JPH078558B2 - ラミネ−タ - Google Patents

ラミネ−タ

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Publication number
JPH078558B2
JPH078558B2 JP3260850A JP26085091A JPH078558B2 JP H078558 B2 JPH078558 B2 JP H078558B2 JP 3260850 A JP3260850 A JP 3260850A JP 26085091 A JP26085091 A JP 26085091A JP H078558 B2 JPH078558 B2 JP H078558B2
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JP
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veneer
roll
winding
drive motor
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JP3260850A
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Inventor
井 晧 坂
Original Assignee
株式会社丸仲鉄工所
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラミネ−タに係り、特
に、単板に接着剤を介して裏打材を接着するラミネ−タ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のラミネ−タは、ロ−ルコ−タで単
板に接着剤を塗布し、接着剤を介して単板に裏打材を接
着し、接着後巻取り部で巻き取っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ラミネ−タにあっては、巻取り過程において、異常状態
(例えば、単板又は、裏打材が中途部で切断された場
合)が生じた場合、接着剤を塗布するロ−ルコ−タの上
ロ−ルと下ロ−ルとの間隔が接近したままのため、ロ−
ラが回転を継続する場合には、単板が供給されてしまい
復帰作業が煩雑になり、逆にロ−ラの回転が停止する
と、単板に接着剤が供給されすぎて、復帰時接着むらを
生じるという問題点が生じた。
【0004】本発明は、前記した従来の問題点を除去す
るためになされたもので、巻取り過程において、異常状
態が生じた場合、巻取駆動用モ−タ、単板駆動用モ−タ
及び裏打材駆動用モ−タの動作を停止させると共にロ−
ルコ−タの下ロ−ルと上ロ−ルとの間を離間させるよう
にしたラミネ−タを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のラミネ−タにおいては、単板を単板駆動用
モ−タを使って供給する単板供給部と、この単板供給部
から供給される前記単板に接着剤を塗布するロ−ルコ−
タと、裏打材を裏打材駆動用モ−タを使って供給する裏
打材供給部と、前記ロ−ルコ−タにより接着剤を塗布さ
れた前記単板を前記裏打材に当接させる当接手段と、こ
の当接手段により、当接した前記裏打材と前記単板を加
熱する加熱手段と、この加熱手段により前記裏打材が接
着された前記単板を巻取り駆動用モ−タを使って巻取る
巻取り部と、前記巻取り駆動用モ−タ、前記単板駆動用
モ−タ及び前記裏打材駆動用モ−タの動作を停止させる
と共に前記ロ−ルコ−タの下ロ−ルと上ロ−ルとの間を
離間させるように動作させるスイッチとを設けたもので
ある。
【0006】又、本発明のラミネ−タにおいては、単板
を単板駆動用モ−タを使って供給する単板供給部と、こ
の単板供給部から供給される前記単板に接着剤を塗布す
るロ−ルコ−タと、裏打材を裏打材駆動用モ−タを使っ
て供給する裏打材供給部と、前記ロ−ルコ−タにより接
着剤を塗布された前記単板を前記裏打材に当接させる当
接手段と、この当接手段により、当接した前記裏打材と
前記単板を加熱する加熱手段と、この加熱手段により前
記裏打材が接着された前記単板を巻取り駆動用モ−タを
使って巻取る巻取り部と、この巻取り部の異常状態を検
知する異常検知手段と、この異常検知手段により、異常
状態が検知されると、巻取駆動用モ−タ、前記単板駆動
用モ−タ及び前記裏打材駆動用モ−タの動作を停止させ
る共に前記ロ−ルコ−タの下ロ−ルと上ロ−ルとの間を
離間させる制御手段とを設けたものである。
【0007】又、本発明のラミネ−タにおいては、 裏
打材を裏打材駆動用モ−タを使って供給する裏打材供給
部と、この裏打材供給部から供給される前記裏打材に接
着剤を塗布するロ−ルコ−タと、単板を単板駆動用モ−
タを使って供給する単板供給部と、前記ロ−ルコ−タに
より接着剤を塗布された前記裏打材を前記単板に当接さ
せる当接手段と、この当接手段により、当接した前記裏
打材と前記単板を加熱する加熱手段と、この加熱手段に
より前記裏打材が接着された前記単板を巻取り駆動用モ
−タを使って巻取る巻取り部と、この巻取り部の異常状
態を検知する異常検知手段と、この異常検知手段によ
り、異常状態が検知されると、前記巻取り駆動用モ−
タ、前記単板駆動用モ−タ及び前記裏打材駆動用モ−タ
の動作を停止させると共に前記ロ−ルコ−タの下ロ−ル
と上ロ−ルとの間を離間させる制御手段とを設けたもの
である。
【0008】又、前記制御手段は、異常検知手段によ
り、異常状態が検知されると、巻取り駆動用モ−タ、単
板駆動用モ−タ及び裏打材駆動用モ−タの動作を停止さ
せると共にロ−ルコ−タの下ロ−ルと上ロ−ルとの間を
離間させ、前記下ロ−ルと前記上ロ−ルの回転を継続さ
せるものである。
【0009】
【作用】本発明のラミネ−タにあっては、巻取り過程に
おいて、異常状態(例えば、単板又は、裏打材が中途部
で切断された場合)が生じた場合、スイッチを押すこと
により、巻取り駆動用モ−タ、単板駆動用モ−タ及び裏
打材駆動用モ−タの動作を停止させると共にロ−ルコ−
タの下ロ−ルと上ロ−ルとの間を離間させ、単板及び裏
打材の供給を停止させるものである。
【0010】又、本発明のラミネ−タにあっては、異常
状態(例えば、単板又は、裏打材が中途部で切断された
場合)が生じた場合、異常状態を検知する異常検知手段
により、異常状態が検知され、制御手段により、巻取り
駆動用モ−タ、単板駆動用モ−タ及び裏打材駆動用モ−
タの動作を停止させると共にロ−ルコ−タの下ロ−ルと
上ロ−ルとの間を離間させ、単板及び裏打材の供給を停
止させるものである。
【0011】又、本発明のラミネ−タにあっては、異常
状態(例えば、単板又は、裏打材が中途部で切断された
場合)が生じた場合、異常状態を検知する異常検知手段
により、異常状態が検知され、制御手段により、巻取り
駆動用モ−タ、単板駆動用モ−タ及び裏打材駆動用モ−
タの動作を停止させると共にロ−ルコ−タの下ロ−ルと
上ロ−ルとの間を離間させ、単板及び裏打材の供給を停
止させるものである。
【0012】又、異常検知手段により、異常状態が検知
されると、制御手段により、巻取り駆動用モ−タ、単板
駆動用モ−タ及び裏打材駆動用モ−タの動作を停止させ
ると共にロ−ルコ−タの下ロ−ルと上ロ−ルとの間を離
間させ、下ロ−ルと上ロ−ルの回転を継続させるもので
ある。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明する
と、図1乃至図3において、1は、ラミネ−タで、ラミ
ネ−タ1は、概略的に、単板2を単板駆動用モ−タ3を
使って供給する単板供給部4と、この単板供給部4から
供給される単板2に接着剤を塗布するロ−ルコ−タ5
と、裏打材6を裏打材駆動用モ−タ7を使って供給する
裏打材供給部8と、裏打材6を接着した単板2の巻取り
を巻取り駆動用モ−タ9を使って巻き取る巻取り部10で
構成されている。
【0014】単板供給部4は、例えば、リ−ルでロ−ル
状に巻かれて単板駆動用モ−タ3により駆動される。単
板2の厚みは、例えば、0.2mm 〜0.4mm 程度のスライス
された薄い単板である。
【0015】又、裏打材供給部8は、例えば、リ−ルで
ロ−ル状に巻かれて裏打材駆動用モ−タ7により駆動さ
れる。裏打材6は、例えば、レ−ヨン、アセテ−ト、ポ
リエスエル、ナイロン、アクリル、ガラス繊維等で形成
された不織布である。裏打材6は、不織布以外に布、
紙、多孔質のプラスチツク等でも良い。
【0016】又、ロ−ルコ−タ5は、図2に示すよう
に、1個の下ロ−ル51と一対の上ロ−ル52、53 からな
り、下ロ−ル51と上ロ−ル52、53 の谷部に接着剤供給部
54からの酢酸ビニ−ル等の接着剤を溜め、上ロ−ル52、5
3 の回転により、単板2へ接着剤を塗布するものであ
る。下ロ−ル51と上ロ−ル52、53 は、図示しないモ−タ
により、駆動される。
【0017】又、上ロ−ル52、53 は、ケ−シング55に取
り付けられ、ケ−シング55は、一端をシリンダ−56のロ
ッド57で、58を支点として、回動する(図3参照)。ケ
−シング55の実線状態は、下ロ−ル51と一対の上ロ−ル
52、53 が離間した状態を、ケ−シング55の破線状態は、
下ロ−ル51と一対の上ロ−ル52、53 が接近した状態をそ
れぞれ示し、ラミネ−タ1の通常運転時、ケ−シング55
は、破線状態にある。
【0018】裏打材供給部8からの裏打材6は、案内ロ
−ル11により、当接手段12(例えば裏打材接着ロ−ラ
−)へと導かれ、ここで、ロ−ルコ−タ5により接着剤
を塗布された単板2を裏打材6に当接させる。
【0019】当接後、裏打材6と単板2は、加熱手段13
により、加熱される。
【0020】すなわち、加熱手段13は、例えば、第1の
加熱部13a 、第2の加熱部13d からなり、第1の加熱部
13a では、送材面に穴を設けたコンベヤ13b で、穴から
バキュウムで単板2側を吸着しながら、搬送し上部か
ら、ヒ−タ−(例えば、遠赤外線ヒ−タ−)13c により
加熱し、又、第2の加熱部13d では、ヒ−タ−内蔵の上
部ロ−ラ13e と下部ロ−ラ13f との間、ヒ−タ−内蔵な
しの上部ロ−ラ13g と下部ロ−ラ13f との間を裏打材6
を当接した単板2を通過させて、押圧させた状態で、加
熱させている。
【0021】その後、シ−トコントロ−ル14,14 を介し
て、巻取り部10の巻取り駆動用モ−タ9を使って、裏打
材6が接着された単板2を巻き取っている。
【0022】巻き取る過程において、単板2、裏打材
6、裏打材6が接着された単板2等が中途で切断する等
の異常状態が発生する。
【0023】この異常状態は、例えば、目視、光電管1
5、巻取り部10の巻取り駆動用モ−タ9の過負荷検知手
段16等により検知することができる。
【0024】この異常検知手段(例えば、光電管15、過
負荷検知手段16)により、異常状態が検知されると、制
御手段20により、巻取り駆動用モ−タ9、単板駆動用モ
−タ3及び裏打材駆動用モ−タ7の動作を停止させると
共にロ−ルコ−タ5の下ロ−ル51と上ロ−ル52、53 との
間を離間させるようにシリンダ56のロッド57を動作さ
せ、ケ−シング55を58を支点として、回動させる(図2
における実線状態のケ−シング55参照)。
【0025】なお、異常状態を目視によった場合には、
スイッチ21を動作させることにより、巻取り駆動用モ−
タ9、単板駆動用モ−タ3及び裏打材駆動用モ−タ7の
動作を停止させると共にロ−ルコ−タ5の下ロ−ル51と
上ロ−ル52,53 との間を離間させるようにシリンダ56の
ロッド57を動作させ、ケ−シング55を58を支点として、
回動させる(図2における実線状態のケ−シング55参
照)。
【0026】従って、ラミネ−タ1を動作させるには、
その前に、単板供給部4の単板2と接続した単板案内片
(図示せず)と裏打材供給部8の裏打材6と接続した単
板案内片(図示せず)とを当接手段12(例えば、ロ−
ル)、加熱手段13等を通して、巻取り部10で一部巻き取
った状態に(当接手段12付近で、単板2と裏打材6とが
合うように設定する。)すると共にケ−シング55を破線
状態(図2参照)にし、下ロ−ル51と上ロ−ル52、53 と
を接近させ、その後、ラミネ−タ1を動作させる。
【0027】ラミネ−タ1を動作させると、単板駆動用
モ−タ3、裏打材駆動用モ−タ7、巻取り駆動用モ−タ
9が動作し、単板2がロ−ルコ−タ5で、接着剤を塗布
される。
【0028】なお、ロ−ルコ−タ5においては、図示し
ないモ−タにより、下ロ−ル51、上ロ−ル52、53 共に回
転している。
【0029】一方、裏打材供給部8からの裏打材6は、
案内ロ−ル11により、当接手段12(例えば 裏打材接着
ロ−ラ−)へと導かれ、ここで、ロ−ルコ−タ5により
接着剤を塗布された単板2を裏打材6に当接させる。
【0030】当接した裏打材6と単板2は、加熱手段13
で、加熱される。
【0031】第1の加熱部13a では、送材面に穴を設け
たコンベヤ13b で、穴からバキュウムで単板2側を吸着
しながら、搬送し、上部から、ヒ−タ−(例えば、遠赤
外線ヒ−タ−)13c により加熱し、又、第2の加熱部13
d では、ヒ−タ−内蔵の上部ロ−ラ13e と下部ロ−ラ13
f との間、ヒ−タ−内蔵なしの上部ロ−ラ13g と下部ロ
−ラ13f との間を裏打材6を当接した単板2を通過させ
て、押圧させた状態で、加熱させている。
【0032】このように、加熱されながら押圧されて、
裏打材6が接着された単板2は、シ−トコントロ−ル1
4,14 を介して、巻取り部10の巻取り駆動用モ−タ9に
より、巻き取られる。
【0033】巻き取り過程において、単板2、裏打材
6、裏打材6が接着された単板2が中途で切断する等の
異常状態が発生した場合、異常検知手段(例えば、光電
管15、過負荷検知手段16)により、異常状態が検知され
る。
【0034】異常状態が検知されると、制御手段20によ
り、巻取り駆動用モ−タ9、単板駆動用モ−タ3及び裏
打材駆動用モ−タ7の動作を停止させると共にロ−ルコ
−タ5の下ロ−ル51と上ロ−ル52、53 との間を離間させ
るようにシリンダ56のロッド57を動作させ、ケ−シング
55を58を支点として、回動させる。
【0035】異常状態を目視によった場合には、手等に
より、スイッチ21を動作させて、巻取り駆動用モ−タ
9、単板駆動用モ−タ3及び裏打材駆動用モ−タ7の動
作を停止させる共にロ−ルコ−タ5の下ロ−ル51と上ロ
−ル52,53 との間を離間させるるようにシリンダ56のロ
ッド57を動作させ、ケ−シング55を58を支点として、回
動させる。
【0036】その結果、単板2の供給を停止させ復帰作
業を容易にすると共に復帰後の接着剤むらを防止するこ
とができるものである。
【0037】なお、本実施例では、制御手段は、異常検
知手段により、異常状態が検知されると、巻取り駆動用
モ−タ、前記単板駆動用モ−タ及び前記裏打材駆動用モ
−タの動作を停止させる共に前記ロ−ルコ−タの下ロ−
ルと上ロ−ルとの間を離間させたが、制御手段は、異常
検知手段により、異常状態が検知されると、巻取り駆動
用モ−タ、単板駆動用モ−タ及び裏打材駆動用モ−タの
動作を停止させると共にロ−ルコ−タの下ロ−ルと上ロ
−ルとの間を離間させ、前記下ロ−ルと前記上ロ−ルの
回転を継続させるように制御しても良い。
【0038】又、ロ−ルコ−タにおいて、単板供給部か
ら供給される単板に接着剤を塗布したが、本発明にあっ
ては、単板供給部と裏打材供給部を逆にして、ロ−ルコ
−タにおいて、裏打材供給部から供給される裏打材に接
着剤を塗布しても良い。
【0039】
【発明の効果】本発明のラミネ−タにおいては、単板を
単板駆動用モ−タを使って供給する単板供給部と、この
単板供給部から供給される前記単板に接着剤を塗布する
ロ−ルコ−タと、裏打材を裏打材駆動用モ−タを使って
供給する裏打材供給部と、前記ロ−ルコ−タにより接着
剤を塗布された前記単板を前記裏打材に当接させる当接
手段と、この当接手段により、当接した前記裏打材と前
記単板を加熱する加熱手段と、この加熱手段により前記
裏打材が接着された前記単板を巻取り駆動用モ−タを使
って巻取る巻取り部と、前記巻取り駆動用モ−タ、前記
単板駆動用モ−タ及び前記裏打材駆動用モ−タの動作を
停止させると共に前記ロ−ルコ−タの下ロ−ルと上ロ−
ルとの間を離間させるように動作させるスイッチとを設
けたものであるから、巻取り過程において、単板、裏打
材、裏打材が接着された単板が中途で切断する等の異常
状態が発生した場合、スイッチにより、単板供給部、裏
打材供給部及び巻取り部の動作を停止させると共にロ−
ルコ−タの下ロ−ルと上ロ−ルとの間を離間させて、単
板及び裏打材の供給を停止させ、復帰作業を容易にする
ことができるものである。
【0040】又、本発明のラミネ−タにおいては、単板
を単板駆動用モ−タを使って供給する単板供給部と、こ
の単板供給部から供給される前記単板に接着剤を塗布す
るロ−ルコ−タと、裏打材を裏打材駆動用モ−タを使っ
て供給する裏打材供給部と、前記ロ−ルコ−タにより接
着剤を塗布された前記単板を前記裏打材に当接させる当
接手段と、この当接手段により、当接した前記裏打材と
前記単板を加熱する加熱手段と、この加熱手段により前
記裏打材が接着された前記単板を巻取り駆動用モ−タを
使って巻取る巻取り部と、この巻取り部の異常状態を検
知する異常検知手段と、この異常検知手段により、異常
状態が検知されると、巻取り駆動用モ−タ、前記単板駆
動用モ−タ及び前記裏打材駆動用モ−タの動作を停止さ
せる共に前記ロ−ルコ−タの下ロ−ルと上ロ−ルとの間
を離間させる制御手段とを設けたものであるから、巻取
り過程において、単板、裏打材、裏打材が接着された単
板が中途で切断する等の異常状態が発生した場合、制御
手段により、単板供給部、裏打材供給部及び巻取り部の
動作を停止させると共にロ−ルコ−タの下ロ−ルと上ロ
−ルとの間を離間させて、単板及び裏打材の供給を停止
させ、復帰作業を容易にすることができるものである。
【0041】又、本発明のラミネ−タにおいては、裏打
材を裏打材駆動用モ−タを使って供給する裏打材供給部
と、この裏打材供給部から供給される前記裏打材に接着
剤を塗布するロ−ルコ−タと、単板を単板駆動用モ−タ
を使って供給する単板供給部と、前記ロ−ルコ−タによ
り接着剤を塗布された前記裏打材を前記単板に当接させ
る当接手段と、この当接手段により、当接した前記裏打
材と前記単板を加熱する加熱手段と、この加熱手段によ
り前記裏打材が接着された前記単板を巻取り駆動用モ−
タを使って巻取る巻取り部と、この巻取り部の異常状態
を検知する異常検知手段と、この異常検知手段により、
異常状態が検知されると、前記巻取り駆動用モ−タ、前
記単板駆動用モ−タ及び前記裏打材駆動用モ−タの動作
を停止させると共に前記ロ−ルコ−タの下ロ−ルと上ロ
−ルとの間を離間させる制御手段とを設けたものである
から、巻取り過程において、単板、裏打材、裏打材が接
着された単板が中途で切断する等の異常状態が発生した
場合、制御手段により、単板供給部、裏打材供給部及び
巻取り部の動作を停止させると共にロ−ルコ−タの下ロ
−ルと上ロ−ルとの間を離間させて、単板及び裏打材の
供給を停止させ、復帰作業を容易にすることができるも
のである。
【0042】又、巻取り過程において、単板、裏打材、
裏打材が接着された単板が中途で切断する等の異常状態
が発生した場合、異常検知手段により、異常状態が検知
されると、制御手段により、巻取り駆動用モ−タ、単板
駆動用モ−タ及び裏打材駆動用モ−タの動作を停止させ
ると共にロ−ルコ−タの下ロ−ルと上ロ−ルとの間を離
間させ、下ロ−ルと上ロ−ルの回転を継続させるもので
あるため、単板及び裏打材の供給を停止させ、復帰作業
を容易にすることができ又、復帰後の接着剤むらを防止
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のラミネ−タを概略的に示す
側面図である。
【図2】図1のラミネ−タのロ−ルコ−タの動作を概略
的に示す説明図である。
【図3】図2のロ−ルコ−タのシリンダ−のロッドが動
作した状態を概略的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 ラミネ−タ 4 単板供給部 5 ロ−ルコ−タ 8 裏打材供給部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 9:00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単板を単板駆動用モ−タを使って供給す
    る単板供給部と、この単板供給部から供給される前記単
    板に接着剤を塗布するロ−ルコ−タと、裏打材を裏打材
    駆動用モ−タを使って供給する裏打材供給部と、前記ロ
    −ルコ−タにより接着剤を塗布された前記単板を前記裏
    打材に当接させる当接手段と、この当接手段により、当
    接した前記裏打材と前記単板を加熱する加熱手段と、こ
    の加熱手段により前記裏打材が接着された前記単板を巻
    取り駆動用モ−タを使って巻取る巻取り部と、前記巻取
    り駆動用モ−タ、前記単板駆動用モ−タ及び前記裏打材
    駆動用モ−タの動作を停止させると共に前記ロ−ルコ−
    タの下ロ−ルと上ロ−ルとの間を離間させるように動作
    させるスイッチとを設けたことを特徴とするラミネ−
    タ。
  2. 【請求項2】 単板を単板駆動用モ−タを使って供給す
    る単板供給部と、この単板供給部から供給される前記単
    板に接着剤を塗布するロ−ルコ−タと、裏打材を裏打材
    駆動用モ−タを使って供給する裏打材供給部と、前記ロ
    −ルコ−タにより接着剤を塗布された前記単板を前記裏
    打材に当接させる当接手段と、この当接手段により、当
    接した前記裏打材と前記単板を加熱する加熱手段と、こ
    の加熱手段により前記裏打材が接着された前記単板を巻
    取り駆動用モ−タを使って巻取る巻取り部と、この巻取
    り部の異常状態を検知する異常検知手段と、この異常検
    知手段により、異常状態が検知されると、巻取り駆動用
    モ−タ、前記単板駆動用モ−タ及び前記裏打材駆動用モ
    −タの動作を停止させる共に前記ロ−ルコ−タの下ロ−
    ルと上ロ−ルとの間を離間させる制御手段とを設けたこ
    とを特徴とするラミネ−タ。
  3. 【請求項3】 裏打材を裏打材駆動用モ−タを使って供
    給する裏打材供給部と、この裏打材供給部から供給され
    る前記裏打材に接着剤を塗布するロ−ルコ−タと、単板
    を単板駆動用モ−タを使って供給する単板供給部と、前
    記ロ−ルコ−タにより接着剤を塗布された前記裏打材を
    前記単板に当接させる当接手段と、この当接手段によ
    り、当接した前記裏打材と前記単板を加熱する加熱手段
    と、この加熱手段により前記裏打材が接着された前記単
    板を巻取り駆動用モ−タを使って巻取る巻取り部と、こ
    の巻取り部の異常状態を検知する異常検知手段と、この
    異常検知手段により、異常状態が検知されると、前記巻
    取り駆動用モ−タ、前記単板駆動用モ−タ及び前記裏打
    材駆動用モ−タの動作を停止させると共に前記ロ−ルコ
    −タの下ロ−ルと上ロ−ルとの間を離間させる制御手段
    とを設けたことを特徴とするラミネ−タ。
  4. 【請求項4】制御手段は、異常検知手段により、異常状
    態が検知されると、巻取り駆動用モ−タ、単板駆動用モ
    −タ及び裏打材駆動用モ−タの動作を停止させると共に
    ロ−ルコ−タの下ロ−ルと上ロ−ルとの間を離間させ、
    前記下ロ−ルと前記上ロ−ルの回転を継続させたことを
    特徴とする請求項2又は請求項3記載のラミネ−タ。
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