JPH078455Y2 - 予冷用包装用箱 - Google Patents
予冷用包装用箱Info
- Publication number
- JPH078455Y2 JPH078455Y2 JP13230189U JP13230189U JPH078455Y2 JP H078455 Y2 JPH078455 Y2 JP H078455Y2 JP 13230189 U JP13230189 U JP 13230189U JP 13230189 U JP13230189 U JP 13230189U JP H078455 Y2 JPH078455 Y2 JP H078455Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- pieces
- packaging box
- slider
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Stackable Containers (AREA)
- Cartons (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は、食料品を始め草花、種子球根類又は蚕種、
有用虫卵等あらゆる冷蔵して保存を要する物品類を収納
する予冷用包装用箱に関するものである。
有用虫卵等あらゆる冷蔵して保存を要する物品類を収納
する予冷用包装用箱に関するものである。
（従来の技術） 従来通常の包装用箱に生鮮品などを収納して予冷蔵する
場合は、一般に蓋板を開放して内容物に冷気がよく浸透
するようにして行っている。
場合は、一般に蓋板を開放して内容物に冷気がよく浸透
するようにして行っている。
然しこの蓋板を開放するため大きく嵩張り冷蔵庫の収容
能力が減り、手数も掛り出荷の際には又蓋板を閉めて荷
作りしなければならない。また包装用箱の側面に多数の
通気孔を設けたものもあるが、これは蓋板開閉の手間や
冷蔵庫の収容力の問題は解消されるものの、出荷の際に
通気孔を閉塞しないと予令の効果が失われるので、テー
プなどで閉鎖しなければならない。併しこれには大きな
手間と材料が掛り、また箱の文字や図柄を損ない体裁が
悪くなるなどの問題がある。
能力が減り、手数も掛り出荷の際には又蓋板を閉めて荷
作りしなければならない。また包装用箱の側面に多数の
通気孔を設けたものもあるが、これは蓋板開閉の手間や
冷蔵庫の収容力の問題は解消されるものの、出荷の際に
通気孔を閉塞しないと予令の効果が失われるので、テー
プなどで閉鎖しなければならない。併しこれには大きな
手間と材料が掛り、また箱の文字や図柄を損ない体裁が
悪くなるなどの問題がある。
（考案が解決しようとする課題） 生鮮品を予冷する場合、従来の通常の包装用箱では上記
のように蓋板を開けるか、又は箱の側面に通気孔を設け
て通気する外ないが、それでは上述のような種々の弊害
が発生していた。
のように蓋板を開けるか、又は箱の側面に通気孔を設け
て通気する外ないが、それでは上述のような種々の弊害
が発生していた。
そこでこの考案は、多数の包装用箱を積み重ねたまま側
面に穿設した通気孔により、冷気を確実に循環させて目
的の予冷作業を遂行し、さらに出荷の際は側面の通気孔
を簡単な仕掛けより完全に閉塞し、収納品の生鮮度を低
下させない完璧な予冷用包装用箱を提供することを目的
としている。
面に穿設した通気孔により、冷気を確実に循環させて目
的の予冷作業を遂行し、さらに出荷の際は側面の通気孔
を簡単な仕掛けより完全に閉塞し、収納品の生鮮度を低
下させない完璧な予冷用包装用箱を提供することを目的
としている。
（課題を解決するための手段） 上記の目的を達成するために、本考案の包装用箱におい
ては、丈夫な紙板等により形成した一葉平面の型紙を設
け、該型紙には蓋板、左右側板、底板及び前後内端板並
びに内側板折曲げ片等を形成するとともに、前後外端板
の左右両端片をスライダとして三条の折曲げ線を並設
し、この中稜線に取手片をそれぞれ突設し、また上記左
右側板，内端板両端の内側板折曲げ片及び各スライダに
はそれぞれ互に合致する適数個の通気孔を穿設したう
え、型紙の各折曲げ線に沿って折曲げ組合せて多量側壁
構造の直方体包装用箱を形成して成るものである。
ては、丈夫な紙板等により形成した一葉平面の型紙を設
け、該型紙には蓋板、左右側板、底板及び前後内端板並
びに内側板折曲げ片等を形成するとともに、前後外端板
の左右両端片をスライダとして三条の折曲げ線を並設
し、この中稜線に取手片をそれぞれ突設し、また上記左
右側板，内端板両端の内側板折曲げ片及び各スライダに
はそれぞれ互に合致する適数個の通気孔を穿設したう
え、型紙の各折曲げ線に沿って折曲げ組合せて多量側壁
構造の直方体包装用箱を形成して成るものである。
（実施例） 以下実施例について図面を参照して説明すると、第１図
においてダンボール紙により形成した一葉平面の型紙
を設け、該型紙には蓋折曲げ片（１），蓋板（２），
底板（４），側板（３）（５）（７），框（６）及び前
後内端板（８）並びに内側板折曲げ片（11）等を形成す
るとともに、前後外端板（９）の左右両端片（10）をス
ライダとして外端板（９）との境界部に三条の折曲げ線
を並設し、この中稜線に取手片（12）をそれぞれ穿設
し、また上記側板（３）（５）（７），内側板折曲げ片
（11）及びスライダ（10）にはそれぞれ互に合致する２
個並列の円形通気孔（Ｂ）を穿設したうえ、型紙の各
折曲げ線（点線）及び切込み線（実線）に沿って折曲げ
あるいは組合せて、多重側壁構造の直方体包装用箱を形
成して成るものである。なお図面において（１）′が蓋
折曲げ片（１）の係止片、（２）′は蓋板（２）の前後
差込み片、（13）は蓋折曲片係止片（１）′の係止穴，
また（14）は蓋板（２）の差込み片（２）′の前後係止
穴である。
においてダンボール紙により形成した一葉平面の型紙
を設け、該型紙には蓋折曲げ片（１），蓋板（２），
底板（４），側板（３）（５）（７），框（６）及び前
後内端板（８）並びに内側板折曲げ片（11）等を形成す
るとともに、前後外端板（９）の左右両端片（10）をス
ライダとして外端板（９）との境界部に三条の折曲げ線
を並設し、この中稜線に取手片（12）をそれぞれ穿設
し、また上記側板（３）（５）（７），内側板折曲げ片
（11）及びスライダ（10）にはそれぞれ互に合致する２
個並列の円形通気孔（Ｂ）を穿設したうえ、型紙の各
折曲げ線（点線）及び切込み線（実線）に沿って折曲げ
あるいは組合せて、多重側壁構造の直方体包装用箱を形
成して成るものである。なお図面において（１）′が蓋
折曲げ片（１）の係止片、（２）′は蓋板（２）の前後
差込み片、（13）は蓋折曲片係止片（１）′の係止穴，
また（14）は蓋板（２）の差込み片（２）′の前後係止
穴である。
（作用） 上記のように構成した本考案の予冷用包装用箱は、内部
へ各種の生鮮品を収納し、まず蓋板（２）を被い、蓋板
折曲げ片の係止片（１）′を係止穴（13）へ、また前後
差込み片（２）′をそれぞれ前後係止穴（14）へ差込ん
で蓋板（２）を完全に覆う。次に前後両端に形設したス
ライダ（10）の取手片（12）を引張って第２図に示すよ
うにスライダ（10）を外方へ引出して側面の通気孔
（Ｂ）を全部開通し、包装用箱を冷蔵庫へ多数積み重ね
たまま長時間に亘り予冷蔵することができる。そして出
荷の際はスライダ（10）を内外側板の間へ押し込み、通
気孔（Ｂ）を完全に閉塞してから冷蔵庫より取出すもの
である。
へ各種の生鮮品を収納し、まず蓋板（２）を被い、蓋板
折曲げ片の係止片（１）′を係止穴（13）へ、また前後
差込み片（２）′をそれぞれ前後係止穴（14）へ差込ん
で蓋板（２）を完全に覆う。次に前後両端に形設したス
ライダ（10）の取手片（12）を引張って第２図に示すよ
うにスライダ（10）を外方へ引出して側面の通気孔
（Ｂ）を全部開通し、包装用箱を冷蔵庫へ多数積み重ね
たまま長時間に亘り予冷蔵することができる。そして出
荷の際はスライダ（10）を内外側板の間へ押し込み、通
気孔（Ｂ）を完全に閉塞してから冷蔵庫より取出すもの
である。
（考案の効果） 本考案は以上説明したように構成されているので、以下
記述のような効果を奏するものである。
記述のような効果を奏するものである。
一葉平面の材料から、ほとんど無駄のない型抜きの型紙
から折曲げ加工により簡単に組立てられるため、多量生
産が可能で材料費も低廉である。
から折曲げ加工により簡単に組立てられるため、多量生
産が可能で材料費も低廉である。
そして各側板端板を多重構造としているので、断熱効果
も高く又包装用箱を多数積み重ねても安定した重量に耐
えることができる。
も高く又包装用箱を多数積み重ねても安定した重量に耐
えることができる。
特に予冷用の目的のために考案開発したスライダを包装
用箱自体に装設し、冷気の通気孔を開閉自在としたた
め、従来のように予冷の前後作業として蓋板を開閉した
り、あるいは通気孔を出荷の際に他のテープなどで閉塞
して無駄な手数や経費をかけることなく、安価にして手
間のかからない然も体裁のよい完璧な予冷用包装用箱と
して広く生鮮食料品その他生鮮品の流通産業に寄与する
ものである。
用箱自体に装設し、冷気の通気孔を開閉自在としたた
め、従来のように予冷の前後作業として蓋板を開閉した
り、あるいは通気孔を出荷の際に他のテープなどで閉塞
して無駄な手数や経費をかけることなく、安価にして手
間のかからない然も体裁のよい完璧な予冷用包装用箱と
して広く生鮮食料品その他生鮮品の流通産業に寄与する
ものである。
第１図は予冷用包装用箱の型紙の平面図，第２図は包装
用箱を組立てて上蓋を開放し、四隅のスライダを引き出
し通気孔を開放した状態の斜視図である。 ……型紙、１……蓋折曲げ片 １′……蓋折曲げ片係止片、２……蓋板 ２′……蓋板前後差込み片、3,5,7……側板 ６……框、８……前後内端板 ９……前後外端板、10……スライダ 11……内側板折曲げ片 12……スライダの取手片 13……蓋折曲げ片の係止片の係止穴 14……蓋板の前後係止片の係止穴 Ｂ……通気孔
用箱を組立てて上蓋を開放し、四隅のスライダを引き出
し通気孔を開放した状態の斜視図である。 ……型紙、１……蓋折曲げ片 １′……蓋折曲げ片係止片、２……蓋板 ２′……蓋板前後差込み片、3,5,7……側板 ６……框、８……前後内端板 ９……前後外端板、10……スライダ 11……内側板折曲げ片 12……スライダの取手片 13……蓋折曲げ片の係止片の係止穴 14……蓋板の前後係止片の係止穴 Ｂ……通気孔
Claims (1)
- 【請求項１】丈夫な紙板等により形成した一葉平面の型
紙を設け、該型紙には蓋板、左右側板、底板及び前後内
端板並びに内側板折曲げ片等を形成するとともに前後外
端板の左右両端片をスライダとして三条の折曲げ線を並
設し、この中稜線に取手片をそれぞれ突設し、また上記
左右側板、内端板両端の側板折曲げ片及び各スライダに
はそれぞれ互に合致する適数個の同形の通気孔を穿設し
たうえ、型紙の各折曲げ線に沿って折曲げ組合せて多重
側壁構造の直方体包装用箱を形成して成り、前後左右に
形設したスライダにより通気孔を開閉自在とすることを
特徴とする予冷用包装用箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13230189U JPH078455Y2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | 予冷用包装用箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13230189U JPH078455Y2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | 予冷用包装用箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0369678U JPH0369678U (ja) | 1991-07-11 |
| JPH078455Y2 true JPH078455Y2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=31679767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13230189U Expired - Fee Related JPH078455Y2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | 予冷用包装用箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078455Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-13 JP JP13230189U patent/JPH078455Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0369678U (ja) | 1991-07-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |