JPH0784488A - 透明フィルム再生装置 - Google Patents
透明フィルム再生装置Info
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- JPH0784488A JPH0784488A JP24989493A JP24989493A JPH0784488A JP H0784488 A JPH0784488 A JP H0784488A JP 24989493 A JP24989493 A JP 24989493A JP 24989493 A JP24989493 A JP 24989493A JP H0784488 A JPH0784488 A JP H0784488A
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- transparent film
- toner
- solvent
- cleaning
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、投影装置に使われる透明フィルム
において、電子写真装置等を利用したトナーの焼付によ
り情報が記載された使用済の透明フィルムを、トナーの
焼付の無い未使用状態にまで再生させる透明フィルム再
生装置を得る。 【構成】 透明フィルム再生装置において、使用済透明
フィルムは付着手段から払拭手段へと搬送手段により搬
送される。このとき、透明フィルムはタンクに収納され
た溶剤を付着手段により付着される。この溶剤によりフ
ィルムに付着したトナーは溶解洗浄される。そして、ト
ナーを溶解洗浄した溶剤は払拭手段により払拭される。
この結果、透明フィルムは未使用状態まで再生される。
において、電子写真装置等を利用したトナーの焼付によ
り情報が記載された使用済の透明フィルムを、トナーの
焼付の無い未使用状態にまで再生させる透明フィルム再
生装置を得る。 【構成】 透明フィルム再生装置において、使用済透明
フィルムは付着手段から払拭手段へと搬送手段により搬
送される。このとき、透明フィルムはタンクに収納され
た溶剤を付着手段により付着される。この溶剤によりフ
ィルムに付着したトナーは溶解洗浄される。そして、ト
ナーを溶解洗浄した溶剤は払拭手段により払拭される。
この結果、透明フィルムは未使用状態まで再生される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光源からスクリーンに
映し出す投影装置に使われる透明フィルムを電子写真装
置等のトナー焼付により情報が記載された使用済状態か
らトナー焼付の無い未使用状態に再生させる透明フィル
ム再生装置に関するものである。
映し出す投影装置に使われる透明フィルムを電子写真装
置等のトナー焼付により情報が記載された使用済状態か
らトナー焼付の無い未使用状態に再生させる透明フィル
ム再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】映像表現の手段の1つである光源からス
クリーンに映し出す投影装置に使われる透明フィルム
は、色々な発表の時、便利に数多く利用されている。こ
の透明フィルムは、電子写真装置で複写されることによ
り情報が記載されることが多く、このフィルムの表面
は、トナーが焼付している。そして、この透明フィルム
は、再利用がなされておらず、現在そのままの状態で廃
却され焼却処分されているか、重要な機密事項を含む資
料はシュレッター等で裁断され処分されている。
クリーンに映し出す投影装置に使われる透明フィルム
は、色々な発表の時、便利に数多く利用されている。こ
の透明フィルムは、電子写真装置で複写されることによ
り情報が記載されることが多く、このフィルムの表面
は、トナーが焼付している。そして、この透明フィルム
は、再利用がなされておらず、現在そのままの状態で廃
却され焼却処分されているか、重要な機密事項を含む資
料はシュレッター等で裁断され処分されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、透明フィル
ムは一般の複写用紙と比較してかなり高価であると同時
に、焼却、埋却等による処理は環境悪化の問題を含んで
いる。よって、透明フィルムをリサイクルして再利用さ
せることは製造コスト低減および省資源化という点で有
効的である。しかし、使用済の透明フィルムに焼付され
たトナーを回収して未使用の透明フィルムに再生する方
法は、現在のところ発表されていない。
ムは一般の複写用紙と比較してかなり高価であると同時
に、焼却、埋却等による処理は環境悪化の問題を含んで
いる。よって、透明フィルムをリサイクルして再利用さ
せることは製造コスト低減および省資源化という点で有
効的である。しかし、使用済の透明フィルムに焼付され
たトナーを回収して未使用の透明フィルムに再生する方
法は、現在のところ発表されていない。
【0004】よって、本発明は、透明フィルムの再利用
可能な透明フィルム再生装置を得ることを目的とする。
可能な透明フィルム再生装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の透明フ
ィルム再生装置は、光源からスクリーンに映し出す投影
装置に使われる透明フィルムをトナー焼付により情報が
記載された使用済状態からトナー焼付の無い未使用状態
に再生させる透明フィルム再生装置であって、前記透明
フィルムに焼付したトナーを溶解洗浄する溶剤を内部に
収納するタンク、該タンク内の前記溶剤を前記透明フィ
ルムに付着させる付着手段、該付着手段による前記透明
フィルムに付着された溶剤を払拭する払拭手段、前記透
明フィルムを洗浄手段から払拭手段へと搬送させる搬送
手段、を備えたことを特徴とする。
ィルム再生装置は、光源からスクリーンに映し出す投影
装置に使われる透明フィルムをトナー焼付により情報が
記載された使用済状態からトナー焼付の無い未使用状態
に再生させる透明フィルム再生装置であって、前記透明
フィルムに焼付したトナーを溶解洗浄する溶剤を内部に
収納するタンク、該タンク内の前記溶剤を前記透明フィ
ルムに付着させる付着手段、該付着手段による前記透明
フィルムに付着された溶剤を払拭する払拭手段、前記透
明フィルムを洗浄手段から払拭手段へと搬送させる搬送
手段、を備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明透明フィルム再生装置において、トナー
焼付により情報が記載された使用済透明フィルムは付着
手段から払拭手段へと搬送手段により搬送される。この
とき、この透明フィルムはタンクに収納された溶剤を付
着手段により付着され、この溶剤によりフィルムに焼付
したトナーは溶解洗浄される。そして、トナーを溶解洗
浄した溶剤は払拭手段により払拭される。この結果、透
明フィルムは未使用状態に再生される。
焼付により情報が記載された使用済透明フィルムは付着
手段から払拭手段へと搬送手段により搬送される。この
とき、この透明フィルムはタンクに収納された溶剤を付
着手段により付着され、この溶剤によりフィルムに焼付
したトナーは溶解洗浄される。そして、トナーを溶解洗
浄した溶剤は払拭手段により払拭される。この結果、透
明フィルムは未使用状態に再生される。
【0007】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る透明フィル
ム再生装置によれば、透明フィルムの再生ができるの
で、透明フィルムの廃却が不要になり、資源のリサイク
ルに貢献する。
ム再生装置によれば、透明フィルムの再生ができるの
で、透明フィルムの廃却が不要になり、資源のリサイク
ルに貢献する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の透明フィルム再生装置の実施
例を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部
材,配置等は本発明を限定するものでなく、本発明の趣
旨の範囲内で種々改変することができるものである。
例を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部
材,配置等は本発明を限定するものでなく、本発明の趣
旨の範囲内で種々改変することができるものである。
【0009】本発明透明フィルム再生装置の利用分野お
よびその目的として、透明フィルムを使用して電子写真
装置により焼付の作業を行う複写機、レーザプリンタ、
プロッター、ファックス等の機器に適用できる。そし
て、電子写真装置によって、透明フィルムの表面に焼付
られたトナーを落し、回収して、透明フィルムを焼付以
前の状態に元して、この透明フィルムを何回も繰り返し
使用することを目的としたものである。
よびその目的として、透明フィルムを使用して電子写真
装置により焼付の作業を行う複写機、レーザプリンタ、
プロッター、ファックス等の機器に適用できる。そし
て、電子写真装置によって、透明フィルムの表面に焼付
られたトナーを落し、回収して、透明フィルムを焼付以
前の状態に元して、この透明フィルムを何回も繰り返し
使用することを目的としたものである。
【0010】本発明透明フィルム再生装置に係わる本構
成は、溶剤を透明フィルムのトナー焼付面に吹き付け、
溶かしたトナーを取り除き透明フィルムを元の状態に回
復させることにある。主な構成として、透明フィルムに
焼付られたトナーを溶解洗浄する溶剤を内部に収納する
タンクと、タンク内の溶剤を透明フィルムに付着させる
付着手段と、付着手段による透明フィルムに付着された
溶剤を払拭する払拭手段と、透明フィルムを洗浄手段か
ら払拭手段へと搬送させる搬送手段とがある。
成は、溶剤を透明フィルムのトナー焼付面に吹き付け、
溶かしたトナーを取り除き透明フィルムを元の状態に回
復させることにある。主な構成として、透明フィルムに
焼付られたトナーを溶解洗浄する溶剤を内部に収納する
タンクと、タンク内の溶剤を透明フィルムに付着させる
付着手段と、付着手段による透明フィルムに付着された
溶剤を払拭する払拭手段と、透明フィルムを洗浄手段か
ら払拭手段へと搬送させる搬送手段とがある。
【0011】以下、本発明の透明フィルム再生装置の実
施例を図1ないし図7に従い説明する。
施例を図1ないし図7に従い説明する。
【0012】図1は代表的な構成である第1実施例であ
る。
る。
【0013】主な構成として、本体1、搬送ローラ2、
ガイドローラ3、透明フィルム4、ノズル5a、5b、
排出ローラ6、清掃&溶剤吸収ローラ7、モータポンプ
8、フィルタ取り付け板9、フィルタ10、補給用溶剤
11、溶剤12、フロート13、バルブ14、トナー掻
き落としブレード15、溶剤タンク16、補給用溶剤タ
ンク17である。
ガイドローラ3、透明フィルム4、ノズル5a、5b、
排出ローラ6、清掃&溶剤吸収ローラ7、モータポンプ
8、フィルタ取り付け板9、フィルタ10、補給用溶剤
11、溶剤12、フロート13、バルブ14、トナー掻
き落としブレード15、溶剤タンク16、補給用溶剤タ
ンク17である。
【0014】本構成の場合、タンクに相当するものが溶
剤タンク16、補給用溶剤タンク17であり、付着手段
に相当するものがノズル5a、5b、モータポンプ8で
あり、払拭手段に相当するものが排出ローラ6、清掃&
溶剤吸収ローラ7、トナー掻き落としブレード15であ
り、搬送手段に相当するものが搬送ローラ2、ガイドロ
ーラ3、排出ローラ6、清掃&溶剤吸収ローラ7であ
る。
剤タンク16、補給用溶剤タンク17であり、付着手段
に相当するものがノズル5a、5b、モータポンプ8で
あり、払拭手段に相当するものが排出ローラ6、清掃&
溶剤吸収ローラ7、トナー掻き落としブレード15であ
り、搬送手段に相当するものが搬送ローラ2、ガイドロ
ーラ3、排出ローラ6、清掃&溶剤吸収ローラ7であ
る。
【0015】トナーが焼付けられた透明フィルム4は、
搬送ローラ2とガイドローラ3により本体1の内部に搬
送される。モータポンプ8によって圧送された溶剤12
(例えばアセトン、トリクレン、トルエン等)は数個の
ノズル5a,5bを通って、透明フィルム4のトナー焼
付面に吹き付けられる。すると、透明フィルムは、焼付
面のトナーが溶解されて、トナー掻き落しブレード15
に搬送される。溶解しているトナーは、トナー掻き落し
ブレード15により掻き落とされ、清掃&溶剤吸収ロー
ラ7によって、透明フィルム4に僅かに残っているトナ
ーも完全に取り除かれ、溶剤も吸収される。このように
して、透明フィルムは再生され、再利用が可能となる。
搬送ローラ2とガイドローラ3により本体1の内部に搬
送される。モータポンプ8によって圧送された溶剤12
(例えばアセトン、トリクレン、トルエン等)は数個の
ノズル5a,5bを通って、透明フィルム4のトナー焼
付面に吹き付けられる。すると、透明フィルムは、焼付
面のトナーが溶解されて、トナー掻き落しブレード15
に搬送される。溶解しているトナーは、トナー掻き落し
ブレード15により掻き落とされ、清掃&溶剤吸収ロー
ラ7によって、透明フィルム4に僅かに残っているトナ
ーも完全に取り除かれ、溶剤も吸収される。このように
して、透明フィルムは再生され、再利用が可能となる。
【0016】また、この後に洗浄して乾燥させる装置を
付加すれば効果は一層増す。トナーを溶解した溶剤は、
フィルター10を通して溶剤タンク16に戻される。ま
た、掻き取られたトナーは、フィルタに蓄積させられ
る。フィルター10はフィルター取付板9と共に外部に
引き出せる構造としたため、フィルター10が汚れた場
合における交換を容易にした。一方、溶剤12が減少し
て来た時はフロート13が降下して、補給用溶剤タンク
17内に設けたバルブ14が自動的に開き新鮮な補給用
溶剤11が自動供給できる構造とした。
付加すれば効果は一層増す。トナーを溶解した溶剤は、
フィルター10を通して溶剤タンク16に戻される。ま
た、掻き取られたトナーは、フィルタに蓄積させられ
る。フィルター10はフィルター取付板9と共に外部に
引き出せる構造としたため、フィルター10が汚れた場
合における交換を容易にした。一方、溶剤12が減少し
て来た時はフロート13が降下して、補給用溶剤タンク
17内に設けたバルブ14が自動的に開き新鮮な補給用
溶剤11が自動供給できる構造とした。
【0017】図2は第2実施例であり、本構成はノズル
で溶剤を透明フィルムのトナー焼付け面に吹き付け、ブ
レードで掻き取る構成に加えて、清掃仕上げローラでト
ナーの汚れを再度払拭する構成を採用した。このため
に、清掃仕上げローラに溶剤を吹き付けるためのノズル
と、清掃仕上げローラを清浄に保つ清掃ブラシが付加さ
れている。
で溶剤を透明フィルムのトナー焼付け面に吹き付け、ブ
レードで掻き取る構成に加えて、清掃仕上げローラでト
ナーの汚れを再度払拭する構成を採用した。このため
に、清掃仕上げローラに溶剤を吹き付けるためのノズル
と、清掃仕上げローラを清浄に保つ清掃ブラシが付加さ
れている。
【0018】主な構成は、本体21、搬送ローラ22
a、22b、透明フィルム23、トナー溶解用ノズル2
4、トナー再清掃用ノズル25、清掃仕上ローラ26、
トナー掻き落としブレード27、清掃ブラシ28、モー
タポンプ29a、29b、フィルター部材30、溶剤3
1、補給用溶剤32、溶剤タンク33、補給用溶剤タン
ク34である。
a、22b、透明フィルム23、トナー溶解用ノズル2
4、トナー再清掃用ノズル25、清掃仕上ローラ26、
トナー掻き落としブレード27、清掃ブラシ28、モー
タポンプ29a、29b、フィルター部材30、溶剤3
1、補給用溶剤32、溶剤タンク33、補給用溶剤タン
ク34である。
【0019】本構成の場合、タンクに相当するものが溶
剤タンク33、補給用溶剤タンク34であり、付着手段
に相当するものがトナー溶解用ノズル24、トナー再清
掃用ノズル25、モータポンプ29a、29bであり、
払拭手段に相当するものが清掃仕上ローラ26、トナー
掻き落としブレード27、清掃ブラシ28であり、搬送
手段に相当するものが搬送ローラ22a、22b、清掃
仕上ローラ26である。
剤タンク33、補給用溶剤タンク34であり、付着手段
に相当するものがトナー溶解用ノズル24、トナー再清
掃用ノズル25、モータポンプ29a、29bであり、
払拭手段に相当するものが清掃仕上ローラ26、トナー
掻き落としブレード27、清掃ブラシ28であり、搬送
手段に相当するものが搬送ローラ22a、22b、清掃
仕上ローラ26である。
【0020】トナー溶解用ノズル24が溶剤31を透明
フィルム23のトナー焼付け面に吹き付け、トナー掻き
落としブレード27がその表面の溶解したトナーおよび
溶剤を掻き取り、再度トナー再清掃用ノズル25が溶剤
31を透明フィルム23に吹き付け、清掃仕上ローラ2
6が透明フィルム23の表面に残った汚れを取る。よっ
て、本実施例は、第1実施例に比べて透明フィルムの汚
れが確実に除去できるうえ、清掃ブラシ28が設けられ
ているので、清掃仕上げローラ26は常に清浄に保つこ
とができる。
フィルム23のトナー焼付け面に吹き付け、トナー掻き
落としブレード27がその表面の溶解したトナーおよび
溶剤を掻き取り、再度トナー再清掃用ノズル25が溶剤
31を透明フィルム23に吹き付け、清掃仕上ローラ2
6が透明フィルム23の表面に残った汚れを取る。よっ
て、本実施例は、第1実施例に比べて透明フィルムの汚
れが確実に除去できるうえ、清掃ブラシ28が設けられ
ているので、清掃仕上げローラ26は常に清浄に保つこ
とができる。
【0021】図3は第3実施例であり、本構成は、ノズ
ルで溶剤を透明フィルムのトナー焼付け面に吹き付け、
ブレードで掻き取る構成に加えて、残留トナーを拭き取
りパット、フェルト、スプンジ等で拭き取る構成であ
り、拭き取りパットを数段積み重ねて、汚れたら順次交
換できる構造とした。なお、図4は、拭き取りパット部
の機構部が示される。
ルで溶剤を透明フィルムのトナー焼付け面に吹き付け、
ブレードで掻き取る構成に加えて、残留トナーを拭き取
りパット、フェルト、スプンジ等で拭き取る構成であ
り、拭き取りパットを数段積み重ねて、汚れたら順次交
換できる構造とした。なお、図4は、拭き取りパット部
の機構部が示される。
【0022】主な構成として、本体41、搬送ローラ4
2a、42b、透明フィルム43、トナー溶解用ノズル
44、第1拭き取り機構45、第2拭き取り機構46、
トナー掻き落としブレード47、モータポンプ48a、
48b、フィルター49、溶剤50、補給用溶剤51、
拭き取りパット52、スプリング53、摺動部材54、
スクリュー55、ギヤードモータ56、溶剤タンク5
7、補給用溶剤タンク58である。
2a、42b、透明フィルム43、トナー溶解用ノズル
44、第1拭き取り機構45、第2拭き取り機構46、
トナー掻き落としブレード47、モータポンプ48a、
48b、フィルター49、溶剤50、補給用溶剤51、
拭き取りパット52、スプリング53、摺動部材54、
スクリュー55、ギヤードモータ56、溶剤タンク5
7、補給用溶剤タンク58である。
【0023】本構成の場合、タンクに相当するものが溶
剤タンク57、補給用溶剤タンク58であり、付着手段
に相当するものがトナー溶解用ノズル44、モータポン
プ48a、48bであり、払拭手段に相当するものが第
1拭き取り機構45、第2拭き取り機構46、トナー掻
き落としブレード47であり、搬送手段に相当するもの
が搬送ローラ42である。
剤タンク57、補給用溶剤タンク58であり、付着手段
に相当するものがトナー溶解用ノズル44、モータポン
プ48a、48bであり、払拭手段に相当するものが第
1拭き取り機構45、第2拭き取り機構46、トナー掻
き落としブレード47であり、搬送手段に相当するもの
が搬送ローラ42である。
【0024】払拭部材としての第1拭き取り機構45、
第2拭き取り機構46は、拭き取りパット52がスプリ
ング53により透明フィルム43の表面を押圧するの
で、他の実施例に比べて、本実施例はかなり汚れた透明
フィルム43であっても、綺麗に再生することが可能で
ある。また、パット52を交換が容易であるので、常に
新しいパット52を使用することが可能である。
第2拭き取り機構46は、拭き取りパット52がスプリ
ング53により透明フィルム43の表面を押圧するの
で、他の実施例に比べて、本実施例はかなり汚れた透明
フィルム43であっても、綺麗に再生することが可能で
ある。また、パット52を交換が容易であるので、常に
新しいパット52を使用することが可能である。
【0025】図5は第4実施例であり、溶剤を浸透させ
たローラで透明フィルムのトナー焼付面に溶剤を付着さ
せ、ブレードで掻き取り、ベルト状に巻いた清掃&溶剤
吸収バンドで透明フィルムのトナーの汚れを再払拭する
構成である。また、清掃&溶剤吸収バンドの汚れを洗浄
するために、このバンドに清浄な溶剤を吹き付けるノズ
ル、トナーによる汚れを取る清掃ブラシが付加されてい
る。
たローラで透明フィルムのトナー焼付面に溶剤を付着さ
せ、ブレードで掻き取り、ベルト状に巻いた清掃&溶剤
吸収バンドで透明フィルムのトナーの汚れを再払拭する
構成である。また、清掃&溶剤吸収バンドの汚れを洗浄
するために、このバンドに清浄な溶剤を吹き付けるノズ
ル、トナーによる汚れを取る清掃ブラシが付加されてい
る。
【0026】主な構成として、本体61、搬送ローラ6
2、透明フィルム63、溶剤付着ローラ64、トナー掻
き落としブレード65、透明フィルム押さえ板66、ト
ナー廃液タンク67、清掃&溶剤吸収バンド68、ドラ
ム69、ノズルA70、ノズルB71、溶剤72、溶剤
廃液73、清掃ブラシ74、モータポンプ75、溶剤タ
ンク76である。
2、透明フィルム63、溶剤付着ローラ64、トナー掻
き落としブレード65、透明フィルム押さえ板66、ト
ナー廃液タンク67、清掃&溶剤吸収バンド68、ドラ
ム69、ノズルA70、ノズルB71、溶剤72、溶剤
廃液73、清掃ブラシ74、モータポンプ75、溶剤タ
ンク76である。
【0027】本構成の場合、タンクに相当するものが溶
剤タンク76であり、付着手段に相当するものがノズル
A70、モータポンプ75であり、払拭手段に相当する
ものがトナー掻き落としブレード65、透明フィルム押
さえ板66、清掃&溶剤吸収バンド68、ドラム69、
ノズルB71、清掃ブラシ74であり、搬送手段に相当
するものが搬送ローラ62、溶剤付着ローラ64、清掃
&溶剤吸収バンド68、ドラム69である。
剤タンク76であり、付着手段に相当するものがノズル
A70、モータポンプ75であり、払拭手段に相当する
ものがトナー掻き落としブレード65、透明フィルム押
さえ板66、清掃&溶剤吸収バンド68、ドラム69、
ノズルB71、清掃ブラシ74であり、搬送手段に相当
するものが搬送ローラ62、溶剤付着ローラ64、清掃
&溶剤吸収バンド68、ドラム69である。
【0028】付着部材としての溶剤付着用ローラ64は
ノズルAにより溶剤72を吹き付けられ、溶剤を含んだ
状態になる。この溶剤付着用ローラ64は搬送ローラ6
2と共に透明フィルム63を挟むことにより、透明フィ
ルム63に溶剤を付着する。このとき、溶剤付着用ロー
ラ64は透明フィルム63の表面を押し圧しているの
で、払拭作用も行う。よって、トナー掻き落としブレー
ド65で払拭する際、二度目の払拭作用をすることにな
るので、他の実施例よりも確実にトナーを払拭すること
が可能である。また、清掃&溶剤吸収バンド68は、透
明フィルム63の搬送方向と同一の移動を行っているの
で搬送部材としても作用し、トナーの払拭性および溶剤
の拭き取りの効果もある。この清掃&溶剤吸収バンド6
8は、清掃ブラシ74によって払拭されているので常に
綺麗な状態が保たれる。よって、清掃&溶剤吸収バンド
68の交換が不要で、清掃ブラシ74のみの交換をすれ
ばよい。
ノズルAにより溶剤72を吹き付けられ、溶剤を含んだ
状態になる。この溶剤付着用ローラ64は搬送ローラ6
2と共に透明フィルム63を挟むことにより、透明フィ
ルム63に溶剤を付着する。このとき、溶剤付着用ロー
ラ64は透明フィルム63の表面を押し圧しているの
で、払拭作用も行う。よって、トナー掻き落としブレー
ド65で払拭する際、二度目の払拭作用をすることにな
るので、他の実施例よりも確実にトナーを払拭すること
が可能である。また、清掃&溶剤吸収バンド68は、透
明フィルム63の搬送方向と同一の移動を行っているの
で搬送部材としても作用し、トナーの払拭性および溶剤
の拭き取りの効果もある。この清掃&溶剤吸収バンド6
8は、清掃ブラシ74によって払拭されているので常に
綺麗な状態が保たれる。よって、清掃&溶剤吸収バンド
68の交換が不要で、清掃ブラシ74のみの交換をすれ
ばよい。
【0029】図6は第5実施例で、透明フィルムを溶剤
中に浸水させ、この溶剤に超音波振動を与えて透明フィ
ルムに焼付けられているトナーを取る方式であり残留ト
ナーはブレードで掻き取っている。
中に浸水させ、この溶剤に超音波振動を与えて透明フィ
ルムに焼付けられているトナーを取る方式であり残留ト
ナーはブレードで掻き取っている。
【0030】主な構成として、本体81、搬送ローラ8
2a、82b、82c透明フィルム83、ガイド板8
4、トナー掻き落としブレード85、振動子86、モー
タポンプ87、フィルター88、溶剤89、清掃&溶剤
吸収ローラ90、溶剤タンク91である。
2a、82b、82c透明フィルム83、ガイド板8
4、トナー掻き落としブレード85、振動子86、モー
タポンプ87、フィルター88、溶剤89、清掃&溶剤
吸収ローラ90、溶剤タンク91である。
【0031】本構成の場合、タンクに相当するものが溶
剤タンク91であり、付着手段に相当するものがタンク
内の溶剤89に浸すことおよび、振動子86であり、払
拭手段に相当するものがトナー掻き落としブレード85
であり、搬送手段に相当するものが搬送ローラ82a、
82b、82cガイド板84である。振動子86により
溶剤89に振動が与えられ、溶剤89に浸された透明フ
ィルム83のトナーが払拭される。
剤タンク91であり、付着手段に相当するものがタンク
内の溶剤89に浸すことおよび、振動子86であり、払
拭手段に相当するものがトナー掻き落としブレード85
であり、搬送手段に相当するものが搬送ローラ82a、
82b、82cガイド板84である。振動子86により
溶剤89に振動が与えられ、溶剤89に浸された透明フ
ィルム83のトナーが払拭される。
【0032】付着部材が透明フィルム83を溶剤89に
浸水させているので、他の実施例と比べて最も確実に溶
剤を透明フィルムに付着できる。トナー掻き落としブレ
ード85及び掻き落としブラシ92が溶剤89中に存在
しているので、トナーの払拭性は良い。フィルタ88は
モータポンプ87に近接して配置されているので、面積
の大きな平面状のフィルタを必要としない。
浸水させているので、他の実施例と比べて最も確実に溶
剤を透明フィルムに付着できる。トナー掻き落としブレ
ード85及び掻き落としブラシ92が溶剤89中に存在
しているので、トナーの払拭性は良い。フィルタ88は
モータポンプ87に近接して配置されているので、面積
の大きな平面状のフィルタを必要としない。
【0033】図7は第6実施例であり、本構成は、前記
第1実施例の装置に対し、汚れた溶剤を清浄化する装置
を付加したもので、溶剤を再利用するものである。この
溶剤清浄化装置は、トナー等で汚れた液化溶剤を蒸発さ
せ気化溶剤にし、それを再び液化させて液化溶剤にし、
溶剤タンクに戻す構成である。
第1実施例の装置に対し、汚れた溶剤を清浄化する装置
を付加したもので、溶剤を再利用するものである。この
溶剤清浄化装置は、トナー等で汚れた液化溶剤を蒸発さ
せ気化溶剤にし、それを再び液化させて液化溶剤にし、
溶剤タンクに戻す構成である。
【0034】主な構成として、バルブ101、蒸発器1
02、気化溶剤103、冷却器104、フィルター10
5、液化溶剤106a、106b、回収板107であ
る。
02、気化溶剤103、冷却器104、フィルター10
5、液化溶剤106a、106b、回収板107であ
る。
【0035】汚れた使用済液化溶剤106aは、バルブ
101を開放することにより蒸発器102方向に送られ
る。そして、使用済の液化溶剤106aは、フィルタ1
05によりトナー類と分離され、蒸発器102により気
化され、気化溶剤103となる。そして、冷却器104
を通して液化され、液化溶剤106bとなり、装置内に
戻され再利用される。一方、回収板107にたまった分
離トナー類109は、回収板107を外部に引き出せば
簡単に除去される。
101を開放することにより蒸発器102方向に送られ
る。そして、使用済の液化溶剤106aは、フィルタ1
05によりトナー類と分離され、蒸発器102により気
化され、気化溶剤103となる。そして、冷却器104
を通して液化され、液化溶剤106bとなり、装置内に
戻され再利用される。一方、回収板107にたまった分
離トナー類109は、回収板107を外部に引き出せば
簡単に除去される。
【0036】以上のいくつかの実施例により、トナーに
て焼付けられた透明フィルムに溶剤等を付着させ、焼付
トナーを溶解させて、そのトナーを落すことによって、
透明フィルムの再生を可能とした。経済的効果は大なる
ものがある。汚れ溶剤清浄装置を付加することによっ
て、溶剤の再生が図れ廃液処理がなくなり、溶解トナー
の回収はフィルター交換だけで済むため、フィルターの
処置のみ考えればよい。自動フロート弁を採用する事に
より新鮮な溶剤が自動供給されるため、溶剤補給が非常
に楽である。
て焼付けられた透明フィルムに溶剤等を付着させ、焼付
トナーを溶解させて、そのトナーを落すことによって、
透明フィルムの再生を可能とした。経済的効果は大なる
ものがある。汚れ溶剤清浄装置を付加することによっ
て、溶剤の再生が図れ廃液処理がなくなり、溶解トナー
の回収はフィルター交換だけで済むため、フィルターの
処置のみ考えればよい。自動フロート弁を採用する事に
より新鮮な溶剤が自動供給されるため、溶剤補給が非常
に楽である。
【図1】本発明に係る透明フィルム再生装置における第
1実施例の内部断面側面図を示す。
1実施例の内部断面側面図を示す。
【図2】本発明に係る透明フィルム再生装置における第
2実施例の内部断面側面図を示す。
2実施例の内部断面側面図を示す。
【図3】本発明に係る透明フィルム再生装置における第
3実施例の内部断面側面図を示す。
3実施例の内部断面側面図を示す。
【図4】本発明に係る透明フィルム再生装置における第
3実施例に使われる払拭部材の斜視図を示す。
3実施例に使われる払拭部材の斜視図を示す。
【図5】本発明に係る透明フィルム再生装置における第
4実施例の内部断面側面図を示す。
4実施例の内部断面側面図を示す。
【図6】本発明に係る透明フィルム再生装置における第
5実施例の内部断面側面図を示す。
5実施例の内部断面側面図を示す。
【図7】本発明に係る透明フィルム再生装置における第
6実施例の内部断面側面図を示す。
6実施例の内部断面側面図を示す。
【符号の説明】 1 本体 (透明フィルム再生装置) 2 搬送ローラ(搬送手段) 3 ガイドローラ(搬送手段) 4 透明フィルム 5a、5b ノズル(付着手段) 6 排出ローラ(搬送手段) 7 清掃&溶剤吸収ローラ(搬送手段、払拭手段) 8 モータポンプ(付着手段) 15 トナー掻き落としブレード(払拭手段) 16 溶剤タンク(タンク) 17 補給用溶剤タンク(タンク)
Claims (1)
- 【請求項1】 光源からスクリーンに映し出す投影装
置に使われる透明フィルムをトナー焼付により情報が記
載された使用済状態からトナー焼付の無い未使用状態に
再生させる透明フィルム再生装置であって、 前記透明フィルムに焼付したトナーを溶解洗浄する溶剤
を内部に収納するタンク、 該タンク内の前記溶剤を前記透明フィルムに付着させる
付着手段、 該付着手段による前記透明フィルムに付着された溶剤を
払拭する払拭手段、 前記透明フィルムを洗浄手段から払拭手段へと搬送させ
る搬送手段、を備えた透明フィルム再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24989493A JPH0784488A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 透明フィルム再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24989493A JPH0784488A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 透明フィルム再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0784488A true JPH0784488A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=17199802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24989493A Pending JPH0784488A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 透明フィルム再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0784488A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07199754A (ja) * | 1993-12-29 | 1995-08-04 | Ricoh Co Ltd | 像保持体からの像形成物質除去装置 |
JP2001166655A (ja) * | 1999-12-10 | 2001-06-22 | Minolta Co Ltd | 印字材料除去装置及び該装置を用いた記録媒体再生装置 |
JP2016509613A (ja) * | 2012-12-21 | 2016-03-31 | フローラル パッケージング アイピー ホールディングス エルエルシーFloral Packaging Ip Holdings,Llc | フィルムからインクを除去するための方法およびシステム |
-
1993
- 1993-09-10 JP JP24989493A patent/JPH0784488A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07199754A (ja) * | 1993-12-29 | 1995-08-04 | Ricoh Co Ltd | 像保持体からの像形成物質除去装置 |
JP2001166655A (ja) * | 1999-12-10 | 2001-06-22 | Minolta Co Ltd | 印字材料除去装置及び該装置を用いた記録媒体再生装置 |
JP2016509613A (ja) * | 2012-12-21 | 2016-03-31 | フローラル パッケージング アイピー ホールディングス エルエルシーFloral Packaging Ip Holdings,Llc | フィルムからインクを除去するための方法およびシステム |
EP2934773A4 (en) * | 2012-12-21 | 2016-09-28 | Floral Packaging Ip Holdings Llc | METHOD AND SYSTEM FOR REMOVING INK FROM FILMS |
US9724733B2 (en) | 2012-12-21 | 2017-08-08 | Floral Packaging Ip Holdings, Llc | Method and system for removing ink from films |
US9731329B2 (en) | 2012-12-21 | 2017-08-15 | Floral Packaging Ip Holdings, Llc | Methods for removing ink from films |
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