JPH078580B2 - 蛍光プリンタヘッド - Google Patents

蛍光プリンタヘッド

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JPH078580B2
JPH078580B2 JP26412388A JP26412388A JPH078580B2 JP H078580 B2 JPH078580 B2 JP H078580B2 JP 26412388 A JP26412388 A JP 26412388A JP 26412388 A JP26412388 A JP 26412388A JP H078580 B2 JPH078580 B2 JP H078580B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/447Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources
    • B41J2/4476Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources using cathode ray or electron beam tubes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J31/00Cathode ray tubes; Electron beam tubes
    • H01J31/08Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
    • H01J31/10Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は蛍光表示管の原理を応用した光プリンタ用の光
源としての真空蛍光管に係り、特に制御電極の電界を均
一にして発光輝度の均一化を図った多極管構造の蛍光プ
リンタヘッドに関するものである。
[従来の技術] 光プリンタ用の光源として、蛍光表示管の原理を利用し
た光源が提案されている。例えば、特願昭60−174997号
(特開昭62−37867号)には、陽極と陰極の間に2種類
の制御電極を有する4極管構造の蛍光プリンタヘッドが
記載されている。一般に陰極に近い方から第1制御電
極,第2制御電極と称している。
第8図は前記第4極管構造のプリンタヘッド100を示す
一部切欠き平面図である。基板101の表面には、複数本
の線状(又は帯状)の陽極導体102が互いに平行に配設
されており、各陽極導体102の上面で後述する第1制御
電極に対面する部分には蛍光体層103がそれぞれ連続的
に被着されて、複数本の陽極104が構成されている。
前記陽極104の上方には、基板101の周辺部に設けられた
図示しない絶縁層を介して、基板101から一定距離上に
第2制御電極105が設けられている。この第2制御電極1
05は、前記陽極導体102の配設方向と斜めに交差する複
数枚の平板状のグリッド板105aより成り、これら各グリ
ッド板105aは互いに平行に、かつ、電気的には互いに分
離して設けられている。また、各グリッド板105aの中央
には、前記陽極導体102を斜めに横切る方向にスリット
状開口部106(以下スリット106と呼ぶ。)がそれぞれ穿
設されていて、前記蛍光体層103のうち、該スリット106
によって区画された部分のみが、電子の射突を受けて発
光する発光ドット107とされている。
次に、前記第2制御電極105の両縁部には図示しない絶
縁性のスペーサが設けられており、該スペーサを間に介
して、第2制御電極105の上方には第1制御電極108が設
けられている。第1制御電極108は、第2制御電極105よ
りも一回り大きい一枚の金属板材から形成されており、
第2制御電極105の各スリット106に対応する位置に、該
スリット106より一回り大きめのスリット109がそれぞれ
形成されている。従って前記陽極104の蛍光体層103のう
ち、第2制御電極105の隣接するグリッド板105a,105a間
にあらわれている部分は第1制御電極108によって隠さ
れるので、有効な発光部分は前述したように前記発光ド
ット107のみとなる。
また、陽極104の長手方向に関する第1制御電極108の両
端は、第2制御電極105の端部にあるグリッド板105a及
び前記スリット106,109に沿った形状であり、即ち陽極1
04の長手方向に対して斜めに交差するように形成されて
いる。そして、各陽極104の蛍光体層103は、第1制御電
極108の端部に沿って端部の位置を1本づつずらしてあ
り、全体として斜めに形成されて第1制御電極108の外
にはみ出さないように構成され陽極導体102のみが露出
している構造であった。あるいは、蛍光体層103を陽極
導体102の端までベタ状に被着し、第1制御電極108から
はみ出す蛍光体部分については、蛍光体層上に被覆層を
設けることによって不用な光を遮蔽していた。
次に、前記第1制御電極108の上方には、線状陰極200が
張架配設されている。そして、前記基板101には、封着
剤を介して側面板201及び前面板202より成る容器部が封
着されており、その内部は高真空雰囲気に保たれてい
る。
次に、密封容器外に導出されたグリッド端子203等の各
電極は、図示しないドライバ回路等に接続されており、
前記各陽極104を時分割パルス信号で走査し、該走査に
同期した正の表示パルス信号を所望の第2制御電極105
に印加して、任意の蛍光体層103の発光ドット107を選択
的に発光させられるように構成されている。
そして、陽極104の長手方向が感光ドラムの回転軸と平
行になるように、前記蛍光プリンタヘッド100をプリン
タ内の感光ドラムに並設する。感光ドラムの回転動作に
応じて発光ドット107の発光タイミングを適宜に調整す
れば、感光ドラム表面の軸線に平行な一直線上の位置
に、各発光ドット107からの光を連続的につなげて照射
することができるので感光ドラム上に文字や図形を書き
込むことができるのである。
[発明が解決しようとする課題] (1)従来の蛍光プリンタヘッド100において、陽極104
の長手方向に関して中央部と両端部で発光ドット107の
輝度を比べると、第7図に示すようになった。同図にお
いて、横軸は陽極104の長手方向に並んだ各グリッド板1
05aの番号で、縦軸は各発光ドット107の相対輝度であ
る。この図に示すように、従来の蛍光プリンタヘッド10
0によれば、陽極104の両端部の輝度が中央部よりも低下
していることが判明した。このような輝度むらは、光プ
リンタにおいては画像濃度のむらとなって現われ、印字
品位を低下させてしまう。
(2)従来の蛍光プリンタヘッド100によれば、各蛍光
体層103の端部を制御電極105,108の端部に合せて斜めに
なるように形成しなければならない。あるいは、蛍光体
層103はベタ状に形成し、不要な部分に被覆層を設けな
ければならない。いずれにしても、製法が困難又は工程
が増えるといった問題があり、コスト高につながってい
た。
[課題を解決するための手段] 前述した(1)の課題について、本発明者は、これは発
光ドット107を区画しているスリット106,109における電
界状態が、中央部と両端部で異なるためであると考え
た。そしてその原因は、特に第1制御電極108及び第2
制御電極105の中央部と端部における構造の違い、即ち
中央部の第1制御電極108のスリット109は両側に幅広の
制御電極108が連続しているが、端部のスリット109は片
側にしか幅広の制御電極108がない点、さらに第2制御
電極105に於いても中央部は両側の制御電極105がマイナ
スとなるが端部の第2制御電極は片側だけがマイナスに
なる点にあると考えるに至った。
そこで、前述の課題を解決するため、本発明の蛍光プリ
ンタヘッドは、基板の長手方向に形成した複数本の帯状
陽極導体にそれぞれ蛍光体を被着してなる複数本の陽極
と、それぞれスリットが形成された複数本のグリッド板
を前記陽極の上方に並列させて構成した第2制御電極
と、前記第2制御電極の上方に設けられた複数のスリッ
トを有する一枚の板材からなる第1制御電極と、前記第
1制御電極の上方に配設された線状陰極とを高真空雰囲
気とされた外囲器の内部に有する蛍光プリンタヘッドに
おいて、前記第2制御電極の端部にダミーグリッド板を
設け、さらに前記第1制御電極の端部にダミーグリッド
部を連続して設けたことを特徴としている。
また、第1制御電極のスリットと同形のダミースリット
を前記ダミーグリッド部に設けるようにしてもよい。
また、複数本の陽極の端部を覆うスリットのない板状の
ダミーグリッド板を前記第2制御電極の端部に設けるよ
うにしてもよいし、これに加えてダミースリットを第1
制御電極のダミーグリッド部に設けるようにしてもよ
い。
[作 用] 第1制御電極のダミーグリッド部及び第2制御電極のダ
ミーグリッド板を設けることにより、各制御電極の端部
における電界状態が中央部と同様に均一化されて陽極の
端部の輝度低下が防止されるとともに、陽極の端部にお
ける不要な発光が遮蔽される。
[実施例] 本発明に係る蛍光プリンタヘッドの実施例を以下に説明
する。実施例は、第1及び第2制御電極の構造に特徴を
有しており、その他の部分の構造は[従来の技術]の項
で説明したとうりであるが陽極導体102上の蛍光体層103
は端部までベタに塗布されている。
従来と同様の構成を有する部分については説明を省略
し、以下の説明では、制御電極の構造・作用を中心に説
明する。
本発明の第1実施例を第1図,第2図及び第5図によっ
て説明する。
本実施例においては、第1図に示すように、陽極104の
長手方向に関する第1制御電極1の両端部を同方向に伸
ばし、板状のダミーグリッド部2を連続して形成した。
このダミーグリッド部2にはスリット3がなく、ダミー
グリッド部2は帯状の陽極104の端部を覆い隠してい
る。従って、陽極導体102の全面に蛍光体層103をベタ状
に被着させておいても、蛍光体層103の発光が観察され
るのはスリット3から見えている部分だけであり、陽極
104の端部における蛍光体層103の不要な発光はダミーグ
リッド部2によって遮蔽される。また、ダミーグリッド
部2を設けることによって、第1制御電極1の端部に設
けられたスリット3の近傍における電界状態が、中央付
近の電界状態に近くなる。これによって、スリット3を
通過する電子の量が中央部と両端部とでほぼ等しくな
り、第5図に示すように帯状の陽極104の発光状態を従
来よりも均一にすることができる。
第2図に示すように、本実施例においては、第2制御電
極4の端部に各グリッド板5と同外形でスリット6のな
いダミーグリッド板7を設けてある。これによって、端
部のグリッド板5と第1制御電極1の間の電界状態は、
中央部のグリッド板5と第1制御電極1の間の電界状態
に近くなる。従って、第1制御電極1の各スリット3を
通過してきた電子は、両制御電極1,4間の均一な電界を
経て第2制御電極4の各スリット6を通過し、陽極104
に射突して蛍光体層103を均一に発光させる。なお、こ
のダミーグリッド板7にスリット6を形成しても、その
作用には変わりがない。
以上説明したように、第1実施例によれば、陽極104の
発光を長手方向に沿って均一にすることができた。又、
陽極104の端部をダミーグリッド部2により覆い隠すこ
とにより、不用な発光を遮断することができるので蛍光
体層103の被着工程において蛍光体の被着層を設ける工
程をなくし、製造工程を簡略化することができた。
本実施例においては、第1制御電極1の両端にスリット
のないダミーグリッド部2を設け、実用上電界状態が中
央部と同じになるようにした。然しながら、第1制御電
極1の中央部においては、スリット3の両側にそれぞれ
同じ大きさのスリット3,3があるが、端部においては内
側にスリット3があるだけで外側はダミーグリッド部2
であった。即ち、第1制御電極1の中央部と端部では構
造が多少異なっているから、電界状態が完全に同じにな
ることは期待できない。実際には、電子がダミーグリッ
ド部2に吸引されるので、端部付近のスリット3を通過
する電子線量は、従来例に比べれば改善されて実用上は
問題ないが、中央部に比較すればやや少なくなってい
る。従って、理想的には帯状の陽極104の長手方向にお
ける輝度むらには、さらに改善の余地がある。
そこで次に、第1実施例よりさらに改善した本発明の第
2実施例を第3図,第4図及び第6図によって説明す
る。この実施例は、両制御電極の形状をさらに改善し
て、帯状の陽極104の発光状態を第1実施例よりもさら
に均一化したものである。
第3図に示すように、本実施例における第1制御電極
は、端縁9aがスリット8と平行なダミーグリッド部9を
第1制御電極10の端部に一体に設け、該ダミーグリッド
部9にはスリット8と同形のダミースリット11を同ピッ
チで2つ形成した。従って第1制御電極10の最も端にあ
るスリット8は、両側にスリット8,8を有する中央部の
スリット8と同じように、その両側にスリット8とダミ
ースリット11を有している。即ち、中央部と端部のスリ
ット8の構造は同一であるので、電界状態もほぼ同じに
なる。これによって、各スリット8を通過する電子の量
はどこでもほぼ同じになり、第6図に示すように帯状の
陽極104の発光状態を第1実施例に比べてより均一にす
ることができる。
又、第4図に示すように、本実施例においては、第2制
御電極12の端部に各グリッド板13とは異形でスリット14
のないダミーグリッド板15が設けてある。このダミーグ
リッド板15は、陽極104の長手方向にある程度の長さを
有しており、第1実施例のダミーグリッド板7に比べる
と面積が大である。このダミーグリッド板15は、陽極10
4の端部を遮蔽し、蛍光体層103の不要な発光を前記ダミ
ースリット11から見えないようにしている。ここで、大
面積のダミーグリッド板15の影響によって、端部のグリ
ッド板13と中央のグリッド板13では電界状態が異なって
くることが考えられるが、電子は前記第1制御電極10に
よって収束・加速され、第1制御電極10に近い第2制御
電極12のスリット14に相当の速度で入射してくるので、
このダミーグリッド板15による電界の乱れは電子に大き
な影響を与えることはない。
本実施例では、幅広の板状に形成されたダミーグリッド
板15によって陽極104の端部を覆い、不用な発光を遮蔽
したが、第1実施例と同じように、外形は他のグリッド
板13と同じでスリット14のないダミーグリッド板を設
け、陽極104の端部は絶縁層で遮蔽してもよい。また、
第1制御電極10のダミー板部9にはダミースリット11を
2つ設けたが、これは1つ以上あればよい。
[発明の効果] 本発明によれば、少くとも2つの制御電極を有する蛍光
プリンタヘッドにおいて、陰極側の第1制御電極の端部
にダミーグリッド部を連続して設け、陽極側の第2制御
電極の端部にダミーグリッド板を設けたので、陽極の長
手方向に関する制御電極付近での電界状態が均一にな
り、陽極の端部での輝度低下が解消されて光源としての
輝度のばらつきがなくなった。また、陽極の端部におけ
る不要部分の遮蔽を制御電極によって容易に行なえるこ
とから、陽極の端部における蛍光体の配設パターンを単
純にすることができ、蛍光体の被着をより簡単に行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の第1制御電極の部分平面図、第2
図は同実施例の第2制御電極の部分平面図、第3図は第
2実施例の第1制御電極の部分平面図、第4図は同実施
例の第2制御電極の部分平面図、第5図は第1実施例の
効果を示すグラフ、第6図は第2実施例の効果を示すグ
ラフ、第7図は従来の蛍光プリンタヘッドにおける輝度
不均一の問題点を示すグラフ、第8図は従来の蛍光プリ
ンタヘッドを一例として示す中央部分を省略した一部切
欠き正面図である。 101……基板、102……陽極導体、 103……蛍光体層、104……陽極、 200……線状陰極、1,10……第1制御電極、 4,12……第2制御電極、 2,9……ダミーグリッド部、 3,8……第1制御電極のスリット、 5,13……グリッド板、 6,14……第2制御電極のスリット、 7,15……ダミーグリッド板、 11……ダミースリット。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の長手方向に形成した複数本の帯状陽
    極導体にそれぞれ蛍光体を被着してなる複数本の陽極
    と、それぞれスリットが形成された複数のグリッド板を
    前記陽極の上方に並列させて構成した第2制御電極と、
    前記第2制御電極の上方に設けられた複数のスリットを
    有する一対の板材からなる第1制御電極と、前記第1制
    御電極の上方に配設された線状陰極とを高真空雰囲気と
    された外囲器の内部に有する蛍光プリンタヘッドにおい
    て、前記第2制御電極の端部にダミーグリッド板を設
    け、前記第1制御電極の端部にダミーグリッド部を連続
    して設けたことを特徴とする蛍光プリンタヘッド。
  2. 【請求項2】第1制御電極のスリットと同形のダミース
    リットを前記ダミーグリッド部に設けた請求項1記載の
    蛍光プリンタヘッド。
  3. 【請求項3】複数本の陽極の端部を覆うスリットのない
    板状のダミーグリッド板を前記第2制御電極の端部に設
    けた請求項1又は請求項2記載の蛍光プリンタヘッド。
JP26412388A 1988-10-21 1988-10-21 蛍光プリンタヘッド Expired - Lifetime JPH078580B2 (ja)

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