JP2004269167A - 給紙装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高価な反射型センサを1個用いるだけですべて給紙トレイから給紙される用紙のジャム等の検出ができ、さらに低コスト化が可能となる給紙装置を提供する。
【解決手段】用紙間隔の最も狭くなるレジストローラ対20の直前に位置する中継ローラ対16の用紙P搬送方向下流側に設けるセンサ32のみ反射型センサとし、高価な反射型センサを極力使わずに、給紙線速や紙間設定の自由度を向上させ、安定した給紙動作を低コストで得ることを可能とする。また各給紙トレイ8〜11、手差し給紙部33からの搬送経路を中継ローラ対16nの上流ですべて合流させ、高価な反射型センサを1個用いるだけですべて給紙トレイから給紙される用紙のジャム等の検出を可能として、さらに低コスト化を図れるようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】用紙間隔の最も狭くなるレジストローラ対20の直前に位置する中継ローラ対16の用紙P搬送方向下流側に設けるセンサ32のみ反射型センサとし、高価な反射型センサを極力使わずに、給紙線速や紙間設定の自由度を向上させ、安定した給紙動作を低コストで得ることを可能とする。また各給紙トレイ8〜11、手差し給紙部33からの搬送経路を中継ローラ対16nの上流ですべて合流させ、高価な反射型センサを1個用いるだけですべて給紙トレイから給紙される用紙のジャム等の検出を可能として、さらに低コスト化を図れるようにする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、印刷機等に装備する給紙装置及びこれを用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は画像形成装置の一例であるプリンタを示す断面図で、その内部機構の全体構成が概略的に示してある。図中1は装置本体で、その内部に配したドラム状の感光体2の周りには、図3中に矢印で示す感光体2の駆動方向順に、帯電器3、現像器4、転写器5、クリーニング器6を配置し、現像器4の左側には光書込器7を配置し、装置本体1の下部には複数の給紙トレイ8、9、10、11を配置してある。また装置本体1の図中右側には手差し給紙部33が配置してある。各給紙トレイ8〜11内の用紙Pは、給紙部12の中継ローラ対16、給紙部13、14、15の搬送ローラ対17、18、19、手差し給紙部33の搬送ローラ対34を用いて給紙される。もちろん給紙元であるトレイが異なれば経由する搬送ローラ対が異なり、手差し給紙部33からの用紙Pは中継ローラ対16を経由しない。
【0003】
このようなプリンタにおける動作の一例を説明する。例えば給紙トレイ9から給紙する場合、給紙装置13の給紙コロによって送り出した用紙Pを搬送ローラ対17、中継ローラ対16によりレジストローラ対20へ運び、タイミングを取って感光体2へ搬送する。感光体2は、図中矢印で示すように反時計方向へ回転し、その際に帯電器3によって表面が一様に帯電される。この感光体2上に光書込器7からレーザ光Lを照射することによって静電潜像を形成し、現像器4を通る時にトナーによってこの潜像を可視像化する。可視像は、上述のように感光体2へ搬送されてきた用紙Pへ転写器5によって転写する。
【0004】
トナー像を転写された用紙Pを定着器21の定着ローラ22と加圧ローラ23間へ搬送し、熱と圧力により可視像を定着させる。そして定着器21を出た用紙Pをさらに排紙切換爪24を経て排紙ローラ25によって機外へ排出する。他方、可視像を転写した後の感光体2は、クリーニング器6で残留トナーを除去し、その後、除電器26で除電し、次の画像形成を可能にする。
【0005】
図4は、図1に示すプリンタのレジストローラ対20付近の部分拡大図である。中継ローラ対16により送られた用紙Pは、その先端がレジストセンサ27を通過し、停止したレジストローラ対20のニップに突き当たるが、なおも搬送が継続され、レジストセンサ27で用紙先端を検知してから所定時間x経過後に、中継ローラ対16の駆動が止まり、用紙Pは所定のたるみ量を持って、レジストローラ対20と中継ローラ対16間で停止する。これにより用紙Pの先端全部がレジストローラ対20のニップに確実に突き当たり、それによって用紙Pの先端における斜行が補正される(図4のP1の状態)。その後、レジストローラ対20と中継ローラ対16の駆動を略同時に開始して用紙Pを感光体2へ搬送する。
【0006】
この時のレジストローラ対20と中継ローラ対16の線速の関係は、レジストローラ対20の線速Vよりも中継ローラ対16の線速vの方がわずかに速いか同じ速度とするが、レジストローラ対20の線速Vよりも中継ローラ対16の線速vの方がわずかに遅い場合は、用紙Pの後端が中継ローラ対16を抜けるときにレジストローラ対20と中継ローラ対16の間でたるみが残っていることが必要である。レジストローラ対20の線速よりも中継ローラ対16の線速が速すぎる場合、用紙Pがたるみ過ぎてシワ、スキュー、ジャムの原因になる。またレジストローラ対20の線速よりも中継ローラ対16の線速が遅すぎる場合には、図4のP3の状態となってレジストローラ対20間で用紙Pの突っ張りが発生し、レジストローラ対20の搬送精度に影響を与えるような用紙Pに対する負荷変動が起こり、画像上にジッターや、画像長さの変化等の不具合が発生する。
【0007】
この種の装置では、一般に給紙分離部で用紙搬送のスリップ率が高く、給紙分離部の用紙搬送方向下流に位置する中継ローラ対のグリップ力を得た後にスリップ率が低下する。従って、用紙Pの位置検出は、給紙分離部下流の中継ローラ対16のニップを用紙Pが通過した後にセンサ28で行い、この位置検出信号を基に次給紙のタイミングを決めたり、ジャムの判断を行ったりするようになっている。
【0008】
レジストローラ対20への進入部にあるレジストセンサ27には、用紙Pに負荷をかけない反射型センサを用い、用紙Pのスキューを防ぐようにしている場合があるが、レジストセンサ27よりも用紙搬送方向上流側に位置するセンサ28は、その配置位置が中継ローラ対16のニップ付近にあるため、搬送中の用紙Pをスキューさせる心配が無い。従って、図示の例のセンサ28等には、コスト低減のために安価なフィラー付透過形センサが用いられることが多い。なお図4にセンサ28のフィラー28aのみ符号を付して示し、他のセンサ29〜31、35は図3に概略を示すにとどめてある。またなお、各給紙口はユニット化されていることが多く、センサ28〜31、35の種類、配置は各給紙口ともほぼ同一構成となっている。
【0009】
ところで近年のプリンタでは、画質要求の向上により、作像条件を考慮して用紙搬送速度を極力抑える代わりに、用紙間隔を詰めて搬送することで、プリント速度の向上を図っている。ところが給紙トレイ内に積載された用紙の先端から給紙分離部までの間で用紙の位置がばらつきやすく、また前述の搬送スリップによっても用紙間隔が広がるので、これらを考慮した最大用紙間隔が複写速度を満足するように給紙間隔を設定するようになっているが、これらの条件によって用紙間隔は短くもなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
すなわち、前述の通り用紙Pの後端が中継ローラ対16を抜けるときにレジストローラ対20と中継ローラ対16の間でたるみが残っていることが必要であるが、用紙Pの後端が中継ローラ対16を抜けたときに、用紙Pのたるみが戻るので、次の用紙との間隔はそのたるみ量分さらに短縮される。したがって給紙装置内での用紙間隔はここが最も短くなり、用紙間隔がフィラー付透過形センサ28では検出できずにジャムとなってしまう場合があった。
【0011】
またプリンタでは、ユーザが使用する用紙特性に合わせてスキュー補正するためにたるみ量を調整できるようになっているものが多く、たるみ量が多くなるよう調整された場合は、レジスト前と縦搬送路(中継ローラ対16の前後)での用紙間の差が特に顕著になる。
【0012】
本発明は、上記従来の問題点を低コストで解決できる給紙装置とこれを用いた画像形成装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係るは、上記目的を達成するために、給紙トレイから記録媒体を搬送し、中継ローラを経て該記録媒体の先端がレジストローラ対に突き当たって斜行補正のための所定量のたるみを生成した時点で上記中継ローラによる上記記録媒体の給送を停止させ、画像に合わせて該記録紙の給送を開始する給紙装置において、上記記録媒体の搬送経路に位置する搬送用ローラのニップ位置やその記録媒体搬送方向下流側に設けて上記記録媒体のジャム等を検知するためのセンサのうち、上記レジストローラの直前に位置する搬送用ローラに設けるセンサのみを反射型センサとしてなることを特徴とする。
【0014】
同請求項2に係るものは、上記目的を達成するために、請求項1の給紙装置において、上記各給紙トレイからの上記記録媒体の搬送経路を上記レジストローラの直前に位置する上記搬送用ローラよりも記録媒体搬送方向上流側ですべて合流させてなることを特徴とする。
【0015】
同請求項3に係る画像形成装置は、上記目的を達成するために、請求項1または2の給紙装置を用いてなることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお以下では従来と共通する部分には共通する符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は本発明に係る画像形成装置の一実施形態の一例であるプリンタを示す断面図で、その内部機構の全体構成が概略的に示してある。本実施形態装置は、基本的な構成は図1のプリンタとほぼ同一としてあるが、中継ローラ対16とレジストローラ対20の間の構成が異なっている。すなわち、手差し給紙部33も含めてすべての給紙口が縦搬送路内で合流し、レジストローラ対20へ進入するすべての用紙Pが中継ローラ対16を通るようになっている。
【0017】
またこれも従来の例と同様に搬送ローラ対17、18、19、34のニップ下流に用紙Pの不送り、連送り、ジャムを検出するために設けたセンサ29、30、31、35はフィラー付透過形センサとしてあるが、中継ローラ対16のニップ下流のみセンサ32は、同様の目的ではあるが反射型センサとしてある。
【0018】
この実施形態のプリンタにおける動作の一例を説明する。例えば給紙トレイ10から給紙する場合、給紙部14の給紙コロによって送り出された用紙Pは、搬送ローラ対18、17を経て中継ローラ対16によりレジストローラ対20に運ばれ、タイミングを取って感光体2へ搬送される。感光体2での作像プロセス及びそれ以降の定着排紙動作は従来の例と同様である。
【0019】
図2は本発明に係る給紙装置の一実施形態におけるレジストローラ対20付近の部分拡大図である。中継ローラ対16により線速vで送られた用紙Pは、その先端がレジストセンサ27を通過し、停止したレジストローラ対20のニップに突き当たるが、なおも搬送が継続される。レジストセンサ27で用紙Pの先端を検知してから所定時間x経過後に、中継ローラ対16の駆動が止まり、用紙Pはあるたるみ量(x・v−Lr)を持って、レジストローラ対20と中継ローラ対16間で停止する。Lrはレジストセンサ27の検出位置とレジストローラ対20のニップ部中央位置間の距離である。これにより用紙Pの先端全部がレジストローラ対20のニップに確実に突き当たり、用紙P先端の斜行が補正され(図2のP1の状態)、その後、レジストローラ対20と中継ローラ対16の駆動を略同時に開始して用紙Pを感光体2へ搬送する。この時のレジストローラ対20と中継ローラ対16の線速の関係は、レジストローラ対20の線速Vよりも中継ローラ対16の線速vの方がわずかに速いか、同じ速度、またはわずかに遅い場合は、用紙Pの後端が中継ローラ対16を抜けるときにレジストローラ対20と中継ローラ対16の間でたるみが残っていることが必要である。この点も従来の例と同様である。
【0020】
ここで長尺紙の搬送を考える。レジストローラ対20と、中継ローラ対16の線速関係はほぼ同速となる。よって用紙Pの後端が中継ローラ対16を抜けるときにもたるみ量は(x・v−Lr)であり、連続搬送される次の用紙との紙間はこの分短縮される。前述の通り近年のプリンタでは画質要求の向上により、作像条件を考慮して用紙搬送速度を極力抑え、用紙間隔を詰めて搬送することで、プリント速度の向上を図っている。また給紙トレイ内に積載された用紙の先端から給紙分離部までの間で用紙位置がばらつくし、搬送スリップによっても用紙間隔が広がるので、これらを考慮した最大用紙間隔δmaxが複写速度を満足するように給紙間隔を設定する。しかし、これらの条件いかんによって用紙間隔は短くもなることは前述の通りである。したがってセンサ32は、用紙間隔の最小値δminからたるみ量(x・v−Lr)を引いた間隔を検知できなければならない。
【0021】
レジスト部のたるみ量はレジストローラ対20と中継ローラ対16の間隔Lsにもよるが、実質は間隔Lsの6〜7%で約5mm程度である。また、たるみ量は様々な用紙や機械ばらつきに対応するため、±8mm程度のレンジで調整可能とする場合がある。よってたるみによる紙間短縮量は最大12mm程度となる。
【0022】
フィラー付透過形センサの場合、フィラーが戻るための紙間が必要となり、フィラーが戻るための紙間には、まずフィラーが通過出来る間隔が必要である。ジャム処理時にフィラーが引っ掛からないよう考慮された図4のようなフィラー形状の場合、この間隔は18mm程度である。また、フィラーがオフとなる点に戻る前に次の搬送紙が来た場合、もちろん紙間は検知できないので、フィラーの戻り時間分の間隔も必要となる。さらにフィラーの戻りによるチャタリングを検出しないようにある時間だけ間隔を設ける必要がある。線速にもよるが、合わせて約25mm程度以上は間隔が必要となる。したがって、紙間短縮量12mmを考慮すれば縦搬送路での最少用紙間隔δminは約40mm程度必要となる。
【0023】
本実施形態では中継ローラ対16の下流に配置したセンサ32のみを反射型センサとしている。反射型センサは上述のようなフィラー戻り用の紙間が不要で、用紙までの距離にもよるが、10mm程度の紙間があれば紙間検出が可能である。これより、縦搬送路での最少用紙間隔δminは約25mmあれば良く、最少用紙間隔δmin=約40mmのフィラー付透過形センサに対してプリント速度を大幅に向上できる。なお、これ以外の給紙搬送路上の搬送ローラ部では紙間短縮が必要無いため、最少用紙間隔δmin=25mmを検出できる安価なフィラー付透過形センサを使用することができ、最低限のコストアップで給紙線速や紙間設定の自由度を向上させることができる。
【0024】
また、前述の通りすべての給紙口が縦搬送路内で合流し、レジストローラ対20へ進入するすべての用紙Pが中継ローラ対16を通るようになっており、その合流経路部に反射型のセンサ32を用いているので、ジャム処理時に用紙Pがフィラーに引っ掛かる心配が無く、搬送路を完全に解放しなくてもジャム処理が可能であるため、装置の剛性を向上させることも可能になる。
【0025】
なお図示しないが、インターリーフ方式の両面ユニットなどの場合は用紙先端位置ばらつきが小さくかつ分離動作も無いので、搬送スリップ率は変動せず、紙間が比較的安定している。したがって、このような両面ユニットの再給紙経路では中継ローラ対16より上流側で搬送路を合流させなくてもよい。
【0026】
【発明の効果】
本発明の請求項1に係る給紙装置及びこれを用いた請求項3の画像形成装置は、以上説明してきたように、用紙間隔の最も狭くなるレジストローラの直前に位置する中継ローラ下流に設けられたセンサのみ反射型センサとしたことにより、高価な反射型センサを極力使わずに、給紙線速や紙間設定の自由度を向上させ、安定した給紙動作を低コストで得ることが可能になる。
【0027】
同請求項2に係る給紙装置及びこれを用いた請求項3の画像形成装置は、以上説明してきたように、各給紙トレイからの搬送路はレジストローラの直前に位置する中継ローラの上流ですべて合流させることにより、上記共通の効果に加え、高価な反射型センサを1個用いるだけですべて給紙トレイから給紙される用紙のジャム等の検出ができ、さらに低コスト化が可能となる。また、合流経路部に反射型センサを用いるので、ジャム処理時に用紙がセンサフィラーに引っ掛かる心配が無く、搬送路を完全に解放しなくてもジャム処理が可能であるため、装置の剛性向上も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施形態の一例であるプリンタを示す断面図である。
【図2】本発明に係る給紙装置の一実施形態におけるレジストローラ対付近の部分拡大図である。
【図3】画像形成装置の一例であるプリンタを示す断面図である。
【図4】図1に示すプリンタのレジストローラ対付近の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 装置本体
2 感光体
3 帯電器
4 現像器
5 転写器
6 クリーニング器
7 光書込器
8、9、10、11 給紙トレイ
16 中継ローラ対
17、18、19、34 搬送ローラ対
20 レジストローラ対
21 定着器
22 定着ローラ
23 加圧ローラ
24 排紙切換爪
25 排紙ローラ
26 除電器
27 レジストセンサ
28〜31、35 センサ
32 センサ(反射型)
33 手差し給紙部
P 用紙
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、印刷機等に装備する給紙装置及びこれを用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は画像形成装置の一例であるプリンタを示す断面図で、その内部機構の全体構成が概略的に示してある。図中1は装置本体で、その内部に配したドラム状の感光体2の周りには、図3中に矢印で示す感光体2の駆動方向順に、帯電器3、現像器4、転写器5、クリーニング器6を配置し、現像器4の左側には光書込器7を配置し、装置本体1の下部には複数の給紙トレイ8、9、10、11を配置してある。また装置本体1の図中右側には手差し給紙部33が配置してある。各給紙トレイ8〜11内の用紙Pは、給紙部12の中継ローラ対16、給紙部13、14、15の搬送ローラ対17、18、19、手差し給紙部33の搬送ローラ対34を用いて給紙される。もちろん給紙元であるトレイが異なれば経由する搬送ローラ対が異なり、手差し給紙部33からの用紙Pは中継ローラ対16を経由しない。
【0003】
このようなプリンタにおける動作の一例を説明する。例えば給紙トレイ9から給紙する場合、給紙装置13の給紙コロによって送り出した用紙Pを搬送ローラ対17、中継ローラ対16によりレジストローラ対20へ運び、タイミングを取って感光体2へ搬送する。感光体2は、図中矢印で示すように反時計方向へ回転し、その際に帯電器3によって表面が一様に帯電される。この感光体2上に光書込器7からレーザ光Lを照射することによって静電潜像を形成し、現像器4を通る時にトナーによってこの潜像を可視像化する。可視像は、上述のように感光体2へ搬送されてきた用紙Pへ転写器5によって転写する。
【0004】
トナー像を転写された用紙Pを定着器21の定着ローラ22と加圧ローラ23間へ搬送し、熱と圧力により可視像を定着させる。そして定着器21を出た用紙Pをさらに排紙切換爪24を経て排紙ローラ25によって機外へ排出する。他方、可視像を転写した後の感光体2は、クリーニング器6で残留トナーを除去し、その後、除電器26で除電し、次の画像形成を可能にする。
【0005】
図4は、図1に示すプリンタのレジストローラ対20付近の部分拡大図である。中継ローラ対16により送られた用紙Pは、その先端がレジストセンサ27を通過し、停止したレジストローラ対20のニップに突き当たるが、なおも搬送が継続され、レジストセンサ27で用紙先端を検知してから所定時間x経過後に、中継ローラ対16の駆動が止まり、用紙Pは所定のたるみ量を持って、レジストローラ対20と中継ローラ対16間で停止する。これにより用紙Pの先端全部がレジストローラ対20のニップに確実に突き当たり、それによって用紙Pの先端における斜行が補正される(図4のP1の状態)。その後、レジストローラ対20と中継ローラ対16の駆動を略同時に開始して用紙Pを感光体2へ搬送する。
【0006】
この時のレジストローラ対20と中継ローラ対16の線速の関係は、レジストローラ対20の線速Vよりも中継ローラ対16の線速vの方がわずかに速いか同じ速度とするが、レジストローラ対20の線速Vよりも中継ローラ対16の線速vの方がわずかに遅い場合は、用紙Pの後端が中継ローラ対16を抜けるときにレジストローラ対20と中継ローラ対16の間でたるみが残っていることが必要である。レジストローラ対20の線速よりも中継ローラ対16の線速が速すぎる場合、用紙Pがたるみ過ぎてシワ、スキュー、ジャムの原因になる。またレジストローラ対20の線速よりも中継ローラ対16の線速が遅すぎる場合には、図4のP3の状態となってレジストローラ対20間で用紙Pの突っ張りが発生し、レジストローラ対20の搬送精度に影響を与えるような用紙Pに対する負荷変動が起こり、画像上にジッターや、画像長さの変化等の不具合が発生する。
【0007】
この種の装置では、一般に給紙分離部で用紙搬送のスリップ率が高く、給紙分離部の用紙搬送方向下流に位置する中継ローラ対のグリップ力を得た後にスリップ率が低下する。従って、用紙Pの位置検出は、給紙分離部下流の中継ローラ対16のニップを用紙Pが通過した後にセンサ28で行い、この位置検出信号を基に次給紙のタイミングを決めたり、ジャムの判断を行ったりするようになっている。
【0008】
レジストローラ対20への進入部にあるレジストセンサ27には、用紙Pに負荷をかけない反射型センサを用い、用紙Pのスキューを防ぐようにしている場合があるが、レジストセンサ27よりも用紙搬送方向上流側に位置するセンサ28は、その配置位置が中継ローラ対16のニップ付近にあるため、搬送中の用紙Pをスキューさせる心配が無い。従って、図示の例のセンサ28等には、コスト低減のために安価なフィラー付透過形センサが用いられることが多い。なお図4にセンサ28のフィラー28aのみ符号を付して示し、他のセンサ29〜31、35は図3に概略を示すにとどめてある。またなお、各給紙口はユニット化されていることが多く、センサ28〜31、35の種類、配置は各給紙口ともほぼ同一構成となっている。
【0009】
ところで近年のプリンタでは、画質要求の向上により、作像条件を考慮して用紙搬送速度を極力抑える代わりに、用紙間隔を詰めて搬送することで、プリント速度の向上を図っている。ところが給紙トレイ内に積載された用紙の先端から給紙分離部までの間で用紙の位置がばらつきやすく、また前述の搬送スリップによっても用紙間隔が広がるので、これらを考慮した最大用紙間隔が複写速度を満足するように給紙間隔を設定するようになっているが、これらの条件によって用紙間隔は短くもなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
すなわち、前述の通り用紙Pの後端が中継ローラ対16を抜けるときにレジストローラ対20と中継ローラ対16の間でたるみが残っていることが必要であるが、用紙Pの後端が中継ローラ対16を抜けたときに、用紙Pのたるみが戻るので、次の用紙との間隔はそのたるみ量分さらに短縮される。したがって給紙装置内での用紙間隔はここが最も短くなり、用紙間隔がフィラー付透過形センサ28では検出できずにジャムとなってしまう場合があった。
【0011】
またプリンタでは、ユーザが使用する用紙特性に合わせてスキュー補正するためにたるみ量を調整できるようになっているものが多く、たるみ量が多くなるよう調整された場合は、レジスト前と縦搬送路(中継ローラ対16の前後)での用紙間の差が特に顕著になる。
【0012】
本発明は、上記従来の問題点を低コストで解決できる給紙装置とこれを用いた画像形成装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係るは、上記目的を達成するために、給紙トレイから記録媒体を搬送し、中継ローラを経て該記録媒体の先端がレジストローラ対に突き当たって斜行補正のための所定量のたるみを生成した時点で上記中継ローラによる上記記録媒体の給送を停止させ、画像に合わせて該記録紙の給送を開始する給紙装置において、上記記録媒体の搬送経路に位置する搬送用ローラのニップ位置やその記録媒体搬送方向下流側に設けて上記記録媒体のジャム等を検知するためのセンサのうち、上記レジストローラの直前に位置する搬送用ローラに設けるセンサのみを反射型センサとしてなることを特徴とする。
【0014】
同請求項2に係るものは、上記目的を達成するために、請求項1の給紙装置において、上記各給紙トレイからの上記記録媒体の搬送経路を上記レジストローラの直前に位置する上記搬送用ローラよりも記録媒体搬送方向上流側ですべて合流させてなることを特徴とする。
【0015】
同請求項3に係る画像形成装置は、上記目的を達成するために、請求項1または2の給紙装置を用いてなることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお以下では従来と共通する部分には共通する符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は本発明に係る画像形成装置の一実施形態の一例であるプリンタを示す断面図で、その内部機構の全体構成が概略的に示してある。本実施形態装置は、基本的な構成は図1のプリンタとほぼ同一としてあるが、中継ローラ対16とレジストローラ対20の間の構成が異なっている。すなわち、手差し給紙部33も含めてすべての給紙口が縦搬送路内で合流し、レジストローラ対20へ進入するすべての用紙Pが中継ローラ対16を通るようになっている。
【0017】
またこれも従来の例と同様に搬送ローラ対17、18、19、34のニップ下流に用紙Pの不送り、連送り、ジャムを検出するために設けたセンサ29、30、31、35はフィラー付透過形センサとしてあるが、中継ローラ対16のニップ下流のみセンサ32は、同様の目的ではあるが反射型センサとしてある。
【0018】
この実施形態のプリンタにおける動作の一例を説明する。例えば給紙トレイ10から給紙する場合、給紙部14の給紙コロによって送り出された用紙Pは、搬送ローラ対18、17を経て中継ローラ対16によりレジストローラ対20に運ばれ、タイミングを取って感光体2へ搬送される。感光体2での作像プロセス及びそれ以降の定着排紙動作は従来の例と同様である。
【0019】
図2は本発明に係る給紙装置の一実施形態におけるレジストローラ対20付近の部分拡大図である。中継ローラ対16により線速vで送られた用紙Pは、その先端がレジストセンサ27を通過し、停止したレジストローラ対20のニップに突き当たるが、なおも搬送が継続される。レジストセンサ27で用紙Pの先端を検知してから所定時間x経過後に、中継ローラ対16の駆動が止まり、用紙Pはあるたるみ量(x・v−Lr)を持って、レジストローラ対20と中継ローラ対16間で停止する。Lrはレジストセンサ27の検出位置とレジストローラ対20のニップ部中央位置間の距離である。これにより用紙Pの先端全部がレジストローラ対20のニップに確実に突き当たり、用紙P先端の斜行が補正され(図2のP1の状態)、その後、レジストローラ対20と中継ローラ対16の駆動を略同時に開始して用紙Pを感光体2へ搬送する。この時のレジストローラ対20と中継ローラ対16の線速の関係は、レジストローラ対20の線速Vよりも中継ローラ対16の線速vの方がわずかに速いか、同じ速度、またはわずかに遅い場合は、用紙Pの後端が中継ローラ対16を抜けるときにレジストローラ対20と中継ローラ対16の間でたるみが残っていることが必要である。この点も従来の例と同様である。
【0020】
ここで長尺紙の搬送を考える。レジストローラ対20と、中継ローラ対16の線速関係はほぼ同速となる。よって用紙Pの後端が中継ローラ対16を抜けるときにもたるみ量は(x・v−Lr)であり、連続搬送される次の用紙との紙間はこの分短縮される。前述の通り近年のプリンタでは画質要求の向上により、作像条件を考慮して用紙搬送速度を極力抑え、用紙間隔を詰めて搬送することで、プリント速度の向上を図っている。また給紙トレイ内に積載された用紙の先端から給紙分離部までの間で用紙位置がばらつくし、搬送スリップによっても用紙間隔が広がるので、これらを考慮した最大用紙間隔δmaxが複写速度を満足するように給紙間隔を設定する。しかし、これらの条件いかんによって用紙間隔は短くもなることは前述の通りである。したがってセンサ32は、用紙間隔の最小値δminからたるみ量(x・v−Lr)を引いた間隔を検知できなければならない。
【0021】
レジスト部のたるみ量はレジストローラ対20と中継ローラ対16の間隔Lsにもよるが、実質は間隔Lsの6〜7%で約5mm程度である。また、たるみ量は様々な用紙や機械ばらつきに対応するため、±8mm程度のレンジで調整可能とする場合がある。よってたるみによる紙間短縮量は最大12mm程度となる。
【0022】
フィラー付透過形センサの場合、フィラーが戻るための紙間が必要となり、フィラーが戻るための紙間には、まずフィラーが通過出来る間隔が必要である。ジャム処理時にフィラーが引っ掛からないよう考慮された図4のようなフィラー形状の場合、この間隔は18mm程度である。また、フィラーがオフとなる点に戻る前に次の搬送紙が来た場合、もちろん紙間は検知できないので、フィラーの戻り時間分の間隔も必要となる。さらにフィラーの戻りによるチャタリングを検出しないようにある時間だけ間隔を設ける必要がある。線速にもよるが、合わせて約25mm程度以上は間隔が必要となる。したがって、紙間短縮量12mmを考慮すれば縦搬送路での最少用紙間隔δminは約40mm程度必要となる。
【0023】
本実施形態では中継ローラ対16の下流に配置したセンサ32のみを反射型センサとしている。反射型センサは上述のようなフィラー戻り用の紙間が不要で、用紙までの距離にもよるが、10mm程度の紙間があれば紙間検出が可能である。これより、縦搬送路での最少用紙間隔δminは約25mmあれば良く、最少用紙間隔δmin=約40mmのフィラー付透過形センサに対してプリント速度を大幅に向上できる。なお、これ以外の給紙搬送路上の搬送ローラ部では紙間短縮が必要無いため、最少用紙間隔δmin=25mmを検出できる安価なフィラー付透過形センサを使用することができ、最低限のコストアップで給紙線速や紙間設定の自由度を向上させることができる。
【0024】
また、前述の通りすべての給紙口が縦搬送路内で合流し、レジストローラ対20へ進入するすべての用紙Pが中継ローラ対16を通るようになっており、その合流経路部に反射型のセンサ32を用いているので、ジャム処理時に用紙Pがフィラーに引っ掛かる心配が無く、搬送路を完全に解放しなくてもジャム処理が可能であるため、装置の剛性を向上させることも可能になる。
【0025】
なお図示しないが、インターリーフ方式の両面ユニットなどの場合は用紙先端位置ばらつきが小さくかつ分離動作も無いので、搬送スリップ率は変動せず、紙間が比較的安定している。したがって、このような両面ユニットの再給紙経路では中継ローラ対16より上流側で搬送路を合流させなくてもよい。
【0026】
【発明の効果】
本発明の請求項1に係る給紙装置及びこれを用いた請求項3の画像形成装置は、以上説明してきたように、用紙間隔の最も狭くなるレジストローラの直前に位置する中継ローラ下流に設けられたセンサのみ反射型センサとしたことにより、高価な反射型センサを極力使わずに、給紙線速や紙間設定の自由度を向上させ、安定した給紙動作を低コストで得ることが可能になる。
【0027】
同請求項2に係る給紙装置及びこれを用いた請求項3の画像形成装置は、以上説明してきたように、各給紙トレイからの搬送路はレジストローラの直前に位置する中継ローラの上流ですべて合流させることにより、上記共通の効果に加え、高価な反射型センサを1個用いるだけですべて給紙トレイから給紙される用紙のジャム等の検出ができ、さらに低コスト化が可能となる。また、合流経路部に反射型センサを用いるので、ジャム処理時に用紙がセンサフィラーに引っ掛かる心配が無く、搬送路を完全に解放しなくてもジャム処理が可能であるため、装置の剛性向上も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施形態の一例であるプリンタを示す断面図である。
【図2】本発明に係る給紙装置の一実施形態におけるレジストローラ対付近の部分拡大図である。
【図3】画像形成装置の一例であるプリンタを示す断面図である。
【図4】図1に示すプリンタのレジストローラ対付近の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 装置本体
2 感光体
3 帯電器
4 現像器
5 転写器
6 クリーニング器
7 光書込器
8、9、10、11 給紙トレイ
16 中継ローラ対
17、18、19、34 搬送ローラ対
20 レジストローラ対
21 定着器
22 定着ローラ
23 加圧ローラ
24 排紙切換爪
25 排紙ローラ
26 除電器
27 レジストセンサ
28〜31、35 センサ
32 センサ(反射型)
33 手差し給紙部
P 用紙
Claims (3)
- 給紙トレイから記録媒体を搬送し、中継ローラを経て該記録媒体の先端がレジストローラ対に突き当たって斜行補正のための所定量のたるみを生成した時点で上記中継ローラによる上記記録媒体の給送を停止させ、画像に合わせて該記録紙の給送を開始する給紙装置において、上記記録媒体の搬送経路に位置する搬送用ローラのニップ位置やその記録媒体搬送方向下流側に設けて上記記録媒体のジャム等を検知するためのセンサのうち、上記レジストローラの直前に位置する搬送用ローラに設けるセンサのみを反射型センサとしてなることを特徴とする給紙装置。
- 請求項1の給紙装置において、上記各給紙トレイからの上記記録媒体の搬送経路を上記レジストローラの直前に位置する上記搬送用ローラよりも記録媒体搬送方向上流側ですべて合流させてなることを特徴とする給紙装置。
- 請求項1または2の給紙装置を用いてなることを特徴とする画像形成装置。
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2003
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