JPH0569588A - 蛍光プリンタ用光源 - Google Patents
蛍光プリンタ用光源Info
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- JPH0569588A JPH0569588A JP25873291A JP25873291A JPH0569588A JP H0569588 A JPH0569588 A JP H0569588A JP 25873291 A JP25873291 A JP 25873291A JP 25873291 A JP25873291 A JP 25873291A JP H0569588 A JPH0569588 A JP H0569588A
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- control electrode
- light source
- conductor
- anodes
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- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/435—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
- B41J2/44—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using single radiation source per colour, e.g. lighting beams or shutter arrangements
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- B41J2/435—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/08—Electrodes intimately associated with a screen on or from which an image or pattern is formed, picked-up, converted or stored, e.g. backing-plates for storage tubes or collecting secondary electrons
- H01J29/085—Anode plates, e.g. for screens of flat panel displays
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J31/00—Cathode ray tubes; Electron beam tubes
- H01J31/08—Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
- H01J31/10—Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes
- H01J31/12—Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen
- H01J31/15—Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen with ray or beam selectively directed to luminescent anode segments
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子のチャージや対向する制御電極による電
界の悪影響がなく、電極パターンの精度が高い蛍光プリ
ンタ用光源を提供する。 【構成】 ガラス基板1上において、陽極7は主走査方
向に並んで陽極列を構成している。陽極列は副走査方向
に二本並んでいる。二本の陽極列は互いに千鳥状に配置
されている。二本の陽極列間において、千鳥状の配置で
隣接する陽極7,7の陽極導体2,2はそれぞれ配線導
体3aで接続されている。各陽極列は、それぞれ電気的
に独立した制御電極4a,4bによって囲まれている。
両制御電極4a,4bは、両陽極列の中間位置で対向し
ている。絶縁層がないので電子チャージの悪影響がな
い。各陽極列は、対向する陽極列の制御電極の影響を受
けにくい。
界の悪影響がなく、電極パターンの精度が高い蛍光プリ
ンタ用光源を提供する。 【構成】 ガラス基板1上において、陽極7は主走査方
向に並んで陽極列を構成している。陽極列は副走査方向
に二本並んでいる。二本の陽極列は互いに千鳥状に配置
されている。二本の陽極列間において、千鳥状の配置で
隣接する陽極7,7の陽極導体2,2はそれぞれ配線導
体3aで接続されている。各陽極列は、それぞれ電気的
に独立した制御電極4a,4bによって囲まれている。
両制御電極4a,4bは、両陽極列の中間位置で対向し
ている。絶縁層がないので電子チャージの悪影響がな
い。各陽極列は、対向する陽極列の制御電極の影響を受
けにくい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光プリンタの光源とし
て有用な蛍光プリンタ用光源に関するものである。
て有用な蛍光プリンタ用光源に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に光プリンタは、帯電した感光ドラ
ム等のような記録媒体の表面にドット状の光を照射して
文字・図形等の潜像を形成し、これを現像して記録紙上
に転写する構成となっている。このような光プリンタの
光源としては、蛍光表示管の原理を応用した蛍光プリン
タ用光源が知られており、例えば特開昭60−2004
43号公報にその一例が開示されている。
ム等のような記録媒体の表面にドット状の光を照射して
文字・図形等の潜像を形成し、これを現像して記録紙上
に転写する構成となっている。このような光プリンタの
光源としては、蛍光表示管の原理を応用した蛍光プリン
タ用光源が知られており、例えば特開昭60−2004
43号公報にその一例が開示されている。
【0003】前記公報に記載されている光書込デバイス
によれば、陽極導体と蛍光体層からなるドット状の陽極
が基板上に多数設けられている。これらドット状の陽極
は、主走査方向(感光ドラムの回転軸方向)に沿って、
所定間隔で配設されて陽極列を構成している。この陽極
列は副走査方向(感光ドラムの移動方向、即ち主走査方
向と直交する方向)に沿って二列に並んでいる。各陽極
列の各陽極は主走査方向については互いに異なる位置に
ある。即ち、各陽極列間で隣り合う各陽極は千鳥状の配
置となっており、これら各一対の陽極は陽極導体と同幅
の配線導体でそれぞれ一体とされている。
によれば、陽極導体と蛍光体層からなるドット状の陽極
が基板上に多数設けられている。これらドット状の陽極
は、主走査方向(感光ドラムの回転軸方向)に沿って、
所定間隔で配設されて陽極列を構成している。この陽極
列は副走査方向(感光ドラムの移動方向、即ち主走査方
向と直交する方向)に沿って二列に並んでいる。各陽極
列の各陽極は主走査方向については互いに異なる位置に
ある。即ち、各陽極列間で隣り合う各陽極は千鳥状の配
置となっており、これら各一対の陽極は陽極導体と同幅
の配線導体でそれぞれ一体とされている。
【0004】主走査方向に沿って、各陽極列の両外側及
び内側には絶縁体ペーストが厚膜印刷法で被着されて3
列の絶縁層が形成されている。この絶縁層上には、各陽
極列ごとにメッシュ状金属からなる制御電極が設けられ
ている。これら制御電極の上方には線状陰極が設けられ
ている。
び内側には絶縁体ペーストが厚膜印刷法で被着されて3
列の絶縁層が形成されている。この絶縁層上には、各陽
極列ごとにメッシュ状金属からなる制御電極が設けられ
ている。これら制御電極の上方には線状陰極が設けられ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した構成の光書込
デバイスによれば次のような問題点があった。 (1)制御電極の下層に絶縁層があるので、その表面に
電子がチャージして陽極の近傍にマイナス電界を形成す
ると、このマイナス電界の影響によって字欠け現象が生
じてしまう。
デバイスによれば次のような問題点があった。 (1)制御電極の下層に絶縁層があるので、その表面に
電子がチャージして陽極の近傍にマイナス電界を形成す
ると、このマイナス電界の影響によって字欠け現象が生
じてしまう。
【0006】(2)前記絶縁層は厚膜なので高精度のパ
ターンが形成できない。従って、例えば1mm以下の寸
法しかとれない陽極列間に絶縁層を形成することは実際
には非常に困難である。
ターンが形成できない。従って、例えば1mm以下の寸
法しかとれない陽極列間に絶縁層を形成することは実際
には非常に困難である。
【0007】(3)さらに、2列の陽極列の間に厚膜に
よる絶縁層を形成することも困難である上、その表面に
2本のメッシュ状の制御電極を電気的に導通しないよう
に配置することも非常に困難である。 以上(1)〜(3)に述べたような問題点のため、前述
したような構成の光書込デバイスは実用化されていない
のが現状である。
よる絶縁層を形成することも困難である上、その表面に
2本のメッシュ状の制御電極を電気的に導通しないよう
に配置することも非常に困難である。 以上(1)〜(3)に述べたような問題点のため、前述
したような構成の光書込デバイスは実用化されていない
のが現状である。
【0008】本発明は、電子のチャージや対向する制御
電極による電界の悪影響がなく、電極パターンの精度が
高い蛍光プリンタ用光源を提供することを目的としてい
る。
電極による電界の悪影響がなく、電極パターンの精度が
高い蛍光プリンタ用光源を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の蛍光プリンタ用
光源は、陽極導体と蛍光体層からなるドット状の陽極を
主走査方向に沿って所定間隔で配設した陽極列が副走査
方向に沿って基板上で二列に並んでおり、前記各陽極列
の各陽極は主走査方向について互いに異なる位置にあ
り、各陽極列間で千鳥状の配置とされるとともに、前記
基板上に制御電極が設けられた蛍光プリンタ用光源にお
いて、前記陽極導体と配線導体と制御電極が金属薄膜に
よって基板上に形成され、前記各制御電極は前記二列の
陽極列の中間位置まで延設されていることを特徴として
いる。
光源は、陽極導体と蛍光体層からなるドット状の陽極を
主走査方向に沿って所定間隔で配設した陽極列が副走査
方向に沿って基板上で二列に並んでおり、前記各陽極列
の各陽極は主走査方向について互いに異なる位置にあ
り、各陽極列間で千鳥状の配置とされるとともに、前記
基板上に制御電極が設けられた蛍光プリンタ用光源にお
いて、前記陽極導体と配線導体と制御電極が金属薄膜に
よって基板上に形成され、前記各制御電極は前記二列の
陽極列の中間位置まで延設されていることを特徴として
いる。
【0010】
【作用】陽極導体と配線導体と制御電極は基板上に形成
された金属薄膜からなるので、基板上には電子がチャー
ジするような絶縁層がない。また各陽極列は各々の制御
電極に囲まれているので、他方の制御電極の電界の影響
を受けにくい。
された金属薄膜からなるので、基板上には電子がチャー
ジするような絶縁層がない。また各陽極列は各々の制御
電極に囲まれているので、他方の制御電極の電界の影響
を受けにくい。
【0011】
【実施例】第1実施例は、ダイナミック駆動用の蛍光プ
リンタ用光源の例である。本実施例の蛍光プリンタ用光
源のガラス基板1には、Al薄膜がスパッタリング法で
全面に被着され、図1に示すようにフォトリソグラフィ
法によって陽極導体2と配線導体3と制御電極4が同一
平面上にパターン形成されている。
リンタ用光源の例である。本実施例の蛍光プリンタ用光
源のガラス基板1には、Al薄膜がスパッタリング法で
全面に被着され、図1に示すようにフォトリソグラフィ
法によって陽極導体2と配線導体3と制御電極4が同一
平面上にパターン形成されている。
【0012】陽極導体2は正方形の開口部5を有する枠
状である。各陽極導体2には蛍光体層6が枠にかかるよ
うに被着され、複数のドット状の陽極7が形成されてい
る。これらの陽極7は主走査方向に沿って所定間隔で並
んで陽極列を構成している。陽極列は、副走査方向につ
いて二列に並んでいる。各陽極列の各陽極導体2は主走
査方向について互いにずれた位置にあって千鳥状の配置
とされている。
状である。各陽極導体2には蛍光体層6が枠にかかるよ
うに被着され、複数のドット状の陽極7が形成されてい
る。これらの陽極7は主走査方向に沿って所定間隔で並
んで陽極列を構成している。陽極列は、副走査方向につ
いて二列に並んでいる。各陽極列の各陽極導体2は主走
査方向について互いにずれた位置にあって千鳥状の配置
とされている。
【0013】本実施例は、蛍光体層6の発光を陽極導体
2の開口部5及びガラス基板1を通して観察するタイプ
であり、発光形状は陽極導体2の開口部5のパターンで
規定される。このため、蛍光体層6は前記開口部5より
も大きく、陽極導体2の外形よりも小さくすればよいの
で、蛍光体を被着させる際の寸法精度は多少低くても問
題が生じず、製造上有利である。また、発光パターンの
形状がフォトリソの精度で決まるので、発光ドット形状
が同一となるように高い精度で製造できる。従って、多
数のドット状の陽極7の発光強度が均一となるように製
造することができる。
2の開口部5及びガラス基板1を通して観察するタイプ
であり、発光形状は陽極導体2の開口部5のパターンで
規定される。このため、蛍光体層6は前記開口部5より
も大きく、陽極導体2の外形よりも小さくすればよいの
で、蛍光体を被着させる際の寸法精度は多少低くても問
題が生じず、製造上有利である。また、発光パターンの
形状がフォトリソの精度で決まるので、発光ドット形状
が同一となるように高い精度で製造できる。従って、多
数のドット状の陽極7の発光強度が均一となるように製
造することができる。
【0014】各陽極列間で千鳥に隣接している陽極導体
2の各対は、階段状に曲折したパターンの配線導体3a
によって接続されている。また、一方の陽極列の各陽極
導体2には、直線状の配線導体3bを介して正方形状の
端子部8がそれぞれ接続されている。各端子部8はそれ
ぞれドライバICの端子9にボンディングワイヤ10を
介して接続されている。また、他方の陽極列の各陽極導
体2には、直線状の短い配線導体3cがそれぞれ接続さ
れており、前記一方の陽極列の近傍に近似した電界条件
がつくられるようになっている。
2の各対は、階段状に曲折したパターンの配線導体3a
によって接続されている。また、一方の陽極列の各陽極
導体2には、直線状の配線導体3bを介して正方形状の
端子部8がそれぞれ接続されている。各端子部8はそれ
ぞれドライバICの端子9にボンディングワイヤ10を
介して接続されている。また、他方の陽極列の各陽極導
体2には、直線状の短い配線導体3cがそれぞれ接続さ
れており、前記一方の陽極列の近傍に近似した電界条件
がつくられるようになっている。
【0015】制御電極4は、ガラス基板1上に前記陽極
導体2と同様に平面的に被着形成されており、各陽極列
ごとに設けられている。一方の制御電極4aは、所定寸
法の隙間をおいて陽極列と配線導体3a,3bを囲んで
いる。他方の制御電極4bは、所定寸法の隙間をおいて
陽極列と配線導体3a,3cを囲んでいる。そして、両
制御電極4a,4bは、両陽極列の間で所定の間隔をお
いて対向している。
導体2と同様に平面的に被着形成されており、各陽極列
ごとに設けられている。一方の制御電極4aは、所定寸
法の隙間をおいて陽極列と配線導体3a,3bを囲んで
いる。他方の制御電極4bは、所定寸法の隙間をおいて
陽極列と配線導体3a,3cを囲んでいる。そして、両
制御電極4a,4bは、両陽極列の間で所定の間隔をお
いて対向している。
【0016】前記制御電極4と、各陽極7及び配線導体
3との間隔は、本実施例では50μm以下とされてい
る。従来の構造ではこのような微少な寸法は実現できな
いが、本実施例は薄膜からなる平面状の電極構造を採用
しているので、フォトリソの手段によってこのような高
精細な寸法精度を達成できる。
3との間隔は、本実施例では50μm以下とされてい
る。従来の構造ではこのような微少な寸法は実現できな
いが、本実施例は薄膜からなる平面状の電極構造を採用
しているので、フォトリソの手段によってこのような高
精細な寸法精度を達成できる。
【0017】上記のように構成されたガラス基板1の上
方に線状陰極を張設する。ガラス基板1は内部を高真空
雰囲気とされた外囲器の一部を構成しており、前述した
各種電極等は外囲器内に収納される。
方に線状陰極を張設する。ガラス基板1は内部を高真空
雰囲気とされた外囲器の一部を構成しており、前述した
各種電極等は外囲器内に収納される。
【0018】以上の構成において、線状陰極に陰極電圧
を印加して電子を放出させる。二つの制御電極4a,4
bには交互にグリッド電圧を印加する。このグリッド電
圧に同期して陽極7に表示信号を与え、所望の陽極7を
発光させる。なお、グリッド電圧が印加されない方の制
御電極4a又は4bには0又はマイナスの電圧を与え、
陰極からの電子を遮蔽して陽極7が不要に発光しないよ
うにする。
を印加して電子を放出させる。二つの制御電極4a,4
bには交互にグリッド電圧を印加する。このグリッド電
圧に同期して陽極7に表示信号を与え、所望の陽極7を
発光させる。なお、グリッド電圧が印加されない方の制
御電極4a又は4bには0又はマイナスの電圧を与え、
陰極からの電子を遮蔽して陽極7が不要に発光しないよ
うにする。
【0019】本実施例によれば、電極が平面構造で立体
的な絶縁層がないので電子のチャージによる電界の悪影
響がない。また、各制御電極4が各陽極列等をそれぞれ
囲むように形成されているので、一方の陽極列等による
電界が他方の陽極列に悪影響を与えることがない。この
ため、本実施例の蛍光プリンタ用光源によればもれ発光
や字欠け等の現象が発生しにくい。
的な絶縁層がないので電子のチャージによる電界の悪影
響がない。また、各制御電極4が各陽極列等をそれぞれ
囲むように形成されているので、一方の陽極列等による
電界が他方の陽極列に悪影響を与えることがない。この
ため、本実施例の蛍光プリンタ用光源によればもれ発光
や字欠け等の現象が発生しにくい。
【0020】前述した一実施例では陽極導体2に開口部
5を設けたが、陽極導体を所定のベタ形状に形成してそ
の表面に蛍光体を被着してもよい。その場合には、ガラ
ス基板と対面する前面板を介して蛍光体層の発光を観察
する構成となる。
5を設けたが、陽極導体を所定のベタ形状に形成してそ
の表面に蛍光体を被着してもよい。その場合には、ガラ
ス基板と対面する前面板を介して蛍光体層の発光を観察
する構成となる。
【0021】次に、本発明の第2実施例を説明する。本
実施例は、スタティック駆動用の蛍光プリンタ用光源の
例である。図2は、陽極基板の要部の平面図である。ガ
ラス基板11には、アルミニウム薄膜がスパッタリング
法で全面に被着され、その後にフォトリソグラフィ法に
よって、千鳥状に並列した陽極導体12と、各陽極導体
12からガラス基板11の外方に延設された配線導体1
3と、前記陽極導体12を囲むように連続して設けられ
た制御電極14とが、同一平面上にパターン形成されて
いる。そして陽極導体12には蛍光体層16が被着され
ており、ドット状の陽極17が構成されている。
実施例は、スタティック駆動用の蛍光プリンタ用光源の
例である。図2は、陽極基板の要部の平面図である。ガ
ラス基板11には、アルミニウム薄膜がスパッタリング
法で全面に被着され、その後にフォトリソグラフィ法に
よって、千鳥状に並列した陽極導体12と、各陽極導体
12からガラス基板11の外方に延設された配線導体1
3と、前記陽極導体12を囲むように連続して設けられ
た制御電極14とが、同一平面上にパターン形成されて
いる。そして陽極導体12には蛍光体層16が被着され
ており、ドット状の陽極17が構成されている。
【0022】本実施例のプリンタ用光源は発光をガラス
基板11を通して感光ドラムに照射する前面発光形であ
り、前記陽極導体12は第1実施例のように枠状に形成
されて開口部15を有している。但し、前面ガラスを通
して光を照射するタイプの場合には、陽極導体は正方形
・長方形・円形等の形状でベタに形成して開口部を設け
なくてもよい。
基板11を通して感光ドラムに照射する前面発光形であ
り、前記陽極導体12は第1実施例のように枠状に形成
されて開口部15を有している。但し、前面ガラスを通
して光を照射するタイプの場合には、陽極導体は正方形
・長方形・円形等の形状でベタに形成して開口部を設け
なくてもよい。
【0023】本実施例の陽極列は、第1実施例と同様に
千鳥状の配置となっている。又、配線導体13は、スタ
ティック駆動であるから、各陽極導体12に接続するよ
うに構成されている。
千鳥状の配置となっている。又、配線導体13は、スタ
ティック駆動であるから、各陽極導体12に接続するよ
うに構成されている。
【0024】制御電極14は、図2に示すように、前記
陽極導体12と配線導体13を囲むように連続して形成
されている。そして、常にプラスの電圧が印加されるよ
うになっている。
陽極導体12と配線導体13を囲むように連続して形成
されている。そして、常にプラスの電圧が印加されるよ
うになっている。
【0025】配線導体13の端部は、基板11上に設け
たアノードドライバIC18に接続されている。そして
個々の陽極には表示信号が印加されるように構成されて
いる。
たアノードドライバIC18に接続されている。そして
個々の陽極には表示信号が印加されるように構成されて
いる。
【0026】以上のように構成されたガラス基板11の
上方に線状陰極を張設する。線状陰極は一本でも複数本
でもよい。このガラス基板11の上に前面容器部を設け
て箱形の外囲器を形成し、外囲器内を高真空状態に排気
する。
上方に線状陰極を張設する。線状陰極は一本でも複数本
でもよい。このガラス基板11の上に前面容器部を設け
て箱形の外囲器を形成し、外囲器内を高真空状態に排気
する。
【0027】以上の構成において、線状陰極に陰極電圧
を印加して電子を放出させ、制御電極には常に正のグリ
ッド電圧を印加する。そして、選択すべき陽極にはプラ
スのアノード電圧を印加して発光させる。又、発光させ
たくない陽極にはマイナスのカットオフ電圧を印加して
電子の射突を妨げる。ここで、このマイナスの電界の周
囲には、プラスの電圧を印加された制御電極によるプラ
スの電界があるので、隣接セグメントによるマイナス電
界は打ち消されて発光セグメントに影響を及ぼすことが
ない。
を印加して電子を放出させ、制御電極には常に正のグリ
ッド電圧を印加する。そして、選択すべき陽極にはプラ
スのアノード電圧を印加して発光させる。又、発光させ
たくない陽極にはマイナスのカットオフ電圧を印加して
電子の射突を妨げる。ここで、このマイナスの電界の周
囲には、プラスの電圧を印加された制御電極によるプラ
スの電界があるので、隣接セグメントによるマイナス電
界は打ち消されて発光セグメントに影響を及ぼすことが
ない。
【0028】従って、本実施例によれば、隣接している
発光させない陽極のマイナス電界による悪影響が防止で
きる。このため、本実施例の蛍光プリンタ用光源によれ
ば、字欠け現象が発生しにくいという効果がある。
発光させない陽極のマイナス電界による悪影響が防止で
きる。このため、本実施例の蛍光プリンタ用光源によれ
ば、字欠け現象が発生しにくいという効果がある。
【0029】
【発明の効果】本発明の蛍光プリンタ用光源によれば、
二列の陽極列を千鳥状に配置した蛍光プリンタ用光源に
おいて、陽極導体と配線導体と制御電極を金属薄膜で形
成し、各制御電極が各陽極列の中間位置まで延設される
構成としたので、次のような効果が得られる。
二列の陽極列を千鳥状に配置した蛍光プリンタ用光源に
おいて、陽極導体と配線導体と制御電極を金属薄膜で形
成し、各制御電極が各陽極列の中間位置まで延設される
構成としたので、次のような効果が得られる。
【0030】(1)陽極の近傍に絶縁層がないので電子
のチャージがなくなり、電子のチャージによるもれ発光
や字欠け等の悪影響がなくなる。
のチャージがなくなり、電子のチャージによるもれ発光
や字欠け等の悪影響がなくなる。
【0031】(2)電極や配線がフォトリソグラフィ法
を用いて金属薄膜で形成できるので、精度のよいパター
ンを形成でき、高精細化が容易である。
を用いて金属薄膜で形成できるので、精度のよいパター
ンを形成でき、高精細化が容易である。
【0032】(3)各陽極列を各制御電極で囲むように
構成できるので、対向する制御電極の電界の悪影響を互
いに防止することができる。
構成できるので、対向する制御電極の電界の悪影響を互
いに防止することができる。
【図1】第1実施例におけるガラス基板の拡大平面図で
ある。
ある。
【図2】第2実施例におけるガラス基板の拡大平面図で
ある。
ある。
1,11 ガラス基板 2,12 陽極導体 3,13 配線導体 4,14 制御電極 6,16 蛍光体層 7,17 陽極
Claims (3)
- 【請求項1】 陽極導体と蛍光体層からなるドット状の
陽極を主走査方向に沿って所定間隔で配設した陽極列が
副走査方向に沿って基板上で二列に並んでおり、前記各
陽極列の各陽極は主走査方向について互いに異なる位置
にあり、各陽極列間で千鳥状の配置とされるとともに、
前記基板上に制御電極が設けられた蛍光プリンタ用光源
において、前記陽極導体と配線導体と制御電極が金属薄
膜によって基板上に形成され、前記各制御電極は前記二
列の陽極列の中間位置まで延設されていることを特徴と
する蛍光プリンタ用光源。 - 【請求項2】 前記基板が透光性を有するとともに前記
陽極導体が開口部を有する枠状であり、前記蛍光体層の
発光が前記陽極導体の開口部の形状に規制されて前記基
板を通して観察される請求項1記載の蛍光プリンタ用光
源。 - 【請求項3】 前記配線導体が陽極導体の幅よりも細
く、隣接する各一対の陽極が共通の配線導体でそれぞれ
接続されると共に、前記制御電極が陽極列ごとに独立し
て設けられ、各制御電極が前記陽極を囲むように形成さ
れた請求項1記載の蛍光プリンタ用光源。
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