JPH0785861B2 - 数値制御旋盤とその運転方法 - Google Patents

数値制御旋盤とその運転方法

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JPH0785861B2
JPH0785861B2 JP2270167A JP27016790A JPH0785861B2 JP H0785861 B2 JPH0785861 B2 JP H0785861B2 JP 2270167 A JP2270167 A JP 2270167A JP 27016790 A JP27016790 A JP 27016790A JP H0785861 B2 JPH0785861 B2 JP H0785861B2
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spindle
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清洲 川嶋
一彦 大岩
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日立精機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、数値制御旋盤とその運転方法に関する。更
に詳しくは、2台以上の刃物台を有する数値制御旋盤に
おいて、1台の刃物台またはこれらの刃物台を単独また
は複合させて移動させる数値制御旋盤とその運転方法に
関する。
[従来技術] 数値制御旋盤の中には、主軸軸線上にチャックが対向す
るように2つの主軸台を配置し、これに各々対応した刃
物台を有したものは知られている。これらの数値制御旋
盤を駆動するためのNCプログラムは、プログラムミス、
工具・刃物台の干渉などをチェックするために工具経路
軌跡を描画してプログラムチェックをする方法など種々
の方法でチェックされる。しかし、最終的なプログラム
チェックは、NCプログラムで数値制御旋盤を実際に動作
させて、オペレータが動作を見ながらチェックするのが
一般的である。
前記のような対向スピンドルタイプの数値制御旋盤のプ
ログラムチェックは、各刃物台毎にそれぞれ単独運転で
チェックし、次に全刃物台を同時に動作させる全自動運
転でチェックするのが一般的である。しかし、対向する
2つの主軸台と、これらの各々対応する刃物台と、前記
両主軸台での加工を支援するための刃物台とを有するタ
イプの数値制御旋盤では、前記3つの刃物台の単独運転
と、全刃物台を同時に動作させる全自動運転だけでは不
十分であった。
すなわち、両主軸台の加工を支援する刃物台は、他の2
つの刃物台と移動する領域が重複するので刃物台同士の
干渉をチェックする必要があるが、単独運転では刃物台
同士の干渉をチェックすることができない。また、全自
動運転では、オペレータが3つの刃物台すべてについ
て、同時に干渉をチェックすることは極めて困難であっ
た。また、一方の主軸台側の加工だけを行いたい場合に
も、全自動運転で加工する方法しかなく、他方の主軸台
の加工動作も伴うため、各刃物台間の待ち合わせなどに
より待ち時間が生じ、加工効率が悪かった。
[発明が解決しようとする課題] この発明は、前記のような技術背景から発明されたもの
であり次のような目的を達成するものである。
この発明の目的は、複数刃物台を有する数値制御旋盤に
おいて、プログラムチェックおよび試し削りが容易な数
値制御旋盤とその運転方法を提供することにある。
この発明の更に他の目的は、操作性が良い数値制御旋盤
とその運転方法を提供することにある。
[前記課題を解決するための手段および作用] 前記課題を解決するためにこの発明は次のような手段を
採る。
本体を構成するベッド(1)と、このベッド(1)に設
けられた第1主軸台(2)と、この第1主軸台(2)内
に回転自在に支持された第1主軸(22)と、この第1主
軸(22)を回転駆動するための第1主軸モータ(4)
と、前記ベッド(1)上に前記第1主軸台(2)に対向
して設けられた第2主軸台(5)と、この第2主軸台
(5)内に回転自在に支持された第2主軸(23)と、こ
の第2主軸(23)を回転駆動するための第2主軸モータ
(9)と、前記ベッド(1)上を駆動制御され主に前記
第1主軸(22)に取り付けられたワークを加工するため
の第1刃物台(11)と、前記ベッド(1)上を駆動制御
され主に前記第2主軸(23)に取付けたワークを加工す
るための前記第2刃物台(20)と、前記第1刃物台(1
1)または前記第2刃物台(20)と同時に加工して前記
ベッド(1)上を駆動制御されて前記第1主軸(22)ま
たは前記第2主軸(23)の前記ワークの加工を支援する
ための第3刃物台(30)と、前記第1刃物台(11)、前
記第2刃物台(20)および前記第3刃物台(30)の移動
を制御するための数値制御装置からなる数値制御旋盤で
あって、 前記数値制御装置に指令して前記第1刃物台(11)、前
記第2刃物台(20)および前記第3刃物台(30)のなか
の何れか一つまたはこれらを二つ以上組み合わせて前記
各刃物台(11,20,30)の移動を選択して単独または複合
運転を行う数値制御旋盤の運転方法である。
本体を構成するベッド(1)と、このベッド(1)に設
けられた第1主軸台(2)と、この第1主軸台(2)内
に回転自在に支持された第1主軸(22)と、この第1主
軸(22)を回転駆動するための第1主軸モータ(4)
と、前記ベッド(1)上に前記第1主軸台(2)に対向
して設けられた第2主軸台(5)と、この第2主軸台
(5)内に回転自在に支持された第2主軸(23)と、こ
の第2主軸(23)を回転駆動するための第2主軸モータ
(9)と、前記ベッド(1)上を駆動制御され主に前記
第1主軸(22)に取り付けられたワークを加工するため
の第1刃物台(11)と、前記ベッド(1)上を駆動制御
され主に前記第2主軸(23)に取付けたワークを加工す
るための前記第2刃物台(20)と、前記第1刃物台(1
1)または前記第2刃物台(20)と同時に加工して前記
ベッド(1)上を駆動制御されて前記第1主軸(22)ま
たは前記第2主軸(23)の前記ワークの加工を支援する
ための第3刃物台(30)と、前記第1刃物台(11)、前
記第2刃物台(20)および前記第3刃物台(30)の移動
を制御するための数値制御装置からなる数値制御旋盤で
あって、 前記数値制御装置に前記第1刃物台(11)、前記第2刃
物台(20)および前記第3刃物台(30)のなかの何れか
一つまたはこれらを二つ以上組み合わせて前記各刃物台
(11,20,30)の移動を選択して単独または複合運転を選
択的に指令するためのスイッチとを備えた数値制御旋盤
である。
[実施例] 機械構成 以下、この発明の実施例を図面とともに説明する。第1
図(a)は数値制御旋盤の平面図、第1図(b)は第1
図(a)の正面図、第1図(c)は第1図(b)の側面
図である。ベッド1は、本体を構成する基台であり、鋳
物、鋼材などで形成されている。ベッド1上の一端には
第1主軸台2が設けられている。この第1主軸台2は、
ベッド1上では移動できない。第1主軸台2内には、第
1主軸22が回転自在に支持されている。
この第1主軸22の先端には、第1チャック3が一体に設
けられている。第1チャック3は、ワークを把持するた
めのものである。第1主軸22は、第1主軸モータ4によ
り回転駆動される。この第1主軸22は、回転割出制御が
可能である。この割出制御は、第1主軸モータ4を制御
して実現するか、他の割出用のモータを設ける。ベッド
1上の第1主軸台2と対向する位置には、第2主軸台5
が設けられている。第2主軸台5は、ベッド1上の傾斜
案内面7上を移動自在に設けられている。
この駆動は、送りねじ(図示せず)を介してZ2サーボモ
ータ6により行われる。この移動方向は、ここではZ2軸
と称する。第2主軸台5内には、第2主軸23が回転自在
に設けられている。この第2主軸23の先端には、第2チ
ャック8が設けられている。第2主軸23は、第2主軸モ
ータ9により回転駆動される。
ベッド1上には第1主軸22の軸線方向に移動する第1往
復台13が設けられている。この往復台13上には第1主軸
22の径方向に移動する第1クロススライド14が設けられ
ている。この第1クロススライド14上には6角形のタレ
ット本体15を有する第1刃物台11が設けられている。第
1往復台13の側面は、ベッド1上の水平案内面12上を第
1主軸22と平行な軸線(Z1)方向に(第2図参照)Z1サ
ーボモータ10により送り駆動される。この送り駆動は、
Z1サーボモータ10に連結された送りねじ(図示せず)に
より移動自在に駆動される。
更に、クロススライド14は、Z1軸線と垂直にクロスする
方向のX1軸線方向、すなわち第1チャック3に把持した
ワークの半径方向に駆動される。この駆動は、X1サーボ
モータ17により送りねじ(図示せず)を介して駆動され
る。タレット15は、6角形の形状であり、この外周に12
面の工具取付面が形成されている。したがって、取り付
けられる工具本数は12本である。ベッド1上には、更に
第1刃物台11に対向して同じ水平案内面12上には第2刃
物台20が設けられている。
第2刃物台20の構造は、第1刃物台11と対称する構造で
実質的に同一であり、かつ機能も軸線の方向が相違する
のみで実質的に同一であるので説明は省略する。ただ
し、第2刃物台20は、加工中に主軸軸線方向の移動はで
きない。第3刃物台30は、ベッド1の前面に設けてある
刃物台である。ベッド1の前面は、垂直案内面31が形成
されている。垂直案内面31上には、第3往復台32が移動
自在に設けられている。第3往復台32は、Z3サーボモー
タ33により駆動される。
Z3サーボモータ33の出力軸には、送りねじ34が直結さ
れ、この送りねじ34により第1,2主軸22,23の軸線と平行
な方向に駆動される。第3往復台32上には、第3クロス
スライド35がX3案内面上をX3軸線方向に移動自在に設け
られている。このX3方向の駆動は、ボールスクリュー
(図示せず)を介してX3サーボモータ36により駆動され
る。第3クロススライド35上には、タレット37が設けら
れている。
円筒状の第3タレット37の外周には、6本の工具が取り
付けられている。第3刃物台30は、第1刃物台11、第2
刃物台20の加工支援を目的とするものである。具体的に
は、内・外径の加工分担、外径加工の断層切削(同時に
2本の工具で外径加工する加工のこと)、ねじ切り加工
などの支援、計測支援、バー材送り装置付のバーストッ
パーなどの加工支援を行う。第2主軸台5の前面には、
第1刃物台11、第2刃物台20、第3刃物台30、第2主軸
台5を制御するための数値制御装置の操作盤40が前面に
設けられている。
軸構成 以下、第2図にしたがって本実施例で使用する前記各軸
の名称を定義する。前記説明で明らかなように、軸の持
つ機能、性質に沿ってワークの半径方向の移動をX軸、
軸線方向の移動をZ軸とする。第1主軸台2に対向する
第2主軸台5が主軸軸線方向に移動する場合はZ2軸と称
する。これらの原則によりX,Z軸をそれぞれ第1刃物台1
1では、X1,Z1、第2刃物台20ではX2、第3刃物台30では
X3,Z3と称する。
制御系列 以下で言う数値制御装置の第1系列、第2系列、第3系
列とは、次の意味で使用する。第1系列は、第1刃物台
11による第1主軸22の加工を指し、制御される軸は第1
刃物台11のX1,Z1の2軸が制御される。同様に、第2系
列は第2刃物台20による第2主軸23の加工を指し、X2,Z
2の2軸が制御される。第3系列は第3刃物台30の軸X3,
Z3の2軸が制御される。しかし、第3刃物台30は、第1
主軸22の加工支援または第2主軸23の加工支援を行うの
で、第2主軸23の加工を支援するときは第2主軸23の移
動軸Z2と補間制御される。すなわち3軸の同時補間制御
される。
数値制御装置 第3図に示すものは、数値制御装置の機能を示すシステ
ムブロック図である。CPU50は、数値制御装置全体を統
括する中央処理装置である。CPU50には、バス51を介し
て入出力機器、各種塩算手段、各種メモリなどが接続さ
れ、これらを統括制御する。
CRT52は、NCプログラム、座標値、パラメータ、メッセ
ージなどを表示する表示機器である。キーボード53は、
NCプログラム、各種制御命令などを数値制御装置に入力
する入力手段である。NCプログラムメモリ54は、各系列
毎にNCプログラムを記憶するメモリである。
手動操作盤56は、プログラマブルコントローラ55に指令
を入力するためのスイッチ類であり、主に手動に数値制
御旋盤を操作するときに使用する。系列選択スイッチ80
は、プログラムチェックあるいは加工時に動作されたい
系列を選択するスイッチであり、プログラマブルコント
ローラ55に接続される。系列選択スイッチ80の系列選択
の状態は、プログラマブルコントローラ55を介してRAM5
8に記憶される。
プログラマブルコントローラ55は、油圧機器など各種制
御機器を制御するためのプログラム可能なシーケンスコ
ントローラである。ROM57は、数値制御装置を動作させ
るためのデータ、各種プログラムなどを記憶するための
メモリである。RAM58は、各種パラメータ、工具オフセ
ット量あるいは一時的にデータを記憶するためのメモリ
である。
系列切換制御手段59は、系列選択スイッチ80の系列選択
状態に応じて、数値制御旋盤を制御するための手段であ
る。モータ62は、各種制御軸を駆動するためのサーボモ
ータである。このモータ62は、移動軸制御手段60、アン
プ61を介してバス12に接続されている。このモータ62
は、第1図に示したサーボモータ6,10,17,33,36を代表
して示したもので、各サーボモータ6,10,17,33,36も同
様の構成であるのでここでは省略する。
系列選択スイッチ 第4図は系列選択スイッチ80を示す。系列選択スイッチ
は、操作盤40に配置されている。この系列選択スイッチ
80が選択されると、数値制御装置は選択された系列のみ
を作動させる。ダイヤル81を回して、操作盤40のパネル
に表示されたマークの1,2,3,1+2,1+3,2+3または1
+2+3のいずれかにダイヤルの矢印82を合わせて選択
する。マーク1は、第1系列の選択、マーク2,3は第2,3
系列の選択を意味する。また、マーク1+2は、第1系
列と第2系列とを作動させる選択であり、以下同様に、
マーク1+3,2+3,1+2+3は、それぞれの系列を作動
させる選択である。
プログラムチェック プログラムチェック、試し削りなどのとき次のような運
転の必要が生じる。
(1)単独運転…前記各系列の第1系列、第2系列、第
3系列の単独運転を行う。
(2)複合運転…前記各系列を組み合わせた複合運転を
行う。この複合運転には、次のような種類があり系列選
択スイッチ80(第4図参照)で選択できる。
第1系列+第2系列の同時運転 第1系列+第3系列の同時運転(第1主軸側の4軸
加工) 第2系列+第3系列の同時運転(第2主軸側の4軸
加工) (3)全自動運転…第1,2,3系列の同時全自動運転を行
う。
プログラムのチェック方法は、種々の方法があるが一般
的なチェックの順序は次の順序で作動させて行う。
1.第1系列 2.第1系列+第3系列…の同時運転 3.第2系列 4.第2系列+第3系列…の同時運転 5.全自動運転 以上の順に作動させ、刃物台の干渉、プログラムミスな
どをチェックする。
次に作用を説明する。はじめにオペレータは、各系列毎
にNCプログラムを作成し、数値制御装置のNCプログラム
メモリ54に各系列毎に記憶させる。各系列のNCログラム
は、待ち合わせ指令や加工指令から成っている。また、
第3系列すなわち第3刃物台30の場合は、第1系列また
は第2系列すなわち第1刃物台11、第2刃物台20のどち
らの加工を支援するのが識別するために次のGコードを
プログラム中に使用する。GXXXは以降のブロックが第1
+3系列の複合運転、GYYYは以降のブロックが第2+3
系列の複合運転、GZZZは以降のブロックが複合運転キャ
ンセルすなわち第3系列の運転であることを識別するた
めのGコードである。GXXX,GYYYGZZZは共にモーダルな
Gコードである。
次に、前記系列選択スイッチ80のダイヤル81の回転位置
を設定し、前記したプログラムチェックを行う。系列選
択スイッチ80で運転する系列を選択すると、プログラマ
ブルコントローラ55を介して、RAM58にどの系列が選択
されているかが記憶される。
系列選択切換制御手段59は、RAM58に記憶された系列の
選択状態を読み取って、加工あるいはプログラムチェッ
ク時に以下のように数値制御旋盤を動作させる。
(1)第1系列が選択されると、第1主軸台2側の第1
刃物台11のみを作動させる。
(2)第2系列が選択されると、第2主軸台5と第2主
軸台20とを動作させる。
(3)第3系列が選択されると、第3刃物台を動作させ
る。
(4)第1系列+第2系列が選択されると、第1刃物台
11、第2刃物台20および第2主軸台5を動作させる。
(5)第1系列+第3系列が選択されると、第1刃物台
11と第3刃物台30を動作させる。ただし、第3刃物台30
の第2系列(第2主軸台5)側の支援動作は行わない。
(6)第2系列+第3系列が選択されると、第2刃物台
20、第2主軸台5および第3刃物台30を動作させる。た
だし、第3刃物台30の第1系列(第1主軸台2)側の支
援動作は行わない。
(7)第1系列+第2系列+第3系列が選択されると、
3つの系列すべてを動作させ、全自動運転を行う。
以上のように、第3系列のプログラムに付いては、系列
選択スイッチ80が選択されると、指定外の系列の複合運
転時のプログラムをスキップさせる。このスキップ動作
を第5図により説明する。第5図は、第3系列の動作状
況を示す図であり、前記した支援する系列を識別するた
めのGコードと、系列選択スイッチ80との関係と、こと
きの第3系列(第3刃物台30)の動作状況を示してい
る。
第5図に示した第3系列のNCプログラムを説明する。GX
XX,GYYY,GZZZは、前記したように系列を識別するための
Gコードであり、モーダルなGコードである。01234;か
らGXXX;の直前のブロックまでは、第3系列単独運転のN
Cプログラムである。GXXX;がGYYY;の直前のブロックま
では、第1系列と第3系列との複合運動のNCプログラム
である。GYYY;からGXXX;の直前のブロックまでは、第2
系列と第3系列との複合運転のNCプログラムである。GX
XX;からGZZZ;の直前のブロックまでは、第1系列と第3
系列との複合運転のNCプログラムである。GZZZ;からM3
0;までは、第3系列単独運転のNCプログラムである。
以上のようなNCプログラムを実行したときの系列選択ス
イッチ80の選択状態により第3系列は次のように動作す
る。
系列選択スイッチ80で第1系列、第2系列、第1系列+
第2系列を選択したときは、前記NCプログラムを実行し
ない。系列選択スイッチ80で第3系列、第1+第2系列
+第3系列を選択したときは、前記NCプログラムをすべ
て実行する系列選択スイッチ80で第1系列+第3系列を
選択したときは、GYYY;からGXXX;直前でのNCプログラ
ム、すなわち、第2系列+第3系列の複合運転のNCプロ
グラムをスキップする。系列選択スイッチ80で第2系列
+第3系列を選択したときは、GXXX;からGYYY;直前まで
とGXXX;からGZZZ;直前までのNCプログラム、すなわち、
第1系列+第3系列の複合運転のNCプログラムをスキッ
プする。
[その他の実施例] 前記実施例の第1主軸台2は、移動せずにベッドに固定
されている。また、第2主軸台5および第2刃物台20
は、一軸のみの移動であったが、第2主軸台5を固定し
ても良いし、第2刃物台20を2軸線方向に移動させても
良い。また、前記刃物台は3台の刃物台と、2つの主軸
であったが前記説明から明らかなように、1つの主軸と
2台の刃物台でもこの発明は成立する。また系列スイッ
チ80は、試し削りでも使える。
[発明の効果] 以上詳記したように、この発明は希望する運転状態によ
りプログラムの一部をスキップできるのでプログラムチ
ェック、試し削りなどが自由に行えて操作性が向上する
とともに加工効率が向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は数値制御複合旋盤の正面図、第1図
(b)は第1図(a)の平面図、第1図(c)は第1図
(a)の側面図、第2図は各軸の名称を表す図、第3図
は数値制御装置の概要を示す機能ブロック図、第4図は
系列選択スイッチを示す図、第5図は第3系列用プログ
ラムと系列選択スイッチを選択したときの動作を示す図
である。 1……ベッド、2……第1主軸台、5……第2主軸台、
6……Z2サーボモータ、11……第1刃物台、20……第2
刃物台、30……第3刃物台、59……系列切換制御手段、
80……系列選択スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体を構成するベッド(1)と、このベッ
    ド(1)に設けられた第1主軸台(2)と、この第1主
    軸台(2)内に回転自在に支持された第1主軸(22)
    と、この第1主軸(22)を回転駆動するための第1主軸
    モータ(4)と、前記ベッド(1)上に前記第1主軸台
    (2)に対向して設けられた第2主軸台(5)と、この
    第2主軸台(5)内に回転自在に支持された第2主軸
    (23)と、この第2主軸(23)を回転駆動するための第
    2主軸モータ(9)と、前記ベッド(1)上を駆動制御
    され主に前記第1主軸(22)に取り付けられたワークを
    加工するための第1刃物台(11)と、前記ベッド(1)
    上を駆動制御され主に前記第2主軸(23)に取付けたワ
    ークを加工するための前記第2刃物台(20)と、前記第
    1刃物台(11)または前記第2刃物台(20)と同時に加
    工して前記ベッド(1)上を駆動制御されて前記第1主
    軸(22)または前記第2主軸(23)の前記ワークの加工
    を支援するための第3刃物台(30)と、前記第1刃物台
    (11)、前記第2刃物台(20)および前記第3刃物台
    (30)の移動を制御するための数値制御装置からなる数
    値制御旋盤であって、 前記数値制御装置に指令して前記第1刃物台(11)、前
    記第2刃物台(20)および前記第3刃物台(30)のなか
    の何れか一つまたはこれらを二つ以上組み合わせて前記
    各刃物台(11,20,30)の移動を選択して単独または複合
    運転を行う数値制御旋盤の運転方法。
  2. 【請求項2】本体を構成するベッド(1)と、このベッ
    ド(1)に設けられた第1主軸台(2)と、この第1主
    軸台(2)内に回転自在に支持された第1主軸(22)
    と、この第1主軸(22)を回転駆動するための第1主軸
    モータ(4)と、前記ベット(1)上に前記第1主軸台
    (2)に対向して設けられた第2主軸台(5)と、この
    第2主軸台(5)内に回転自在に支持された第2主軸
    (23)と、この第2主軸(23)を回転駆動するための第
    2主軸モータ(9)と、前記ベッド(1)上を駆動制御
    され主に前記第1主軸(22)に取り付けられたワークを
    加工するための第1刃物台(11)と、前記ベッド(1)
    上を駆動制御され主に前記第2主軸(23)に取付けたワ
    ークを加工するための前記第2刃物台(20)と、前記第
    1刃物台(11)または前記第2刃物台(20)と同時に加
    工して前記ベッド(1)上を駆動制御されて前記第1主
    軸(22)または前記第2主軸(23)の前記ワークの加工
    を支援するための第3刃物台(30)と、前記第1刃物台
    (11)、前記第2刃物台(20)および前記第3刃物台
    (30)の移動を制御するための数値制御装置からなる数
    値制御旋盤であって、 前記数値制御装置に前記第1刃物台(11)、前記第2刃
    物台(20)および前記第3刃物台(30)のなかの何れか
    一つまたはこれらを二つ以上組み合わせて前記各刃物台
    (11,20,30)の移動を選択して単独または複合運転を選
    択的に指令するためのスイッチとを備えた数値制御旋
    盤。
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