JPH0784903A - Wanによる情報提供システム - Google Patents
Wanによる情報提供システムInfo
- Publication number
- JPH0784903A JPH0784903A JP5188975A JP18897593A JPH0784903A JP H0784903 A JPH0784903 A JP H0784903A JP 5188975 A JP5188975 A JP 5188975A JP 18897593 A JP18897593 A JP 18897593A JP H0784903 A JPH0784903 A JP H0784903A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information data
- identification name
- information
- data
- center device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】WANによる情報提供システムにおいて、各端
末装置において表示する情報データの切り換えや、情報
データの表示を高速で行えるようにすること。 【構成】端末装置において、センタ装置から送られてく
る少なくとも最新の1回の情報データを記憶すると共に
情報データの識別名をリストにして記憶し、指定された
情報データの識別名がリストに存在するか否かを判定
し、判定結果がYESの場合には、送信コマンドの送信に
代えて、情報データ記憶手段に記憶されている指定され
た識別名の情報データを読み出し、その情報データを表
示手段に出力し、出力したい所望の情報データの識別名
がリストに存在しないと判定された場合には、送信手段
によりセンタにその情報データを特定した送信コマンド
を送信するようにした。
末装置において表示する情報データの切り換えや、情報
データの表示を高速で行えるようにすること。 【構成】端末装置において、センタ装置から送られてく
る少なくとも最新の1回の情報データを記憶すると共に
情報データの識別名をリストにして記憶し、指定された
情報データの識別名がリストに存在するか否かを判定
し、判定結果がYESの場合には、送信コマンドの送信に
代えて、情報データ記憶手段に記憶されている指定され
た識別名の情報データを読み出し、その情報データを表
示手段に出力し、出力したい所望の情報データの識別名
がリストに存在しないと判定された場合には、送信手段
によりセンタにその情報データを特定した送信コマンド
を送信するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広域通信網による情報
提供システムに関する。特に、情報の取り出し時間を短
縮したものに関する。
提供システムに関する。特に、情報の取り出し時間を短
縮したものに関する。
【0002】
【従来の技術】広域通信網(WAN)を用いた情報提供
システムがある。このシステムは、センタ装置と各地の
アクセスポインとを専用のネットワークで接続して、各
地のアクセスポイントに複数の端末装置をローカルエリ
アネットワークで接続したものである。そして、そのシ
ステムでは、各端末装置からセンタ装置に存在する各種
の情報データが選択的に受信され、その情報データが表
示手段に表示される。
システムがある。このシステムは、センタ装置と各地の
アクセスポインとを専用のネットワークで接続して、各
地のアクセスポイントに複数の端末装置をローカルエリ
アネットワークで接続したものである。そして、そのシ
ステムでは、各端末装置からセンタ装置に存在する各種
の情報データが選択的に受信され、その情報データが表
示手段に表示される。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】この時、センタ装置に
対して、1画面で表示したい所望の情報データの送信要
求が行われる毎、センタ装置はその要求のあった情報デ
ータを端末装置に送信していた。即ち、端末装置が情報
データの表示画面を切り換える毎に、センタ装置はその
画面の情報データを含む一定量の情報データを端末装置
へ送信するようにしている。このため、映像データのよ
うにビットデータを扱う場合には、データ量が膨大とな
るため、センタ装置からアクセスポイントへの幹線通信
網におけるデータ伝送に時間がかかり、端末装置におけ
る画面の切り換え速度が極めて遅くなるという問題があ
った。
対して、1画面で表示したい所望の情報データの送信要
求が行われる毎、センタ装置はその要求のあった情報デ
ータを端末装置に送信していた。即ち、端末装置が情報
データの表示画面を切り換える毎に、センタ装置はその
画面の情報データを含む一定量の情報データを端末装置
へ送信するようにしている。このため、映像データのよ
うにビットデータを扱う場合には、データ量が膨大とな
るため、センタ装置からアクセスポイントへの幹線通信
網におけるデータ伝送に時間がかかり、端末装置におけ
る画面の切り換え速度が極めて遅くなるという問題があ
った。
【0004】本発明は上記の課題を解決するために成さ
れたものであり、その目的は、WANによる情報提供シ
ステムにおいて、各端末装置において表示する情報デー
タの切り換えや、情報データの表示を高速で行えるよう
にすることである。
れたものであり、その目的は、WANによる情報提供シ
ステムにおいて、各端末装置において表示する情報デー
タの切り換えや、情報データの表示を高速で行えるよう
にすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成は、幹線ネットワークに接続されたセン
タ装置に各種の提供すべき情報データを記憶させてお
き、幹線ネットワークのアクセスポイントに対してロー
カルエリアネットワークを形成して複数の端末装置を接
続して、それぞれの端末装置からセンタ装置に記憶され
ている情報データを選択的に受信して、この情報データ
を端末装置において出力するようにしたWANによる情
報提供システムにおいて、端末装置を、情報データを表
示する表示手段と、出力したい所望の情報データを指定
する指定手段と、センタ装置に送信を要求する情報デー
タを特定した送信コマンドを送信する送信手段と、セン
タ装置から送られてくる情報データを受信する受信手段
と、センタ装置から送られてくる少なくとも最新の1回
の情報データを記憶する情報データ記憶手段と、情報デ
ータ記憶手段に記憶されている情報データの識別名をリ
ストにして記憶する識別名記憶手段と、指定手段により
指定された情報データの識別名が識別名記憶手段に存在
するか否かを判定する判定手段と、判定手段により出力
したい所望の情報データの識別名が識別名記憶手段に存
在すると判定された場合には、送信手段による送信コマ
ンドの送信に代えて、情報データ記憶手段に記憶されて
いる指定された識別名の情報データを読み出し、その情
報データを表示手段に出力し、出力したい所望の情報デ
ータの識別名が識別名記憶手段に存在しないと判定され
た場合には、送信手段によりセンタにその情報データを
特定した送信コマンドを送信する制御手段とで構成した
ことを特徴とする。
の本発明の構成は、幹線ネットワークに接続されたセン
タ装置に各種の提供すべき情報データを記憶させてお
き、幹線ネットワークのアクセスポイントに対してロー
カルエリアネットワークを形成して複数の端末装置を接
続して、それぞれの端末装置からセンタ装置に記憶され
ている情報データを選択的に受信して、この情報データ
を端末装置において出力するようにしたWANによる情
報提供システムにおいて、端末装置を、情報データを表
示する表示手段と、出力したい所望の情報データを指定
する指定手段と、センタ装置に送信を要求する情報デー
タを特定した送信コマンドを送信する送信手段と、セン
タ装置から送られてくる情報データを受信する受信手段
と、センタ装置から送られてくる少なくとも最新の1回
の情報データを記憶する情報データ記憶手段と、情報デ
ータ記憶手段に記憶されている情報データの識別名をリ
ストにして記憶する識別名記憶手段と、指定手段により
指定された情報データの識別名が識別名記憶手段に存在
するか否かを判定する判定手段と、判定手段により出力
したい所望の情報データの識別名が識別名記憶手段に存
在すると判定された場合には、送信手段による送信コマ
ンドの送信に代えて、情報データ記憶手段に記憶されて
いる指定された識別名の情報データを読み出し、その情
報データを表示手段に出力し、出力したい所望の情報デ
ータの識別名が識別名記憶手段に存在しないと判定され
た場合には、送信手段によりセンタにその情報データを
特定した送信コマンドを送信する制御手段とで構成した
ことを特徴とする。
【0006】
【作用及び発明の効果】端末装置は、センタ装置から受
信した一定量の情報データの少なくもと最新の1回分の
情報データを情報データ記憶手段に記憶する。又、端末
装置では、情報データ記憶手段に記憶されている情報デ
ータの識別名のリストを識別名記憶手段に記憶してい
る。指定手段により指定された所望の情報データの識別
名がこの識別名記憶手段に記憶されている識別名のリス
トに存在する場合には、端末装置はセンタ装置に情報デ
ータの送信要求をすることなく、端末装置に記憶されて
いる情報データの中から所望の表示すべき情報データを
抽出して、その情報データが表示手段に表示される。一
方、指定された情報データの識別名が識別名記憶手段に
存在しない場合には、その識別名の情報データの送信を
要求する送信コマンドがセンタ装置に送出される。そし
て、この時には、センタ装置は、その要求のあった情報
データを含む一定量のデータを端末装置に送信する。端
末装置は、この受信した情報データを情報データ記憶手
段に記憶すると共に、その情報データの識別名を識別名
記憶手段に記憶する。
信した一定量の情報データの少なくもと最新の1回分の
情報データを情報データ記憶手段に記憶する。又、端末
装置では、情報データ記憶手段に記憶されている情報デ
ータの識別名のリストを識別名記憶手段に記憶してい
る。指定手段により指定された所望の情報データの識別
名がこの識別名記憶手段に記憶されている識別名のリス
トに存在する場合には、端末装置はセンタ装置に情報デ
ータの送信要求をすることなく、端末装置に記憶されて
いる情報データの中から所望の表示すべき情報データを
抽出して、その情報データが表示手段に表示される。一
方、指定された情報データの識別名が識別名記憶手段に
存在しない場合には、その識別名の情報データの送信を
要求する送信コマンドがセンタ装置に送出される。そし
て、この時には、センタ装置は、その要求のあった情報
データを含む一定量のデータを端末装置に送信する。端
末装置は、この受信した情報データを情報データ記憶手
段に記憶すると共に、その情報データの識別名を識別名
記憶手段に記憶する。
【0007】このように、センタ装置から送信されてく
るデータのうち少なくとも最新の1回分のデータはセン
タ装置の情報データ記憶手段に記憶するようにしてお
り、表示したい情報データがその中に存在する場合に
は、センタ装置に対してデータの送信要求をすることな
く、端末装置の情報データ記憶手段の中から必要な情報
データを抽出して、表示手段に表示させている。よっ
て、このように端末装置に表示データが記憶されている
場合には、その情報データの表示が高速で行われ、画面
の切り換えや情報データの表示が高速となる。
るデータのうち少なくとも最新の1回分のデータはセン
タ装置の情報データ記憶手段に記憶するようにしてお
り、表示したい情報データがその中に存在する場合に
は、センタ装置に対してデータの送信要求をすることな
く、端末装置の情報データ記憶手段の中から必要な情報
データを抽出して、表示手段に表示させている。よっ
て、このように端末装置に表示データが記憶されている
場合には、その情報データの表示が高速で行われ、画面
の切り換えや情報データの表示が高速となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。全体のシステムの構成は、図1に示すようにな
る。図1において、全国に張り巡らされた幹線ネットワ
ーク1には、アクセスポイント11、12、13があ
る。このアクセスポイント11、12、13に対して、
ローカルエリアネットワークにより各端末装置T1,T
2,T3,T4等が接続されている。又、アクセスポイ
ント12に対してセンタ装置Cが接続されている。セン
タ装置Cは各種の情報データを階層的構造で記憶してい
る。そして、センタ装置は、要求のあった情報データを
含む一定量のデータ、例えば、要求のあった情報データ
の存在する階層の全ての情報データを抽出して、端末装
置へ送信する。
明する。全体のシステムの構成は、図1に示すようにな
る。図1において、全国に張り巡らされた幹線ネットワ
ーク1には、アクセスポイント11、12、13があ
る。このアクセスポイント11、12、13に対して、
ローカルエリアネットワークにより各端末装置T1,T
2,T3,T4等が接続されている。又、アクセスポイ
ント12に対してセンタ装置Cが接続されている。セン
タ装置Cは各種の情報データを階層的構造で記憶してい
る。そして、センタ装置は、要求のあった情報データを
含む一定量のデータ、例えば、要求のあった情報データ
の存在する階層の全ての情報データを抽出して、端末装
置へ送信する。
【0009】端末装置T1〜T4等は、図2に示すよう
に構成されている。アクセスポイント11にローカルエ
リアネットワーク30が接続されており、そのローカル
エリアネットワーク30に端末装置T1が接続されてい
る。端末装置T1は良く知られたコンピュータシステム
で構成されている。即ち、通信インタフェース21、C
PU20、ROM22、RAM23、入力インタフェー
ス24、固定ディスク25、情報データを表示するCR
T26、送信要求の情報データを指定するキーボード2
7とで構成されている。
に構成されている。アクセスポイント11にローカルエ
リアネットワーク30が接続されており、そのローカル
エリアネットワーク30に端末装置T1が接続されてい
る。端末装置T1は良く知られたコンピュータシステム
で構成されている。即ち、通信インタフェース21、C
PU20、ROM22、RAM23、入力インタフェー
ス24、固定ディスク25、情報データを表示するCR
T26、送信要求の情報データを指定するキーボード2
7とで構成されている。
【0010】ROM22にはセンタ装置Cに対してデー
タの送信要求及びデータの受信を制御するための通信プ
ログラムを記憶する通信プログラム領域が形成されてい
る。又、RAM23には各種のデータを記憶するデータ
領域が形成されている。さらに、固定ディスク装置25
にはセンタ装置Cから送信されてきた最新の少なくとも
1回分の情報データを記憶する情報データ記憶領域25
1と、その情報データ記憶領域251に記憶されている
情報データの識別名をリストで記憶する識別名記憶領域
252とが形成されている。
タの送信要求及びデータの受信を制御するための通信プ
ログラムを記憶する通信プログラム領域が形成されてい
る。又、RAM23には各種のデータを記憶するデータ
領域が形成されている。さらに、固定ディスク装置25
にはセンタ装置Cから送信されてきた最新の少なくとも
1回分の情報データを記憶する情報データ記憶領域25
1と、その情報データ記憶領域251に記憶されている
情報データの識別名をリストで記憶する識別名記憶領域
252とが形成されている。
【0011】次に、本端末装置T1の作用を図3を参照
して説明する。ステップ100において、センタ装置C
の呼出手順が実行される。次に、センタ装置Cからメニ
ューが受信され、そのメニューがCRT26に表示され
る。次に、ステップ104において、CRT26に表示
された情報データのメニュー画面から所望のメニューが
選択され、送信を要求する所望の情報データの識別名が
選択される。次に、ステップ106において、選択され
た識別名が固定ディスク装置25の識別名記憶領域25
2に存在するか否かが判定される。そして、その指定さ
れた識別名が識別名記憶領域252に存在しない場合に
は、ステップ108に移行して、その識別名を含むデー
タ要求コマンドがセンタ装置Cへ送信される。
して説明する。ステップ100において、センタ装置C
の呼出手順が実行される。次に、センタ装置Cからメニ
ューが受信され、そのメニューがCRT26に表示され
る。次に、ステップ104において、CRT26に表示
された情報データのメニュー画面から所望のメニューが
選択され、送信を要求する所望の情報データの識別名が
選択される。次に、ステップ106において、選択され
た識別名が固定ディスク装置25の識別名記憶領域25
2に存在するか否かが判定される。そして、その指定さ
れた識別名が識別名記憶領域252に存在しない場合に
は、ステップ108に移行して、その識別名を含むデー
タ要求コマンドがセンタ装置Cへ送信される。
【0012】センタ装置Cはそのデータ要求コマンドを
受信して、そのコマンドに存在する識別名から記憶され
ている情報データを含む1階層分のデータを抽出して、
その情報データを端末装置T1に送信する。端末装置T
1は、ステップ110において、その1階層分の受信デ
ータをセンタ装置Cから受信する。そして、ステップ1
12において、その受信されたデータは各情報データ毎
に固定ディスク装置25の情報データ記憶領域251に
記憶され、その領域251に記憶されている情報データ
の各識別名のリストが固定ディスク装置25の識別名記
憶領域252に記憶される。
受信して、そのコマンドに存在する識別名から記憶され
ている情報データを含む1階層分のデータを抽出して、
その情報データを端末装置T1に送信する。端末装置T
1は、ステップ110において、その1階層分の受信デ
ータをセンタ装置Cから受信する。そして、ステップ1
12において、その受信されたデータは各情報データ毎
に固定ディスク装置25の情報データ記憶領域251に
記憶され、その領域251に記憶されている情報データ
の各識別名のリストが固定ディスク装置25の識別名記
憶領域252に記憶される。
【0013】次に、ステップ104で指定された情報デ
ータの識別名に対応する情報データが受信データの中か
ら選択されて、CRT26に表示される。次に、ステッ
プ116へ移行して、画面表示の作業が全て終了したか
否かが判定され、作業が終了していない場合には、ステ
ップ104に戻り、他の情報データの識別名の選択が行
われる。
ータの識別名に対応する情報データが受信データの中か
ら選択されて、CRT26に表示される。次に、ステッ
プ116へ移行して、画面表示の作業が全て終了したか
否かが判定され、作業が終了していない場合には、ステ
ップ104に戻り、他の情報データの識別名の選択が行
われる。
【0014】尚、ステップ106において、ステップ1
04で指定された情報データの識別名が固定ディスク装
置25の識別名記憶領域251に存在すると判定された
場合には、ステップ118において、情報データ記憶領
域251から指定された識別名の情報データが抽出され
て、その情報データがCRT26に表示される。このよ
うにして、1画面分の情報データの表示が繰り返し実行
される。
04で指定された情報データの識別名が固定ディスク装
置25の識別名記憶領域251に存在すると判定された
場合には、ステップ118において、情報データ記憶領
域251から指定された識別名の情報データが抽出され
て、その情報データがCRT26に表示される。このよ
うにして、1画面分の情報データの表示が繰り返し実行
される。
【0015】又、ステップ116において、情報データ
の画面表示が全て終了した場合には、ステップ120に
おいて、センタ装置Cに対する回線の切断処理が実行さ
れる。
の画面表示が全て終了した場合には、ステップ120に
おいて、センタ装置Cに対する回線の切断処理が実行さ
れる。
【0016】上記の動作において、情報データの選択手
順をより具体的に説明する。情報提供システムが図4の
ように階層的に構築されている場合には、端末装置で、
初期メニューによりシステム1〜システムnの選択が行
われる。次に、システム1が選択された場合には、情報
A〜情報Zの2次メニューが表示され、例えば、情報A
が選択される。次に、情報A,1〜情報A,mの3次メニュ
ーが表示される。そして、例えば、情報A,2が選択され
たとする。この情報A,2という情報データの識別名が固
定ディスク装置25の識別名記憶領域252に存在しな
い場合には、識別名情報A,2を含むデータ要求コマンド
がセンタ装置Cに送信される。センタ装置Cは、識別名
情報A,2を含む階層の情報データ、即ち、情報A,1〜情
報A,mの全てのデータを一度に端末装置T1に送信す
る。端末装置T1は、この階層の情報データ、即ち、情
報A,1〜情報A,mを固定ディスク装置25の情報データ
記憶領域251に記憶する。それと共に、識別名記憶領
域252には、識別名情報A,1〜情報A,mが記憶される
ことになる。そして、CRT26には、指定された情報
A,2に関する画像が表示される。
順をより具体的に説明する。情報提供システムが図4の
ように階層的に構築されている場合には、端末装置で、
初期メニューによりシステム1〜システムnの選択が行
われる。次に、システム1が選択された場合には、情報
A〜情報Zの2次メニューが表示され、例えば、情報A
が選択される。次に、情報A,1〜情報A,mの3次メニュ
ーが表示される。そして、例えば、情報A,2が選択され
たとする。この情報A,2という情報データの識別名が固
定ディスク装置25の識別名記憶領域252に存在しな
い場合には、識別名情報A,2を含むデータ要求コマンド
がセンタ装置Cに送信される。センタ装置Cは、識別名
情報A,2を含む階層の情報データ、即ち、情報A,1〜情
報A,mの全てのデータを一度に端末装置T1に送信す
る。端末装置T1は、この階層の情報データ、即ち、情
報A,1〜情報A,mを固定ディスク装置25の情報データ
記憶領域251に記憶する。それと共に、識別名記憶領
域252には、識別名情報A,1〜情報A,mが記憶される
ことになる。そして、CRT26には、指定された情報
A,2に関する画像が表示される。
【0017】次に、作業者は、情報A,3をCRT26に
表示させたい場合には、3次メニューにおいて、識別名
情報A,3を選択する。この場合には、固定ディスク装置
25の識別名記憶領域252には識別名情報A,3が存在
するので、情報データ記憶領域251には識別名情報
A,3の情報データが存在することになり、その情報デー
タをセンタ装置Cに対して要求することなく、自己の端
末装置T1に記憶されている情報データの中から選択し
て、CRT26に表示することになるので、画面の切り
換えが極めて高速に行える。従来は、このような場合に
は、もう一度、センタ装置Cに対して、情報A,3の情報
データの送信要求をして、センタ装置Cから情報A,3を
含む一定の情報データを受信する必要があった。本発明
はこのアクセス時間が短縮できる。
表示させたい場合には、3次メニューにおいて、識別名
情報A,3を選択する。この場合には、固定ディスク装置
25の識別名記憶領域252には識別名情報A,3が存在
するので、情報データ記憶領域251には識別名情報
A,3の情報データが存在することになり、その情報デー
タをセンタ装置Cに対して要求することなく、自己の端
末装置T1に記憶されている情報データの中から選択し
て、CRT26に表示することになるので、画面の切り
換えが極めて高速に行える。従来は、このような場合に
は、もう一度、センタ装置Cに対して、情報A,3の情報
データの送信要求をして、センタ装置Cから情報A,3を
含む一定の情報データを受信する必要があった。本発明
はこのアクセス時間が短縮できる。
【0018】又、次に、作業者が、情報B,1をCRT2
6に表示させたい場合には、2次メニューにおいて、識
別名情報B,1を選択することになる。識別名情報B,1
は、識別名記憶領域252には存在しないので、この場
合には、端末装置T1にセンタ装置Cに対して、識別名
情報B,1を含む階層の情報データ、即ち、識別名情報
B,1〜識別名情報B,kの送信要求を出力する。この結
果、センタ装置Cから識別名情報B,1〜識別名情報B,k
の情報データが送信され、それらの情報データは固定デ
ィスク装置25の情報データ記憶領域251に記憶さ
れ、それらの識別名情報B,1〜識別名情報B,kが識別名
記憶領域252に記憶されることになる。以下、同様な
処理が繰り返される。
6に表示させたい場合には、2次メニューにおいて、識
別名情報B,1を選択することになる。識別名情報B,1
は、識別名記憶領域252には存在しないので、この場
合には、端末装置T1にセンタ装置Cに対して、識別名
情報B,1を含む階層の情報データ、即ち、識別名情報
B,1〜識別名情報B,kの送信要求を出力する。この結
果、センタ装置Cから識別名情報B,1〜識別名情報B,k
の情報データが送信され、それらの情報データは固定デ
ィスク装置25の情報データ記憶領域251に記憶さ
れ、それらの識別名情報B,1〜識別名情報B,kが識別名
記憶領域252に記憶されることになる。以下、同様な
処理が繰り返される。
【0019】このようにして、最新に受信された1階層
のデータの中に、次に表示させたいデータが存在する場
合には、センタ装置Cからデータを受信する必要がない
ので、次の画面の表示が高速で行われる。
のデータの中に、次に表示させたいデータが存在する場
合には、センタ装置Cからデータを受信する必要がない
ので、次の画面の表示が高速で行われる。
【図1】本発明の具体的な実施例にかかるWANによる
情報提供システムの構成図。
情報提供システムの構成図。
【図2】同システムの端末装置の構成を示したブロック
図。
図。
【図3】同端末装置の構成を示したブロック図。
【図4】同装置のCPUによる処理手順を示したフロー
チャート。
チャート。
1…幹線ネットワーク 11,12,13…アクセスポイント T1,T2,T3,T4…端末装置 20…CPU 25…固定ディスク装置 251…情報データ記憶領域(情報データ記憶手段) 252…識別名記憶領域(識別名記憶手段) 26…CRT(表示手段) 27…キーボード(指定手段) ステップ104…指定手段 ステップ108…送信手段 ステップ110…受信手段 ステップ106…判定手段 ステップ118、108…制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 英俊 愛知県名古屋市緑区大高町己新田103番地 の1 株式会社東洋商事内
Claims (1)
- 【請求項1】 幹線ネットワークに接続されたセンタ装
置に各種の提供すべき情報データを記憶させておき、幹
線ネットワークのアクセスポイントに対してローカルエ
リアネットワークを形成して複数の端末装置を接続し
て、それぞれの端末装置からセンタ装置に記憶されてい
る情報データを選択的に受信して、この情報データを端
末装置において出力するようにしたWANによる情報提
供システムにおいて、 前記端末装置を、 情報データを表示する表示手段と、 出力したい所望の情報データを指定する指定手段と、 前記センタ装置に送信を要求する情報データを特定した
送信コマンドを送信する送信手段と、 前記センタ装置から送られてくる情報データを受信する
受信手段と、 前記センタ装置から送られてくる少なくとも最新の1回
の情報データを記憶する情報データ記憶手段と、 前記情報データ記憶手段に記憶されている情報データの
識別名をリストにして記憶する識別名記憶手段と、 前記指定手段により指定された情報データの識別名が識
別名記憶手段に存在するか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により出力したい所望の情報データの識別
名が識別名記憶手段に存在すると判定された場合には、
前記送信手段による送信コマンドの送信に代えて、前記
情報データ記憶手段に記憶されている指定された識別名
の情報データを読み出し、その情報データを前記表示手
段に出力し、出力したい所望の情報データの識別名が識
別名記憶手段に存在しないと判定された場合には、前記
送信手段により前記センタにその情報データを特定した
送信コマンドを送信する制御手段と、 で構成したことを特徴とするWANによる情報提供シス
テム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5188975A JPH0784903A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | Wanによる情報提供システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5188975A JPH0784903A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | Wanによる情報提供システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0784903A true JPH0784903A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16233206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5188975A Pending JPH0784903A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | Wanによる情報提供システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0784903A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5857206A (en) * | 1996-01-31 | 1999-01-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Information processing apparatus with network communication function and information access employed in the apparatus |
SG93792A1 (en) * | 1995-04-20 | 2003-01-21 | At & T Corp | Electronic messaging in a wide area network |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP5188975A patent/JPH0784903A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SG93792A1 (en) * | 1995-04-20 | 2003-01-21 | At & T Corp | Electronic messaging in a wide area network |
US5857206A (en) * | 1996-01-31 | 1999-01-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Information processing apparatus with network communication function and information access employed in the apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR0149855B1 (ko) | 화상검색장치 | |
KR100188958B1 (ko) | 주무형 비디오 서비스 시스템(vod)의 단말장치에서 단축키 설정방법,사용방법 및 그에 적합한 장치 | |
US20020051080A1 (en) | Image display apparatus, image display system, and image display method | |
US6658466B1 (en) | Method and apparatus for integrating remote human interactive assistance function into software systems | |
KR100566975B1 (ko) | 휴대폰의 원격 기능변경장치 및 그 제어방법 | |
US4967190A (en) | Method of and apparatus for controlling screen display | |
JP2778504B2 (ja) | ネットワーク管理システム | |
JPH0784903A (ja) | Wanによる情報提供システム | |
JPH0869422A (ja) | 情報転送方法 | |
JP2001175322A (ja) | プロセス監視制御装置、画面表示制御方法および記憶媒体 | |
JP2003259340A (ja) | 映像通信システム、映像通信方法、映像通信プログラム、画面情報生成方法及び画面情報生成プログラム | |
JP2624110B2 (ja) | 通信ネットワーク用端末装置及び通信ネットワーク用端末装置におけるメニュー表示方法 | |
JP3081863B2 (ja) | 動的サービス制御手順を持つファクシミリデータベース検索装置および動的サービス制御手順を持つデータベース検索システム。 | |
JP3425873B2 (ja) | ホストコンピュータと接続された端末装置でのデータ入力方式 | |
JPH0814851B2 (ja) | 情報処理装置 | |
JPH0793126A (ja) | データ表示システム及びデータ表示制御方法 | |
JP2003060593A (ja) | データ放送受信装置及びそのコンポーネント選択方法 | |
JPH05204973A (ja) | 分散型データベース検索方式 | |
JP2000357144A (ja) | 表示処理装置、表示処理システム、及び記憶媒体 | |
JP2002342064A (ja) | 情報表示システム | |
JPH05284230A (ja) | 電話装置 | |
JPS61285531A (ja) | 多機能アイコン制御装置 | |
JPS6211927A (ja) | カ−ソルメニユ−制御装置 | |
JPH06230875A (ja) | 情報処理装置 | |
JPH04241550A (ja) | 通信端末装置の宛先指定方法 |