JPH0785602B2 - 車両駆動制御装置 - Google Patents
車両駆動制御装置Info
- Publication number
- JPH0785602B2 JPH0785602B2 JP61093134A JP9313486A JPH0785602B2 JP H0785602 B2 JPH0785602 B2 JP H0785602B2 JP 61093134 A JP61093134 A JP 61093134A JP 9313486 A JP9313486 A JP 9313486A JP H0785602 B2 JPH0785602 B2 JP H0785602B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- accelerator
- motor
- operation amount
- torque
- detecting means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Motor And Converter Starters (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は、アクセル操作子の検出操作量に応じ交流モー
タの発生トルクをインバータにより制御する車輛駆動制
御装置に関する。
タの発生トルクをインバータにより制御する車輛駆動制
御装置に関する。
《発明の背景》 この種の装置に関しては特願昭60−100426などの提案が
行なわれているが、従来より交流モータの発生トルクは
第2図の特性100で示されるようにアクセル操作子の操
作量に対応した値に制御されている。
行なわれているが、従来より交流モータの発生トルクは
第2図の特性100で示されるようにアクセル操作子の操
作量に対応した値に制御されている。
しかしながら、第2図の特性100から理解されるように
アクセル操作子が操作されていないときには交流モータ
でトルクが発生しないので、従来においては同図の特性
102で示されるようにそのときにトルクの発生している
内燃機関に比して始動応答性が劣り、このことは交流モ
ータが車両の走行駆動源として用いられた場合において
内燃機関に対する欠点とされていた。
アクセル操作子が操作されていないときには交流モータ
でトルクが発生しないので、従来においては同図の特性
102で示されるようにそのときにトルクの発生している
内燃機関に比して始動応答性が劣り、このことは交流モ
ータが車両の走行駆動源として用いられた場合において
内燃機関に対する欠点とされていた。
《発明の目的》 本発明は上記従来の課題に鑑みて為されたものであり、
この目的は、交流モータの始動特性を改善できる車輛駆
動制御装置を提供することにある。
この目的は、交流モータの始動特性を改善できる車輛駆
動制御装置を提供することにある。
《発明の構成》 本発明は、上記目的を達成するために第1図のクレーム
対応図に示すごとく構成され、アクセル操作子の操作量
を検出するアクセル操作量検出手段aと、 上記アクセル操作子の操作が開始されたことを検出する
操作開始検出手段bと、 上記操作開始検出手段bによってアクセル操作子の操作
が開始されたことが検出された場合、所定時間経過する
までは、上記アクセル操作量検出手段aによって検出さ
れたアクセル操作子の操作量に所定量を加えた値をトル
ク指令として出力すると共に上記所定時間経過後は上記
アクセル操作量検出手段aで検出されたアクセル操作子
の操作量をトルク指令として出力する操作量補正手段c
と、 上記トルク指令に応じて車両の走行駆動用交流モータの
発生トルクを制御するモータトルク制御手段dと、 を備えたことを特徴とする。
対応図に示すごとく構成され、アクセル操作子の操作量
を検出するアクセル操作量検出手段aと、 上記アクセル操作子の操作が開始されたことを検出する
操作開始検出手段bと、 上記操作開始検出手段bによってアクセル操作子の操作
が開始されたことが検出された場合、所定時間経過する
までは、上記アクセル操作量検出手段aによって検出さ
れたアクセル操作子の操作量に所定量を加えた値をトル
ク指令として出力すると共に上記所定時間経過後は上記
アクセル操作量検出手段aで検出されたアクセル操作子
の操作量をトルク指令として出力する操作量補正手段c
と、 上記トルク指令に応じて車両の走行駆動用交流モータの
発生トルクを制御するモータトルク制御手段dと、 を備えたことを特徴とする。
《実施例の説明》 以下、図面に基づいて本発明に係る装置の好適な実施例
を説明する。
を説明する。
第3図の交流モータ10は電気自動車の走行駆動源とされ
ており、その回転数はモータ回転数検出器12により検出
されている。
ており、その回転数はモータ回転数検出器12により検出
されている。
またアクセルペダル14の踏込量はポテンショメータ16に
より検出されており、その検出信号及びモータ回転数検
出器12の検出信号はモータ制御回路18においてI/O20を
介しCPU22へ供給されている。
より検出されており、その検出信号及びモータ回転数検
出器12の検出信号はモータ制御回路18においてI/O20を
介しCPU22へ供給されている。
このCPU22では記憶回路24におけるROMの記憶内容に従い
RAMを用いて所定の制御処理が行なわれており、これに
より交流モータ10に対する制御指令が得られている。
RAMを用いて所定の制御処理が行なわれており、これに
より交流モータ10に対する制御指令が得られている。
そしてその制御指令はPWM発振器26へ供給されており、
このPWM発振器26ではその指令からPWM信号とされたイン
バータ制御信号が得られている。
このPWM発振器26ではその指令からPWM信号とされたイン
バータ制御信号が得られている。
さらにPWM発振器26のインバータ制御信号よりPWMインバ
ータ28の主スイッチング素子がスイッチング制御されて
おり、そのインバータ28から交流モータ10へ駆動電流が
供給されている。
ータ28の主スイッチング素子がスイッチング制御されて
おり、そのインバータ28から交流モータ10へ駆動電流が
供給されている。
ここで、アクセルペダル14が無操作状態から僅かに踏み
操作されたときにアクセルスイッチ30がスイッチング駆
動されており、そのスイッチング信号はI/O20を介してC
PU22に与えられている。
操作されたときにアクセルスイッチ30がスイッチング駆
動されており、そのスイッチング信号はI/O20を介してC
PU22に与えられている。
第4図にはそのCPU22で行われる制御処理の手順がフロ
ーチャートで示されており、この処理ではポテンション
メータ16により検出されたアクセルペダル14の踏込量が
まず読み込まれる(ステップ200)。
ーチャートで示されており、この処理ではポテンション
メータ16により検出されたアクセルペダル14の踏込量が
まず読み込まれる(ステップ200)。
次いでアクセルスイッチ30のスイッチング信号が読み込
まれ(ステップ202)、さらにアクセルペダル14が無操
作状態からわずかに踏込操作されたか否かの判断がアク
セルスイッチ30のスイッチング信号を用いて行なわれる
(ステップ204)。
まれ(ステップ202)、さらにアクセルペダル14が無操
作状態からわずかに踏込操作されたか否かの判断がアク
セルスイッチ30のスイッチング信号を用いて行なわれる
(ステップ204)。
そしてその踏込操作が確認されなかったときには(ステ
ップ204で否定的な判定)、モータ回転数検出器12によ
り得られた交流モータ10の回転数が読み込まれ(ステッ
プ206)、交流モータ10の回転数及びアクセルペダル14
の踏込量から求められた制御指令が出力される(ステッ
プ208)。
ップ204で否定的な判定)、モータ回転数検出器12によ
り得られた交流モータ10の回転数が読み込まれ(ステッ
プ206)、交流モータ10の回転数及びアクセルペダル14
の踏込量から求められた制御指令が出力される(ステッ
プ208)。
その結果、交流モータ10の発生トルクがアクセルペダル
14の踏込量に応じて制御され、これに応じて車速が増減
される。
14の踏込量に応じて制御され、これに応じて車速が増減
される。
ここで、アクセルペダル14が無操作状態から僅かに踏み
込まれてアクセルスイッチ30がオフからオンとなると、
その確認が行なわれ(ステップ204で肯定的な判定)、
ソフトタイマが起動される。
込まれてアクセルスイッチ30がオフからオンとなると、
その確認が行なわれ(ステップ204で肯定的な判定)、
ソフトタイマが起動される。
そしてソフトタイマがタイムアップしていないときには
(ステップ210が否定的な判定)、アクセルペダル14の
踏込量(Acc)が所定量(α)だけ自動的に増加補正さ
れ(ステップ212)、次いで前述のようにモータ回転数
の読込み(ステップ206)及び制御指令の出力(ステッ
プ208)が行われる。
(ステップ210が否定的な判定)、アクセルペダル14の
踏込量(Acc)が所定量(α)だけ自動的に増加補正さ
れ(ステップ212)、次いで前述のようにモータ回転数
の読込み(ステップ206)及び制御指令の出力(ステッ
プ208)が行われる。
その後ソフトタイマがタイムアップしたことが確認され
ると(ステップ210で肯定的な判定)、アクセルペダル
踏込量の増加補正(ステップ212)が行われることはな
く、モータ回転数の読込み(ステップ206)及び制御指
令の出力(ステップ208)が行われる。
ると(ステップ210で肯定的な判定)、アクセルペダル
踏込量の増加補正(ステップ212)が行われることはな
く、モータ回転数の読込み(ステップ206)及び制御指
令の出力(ステップ208)が行われる。
以上のように、アクセルペダル4が無操作状態とされて
いるときにその僅かな踏込み操作が行なわれると、その
モータ始動時(すなわち車両の始動時)から所定の期間
に亘りアクセルペダル踏込量(Acc)が増加補正され、
これにより交流モータ10の発生トルクが増量制御され
る。
いるときにその僅かな踏込み操作が行なわれると、その
モータ始動時(すなわち車両の始動時)から所定の期間
に亘りアクセルペダル踏込量(Acc)が増加補正され、
これにより交流モータ10の発生トルクが増量制御され
る。
従って本実施例によれば、車両の始動応答性を内燃機関
が走行駆動源とされた場合と同等のレベルに向上させる
ことが可能となる。
が走行駆動源とされた場合と同等のレベルに向上させる
ことが可能となる。
《発明の効果》 以上説明したように本発明によれば、アクセル操作子が
無操作状態から微操作されたときに、交流モータの発生
トルクが増加されるので、その始動時におけるモータト
ルクの発生特性を改善できる。
無操作状態から微操作されたときに、交流モータの発生
トルクが増加されるので、その始動時におけるモータト
ルクの発生特性を改善できる。
その結果、交流モータが電気自動車の走行駆動源とされ
た場合には、その電気自動車のアクセル操作に対する始
動応答性が著しく高められる。
た場合には、その電気自動車のアクセル操作に対する始
動応答性が著しく高められる。
また、アクセル操作子の操作量を増加してトルク指令と
しているので、モータのトルク制御の効率を落とすこと
なく始動時の応答性を向上させることができる。よっ
て、始動時にも効率良くトルク制御が行えるので、無駄
なバッテリ消費を防止でき、継続走行距離が短くなるこ
とを防止できる。
しているので、モータのトルク制御の効率を落とすこと
なく始動時の応答性を向上させることができる。よっ
て、始動時にも効率良くトルク制御が行えるので、無駄
なバッテリ消費を防止でき、継続走行距離が短くなるこ
とを防止できる。
第1図はクレーム対応図、第2図は従来装置における交
流モータのトルク発生特性説明図、第3図は本発明にか
かる装置の好適な実施例を示すブロック図、第4図は第
3図におけるCPUの処理手順を説明するフローチャート
である。 10……交流モータ 12……モータ回転数検出器 14……アクセルペダル 16……ポテンションメータ 18……モータ制御回路 28……PWMインバータ 30……アクセルスイッチ
流モータのトルク発生特性説明図、第3図は本発明にか
かる装置の好適な実施例を示すブロック図、第4図は第
3図におけるCPUの処理手順を説明するフローチャート
である。 10……交流モータ 12……モータ回転数検出器 14……アクセルペダル 16……ポテンションメータ 18……モータ制御回路 28……PWMインバータ 30……アクセルスイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】アクセル操作子の操作量を検出するアクセ
ル操作量検出手段と、 上記アクセル操作子の操作が開始されたことを検出する
操作開始検出手段と、 上記操作開始検出手段によってアクセル操作子の操作が
開始されたことが検出された場合、所定時間経過するま
では、上記アクセル操作量検出手段によって検出された
アクセル操作子の操作量に所定量を加えた値をトルク指
令として出力すると共に上記所定時間経過後は上記アク
セル操作量検出手段で検出されたアクセル操作子の操作
量をトルク指令として出力する操作量補正手段と、 上記トルク指令に応じて車両の走行駆動用交流モータの
発生トルクを制御するモータトルク制御手段と、 を備えたことを特徴とする車輛駆動制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61093134A JPH0785602B2 (ja) | 1986-04-22 | 1986-04-22 | 車両駆動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61093134A JPH0785602B2 (ja) | 1986-04-22 | 1986-04-22 | 車両駆動制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62250882A JPS62250882A (ja) | 1987-10-31 |
JPH0785602B2 true JPH0785602B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=14074051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61093134A Expired - Lifetime JPH0785602B2 (ja) | 1986-04-22 | 1986-04-22 | 車両駆動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0785602B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5826578A (ja) * | 1981-08-05 | 1983-02-17 | Toshiba Corp | インバ−タによる誘導電動機の起動方法 |
JPS6029356U (ja) * | 1983-08-01 | 1985-02-27 | 双葉電子工業株式会社 | 表示管の外囲器 |
-
1986
- 1986-04-22 JP JP61093134A patent/JPH0785602B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5826578A (ja) * | 1981-08-05 | 1983-02-17 | Toshiba Corp | インバ−タによる誘導電動機の起動方法 |
JPS6029356U (ja) * | 1983-08-01 | 1985-02-27 | 双葉電子工業株式会社 | 表示管の外囲器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62250882A (ja) | 1987-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5545928A (en) | Electric power generation control method in a hybrid vehicle utilizing detected generator output and engine revolutions | |
US5136219A (en) | Electric-car controller | |
JPH0253666A (ja) | 電動式パワーステアリング装置 | |
JPH0639929B2 (ja) | 始動時燃料補正装置 | |
JPS61218742A (ja) | 車両用スロツトル制御装置 | |
JPH06296400A (ja) | 電気自動車用エンジン駆動発電機の制御装置 | |
JPH0785602B2 (ja) | 車両駆動制御装置 | |
KR900019335A (ko) | 회전수 제어장치 | |
JPS63147563U (ja) | ||
JP2002101693A (ja) | 電動モータの制御装置 | |
JPH05111111A (ja) | 電気自動車及びその制御方法 | |
JP2005110469A (ja) | 車両の駆動力制御装置 | |
JP2004162624A (ja) | 車両のエンジン自動停止装置 | |
KR19980026998A (ko) | 부하 보정에 의한 아이들 조정장치 및 그 방법 | |
JP2617742B2 (ja) | エンジンのトルク変動制御装置 | |
JP2024055635A (ja) | ハイブリッド車両の制御装置 | |
JPH06101881B2 (ja) | 電気自動車の制動制御装置 | |
JPH04143430A (ja) | 車両用アイドル回転速度の制御装置 | |
JPH04325736A (ja) | 車両用バッテリの上り防止方法 | |
JP2947667B2 (ja) | パルス信号出力制御装置 | |
JPH062131Y2 (ja) | シャシーダイナモメータ自動運転システムの再始動運転回路 | |
JPH0643486Y2 (ja) | 直噴式ディーゼルエンジンにおけるインテークヒータ制御装置 | |
JP2587378Y2 (ja) | 電気自動車用電動機の発進時制御 | |
JPH07298659A (ja) | 直流分巻モータの起動制御装置 | |
JPH04355699A (ja) | オルタネータの制御装置 |