JP3850514B2 - データベースの表示方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、データベースの表示方法に係り、特に、階層構造を持つデータベースの表示に用いて好適な表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術によるデータベースの表示方法として、表示画面を2次元表示の検索操作部と、3次元表示の結果表示部とに分けて表示するという方法が知られている。
【0003】
一般に、3次元による情報表示を伴ったデータベースは、データベースに収められている情報として、表示や表示後の操作性の点で、3次元表示に適したものと2次元表示に適したものとがある。このため、前述したような従来技術による表示方法は、データベースに含まれる情報の種類によっては、明瞭に把握することができる表示が行われない場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように従来技術によるデータベースの表示方法は、データベースに収められている情報が3次元表示に適したものであるか、2次元表示に適したものであるかについての配慮が成されていないため、データベースに含まれる情報の表示特性に適した状態でその情報を表示することができないという問題点を有している。
【0005】
本発明の目的は、前述した従来技術によるデータベースの表示方法の問題点を解決し、データベースに含まれる情報の表示特性に適した状態でその情報を表示することを可能にしたデータベースの表示方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、前記目的は、文字や表示データに基づいたシンボル図形が階層構造を持って構成されるデータベースを格納した記憶装置と、前記データベースを表示装置に表示させる制御装置とを備えた処理装置におけるデータベースの表示方法であって、前記表示装置は、その表示画面に2次元画像を表示する2次元表示部と、3次元画像を表示するための3次元表示部とを有し、前記制御装置は、前記2次元表示部に表示するデータを選択するための2次元データ選択部、及び、前記3次元表示部に表示するデータを選択するための3次元データ選択部を備えて初期状態画面を表示するステップと、前記2次元表示部に表示可能なデータベースを前記記憶装置から呼び出して特定のデータベースを前記2次元データ選択部を介して選択するステップと、前記選択されたデータベースの2次元表示データを前記記憶装置から読み出して前記2次元表示部に前記シンボル図形を2次元のツリー構造で表示するステップと、前記2次元表示部に表示される2次元データと関連するデータベースを前記記憶装置から呼び出して前記3次元データ選択部を介して選択するステップと、前記3次元データ選択部で選択されたデータベースの3次元データを前記記憶装置から読み出して前記3次元表示部に前記シンボル図形を3次元のツリー構造で表示するステップとを備えたことにより達成される。
【0007】
また、前記目的は、前記2次元のツリー構造を構成するシンボル図形の選択に基づいて、当該選択されるシンボル図形を前記3次元表示部の表示領域の中心に位置するように表示することにより達成される。
【0008】
また、前記目的は、前記3次元表示部の表示領域に表示される空間領域の範囲を規定する3次元投影図表示部を前記初期状態表示部に備え、前記初期状態表示部での範囲指定の操作に基づいて前記3次元表示部の表示領域に3次元のツリー構造を表示させることにより達成される。
【0009】
また、前記目的は、前記3次元表示部の表示領域に表示されるシンボル図形の非表示または半透明を規定する操作ボタンを前記初期状態表示部に備え、前記3次元表示部の前記表示領域で選択されるシンボル図形を前記操作ボタンでの指示操作に基づいて非表示または半透明で前記3次元表示部に表示することにより達成される。
【0010】
また、前記目的は、前記2次元表示部に表示される2次元のツリー構造のデータ及び前記3次元表示部に表示される3次元のツリー構造のデータは文字や表示データに基づいたシンボルで表示され、当該シンボルはそれぞれ選択指示が可能であり、前記2次元表示部または前記3次元表示部において前記選択指示に基づいて、当該選択指示されたデータを前記記憶装置から読み出して入力ウインドウ上に表示し、当該読み出したデータの修正を受け付けることにより達成される。
【0011】
また、前記目的は、前記2次元表示部に表示される2次元のツリー構造のデータ及び前記3次元表示部に表示される3次元のツリー構造のデータは文字や表示データに基づいたシンボルで表示され、当該シンボルはそれぞれ選択指示が可能であり、前記2次元のツリー構造のデータまたは前記3次元表示部に表示される3次元のツリー構造のデータの一方の前記シンボルの選択操作が行われたとき、前記一方の前記シンボルに対応する他方のシンボルを強調表示することにより達成される。
【0013】
本発明は、前述の構成を備えることにより、表示のスクロールや閉じる、開くなどの2次元表示の操作性の良さを生かして3次元で表示したいデータの範囲を指定することができ、操作に不要な関連性の表現を排除することにより表示を見やすくすることができると共に、操作に必要な関連性を表示させておくことができる。
【0014】
また、本発明は、一方で選択したものを他方で選択し直す必要がなく、一方で選択したものが他方のどうような表示位置にあるかがすぐに判るように表示することができ、一方で選択したものについての他方の表示に存在する情報をすぐに読み取ることができる。また、本発明は、現在注目している対象と関係するデータとについて、検索条件を入力する手間を省いて表示することができる。
【0015】
また、3次元のデータ表示では遠近感があるため遠くのオブジェクトが小さくなり、範囲指定する場合にオブジェクトを見分けて範囲を決めることが難しいが、投影図の表示を使用することにより全てのオブジェクトが同じ大きさで表示されるため見分けることが容易になり、表示範囲が決めやすくなる。
【0016】
また、本発明は、3次元ではカメラによる投影面に表示されるカーソルと3次元空間内に表示されるオブジェクトの間に視差が生じるため、マウスクリックにより選択を行おうとする場合に、カーソルの重なっているオブジェクトと異なったオブジェクトが選択されることがあるが、選択され得るオブジェクトを予め強調することにより、視差の問題を解決することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるデータベースの表示方法の一実施形態を図面により詳細に説明する。
【0018】
図1は本発明によるデータベースの表示を行う処理装置の全体の構成を示すブロック図である。図1において、1はCPU、2は表示部、3は入力部、4はキーボード、5はマウス、6は記憶部、7は通信装置、8はサーバ、9はデータベース、10は人事データベース、14は機器データベースである。
【0019】
図1に示す処理装置は、CPU1、表示部2、記憶部6、通信装置7、及び通信装置7を介して接続されているサーバ8からなる。表示部2には、CPU1の指示に基づいて必要な表示が行われる。入力部3は、キーボード4、マウス5等の入力装置からの操作入力を受け付けてCPU1に伝達する。入力装置としてタッチパネル、ペン入力装置等を使用することも可能である。記憶部6は、ユーザが設定した定義情報や操作状態のパラメータを記憶しており、また、図示処理装置の処理終了時には、終了直前の状態を保存し、次回の起動時にその前の終了時の状態に復帰のために使用することができる。記憶部6は、サーバ8に置かれていてもよい。
【0020】
サーバ8には、データベース9が納められている。このデータベースは、サーバでなく、ローカルの補助記憶装置に置かれていてもよく、あるいは、図示しないハードディスク装置等をCPUに接続し、そのハードディスク内に格納されていてもよい。
【0021】
データベース9は、図示例では、人事データベース10と、機器データベース14と、その他のデータベースが納められている。納められるデータベースの種類、個数は任意に決めることができる。また、各データベースが1つのデータベースの部分となっていてもよい。各データベースは、データ11、15、そのデータを表示部に表示するための表示データ12、16及び当該データと他のデータベースのデータとの間の関連を記録した関連データ13、17により構成されている。データ11、15、表示データ12、16、関連データ13、17の各部は、同一データベース内にある必要はなく、CPU1がデータの関連に応じて必要なデータを取り出すことができれば、それぞれ別の場所に記録されていてもよい。
【0022】
図2は表示部2の表示画面の構成を説明する図である。図2において、18は関連操作表示部、19は第1表示部である2次元表示部、20は第2表示部である3次元表示部、21は3次元平面投影図表示部、22は3次元表示領域操作表示部、23はカメラ操作部、24はマウスカーソルである。
【0023】
表示部2の表示画面上には、関連操作表示部18、2次元表示部19、3次元表示部20、3次元平面投影図表示部21、3次元表示領域操作表示部22、カメラ操作部23が設けられる。また、マウス5の入力に対応してマウスカーソル24が表示される。
【0024】
図2に示す例では、2次元表示部19、3次元表示部20がそれぞれ1つづつしか設けられてないが、それぞれの数に制限はない。表示部のサイズに余裕がある場合には、これらの表示部を多く設けることにより、多くのデータを同時に表示することができるため、操作性の向上を図ることができる。また、表示部2の画面上に存在する各表示部18〜23のレイアウトは特に決める必要はない。各表示部18〜23をいくつかのグループに分け、各グループを1つのウィンドウに表示してもよい。この場合、ウィンドウを移動することによって使いやすいレイアウトにすることができ、操作性の向上を図ることができる。また、全ての表示部を1つのウィンドウにまとめてもよく、この場合ウィンドウ同士の重なりによって各表示部18〜23の表示が隠れることがないので、表示の見やすさを向上させることができる。
【0025】
図3は第1表示部である2次元表示部19の形式を説明する図である。この2次元表示部19の表示領域32には、CPU1が表示を指示したデータベース9が、少なくともツリー形式、リスト形式、図形式、地図形式、グラフ形式、表形式等の2次元表示に適した形式で表示される。データの表示形式は、データベース9の表示データ12、16に含まれているが、複数の表示形式で表示可能なものについては、ユーザに形式を選択する機会を与えるようにする。データは、文字や表示データに基づいたシンボルで表示され、それぞれが操作のスイッチとなっている。
【0026】
前述の表示領域32の横と下には、表示領域よりはみ出したため表示されていないデータの表示を表示領域32にスクロールして表示するためのスクロールバー34、38が設けられる。表示領域32の近辺に、表示するデータベースをユーザが指定するためのプルスイッチ41が設けられ、プルスイッチ41には、2次元表示部19に表示可能なデータベース名が表示される。プルスイッチ41でデータベースが指定されるとCPU1は指定されたデータベースを表示領域32に表示する。このプルスイッチ41は、データベースの名称を複数表示したリストとして設けることもできる。
【0027】
図4は第2表示部である3次元表示部20の形式を説明する図である。この3次元表示部20の表示領域45には、CPU1が表示を指示したデータベース9が、少なくとも三次元表示として表示される。CPU1は、表示を指示されたデータベース9の表示データを仮想3次元空間に3次元のオブジェクトとして生成し、それらを仮想三次元空間に配置されたカメラによって映し出した像として3次元表示部20の表示領域45に表示する。
【0028】
表示領域45に映し出される仮想三次元空間は、1つ以上の空間領域46、47に分けることができる。分割した空間領域46、47の形状、大きさ、数は必要に応じて任意である。図示例では、各空間領域が同じ大きさで、仮想三次元空間内に縦並びで配置されるとして図示しているが、空間領域の並び、相対位置は必要に応じて任意である。
【0029】
そして、1つの空間領域は、同時には1つのデータベースを表示対象とするが、2つ以上の空間領域に同じデータベースを同時に表示することは可能である。各空間領域でのデータベースの表示形式は、表示データに含まれているが、表示データに複数の表示形式が含まれている場合、ユーザに形式を選択する機会を与えることができる。データは、指定された空間領域に3次元表示のオブジェクトとして、文字や表示データに基づいたシンボルにより表示される。そして、それぞれが操作のスイッチとなっている。
【0030】
表示領域45の近辺には、現在表示領域に表示されている状態を再現するために必要なパラメータ群を登録する表示状態登録ボタン44が設けられている。このボタン44は、プルダウン形式のメニューとして設けられてもよい。登録されたパラメータ群には、名称が付与され、状態呼び出しプルスイッチ64によって表示されるメニューにその名称が表示される。プルスイッチ64によりパラメータ群が指定されると、CPU1は、指定されたパラメータ群の各パラメータにあわせて表示領域45の表示を再現する。状態呼び出しプルスイッチ64は、登録されたパラメータ群の名称を表示するリストとして設けることもできる。また、表示領域の各辺には仮想三次元空間内のカメラを操作するためのスクロールバーが設けられている。
【0031】
図5は関連操作表示部18の形式を説明する図である。この関連操作表示部18は、第1表示部である2次元表示部19、あるいは、第2表示部である3次元表示部20に、シンボルや文字で表示された各データの表示エリアに表示されていない詳細データを表示させるボタンや、データ間の関連に関する操作を行うためのボタンが表示される。
【0032】
これらのボタン25〜31の例が図5にその指示内容と共に示されている。これらのボタンは、プルダウン形式のメニューとして設けられてもよく、この場合、表示スペースを少なくすることができるので、表示部が狭い場合にデータを表示する部分を広くとることができ、操作の快適性を向上させることができる。
【0033】
図6は3次元平面投影図表示部21の形式を説明する図、図7、図8は3次元表示の投影図について説明する図であり、以下、これらについて説明する。
【0034】
3次元平面投影図表示部21には、データを表示する表示領域66が設けられる。表示領域66には、3次元表示部20の表示領域45に設けられた空間領域46、47の任意の1つに表示される3次元像を、その6面の上面、下面、正面、背面、左面、右面のいづれかの視点から見たときのシンボルの位置関係に基づいて、文字や表示データに基づいたシンボルにより投影図として表示される。文字や表示データに基づいたシンボルは、それぞれが操作のスイッチとなっている。
【0035】
また、表示領域66には、表示対象となっている空間領域からはみ出しているデータベース部分も表示される。そして、現在、3次元表示部20の表示領域45に設けられた空間領域に表示されている範囲は、範囲枠67で示される。表示領域66の横と下とには、表示領域66よりはみ出したため表示されていないデータ表示を表示領域にスクロールして表示するためのスクロールバー69、73が設けられ、このスクロールバーを操作して、データ表示をスクロールすることにより、範囲枠67もデータ表示と一緒にスクロールされる。
【0036】
ユーザによってプルスイッチ76が操作されると、空間領域の視点の名称メニューが表示される。ユーザによって視点の名称がメニューから選択されると、CPU1は、表示領域66の表示を、その視点から見たときの表示領域66の表示対象となっている空間領域でのシンボルの位置関係をもとに、文字や表示データに基づいたシンボルに変更する。
【0037】
ユーザによって表示領域66の中で範囲枠67がマウスで移動されると、移動後に範囲枠67で囲まれている部分と、表示領域66の表示対象となっている空間領域に表示される範囲が対応するように、空間領域に表示されるデータの範囲がCPU1により修正される。ユーザによって表示領域66の中の範囲枠67の大きさが変更されると、移動後に範囲枠67で囲まれている部分と、表示領域66の表示対象となっている空間領域に表示される範囲が対応するように、空間領域46あるいは47に表示されるデータの範囲がCPU1により修正される。
【0038】
また、ユーザによってプルスイッチ78が操作されると、表示領域66の表示縮尺のメニューが表示される。ユーザによって任意の縮尺が選択されると、CPU1は、範囲枠67の中心を基準に表示領域66の表示縮尺を変更して再表示する。縮尺変更後も範囲枠67のサイズは変更されない。縮尺変更後に、CPU1は、範囲枠67に囲まれている部分と、表示領域66の表示対象となっている空間領域に表示される範囲が対応するように、表示領域66の表示対象となっている空間領域46あるいは47の表示縮尺を変更し再表示する。
【0039】
図7に示す例は、データベースが会社等の組織における人事情報である例で、その投影図の生成を説明するものである。この例は、組織の中に同一レベルのA部、B部があり、A部の下のレベルにA部に属している同一レベルのA課、B課があり、A課に社員A、Bが配属され、B課に社員Cが配属されているという階層構造を持って構成されるデータベースの状態を投影する様子を示している。
【0040】
前述したような階層構造を持つデータベースは、部、課、社員が、符号151〜156として示すように、それぞれが具体的に階層構造として見えるように、3次元表示部20の表示領域45に設けられた空間領域例えば47に表示される。図7の例では、これを上面から見たように投影する様子を示しており、表示領域66には、図7の上方に示すような投影図が表示されることになる。このため、表示領域66の表示は、図8に示すようなものとなる。なお、図示例では、表示領域66の範囲枠67の外側にB部168が表示されている。
【0041】
図9は3次元表示領域操作表示部22の形式を示す図である。3次元表示領域操作部22には、3次元表示部20の表示領域45に表示されているデータベースの名称のそれぞれを表示する空間領域の上下の並びにあわせて表示するリスト80が設けられる。リスト80には、各データベースの名称81、89と並べて不透明化ボタン82、半透明化ボタン83、非表示ボタン84が設けられる。
【0042】
ユーザによって半透明化ボタン83が操作されると、CPU1は、そのボタンと同行にあるデータベースを表示している空間領域の表示を、記憶部6から読み出した値で半透明化する。また、ユーザによって非表示ボタン84が操作されると、CPU1は、そのボタンと同行にあるデータベースを表示している空間領域の表示を、一時的に見えなくする。半透明、非表示になっている空間領域表示のデータベース名称と同行に配置されている不透明化ボタン82が、ユーザによって操作されると、CPU1は、その空間領域の表示を普通の表示にする。
【0043】
ユーザによってリスト80に表示されているデータベースの名称がクリックされると、CPU1は、そのデータベース名称を選択状態とする。そして、CPU1は、選択されたデータベースを表示している空間領域を3次元平面投影図表示部21の表示領域66の表示対象とする。
【0044】
リスト80の近辺には、表示解除ボタン91、間隔増ボタン92、間隔減ボタン93、表示条件設定ボタン90が設けられる。データベース名称81、89が選択された状態で、ユーザによって表示解除ボタン91が操作されると、CPU1は、3次元表示部20の表示領域45から、そのデータベースの表示と、表示していた空間領域を削除し、リスト80に表示されていた当該データベースの名称と、その名称と同行に表示されていたボタンを削除する。CPU1は、データベースの表示を消すだけで、データベースのデータそのものは削除しない。
【0045】
データベース名称81、89が選択された状態で、ユーザによって間隔増ボタン92が操作されると、CPU1は、選択されたデータベースを表示する空間領域と、隣り合う他の空間領域との間隔を、記憶部6から読み出した値分だけ増加する。データベース名称81、89が選択された状態で、ユーザによって間隔減ボタン93が操作されると、CPU1は、選択されたデータベースを表示する空間領域と、隣り合う他の空間領域との間隔を、記憶部6から読み出した値分だけ削減する。ただし、間隔が記憶部6に指定されている値以下の場合には、CPU1は間隔の削減を行わない。
【0046】
データベース名称81あるいは89が選択された状態で、ユーザによって表示属性設定ボタン90が操作されると、CPU1は、当該データベースを空間領域に表示する諸条件を設定するウィンドウを開く。
【0047】
図10はカメラ操作表示部23の形式を説明する図、図11は仮想3次元空間を説明する図、図12は仮想3次元空間におけるカメラの動作を説明する図である。
【0048】
本発明の実施形態においては、図7により説明したように、階層構造を持つデータベースを、あたかも、各階層が異なる可視可能なレベルに存在するように3次元的に表示することが可能であるが、この3次元表示は、仮想空間の外側にカメラを設置して、カメラを移動する等により視角を変えて表示させることができる。以下では、このような場合のカメラの操作について説明する。
【0049】
カメラ操作表示部23には、3次元表示部20の仮想3次元空間に置かれたカメラの位置や向きをコントロールして、3次元表示部20の表示領域45の表示を変更するボタン94〜103が設けられる。また、必要であれば、カメラの現在の位置と視線方向とをプリセット記録するボタン191と、プリセット記録された位置と視線方向とを呼出してカメラの位置と視線方向を変更するプルスイッチ190を設けてもよい。さらに、3次元表示部20の表示領域45への表示にVRMLブラウザを用いる場合、カメラ操作表示部23はVRMLブラウザが提供するもので代用してもよい。
【0050】
仮想3次元空間を表示する表示領域45には、図11に示すように、CPU1が3次元表示部20に表示を指示したデータベース9を、仮想三次元空間110に3次元のオブジェクトとして生成し、それらを仮想3次元空間に配置されたカメラ111によって映し出した像が表示される。この仮想3次元空間110は、すでに説明したように、1つ以上の空間領域46、47に分けることができ、本発明の実施形態による処理装置では、CPU1が各空間領域を同じ大きさで、仮想3次元空間内に縦並びで配置するとしている。しかし、空間領域の形状、大きさ、数は必要に応じて任意である。
【0051】
カメラ111は、図12に示すように、CPU1が生成した仮想シリンダー125の円周側面上に、シリンダーの内側に撮影方向を向けて配置される。すなわち、CPU1は、仮想3次元空間110内の仮想空間のY軸に平行な中心軸124を用いてカメラに写らない仮想シリンダー125を生成する。カメラ111は、このシリンダー125の円周側面上に置かれる。また、仮想シリンダ125の円周半径126は、CPU1により制御されて変更可能である。
【0052】
そして、カメラ111の位置は、図10に示すカメラ操作表示部23に設けられるボタン94〜103の操作により制御することができる。すなわち、ボタン94、96は、カメラ111を上下方向に移動させる制御に使用され、ボタン95、97は、カメラ111を水平に円周方向に移動させる制御に使用される。また、ボタン98、100は、カメラ111の上下方向の向きを制御するために使用され、ボタン99、101は、本発明ではあまり必要としないが、カメラ111の左右方向の向きを制御するために使用される。
【0053】
前述において、CPU1は、まず、仮想三次元空間110内に、仮想空間のY軸に平行な中心軸124を用いてカメラに写らない仮想シリンダー125を生成し、仮想シリンダー125の円周側面上にシリンダーの内側を向けてカメラを配置する。カメラ111の位置の変更後、CPU1は、カメラ111が仮想シリンダー125円周側面上に位置するように、仮想シリンダー125の円周半径126を変更する。
【0054】
仮想シリンダー125による空間領域が生成されると、CPU1は、空間領域を仮想シリンダー125の中心軸124上の中心に配置する。仮想空間46が存在していて仮想空間47が追加生成された場合には、CPU1は、間隔を空けてY軸方向に縦並びに仮想空間を配置する。
【0055】
CPU1は、仮想シリンダー125の高さを、最も上の空間領域の上面から最も下の空間領域の下面までの高さを基準に算出した値とする。空間領域の追加や削除によって仮想シリンダー125の高さを変更する場合、CPU1は、最も上の空間領域の上面から最も下の空間領域の下面までの範囲の中心と、仮想シリンダー125の中心とが一致するように、カメラ111の視線と仮想シリンダー125の中心軸124との交点185を基準に、空間領域が追加された側に仮想シリンダー125の高さを伸縮する。
【0056】
図13、図14はカメラ111の移動を説明する図であり、次に、カメラ操作表示部23での操作とカメラの移動動作について説明する。
【0057】
カメラ111は、仮想三次元空間110内で、Y軸に平行な方向112、113への移動、X−Z平面に平行でカメラ視線に直交する方向114、115への移動、X−Z平面に平行でカメラ視線に垂直な軸周りの回転116、117、Y軸周りの回転118、119、X−Z平面に平行でカメラ視線に平行な方向120、121への移動が可能である。
【0058】
ユーザによって図10に示すカメラ操作表示部23のボタン94が操作されると、図13に示すように、CPU1は、記憶部6に指定されている値分だけ、カメラ111をY軸に平行に上方向112へ移動させる。また、カメラ操作表示部23のボタン96が操作されると、CPU1は、記憶部6に指定されている値分だけ、カメラ111をY軸に平行に下方向113へ移動させる。
【0059】
ユーザによってカメラ操作表示部23のボタン95が操作されると、CPU1は、記憶部6に指定されている値分だけ、カメラ111をX−Z平面に平行でカメラの視線に直交する方向114へ移動させる。また、カメラ操作表示部23のボタン97が操作されると、CPU1は、記憶部6に指定されている値分だけ、カメラ111をX−Z平面に平行でカメラの視線に直交する方向115へ移動させる。
【0060】
ユーザによってカメラ操作表示部23のボタン98が操作されると、CPU1は、記憶部6に指定されている値分だけ、カメラ111の中心を通りX−Z平面に平行でカメラ視線に垂直な軸周りの方向116にカメラ111を回転させる。また、カメラ操作表示部23のボタン100が操作されると、CPU1は、記憶部6に指定されている値分だけ、カメラ111の中心を通りX−Z平面に平行でカメラ視線に垂直な軸周りの方向117にカメラ111を回転させる。
【0061】
ユーザによってカメラ操作表示部23のボタン99が操作されると、CPU1は、記憶部6に指定されている値分だけ、カメラ111の中心を通りY軸に平行な軸周りの方向118にカメラ111を回転させる。また、カメラ操作表示部23のボタン101が操作されると、CPU1は、記憶部6に指定されている値分だけ、カメラ111の中心を通りY軸に平行な軸周りの方向119にカメラ111を回転させる。
【0062】
ユーザによってカメラ操作表示部23のボタン102が操作されると、CPU1は、記憶部6に指定されている値分だけ、図14に示すように、X−Z平面に平行でカメラ視線に平行な方向121へカメラ111を移動させ、カメラ111を仮想シリンダ125の中心軸124に近づける。また、カメラ操作表示部23のボタン103が操作されると、CPU1は、記憶部6に指定されている値分だけ、X−Z平面に平行でカメラ視線に平行な方向120へカメラ111を移動させ、カメラ111を仮想シリンダ125の中心軸124から遠ざける。
【0063】
次に、3次元表示部20におけるスクロールバーの操作とカメラ111の移動動作とについて図13を参照して説明する。なお、図13の右側に示す部分は、図4により説明した3次元表示部20の表示部45の周辺に配置されるスクロールバーを示している。
【0064】
ユーザによって3次元表示部20のスクロールボタン48が操作されると、CPU1は、記憶部6に指定されている値分だけ、カメラ111をY軸に平行な方向112へ移動させる。また、3次元表示部20のスクロールボタン51が操作されると、CPU1は、記憶部6に指定されている値分だけ、カメラ111をY軸に平行な方向113へ移動させる。
【0065】
ユーザによって3次元表示部20のスライドボタンボタン50が操作されると、CPU1は、スクロールボタン48からスクロールボタン51までの長さを仮想シリンダ125の高さとして、スライドボタンボタン50の位置が示す位置まで、カメラ111をY軸に平行な方向112、113に移動させる。
【0066】
ユーザによって3次元表示部20のスクロールボタン52が操作されると、CPU1は、記憶部6に指定されている値分だけ、カメラ111をX−Z平面に平行でカメラの視線に垂直な方向114へ移動させる。3次元表示部20のスクロールボタン55が操作されると、CPU1は、記憶部6に指定されている値分だけ、カメラ111をX−Z平面に平行でカメラの視線に垂直な方向115へ移動させる。
【0067】
ユーザによって3次元表示部20のスライドボタン53が操作されると、CPU1は、スクロールボタン52からスクロールボタン55までの長さを仮想シリンダ125の直径として、スライドボタンボタン53の位置が示す位置まで、カメラ111をX−Z平面に平行でカメラの視線に垂直な方向114、115へ移動させる。
【0068】
図17、図18、図19は3次元表示部20の表示領域45に表示されているスクロールバーの操作によるカメラ111の移動動作を具体的に説明する図であり、次に、これらの図を参照して、カメラの動作を説明する。
【0069】
ユーザによって第二表示部20の表示領域45に表示されているスクロールボタン63が操作されると、図17に示すように、CPU1は、記憶部6に指定されている値分だけ、カメラ111を仮想シリンダ125の中心軸124周りで上から見て左回り方向118に回転させる。また、3次元表示部20のスクロールボタン60が操作されると、CPU1は、記憶部6に指定されている値分だけ、カメラ111を仮想シリンダ125の中心軸124周りで上から見て右回り方向119に回転させる。
【0070】
ユーザによって3次元表示部20の表示領域45に表示されているスライドボタン62が操作されると、CPU1は、スクロールボタン60からスクロールボタン63までの長さを360度として、スライドボタンボタン62の位置が示す角度までカメラ111を仮想シリンダ125の中心軸124周りに回転する。
【0071】
ユーザによって3次元表示部20の表示領域45に表示されているスクロールバー58が操作されると、図18、図19に示すように、CPU1は、カメラ111の視線と仮想シリンダ125の中心軸124との交点を通り、中心軸124とカメラ視線に垂直な軸175とで、カメラ111を上下方向176、177に回転させる。カメラ111を回転後、カメラ111と仮想シリンダ125の中心軸124の距離が変化するので、CPU1は、カメラ111が円周側面上に位置するように、仮想シリンダー125の円周半径126を変更する。
【0072】
ユーザによってスクロールボタンボタン56が操作されると、CPU1は、記憶部6に指定されている角度だけ、カメラ111を軸175で、下方向177に回転させる。また、スクロールボタン59が操作されると、CPU1は、記憶部6に指定されている角度だけ、カメラ111を軸175で、上方向176に回転させる。
【0073】
ユーザによってスライドボタンボタン57が操作されると、CPU1は、スクロールボタン56からスクロールボタン59までの長さを−90度〜+90度として、スライドボタンボタン57が示す角度位置までカメラ111を軸175で、上下方向176、177に回転させる。
【0074】
図15、図16、図20〜図25はカメラの移動操作後のCPUの処理を説明する図であり、以下にこれらについて説明する。
【0075】
図15に示すように、カメラ111がX−Z平面に平行でカメラの視線に垂直な方向115へ移動させられた場合、CPU1は、カメラ111を、カメラ111と仮想シリンダ125の中心軸124とを結んだ線上で仮想シリンダ125の円周面まで移動させる。
【0076】
その後、CPU1は、図16に示すように、カメラ111の視線が仮想シリンダ125の中心軸124と交わるように、カメラ111をY軸で方向119に回転させる。同様に、カメラ111が方向114に移動させられた場合、図16には示していないが、図13に示すように、カメラ111をY軸で方向118に回転させる。その後、CPU1は待機状態となる
カメラ111が移動させられると、CPU1は、図20に示すように、カメラ111の視線と仮想シリンダ125の中心軸124との交点を通るX−Z平面から各空間領域までの距離128、129、及び、X−Z平面とカメラ111の視線とが成す角度127に比例して各空間領域のスライド量を決定する。
【0077】
そして、CPU1は、カメラ111の視線と仮想シリンダ125の中心軸124との交点を通るX−Z平面より上にある空間領域46を奥に向けて、下にある空間領域47を手前にそれぞれスライドさせる。その後、CPU1は待機状態となる。
【0078】
図21に示すように、カメラ111の移動先座標を計算後、カメラ111の視線と仮想シリンダ125の中心軸124との成す角度133がθ°となる場合、CPU1は、図22、図23に示すように、カメラ111の視線と仮想シリンダ125の中心軸124との成す角度133を直角に保ったまま、空間領域46、47のそれぞれを、これらの領域に設けられている基準点178、179を通り、カメラ111の視線と仮想シリンダ125の中心軸124に垂直に交わる軸180、181周りでマイナスθ°傾ける。その後、CPU1は待機状態となる。
【0079】
また、図24に示すように、カメラ111の移動後、カメラ111と仮想シリンダ125の中心軸124との距離135がDになり、記憶部6で指定されている値よりDが大きい場合、CPU1は、仮想シリンダ125の中心軸124からDの位置にカメラ111を配置する。その後、CPU1は待機状態となる。
【0080】
前述で、カメラ111の移動後、記憶部6で指定されている値よりDが小さい場合、図25に示すように、CPU1は、Dの距離に応じた角度θを計算し、カメラ111の視線と仮想シリンダ125の中心軸124との交点より上にある空間領域46を上向きに、カメラ111の視線と仮想シリンダ125の中心軸124との交点より下にある空間領域47を下向きに、それぞれに設けられている基準点178、179を通り、カメラ111の視線と仮想シリンダ125の中心軸124に垂直に交わる軸180、181周りで傾ける。また、CPU1は、仮想シリンダ125の中心軸124からDの位置にカメラ111を配置し、仮想シリンダ125の径をDに変更する。その後、CPU1は待機状態となる。
【0081】
図26〜図31はカメラの視野角変更と連動させたカメラ位置の変更について説明する図であり、以下、これらについて説明する。
【0082】
図26に示すように、仮想三次元空間内に配置されたカメラ111が、同様に仮想三次元空間内に配置された対象オブジェクト138を視野角139で映し出しているとき、視野角139を拡げると、対象オブジェクト138の周りにある他のオブジェクトが表示され、互いの位置関係が把握しやすくなる。しかし、視野角139を拡げると、対象オブジェクト138の見え方の大きさが小さくってしまうため、何を対象として見ていたかがわかりにくくなる。
【0083】
逆に、視野角139を狭めると、映し出される像のパースが緩くなるため、対象オブジェクト138の各部の面や線が交わる角度が、より正しく見えるようになる。しかし、視野角139を狭めると、対象オブジェクト138の見え方の大きさが大きくなってしまうため、対象オブジェクト138以外の見える範囲が狭くなってしまう。
【0084】
そこで、図27に示すように、仮想三次元空間内で、カメラの視野角の変更に連動してカメラと被写体の位置を変更する。すなわち、視野角142を視野角143拡げたとき、対象オブジェクト138の見え方の大きさが変わらない距離までカメラをオブジェクト38に近づける。また、逆に、視野角143を視野角142に狭めたとき、対象オブジェクト138の見え方の大きさが変わらない距離までカメラを遠ざける。
【0085】
図28、29において、ユーザによってカメラ111の視野角が変更されると、CPU1は、変更前の視野角で、カメラ111の視線と仮想シリンダ125の中心軸124の交点185を通り、中心軸124とカメラ視線とに垂直な軸175と、カメラ111の視野縁の交点182、183の座標を求める。そして、CPU1は、カメラ111の視線、仮想シリンダ125の中心軸124の交点185と視野角変更前のカメラ111の位置とを結んだ線上で、視野角変更後の視野縁と軸175との交点が182、183と一致するカメラ111の位置を求め、求めた位置にカメラ111を移動させる。その後、CPU1は待機状態となる。
【0086】
前述では、カメラ111の移動の動作について説明したが、プリセットされているカメラ位置にカメラ111を移動させる場合に、カメラが移動している状況でオブジェクトを見た状態を、アニメーションにより見せるようにすることができる。
【0087】
いま、図30に示すように、ユーザによってカメラ111の位置を現在位置170からプリセットされている位置171に変更する指示が出されたものとする。このような場合に、アニメーションを使用して現在位置170と移動後の位置171との関係を把握できるようにするため、CPU1は、現在の位置170から移動後の位置171までの道程距離186を算出する。通常、アニメーションの処理においては、移動開始から終了までアニメーションのフレーム間の移動距離187を一定としているため、現在の位置170から移動後の位置171までの道程距離186が大きくなると、アニメーションのフレーム数が多くなり、結果として移動時間が大きくなることになる。移動にかかる時間を短くするためにフレームの提示時間を伸ばすと、滑らかなアニメーションとして認識されにくくなり、アニメーションのフレーム間の移動距離187を大きくすると、移動開始直後から高速で移動しているように見えるため、現在の位置170と移動後の位置171との関係を把握しづらくなる。
【0088】
そこで、図31に示すように、アニメーション開始直後の期間172で、アニメーションのフレーム間の移動距離を徐々に増加させ、終了直前の期間174でアニメーションのフレーム間の移動距離を徐々に減少させるようにすることにより、視覚的には加速、減速のアニメーションとなる。従って、中間の範囲173において、アニメーションのフレーム間の移動距離189を、図30に示すような一定の場合の移動距離187よりも大きくしても、現在の位置170と移動後の位置171との関係の把握は損なわれない。結果として、移動前の位置と移動後の位置との関係を把握可能な状態で、かつ、カメラの移動にかかる時間を短くすることができる。
【0089】
前述したようなアニメーションを行う場合のCPU1の処理を以下に説明する。 ユーザによってカメラ111の位置が現在位置170からプリセットされている位置171に変更する指示が出されたとする。CPU1は、まず、現在の位置170から移動後の位置171までの移動距離186を算出する。CPU1は、記憶部6から移動速度が一定の場合のアニメーションのフレーム間の移動距離187を読み出す。CPU1は、アニメーションのフレーム間の移動距離187と道程距離186とから、移動速度が一定の場合の移動に必要なアニメーションのフレームを算出する。
【0090】
その後、CPU1は、記憶部6からフレーム間の移動距離の増加率、減少率、全体の道程距離に占める移動距離一定の区間の最低の割合、フレーム間の移動距離の最大値を読み出す。CPU1は、アニメーションのフレーム間の移動距離の増加率と減少率、及び道程距離186から、全体の道程距離に占める移動距離一定の区間の最低の割合、フレーム間の移動距離の最大値を使用して、全体のフレーム数が最も少なくなるように、開始直後の加速区間172、中間の等速度区間173、終了直前の減速区間174のそれぞれのフレーム数を割り出す。
【0091】
CPU1は、移動速度が一定の場合のアニメーションのフレーム数と加減速を行なった場合のアニメーションのフレーム数とを比較して、フレーム数の少ない方を採用する。CPU1は、各フレームを映すカメラ111の位置と視線方向、カメラの向きを、現在の位置170から移動後の位置171と採用した方法に沿った各フレーム間の移動距離、仮想シリンダの中心軸の位置から算出し、各フレーム毎に算出したカメラ111の位置と視線方向(カメラの向き)とを用いてアニメーションを実行する。その後、CPU1は待機状態となる。
【0092】
図32〜図91は本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を順次示す図であり、以下、本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを、表示画面の変遷に従った図面により説明する。なお、ここでは、2次元表示部19、3次元表示部20へのデータベース情報の表示、3次元表示部20上での関連情報の表示について説明する。
【0093】
図32は本発明の一実施形態による処理装置が起動された場合の初期画面を示しており、処理装置を動作させると、CPU1は、表示部2に関連操作部18、2次元表示部19、3次元表示部20、3次元平面投影図表示部21、3次元表示領域操作表示部22、カメラ操作表示部23を初期状態で表示する。各部を表示後、CPU1は、待機状態となる。
【0094】
表示部2に初期状態の画面が表示され、図33に示すように2次元表示部19にデータベース名が表示された後、2次元表示部19のプルスイッチ41により人事データベースが選択されると、CPU1は、サーバーから選択された人事データベース10の表示データ12を読み込む。これにより、図36に示すように、2次元表示部19にデータベースが表示される。
【0095】
表示データ12には、人事データベース10の2次元表示形式として50音順リスト形式と所属によるツリー形式との2つが登録されているため、CPU1は、図34に示すように、ウィンドウ201を生成して、その中にリスト202を表示し、先の2つの形式を選択肢203、204として表示する。ここで、ユーザによってリスト202から所属によるツリー形式204が選択されたとする。
【0096】
図35に示すように、ユーザによってOKボタン205が選択されると、CPU1は、図36に示すように、ウィンドウ201を閉じ、表示データ12の内容に沿って、記憶部6のツリー形式での表示ルールを適用しつつ、2次元表示部19の表示領域32に人事データベース10を所属によるツリー形式で表示する。データは、ツリーのノード、あるいは、リーフとしてのシンボルと文字との組み合わせにより、選択のスイッチを兼ねて表示される。その後、CPU1は待機状態となる。
【0097】
2次元表示部19にデータベースの情報表示が行われた後、図37に示すように、2次元表示部19の表示領域32に表示されているツリー内のA部210がユーザによって選択されたとする。CPU1は、A部210を選択状態とし、その表示を選択状態の表現、例えば、そのシンボルを太線とする等に変更する。
【0098】
図37の状態で、図38に示すように、関連操作部18のデータ表示ボタン27がユーザによって操作されたとする。これにより、CPU1は、データベース10からA部210のデータ11を呼び出して、図39に示すように、ウィンドウ206を生成し、その中に呼び出したA部210のデータ11を表示する。
【0099】
表示された情報がユーザにより変更され、OKボタン207が操作されると、CPU1は、図40に示すように、ウィンドウ206を閉じ、人事データベース10の当該データを変更されたデータにより更新する。表示に変更が生じる内容で更新が行われている場合、CPU1は、人事データベースを再表示する。その後CPU1は待機状態となる。
【0100】
図40に示すような表示から、ユーザによって、2次元表示部19の表示領域32に表示されているツリー209内のA部210が選択する[操作A]が行われ、その状態で関連操作部18の3次元表示部20への表示ボタン29が操作される[操作B]が行われると、CPU1はA部210の関連データを読み込む。
【0101】
A部210のデータと関連づけられているデータが、機器データベースに含まれていたため、CPU1は、図41に示すように、ウィンドウ225を生成し、その中にリスト226を設け、3次元表示部に表示するデータベースの選択肢として、A部210が含まれる人事データベース227とA部と関連するデータを含む機器データベース228を表示する。リストから人事データベース227を選択する[操作A]が行われ、OKボタン229の操作である[操作B]が行われると、CPU1は、ウィンドウ225を閉じ、人事データベース10から表示データ12を読み込む。
【0102】
表示データ12には、人事データベース10の3次元表示形式として50音順リスト形式と所属によるツリー形式との2つが登録されているため、CPU1は、図42に示すように、ウィンドウ201を生成し、その中にリスト202を表示して、2つの形式を選択肢203、204として表示する。ユーザによってリストから所属によるツリー形式204を選択する[操作A]が行われ、OKボタン205の操作である[操作B]が行われると、CPU1はウィンドウ201を閉じる。
【0103】
CPU1は、図43に示すように、3次元表示部20の仮想三次元空間に、人事データベース10を表示するための空間領域47を設ける。CPU1は、記憶部6から人事データベース10の表示条件を呼び出し、続いて表示データ12の内容に沿ってノードを板状のシンボルで、リーフである人を球と円錐を組み合わせたシンボルで表し、人事データベース10を所属によるツリー形式で、空間領域47内に3次元表示する。CPU1は、表示条件で表示と設定されている人名データを文字オブジェクトの形式で、2次元表示部19に表示されているツリーに組み合わせて表示する。
【0104】
このとき、CPU1は、2次元表示部19の表示領域32で選択されたノードが、その空間領域47の中心にくるように表示し、空間領域47からはみ出す部分は表示しない。CPU1は、3次元表示領域操作表示部22のリスト80に人事データベース81を追加し、不透明ボタン82、半透明ボタン83、非表示ボタン84を同じ行に並べる。また、CPU1は、リスト80に項目が人事データベース81しかないため、リスト80上の人事データベース項目81を選択状態とし、その表現を選択状態の表現に変更する。
【0105】
CPU1は、3次元平面投影図表示部21の表示領域66に3次元表示部20の表示領域45の空間領域47に表示されている人事データベースの表示を真上から見た投影図を表示する。このとき、投影図には、空間領域47からはみ出して表示されていない部分も表示されるが、表示領域66に表示されている範囲枠67内に表示される範囲が、空間領域47に表示されている範囲と一致するように表示する。CPU1は、表示領域66に表示される投影図上の各データを、選択のスイッチを兼ねたシンボルとして表示する。その後、CPU1は待機状態となる。
【0106】
マウスカーソル24が、図44に示すように、3次元表示部20の表示領域45にあるとき、CPU1は、マウスカーソルの表示領域45上での指示点座標と、仮想三次元空間のシンボル、あるいは文字オブジェクトが表示領域45に投影された表示の占める範囲とを照合し、指示点と重なり合っているシンボル、あるいは文字オブジェクトがある場合、当該シンボルあるいは文字オブジェクトの表現を選択状態であることを示す表現に変更する。変更後、CPU1は、マウスカーソル24が3次元表示部20の表示領域45内で移動されない限り、待機状態を続ける。
【0107】
図44の状態において、ある人物Aのシンボルの表現が選択操作であることを示す表現になっているものとする。この状態でマウスクリック操作が行われると、CPU1は、図45に示すように、事前に選択状態にあった2次元表示部19の表示領域32のA部210の選択状態を解いて通常の表現に戻し、人物Aを選択状態として、表示部2に表示されている全ての人物Aの表示の表現を選択状態を示す表現に変更する。すなわち、CPU1は、3次元表示部20の表示領域45、2次元表示部19の表示領域32、3次元平面投影図表示部21の表示領域66に表示された人物Aを示す表示を選択状態を示す表現に変更する。この表示の後、CPU1は、マウスカーソル24が3次元表示部20の表示領域45内で移動させられない限り待機状態を続ける。
【0108】
表示部2のいづれかの表示で人物Aが選択された状態で、ユーザによって関連操作部18のデータ表示ボタン27を操作する[操作A]が行われると、CPU1は、データベース10から当該人物のデータ11を呼び出し、図46に示すように、ウィンドウ206を生成してその中にデータベース10から呼び出した当該人物のデータ11を表示する。表示された情報が変更され、OKボタン207の操作である[操作B]が行われると、CPU1は、図47に示すように、ウィンドウ206を閉じ、人事データベース10の当該データを変更されたデータにより更新する。その後、CPU1は待機状態となる。
【0109】
前述の3次元表示部20の表示領域45内の人物Aが選択されている状態で、図48に示すように、ユーザによって関連操作部18の2次元表示部への表示ボタン28が操作されると、CPU1は、人物Aのデータと関連データを読み出す。 関連データは、人物Aのデータと管理という種別で関連づけられているデータとであり、これらは機器データベースに含まれているため、CPU1は、図49に示すように、ウィンドウ225を生成してその中にリスト226を表示し、2次元表示部19に表示するデータベースの選択肢として、人物Aを含んでいる人事データベース227と機器データベース228とを表示する。ユーザによってリストから機器データベース228を選択する[操作A]が行われ、OKボタン229の操作である[操作B]が行われると、CPU1は、ウィンドウを閉じ、機器データベース14から表示データ16を読み込む。
【0110】
表示データ16には、機器データベース15の2次元表示形式として50音順リスト形式と設置場所によるツリー形式との2つが登録されているため、CPU1は、図50に示すように、ウィンドウ201を生成してその中にリスト202を表示し、2つの形式を選択肢203、204として表示する。ユーザによって、リストで50音順リスト形式203を選択する[操作A]が行われ、OKボタン205の操作である[操作B]が行われると、CPU1は、ウィンドウ201を閉じる。
【0111】
機器データベース14には、人物Aのデータと関連付けられている機器データとして、機器A、機器Bの2つが登録されているとすると、CPU1は、図51に示すように、ウィンドウ231を生成してその中にリスト232を表示し、機器A、機器Bの機器データから機器名称のデータを選び出して選択肢233、234として表示する。ユーザによって、リストから機器A233を選択する[操作A]が行われ、OKボタン235を操作する[操作B]が行われると、CPU1はウィンドウ231を閉じる。
【0112】
CPU1は、データベースから読み出した表示データ16を用いて機器データベース14を、図52に示すように、50音順リスト形式により2次元表示部19の表示領域32に表示する。各機器のデータは、選択のスイッチを兼ねたリストの項目として、シンボルと機器名称との組み合わせとして表示される。表示されるデータの数が表示領域32のリストの最大表示数より多く、先頭の項目から表示すると機器Aを示す表示が表示領域32の表示範囲外になってしまうような場合、CPU1は、機器Aを示す表示がリストに現れるように、表示を予めスクロールさせた状態で表示する。
【0113】
CPU1は、3次元表示部20の表示領域45から選択された人物Aの表示の選択状態を継続する。また、機器A、機器Bは、人物Aと関連を持ったデータであるため、CPU1は、機器A、機器Bを示す表示を、関連データであることを示す表現に変更する。その後、CPU1は待機状態となる。
【0114】
図52に示す状態の表示において、2次元表示部19の表示領域32から機器Cを選択する[操作A]が行われると、CPU1は、それまで選択状態にあった人物Aの選択状態を解除して、図53に示すように、表示部2に表示されている全ての人物Aの表示の表現を通常の表現に変更する。すなわち、CPU1は、3次元表示部20の表示領域45と三次元平面投影図表示部21の表示領域66に表示された人物Aを示す表示を通常の表現に変更する。CPU1は、機器Cを選択状態とし、表示部2に表示されている全ての機器Cの表現を選択状態を示す表現に変更する。
【0115】
CPU1は、機器Cの関連データ17を読み込み、関連付けが登録されている人物Bを関連状態とする。そして、表示部2に表示されている全ての人物Bの表示の表現を関連状態を示す表現に変更する。この場合、CPU1は、3次元表示部20の表示領域45と3次元平面投影図表示部21の人事データベースの表示にある人物Bの表示を関連状態を示すように、黒三角を付与した表現に変更する。その後、CPU1は待機状態となる。
【0116】
機器Cが選択されている状態で、関連操作部18の3次元表示部への表示ボタン29がユーザによって操作されると、CPU1は、図54に示すように、3次元表示部20の表示領域45の空間領域47の仮想三次元空間の上にあたる位置に空間領域46を追加する。そして、ユーザが機器データベースをネットワーク構成図形式で表示するように指定にすると、CPU1は、表示データ16を使用して、機器データベースをネットワーク構成図形式で空間領域46に表示する。機器Cが選択状態にあるため、CPU1は、空間領域46に表示された機器Cの表示を選択状態を示す表現に変更する。
【0117】
CPU1は、3次元表示領域操作表示部22のリスト80の人事データベースの行の上の行に機器データベース89を追加し、不透明ボタン、半透明ボタン、非表示ボタンを同じ行に並べる。また、CPU1は、機器Bの関連データ17から機器Cと人物Bとの関連の種別を読み込み、空間領域47に表示されている人物Bの表示と空間領域46に表示されている機器Cの仮想3次元空間内でのそれぞれの座標を基に、両者の間に空間領域を跨いだリンク線を引く。リンク線の表示は関連の種別を区別できる表現である。その後、CPU1は待機状態となる。
【0118】
3次元表示領域操作表示部22のリスト80の機器データベース89が操作されると、CPU1は、人事データベース81の選択を解除し、表示を通常に戻し、機器データベース89を選択状態として、その表現を選択状態を表現するものに変更する。そして、CPU1は、図55に示すように、3次元平面投影図表示部21の表示領域66に3次元表示部20の表示領域45の空間領域46に表示されている機器データベースの表示を真上から見た投影図を表示する。このとき、CPU1は、空間領域46の表示範囲と、3次元平面投影図表示部21の表示領域66の範囲枠67で囲まれた範囲とが一致するように表示する。機器Cが選択状態にあるため、CPU1は、表示領域66に表示された機器Cの表示を選択状態を表現するものに変更する。その後、CPU1は待機状態となる。
【0119】
機器Cが選択されている図55に示す状態で、図56に示すように、ユーザによって関連操作部18の関連付けボタン25の操作である[操作A]が行われると、CPU1は、図57に示すように、マウスカーソル24の形状を関連付け状態を示す表現とする。
【0120】
その後、図58に示すように、ユーザによって表示部2内に表示されているいづれかの人物Cの表示が選択されると、CPU1は、図59に示すように、ウィンドウ241を生成してその中に、使用243と管理244という2つの関連の種別を選択項目として設けたリスト242を表示する。管理244が選択され、OKボタン245が操作されると、CPU1は、ウィンドウ241を閉じ、機器Cの関連データに管理という種別で人物Cのデータを登録する。
【0121】
CPU1は、人物Cを関連状態とし、図60に示すように、表示部2に表示されている全ての人物Cの表示の表現を関連状態を示す表現に変更する。この場合、CPU1は、3次元表示部20の人事データベースの表示にある人物Cの表示を関連状態を示す表現に変更する。また、CPU1は、空間領域47に表示されている人物Cの表示と空間領域46に表示されている機器Cの表示との間に、空間領域を跨いで管理という種別を示す表現でリンク線を引き、マウスカーソル24の表現を元に戻す。その後、CPU1は待機状態となる。
【0122】
図60に示す機器Cが選択されている状態の表示において、図61に示すように、ユーザによって関連操作部18の関連解除ボタン26が操作されると、CPU1は、図62に示すように、マウスカーソル24の形状を関連解除状態を示す表現、図示例では×印で表現する。
【0123】
その後、表示部2内に表示されているいづれかの人物Bの表示が選択されると、CPU1は、機器Cの関連データから人物Bとの関連付けを解除する。そして、CPU1は、図63に示すように、人物Bの関連状態を解除し、表示部2に表示されている全ての人物Bの表示を関連状態を示す表現から通常の表現に変更する。この場合、CPU1は、3次元表示部20の人事データベースの表示にある人物Bの表示を関連状態を示す表現から通常の表現に変更する。また、CPU1は、空間領域47に表示されている人物Bの表示と空間領域46に表示されている機器Cの表示の間に引かれていたリンク線を削除し、マウスカーソル24を通常の表現に戻す。その後、CPU1は待機状態となる。
【0124】
また、機器Cが選択されている状態で、図64に示すように、ユーザによって関連操作部18の「関連を常時表示」のボタン30が操作されると、CPU1は、機器Cの関連データの表示モードを常時表示状態に変更する。
【0125】
表示部2内に表示されているいづれかの機器Aの表示が選択されると、CPU1は、図65に示すように、機器Cの表示の選択状態を解除し、表示部2内に表示されている全ての機器Cの表示を選択状態を示す表現から通常の表現に変更する。この場合、2次元表示部19、3次元表示部20及び三次元平面投影ず表示部21に表示されている機器Cの表示が、選択状態を示す表現から通常の表現に変更される。
【0126】
機器Cの関連データの表示モードが常時表示状態として、前述で設定されているので、CPU1は、機器C、及び機器Cと関連付けられている人物Cを関連保持状態とする。CPU1は、表示部2内に表示されている全ての機器C、及び機器Cと関連づけられている人物Cの表示を関連保持状態を示す表現に変更する。この場合、CPU1は、2次元表示部19の機器Cの表示、3次元表示部20の機器Cの表示と人物C、及び三次元平面投影図表示部21の機器Cの表示を関連保持状態を示す表現、図示例では白3角を付与した表示に変更する。
【0127】
また、CPU1は、3次元表示部20の表示領域45に表示されている機器Cと人物Cとの間のリンク線の表現を関連保持状態を示す表現、図示例では点線に変更する。CPU1は、機器Aを選択状態とし、表示部2内に表示されている全ての機器Aの表示を選択状態を示す表現とする。さらに、CPU1は、機器Aと関連づけられている人物Aを関連状態とし、表示部2内に表示されている全ての人物Aの表示を関連状態を示す表現に変更し、3次元表示部20の表示領域45に表示されている機器Aと人物Aとの間にリンク線を表示する。
【0128】
ユーザによって表示部2内に表示されているいづれかの機器Cの表示が選択されると、CPU1は、図66に示すように、機器Aの表示の選択状態を解除し、表示部2内に表示されている全ての機器Aの表示を選択状態を示す表現から通常の表現に変更する。CPU1は、機器Aと関連付けられている人物Aの関連状態を解除し、表示部2内に表示されている全ての人物Aの表示を関連状態を示す表現から通常の表現に変更する。CPU1は、第二表示部20の表示領域45に表示されている機器Aと人物Aの間のリンク線を削除する。
【0129】
また、CPU1は、機器Cを選択状態とし、表示部2に表示されている全ての機器Cの表現を関連保持状態を示す表現から関連状態を示す表現に変更する。CPU1は、機器Cと関連付けられている人物Cを関連状態とし、表示部2内に表示されている全ての人物Cの表示を関連保持状態を示す表現から関連状態を示す表現に変更する。CPU1は、3次元表示部20の表示領域45に表示されている機器Cと人物Cとの間のリンク線の表現を関連保持状態を示す表現から通常の表現に変更する。
【0130】
図66に示す機器Cが選択されている状態で、関連操作部18の「関連の常時表示を解除」のボタン31が操作されると、CPU1は、図67に示すように、機器Cの関連データの表示モードを通常状態に戻し、マウスカーソル24を通常の表現に戻す。その後、CPU1は待機状態となる。
【0131】
前述までで、2次元表示部19、3次元表示部20へのデータベース情報の表示、3次元表示部20上での関連情報の表示について説明したが、次に、表示部上でデータ構造を変更する場合の処理動作を、表示画面例を示す図68〜図73を参照して説明する。
【0132】
前述で説明した処理で、人物Aが選択された状態で、この人物Aを他の部所に移動させるものとする。この場合、図68に示すように、ユーザは、3次元表示部20の表示領域45内で、人物AのシンボルをA課のシンボルの範囲から例えばB課のシンボルの範囲に、マウスによりドラッグして移動させる。これにより、人物AがA課からB課に移動させられたことになる。CPU1は、図69に示すように、移動後のデータの関係で人事データベースを更新し、2次元表示部19、3次元表示部20、3次元平面投影図表示部21の表示をそのデータ構造に応じて更新する。その後、CPU1は待機状態となる。
【0133】
前述では、3次元表示部20内で人物のシンボルを移動させてデータ構造の変更を行ったが、2次元表示部19、3次元平面投影図表示部21を使用してデータ構造を変更することもできる。次に、これについて説明する。
【0134】
図69の状態で、人物AをB課からA課に再度移動させるものとする。この場合、ユーザは、図70に示すように、2次元表示部19の表示領域32内で、人物AのシンボルをB課のシンボルが示す範囲からA課のシンボルが示す範囲に、マウスによりドラッグして移動させる。これにより、CPU1は、図71に示すように、移動後のデータの関係で人事データベースを更新し、2次元表示部19、3次元表示部20、3次元平面投影図表示部21の表示を変更されたデータ構造に応じて更新する。その後、CPU1は待機状態となる。
【0135】
人物AがA課に配属されている状態で、図72に示すように、ユーザが、3次元平面投影図表示部21の表示領域66で、人物AのシンボルをA課のシンボルが示す範囲からB課のシンボルが示す範囲に移動させる。これにより、CPU1は、図73に示すように、移動後のデータの関係で人事データベースを更新し、2次元表示部19、3次元表示部20、三次元平面投影図表示21の表示をそのデータ構造に応じて更新する。その後、CPU1は待機状態となる。
【0136】
次に、3次元表示領域操作表示部22を使用して、3次元表示部20内の空間領域の表示を変更する制御について、表示画面例を示す図74〜図80を参照して説明する。
【0137】
図74に示すように、3次元表示領域操作表示部22のリスト80の機器データベース89と同一行にある半透明化ボタン83がユーザにより操作されたとする。CPU1は、3次元表示部20の表示領域45の空間領域46に表示されている機器データベースの表示を半透明化する。これにより、3次元表示部に表示されている機器データベースの下になった人事データベースの表示が見やすくなる。その後、CPU1は待機状態となる。
【0138】
また、図75に示すように、3次元表示領域操作表示部22のリスト80の機器データベース89と同一行にある非表示化ボタン84がユーザにより操作されたとする。CPU1は、3次元表示部20の表示領域45の空間領域46に表示されている機器データベースの表示を非表示とする。これにより、3次元表示部に表示されている機器データベースの下になった人事データベースの表示が見やすくなる。その後、CPU1は待機状態となる。
【0139】
次に、図76に示すように、ユーザによって3次元表示領域操作表示部22のリスト80の機器データベース89と同一行にある不透明化ボタン82が操作されると、CPU1は、3次元表示部20の表示領域45の空間領域46に表示されている機器データベースの表示を通常の表示に戻す。その後、CPU1は待機状態となる。
【0140】
図77に示すように、3次元表示領域操作表示部22のリスト80で人事データベース89が選択されている状態で、ユーザによって間隔増ボタン92が操作されると、CPU1は、人事データベースが表示されている3次元表示部20の表示領域45の空間領域46の上下にある空間領域の仮想三次元空間における高さ方向の表示位置を変更し、空間領域46の上下の間隔を広げる。この場合、CPU1は、空間領域46の仮想三次元空間における高さ方向の表示位置を上げ空間領域46との間隔を広げる。その後、CPU1は待機状態となる。
【0141】
図77に示す状態で、3次元表示領域操作表示部22の間隔減ボタン93がユーザにより操作されると、CPU1は、図78に示すように、機器データベースが表示されている3次元表示部20の表示領域45の空間領域46の上下にある空間領域の仮想三次元空間における高さ方向の表示位置を変更し、空間領域46の上下の間隔を狭める。空間領域46の上下の間隔が規定値以下の場合には、この動作は行われない。この場合、CPU1は、空間領域46の仮想3次元空間における高さ方向の表示位置を下げ空間領域46との間隔を狭める。その後、CPU1は待機状態となる。
【0142】
図79に示すように、ユーザが、3次元表示領域操作表示部22のリスト80の機器データベース89をマウスによりドラッグして人事データベースの行81の下行にリリースすると、CPU1は上下の行を入れ替える。そして、CPU1は、図80に示すように、リスト80内の行の順位の変更に合わせて、3次元表示部20の表示領域45の空間領域46と空間領域47との仮想三次元空間のおける上下の位置を入れ換える。その後、CPU1は待機状態となる。
【0143】
次に、前述までの処理における表示状態の登録について、表示例を示す図81〜図83を参照して説明する。
【0144】
前述までに説明した処理で変更等が加えられた表示状態を登録しようとする場合、図81に示すように、ユーザは、3次元表示部20の表示状態登録ボタン44を操作する。これにより、CPU1は、ウィンドウ246を生成し、その中に現在の表示状態の名称入力部247を設けて表示する。名称入力部247にはデフォルトのパラメータ群名称247が表示される。ここで、ユーザが、図82に示すように、例えば、名称「test」を入力して、OKボタン249を操作すると、CPU1は、ウィンドウ246を閉じ、図83(表示状態登録ボタン44を操作する直前の表示状態)に示す表示の状態、すなわち、3次元表示部20の表示領域45の空間領域の個数、各空間領域の表示対象となっているデータベース、各データベースが空間領域に表示されている範囲、常時表示となっている関連を特定するパラメータを1つの表示パラメータ群として入力された名称「test」とともに記憶部6に追加登録する。そして、登録された名称「test」がプルスイッチ64の表示部に表示される。その後、CPU1は待機状態となる。 次に、3次元表示領域操作表示部22での空間領域の削除を行う操作を説明する。図84に示すように、3次元表示領域操作表示部22のリスト80で機器データベース89が選択されている状態で、ユーザが、表示解除ボタン91を操作したとする。これにより、図85に示すように、CPU1は、機器データベースが表示されている3次元表示部20の表示領域45の空間領域46の空間を、仮想3次元空間から削除して、機器データの表示をやめる。これにより、不必要な表示を残してメモリーを圧迫することを防止することができる。
【0145】
また、CPU1は、3次元表示領域操作表示部22のリスト80の機器データベース89の表示と、同一行にある3つのボタンとを削除し、人事データベースの行81の表示を上に繰り上げて表示する。また、CPU1は、3次元平面投影部の表示対象の1つが無くなったので、3次元表示領域操作表示部22のリスト80の人事データベース81を選択状態とし、3次元平面投影図表示部21の表示領域66に3次元表示部20の表示領域45の空間領域47に表示されている人事データベースの表示を真上から見た投影図を表示する。その後、CPU1は待機状態となる。
【0146】
次に、登録されている表示状態を呼び出して、表示状態を再現する操作について説明する。図86に示すように、ユーザが、3次元表示部20の表示状態呼び出しスイッチ64を操作すると、CPU1は、記憶部6に登録されている表示パラメータ群の名称をリスト化して表示する。ここで、ユーザがリストから「test」を選択したものとする。CPU1は、「test」と言う名称で登録されているパラメータ群に含まれるパラメータを使用して、図87に示すように、3次元表示部20の表示領域45の表示を「test」の登録時の状態に復帰させる。その後、CPU1は待機状態となる。
【0147】
次に、空間領域内における表示範囲の変更の操作について説明する。図88に示すように、三次元平面投影図表示部21の表示領域66に空間領域47に表示されている人事データベースの表示の投影図が表示されている状態で、ユーザーが、範囲枠67をマウスでドラッグして移動し、加えて範囲枠67のサイズを変更したとする。CPU1は、これにより、図89に示すように、範囲枠67の移動、サイズ変更の後、範囲枠67に囲まれている部分と、空間領域47に表示される人事データベースの表示範囲とが一致するように、空間領域47に表示される人事データベースの表示範囲と表示縮尺を修正する。その後、CPU1は待機状態となる
次に、空間領域内の投影方向の変更の操作について説明する。例えば、図89に示すように、3次元平面投影図表示部21の表示領域66に、空間領域47に表示されている人事データベースが表示されている状態で、ユーザがプルスイッチ76から表示領域66の空間領域47を見る視点方向を選択すると、CPU1は、図示しないが、その視点から見た時の空間領域47に表示されているシンボルの位置関係をもとに、表示領域66の表示を変更する。その後、CPU1は待機状態となる。
【0148】
次に、空間領域内の表示縮尺の変更と三次元平面投影図構造部の表示の変更とについて説明する。図90に示すように、3次元平面投影図表示部21の表示領域66に空間領域47に表示されている人事データベースが表示されている状態で、ユーザがプルスイッチ76から表示領域66の表示縮尺が選択すると、縮尺率、拡大率のメニューを表示する。ユーザが、縮尺率、拡大率の1つを選択すると、CPU1は、図91に示すように、範囲枠67の中心を基点として三次元平面投影図表示部21の表示領域66の表示縮尺を、範囲枠のサイズを変更することなく変更する。また、CPU1は、範囲枠67に囲まれている部分と、空間領域47に表示される人事データベースの表示範囲が一致するように、空間領域47に表示される人事データベースの表示縮尺を修正する。その後、CPU1は待機状態となる。
【0149】
以上、本発明によるデータベースの表示方法、及び、3次元表示の状態を変更するカメラの制御について説明したが、次に、カメラ位置の変更制御の処理をフローチャートにより説明する。
【0150】
図92は図28、図29により説明したユーザによりカメラが移動された場合のカメラ位置の変更を説明する図であり、以下、図示フローの処理ステップについて簡単に説明する。
【0151】
ステップ9201 CPU1は仮想三次元空間内にXZ座標(Xj,Zj)を通り、Y軸に平行名直線を軸とした半径dのシリンダを生成する。
ステップ9202、9203 カメラは待機状態にあり、ユーザがカメラを移動する操作を行わなければ、待機状態を続ける。
【0152】
ステップ9204 水平移動の操作が行われたかを判定する。
【0153】
ステップ9205〜9207 水平移動以外の操作が行われた場合、ユーザの操作に従った場合のカメラの移動先、仮想三次元空間内の座標(Xa,Ya,Za)を計算し、仮想シリンダ中心軸上でカメラと同じY軸座標にある点の(Xj,Ya,Zj)とカメラ位置(Xa,Ya,Za)から距離Dを求め、仮想シリンダの半径をDに変更する。
ステップ9208、9209 仮想シリンダ中心軸のXZ座標(Xj,Zj)、カメラの仮移動位置のXZ座標(Xa,Za)から、カメラ位置から中心軸へ方向の角度θを求め、カメラの水平角度をθに変更する。
【0154】
ステップ9210、9211 水平移動の操作が行われた場合、ユーザの操作にしたがった場合のカメラの移動先、仮想三次元内の座標(Xa,Ya,Za)を計算し、仮想シリンダの半径、仮想シリンダ中心軸のXZ座標(Xj,Zj)、カメラの仮想移動位置のXZ座標(Xa,Za)を使って、仮想シリンダ円周上のカメラ位置のXZ座標(Xc,Zc)を求める。
ステップ9212、9213 仮想シリンダ中心軸のXZ座標(Xj,Zj)、カメラの仮想移動位置のXZ座標(Xc,Zc)から、カメラ位置から中心軸へ方向の角度θを求め、カメラの水平角度をθに変更する。
【0155】
図93は図30、図31により説明したユーザによりカメラをプリセット位置に移動する操作が行われた場合のカメラ位置の変更を説明する図であり、以下、図示フローの処理ステップについて簡単に説明する。
【0156】
ステップ9301、9302 カメラは待機状態にあり、プリセットされている位置、カメラ視線に変更する操作がされたかをチェックし、操作が行われない場合、待機状態を続ける。
【0157】
ステップ9303、9304 カメラ位置を変更する操作がされた場合、カメラの現在位置座標と移動先の位置座標から、カメラが移動する道程距離(D)を計算し、道程距離(D)と、予め設定してあるフレーム間移動距離が一定の場合の移動距離をもとに、フレーム数(A)を計算する。
ステップ9305 道程距離(D)、予め設定してある加速区間でのフレーム間移動距離増加率、予め設定してある減速区間でのフレーム間移動距離減少率、予め設定してある全体に占める等速度区間の割合制限、予め設定してあるフレーム間の最大移動距離を使用して、フレーム間移動距離を加減する場合のフレーム数(B)を計算する。
【0158】
ステップ9306〜9308 A>Bであるか否かをチェックし、A>Bである場合、フレーム間移動距離を加減する場合の各フレームにおけるカメラ位置座標と視線の向き(角度)を計算し、最初のフレームから最後のフレームまで、各フレームにおけるカメラ位置座標と視線の向き(角度)を計算された値に応じて変更しつつ、アニメーションを実行する。
【0159】
ステップ9309、9310 A>Bでない場合、フレーム間移動距離が一定である場合の各フレームにおけるカメラ位置座標と視線の向き(角度)とを計算し、最初のフレームから最後のフレームまで、各フレームにおけるカメラ位置座標と視線の向き(角度)とを計算された値に応じて変更しつつ、アニメーションを実行する。
【0160】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、表示のスクロールや閉じる、開くなどの2次元表示の操作性の良さを生かして3次元で表示したいデータの範囲を指定することができ、操作に不要な関連性の表現を排除することにより表示を見やすくすることができると共に、操作に必要な関連性を表示させておくことができる。
【0161】
また、本発明によれば、一方で選択したものを他方で選択し直す必要がなく、一方で選択したものが他方のどうような表示位置にあるかがすぐに判るように表示することができ、一方で選択したものについての他方の表示に存在する情報をすぐに読み取ることができる。また、本発明は、現在注目している対象と関係するデータとについて、検索条件を入力する手間を省いて表示することができる。
【0162】
また、3次元のデータ表示では遠近感があるため遠くのオブジェクトが小さくなり、範囲指定する場合にオブジェクトを見分けて範囲を決めることが難しいが、本発明によれば、投影図の表示を使用することにより全てのオブジェクトを同じ大きさで表示することができるため見分けることが容易になり、表示範囲が決めやすくなる。
【0163】
また、本発明はによれば、3次元ではカメラによる投影面に表示されるカーソルと3次元空間内に表示されるオブジェクトの間に視差が生じるため、マウスクリックにより選択を行おうとする場合に、カーソルの重なっているオブジェクトと異なったオブジェクトが選択されることがあが、選択され得るオブジェクトを予め強調することにより、視差の問題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータベースの表示を行う処理装置の全体の構成を示すブロック図である。
【図2】表示部2の表示画面の構成を説明する図である。
【図3】第1表示部である2次元表示部19の形式を説明する図である。
【図4】第2表示部である3次元表示部20の形式を説明する図である。
【図5】関連操作表示部18の形式を説明する図である。
【図6】3次元平面投影図表示部21の形式を説明する図である。
【図7】3次元表示の投影図について説明する図である。
【図8】3次元表示の投影図について説明する図である。
【図9】3次元表示領域操作表示部22の形式を示す図である。
【図10】カメラ操作表示部23の形式を説明する図である。
【図11】仮想3次元空間を説明する図である。
【図12】仮想3次元空間におけるカメラの動作を説明する図である。
【図13】カメラ111の移動を説明する図である。
【図14】カメラ111の移動を説明する図である。
【図15】カメラの移動操作後のCPUの処理を説明する図である。
【図16】カメラの移動操作後のCPUの処理を説明する図である。
【図17】3次元表示部20の表示領域45に表示されているスクロールバーの操作によるカメラ111の移動動作を具体的に説明する図である。
【図18】3次元表示部20の表示領域45に表示されているスクロールバーの操作によるカメラ111の移動動作を具体的に説明する図である。
【図19】3次元表示部20の表示領域45に表示されているスクロールバーの操作によるカメラ111の移動動作を具体的に説明する図である。
【図20】カメラの移動操作後のCPUの処理を説明する図である。
【図21】カメラの移動操作後のCPUの処理を説明する図である。
【図22】カメラの移動操作後のCPUの処理を説明する図である。
【図23】カメラの移動操作後のCPUの処理を説明する図である。
【図24】カメラの移動操作後のCPUの処理を説明する図である。
【図25】カメラの移動操作後のCPUの処理を説明する図である。
【図26】カメラの視野角変更と連動させたカメラ位置の変更について説明する図である。
【図27】カメラの視野角変更と連動させたカメラ位置の変更について説明する図である。
【図28】カメラの視野角変更と連動させたカメラ位置の変更について説明する図である。
【図29】カメラの視野角変更と連動させたカメラ位置の変更について説明する図である。
【図30】カメラの視野角変更と連動させたカメラ位置の変更について説明する図である。
【図31】カメラの視野角変更と連動させたカメラ位置の変更について説明する図である。
【図32】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図33】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図34】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図35】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図36】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図37】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図38】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図39】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図40】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図41】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図42】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図43】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図44】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図45】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図46】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図47】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図48】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図49】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図50】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図51】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図52】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図53】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図54】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図55】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図56】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図57】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図58】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図59】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図60】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図61】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を順次示す図である。
【図62】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図63】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図64】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図65】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図66】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図67】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図68】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図69】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図70】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図71】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図72】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図73】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図74】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図75】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図76】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図77】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図78】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図79】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を順次示す図である。
【図80】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図81】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図82】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図83】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図84】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図85】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図86】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図87】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図88】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図89】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図90】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図91】本発明の一実施形態による処理装置の操作と動作とを説明する表示画面の変遷を示す図である。
【図92】ユーザによりカメラが移動された場合のカメラ位置の変更を説明する図である。
【図93】ユーザによりカメラをプリセット位置に移動する操作が行われた場合のカメラ位置の変更を説明する図である。
【符号の説明】
1 CPU
2 表示部
3 入力部
4 キーボード
5 マウス
6 記憶部
7 通信装置
8 サーバ
9 データベース
10 人事データベース
14 機器データベース
Claims (6)
- 文字や表示データに基づいたシンボル図形が階層構造を持って構成されるデータベースを格納した記憶装置と、前記データベースを表示装置に表示させる制御装置とを備えた処理装置におけるデータベースの表示方法であって、
前記表示装置は、その表示画面に2次元画像を表示する2次元表示部と、3次元画像を表示するための3次元表示部とを有し、
前記制御装置は、前記2次元表示部に表示するデータを選択するための2次元データ選択部、及び、前記3次元表示部に表示するデータを選択するための3次元データ選択部を備えて初期状態画面を表示するステップと、
前記2次元表示部に表示可能なデータベースを前記記憶装置から呼び出して特定のデータベースを前記2次元データ選択部を介して選択するステップと、
前記選択されたデータベースの2次元表示データを前記記憶装置から読み出して前記2次元表示部に前記シンボル図形を2次元のツリー構造で表示するステップと、
前記2次元表示部に表示される2次元データと関連するデータベースを前記記憶装置から呼び出して前記3次元データ選択部を介して選択するステップと、
前記3次元データ選択部で選択されたデータベースの3次元データを前記記憶装置から読み出して前記3次元表示部に前記シンボル図形を3次元のツリー構造で表示するステップとを備えたことを特徴とするデータベースの表示方法。 - 請求項1記載のデータベースの表示方法において、
前記2次元のツリー構造を構成するシンボル図形の選択に基づいて、当該選択されるシンボル図形を前記3次元表示部の表示領域の中心に位置するように表示することを特徴とするデータベースの表示方法。 - 請求項1または2記載のデータベースの表示方法において、
前記3次元表示部の表示領域に表示される空間領域の範囲を規定する3次元投影図表示部を前記初期状態表示部に備え、前記初期状態表示部での範囲指定の操作に基づいて前記3次元表示部の表示領域に3次元のツリー構造を表示させることを特徴とするデータベースの表示方法。 - 請求項3記載のデータベースの表示方法において、
前記3次元表示部の表示領域に表示されるシンボル図形の非表示または半透明を規定する操作ボタンを前記初期状態表示部に備え、
前記3次元表示部の前記表示領域で選択されるシンボル図形を前記操作ボタンでの指示操作に基づいて非表示または半透明で前記3次元表示部に表示することを特徴とするデータベースの表示方法。 - 請求項1ないし4のうちいずれか1記載のデータベースの表示方法において、
前記2次元表示部に表示される2次元のツリー構造のデータ及び前記3次元表示部に表示される3次元のツリー構造のデータは文字や表示データに基づいたシンボルで表示され、当該シンボルはそれぞれ選択指示が可能であり、
前記2次元表示部または前記3次元表示部において前記選択指示に基づいて、当該選択指示されたデータを前記記憶装置から読み出して入力ウインドウ上に表示し、当該読み出したデータの修正を受け付けることを特徴とするデータベースの表示方法。 - 請求項1ないし4のうちいずれか1記載のデータベースの表示方法において、
前記2次元表示部に表示される2次元のツリー構造のデータ及び前記3次元表示部に表示される3次元のツリー構造のデータは文字や表示データに基づいたシンボルで表示され、当該シンボルはそれぞれ選択指示が可能であり、
前記2次元のツリー構造のデータまたは前記3次元表示部に表示される3次元のツリー構造のデータの一方の前記シンボルの選択操作が行われたとき、前記一方の前記シンボルに対応する他方のシンボルを強調表示することを特徴とするデータベースの表示方法。
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