JPH0784320B2 - 昇降作業台 - Google Patents

昇降作業台

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JPH0784320B2
JPH0784320B2 JP14741689A JP14741689A JPH0784320B2 JP H0784320 B2 JPH0784320 B2 JP H0784320B2 JP 14741689 A JP14741689 A JP 14741689A JP 14741689 A JP14741689 A JP 14741689A JP H0784320 B2 JPH0784320 B2 JP H0784320B2
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JP14741689A
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淳 余田
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、油圧駆動のパンタグラフリンク機構によって
昇降駆動されるワーク支持フレームを備えた昇降作業台
に関するものである。
(従来の技術及び問題点) この種の昇降作業台には、パンタグラフリンクを駆動す
る油圧シリンダーユニットに油圧を供給する油圧供給ユ
ニットが必要である。この油圧供給ユニットは、タン
ク、油圧ポンプ、及びポンプ駆動モーター等から成る嵩
高いものであるから、この油圧供給ユニットをワーク支
持フレームの昇降領域の外側に設置したのでは、作業台
全体の床面占有面積が大きくなって床面利用効率が低下
するばかりでなく、ワーク支持フレーム周囲での作業者
の自由な動きが制限され、作業性の低下にもつながる。
そこで前記油圧供給ユニットをワーク支持フレームの昇
降領域内に設置することが考えられたが、当該油圧供給
ユニットの保守点検時には、ワーク支持フレームが当該
保守点検作業の邪魔にならないように、ワーク支持フレ
ームを上させなければならない。しかし、油圧供給ユニ
ットが故障しているために油圧供給ユニットの点検修理
が必要な場合には、油圧回路をフリーにしてワーク支持
フレームを手動で上昇させることが非常に困難で、多大
の手間と時間を要することになる。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記のような従来の問題点を解決するために、
基台に下部フレームを水平支軸により起立倒伏自在に軸
支し、この下部フレームに油圧駆動のパンタグラフリン
ク機構を介してワーク支持フレームを昇降可能に支持す
ると共に、当該ワーク支持フレームを昇降駆動する油圧
シリンダーユニットに油圧を供給する油圧供給ユニット
を、前記下部フレームで取り囲まれる領域内で前記基台
上に設置して成る昇降作業台を提案するものである。
(発明の作用) 通常は前記下部フレームを基台上に倒伏させた状態で使
用する。勿論、必要に応じてこの倒伏姿勢の下部フレー
ムをボルト等により基台に固定することも出来る。然し
て、油圧供給ユニットから油圧シリンダーユニットに供
給される油圧によりパンタグラフリンクを駆動し、ワー
ク支持フレームを下部フレーム及び基台に対して昇降さ
せ、当該ワーク支持フレーム上のワークの支持高さを作
業に応じて自在に変えることが出来る。
油圧供給ユニットの保守点検修理作業を行う場合は、ワ
ーク支持フレームが如何なる高さで停止していようと
も、下部フレームを基台に対して起立させるように、当
該下部フレーム、パンタグラフリンク機構、及びワーク
支持フレームの全体をチェンブロック等により側方へ揺
動させることにより、基台上の油圧供給ユニットの上側
を開放することが出来、当該油圧供給ユニットに対する
保守点検修理作業等を容易に行うことが出来る。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
する。
第1図及び第2図に於いて、1は台車形式の基台であっ
て、底部には床面上を転動する自在車輪2を備え、周囲
には作業者搭乗台3を備えている。4は矩形枠状の下部
フレームであって、一側辺が前記基台1上に水平支軸5
により起立倒伏自在に軸支され、基台1上に乗る水平倒
伏姿勢に於いて複数本のボルト6により固定されてい
る。7は前記下部フレーム4の真上に位置するワーク支
持フレームであって、前記下部フレーム4に油圧駆動の
パンタグラフリンク機構8を介して支持されている。
前記油圧駆動のパンタグラフリンク機構8は、互いに連
動する左右一対のパンタグラフリンク9A,9Bとこのパン
タグラフリンク9A,9Bを駆動する一対の油圧シリンダー
ユニット10A,10Bとから成り、パンタグラフリンク9A,9B
の下端側前後一対の支点11a,11bの内、前部支点11aは、
下部フレーム4の定位置に軸支され、後部支点11bは、
下部フレーム4に設けられたスライドガイド12にホィー
ル13を介して前後移動可能に支持されている。又、パン
タグラフリンク9A,9Bの上端側前後一対の支点14a,14bの
内、前部支点14aは、ワーク支持フレーム7の定位置に
軸支され、後部支点14bは、ワーク支持フレーム7に設
けられたスライドガイド15にホィール16を介して前後移
動可能に支持されている。
前記油圧シリンダーユニット10A,10Bに油圧を供給する
ための油圧供給ユニット17、即ち、タンク18、油圧ポン
プ19、及びポンプ駆動モーター20等から成る油圧供給ユ
ニット17は、前記下部フレーム4に取り囲まれる領域内
で前記基台1に設けられたユニット支持用凹部21内に設
置されている。尚、制御用バルブユニット類は基台1の
前側で作業者搭乗台3上に設置されたボックス22内に収
納されている。
23は下降限位置まで下降したワーク支持フレーム7を受
け止める受け具であり、24は必要に応じて下部フレーム
4の周辺とワーク支持フレーム7の周辺との間に張設さ
れる蛇腹状カバーである。
上記のように構成された昇降作業台は、例えばトロリー
コンベヤで搬送される自動車ボディーにエンジン等を下
から持ち上げて組み付ける工程に於いて、エンジン等の
組み付け部品を搬送する手段として使用し得るものであ
って、基台1は、ワーク支持フレーム7上でエンジン等
の組み付け部品を支持した状態で、一定速度で一定経路
上を走行する。そして作業者搭乗台3上に搭乗した作業
者に操作によりパンタグラフリンク9A,9Bを油圧シリン
ダーユニット10A,10Bにより伸長させてワーク支持フレ
ーム7を所定高さまで上昇させ、当該ワーク支持フレー
ム7上に支持されたエンジン等を、トロリーコンベヤに
より基台1と同期的に搬送せしめられている自動車ボデ
ィーに下から組み付ける作業が行われる。
油圧供給ユニット17の保持点検修理作業を行うときは、
下部フレーム4を基台1に固定するボルト6を除去し、
第3図に示すように下部フレーム4、パンタグラフリン
ク機構8、及びワーク支持フレーム7をチェンブロック
等により一定に水平支軸5の周りで回倒させ、油圧供給
ユニット17の上側が開放されるように下部フレーム4を
適当な角度に起立させる。この状態では、起立した下部
フレーム4と基台1との間の空間を利用して、基台1の
周囲三方から油圧供給ユニット17を保守点検修理するこ
とが出来る。第3図では、ワーク支持フレーム7が下降
限位置にある状態で下部フレーム4を起立させた状態を
示しているが、ワーク支持フレーム7が上昇位置にある
状態で油圧供給ユニット17が故障したような場合には、
ワーク支持フレーム7を下降させないままで前記のよう
な下部フレーム4、パンタグラフリンク機構8、及びワ
ーク支持フレーム7を一体に水平支軸5の周りで回倒さ
せれば良い。又、仮想線で示すように蛇腹状カバー24が
張設されていても、油圧供給ユニット17の保守点検修理
に際して当該蛇腹状カバー24を取り外す必要はない。
上記実施例では、基台1を台車形式にして走行可能に構
成したが、基台1が床面上の定位置に設置される定置形
の昇降作業台としても実施することが出来る。
(発明の効果) 以上のように本発明の昇降作業台によれば、下部フレー
ムで取り囲まれる領域内で基台上に油圧供給ユニットを
設置しているので、昇降作業台全体の占有床面積を小さ
くし、床面の利用効率を高めることが出来ると共に、ワ
ーク支持フレームの周囲に於ける作業面積を広くして作
業性を高めることが出来るものでありながら、当該油圧
供給ユニットの保守点検修理作業時には、下部フレー
ム、パンタグラフリンク機構、及びワーク支持フレーム
の全体を基台に対して回倒させて、下部フレームを起立
させることにより、油圧供給ユニットの上側を開放させ
ることが出来るので、当該作業を簡単容易に行うことが
出来る。特に、前記パンタグラフリンク機構の油圧シリ
ンダーユニットを作動させることが出来ない状況であっ
ても、極めて簡単容易に作業準備を行うことが出来ると
共に、下部フレームとワーク支持フレームとの間に蛇腹
状カバーが張設されている状況でも、当該蛇腹状カバー
を取り外す必要もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は側面図、第2図は背面図、第3図は下部フレー
ム等を回倒起立させた状態を示す概略縦断側面図であ
る。 1……基台、4……下部フレーム、5……水平支軸、6
……下部フレーム固定用ボルト、7……ワーク支持フレ
ーム、8……パンタグラフリンク機構、9A,9B……パン
タグラフリンク、10A,10B……油圧シリンダーユニッ
ト、17……油圧供給ユニット、18……タンク、19……油
圧ポンプ、20……ポンプ駆動用モーター、21……ユニッ
ト支持用凹部、24……蛇腹状カバー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台に下部フレームを水平支軸により起立
    倒伏自在に軸支し、この下部フレームに油圧駆動のパン
    タグラフリンク機構を介してワーク支持フレームを昇降
    可能に支持すると共に、当該ワーク支持フレームを昇降
    駆動する油圧シリンダーユニットに油圧を供給する油圧
    供給ユニットを、前記下部フレームで取り囲まれる領域
    内で前記基台上に設置して成る昇降作業台。
JP14741689A 1989-06-09 1989-06-09 昇降作業台 Expired - Lifetime JPH0784320B2 (ja)

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JP14741689A JPH0784320B2 (ja) 1989-06-09 1989-06-09 昇降作業台

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JP14741689A JPH0784320B2 (ja) 1989-06-09 1989-06-09 昇降作業台

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JPH0313500A JPH0313500A (ja) 1991-01-22
JPH0784320B2 true JPH0784320B2 (ja) 1995-09-13

Family

ID=15429813

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