JPH0785317B2 - 磁気テ−プの終端検出装置 - Google Patents

磁気テ−プの終端検出装置

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JPH0785317B2
JPH0785317B2 JP61213591A JP21359186A JPH0785317B2 JP H0785317 B2 JPH0785317 B2 JP H0785317B2 JP 61213591 A JP61213591 A JP 61213591A JP 21359186 A JP21359186 A JP 21359186A JP H0785317 B2 JPH0785317 B2 JP H0785317B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気テープの終端検出装置に関する。
〔発明の概要〕
本発明は磁気テープの終端検出装置に関し、磁気テープ
及びその終端に取り付けられたリーダーテープの光透過
度を検出するセンサからの検出出力をA/D変換し、磁気
テープの光透過度のデジタル検出出力をメモリに記憶
し、デジタル検出出力及びメモリに記憶された磁気テー
プの光透過度のデジタル検出出力をデジタルレベル比較
手段で比較し、そのデジタルレベル比較出力によって、
磁気テープの終端検出を行なうので、磁気テープの終端
を誤りなく確実に検出することができるようにしたもの
である。
〔従来の技術〕
以下に、第2図を参照して、従来の磁気テープの終端検
出装置について説明する。(1)はセンサで、第3図A
に示すカセットテープの磁気テープTm及びその終端に取
り付けられたリーダーテープTlの光透過度を検出する。
このセンサ(1)は、電源+B及び接地間に接続された
発光ダイオード(2)及び抵抗器(3)の直列回路並び
に電源+B及び接地間に接続されたフォトトランジスタ
(4)及び抵抗器(5)の直列回路から構成されてい
る。これら発光ダイオード(2)及びフォトトランジス
タ(4)は、磁気テープTmの走行路の両側に互いに対向
して配されるか又はその走行路の一側に共に走行路を向
くように配される。そして、後者の場合は、その走行路
の反対側にミラーが配される。
そして、発光ダイオード(2)からの発光光(赤外線)
が磁気テープTm又はリーダーテープTlに照射され、その
透過光がフォトトランジスタ(4)に入射せしめられ、
このフォトトランジスタ(4)によって、抵抗器(5)
の端電圧として検出された光透過度検出出力がバッファ
増幅器(6)を通じて、コンデンサ(8)及び抵抗器
(9)から成る微分回路(7)に供給されて微分され
る。尚、この抵抗器(9)には、後述するトランジスタ
(12)に対する逆耐圧保護用のダイオード(10)が並列
接続される。微分回路(7)の出力端は抵抗器(11)を
通じてNPN形のスイッチングトランジスタ(12)のベー
スに接続される。このトランジスタ(12)のエミッタは
接地され、そのコレクタは負荷抵抗器(13)を通じて電
源+Bに接続される。トランジスタ(12)のコレクタか
ら磁気テープの終端検出出力の得られる出力端子(14)
が導出される。
次ぎに、この従来の磁気テープの終端検出装置の動作を
説明しよう。第3図Bに、抵抗器(5)の端電圧として
得られた、磁気テープTm及びリーダーテープTlの光透過
度検出出力を示し、磁気テープTmの所では光透過度が低
いので電圧が低く、リーダーテープTlの所では光透過度
が高いので電圧が高い。この検出出力をバッファ増幅器
(6)を通じて微分回路(7)に供給して微分すると、
第3図Cに示す如き微分出力が得られる。この微分出力
電圧はトランジスタ(12)のベースに供給され、そのベ
ース・エミッタ間電圧(基準レベル)より高い部分で
は、トランジスタ(12)が導通するので、出力端子(1
4)には第3図Dに示す負パルスから成る終端検出出力
が得られる。この終端検出出力を、図示せざるもテープ
走行方向自動反転機構に供給して、磁気テープのクイッ
クリバースを行う。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、従来の磁気テープの終端検出装置では、磁気
テープ及びリーダーテープの光透過度にばらつきが有っ
たり、微分回路(7)のコンデンサ(8)の温度変化、
経時変化等による容量の変化等のため、微分出力のピー
ク値にもばらつきが生じる。そのピーク値に対する基準
レベルを余り低くすると、ノイズにより誤終端検出が生
じ、又、基準レベルを高くすると終端検出ができない場
合も生じる。
又、磁気テープTm及びリーダーテープTlの連結は、実際
には、第4図Aに示す如く両者の端部の裏面にスプライ
シングテープTsを貼付して行うので、これによる光透過
及び光反射の乱れ等によって、磁気テープTm及びリーダ
ーテープTlの境界の光透過度は複雑に変化し、センサ
(1)の検出出力の電圧は、第4図Bに示す如く4段階
に変化する。従って、かかる検出出力を微分回路(7)
で微分すると、その微分出力は第4図Cに示す如く成
り、そのピーク値が基準レベルに達せず、第4図Dに示
す如く終端検出出力が得られない場合も生じる。この場
合、基準レベルを低く採ると、やはり誤終端検出の虞が
ある。
かかる点に鑑み、本発明は磁気テープの終端を誤りなく
確実に検出することのできる磁気テープの終端検出装置
を提案しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明による磁気テープの終端検出装置は、磁気テープ
Tm及びその終端に取り付けられたリーダーテープTlの光
透過度を検出するセンサ(1)と、センサ(1)からの
検出出力が供給されるA/D変換器(21)と、A/D変換器
(21)からの磁気テープTmの光透過度のデジタル検出出
力を記憶するメモリ(22)と、A/D変換器(21)からの
デジタル検出出力及びメモリ(22)に記憶された磁気テ
ープTmの光透過度のデジタル検出出力を比較するデジタ
ルレベル比較手段(23)とを有し、そのデジタルレベル
比較出力によって、磁気テープTmの終端検出を行なうよ
うにしたものである。
〔作用〕
かかる本発明によれば、磁気テープTmの光透過度検出出
力と、リーダーテープTlの光透過度検出出力とをデジタ
ル的にレベル比較することによって、磁気テープTmの終
端が検出されたことに成る。
〔実施例〕
以下に、第1図を参照して、本発明の一実施例を詳細に
説明しよう。(1)はセンサで、その構成は第2図の従
来例と同様なので、重複説明は省略する。(20)はテー
プレコーダのシステムコントローラの一部を示し、この
システムコントローラはマイクロコンピュータICにて構
成されている。センサ(1)からのカセットテープの磁
気テープTm及びリーダーテープTl(第3図A又は第4図
A参照)の光透過度の検出出力が、A/D変換器(21)に
供給されてデジタル化される。このデジタル検出出力は
第1のデジタルレベル比較手段(23)に供給される。
又、A/D変換器(21)からのデジタル検出出力の内、磁
気テープTmの光透過度のデジタル検出出力は、メモリ
(22)に書き込まれて記憶される。
尚、この磁気テープTmの光透過度のデジタル検出出力
は、A/D変換器(21)の次段に平均回路を設けて、磁気
テープのTmのある程度の長さに亙って平均し、この平均
化したものをメモリ(21)に書き込むようにするを可と
する。これにより、磁気テープTmの皺、折り目、磁性層
の塗布むら等による光透過度のばらつきが平均化され
る。
第1のデジタルレベル比較手段(23)では、A/D変換器
(21)からのデジタル検出出力及びメモリ(22)から読
み出された磁気テープTmの光透過度のデジタル検出出力
をデジタル的にレベル比較する。そして、この比較出力
を第2のデジタルレベル比較手段(25)に供給して、デ
ジタル基準レベル発生手段(24)からのデジタル基準レ
ベル(例えば2ボルト相当)とデジタル的にレベル比較
される。そして、出力端子(26)に終端検出出力が得ら
れる。この終端検出出力は、テープ走行自動反転層機構
に供給されて、磁気テープのクイックリバースが行われ
る。
次にこの実施例の動作を説明する。完全に巻き取られた
カセットテープが走行を開始し、先ず、そのリーダーテ
ープTlの光透過度がセンサ(1)によって検出されるこ
とにより、メモリ(22)の内容がクリアされるか、又
は、このリーダーテープTlの期間(約5〜10秒間)はメ
モリ(22)へのデータの取り込みを停止し、しかる後、
センサ(1)によって磁気テープTmの光透過度を、抵抗
器(5)の端子電圧として検出し、これをメモリ(22)
に書き込む。しかる後、このメモリ(22)に記憶された
磁気テープTmの光透過度のデジタル検出出力を第1のデ
ジタルレベル比較手段(23)に供給して、これとA/D変
換器(21)からのデジタル検出出力とをデジタル的にレ
ベル比較する。そして、この第1のデジタルレベル比較
手段(23)からの比較出力、即ちその差の出力が第2の
デジタルレベル比較手段(25)に供給されて、基準デジ
タルレベル発生手段(24)からの基準デジタルレベルと
比較され、第1のデジタルレベル比較手段(23)からの
デジタル比較出力が基準デジタルレベルより大であれ
ば、出力端子(26)から終端検出出力(パルス)が出力
される。尚、手段(23)、(24)、(25)はマイクロコ
ンピュータの機能を表す。従って、この実施例は特に回
路的に複雑とは成らない。
〔発明の効果〕
上述せる本発明によれば、磁気テープの終端を誤りなく
確実に検出することのできる磁気テープの終端検出装置
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック線図、第2図
は従来例を示す回路図、第3図及び第4図は夫々その説
明に供するタイムチャートである。 (1)はセンサ、(20)はコントローラ、(21)はA/D
変換器、(22)はメモリ、(23)は第1のデジタルレベ
ル比較手段、(24)は基準デジタルレベル発生手段、
(25)は第2のデジタルレベル比較手段である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープ及びその終端に取り付けられた
    リーダーテープの光透過度を検出するセンサと、 該センサからの検出出力が供給されるA/D変換器と、 該A/D変換器からの上記磁気テープの光透過度のデジタ
    ル検出出力を記憶するメモリと、 上記A/D変換器からのデジタル検出出力及び上記メモリ
    に記憶された上記磁気テープの光透過度のデジタル検出
    出力を比較するデジタルレベル比較手段とを有し、 該デジタルレベル比較手段からのデジタル比較出力によ
    って、上記磁気テープの終端検出を行なうようにしたこ
    とを特徴とする磁気テープの終端検出装置。
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