JPH0785911A - 電気接続箱用端子固定具 - Google Patents

電気接続箱用端子固定具

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JPH0785911A
JPH0785911A JP23390093A JP23390093A JPH0785911A JP H0785911 A JPH0785911 A JP H0785911A JP 23390093 A JP23390093 A JP 23390093A JP 23390093 A JP23390093 A JP 23390093A JP H0785911 A JPH0785911 A JP H0785911A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒューズの端子と電線端末の端子を電気接続
箱の端子接続部にワンタッチで固定することが出来る端
子固定具を提供する。 【構成】 本発明に係る端子固定具43は、軸部45a
の一端に該軸部45aより大径の頭部が設けられ他端に
螺旋溝73と環状溝75が設けられたボルト45と、こ
のボルト45が挿通される挿通孔49aを有する前壁4
9及び挿通孔49aを挿通したボルト45の軸部45a
を弾性挟持すると共に、ボルト45を所定角度まで回転
させると螺旋溝73、環状溝75と係合する弾性挟持部
51、53を備えて端子接続部11に固定されるボルト
受け部材47とからなり、螺旋溝73、環状溝75に弾
性挟持部51、53の爪部55、57と係合させること
でヒューズの端子5と電線端末の端子9をボルト45の
頭部44と前壁49との間で共締め固定することを特徴
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等に搭載される
電気接続箱にヒューズの端子又は電線端末の端子等をボ
ックス本体に共締め固定する電気接続箱用端子固定具に
関する。
【0002】
【従来の技術】図14は、実開平1−98458号公報
に記載のものと類似のヒューズボックスの一例を示す。
図において、1はボックス本体、3はヒューズ(ヒュー
ジブルリンクも含む)、5はヒューズの端子、7は電
線、9は電線端末の丸型端子、11はボックス本体の端
子接続部、13は端子締付用のボルトである。
【0003】このヒューズボックスでは、ボルト13及
び端子接続部11に埋設された図示しないナットから端
子固定具が形成され、ヒューズ3をボックス本体1に挿
入し、ヒューズの端子5と電線端末の端子9とをボルト
15で端子接続部11に共締めする。
【0004】また、図15は、実開昭57−30408
号公報に記載の端子固定具を示す。この端子固定具は、
ボルト15と、ボルト受け部材17からなり、ボルト受
け部材17は、挿通孔17aが形成された壁部19と、
この壁部19の両側部に設けられた一対の弾性挟持部2
1、23とで構成されている。このボルト受け部材17
は、端子接続部に固定されて、ボルト13を挿通孔17
aに挿通し、図16(a)、(b)に示すように、ボル
ト15のねじ部15aを弾性挟持部21、23間で挟持
することにより、ボルト15をボルト受け部材17に締
結する。そして、ボルト15の頭部15aとボルト受け
部材17との間で、ヒューズの端子と電線端末の端子と
を押圧挟持し、共締め固定される。
【0005】ところが、上述した端子固定具では、ボル
ト13、15を仮締めした後に工具で本締めするが、必
要なボルト押圧力を得るためには、ボルト13、15を
何回も回転させなければならず取付けに時間がかかる。
また、ボルト押圧力もトルクレンチ等により必要なトル
クに設定・管理する必要があるので、取付け作業に手間
がかかる。
【0006】そこで、図17には、ワンタッチ式の固定
具が提案されている。この固定具は、軸部25の一端に
軸部25より大径の頭部27が形成され、複数の鉤部が
両側に形成された係止部29が他端に設けられたボルト
31と、このボルト31が挿通される挿通孔33aが形
成された壁部33と、壁部33に一体に形成された一対
の弾性挟持部35、37とからなるボルト受け部材39
で構成されている。
【0007】そして、図18に示すようにボルト31を
ヒューズの端子5と電線端末の端子9とを挿通させた後
に、ボルト受け部材39の挿通孔33aを挿通させ、弾
性挟持部35、37間に押し込むことにより、両側の鉤
部を弾性挟持部35、37の先端部に係合させる。これ
により、ヒューズの端子5と電線端末の端子9とが共締
め固定される。
【0008】しかしながら、上述したワンタッチ式の固
定具においては、ボルト31をボルト受け部材39から
外す場合、ボルト受け部材39からボルト31を無理抜
きするため、鉤部や、弾性係止部35、37が破損する
おそれがある。
【0009】しかも、弾性挟持部35、37が両側の鉤
部を弾性挟持しているだけなので、端子接続部に使用し
た場合、ボルト31が緩んでヒューズの端子5と電線端
末の端子9とが接触不良をおこすおそれもある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情を考
慮し、ヒューズの端子と電線端末の端子をヒューズボッ
クスの端子接続部にワンタッチで固定することが出来
て、ボルトをボルト受け部材から外す場合に破損するこ
とがない電気接続箱用端子固定具の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、軸
部の一端に軸部より大径の頭部が設けられ他端に係止部
が設けられたボルトと、このボルトが挿通される挿通部
を有する壁部及び挿通部を挿通したボルトの軸部を弾性
挟持すると共に、ボルトを所定角度まで回転させると係
止部と係合する弾性挟持部を備えて端子接続部に固定さ
れるボルト受け部材とからなり、係止部を弾性挟持部と
係合させることでヒューズの端子と電線端末の端子をボ
ルトの頭部と壁部との間で共締め固定することを特徴と
している。
【0012】請求項2の発明では、請求項1記載の発明
であって、軸部の先端面から頭部側にかけて設けられた
螺旋状の溝と、この溝の頭部側終端と連続して軸部外周
に設けられた環状溝とで係止部を形成すると共に、弾性
挟持部の端部に螺旋状の溝と嵌合しボルトの所定角度ま
での回転により環状溝に係止される爪部を有することを
特徴としている。
【0013】請求項3の発明では、請求項1記載の発明
であって、係止部が軸部の外周から突設されてボルトの
所定角度までの回転により弾性挟持部と係合する羽根部
であることを特徴としている。
【0014】請求項4の発明では、請求項1記載の発明
であって、ボルトの軸部中間に、所定角度までの回転に
より端子接続部の内壁とで弾性挟持部を撓ませて係止部
と係合させる楕円状のフランジ部を設けたことを特徴と
している。
【0015】請求項5の発明では、請求項2、3及び4
記載の発明であって、端子接続部を覆うカバーを設け、
ボルトを所定角度まで回転させて係止部と弾性挟持部と
が係合した正規係合状態のとき相互に嵌合してボルトの
回転を阻止すると共にカバーの装着を許し、正規係合状
態でないとき相互に干渉してカバーの装着を阻止する凹
凸部を設けたことを特徴としている。
【0016】
【作用】請求項1記載の発明によれば、ヒューズの端子
及び電線端末の端子を挿通させたボルトの軸部を、端子
接続部に固定されたボルト受け部材の挿通部に挿通した
後に、弾性挟持部間に挿入する。そして、ボルトを所定
角度回転させて係止部を弾性挟持部に係合させる。これ
により、ヒューズの端子と電線端末の端子が端子接続部
に共締め固定される。この場合、ボルトを所定角度回転
させることで、係止部が弾性挟持部に係合するので、ヒ
ューズの端子と電線端末の端子とが端子接続部にワンタ
ッチで共締め固定される。
【0017】また、ボルトをボルト受け部材から外す場
合には、ボルトを逆方向に所定角度回転させて弾性挟持
部と係止部との係合状態を解除しこの状態でボルト受け
部材からボルトを引き抜く。これにより、ボルトやボル
ト受け部材が破損することなく、ボルトがボルト受け部
材から外れる。
【0018】請求項2記載の発明によれば、ヒューズの
端子及び電線端末の端子を挿通させたボルトの軸部を、
端子接続に固定されたボルト受け部材に挿入し、ボルト
の先端部を弾性挟持部間に挿入する。そして、ボルトを
回転させると、弾性挟持部に設けられた爪部が螺旋状の
溝内を移動して、ボルトがボルト受け部材側に回転しつ
つ移動する。さらに、ボルトを所定角度回転させると、
弾性挟持部の爪部が軸部の環状溝に係合する。これによ
り、ヒューズの端子と電線端末の端子とが端子接続部に
ワンタッチで共締め固定される。
【0019】また、ボルトをボルト受け部材から外す場
合には、ボルトを逆方向に所定角度回転させると、爪部
と環状の溝との係合状態が解除されて、爪部は螺旋状の
溝に沿って相対的に移動し、ボルトが回転しつつボルト
受け部から離れる方向へ移動する。これにより、ボルト
やボルト受け部材を破損することなく、ボルトがボルト
受け部材から外れる。
【0020】請求項3記載の発明によれば、ヒューズの
端子及び電線端末の端子を挿通させたボルトの軸部を、
端子接続に固定されたボルト受け部材に挿入し、ボルト
の先端部を弾性挟持部間に押圧しつつ挿入する。そし
て、ボルトを所定角度回転させると、軸部の外周の羽根
部が弾性係止部と係合する。これにより、ヒューズの端
子と電線端末の端子が端子接続部に共締め固定される。
この場合、ボルトを所定角度回転させることで、羽根部
が弾性挟持部に係合するので、ワンタッチでヒューズの
端子と電線端末とが端子を端子接続部に共締め固定され
る。
【0021】また、ボルトをボルト受け部材から外す場
合には、ボルトを逆方向に所定角度回転させると、羽根
部と弾性挟持部との係合状態が解除されるので、この状
態からボルトをボルト受け部材から引き抜く。これによ
り、ボルトやボルト受け部材を破損することなく、ボル
トがボルト受け部材から外れる。
【0022】請求項4記載の発明によれば、ヒューズの
端子及び電線端末の端子を挿通させたボルトの軸部を、
端子接続に固定されたボルト受け部材に挿入し、ボルト
の先端部を弾性挟持部間に挿入する。そして、ボルトを
所定角度回転させると、楕円状のフランジ部が回転して
弾性挟持部を撓ませて、係止部と係合させる。これによ
り、ヒューズの端子と電線端末の端子とが端子接続部に
ワンタッチで共締め固定される。
【0023】また、ボルトをボルト受け部材から外す場
合には、ボルトを逆方向に所定角度回転させると、楕円
状のフランジ部が回転して弾性挟持部を撓ませていたの
を解除し、弾性挟持部と係止部との係合状態を解除す
る。この状態からボルトをボルト受け部材から引き抜
く。これにより、ボルトやボルト受け部材を破損するこ
となく、ボルトがボルト受け部材から外れる。
【0024】請求項5記載の発明では、ボルトの係止部
がボルト受け部材の弾性挟持部に正規に係合していない
ときは、ボルトの頭部とカバーの内壁の凹凸部が干渉
し、カバーが装着出来ない状態になる。従って、ボルト
の係止部がボルト受け部材に対して不完全な締結状態に
あることを簡単に検知することが出来、即座に完全な状
態に直すことが出来る。
【0025】また、ボルトの係止部がボルト受け部材の
弾性挟持部に正規に係合している場合には、カバーを装
着できることで、正規な締結状態にあることを判断する
ことができ、その状態でボルトの頭部とカバーの内壁の
凹凸部が嵌合する。
【0026】さらに、ボルトの頭部とカバーの内壁の凹
凸部との嵌合により、ボルトが不用意に回転することが
阻止され、緩みが防止される。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0028】第1実施例 図1は第1実施例における端子固定具の斜視図、図2は
同端子固定具が固定される電気接続箱の斜視図である。
これらの図中、図14と同一構成部分には同一符号を付
して説明を省略する。
【0029】本実施例の電気接続箱では、端子接続部1
1を覆うサイドカバー41が設けられており、端子固定
具43は、ボルト45と、ボルト受け部材47とから構
成されている。
【0030】図1に示すように、ボルト受け部材47
は、ボルト挿通孔49a付きの前壁49と、一対の弾性
挟持部51、53を有する断面コ字状をなし、弾性挟持
部51、53の後端には斜め後方に突き出した内向きの
一対の爪部55、57が設けられている。爪部55、5
7の根元の幅は前壁49側の幅より小さめに設定され、
弾性挟持部51、53の後端縁が肩部59として露出し
ている。また、爪部55の先端には、図3(b)に示す
ようにボルト45の径に合わせた半円状の切欠61a
と、その半円状の切欠61aの中央に残した突起63a
とがある。この場合、半円状の切欠61a及び突起63
aは、相手側の爪部57に形成してある切欠61b及び
突起63bと対称になっている。そして、対向する切欠
61a、61bの間の空間は、自由状態において、ボル
ト45の軸部45aの径よりも小さく設定されている。
【0031】ボルト受け部材47は、図1及び図2に示
すように、端子接続部11に形成した収容孔65内に挿
入されている。収容孔65は、前壁49と弾性挟持部5
1、53を収容する直方体形の前側の部屋67と、その
奥の爪部55、57を収容する幅の狭い後ろ側の部屋6
9を有する。前側の部屋67と後ろ側の部屋69の境界
には、後ろ側の部屋69の方が幅が狭くなっていること
で当壁71が形成されており、ボルト受け部材47を収
容した状態で、この当壁71に肩部59が当たって位置
決めされている。
【0032】また、後ろ側の部屋69の奥行き寸法B
は、図3(a)に示す爪部55、57の後方への突出寸
法Aよりも若干大きめに形成されている。なお、ボルト
受け部材47は、収容孔65へ収納した状態で、その挿
通孔49aの位置が、上から挿入されるヒューズの端子
5のボルト通し孔5aの位置とちょうど一致するように
なっている。
【0033】一方、ボルト45は、軸部45aの外周
に、回転角度で約90度の範囲に、先端からリードの非
常に大きな螺旋溝73が一対形成されており、図4
(a)、(b)、(c)に示すように、螺旋溝73の終
点位置は、ボルト45の軸部45aの先端から所定寸法
間隔をおいた位置に形成した環状溝75内にある。な
お、環状溝75の深さよりも螺旋溝73の深さの方が大
きい。そして、螺旋溝73と環状溝75とで係止部が構
成されている。
【0034】また、ボルト45の頭部44には、図2に
示すように矩形の凸部77が設けられている。なお、ボ
ルト45は、ボルト受け部材47に挿入してから約90
度回転すると、正規の締結状態となり、この状態のとき
に、矩形の凸部77の姿勢が上下に向くようになってい
る。
【0035】一方、図2に示すように、サイドカバー4
1は、ボックス本体1の側面の開口を塞ぐ大きさのもの
で、側方から装着可能に構成されている。サイドカバー
41の内壁のボルト45と対応する位置には、2本のリ
ブ79、81が平行に突設されており、両リブ79、8
1の間に、前記上下を向く姿勢になった凸部77の嵌ま
る凹部83が確保されている。また、サイドカバー41
の側方には、ボックス本体1側のロック突起85と嵌ま
るロック枠87が形成されている。
【0036】次に、ヒューズ3の端子5と電線端末の端
子9とを端子接続部11に共締め固定するには、ヒュー
ズ3をボックス本体1に挿入し、ヒューズ3の端子5と
電線端末の端子9とをボルト受け部材47の前壁49に
重ね合わせる。そして、ボルト45を挿通孔49aに挿
通し、その先端部を一対の爪部55、57に当接させ
る。この状態から、ボルト45を約90度回転させつつ
ボルト受け部材47側に押圧すると、図5に示すよう
に、突起63a、63bが螺旋溝73内を移動し、図6
に示すように環状溝75に乗り上げる。この状態では環
状溝75に一対の爪部55、57が係合し、弾性挟持部
51、53が撓んで、収容孔65の内幅一杯に広がる。
これにより、ヒューズ3の端子5と電線端末の端子9と
を端子接続部11に共締め固定することが出来る。
【0037】そして、共締めした後、サイドカバー41
を装着する。その際、ボルト45の締め付けが不完全の
場合は、矩形の凸部77が正確に上下方向を向いていな
いので、そのままサイドカバー41を装着しようとする
と、サイドカバー41のリブ79、81に凸部77が干
渉し、サイドカバー41の装着を阻止する。
【0038】また、ボルト45が十分に締付けられ、前
記矩形の凸部77が上下方向を向いているときには、サ
イドカバー41の凹部83にちょうど矩形の凸部77が
嵌合する。従って、凸部77とリブ79、81の干渉が
回避されて、サイドカバー41を適正な態様で装着する
ことができる。また、リブ79、81に挟まれた矩形の
凸部77は回転方向に拘束されることになり、これによ
りボルト45の緩みが阻止される。
【0039】また、ボルト45をボルト受け部材47か
ら外す場合には、サイドカバー41をボックス本体1か
ら外した後に、ボルト45を逆方向に約90度回転させ
る。ボルト45を逆方向に約90度回転させると一対の
爪部55、57が環状溝75から外れて、螺旋溝73内
を移動することで、ボルト45がボルト受け部材47か
ら抜き出る。そして、挿通孔49aからボルト45を抜
き出すことによりボルト45を端子接続部11から容易
に外すことが出来る。
【0040】このように、実施例によれば、ヒューズ3
の端子5と電線端末の端子9を電気接続箱の端子接続部
11にワンタッチで固定することが出来て、ボルト45
をボルト受け部材47から外す場合に破損することがな
い。
【0041】また、サイドカバー41の凹部83にボル
ト45の頭部の凸部77を嵌合させることで、ボルト4
5の締め忘れ及び、ボルト45の緩み防止を行うことが
出来る。
【0042】次に、第1実施例の変形例を説明する。こ
の変形例は、上記実施例のボルト受け部材47の代わり
に、図7に示すボルト受け部材89を用いたものであ
る。このボルト受け部材89は、前壁49、弾性挟持部
51、53、爪部55、57、肩部59を同様に備え、
爪部55、57の先端に半円状の切欠91a、91bを
有し、その切欠91a、91bの中心に突起93a、9
3bを有している。また、対向する切欠91a、91b
間の空間が、ボルト45の軸部45aの径よりも小さく
設定されている点も同様である。上述したボルト受け部
材47と異なる点は、変形例のボルト受け部材89で
は、半円状の切欠91a、91bの中心が偏心し、爪部
55、57の先端縁に沿った方向に相対的にずれている
ことである。
【0043】このボルト受け部材89にボルト45を挿
入すると、ボルト45の螺旋溝73沿って突起93a、
93bが移動することにより、図8に示すように、爪部
55、57が矢印X方向に押し拡げられると同時に矢印
Y方向に寄せられて、ボルト45の軸部45aが半円状
の切欠91a、91b間に嵌まる。その際、偏心してい
た切欠91a、91bの位置が、ボルト45の軸部45
aの外周により強制的に修正されることになるため、図
9に示すように、ボルト45の軸部45a外周と爪部5
7の任意の接触点95には、爪部57を押し拡げた際の
反力95aと、偏心を修正された際の反力95bとの合
力(ボルト45の中心に向かう)95cが作用する。合
力の向きは斜め方向であり、爪部57が撓み難い方向で
あるため、外れ難い。また、合力95cの大きさも単に
押し拡げる方向の力よりも大きいため、この点からも外
れにくくなる。
【0044】なお、上記実施例においては、サイドカバ
ー41がボックス本体1と別体の場合を示したが、サイ
ドカバー41をヒンジで開閉するように構成してもよ
い。また、ボルト45の凸部77とサイドカバー41側
の凹部83を逆に設けてもよい。
【0045】第2実施例 次に本発明の第2実施例について図10及び図11を用
いて説明する。図10に示すように、本実施例の端子固
定具97は、ボルト99と、ボルト受け部材101とか
ら構成されている。
【0046】ボルト受け部材101は、ボルト挿通孔1
03a付きの前壁103と、一対の弾性挟持部105、
107を有する断面コ字状をなし、弾性挟持部105、
107の後端には斜め後方に突き出した内向きの一対の
爪部109、111が設けられている。この場合、爪部
109、111の幅は前壁103と同寸法に設定されて
おり、爪部109、111間の隙間は、ボルト45の軸
部45aの径より小さく設定されている。ボルト挿通孔
103aの内壁には、互いに対向する位置に矩形状の切
欠113a、113bが形成されている。このボルト受
け部材101は、上述した第1実施例のボルト受け部材
47、89と同様に、電気接続箱の端子接続部に形成し
た収容孔内に挿入されている。また、この状態で端子接
続部にヒューズが挿入されると、ボルト挿通孔103a
の位置が、上から挿入されるヒューズの端子5のボルト
通し孔5aの位置とちょうど一致するようになってい
る。
【0047】一方、ボルト99は、軸部99aの一方に
頭部115が形成され、他方に先端に向けて次第に縮径
する挿入部117が形成されている。頭部115と挿入
部117との間には、軸部99aの外周から一対の羽根
部119、121が突設されている。これらの羽根部1
19、121は、軸部99aの軸方向に沿って長尺に形
成されている。また、頭部115側には、軸部99aの
外周から挿入部117に向けて上り傾斜の斜面123、
123がそれぞれ形成されている。そして、斜面12
3、123から頭部115までの距離L1(ヒューズの
端子5と端子9の厚さを除いた長さ)は、ボルト受け部
材101の前壁103から爪部109、111までの距
離L2より長く設定されている。さらに、頭部115に
は、羽根部119、121に沿って凹部125が形成さ
れている。
【0048】次に、ヒューズ3の端子5と電線端末の端
子9とを共締め固定するには、ボルト受け部材101が
予め固定された電気接続箱3の端子接続部にヒューズ3
の端子5と電線端末の端子9とを挿入し、ボルト受け部
材101の前壁103に重ね合わせる。そして、ボルト
99をボルト挿通孔103a内に挿通し、さらにボルト
99をボルト受け部材101に挿入して、図11(a)
に示すように、爪部109、111間に挿入する。次
に、ボルト99を略90度回転させると、一対の爪部1
09、111の先端部が斜面123、123上を摺動し
て、前壁103側に撓み、図11(b)に示すように、
弾性挟持部105、107の爪部109、111がボル
ト99の軸部99aの外周と羽根部119、122に係
合する。これにより、ヒューズ3の端子5と電線端末の
端子9とを端子接続部にワンタッチで共締め固定するこ
とが出来る。
【0049】そして、ヒューズの端子5と電線端末の端
子9とを共締めした後に、端子接続部にサイドカバーを
装着する。その際、ボルト99の締め付けが不完全の場
合は、サイドカバーに設けた凸部がボルト99の頭部の
凹部125に完全に嵌合することが出来ず、干渉するの
で、サイドカバーの装着を阻止する。また、ボルト99
が十分に締め付けられている場合には、サイドカバーの
凸部がボルト99の頭部115の凹部125に完全に嵌
合し、サイドカバーを端子接続部に装着することが出来
る。また、この状態では、ボルト99は回転方向に拘束
されることになり、ボルト99の緩みが阻止される。
【0050】また、ボルト99をボルト受け部材101
から外す場合には、サイドカバーをボックス本体から外
した後に、ボルト99を逆方向に約90度回転させる。
ボルト99を逆方向に約90度回転させると羽根部11
9、121が爪部109、111の間に位置して、弾性
挟持部107、109が元の形状に復帰し、係合状態が
解除される。次に、ボルト99をボルト受け部材101
から引き抜くことで、ボルト99をボルト受け部材10
1から容易に外すことが出来る。従って、ボルト99や
ボルト受け部材101が破損することがない。
【0051】第3実施例 次に本発明の第3実施例について図12及び図13を用
いて説明する。図12に示すように、本実施例の端子固
定具127は、ボルト129と、ボルト受け部材131
とから構成されている。
【0052】ボルト受け部材131は、ボルト挿通孔1
33a付きの前壁133と、一対の弾性挟持部135、
137を有する断面コ字状をなし、弾性挟持部135、
137の後端には斜め後方に突き出した内向きの一対の
爪部139、141が設けられている。このボルト受け
部材131は、電気接続箱の端子接続部に設けられた収
容孔143内に収容される。収容孔143内には、対向
する内壁145、145の中間部に突起147、147
が突設されている。
【0053】一方、ボルト129は、軸部129aの中
間部に楕円状のフランジ部149が設けられ、このフラ
ンジ部149を挟んで一方に頭部151が形成され、他
方に係止溝153が形成されている。また、頭部151
には、フランジ部149の長手方向に沿って凹部155
が形成されている。このフランジ部149は楕円の短軸
方向の幅寸法L3が弾性挟持部135、137間の寸法
L4より短く、長軸方向の幅寸法L5が弾性挟持部13
5、137間の寸法L4より長く設定されている。この
ため、ボルト129を挿通孔133から弾性挟持部13
5、137間に挿入し、略90度回転させると、フラン
ジ部149の長軸方向の外周部分が弾性挟持部135、
137の内壁を押圧して、弾性挟持部135、137間
を押し広げる。
【0054】次に、ヒューズ3の端子5と電線端末の端
子9とを共締め固定するには、ボルト受け部材131が
予め固定された電気接続箱の端子接続部にヒューズ3の
端子5と電線端末の端子9とを挿入し、ボルト受け部材
131の前壁133に重ね合わせる。そして、ボルト1
29をボルト挿通孔133a内に挿通し、さらにボルト
129をボルト受部材131に挿入して、図13(a)
に示すように、爪部139、141間に係止溝153を
位置させる。この状態からボルト129を略90度回転
させると、図13(b)に示すように、フランジ部14
9の長軸方向の外周が弾性挟持部135、137の内壁
に当接して、弾性挟持部135、137を押し広げる。
【0055】弾性挟持部135、137は、爪部13
9、141側が収容孔143の突起147、147に当
接して変形し、爪部139、141を前壁133側に撓
ませる。爪部139、141が前壁133側に撓むと、
係止溝153にその先端部が係合する。これにより、ヒ
ューズ3の端子5と電線端末の端子9とを端子接続部に
ワンタッチで共締め・固定することが出来る。
【0056】そして、ヒューズの端子5と電線端末の端
子9とを共締めした後に、端子接続部にサイドカバーを
装着する。その際、ボルト129の締め付けが不完全の
場合は、サイドカバーに設けた凸部がボルト129の頭
部151の凹部155に完全に嵌合することが出来ず干
渉するので、サイドカバーの装着を阻止する。また、ボ
ルト129が十分に締め付けられている場合には、サイ
ドカバーの凸部がボルト129の頭部151の凹部15
5に完全に嵌合し、サイドカバーを端子接続部に装着す
ることが出来る。また、この状態では、ボルト129は
回転方向に拘束されることになり、ボルト129の緩み
が阻止される。
【0057】次に、ボルト129をボルト受け部材13
1から外す場合には、サイドカバーをボックス本体から
外した後に、ボルト129を逆方向へ約90度回転させ
る。ボルト129を逆方向へ約90度回転させると、楕
円状のフランジ部149も約90度回転するので、弾性
挟持部135、137が元の形状に復帰し、爪部13
9、141の係止溝153への係合状態が解除される。
この状態で、ボルト129をボルト受け部材131から
抜き出すことによりボルト129を端子接続部から容易
に外すことが出来る。従って、ボルト129やボルト受
け部材131が破損することがない。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ボルトを所定角度回転させることで、係止部が
弾性挟持部に係合するので、ワンタッチでヒューズの端
子と電線端末の端子とを端子固定部に共締め固定するこ
とが出来る。また、ボルト受け部材からボルトを外す場
合には、ボルトを逆方向に所定角度回転させることで、
破損することなく容易に外すことが出来る。
【0059】請求項2の発明によれば、ボルト受け部材
にボルトを挿入し、所定角度回転させると、弾性挟持部
の爪部が螺旋溝内を移動し、環状溝に係合することによ
り、ヒューズの端子と電線端末の端子とをワンタッチで
共締め固定することが出来る。また、ボルトをボルト受
け部材から外す場合にも、逆方向に所定角度回転させる
ことで、ボルトやボルト受け部材を破損することなく容
易に外すことが出来る。
【0060】請求項3の発明によれば、ボルトをボルト
受け部材に挿入し、所定角度回転させると、羽根部が弾
性挟持部と係合する。これにより、ヒューズの端子と電
線端末の端子とを端子接続部に共締め固定することが出
来る。またボルトをボルト受け部材から外す場合には、
ボルトを逆方向に所定角度回転させることで、ボルトや
ボルト受け部材を破損することなく容易に外すことが出
来る。
【0061】請求項4の発明によれば、ボルトをボルト
受け部材に挿入し、所定角度回転させると、楕円状のフ
ランジ部が弾性挟持部を撓ませて、弾性挟持部を係止部
に係合する。これにより、ヒューズの端子と電線端末の
端子とを端子接続部にワンタッチで共締め固定すること
が出来る。また、ボルトをボルト受け部材から外す場合
には、ボルトを逆方向に所定角度回転させることで、ボ
ルトやボルト受け部材を破損することなく容易に外すこ
とが出来る。
【0062】請求項5の発明によれば、カバーを装着で
きるか否かでボルトを完全に締めたか否かを簡単に知る
ことができる。また、完全に締めた場合は、カバーの内
壁とボルトの頭部の凹凸部が嵌合してボルトの回転を阻
止するので、ボルトの緩みを確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の端子固定具を示す斜視図
である。
【図2】本発明の第1実施例の端子固定具を電気接続箱
に組み付ける前の状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例のボルト受け部材の拡大図
であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。
【図4】本発明の第1実施例のボルトの先端部構成を示
すもので、(a)は側面図、(b)は(a)のIVb−
IVb矢視図、(c)は(a)のIVc−IVc矢視断
面図である。
【図5】本発明の第1実施例のボルトを完全に締め付け
ていない状態での、ボルト、ボルト受け部材及び、カバ
ーの関係を示す平断面図である。
【図6】本発明の第1実施例のボルトを完全に締め付け
ている状態での、ボルト、ボルト受け部材及び、カバー
の関係を示す平断面図である。
【図7】本発明の第1実施例の端子固定具の変形例にお
けるボルト受け部材の正面図である。
【図8】本発明の第1実施例の端子固定具の変形例にお
けるボルト受け部材にボルトが螺合している状態の正面
図である。
【図9】図8の要部の拡大図である。
【図10】本発明の第2実施例の端子固定具を示す斜視
図である。
【図11】本発明の第2実施例のボルトとボルト受け部
材との関係を示し、(a)はボルトを所定角度回転しな
い前の状態を示す断面図、(b)はボルトを所定角度回
転してヒューズの端子と電線端末の端子とを共締め固定
した状態を示す断面図である。
【図12】本発明の第3実施例の端子固定具を示す斜視
図である。
【図13】本発明の第3実施例のボルトとボルト受け部
材との関係を示し、(a)はボルトを所定角度回転しな
い前の状態を示す断面図、(b)はボルトを所定角度回
転してヒューズの端子と電線端末とを共締め固定した状
態を示す断面図である。
【図14】従来の電気接続箱の一例を示す斜視図であ
る。
【図15】従来の電気接続箱に用いられた端子固定具を
示す斜視図である。
【図16】図15に示す従来の端子固定具のボルトとボ
ルト受け部材との関係を示し、(a)はボルトをボルト
受け部材に挿入した状態を示す断面図、(b)はボルト
に弾性挟持部を係合させた状態を示す断面図である。
【図17】従来のワンタッチ式の端子固定具を示す斜視
図である。
【図18】図17に示す従来の端子固定具のボルトとボ
ルト受け部材との関係を示し、ボルトに弾性挟持部を係
合させた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ボックス本体 3 ヒューズ 5 端子 7 電線 9 端子 11 端子接続部 41 サイドカバー 43、97、127 端子固定具 45、99、129 ボルト 45a、99a軸部 47、89、101、131 ボルト受け部材 49、103、133 前壁 51、53、105、107、135、137 弾性挟
持部 55、57、109、111、139、141 爪部 73 螺旋溝 75 環状溝 77 凸部 83、125、155 凹部 119、121 羽根部 149 フランジ部 153 係止溝
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】また、図15は、実開昭57−30408
号公報に記載の端子固定具を示す。この端子固定具は、
ボルト15と、ボルト受け部材17からなり、ボルト受
け部材17は、挿通孔17aが形成された壁部19と、
この壁部19の両側部に設けられた一対の弾性挟持部2
1、23とで構成されている。このボルト受け部材17
は、端子接続部に固定されて、ボルト15を挿通孔17
aに挿通し、図16(a)、(b)に示すように、ボル
ト15のねじ部15aを弾性挟持部21、23間で挟持
することにより、ボルト15をボルト受け部材17に締
結する。そして、ボルト15の頭部15aとボルト受け
部材17との間で、ヒューズの端子と電線端末の端子と
を押圧挟持し、共締め固定される。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線端末の端子等をボックス本体の端子
    接続部に共締め固定する電気接続箱用端子固定具におい
    て、軸部の一端に軸部より大径の頭部が設けられ他端に
    係止部が設けられたボルトと、このボルトが挿通される
    挿通部を有する壁部及び前記挿通部を挿通したボルトの
    前記軸部を弾性挟持すると共に、前記ボルトを所定角度
    まで回転させると前記係止部と係合する弾性挟持部を備
    えて前記端子接続部に固定されるボルト受け部材とから
    なり、前記係止部を前記弾性挟持部と係合させることで
    電線端末の端子等を前記ボルトの頭部と前記壁部との間
    で共締め固定することを特徴とする電気接続箱用端子固
    定具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記軸部
    の先端面から頭部側にかけて設けられた螺旋状の溝と、
    この溝の頭部側終端と連続して軸部外周に設けられた環
    状溝とで前記係止部を形成すると共に、前記弾性挟持部
    の端部に前記螺旋状の溝と嵌合し前記ボルトの所定角度
    までの回転により前記環状溝に係止される爪部を有する
    ことを特徴とする電気接続箱用端子固定具。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の発明であって、前記係止
    部が前記軸部の外周から突設されて前記ボルトの所定角
    度までの回転により前記弾性挟持部と係合する羽根部で
    あることを特徴とする電気接続箱用端子固定具。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の発明であって、前記ボル
    トの軸部中間に、所定角度までの回転により前記端子接
    続部の内壁とで前記弾性挟持部を撓ませて前記係止部と
    係合させる楕円状のフランジ部を設けたことを特徴とす
    る電気接続箱用端子固定具。
  5. 【請求項5】 請求項2、3及び4記載の発明であっ
    て、前記端子接続部を覆うカバーを設け、前記ボルトを
    所定角度まで回転させて前記係止部と前記弾性挟持部と
    が係合した正規係合状態のとき相互に嵌合してボルトの
    回転を阻止すると共にカバーの装着を許し、正規係合状
    態でないとき相互に干渉してカバーの装着を阻止する凹
    凸部を設けたことを特徴とする電気接続箱用端子固定
    具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100681050B1 (ko) * 2005-12-08 2007-02-08 기아자동차주식회사 차량용 링 터미널
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