JPH0785779A - 電界放出素子アレイの製造方法 - Google Patents

電界放出素子アレイの製造方法

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JPH0785779A
JPH0785779A JP25091793A JP25091793A JPH0785779A JP H0785779 A JPH0785779 A JP H0785779A JP 25091793 A JP25091793 A JP 25091793A JP 25091793 A JP25091793 A JP 25091793A JP H0785779 A JPH0785779 A JP H0785779A
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茂生 伊藤
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和佳 大津
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昌照 谷口
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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2201/00Electrodes common to discharge tubes
    • H01J2201/30Cold cathodes
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  • Cold Cathode And The Manufacture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電界放出カソードアレイの製造方法を提供す
る。 【構成】 少なくともガラス基板100、薄膜導体層1
01、抵抗層102、絶縁層103、ゲート電極層10
4を積層した基板の上面をフォトレジストを塗布して、
フォトリソグラフィーによりレジストをパターニングし
て、レジスト島120を残す。次に、この上から剥離層
(Ni)121、RIE用のマスク層(Al)122を
蒸着した後、レジスト層111をレジスト剥離液に浸す
ことにより除去して、開口部123を形成する。開口部
123から異方性エッチングによって絶縁層及びゲート
電極層と異方性エッチングし、その後わずかにBHFに
よって等方性エッチングすることによってホール124
を形成する。次に、エミッタ材料を蒸着することによっ
てコーン状のエミッタ115を抵抗層の上面に形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコールドカソードとして
知られている電界放出カソードに係るものであり、特に
所定の大きさの基板上に多数の電界放出素子アレイを形
成する際に有用な製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金属または半導体表面の印加電界を10
9 [V/m]程度にすると、トンネル効果により電子が
障壁を通過して、常温でも真空中に電子放出が行われる
ようになる。これを電界放出(Field Emission)と呼
び、このような原理で電子を放出するカソードを電界放
出カソード(Field Emission Cathode)(以下、FEC
という)と呼んでいる。近年、半導体加工技術を駆使し
て、ミクロンサイズの電界放出カソードからなる面放出
型の電界放出カソードを作製することが可能となってお
り、電界放出カソードを基板上に多数個形成したもの
は、その各エミッタから放出された電子を蛍光面に照射
することによってフラットな表示装置や各種の電子装置
を構成する素子として期待されている。
【0003】このような電界放出素子の製造方法の1つ
はスピントの開発した回転斜め蒸着方法(米国特許37
89471号明細書)であり、他の方法としてはシリコ
ン単結晶板の選択エッチング法に基づくものがある。前
者は陰極チップ材料をほぼ自由に選択できるという特徴
があり、後者は現在の半導体微細加工がそのまま適用で
きるという特徴を有する。
【0004】以下、スピント(SPINDT)法に対応するF
ECの製造方法(特開平1−154426号公報)を図
2を参照して説明する。まず、図2(a)に示すよう
に、ガラス等の基板100の上にカソード電極となる薄
膜導体層101が蒸着により形成されており、さらにそ
の上に不純物をドープしたSiを成膜して抵抗層102
を形成し、さらにSiO2 によって絶縁層103が形成
されている。そして、その上にゲート電極層104とな
るNbが蒸着される。上記の積層基板は最表面であるゲ
ート電極層104上にフォトレジスト層111を塗布し
た後、マスク112をかけてフォトリソグラフィー法に
てレジストのパターニングを行う。その結果、同図
(b)に示されているように、フォトレジスト層111
に開口パターンが形成される。この開口の直径は約1μ
mである。
【0005】次に、SF6 等のガスを用いて、レジスト
が塗布されている方向から反応性イオンエッチング(R
IE)にて異方向エッチングすることにより、ゲート電
極層104にレジストパターンと同様な開口を作製す
る。次に、この積層基板をバッファード弗酸(BHF)
等のエッチング液に浸し、、絶縁層103の部分を等方
性エッチングすることにより、ホール114を形成する
(C)。そして、同図(f)に示されているように、積
層基板P全体を軸Qで支持し、この軸Qを回転させなが
ら下方から剥離層105であるAlの斜め蒸着を行う。
このように斜め蒸着を行うと、Alはホール114の中
には蒸着されずに、ゲート電極層104の表面にのみ選
択的に剥離層105を作製することができる。
【0006】次に、このような基板のホール114側に
エミッタ材料であるMoを正蒸着によって堆積させる
と、同図(d)に示すように蒸着したMoがホール11
4底辺にも蒸着堆積すると同時に、剥離層105の上に
エミッタ材料層106が堆積する。そして、この剥離層
105の上に堆積するMoによって開口部が閉鎖される
と同時に、抵抗層102の上にコーン状のエミッタ11
5が形成される。この後、剥離層の溶解液であるリン酸
中に基板を浸すことにより、ゲート電極層104上の剥
離層、及びエミッタ材料層106を除去する。その結
果、同図(e)に示すような形状のFECが得られる。
【0007】この図に示すように、スピント法で作製し
たFECはコーン状のエミッタ115とゲート電極層1
04との距離をサブミクロンとすることができるため、
エミッタ115とゲート電極層104間に僅か数十ボル
トの電圧を印加することにより、エミッタ115から電
子を放出させることができるようになる。したがって、
図3に示すように、上記のFECがアレイ状に多数個形
成されている基板の上方に蛍光材料が付着されているア
ノード基板116を配置し、電圧VGF、VA を印加する
と放出された電子によって蛍光材を発光させることがで
き、表示装置とすることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うな電界放出カソード素子の構造は、例えば1枚の表示
板に対して1マイクロ間隔で数千万個のコーン状エミッ
タを形成する必要があるが、剥離層を形成するために図
2(f)に示すたように蒸着用の加熱槽Kに対して上記
したような積層基板Pを斜め方向に配置し、この積層基
板Pを回転しながらAlあるいはNiを蒸着し、剥離層
を形成している。しかし、この斜め蒸着は基板と加熱槽
の間の距離が基板の各部で異なるため、均一な厚みの蒸
着を行うことが極めて困難であり、膜厚、膜質、剥離層
の張り出し等が基板の中央部と端で異なったものにな
る。したがって、その後Mo等を蒸着してコーン状のエ
ミッタを形成する際に、各エミッタの形状、大きさが不
均一となり、例えば表示装置に適応する際に、表示ムラ
が発生するという問題が生じる。
【0009】また、斜め蒸着は正蒸着に比較して付着力
が弱くなり、エミッタを形成する蒸着途中でエミッタ層
内部の応力によって剥離層からの剥離が発生し、正常な
エミッタの形成を阻害するという問題が生じる。また、
上記方法はウエットエッチングによって絶縁層にエミッ
タを形成する空間部を作製しているが、このウエットエ
ッチングによって、ゲート電極層の張り出しが大きくな
るという問題がある。特に、3極管構造のFECを上記
したような製造方法によって製造すると、図2(g)に
示すように従来のゲート電極層104の上にもう1つ絶
縁層107を設け、その上に第2のゲート電極108を
積層して前記した製造工程によってコーン状のエミッタ
115を形成することになるが、この場合は絶縁層10
3に到るまでの時間が長くなるため、絶縁層およびゲー
ト電極をエッチングしてホール114を形成するウエッ
トエッチングの時間が長くなる。すると、このエッチン
グによってホール114の横方向のエッチングも広くな
り、特に第2のゲート電極108の張り出し(t)が長
くなる。
【0010】ところで、この第2のゲート電極108は
エミッタから引き出された電子を集束させるための役割
があり、エミッタ電極に近い電圧が印加されるが、この
張り出しが長くなると第2のゲート電極108と第1の
ゲート電極104間の電位差による静電吸引力によって
第2のゲート電極108がエミッタ側に垂れ下がり、電
界放出特性を劣化させるばかりか、機械的にも第2のゲ
ート電極108の強度が低下し、僅かなショック(振
動)によって第2のゲート電極108の先端部が垂れ下
がり安定性の上で種々の問題が生じる恐れがある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記したよう
な問題点を解消するためになされたものであって、少な
くとも基板上にカソード層と、抵抗層、絶縁層、ゲート
電極層を順次成膜した積層基板に対して、上記積層基板
の表面にレジスト層を形成し、このレジスト層の表面を
モノクロベンゼンによって表面硬化処理した後、フォト
リソグラフィー法にて所定のマスクパターンを形成する
第1の工程と、このフォトリソグラフィー法により得ら
れたレジストパターンの上方より、剥離層とマスク層を
順次蒸着により成膜した後、レジスト剥離液の中に基板
を浸し、剥離層とマスク層の一部をレジスト層から除去
する第2の工程と、マスク層でマスクされていない絶縁
層部分を反応性イオンエッチング(RIE)により異方
性エッチングを行い、ホール形成する第3の工程と、上
記工程で形成されたホール内を等方性エッチングにより
僅かに広げ、ゲート電極のホール内への張り出しの作製
を行う第4の工程を備えている。その後に、上記基板の
表面にエミッタ電極材料を正蒸着して、上記ホール内に
コーン状のエミッタ電極を形成すると共に、上記剥離層
を除去して電界放出素子アレイを形成するようにしたも
のである。また、上記絶縁層とゲート電極層が2層構造
とされている場合は、上記した製造方法が特に有効にな
る。
【0012】
【作用】本発明は上記した製造法に見られるように、基
板最表面であるゲート層の上部にレジスト層を塗布した
後、モノクロロベンゼンにてレジスト表面を表面硬化処
理した後、フォトリソグラフィー法にてレジストのパタ
ーニングを行うので、残されたレジスト層の上部の側面
を鋭角にすることができる。したがって、この状態で剥
離層及びマスク層の蒸着を行うと、レジスト除去時にレ
ジスト上部に付着した蒸着膜が綺麗に除去され、FEC
の不良形成を防止することができる。また、本発明は上
記したように、従来から行われていた剥離層の斜め蒸着
をなくすと共に、剥離層の上面にAlなどからなるRI
E用のマスクを設けている。SF6 あるいはCHF3
どのガスで異方性エッチングをする場合、レジストマス
クを使用する場合に比べてAlマスクの方がRIE選択
比(ゲート、絶縁層のエッチングレート/RIEマスク
のエッチングレート)が十分に大きい。特に3極構造の
FECにおいて、コーン状のエミッタを設けるホールの
エッチングを正確に行うことができるようになり、その
結果、エミッタを蒸着する工程が正確に行われることに
なる。また、このような製造方法を3極構造のFECに
適応することによって、第2ゲート電極の張り出しを所
定の寸法となるように制御することが容易となる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明のFECの製造過程を3極構
造のカソードアレイに適応した時の説明図であって、符
号a,b,c,d・・・の順に積層基板が加工成形され
ている。すなわち、従来のFEC基板を形成する時と同
様に、ガラス基板100の上にNbなどの高融点金属材
料をスパッタリングすることによりカソードの薄膜導体
層101が設けられ、その上に不純物としてPやBをド
ープしたアモルファスSiなどの抵抗層102がCVD
などにより形成される。さらに、その上にSiO2 が約
1μm成膜され第1の絶縁層103を形成する。この第
1の絶縁層103の上には第1のゲート電極層104が
形成される。この第1のゲート電極層104はTi、C
r、Nb、Moの高融点金属等で形成されるが、本発明
の実施例ではNbがスパッタリングにより約0.4μ厚
さで成膜されている。そして、この第1のゲート電極層
104上に前記した第1の絶縁層103と同様に第2の
絶縁層107がSiO2 で形成され、さらに第2のゲー
ト電極層108が第1のゲート電極層104と同一のN
b材料で成膜される。
【0014】この積層基板はその表面にポジ型フォトレ
ジスト層111が設けられる。次いで、レジスト層をモ
ノクロロベンゼン溶液中に浸すことにより、レジストの
表面を硬化処理する。そして、フォトリソグラフィー法
により所定のマスクパターンを形成する。すなわち、エ
ミッタ電極が設けられる領域に光が照射されないように
形成されたフォトマスク112を基板上に設ける。前記
フォトマスク112を通してレジスト層111を紫外線
にて露光し、現像することにより、図1(b)に示すよ
うにレジスト層の一部120(レジスト島120とい
う)が残される。このレジスト島はモノクロロベンゼン
による表面硬化処理の効果で、島の側面上部が同図
(b)に示されているように鋭角θとなるテーパーがで
きる。したがって、次の工程でこの積層基板の表面に剥
離層を蒸着したときに段差をつけることができる。
【0015】すなわち、図1の(c)に示されているよ
うに、まずNiを蒸着によって成膜した剥離層121
と、さらにその上にAlからなるRIE用のマスク層1
22を成膜したときに、前記したレジスト島120の部
分と平坦面の部分で連続していない層とすることができ
る。したがって、この後の工程で上記レジスト島120
を専用の剥離液によって除去すると、レジスト島120
とその上面に付着している剥離層121およびRIE用
のマスク層122が、基板表面に成膜されている剥離層
121とRIE用のマスク層122より奇麗に分離さ
れ、同図(d)に示すように基板の表面にエミッタ電極
が形成される位置に穴123が形成される。
【0016】その後、SF6 ガスとCHF3 ガスを併用
するRIE法により、この穴123から異方性エッチン
グを行い、第2のゲート電極層108、第2の絶縁層1
07および第1のゲート電極層104、第1の絶縁層1
03を異方性エッチングして、ホール124を形成す
る。なお、このホール124の形成はRIE用のマスク
層122であるAlのRIE選択比(ゲート、絶縁層の
エッチングレート/RIEマスクのエッチングレート)
が十分に大きいため、Alがマスクとして作用し、ホー
ル124の形成が可能になる。このホール124の形成
において、異方性エッチングは抵抗層102の直前で停
止させることが困難であるから、抵抗層102の上に第
1の絶縁層103が約0.1μm程度残るところで終了
し、第1図(e)の状態にする。
【0017】次にバッファード弗酸(BHF)を使用
し、ホール124側面の第1の絶縁層103および第2
の絶縁層107をウエットエッチングする。そして、抵
抗層102が露出し、かつ第1のゲート電極層104お
よび第2のゲート電極層108が図(f)に示すよう
に、若干張り出した状態となるようにエッチングを行
う。また、AlはBHFに溶解する性質があるので、上
記の工程のときに同時にRIE用のマスク層(Al)1
22も溶解し、剥離層(Ni)121が上面へと露出す
る。この状態からは、従来のエミッタ電極形成法が適応
される。
【0018】すなわち、図2で説明したように、剥離層
121の上からMo等のエミッタ材料層106を堆積さ
せる。すると、このエミッタ材料はホール124の底面
に堆積し、抵抗層102上にコーン状のエミッタ115
が形成される。(g)この後、第2のゲート電極層10
8上の剥離層121及びエミッタ材料層106を陽極酸
化等の手法を用い、共に除去すると、同図(h)に示す
ように2層構造のFECが得られる。
【0019】以上の実施例は、2層構造の電界放出カソ
ードについて述べたが、図1の(a)に示した積層基板
において、第2の絶縁層107および第2のゲート電極
層108を形成しない状態で同様な工程をとると、図1
の(i)に示すように1層構造の電界放出カソードを構
成できることが容易に理解されよう。
【0020】
【発明も効果】以上説明したように、本発明の電界放出
素子アレイの製造方法は、エミッタ材料層を除去する剥
離層の形成で、従来から用いられていた斜め蒸着を用い
ず、基板の垂直方向から蒸着を行う正蒸着にて剥離層を
形成している。これにより、基板内で均一性の高い剥離
層を形成することができ、また剥離層の基板側に対する
付着力も大きくなり、エミッタ材料層の蒸着途中に蒸着
膜のもつ内部応力による剥離という不良の発生を防ぐこ
とができる。したがって、エミッタを形成するコーン状
の電極を大面積にわたって、より再現性、均一性よく、
正確に形成することが可能となるという利点がある。
【0021】本発明では、AlをRIE用のマスクとし
て用いている。AlのRIE選択比(ゲート、絶縁層の
エッチングレート/RIEマスクのエッチングレート)
はレジストにべ十分に大きい。特に、2層構造のFEC
において、コーン状のエミッタが納まるホールを形成す
る場合、この選択比の高さを利用して、第1絶縁層を僅
かに残す程度まで異方性エッチングをすることが可能と
なる。これは、ホールの形成をBHFによるウエットプ
ロセスのみを用いた場合に比較して、ゲート電極の張り
出しを最小限に抑えることができるので、ゲート電極が
ホール内へ垂れ下がったり、折れ曲がったりする事故を
防止することができ、電界放出素子アレイの作製時の歩
留を向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のFECアレイの製造方法を示す工程図
である。
【図2】従来のスピント型のFECの製造説明図である
【図3】FECアレイを使用した表示装置の説明図であ
る。
【符号の説明】
100 基板 101 薄膜導体層 102 抵抗層 103 第1の絶縁層 104 第1のゲート電極層 107 第2の絶縁層 108 第2のゲート電極層 121 剥離層(Ni) 122 RIE用のマスク層(Al)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大津 和佳 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株式 会社内 (72)発明者 谷口 昌照 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株式 会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、基板上にカソード層、抵抗
    層、絶縁層、ゲート電極層を順次成膜した積層基板に対
    して、 上記積層基板の表面にレジスト層を形成し、このレジス
    ト層の表面をモノクロロベンゼンによって表面硬化処理
    した後、フォトリソグラフィー法によりレジストを所定
    の形状にパターニングする第1の工程と、 このフォトリソグラフィー法により得られたレジストパ
    ターンの上方より剥離層とマスク層を順次蒸着法により
    成膜した後、レジスト剥離液の中に基板を侵し、レジス
    ト層上の剥離層とマスク層をレジスト層から除去する第
    2の工程と、 マスク層でマスクされていない絶縁層部分を反応性イオ
    ンエッチングにより異方性エッチングを行い、ホールを
    形成する第3の工程と、 上記、工程で形成されたホール内を等方向性エッチング
    により僅かに広げ、ゲート電極のホール内への張り出し
    の作製を行う第4の工程と、 その後、上記基板の表面にエミッタ電極材料を正蒸着し
    て、上記ホール内にコーン状のエミッタ電極を形成する
    と共に、上記剥離層を除去することを特徴とする電界放
    出素子アレイの製造方法。
  2. 【請求項2】上記絶縁層とゲート電極層が2層構造とさ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の電界放出素
    子アレイの製造方法。
  3. 【請求項3】上記第3の工程は下部の絶縁層を僅かに残
    した状態で終了させることを特徴とする請求項2に記載
    の電界放出素子アレイの製造方法。
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JP2940360B2 (ja) 1999-08-25

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