JPH0785996B2 - 自動二輪車 - Google Patents

自動二輪車

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Publication number
JPH0785996B2
JPH0785996B2 JP1282171A JP28217189A JPH0785996B2 JP H0785996 B2 JPH0785996 B2 JP H0785996B2 JP 1282171 A JP1282171 A JP 1282171A JP 28217189 A JP28217189 A JP 28217189A JP H0785996 B2 JPH0785996 B2 JP H0785996B2
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JP
Japan
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engine
transmission case
vehicle body
intake device
width
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1282171A
Other languages
English (en)
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JPH0328092A (ja
Inventor
恵男 木村
五郎衛 若月
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動二輪車におけるパワーユニットに関す
る。
(従来の技術) エンジンのエアクリーナーを一体にしたパワーユニット
をフレームに枢支して後輪を駆動するようにした自動二
輪車は、従来周知である。この主の二輪車においては、
気化器、エアクリーナを直列してなる吸気装置をエンジ
ンの上方に配置するのが一般的であり、また該吸気装置
をエンジンから側方に向けて直列に配置するものも知ら
れている。この側方に向けて配置するものとしては、
「モーターサイクリスト」1969年1月号P.25、RAYMOND
BROAD著「LAMBRETTA」(1960)C.ARTHUR PEASON LIMITE
D(英)P.48、P.112等に示されている。
(発明が解決しようとする課題) 前記の従来技術のおいて、吸気装置をシリンダ上方に設
ける形式のものは、該吸気装置によって燃料タンクの設
置スペースが狭められる難点があり、吸気装置をシリン
ダから側方に向けて直列するものは、エアクリーナが外
側へ突出してパワーユニットの幅が大きくなり跨乗が不
便になる難点がある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、前記の従来技術の難点を克服したもので、そ
の手段は、前車輪を有する車体フレームの後方に、エン
ジンと後車輪とエンジンの駆動力を後車輪に伝達する伝
動ケースとからなるパワーユニットを揺動自在に軸支す
る自動二輪車において、前記パワーユニットを前部の第
1軸支部を介して車体フレームに軸支すると共に、後部
の第2軸支部を介して車体フレームとの間に緩衝器を配
設し、更に前記エンジンと前記後車輪とを略車体の左右
中心線に沿って前記伝動ケースの一側に配設新、気化器
とエアクリーナとで構成する吸気装置を、伝動ケースの
幅内の幅をもつと共に、側面視で該伝動ケースから突出
するエンジンの高さに略等しい高さをもつものとし、該
吸気装置をエンジンに隣接させて伝動ケースの幅の範囲
内に配設し、前記エアクリーナで気化器とエンジンの側
面を全体的に蔽い、かつ該吸気装置の外側面を伝動ケー
スの外側面の上方延長面の近傍に位置させたことを特徴
とする。
(作 用) 前記の手段において、気化器及びエアクリーナからなる
吸気装置は、気化器とエアクリーナとで構成する吸気装
置を、伝動ケースの幅内の幅をもつと共に、側面視で該
伝動ケースから突出するエンジンの高さに略等しい高さ
をもつものとし、該吸気装置をエンジンに隣接させて伝
動ケースの幅の範囲内に配置してエンジンの側面を全体
的に覆い、かつ該吸気装置の外側面を伝動ケースの外側
面の延長面近傍に位置させたから給気装置を含めたパワ
ーユニットが極めてコンパクトになり、側方への突起物
もなくなると共に、エンジンが隠されて外観性が向上す
る。
(実施例) 本発明実施の1例を図面を参照して説明する。図面で
(1)を前車輪、(2)は該前車輪(1)を有する車体
フレームを示し、該フレーム(2)の後方に後車輪
(3)と該後車輪(3)を駆動する前方のエンジン
(4)と該エンジン(4)を後車輪(3)に伝達する伝
動ケース(15)とからなるパワーユニット(5)を軸支
している。そして伝動ケース(15)後車輪(3)の車軸
を軸支してエンジン(4)と後車輪(3)とを略車体の
左右中心線に沿って配設するケース本体(15a)と該ケ
ース本体(15a)の外側を覆って配設するカバー(15b)
とから形成され、該ケース本体(15a)の前部の一側面
はエンジン(4)の一側面の一部と合体して一体として
あり、ケース本体(15)の前部下方に設けた第1軸支部
(14)と、該ケース本体(15a)の後部に設けた第2軸
支部(16)に軸支される緩衝器(17)とを介してパワー
ユニット(5)は車体フレーム(2)に揺動自在に軸支
されている。
また伝動ケース(15)上に、エンジン(4)に連なる気
化器(8)と、該気化器(8)に直列されたエアクリー
ナ(13)とからなる吸気装置(6)が配設され、該吸気
装置(6)は、伝動ケース(15)の幅内の寸法の幅をも
ち、伝動ケースを越えて突出するエンジン(4)の一側
に隣接させると共に外側面を伝動ケース(15)の外側面
(15b1)の上方延長面の近傍に位置させる。そしてエア
クリーナ(13)はエンジン(4)の頂部と高さを略等し
くしつつ前記後車輪(3)の外側部まで延出して配設
し、該クリーナ(13)は少なくとも前記カバー(15b)
上でかつ前記緩衝器(17)の側部に配設し、更に該クリ
ーナ(13)の前部に気化器(8)の外側を覆う延設部
(9)を設けて、該延設部(9)には側面の調整孔(1
0)を備え、これを介してアイドルスクリュ(11)とパ
イロットスクリュ(12)とを自在に調整し得るようにし
た。図面で(7)は乗員用の座席前方下側のフロアを示
す。
このように本発明によるときはエンジン(4)と後車輪
(3)と伝動ケース(15)とからなるパワーユニット
(5)の伝動ケース(15)は、これを後車輪(3)の車
輪を軸支してエンジン(4)と後車輪(3)とを略車体
の左右中心線に配設するケース本体(15a)と該ケース
本体(15a)の外側を覆うカバー(15b)とから形成し
て、該ケース本体(15a)の前部とに設けた第1軸支部
(14)と該ケース本体(15a)の後部に設けた第2軸支
部(16)に軸支される緩衝器(17)とを介してパワーユ
ニット(5)を車体に揺動自在に軸支したから、パワー
ユニット(5)は剛性の高いケース本体(15a)を介し
て車体フレームに軸支されるためその取付けを堅牢にす
ると共に、パワーユニット(5)の重心を車体の左右中
心線近傍に位置させて車体の重量バランスの良いものが
得られるのみならず、車体のバンク角の大きなものが得
られ、しかも気化器(8)とエアクリーナ(13)とは伝
動ケース(15)上に配設して該エアクリーナ(13)は少
なくとも伝動ケース(15)のカバー(15b)上で、かつ
前記緩衝器(17)の側部に配設したからエアクリーナ
(13)の前後長さが延設可能となって有効容積が増大す
ると共にエアクリーナ(13)が緩衝器(17)の外部に配
設されて外部から付着し易い泥、水等の異物から緩衝器
(17)を保護することができる効果を有する。
更に、吸気装置(6)の幅を伝動ケースの幅内の寸法と
し、エンジン(4)の一側部に隣接して伝動ケース(1
5)上に配置したから、エンジン(4)の側面を有効に
利用することができ、これによって、エンジン(4)の
上部の吸気系を除去でき、かつパワーユニット(5)の
横幅を増大させることもない。
(発明の効果) 本発明は、以上のように、車体の長手方向中心線の側方
に伝動ケースを位置させ、該伝動ケースの幅内の幅をも
ちエンジンの側面を覆うことができる吸気装置を伝動ケ
ース上に配置し、かつ吸気装置の外側面を伝動ケースの
外側面の延長面近傍に位置させたので、吸気装置を含め
たパワーユニットをコンパクトに構成でき、エンジンの
上方及び後方に空きスペースが生じて燃料タンク、オイ
ルタンクその他の機器の設置が容易になり、側方へ突出
する突起物がなくエンジンが隠されるので、取扱い性及
び外観性が向上する効果を有する。また、パワーユニッ
トの幅が増大しないので車幅も増大せず車両が小型に構
成できる効果も存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置を備えた2輪車の1例の側面図、第
2図はその要部の拡大した側面図、第3図はその平面
図、第4図はその正面図である。 (1)……前車輪、(2)……車体フレーム (3)……後車輪、(4)……エンジン (5)……パワーユニット、(6)……吸気装置 (8)……気化器、(13)……エアクリーナ (15)……伝動ケース、(15a)……ケース本体 (15b)……カバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前車輪を有する車体フレームの後方に、エ
    ンジンと後車輪とエンジンの駆動力を後車輪に伝達する
    電動ケースとからなるパワーユニットを揺動自在に軸支
    する自動二輪車において、前記パワーユニットを前部の
    第1軸支部を介して車体フレームに軸支すると共に、後
    部の第2軸支部を介して車体フレームとの間に緩衝器を
    配設し、更に前記エンジンと前記後車輪とを略車体の左
    右中心線に沿って前記伝動ケースの一側に配設し、気化
    器とエアクリーナとで構成する吸気装置を、伝動ケース
    の幅内の幅をもつと共に、側面視で該伝動ケースから突
    出するエンジンの高さに略等しい高さをもつものとし、
    該吸気装置をエンジンに隣接させて伝動ケースの幅の範
    囲内に配設し、前記エアクリーナで気化器とエンジンの
    側面を全体的に蔽い、かつ該吸気装置の外側面を伝動ケ
    ースの外側面の上方延長面の近傍に位置させたことを特
    徴とする自動二輪車。
JP1282171A 1989-10-30 1989-10-30 自動二輪車 Expired - Lifetime JPH0785996B2 (ja)

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JP1282171A JPH0785996B2 (ja) 1989-10-30 1989-10-30 自動二輪車

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JP62028172A Division JPS62283089A (ja) 1987-02-12 1987-02-12 自動2輪車の気化器装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0328092A JPH0328092A (ja) 1991-02-06
JPH0785996B2 true JPH0785996B2 (ja) 1995-09-20

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JPS5650144Y2 (ja) * 1976-06-01 1981-11-24

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Title
「モーターサイクリスト」1969年1月号、(1969年1月1日)、P.24−25

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Publication number Publication date
JPH0328092A (ja) 1991-02-06

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