリサイ
ド薄膜(6a)上に延在する該Al配線(7)を形成す
る工程とを有する薄膜抵抗器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5226280A JPH0786004A (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | 薄膜抵抗材料及び薄膜抵抗器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5226280A JPH0786004A (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | 薄膜抵抗材料及び薄膜抵抗器の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0786004A true JPH0786004A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16842743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5226280A Withdrawn JPH0786004A (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | 薄膜抵抗材料及び薄膜抵抗器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0786004A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030047604A (ko) * | 2001-12-11 | 2003-06-18 | 한국전기연구원 | 반도체 집적회로의 저 온도저항계수 저항체 제조방법 |
JP2005069685A (ja) * | 2003-06-24 | 2005-03-17 | Osaka Prefecture | 受圧管一体型圧力センサ |
WO2022025033A1 (ja) * | 2020-07-31 | 2022-02-03 | 東ソー株式会社 | Cr-Si-C系焼結体 |
-
1993
- 1993-09-13 JP JP5226280A patent/JPH0786004A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030047604A (ko) * | 2001-12-11 | 2003-06-18 | 한국전기연구원 | 반도체 집적회로의 저 온도저항계수 저항체 제조방법 |
JP2005069685A (ja) * | 2003-06-24 | 2005-03-17 | Osaka Prefecture | 受圧管一体型圧力センサ |
WO2022025033A1 (ja) * | 2020-07-31 | 2022-02-03 | 東ソー株式会社 | Cr-Si-C系焼結体 |
CN115667182A (zh) * | 2020-07-31 | 2023-01-31 | 东曹株式会社 | Cr-Si-C系烧结体 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001128 |