JPH0784746A - ３次元アイコンによる情報表示装置及び方法 - Google Patents
３次元アイコンによる情報表示装置及び方法Info
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- JPH0784746A JPH0784746A JP5183333A JP18333393A JPH0784746A JP H0784746 A JPH0784746 A JP H0784746A JP 5183333 A JP5183333 A JP 5183333A JP 18333393 A JP18333393 A JP 18333393A JP H0784746 A JPH0784746 A JP H0784746A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アイコンとウインドウを用いた情報表示装置
及び方法において、情報相互の関連が分かり易く、自由
に表示できるようにする。 【構成】 ３次元コンピュータグラフィックス空間（３
次元ＣＧ空間）を表示する３次元空間表示手段７−２
と、３次元アイコンを表示する３次元アイコン表示手段
７−３と、前記アイコンを前記３次元ＣＧ空間において
選択するアイコン選択判定手段７−５と、前記選択され
たアイコンに対応する情報を３次元ウインドウに表示す
る３次元ウインドウ表示手段７−４と、オペレータの視
点の移動に合わせて３次元ＣＧ空間、及び３次元アイコ
ン、及び３次元ウインドウを、リアルタイムで移動表示
するように指示する視点位置情報入力手段７−１と、を
有する３次元アイコンによる情報表示装置。
及び方法において、情報相互の関連が分かり易く、自由
に表示できるようにする。 【構成】 ３次元コンピュータグラフィックス空間（３
次元ＣＧ空間）を表示する３次元空間表示手段７−２
と、３次元アイコンを表示する３次元アイコン表示手段
７−３と、前記アイコンを前記３次元ＣＧ空間において
選択するアイコン選択判定手段７−５と、前記選択され
たアイコンに対応する情報を３次元ウインドウに表示す
る３次元ウインドウ表示手段７−４と、オペレータの視
点の移動に合わせて３次元ＣＧ空間、及び３次元アイコ
ン、及び３次元ウインドウを、リアルタイムで移動表示
するように指示する視点位置情報入力手段７−１と、を
有する３次元アイコンによる情報表示装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータによる画
像表示装置及び方法に関するものであり、特に３次元コ
ンピュータグラフィックス（ＣＧ）空間における３次元
アイコンを用いた情報の格納概念、表示方法、検索方法
の改良に関するものである。
像表示装置及び方法に関するものであり、特に３次元コ
ンピュータグラフィックス（ＣＧ）空間における３次元
アイコンを用いた情報の格納概念、表示方法、検索方法
の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、コンピュータ画面上の情報表示手
法として、画面上に２次元の画像として表示されたアイ
コンやウィンドウを使用したものがある。
法として、画面上に２次元の画像として表示されたアイ
コンやウィンドウを使用したものがある。
【０００３】図６は、従来の２次元のアイコンとウイン
ドウによる情報表示例であり、例えばＣＲＴディスプレ
ー４１等の画面上に示されたアイコンをマウス６等の入
力装置により、インデックス４３を動かして指定するこ
とにより、そのアイコンに対応したウインドウが画面上
に開かれ、そこに情報が表示される。また、複数のアイ
コンを指定することにより、複数のウインドウを開き、
画面上に同時に表示することも可能である。
ドウによる情報表示例であり、例えばＣＲＴディスプレ
ー４１等の画面上に示されたアイコンをマウス６等の入
力装置により、インデックス４３を動かして指定するこ
とにより、そのアイコンに対応したウインドウが画面上
に開かれ、そこに情報が表示される。また、複数のアイ
コンを指定することにより、複数のウインドウを開き、
画面上に同時に表示することも可能である。
【０００４】この方法によれば、２次元で表示されたア
イコンにより、情報の種類（文章、画像など）を表わす
ことができたり、ウィンドウにより情報のグループを作
ることができる。
イコンにより、情報の種類（文章、画像など）を表わす
ことができたり、ウィンドウにより情報のグループを作
ることができる。
【０００５】図７は、階層的な関連をもつ情報群の例を
示す図であり、例えば情報２−１と情報２−２は同じ階
層に属する情報を示している。アイコンとウインドウを
用いた情報の表示方法は、同じ階層に属する情報のウイ
ンドウを同時に表示可能であるため、情報の階層的表示
にも便利であり、ユーザにも分かりやすいという利点が
ある。
示す図であり、例えば情報２−１と情報２−２は同じ階
層に属する情報を示している。アイコンとウインドウを
用いた情報の表示方法は、同じ階層に属する情報のウイ
ンドウを同時に表示可能であるため、情報の階層的表示
にも便利であり、ユーザにも分かりやすいという利点が
ある。
【０００６】また、ウィンドウで、表示した情報をアイ
コン化して収容したり、アイコンの図柄を工夫して内容
をわかりやすくしたり、ウィンドウをきれいに整理して
みせるなどの仕組も提供されているなど、それまでの文
字表示のみの情報管理に比べて、格段にユーザに親しみ
やすい表示方法となっているといえる。
コン化して収容したり、アイコンの図柄を工夫して内容
をわかりやすくしたり、ウィンドウをきれいに整理して
みせるなどの仕組も提供されているなど、それまでの文
字表示のみの情報管理に比べて、格段にユーザに親しみ
やすい表示方法となっているといえる。
【０００７】また、従来、３次元コンピュータグラフィ
ックス（ＣＧ）空間を表示する技術が開発されており、
オペレータの見る方向により、あたかも本当の物体を立
体的にあらゆる角度から見るような映像を表示すること
が可能である。
ックス（ＣＧ）空間を表示する技術が開発されており、
オペレータの見る方向により、あたかも本当の物体を立
体的にあらゆる角度から見るような映像を表示すること
が可能である。
【０００８】また、これにより、例えば、建物の内部を
あたかも歩き回って、その場所ごとの建物の景観を見る
ような仮想現実体験を得ることも研究されている。
あたかも歩き回って、その場所ごとの建物の景観を見る
ような仮想現実体験を得ることも研究されている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の技術では、多量の情報を扱おうとして複数のウ
ィンドウなどの画像を２次元の画面上に表示すると、画
面上でウインドウなどが幾重にも重なり、同時に見るこ
とができなくなるため、全体に情報相互の関係を把握す
るのが難しくなるという欠点や、アイコン等も隠されて
しまうため、操作性が悪くなるという問題がある。
た従来の技術では、多量の情報を扱おうとして複数のウ
ィンドウなどの画像を２次元の画面上に表示すると、画
面上でウインドウなどが幾重にも重なり、同時に見るこ
とができなくなるため、全体に情報相互の関係を把握す
るのが難しくなるという欠点や、アイコン等も隠されて
しまうため、操作性が悪くなるという問題がある。
【００１０】従来、このように重なった下層ウインドウ
の見えない部分を見ようとする場合、上層ウインドウを
画面上の他の場所に移動するという方法もあるが、画面
上にスペースが無くなってくると、上層ウインドウを消
去するか、下層ウインドウと交換するかしないと目的と
する下層ウインドウの部分を見ることができず、下層ウ
インドウと上層ウインドウとを同時に見るということは
難しかった。
の見えない部分を見ようとする場合、上層ウインドウを
画面上の他の場所に移動するという方法もあるが、画面
上にスペースが無くなってくると、上層ウインドウを消
去するか、下層ウインドウと交換するかしないと目的と
する下層ウインドウの部分を見ることができず、下層ウ
インドウと上層ウインドウとを同時に見るということは
難しかった。
【００１１】また、情報は必ず階層的なファイル構造の
どこかに属するという形でウィンドウ内に表示されるこ
ととなり、例えば階層の深い部分にある情報を表示して
いる時に、他の階層構造の同レベルの階層の情報を相互
に比較して見たいというような場合、必ず他の階層のト
ップからボトムダウンする必要があり、目的レベルの情
報相互の関係を自由に表示することはできない。
どこかに属するという形でウィンドウ内に表示されるこ
ととなり、例えば階層の深い部分にある情報を表示して
いる時に、他の階層構造の同レベルの階層の情報を相互
に比較して見たいというような場合、必ず他の階層のト
ップからボトムダウンする必要があり、目的レベルの情
報相互の関係を自由に表示することはできない。
【００１２】さらに情報を表わすアイコンは、あまり大
きくすると画面を占有してしまうため、それぞれの大き
さは規定されており、また複数のアイコンを効率よく並
べるためアイコンのデザインも制限を受けている。この
ため、アイコンの大きさやデザインにより、情報を表現
するという自由度は小さいという問題がある。
きくすると画面を占有してしまうため、それぞれの大き
さは規定されており、また複数のアイコンを効率よく並
べるためアイコンのデザインも制限を受けている。この
ため、アイコンの大きさやデザインにより、情報を表現
するという自由度は小さいという問題がある。
【００１３】［発明の目的］本発明は、上記のような問
題点を根本的に解決し、コンピュータを用いた、よりわ
かりやすい情報整理手段や、高い操作性等をユーザーに
提供することを目的とする。
題点を根本的に解決し、コンピュータを用いた、よりわ
かりやすい情報整理手段や、高い操作性等をユーザーに
提供することを目的とする。
【００１４】特に、アイコンとウインドウを用いた情報
表示において、複数のアイコンやウインドウを表示装置
上に並べた場合でも情報相互の関連が分かり易く、情報
相互の関連が自由に表示でき、かつアイコンのデザイン
の自由度を高めたシステムを実現することにある。
表示において、複数のアイコンやウインドウを表示装置
上に並べた場合でも情報相互の関連が分かり易く、情報
相互の関連が自由に表示でき、かつアイコンのデザイン
の自由度を高めたシステムを実現することにある。
【００１５】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するための手段として、３次元コンピュータグラ
フィックス空間（３次元ＣＧ空間）を表示する３次元空
間表示手段と、前記３次元ＣＧ空間内に３次元アイコン
を表示する３次元アイコン表示手段と、前記アイコン
を、前記３次元ＣＧ空間において選択するアイコン選択
判定手段と、前記選択されたアイコンに対応する情報を
前記３次元空間内の３次元ウインドウに表示する３次元
ウインドウ表示手段と、オペレータの視点位置情報を入
力して該視点の移動に合わせて前記３次元ＣＧ空間、及
び前記３次元アイコン、及び前記３次元ウインドウを、
リアルタイムで移動表示するように指示する視点位置情
報入力手段と、を有することを特徴とする３次元アイコ
ンによる情報表示装置を提供するものである。
を解決するための手段として、３次元コンピュータグラ
フィックス空間（３次元ＣＧ空間）を表示する３次元空
間表示手段と、前記３次元ＣＧ空間内に３次元アイコン
を表示する３次元アイコン表示手段と、前記アイコン
を、前記３次元ＣＧ空間において選択するアイコン選択
判定手段と、前記選択されたアイコンに対応する情報を
前記３次元空間内の３次元ウインドウに表示する３次元
ウインドウ表示手段と、オペレータの視点位置情報を入
力して該視点の移動に合わせて前記３次元ＣＧ空間、及
び前記３次元アイコン、及び前記３次元ウインドウを、
リアルタイムで移動表示するように指示する視点位置情
報入力手段と、を有することを特徴とする３次元アイコ
ンによる情報表示装置を提供するものである。
【００１６】また、前記アイコン選択判定手段は、前記
３次元ＣＧ空間において、前記オペレータの視点を示す
表示体を該アイコンに近付けるか又は接触させることに
より行なうことを特徴とし、また、２次元的に重なって
見える複数の前記ウインドウ表示及び前記アイコン表示
を、前記視点移動により、３次元的に他の方向から重な
らないように見ることができることを特徴とし、また、
前記アイコン及び／又はウインドウに動作をさせる手段
を有することを特徴とし、また、前記３次元ＣＧ空間と
して本棚が表示され、前記３次元アイコンは該本棚に並
ぶ本として表示されることを特徴とする３次元アイコン
による情報表示装置を提供するものでもある。
３次元ＣＧ空間において、前記オペレータの視点を示す
表示体を該アイコンに近付けるか又は接触させることに
より行なうことを特徴とし、また、２次元的に重なって
見える複数の前記ウインドウ表示及び前記アイコン表示
を、前記視点移動により、３次元的に他の方向から重な
らないように見ることができることを特徴とし、また、
前記アイコン及び／又はウインドウに動作をさせる手段
を有することを特徴とし、また、前記３次元ＣＧ空間と
して本棚が表示され、前記３次元アイコンは該本棚に並
ぶ本として表示されることを特徴とする３次元アイコン
による情報表示装置を提供するものでもある。
【００１７】更にまた、本発明は、３次元ＣＧ空間内
に、３次元アイコンを表示し、オペレータにより選択さ
れた前記アイコンに対応する情報を前記３次元ＣＧ空間
内の３次元ウインドウに表示し、前記オペレータの視点
移動に合わせて前記３次元ＣＧ空間と前記３次元アイコ
ンと前記３次元ウインドウをリアルタイムで移動表示す
ることを特徴とする３次元アイコンによる情報表示方法
により、前記課題を解決しようとするものである。
に、３次元アイコンを表示し、オペレータにより選択さ
れた前記アイコンに対応する情報を前記３次元ＣＧ空間
内の３次元ウインドウに表示し、前記オペレータの視点
移動に合わせて前記３次元ＣＧ空間と前記３次元アイコ
ンと前記３次元ウインドウをリアルタイムで移動表示す
ることを特徴とする３次元アイコンによる情報表示方法
により、前記課題を解決しようとするものである。
【００１８】
【作用】本発明によれば、２次元の画面空間のかわりに
３次元空間を表示した画像を導入し、その中で３次元の
アイコンとウインドウを配置する手法を考案した。
３次元空間を表示した画像を導入し、その中で３次元の
アイコンとウインドウを配置する手法を考案した。
【００１９】本発明によれば、従来２次元で表示されて
いたアイコンを３次元化することにより、この３次元ア
イコンが示す情報の種類（例えば文字、音声、画像、動
画など）や内容を、アイコンの形状として自由にデザイ
ンできるようになった。
いたアイコンを３次元化することにより、この３次元ア
イコンが示す情報の種類（例えば文字、音声、画像、動
画など）や内容を、アイコンの形状として自由にデザイ
ンできるようになった。
【００２０】すなわち、従来２次元のアイコンでは、複
数のアイコンを大きくすると画面を占有してしまったり
画面内で重なってしまい、操作性や表示性が悪くなって
しまったが、本発明の３次元アイコンを３次元空間に配
置する方法によれば、仮に画面が２次元的にアイコンに
占有されても奥行を使って裏側に回り込んで見たり、斜
め上方向からアイコンを眺めたりすることができるた
め、アイコンの大きさやデザインは自由にすることがで
きる。
数のアイコンを大きくすると画面を占有してしまったり
画面内で重なってしまい、操作性や表示性が悪くなって
しまったが、本発明の３次元アイコンを３次元空間に配
置する方法によれば、仮に画面が２次元的にアイコンに
占有されても奥行を使って裏側に回り込んで見たり、斜
め上方向からアイコンを眺めたりすることができるた
め、アイコンの大きさやデザインは自由にすることがで
きる。
【００２１】また、アイコンの配置も自由に設定できる
ため、３次元空間のどこに置くかによって、他の情報と
の関連性を示すこともでき、また、その配置にいろいろ
な意味付けも行うことができる。
ため、３次元空間のどこに置くかによって、他の情報と
の関連性を示すこともでき、また、その配置にいろいろ
な意味付けも行うことができる。
【００２２】さらにアイコンには、どのような動き（ア
クション）も付けることもでき、それにより、情報の持
つ多元的な側面をも表示しデザインできることとなる。
クション）も付けることもでき、それにより、情報の持
つ多元的な側面をも表示しデザインできることとなる。
【００２３】本発明では、アイコンなどの画像は、単に
立体的に認知することができる絵ではなく、コンピュー
タのソフトウェアの中（数学的表示）において、３次元
の座標を持つものとして表示されている。このことによ
り、画像表示装置の画面を覗き窓のように使い、情報空
間を自由に航行し、アイコンのデザインに誘導され、目
的の情報を検索することができる。
立体的に認知することができる絵ではなく、コンピュー
タのソフトウェアの中（数学的表示）において、３次元
の座標を持つものとして表示されている。このことによ
り、画像表示装置の画面を覗き窓のように使い、情報空
間を自由に航行し、アイコンのデザインに誘導され、目
的の情報を検索することができる。
【００２４】検索を行う情報空間では、たとえば、情報
の重要度を配置の奥行きによって表示したり、重要な情
報と設定されたものほど大きなアクションをおこすな
ど、情報の内容を表示するための非常に多くの要素を設
定することができる。
の重要度を配置の奥行きによって表示したり、重要な情
報と設定されたものほど大きなアクションをおこすな
ど、情報の内容を表示するための非常に多くの要素を設
定することができる。
【００２５】また、検索する空間そのもの、つまり３次
元で表示された空間として室内、建築物、宇宙などの場
面をデザインすることができるので、情報空間とウイン
ドウに格納された情報の関係をも関連づけることができ
る。
元で表示された空間として室内、建築物、宇宙などの場
面をデザインすることができるので、情報空間とウイン
ドウに格納された情報の関係をも関連づけることができ
る。
【００２６】このような情報表示手段を導入することに
より、情報の種類、内容、重要性などの付加的な情報を
導入できることになり、文字情報に頼らずに、視覚的に
情報の種類、内容、重要性などの情報の持つ要素を多元
的に表わすことができる。
より、情報の種類、内容、重要性などの付加的な情報を
導入できることになり、文字情報に頼らずに、視覚的に
情報の種類、内容、重要性などの情報の持つ要素を多元
的に表わすことができる。
【００２７】また、情報は、ユーザーが情報空間を航行
し、アイコンに十分に近づくことや接触することによっ
てそのアイコンが選択されたこととなり、その内容を見
ることができる。この場合、文字データや画像データな
どは、ウィンドウが開いて表示され、その内容を確認で
きることとなる。
し、アイコンに十分に近づくことや接触することによっ
てそのアイコンが選択されたこととなり、その内容を見
ることができる。この場合、文字データや画像データな
どは、ウィンドウが開いて表示され、その内容を確認で
きることとなる。
【００２８】このように、本発明の３次元表示による場
面設定や空間に配置されたアイコンにより、より直観的
に目的の情報を検索することができる。
面設定や空間に配置されたアイコンにより、より直観的
に目的の情報を検索することができる。
【００２９】また、情報相互の配置を適宜に行うことに
より、関連情報などとの関連を空間的に辿ることができ
る。
より、関連情報などとの関連を空間的に辿ることができ
る。
【００３０】さらに、ユーザーが積極的に検索を行おう
としなかった情報についても、アイコンのデザインに喚
起され、ユーザーにとって予想もしなかった情報に出会
う場としても作用する。
としなかった情報についても、アイコンのデザインに喚
起され、ユーザーにとって予想もしなかった情報に出会
う場としても作用する。
【００３１】このように、本発明は、これまでの情報表
示に全く見られない特性を備えている。
示に全く見られない特性を備えている。
【００３２】
［実施例１］図４は、本発明の一実施例の表示画面を示
す図であり、図４（ａ）はウインドウを開く前の画面で
あり、（ｂ）はアイコンを指定してウインドウを開いた
様子を示す図である。
す図であり、図４（ａ）はウインドウを開く前の画面で
あり、（ｂ）はアイコンを指定してウインドウを開いた
様子を示す図である。
【００３３】図において、４１はＣＲＴ等のディスプレ
ーであり、４３はオペレーターにより移動可能な視点表
示体であり、オペレーターがどの角度から見ているかを
示すものである。この視点表示体としての形状は自由で
あり、また仮想現実的に３次元空間内のオペレーターの
移動位置を示すものでもある。また４２はドア、４４は
本棚、４５，４７は本、４６は傘であり、図４は本棚の
ある室内空間を３次元的にＣＧ表示したものであり、視
点表示体４３の移動に伴い、その見える景観も自動的に
移動される。
ーであり、４３はオペレーターにより移動可能な視点表
示体であり、オペレーターがどの角度から見ているかを
示すものである。この視点表示体としての形状は自由で
あり、また仮想現実的に３次元空間内のオペレーターの
移動位置を示すものでもある。また４２はドア、４４は
本棚、４５，４７は本、４６は傘であり、図４は本棚の
ある室内空間を３次元的にＣＧ表示したものであり、視
点表示体４３の移動に伴い、その見える景観も自動的に
移動される。
【００３４】本発明では、３次元アイコンとして、本棚
４４の本４５、４７、及びドア４２、傘４６を立体的に
表示してある。このように、本発明の特徴の一つとし
て、アイコンのデザイン大きさは、従来の２次元のアイ
コンに比べて自由に設定することができる。
４４の本４５、４７、及びドア４２、傘４６を立体的に
表示してある。このように、本発明の特徴の一つとし
て、アイコンのデザイン大きさは、従来の２次元のアイ
コンに比べて自由に設定することができる。
【００３５】オペレータは、例えば本４７のアイコンに
近付くことにより（又は接触することにより）、アイコ
ン４７を選択することができ、これにより、図４（ｂ）
に示すように３次元ウインドウ４７を開いて必要な情報
を取り出すことができる。
近付くことにより（又は接触することにより）、アイコ
ン４７を選択することができ、これにより、図４（ｂ）
に示すように３次元ウインドウ４７を開いて必要な情報
を取り出すことができる。
【００３６】また、同様に、アイコンとしての本４７、
ドア４２、傘４６を選択することにより、それぞれの３
次元ウインドウを開いて情報を取り出すことができる。
ドア４２、傘４６を選択することにより、それぞれの３
次元ウインドウを開いて情報を取り出すことができる。
【００３７】またアイコンの選択は、更に複雑ではある
が、より仮想現実的には、本を取り出して開くというこ
とによりそのアイコンを選択したことにして、ウインド
ウを開くこともできる。
が、より仮想現実的には、本を取り出して開くというこ
とによりそのアイコンを選択したことにして、ウインド
ウを開くこともできる。
【００３８】また、例えば傘４６は重要な情報をもつア
イコンであるとすれば、傘を例えば踊るように動作させ
ることにより、注意を喚起することができるというの
が、本発明の特徴の一つでもある。
イコンであるとすれば、傘を例えば踊るように動作させ
ることにより、注意を喚起することができるというの
が、本発明の特徴の一つでもある。
【００３９】このように、多くのウインドウが開かれて
表示された状態が図４（ｂ）である。ここで、従来の２
次元表示のウインドウでは、重なって見えない部分が多
くなり、異なるウインドウにある情報の関連性を把握す
ることは難しくなる。しかしながら、本発明の３次元表
示によれば、例えば画面内の部屋の天井から下に並んで
いるウインドウ群を眺めることも可能である。このた
め、必要とする情報がすべて見える位置に視点を移動す
ることにより、２次元的には重なって見える複数のウイ
ンドウも、重ならないように眺めることが可能であり、
別のウインドウの関連情報の把握が容易となる。
表示された状態が図４（ｂ）である。ここで、従来の２
次元表示のウインドウでは、重なって見えない部分が多
くなり、異なるウインドウにある情報の関連性を把握す
ることは難しくなる。しかしながら、本発明の３次元表
示によれば、例えば画面内の部屋の天井から下に並んで
いるウインドウ群を眺めることも可能である。このた
め、必要とする情報がすべて見える位置に視点を移動す
ることにより、２次元的には重なって見える複数のウイ
ンドウも、重ならないように眺めることが可能であり、
別のウインドウの関連情報の把握が容易となる。
【００４０】また、開かれたウインドウ群の裏側に移動
して更に本棚４４の本を眺めることも可能であり、同様
にウインドウの裏側にまわってドア４２を開けて外に出
てみることも可能であるため、より多くのウインドウを
開いて多くの情報にアクセスしても、従来の２次元ウイ
ンドウのように操作性が悪くなるということはない。ま
た、リアルタイムで情報が表示されるため、空間内を自
由に移動する仮想現実感を高めることができる。
して更に本棚４４の本を眺めることも可能であり、同様
にウインドウの裏側にまわってドア４２を開けて外に出
てみることも可能であるため、より多くのウインドウを
開いて多くの情報にアクセスしても、従来の２次元ウイ
ンドウのように操作性が悪くなるということはない。ま
た、リアルタイムで情報が表示されるため、空間内を自
由に移動する仮想現実感を高めることができる。
【００４１】図１は、上述した本発明の３次元アイコン
のシステム構成の概略を示す図である。
のシステム構成の概略を示す図である。
【００４２】図において、１は、例えば室内を３次元表
示するためのデータを蓄えたデータ格納手段であり、２
は、本発明の特徴である３次元アイコンの表示データ格
納手段であり、３は同様に本発明の特徴となる３次元ウ
インドウ表示データ格納手段である。本発明では、アイ
コン表示データとウインドウ表示データを３次元座標デ
ータとして持ち、視点により演算してその時の景観を表
示することにより、従来の２次元アイコンでは得られな
い効果を得ることができるものである。
示するためのデータを蓄えたデータ格納手段であり、２
は、本発明の特徴である３次元アイコンの表示データ格
納手段であり、３は同様に本発明の特徴となる３次元ウ
インドウ表示データ格納手段である。本発明では、アイ
コン表示データとウインドウ表示データを３次元座標デ
ータとして持ち、視点により演算してその時の景観を表
示することにより、従来の２次元アイコンでは得られな
い効果を得ることができるものである。
【００４３】また、５はＣＲＴ等のディスプレー装置で
あり、視点移動を行なうためマウス６等の入力手段を接
続し、空間内の見る角度を変えることができる。
あり、視点移動を行なうためマウス６等の入力手段を接
続し、空間内の見る角度を変えることができる。
【００４４】７は、本発明の３次元アイコン制御プログ
ラムであり、計算機４により、視点位置情報に応じた３
次元空間と、３次元アイコンと、アイコンが選択された
場合の３次元ウインドウの表示を演算して出力するもの
である。
ラムであり、計算機４により、視点位置情報に応じた３
次元空間と、３次元アイコンと、アイコンが選択された
場合の３次元ウインドウの表示を演算して出力するもの
である。
【００４５】図２は、この３次元アイコン制御プログラ
ムの概略構成を示したものであり、図に示すように、視
点位置情報入力手段７−１により視点位置情報を入力し
てそのときの空間とアイコン等を表示する手段７−２〜
７−４を有している。また、アイコンやウインドウにア
クションさせて注目度を高める場合の動作手段７−３−
１，７−４−１や、アイコンが選択されたかどうかを判
定する手段７−５も有している。
ムの概略構成を示したものであり、図に示すように、視
点位置情報入力手段７−１により視点位置情報を入力し
てそのときの空間とアイコン等を表示する手段７−２〜
７−４を有している。また、アイコンやウインドウにア
クションさせて注目度を高める場合の動作手段７−３−
１，７−４−１や、アイコンが選択されたかどうかを判
定する手段７−５も有している。
【００４６】図３は、本発明の処理の概略を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【００４７】図に示すように、スタートすると、概略的
には、まず背景となる３次元空間を視点位置に応じて出
力し（Ｓ１）、次に、アイコンの表示場所であれば３次
元アイコンを表示する（Ｓ２）。そしてアイコンが選択
されれば３次元ウインドウを表示する（Ｓ４）。更に視
点の移動情報から３次元空間と、３次元アイコンと３次
元ウインドウがどう見えるかを演算して表示を続ける。
には、まず背景となる３次元空間を視点位置に応じて出
力し（Ｓ１）、次に、アイコンの表示場所であれば３次
元アイコンを表示する（Ｓ２）。そしてアイコンが選択
されれば３次元ウインドウを表示する（Ｓ４）。更に視
点の移動情報から３次元空間と、３次元アイコンと３次
元ウインドウがどう見えるかを演算して表示を続ける。
【００４８】［実施例２］図５は、本発明の他の実施例
としての３次元ウォークスルーアドベンチャーシステム
の概略構成を示す図である。
としての３次元ウォークスルーアドベンチャーシステム
の概略構成を示す図である。
【００４９】これは、大型ハイビジョンモニター上に３
次元でモデリングされた３Ｄ（三次元）ＣＧ空間を準備
し、この空間内の自由な場所に３Ｄアイコンを配置する
ことができる。また、３Ｄアイコンには、文字データ、
ピクチャーデータ、動画ビデオデータ、音声データをリ
ンクさせることができる。
次元でモデリングされた３Ｄ（三次元）ＣＧ空間を準備
し、この空間内の自由な場所に３Ｄアイコンを配置する
ことができる。また、３Ｄアイコンには、文字データ、
ピクチャーデータ、動画ビデオデータ、音声データをリ
ンクさせることができる。
【００５０】本実施例では、室内等の３次元空間データ
としてハイビジョン静止画データを用意し、ジョイステ
ィック等で移動情報を入力し、それに３次元アイコンを
表示する。また、ウインドウ情報としてはＮＴＳＣ映像
用の光ディスクに記憶された情報を表示するように構成
してある。
としてハイビジョン静止画データを用意し、ジョイステ
ィック等で移動情報を入力し、それに３次元アイコンを
表示する。また、ウインドウ情報としてはＮＴＳＣ映像
用の光ディスクに記憶された情報を表示するように構成
してある。
【００５１】このシステムでは、想定される環境や情報
を表わすアイコンの３次元のモデリングデータを変更す
ることによって、全く違った情報空間の構築を簡単に行
うことができる。
を表わすアイコンの３次元のモデリングデータを変更す
ることによって、全く違った情報空間の構築を簡単に行
うことができる。
【００５２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
いままでの２次元のアイコンを使った情報表示におい
て、ウィンドウやアイコンが重なって見えなくなった
り、複雑な階層関係が分かりにくかった点や操作性が悪
かった点が、３次元アイコン及び３次元ウインドウを用
いたことにより、複雑な階層性をもつ情報を見やすく、
分かり易く、扱いやすくすることができるという効果が
得られた。
いままでの２次元のアイコンを使った情報表示におい
て、ウィンドウやアイコンが重なって見えなくなった
り、複雑な階層関係が分かりにくかった点や操作性が悪
かった点が、３次元アイコン及び３次元ウインドウを用
いたことにより、複雑な階層性をもつ情報を見やすく、
分かり易く、扱いやすくすることができるという効果が
得られた。
【００５３】すなわち、情報相互の複雑な階層関係や、
抽象的な情報相互の位置関係を立体的に表示することが
可能となり、より分かり易い情報分類も可能となった。
抽象的な情報相互の位置関係を立体的に表示することが
可能となり、より分かり易い情報分類も可能となった。
【００５４】また、アイコン表示を３次元とすることに
より、アイコンの大きさやデザインを自由にすることが
でき、アイコンのデザイン等に意味を持たせることが容
易となった。
より、アイコンの大きさやデザインを自由にすることが
でき、アイコンのデザイン等に意味を持たせることが容
易となった。
【図１】本発明のシステムの概略構成図。
【図２】本発明の３次元アイコン制御プログラムの概略
構成図。
構成図。
【図３】本発明の処理の概略を示すフローチャート。
【図４】本発明の実施例の表示例。
【図５】本発明を用いた３次元ウォークスルーアドベン
チャーシステムの概略構成図。
チャーシステムの概略構成図。
【図６】従来のアイコンとウインドウの表示画面の例を
示す図。
示す図。
【図７】階層的関連性を持つ情報群を示すブロック図。
１ ３次元ＣＧ空間表示データ格納手段 ２ ３次元アイコン表示データ格納手段 ３ ３次元ウインドウ表示データ格納手段 ４ 計算機 ５ ディスプレー装置 ６ 視点移動情報入力手段（マウス） ７ ３次元アイコン制御プログラム
Claims (6)
- 【請求項１】 ３次元コンピュータグラフィックス空間
（３次元ＣＧ空間）を表示する３次元空間表示手段と、 前記３次元ＣＧ空間内に３次元アイコンを表示する３次
元アイコン表示手段と、 前記アイコンを、前記３次元ＣＧ空間において選択する
アイコン選択判定手段と、 前記選択されたアイコンに対応する情報を前記３次元空
間内の３次元ウインドウに表示する３次元ウインドウ表
示手段と、 オペレータの視点位置情報を入力して該視点の移動に合
わせて前記３次元ＣＧ空間、及び前記３次元アイコン、
及び前記３次元ウインドウを、リアルタイムで移動表示
するように指示する視点位置情報入力手段と、を有する
ことを特徴とする３次元アイコンによる情報表示装置。 - 【請求項２】 前記アイコン選択判定手段は、前記３次
元ＣＧ空間において、前記オペレータの視点を示す表示
体を該アイコンに近付けるか又は接触させることにより
行なうことを特徴とする請求項１に記載の３次元アイコ
ンによる情報表示装置。 - 【請求項３】 ２次元的に重なって見える複数の前記ウ
インドウ表示及び前記アイコン表示を、前記視点移動に
より、３次元的に他の方向から重ならないように見るこ
とができることを特徴とする請求項１に記載の３次元ア
イコンによる情報表示装置。 - 【請求項４】 前記アイコン及び／又はウインドウに動
作をさせる手段を有することを特徴とする請求項１に記
載の３次元アイコンによる情報表示装置。 - 【請求項５】 前記３次元ＣＧ空間として本棚が表示さ
れ、前記３次元アイコンは該本棚に並ぶ本として表示さ
れることを特徴とする請求項１に記載の３次元アイコン
による情報表示装置。 - 【請求項６】 ３次元ＣＧ空間内に、３次元アイコンを
表示し、 オペレータにより選択された前記アイコンに対応する情
報を前記３次元ＣＧ空間内の３次元ウインドウに表示
し、 前記オペレータの視点移動に合わせて前記３次元ＣＧ空
間と前記３次元アイコンと前記３次元ウインドウをリア
ルタイムで移動表示することを特徴とする３次元アイコ
ンによる情報表示方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5183333A JP3022069B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | ３次元アイコンによる情報表示装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5183333A JP3022069B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | ３次元アイコンによる情報表示装置及び方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0784746A true JPH0784746A (ja) | 1995-03-31 |
| JP3022069B2 JP3022069B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=16133888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5183333A Expired - Fee Related JP3022069B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | ３次元アイコンによる情報表示装置及び方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3022069B2 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH096576A (ja) * | 1995-06-16 | 1997-01-10 | Sony Corp | オンライン端末装置及び画像表示方法 |
| JPH0997153A (ja) * | 1995-10-02 | 1997-04-08 | Sony Corp | 画像制御装置および方法 |
| JPH10232757A (ja) * | 1997-02-19 | 1998-09-02 | Sharp Corp | メディア選択装置 |
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| JP2006268397A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-10-05 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 物品管理装置および物品管理方法 |
| JP2009053922A (ja) * | 2007-08-27 | 2009-03-12 | Sega Corp | 画像表示制御プログラム及び画像表示制御装置 |
| JP2009266217A (ja) * | 2008-04-02 | 2009-11-12 | Microdent:Kk | ファイナルフレームワーク |
| US7730423B2 (en) | 1999-03-23 | 2010-06-01 | Ricoh Company, Ltd. | Method and system for organizing document information |
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Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH03222033A (ja) * | 1990-01-18 | 1991-10-01 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | データを映像によりアクセスする方法 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP5183333A patent/JP3022069B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH03222033A (ja) * | 1990-01-18 | 1991-10-01 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | データを映像によりアクセスする方法 |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3022069B2 (ja) | 2000-03-15 |
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