JPH0784276B2 - シート搬送装置 - Google Patents
シート搬送装置Info
- Publication number
- JPH0784276B2 JPH0784276B2 JP61186570A JP18657086A JPH0784276B2 JP H0784276 B2 JPH0784276 B2 JP H0784276B2 JP 61186570 A JP61186570 A JP 61186570A JP 18657086 A JP18657086 A JP 18657086A JP H0784276 B2 JPH0784276 B2 JP H0784276B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- sheet conveying
- conveying means
- sensor
- downstream side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （イ） 産業上の利用分野 本発明は、複写機、レーザービームプリンタ等の画像形
成装置（以下複写機という）に係り、詳しくは遅延ジャ
ムを検知することが可能なシート搬送装置に関する。
成装置（以下複写機という）に係り、詳しくは遅延ジャ
ムを検知することが可能なシート搬送装置に関する。
（ロ） 従来の技術 従来、２個の排出口を有する複写機は知られているが、
該複写機は、第４図に示すように、２個の排出口A,Bを
フラッパ５にて切換えると共に、定着器１、シート検知
センサ２、排出ローラ対３、フラッパ５、下トレイ６、
シート検知センサ７、排出ローラ群９及び上トレイ10を
備えており、該シート検知センサ2,7は、それぞれ遅延
ジャム検知装置Ｃ′を構成している。そして、該遅延ジ
ャム検知装置Ｃ′は、シートＳが下トレイ６へ排出され
る際は、該シートＳがシート検知センサ２のレバー部2a
を押し下げて該センサ２がオンすることにより、該シー
トＳの通過を確認し、もし所定時間が過ぎても該レバー
部2aが押し下げられない場合は、該センサ２以前で遅延
ジャムが発生したと判断する。また、該シートＳが上ト
レイ10へ排出される際は、該シートＳが排出ローラ対３
により挾持・搬送されると共にフラッパ５に案内されて
シート検知センサ７のレバー部7aを押し下げて該センサ
７がオンすることにより、該シートＳの通過を確認し、
もし所定時間過ぎても該レバー部7aが押し下げられない
場合は、該センサ７以前で遅延ジャムが発生したと判断
する。
該複写機は、第４図に示すように、２個の排出口A,Bを
フラッパ５にて切換えると共に、定着器１、シート検知
センサ２、排出ローラ対３、フラッパ５、下トレイ６、
シート検知センサ７、排出ローラ群９及び上トレイ10を
備えており、該シート検知センサ2,7は、それぞれ遅延
ジャム検知装置Ｃ′を構成している。そして、該遅延ジ
ャム検知装置Ｃ′は、シートＳが下トレイ６へ排出され
る際は、該シートＳがシート検知センサ２のレバー部2a
を押し下げて該センサ２がオンすることにより、該シー
トＳの通過を確認し、もし所定時間が過ぎても該レバー
部2aが押し下げられない場合は、該センサ２以前で遅延
ジャムが発生したと判断する。また、該シートＳが上ト
レイ10へ排出される際は、該シートＳが排出ローラ対３
により挾持・搬送されると共にフラッパ５に案内されて
シート検知センサ７のレバー部7aを押し下げて該センサ
７がオンすることにより、該シートＳの通過を確認し、
もし所定時間過ぎても該レバー部7aが押し下げられない
場合は、該センサ７以前で遅延ジャムが発生したと判断
する。
（ハ） 発明が解決しようとする問題点 ところが、上述複写機では遅延検知センサ2,7が２個必
要とし、このため装置が複雑になると共にコストアップ
の原因となっている。また、排出ローラ群９近傍にシー
ト検知センサ７を設けることは、束線等の関係で面倒で
ある。
要とし、このため装置が複雑になると共にコストアップ
の原因となっている。また、排出ローラ群９近傍にシー
ト検知センサ７を設けることは、束線等の関係で面倒で
ある。
（ニ） 問題を解決するための手段 本発明は、上述問題点を解消することを目的とするもの
であり、シート搬送路の上流側に第１のシート搬送手段
を配置する一方、シート搬送路の下流側に第２のシート
搬送手段を配置し、前記第１のシート搬送手段から前記
第２のシート搬送手段にシートを搬送するシート搬送装
置であって、 前記第１のシート搬送手段と前記第２のシート搬送手段
の間の距離を前記シートの長さよりも短く設定し、 前記第１のシート搬送手段により搬送されるシートを検
知する揺動部材を有し、該揺動部材を、前記第１のシー
ト搬送手段の上流側からその下流側まで延びた形状とし
たことを特徴としている。
であり、シート搬送路の上流側に第１のシート搬送手段
を配置する一方、シート搬送路の下流側に第２のシート
搬送手段を配置し、前記第１のシート搬送手段から前記
第２のシート搬送手段にシートを搬送するシート搬送装
置であって、 前記第１のシート搬送手段と前記第２のシート搬送手段
の間の距離を前記シートの長さよりも短く設定し、 前記第１のシート搬送手段により搬送されるシートを検
知する揺動部材を有し、該揺動部材を、前記第１のシー
ト搬送手段の上流側からその下流側まで延びた形状とし
たことを特徴としている。
（ホ） 作用 上述構成に基づき、本発明に係るシート搬送装置は、第
１のシート搬送手段の上流側の遅延ジャムを検知できる
と共に、揺動部材がシートを検知し続けることにより、
第１のシート搬送手段の下流側の遅延ジャムをも検知す
ることができる。
１のシート搬送手段の上流側の遅延ジャムを検知できる
と共に、揺動部材がシートを検知し続けることにより、
第１のシート搬送手段の下流側の遅延ジャムをも検知す
ることができる。
（ヘ） 実施例 以下、図面に沿って、本発明のシート搬送装置の実施例
について説明する。
について説明する。
複写機は、第１図に示すように、図示しない複写機本体
体に紙送部、複写部及び搬送部（共に図示せず）を備
え、該搬送部の下流側には、複写部により画像を転写さ
れたシートＳを定着する定着器１が配設されており、該
定着器１は定着ローラ1aと加圧ローラ1bとにより構成さ
れている。また、該定着器１の下流側には下排出ローラ
対（第１のシート搬送手段）３が配設されており、該排
出ローラ対３の近傍には遅延ジャム検知装置Ｃを構成す
るシート検知センサ11が配設されており、該センサ11は
レバー（揺動部材）11aを有している。そして、該レバ
ー11aは、ローラ対３の上流側でのシートの流れを検知
すると共に、その先端がローラ対３の下流側にも延びて
おり、下流側でのシートの存在をも検知し得る。更に、
該ローラ対３の下流側には、シートＳを分岐・案内する
フラッパ５と、排出口Ａ及びシートＳを集積する下トレ
イ６とが配設されており、該フラッパ５は下トレイ６の
上下回動に連動してシートの案内を切換えるように構成
されている。
体に紙送部、複写部及び搬送部（共に図示せず）を備
え、該搬送部の下流側には、複写部により画像を転写さ
れたシートＳを定着する定着器１が配設されており、該
定着器１は定着ローラ1aと加圧ローラ1bとにより構成さ
れている。また、該定着器１の下流側には下排出ローラ
対（第１のシート搬送手段）３が配設されており、該排
出ローラ対３の近傍には遅延ジャム検知装置Ｃを構成す
るシート検知センサ11が配設されており、該センサ11は
レバー（揺動部材）11aを有している。そして、該レバ
ー11aは、ローラ対３の上流側でのシートの流れを検知
すると共に、その先端がローラ対３の下流側にも延びて
おり、下流側でのシートの存在をも検知し得る。更に、
該ローラ対３の下流側には、シートＳを分岐・案内する
フラッパ５と、排出口Ａ及びシートＳを集積する下トレ
イ６とが配設されており、該フラッパ５は下トレイ６の
上下回動に連動してシートの案内を切換えるように構成
されている。
一方、該フラッパ５に分岐・案内されて上トレイ搬送経
路（シート搬送路）12が設けられており、該経路12はガ
イド板12a,12bにより構成されている。そして、該経路1
2の下流側には上排出ローラ群（第２のシート搬送手
段）９が配設されており、該ローラ群９の下流側には、
排出口Ｂ及びシートＳを集積する上トレイ10が配設され
ている。
路（シート搬送路）12が設けられており、該経路12はガ
イド板12a,12bにより構成されている。そして、該経路1
2の下流側には上排出ローラ群（第２のシート搬送手
段）９が配設されており、該ローラ群９の下流側には、
排出口Ｂ及びシートＳを集積する上トレイ10が配設され
ている。
本実施例は以上のような構成よりなるので、図示しない
複写部により画像を転写されたシートＳが図示しない搬
送部により定着器１へ搬送され、更に該シートＳは該定
着器１により画像を定着されて下排出ローラ対３へ搬送
される。この際、該シートＳはシート検知センサ11のレ
バー11aに当接し、該レバー11aを押し下げることにより
該センサ11がオンしてシートＳの通過を確認する。もし
も、所定時間内に該レバー11aをシートＳが押し下げな
いと、遅延検知装置Ｃは、該センサ11以前で遅延ジャム
が発生したと判断する。そして、該シートＳは、下トレ
イ６が下方に回動して使用状態にある場合、該トレイ６
と連動するフラッパ５はシートを案内されて排出口Ａを
通って該トレイ６上に案内する（第２図参照）。
複写部により画像を転写されたシートＳが図示しない搬
送部により定着器１へ搬送され、更に該シートＳは該定
着器１により画像を定着されて下排出ローラ対３へ搬送
される。この際、該シートＳはシート検知センサ11のレ
バー11aに当接し、該レバー11aを押し下げることにより
該センサ11がオンしてシートＳの通過を確認する。もし
も、所定時間内に該レバー11aをシートＳが押し下げな
いと、遅延検知装置Ｃは、該センサ11以前で遅延ジャム
が発生したと判断する。そして、該シートＳは、下トレ
イ６が下方に回動して使用状態にある場合、該トレイ６
と連動するフラッパ５はシートを案内されて排出口Ａを
通って該トレイ６上に案内する（第２図参照）。
また、該トレイ６が上げられて不使用状態にある場合、
シートＳは、フラッパ５により上トレイ搬送経路12へ案
内され、更に上排出ローラ群９に挾持されて排出口Ｂを
通って上トレイ10上へ排出される。即ち、排出ローラ対
３と上排出ローラ群９との間の距離がシートＳの長さよ
りも短いので、排出ローラ対３により給送されつつある
シートＳの先端が上排出ローラ群９により挟持され、該
上排出ローラ群９によりシートＳが上トレイ10上に排出
される。ところが、該シートＳがフラッパ５に案内され
て上トレイ搬送経路12へ案内されて、該経路12内でジャ
ムが発生した場合、該シートＳはシート検知センサ11の
レバー11aを押し下げ続けて、該センサ11がオンし続け
ることによりシートＳを検知し続け、これにより遅延ジ
ャム検知装置Ｃは上トレイ搬送経路12内でジャムが発生
したことを検知する（第３図参照）。
シートＳは、フラッパ５により上トレイ搬送経路12へ案
内され、更に上排出ローラ群９に挾持されて排出口Ｂを
通って上トレイ10上へ排出される。即ち、排出ローラ対
３と上排出ローラ群９との間の距離がシートＳの長さよ
りも短いので、排出ローラ対３により給送されつつある
シートＳの先端が上排出ローラ群９により挟持され、該
上排出ローラ群９によりシートＳが上トレイ10上に排出
される。ところが、該シートＳがフラッパ５に案内され
て上トレイ搬送経路12へ案内されて、該経路12内でジャ
ムが発生した場合、該シートＳはシート検知センサ11の
レバー11aを押し下げ続けて、該センサ11がオンし続け
ることによりシートＳを検知し続け、これにより遅延ジ
ャム検知装置Ｃは上トレイ搬送経路12内でジャムが発生
したことを検知する（第３図参照）。
（ト） 発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、第１のシート搬
送手段と第２のシート搬送手段の間の距離をシートの長
さよりも短く設定し、しかも、前記第１のシート搬送手
段により搬送されるシート検知する揺動部材を有し、該
揺動部材を、第１のシート搬送手段の上流側から下流側
まで延びた形状とし、第１のシート搬送手段の上流側の
遅延ジャム及び第１のシート搬送手段と第２のシート搬
送手段との間（第１のシート搬送手段の下流側）の遅延
ジャムの発生を一つの揺動部材で検知できるようにして
あるため、高価な光電センサ等を使用した従来の装置と
比較しても、より一層の構造の簡単化と低廉化を図るこ
とができる。
送手段と第２のシート搬送手段の間の距離をシートの長
さよりも短く設定し、しかも、前記第１のシート搬送手
段により搬送されるシート検知する揺動部材を有し、該
揺動部材を、第１のシート搬送手段の上流側から下流側
まで延びた形状とし、第１のシート搬送手段の上流側の
遅延ジャム及び第１のシート搬送手段と第２のシート搬
送手段との間（第１のシート搬送手段の下流側）の遅延
ジャムの発生を一つの揺動部材で検知できるようにして
あるため、高価な光電センサ等を使用した従来の装置と
比較しても、より一層の構造の簡単化と低廉化を図るこ
とができる。
第１図は本発明に係るシート搬送装置を示す側面図、第
２図及び第３図は本発明の作用を示す側面図、第４図は
従来例を示す側面図である。 2,7,11……シート検知手段、５……シート切換え手段、
A,B……排出口、C,C′……遅延ジャム検知装置、Ｓ……
シート。
２図及び第３図は本発明の作用を示す側面図、第４図は
従来例を示す側面図である。 2,7,11……シート検知手段、５……シート切換え手段、
A,B……排出口、C,C′……遅延ジャム検知装置、Ｓ……
シート。
Claims (1)
- 【請求項１】シート搬送路の上流側に第１のシート搬送
手段を配置する一方、シート搬送路の下流側に第２のシ
ート搬送手段を配置し、前記第１のシート搬送手段から
前記第２のシート搬送手段にシートを搬送するシート搬
送装置において、 前記第１のシート搬送手段と前記第２のシート搬送手段
の間の距離を前記シートの長さよりも短く設定し、 前記第１のシート搬送手段により搬送されるシートを検
知する揺動部材を有し、該揺動部材を、前記第１のシー
ト搬送手段の上流側からその下流側まで延びた形状とし
たことを特徴とするシート搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61186570A JPH0784276B2 (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 | シート搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61186570A JPH0784276B2 (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 | シート搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6341340A JPS6341340A (ja) | 1988-02-22 |
| JPH0784276B2 true JPH0784276B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=16190842
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61186570A Expired - Lifetime JPH0784276B2 (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 | シート搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0784276B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5219373A (en) * | 1989-07-26 | 1993-06-15 | Yoshida Industry Co., Ltd. | Method of fabricating tube container |
| US5076470A (en) * | 1989-07-26 | 1991-12-31 | Yoshida Industry Co., Ltd. | Tube container |
| US5913513A (en) * | 1997-05-22 | 1999-06-22 | Troy Systems, Inc. | Add-on modular paper mover |
| JP6512772B2 (ja) * | 2014-08-25 | 2019-05-15 | キヤノン株式会社 | シート排出装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49149757U (ja) * | 1973-04-25 | 1974-12-25 |
-
1986
- 1986-08-08 JP JP61186570A patent/JPH0784276B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6341340A (ja) | 1988-02-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |