JPH0785309B2 - 半導体レーザ駆動回路 - Google Patents

半導体レーザ駆動回路

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JPH0785309B2
JPH0785309B2 JP60033047A JP3304785A JPH0785309B2 JP H0785309 B2 JPH0785309 B2 JP H0785309B2 JP 60033047 A JP60033047 A JP 60033047A JP 3304785 A JP3304785 A JP 3304785A JP H0785309 B2 JPH0785309 B2 JP H0785309B2
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current
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semiconductor laser
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彰男 二俣
靖之 小沢
政春 森次
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光ディスク装置や光磁気ディスク装置等の光学
的ディスク装置に用いられる半導体レーザの駆動回路に
係り、特に情報の再生時及び記録時における半導体レー
ザの光出力の安定化を図る駆動回路に関する。
〔従来の技術〕
第4図は従来の半導体レーザ(以下LDと略称する)の温
度特性曲線図を示す。図において、縦軸にLDの光出力
(mW)、横軸にLDの順方向電流(mA)をとり、定電流Ib
にてLDを駆動した場合に周囲温度がT1からT2に上昇する
とその光出力はP1からP2に減少することを示している。
このため通常LDの出力を温度変化に対して常に一定値に
維持する目的で、LDの光出力をフォトダイオードにてモ
ニタし、その検出電流をLDの駆動回路にフィードバック
する閉ループ回路即ち補償回路を設けることが行われ
る。
第5図は従来の半導体レーザ駆動回路のブロック図を示
す。図において、1はLD、2はフォトダイオードであっ
てLD1と一体的に形成されLD1を駆動する電流I1により出
射される光出力の後方光を受光し、該光出力の強度に対
応した電流I4を出力しLD1のレーザ光強度モニタとして
利用される。
3はレーザ光検出部であって抵抗体を利用しこれに流れ
る検出電流I4を電圧に変換し、補償回路4にフィードバ
ックして閉ループ回路を構成する。5は駆動電源であ
る。この閉ループ回路により光学的ディスク装置の光源
用LD1に情報を再生するための駆動電流I2を供給する回
路を構成し、補償回路4は再生時におけるLD1の光出力
を常に一定値に維持するように制御する。6は高速のス
イッチング回路、7は定電流回路、Mは変調信号を示
し、LD1に流れる再生時の駆動電流I2に断続した記録電
流I3を重畳供給する変調回路8を構成している。
通常補償回路4は帯域的に高域特性が良くないので高速
変調が望めず、したがって図示するように再生時の駆動
電流I2を流す補償回路4とは独立した記録電流I3重畳用
の変調回路8がLD1に並列して接続される。
情報の再生時には補償回路4により所定の駆動電流I2
LD1に流し、情報の記録時には変調信号Mを印加し、こ
の変調信号Mによって高速のスイッチング回路6を駆動
し、LD1に付加的に断続した定電流の記録電流I3を加え
てLD電流I1=I2+I3を流す。
但しこの場合補償回路4が単なるフィードバック回路の
ままであると、記録電流I3の重畳に対応して検出電流I4
も増加しレーザ光強度検出部3の検出するフィードバッ
ク量が増加するため、補償回路4の出力はその平均値を
情報の再生時と同じレベルにするように作用する。
第6図は第5図の回路の欠点を説明するためのLD駆動電
流の波形図である。図において、記録電流I3は補償回路
4の高域特性の時定数に従って徐々にその平均値を再生
時のレベルに減少している。
従って記録時には記録電流I3が減少しないように補正し
ない限り補償回路4と変調回路8とは両立しない欠点が
ある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
補償回路4と変調回路8とを両立させるための補正方法
は、従来レーザ光検出部3の検出電圧から記録電流I3
対応する電圧を差し引く方法が用いられているがこの場
合、回路が複雑になりまた検出電圧が周波数特性を持っ
ており信頼性が低下する欠点があった。本発明は上記従
来の欠点に鑑み、情報の再生時と記録時の両動作に対応
できる簡単な半導体レーザの駆動回路の提供を目的とす
る。
〔問題を解決するための手段〕
そしてこの目的は、光学的ディスク装置の光源用半導体
レーザに情報を再生するための所定の駆動電流を供給す
る回路と、該駆動電流に断続した記録電流を重畳供給す
る変調回路と、前記半導体レーザに流れる電流を検出す
るレーザ光強度検出部とから構成されてなる半導体レー
ザ駆動回路において、前記記録電流供給時に前記レーザ
光強度検出部の全検出電流から前記重畳記録電流に対応
する検出電流分を抽出する電流抽出回路を設け、当該抽
出後の残電流に基づき、前記駆動電流供給回路をフィー
ドバック制御する閉回路を構成したことを特徴とする半
導体レーザ駆動回路を提供することにより達成される。
〔作用〕
すなわち、LDに記録電流を重畳した場合にレーザ光強度
検出部にもその記録電流に対応した検出電流が重畳さ
れ、それがフィードバックされて補償回路の制御量を変
化させるのでレーザ光強度検出部の全検出電流のうちか
ら記録電流に対応した検出電流のみを差し引いたものを
閉回路を構成する補償回路の入力にフィードバックし、
補償回路の出力を再生時の所定の駆動電流値に安定させ
ようとするものである。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面によって詳述する。なお、構
成,動作の説明を理解し易くするために各図を通じて同
一部分には同一符号を付してその重複説明を省略する。
第1図は本発明の半導体レーザ駆動回路のブロック図を
示す。図において9は固定減衰器、10は電流抽出回路で
あってトランジスタ11と抵抗12およびトランジスタ13と
抵抗14とを図示のように組み合わせて構成している。a
〜fは第3図に示す各部電流波形の測定位置を示す。
電流抽出回路10は一方のトランジスタ11に電流I5を流入
させた場合に他方のトランジスタ13に電流I5と同値の電
流I7=I5を流入させることができるので定電流回路の構
成によく用いられることで知られている。
第2図はLD1とフォトダイオード2の電流対光出力特性
曲線図を示す。第1図と第2図において、LD1に再生時
の駆動電流I2を流した時の光出力をPrとし、光出力Prに
対応するフォトダイオード2の検出電流すなわちレーザ
光強度検出部3の検出電流I6を電圧変換して補償回路4
にフィードバックし、補償回路4はLD1の再生時におけ
る光出力Prが一定値になるように駆動電流I2を制御す
る。
また、LD1に記録電流I3を重畳して流したときの全光出
力をPwとし、記録電流I3に対応するフォトダイオード2
の重畳検出電流をI7とすると、フォトダイオード2の全
検出電流I4=I6+I7となり、この全検出電流I4をレーザ
光強度検出部3の抵抗で電圧変換すると重畳検出電流I7
の成分だけが余分となって駆動電流I2が変化してしま
う。
そこで重畳検出電流I7を電流抽出回路10のトランジスタ
13に流入させるようにトランジスタ11にながれる電流I5
を制御すればよいことが分かる。ところでこの重畳検出
電流I7は第2図から分かるように記録電流I3に比例す
る。その係数を1/kとすれば固定減衰器9を用いてその
出力電流I5をI3/kに設定することは容易である。
従って重畳検出電流I7=I5=I3/kとなるように固定減衰
器9の定数kを設定すればよい。
第3図は第1図の各部電流波形図を示す。図において、
aは補償回路4の出力電流であって半導体レーザの再生
時の光出力Prを一定値に制御する駆動電流I2の波形図で
ある。bは記録電流I3で記録信号Mによりスイッチング
回路6を制御し定電流回路7から断続してパルス電流が
出力される。cはLD1に流れる電流I1であってI1=I2+I
3となる。
dはLD1に流れる電流I1に対応するフォトダイオード2
の全検出電流I4であって、eに示す記録電流I3に対応す
るフォトダイオード2の検出電流I7と、fに示す駆動電
流I2に対応するフォトダイオード2の検出電流I6との和
の波形図になっている。
このように波形dから波形eを差し引くことにより波形
fがレーザ光強度検出部3の抵抗で電圧変換でき、安定
な半導体レーザの再生時の光出力Prを得ることができ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、簡単な付加回路で半導体レーザの再生
時の光出力を一定値に維持し、その光出力に所望の記録
時の断続する光出力を重畳させることが可能となる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体レーザ駆動回路のブロック図、 第2図は第1図のLDとフォトダイオードの電流対光出力
特性曲線図、 第3図は第1図の各部電流波形図、 第4図は従来の半導体レーザの温度特性曲線図、 第5図は従来の半導体レーザ駆動回路のブロック図、 第6図は第5図の回路の欠点を説明するためのLD駆動電
流の波形図を示す。 図において、1は半導体レーザ、3はレーザ光強度検出
部、4は情報を再生するための所定の駆動電流を供給す
る回路(補償回路)、8は変調回路をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学的ディスク装置の光源用半導体レーザ
    に情報を再生するための所定の駆動電流を供給する回路
    と、該駆動電流に断続した記録電流を重畳供給する変調
    回路と、前記半導体レーザに流れる電流を検出するレー
    ザ光強度検出部とから構成されてなる半導体レーザ駆動
    回路において、 前記記録電流供給時に前記レーザ光強度検出部の全検出
    電流から前記重畳記録電流に対応する検出電流分を抽出
    する電流抽出回路を設け、 当該抽出後の残電流に基づき、前記駆動電流供給回路を
    フィードバック制御する閉回路に構成したことを特徴と
    する半導体レーザ駆動回路。
JP60033047A 1985-02-20 1985-02-20 半導体レーザ駆動回路 Expired - Lifetime JPH0785309B2 (ja)

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