JPH078475Y2 - 荷物緊締用レ−ルを装着した運搬容器の側壁構造 - Google Patents
荷物緊締用レ−ルを装着した運搬容器の側壁構造Info
- Publication number
- JPH078475Y2 JPH078475Y2 JP5966791U JP5966791U JPH078475Y2 JP H078475 Y2 JPH078475 Y2 JP H078475Y2 JP 5966791 U JP5966791 U JP 5966791U JP 5966791 U JP5966791 U JP 5966791U JP H078475 Y2 JPH078475 Y2 JP H078475Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- luggage
- tightening rail
- luggage tightening
- side wall
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、バン型車両や海上コン
テナ(以下運搬容器という)の側壁構造に関するもので
ある。更に詳しくいえば運搬容器の側壁に積載物品の荷
動きを防止する為に用いる荷物緊締用ベルトを取付ける
レ−ル(以下荷物緊締用レ−ルという)を装備した側壁構
造の改良に関するものである。
テナ(以下運搬容器という)の側壁構造に関するもので
ある。更に詳しくいえば運搬容器の側壁に積載物品の荷
動きを防止する為に用いる荷物緊締用ベルトを取付ける
レ−ル(以下荷物緊締用レ−ルという)を装備した側壁構
造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、運搬容器の荷室側壁の内張板に装
備された少くとも左右一対の荷物緊締用レ−ルは、図5
に示す如く側壁内面の内張板5より内側に突出しないよ
う、その頂面を内張板5と面一になるように取付けられ
ていた。
備された少くとも左右一対の荷物緊締用レ−ルは、図5
に示す如く側壁内面の内張板5より内側に突出しないよ
う、その頂面を内張板5と面一になるように取付けられ
ていた。
【0003】一方、荷物緊締用レ−ル2と、これに係止
される荷物緊締用ベルト7とは係脱を容易にするため、
荷物緊締用レ−ル2側に荷締用ベルト7の係止金具7′
のための逃げ用空間が用意されている。即ち、荷物緊締
用レ−ル2を中央部の凹溝と両側縁のフランジ2bよりな
る断面ハット型として、この空間を形成している。この
ため、荷物緊締用レ−ル2の頂面と内張板5とを面一に
なるようにするためには、荷物緊締用レ−ル2の凹溝の
高さhと内張板5の厚さyとの差厚(h−y)分だけ、ス
ペ−サ12を介在させなければならなかった(図5)。
される荷物緊締用ベルト7とは係脱を容易にするため、
荷物緊締用レ−ル2側に荷締用ベルト7の係止金具7′
のための逃げ用空間が用意されている。即ち、荷物緊締
用レ−ル2を中央部の凹溝と両側縁のフランジ2bよりな
る断面ハット型として、この空間を形成している。この
ため、荷物緊締用レ−ル2の頂面と内張板5とを面一に
なるようにするためには、荷物緊締用レ−ル2の凹溝の
高さhと内張板5の厚さyとの差厚(h−y)分だけ、ス
ペ−サ12を介在させなければならなかった(図5)。
【0004】このようにスペ−サ12を介在させて構成
された従来の側壁構造は、その組み付け作業は容易でな
く、相当の工数を費していた。即ち、側柱3とスペ−サ
(木製)12を接着剤で一体に固着したのち、側柱3と
内張板5は所定位置でボルトで固着されるが、側柱3と
スペ−サとの接着作業に意外な工数がかかっていた。
された従来の側壁構造は、その組み付け作業は容易でな
く、相当の工数を費していた。即ち、側柱3とスペ−サ
(木製)12を接着剤で一体に固着したのち、側柱3と
内張板5は所定位置でボルトで固着されるが、側柱3と
スペ−サとの接着作業に意外な工数がかかっていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上述した従
来の組付け構造の問題点に鑑み、側柱3と内張板5との
組付け、あるいは側柱3と荷物緊締用レ−ル2との組付
け作業を容易化し、少い工数で組付けできるようにする
と共に、車両の内法巾を最大限有効に利用できるように
することを目的とする。
来の組付け構造の問題点に鑑み、側柱3と内張板5との
組付け、あるいは側柱3と荷物緊締用レ−ル2との組付
け作業を容易化し、少い工数で組付けできるようにする
と共に、車両の内法巾を最大限有効に利用できるように
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】壁面の長手方向に適宜間
隔で設けられた側柱3の所定高さ位置に荷物緊締用レ−
ル2の凹溝2aの高さhから内張板5を差し引いた深さx
=h−yを有する凹所8を設け、該凹所8内に前記荷物
緊締用レ−ル2を着座固着し、荷物緊締用レ−ル2の頂
面が側柱3の内面に固着された内張板5と面一になるよ
うにした。
隔で設けられた側柱3の所定高さ位置に荷物緊締用レ−
ル2の凹溝2aの高さhから内張板5を差し引いた深さx
=h−yを有する凹所8を設け、該凹所8内に前記荷物
緊締用レ−ル2を着座固着し、荷物緊締用レ−ル2の頂
面が側柱3の内面に固着された内張板5と面一になるよ
うにした。
【0007】
【実施例】図1〜図4に基いて説明する。図1は側壁1
に荷物緊締用レ−ル2を取付けたバン型車両Vを後部か
らみた図である。
に荷物緊締用レ−ル2を取付けたバン型車両Vを後部か
らみた図である。
【0008】図2で3は側柱で側壁1の前後長手方向に
所定の間隔で設けられている。側柱3は図3に示す如く
横断面断面コ型をなし、外板4と内張板5がこれに取付
けられる。内張板5は側柱3にファスナ−6等で固着さ
れる。
所定の間隔で設けられている。側柱3は図3に示す如く
横断面断面コ型をなし、外板4と内張板5がこれに取付
けられる。内張板5は側柱3にファスナ−6等で固着さ
れる。
【0009】荷物緊締用レ−ル2は側柱3に切欠き凹所
8を設け、この切欠き凹所8に溶接部10で取付けたア
ングル状のブラケット9にリベット11で取付けられ
る。
8を設け、この切欠き凹所8に溶接部10で取付けたア
ングル状のブラケット9にリベット11で取付けられ
る。
【0010】荷物緊締用レ−ル2は凹溝2aと両側縁のフ
ランジ2bとで横断面ハット型をなし、そのフランジ2b部
で前記ブラケット9にリベット11で固着される。荷物
緊締用レ−ル2の頂面は内張板5と面一になるよう構成
されている。
ランジ2bとで横断面ハット型をなし、そのフランジ2b部
で前記ブラケット9にリベット11で固着される。荷物
緊締用レ−ル2の頂面は内張板5と面一になるよう構成
されている。
【0011】荷物緊締用レ−ル2の取付けの為図2に示
す如くレ−ル2はその凹溝部の高さhから内張板厚yを
差し引いた深さx=(h−y)からなる切欠凹所8を側
柱3に設け、この切欠凹所8に荷物緊締用レ−ル2を固
着している。
す如くレ−ル2はその凹溝部の高さhから内張板厚yを
差し引いた深さx=(h−y)からなる切欠凹所8を側
柱3に設け、この切欠凹所8に荷物緊締用レ−ル2を固
着している。
【0012】なお荷物緊締用レ−ル2の取付けの為側柱
3に設ける切欠き凹所8に代え、図4(b)に示す如く
プレスによる段押し加工凹部8′でもよい。
3に設ける切欠き凹所8に代え、図4(b)に示す如く
プレスによる段押し加工凹部8′でもよい。
【0013】
【効果】以上の如き構成であるから、側柱3に凹所8又
は8′を設け、こゝにブラケット9を取付けておき、こ
れに荷物緊締用レ−ル2を固着すればよいので、取付作
業はきわめて容易となった。
は8′を設け、こゝにブラケット9を取付けておき、こ
れに荷物緊締用レ−ル2を固着すればよいので、取付作
業はきわめて容易となった。
【0014】側柱3側に凹所8又は段押し加工凹部8′
等の凹所を設け、該凹部又は凹所の深さを荷物緊締用レ
−ル2の凹溝の高さhから内張板厚yを差し引いた深さ
x=(h−y)とし、ここに荷締用レ−ル2を着座でき
るようにした。これにより、スペ−サの如き介在物のと
りつけ作業がなくなり、荷物緊締用レ−ル2の壁面への
組付け作業工数を大巾に削減できる。
等の凹所を設け、該凹部又は凹所の深さを荷物緊締用レ
−ル2の凹溝の高さhから内張板厚yを差し引いた深さ
x=(h−y)とし、ここに荷締用レ−ル2を着座でき
るようにした。これにより、スペ−サの如き介在物のと
りつけ作業がなくなり、荷物緊締用レ−ル2の壁面への
組付け作業工数を大巾に削減できる。
【0015】同時に荷物緊締用レ−ル2をとりつけない
型式の運搬容器の内法巾と同一の内法巾を有する運搬容
器を提供することができる。
型式の運搬容器の内法巾と同一の内法巾を有する運搬容
器を提供することができる。
【図1】荷役用レ−ルを装着したバン型車両の後面図。
【図2】図1のII−II断面図。
【図3】図2のIII−III断面図。
【図4】荷締用レ−ル取付用の凹部の2例を示す。
【図5】公知荷締用レ−ルの取付断面図。
1 側壁 2 荷物緊締用レ−ル 3 側柱 4 外板 5 内張板 6 ファスナ− 7 荷締用ベルト 7′ 金具 8 凹所 9 ブラケット 10 溶接部 11 リベット 12 スペ−サ
Claims (1)
- 【請求項1】 壁面の長手方向に所定間隔で設けられた
側柱(3)の所定高さ位置に凹溝(2a)と両側縁のフランジ
(2b)よりなる荷物緊締用レ−ル(2)の凹溝の高さhから
内張板(5)の厚さyを差し引いた深さx(=h−y)を有
する凹所(8)を設け、該凹所(8)内に前記荷物緊締用レ
−ル(2)を着座固着し、荷締用レ−ル(2)の頂面が側柱
(3)の内面に固着された内張板(5)と面一になるように
したことを特徴とする荷物緊締用レ−ルを装着した運搬
容器の側壁構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5966791U JPH078475Y2 (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 荷物緊締用レ−ルを装着した運搬容器の側壁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5966791U JPH078475Y2 (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 荷物緊締用レ−ルを装着した運搬容器の側壁構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH053183U JPH053183U (ja) | 1993-01-19 |
JPH078475Y2 true JPH078475Y2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=13119776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5966791U Expired - Lifetime JPH078475Y2 (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 荷物緊締用レ−ルを装着した運搬容器の側壁構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078475Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009220866A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Taisei Denki Kogyo:Kk | 輸送用コンテナ |
-
1991
- 1991-07-04 JP JP5966791U patent/JPH078475Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH053183U (ja) | 1993-01-19 |
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