JPH0640140Y2 - 積荷荷崩れ防止用のラッシングレールを装備した運搬容器の側壁構造 - Google Patents

積荷荷崩れ防止用のラッシングレールを装備した運搬容器の側壁構造

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JPH0640140Y2
JPH0640140Y2 JP1150490U JP1150490U JPH0640140Y2 JP H0640140 Y2 JPH0640140 Y2 JP H0640140Y2 JP 1150490 U JP1150490 U JP 1150490U JP 1150490 U JP1150490 U JP 1150490U JP H0640140 Y2 JPH0640140 Y2 JP H0640140Y2
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文雄 斉藤
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Nippon Fruehauf Co Ltd
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Nippon Fruehauf Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、バン型車両や海上コンテナ(以下運搬容器と
いう)の側壁構造に関するものである。更に詳しくいえ
ば、運搬容器の側壁に積荷荷崩れ防止用のラッシングベ
ルトを取付けるラッシングレール(以下単にラッシング
レールという)を装備した側壁構造の改良に関するもの
である。
(従来の技術) 従来、運搬容器の荷室側壁の内張板に装備された少くと
も左右一対のラッシングレールは、側壁内面の内張板よ
り内側に突出しないよう、その天面を内張板と面一にな
るように取り付けなければならないこと、さらにラッシ
ングレールとラッシングベルトとの係脱を容易にするた
め、ラッシングレールに適宜深さの逃げ用空間を設けな
ければならないこと、又ラッシングレールを強固に側壁
部に固着しておかなければならないこと等の理由により
側壁内部の側柱と内張板との間、又は側柱とラッシング
レールと内張板との間には高さ調節のための木製スペー
サ(第8図,第9図)を介装していた。
このように構成された従来の側壁構造は、高さ調節用の
木製スペーサが介在しているため、その組付け作業が容
易でなく相当の工数を要した。
即ち側柱と内張板との組付作業について見ると、まず側
柱と木製スペーサを接着剤で一体に固着する。次に側柱
と内張材は所定位置でボルトで固着されるが、側柱と木
製スペーサとの接着作業に意外な工程の工数がかゝって
いた。
(考案により解決しようとする課題) 本考案は上述した従来式組付け構造の問題点に鑑み考案
されたもので、側柱と内張板との組付け、あるいは側柱
とラッシングレール及びラッシングレールと内張板との
組付け作業を簡単で、しかも少い工数でできるようにす
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 基台部とこれと一体のU型クリップ部よりなる硬質合成
樹脂製スペーサのU型クリップ部を側柱のフランジ部に
挿し込んだのち、スペーサの基台部上に内張板をボルト
等で固着し、又同じく基台部とU型クリップ部よりなる
硬質合成樹脂製のスペーサのU型クリップ部をラッシン
グレールの側縁部に挿し込んだのち、スペーサの基台部
上に内張板をボルト等で固着するようにした。
(実施例) 第5図は本考案が実施される運搬容器の一例としての海
上コンテナである。本考案はこのような海上コンテナの
内壁Aの新規な構成に関するものである。
第6図は第5図のIV-IV矢視図で、1は外板、2はその
内側に所定間隔で縦方向に立設された側柱、3は側柱2
の内側にリベット4等で固着された内張板である。5は
ラッシングレールで、内壁Aの中間部に海上コンテナの
前後方向に取付けられる。
ラッシングレール5は内壁Aの前後方向に一定間隔で角
穴6が設けられ、こゝにラッシングベルト7(第7図)
の端に取付けられた金具8を引掛けて荷崩れを防止す
る。
このラッシングレール5を取付ける場合、第8図及び第
9図に示すごとく、側柱2に木製スペーサ9を接着剤で
固着したのち、側柱2と内張板3をボルト10で固着する
ようになっていた。
さて、本考案に於ては第1図に示す如く、側柱2と内張
板3との固着においては、従来の木製スペーサ9の代り
に合成樹脂製のスペーサ11を用いる。このスペーサ11は
硬質塩化ビニール等の合成樹脂を材料として成形され、
第3図に示すごとく断面台形をした基台部11aと、これ
と一体のU型クリップ部11bよりなっている。U型クリ
ップ部11bは側柱2のフランジ端縁を挟持すべく基台部1
1aとの間隔がフランジの厚さより少し狭くなっている。
又先端11cが外に広がり、挿入し易くしてある。
したがって、側柱2の内張板3を固定するには、スペー
サ11のクリップ部11bを側柱2のフランジに挿し込む。
すると、U型クリップ部11bがフランジを挟持するので
落下しない。この状態で内張板2を基台部11a上に沿わ
せ、ドリルでフランジ側に向かって穿孔し、ボルト12を
ねじ込むことによって固定される。
次に第2図に示すごとく、側柱2とラッシングレール5
及び内張板3の取付構造について説明する。この場合も
塩化ビニール等の合成樹脂からなるスペーサ13が用いら
れる。スペーサ13は第4図に示すごとく基台部13aと、
これと一体のU型クリップ部13bよりなっており、U型
クリップ部13bをラッシングレール5の端縁部に挿入す
れば、その挟持力で落下を防止できるようになってい
る。
そして第4図に示すごとく、ラッシングレール5の端縁
にスペーサ13のU型クリップ部13bを挿し込んでおき、
U型クリップ部13bの基台13a上に内張板3を沿わせ、ド
リルで穴を穿設したのちボルト12で内張板3、ラッシン
グレール5を同時に側柱2に対し固着する。
(効果) 側柱2と内張板3との取付部においては、側柱2と内張
板3との間にスペーサを挿入するが、そのU型クリップ
部を側柱にワンタッチでしかも落下しないよう装着でき
る。
又側柱2とラッシングレール5との取付部においても、
上記スペーサと同様にU型クリップ部を有するスペーサ
をワンタッチでラッシングレールの端縁部に落下しない
よう装着できる。
従ってラッシングレールを装着する運搬容器の組付工数
を大巾に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る側壁部における側柱と内張板との
取付部断面図。 第2図は同じく側柱とラッシングレール及び内張板の取
付部断面図。 第3図は側柱にとりつけるスペーサの斜視図。 第4図はラッシングレールに取付けるスペーサの斜視
図。 第5図は運搬容器の屋根部切欠斜視図。 第6図は第5図のVI-VI矢視部拡大図。 第7図はラッシングベルト取付部詳細図。 第8図は公知ラッシングレールと内張板との取付構造を
示す。 第9図は同じく側柱と内張板との取付部構造を示す。 図において; A……内壁 1……外板、2……側柱 3……内張板、4……リベット 5……ラッシングレール、6……角穴 7……ラッシングベルト、8……金具 9……(木製)スペーサ、10……ねじ 11……(合成樹脂製)スペーサ 11a……基台部、11b……U型クリップ部 11c……先端、12……ボルト 13……(合成樹脂製)スペーサ 13a……基台部、13b……U型クリップ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台部(11a)とこれと一体のU型クリッ
    プ部(11b)よりなる硬質合成樹脂製スペーサ(11)の
    U型クリップ部を側柱(2)のフランジ部に挿し込んだ
    のち、スペーサ(11)の基台部(11a)上に内張板をボ
    ルト等で固着し、又同じく基台部(13a)とU型クリッ
    プ部(13b)よりなる硬質合成樹脂製のスペーサ(13)
    のU型クリップ部をラッシングレール(5)の側縁部に
    挿し込んだのち、スペーサ(13)の基台部(13a)上に
    内張板(3)をボルト等で固着するようにしたことを特
    徴とする積荷荷崩れ防止用のラッシングレールを装備し
    た運搬容器の側壁構造。
JP1150490U 1990-02-09 1990-02-09 積荷荷崩れ防止用のラッシングレールを装備した運搬容器の側壁構造 Expired - Lifetime JPH0640140Y2 (ja)

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JPH03102491U JPH03102491U (ja) 1991-10-24
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CN102689751B (zh) * 2012-05-03 2014-12-24 日本通运株式会社 集装箱

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