JPH07841U - チャック付袋体 - Google Patents

チャック付袋体

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Publication number
JPH07841U
JPH07841U JP3553293U JP3553293U JPH07841U JP H07841 U JPH07841 U JP H07841U JP 3553293 U JP3553293 U JP 3553293U JP 3553293 U JP3553293 U JP 3553293U JP H07841 U JPH07841 U JP H07841U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
chuck
opening
male
bag body
Prior art date
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Pending
Application number
JP3553293U
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English (en)
Inventor
英夫 丸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seisan Nipponsha KK
Original Assignee
Seisan Nipponsha KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Seisan Nipponsha KK filed Critical Seisan Nipponsha KK
Priority to JP3553293U priority Critical patent/JPH07841U/ja
Publication of JPH07841U publication Critical patent/JPH07841U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、互いに咬合する雌雄爪よりなる合成
樹脂製のチャックを開口部に備えている袋体において、
袋体内で発生した膨脹気体を速やかに排気させ、膨脹気
体による破袋や吹きこぼれを確実に防止することを目的
とする。 【構成】袋体の開口部に互いに咬合する雌雄爪よりなる
合成樹脂製のチャック4a,4bを間隔を有して上下平
行に設け、前記上下チャック4a,4b間の袋体フィル
ム5にスリット6などの通気孔を設けたことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、開口部に雌雄咬合爪型のチャックを備えた合成樹脂製の袋体に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
互いに咬合する雌雄爪をテープに、それぞれ突設した合成樹脂製のチャックを 開口部に備えている袋体は周知である。また、チャック付袋体において、袋体内 に発生するガスや膨脹空気抜きとして、袋体の封緘予定部の下縁とテープの上縁 との間の袋体に小孔を穿設した包装袋が実公昭53−4965号で提供されてい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記実公昭53−4965号は、チャックを閉じた状態で、袋体内に包装して いる物品の醗酵によりガスが発生したときに、閉じているチャックをガス圧によ って僅かに変形し、この変形によつて形成される隙間をガスが通って袋体の封緘 予定部の下縁とテープの上縁との間の袋体に穿設した小孔より放出するものであ る。
【0004】 この種のチャックは、袋体の開口側より雌雄爪を開脱する場合は比較的容易で あるが、袋体内側の雌雄爪の咬合強度は袋体フィルムの破断強度と略同等に設計 され、袋体内側からの雌雄爪の開脱力は強固である。従って、チャックが開脱さ れないまでも、隙間を形成する変形には袋体内のガス圧は相当な高圧上昇が必要 であり、しかも、変形して隙間ができても、所詮ガスの通過は雌雄爪間の微少な 隙間を通って排出されるため、速やかな排気が期待できず、ガスの昇圧の方が速 い場合には雌雄爪の咬合強度により袋体フィルムの破断を招くことになる。
【0005】 近時、電子レンジや煮沸加熱で熱処理する包装食品や包装冷凍食品が普及され ているが、このような食品を上記従来の包装袋で包装した場合、電子レンジや煮 沸加熱で急激に熱膨脹する熱処理には対応しない。
【0006】 本考案の目的は、電子レンジや煮沸加熱の際の急激な熱膨脹にも対応でき、速 やかな排気を可能とし、上記従来の問題を解決したチャック付袋体を提供するも のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本考案の構成要旨は、袋体の開口部に互いに咬合 する雌雄爪よりなる合成樹脂製のチャックを間隔を有して上下平行に設け、前記 上下チャック間の袋体フィルムにスリットなどの通気孔を設けたものである。
【0008】
【作用】
上記の構成により、通常は上下のダブルチャックによって袋体開口部は気密で 、且つ確実に封緘されている。袋体内容物を加熱するときには、下方のチャック の咬合を解脱した状態にする。これにより、袋体内部の加熱による膨脹空気は、 上下チャック間の袋体フィルムに設けたスリットなどの通気孔を通して速やかな 排出が可能となる。一方、袋体の開口部は上方チャックによって封緘状態を保っ ているため、内容物の吹きこぼれが防止される。
【0009】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1及び図2において、1は 袋体であり、2は折り込み、拡張可能な底片である。3は袋体1の開口部である 。
【0010】 本考案は、上記袋体1の開口部3に上方の第1チャック4aと下方の第2チャ ック4bとを間隔を有して平行に設け、この第1チャック4aと第2チャック4 bとの間の袋体フィルム5にスリット6を設けたものである。
【0011】 前記スリット6は通常は閉止され、袋体1内の発生圧力により拡開して通気状 態になるもので、横一文字,縦一文字又は縦横斜めのクロススリット等によるも のである。
【0012】 なお、スリット6に代えて、小孔による通気孔を穿設してもよく、このスリッ ト6や小孔の大きさ、穿設個数等は適宜調整されるものとする。
【0013】 また、密封性が重視される内容物の包入に関しては、このスリット6若しくは 小孔による通気孔を可剥性フィルムによって被覆しておくようにし、加熱時に可 剥性フィルムを剥がして処理する。
【0014】 本考案は上記の通りの構造であるから、通常は第1チャック4aと第2チャッ ク4bとによるダブルチャックによって袋体1開口部3は気密で、且つ確実に封 緘されている。
【0015】 袋体1内に包入された物品を電子レンジ又は煮沸等により加熱処理する場合に は、下方の第2チャック4bの咬合を解脱した状態にする。これにより、加熱に よる袋体内部の気圧上昇により、第1チャック4aと第2チャック4bとの間の 袋体フィルム5に設けたスリット6が袋体内の発生圧力により拡開して通気状態 になり、袋体1の開口部3を上方の第1チャック4aによって封緘した状態で袋 体内部の膨脹気体をスリット6から外部に放出する。また、前記上方の第1チャ ック4aによって封緘した状態であるため吹きこぼれを防止する。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案によると、袋体の開口部に互いに咬合する雌雄爪よりなる 合成樹脂製のチャックを間隔を有して上下平行に設け、前記上下チャック間の袋 体フィルムにスリットなどの通気孔を設けた構成であるから、袋体内で発生した 膨脹気体を従来のようにチャックを変形して、その隙間から徐々に排気するので はなく、スリットなどの通気孔より速やかに排気させることができ、膨脹気体に よる破袋を確実に防止する。また、上方チャックは咬合状態であり袋体の開口部 は実質的に封緘しているため、吹きこぼれも防止する。さらに、液状物のフリー ジングには下方チャックで再使用を可能とする利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の正面図
【図2】図2のA−A線部断面図
【符号の説明】 1 袋体 2 底片 3 開口部 4a 第1チャック 4b 第2チャック 5 第1チャックと第2チャックとの間の袋体フィル
ム 6 スリット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋体の開口部に互いに咬合する雌雄爪よ
    りなる合成樹脂製のチャックを間隔を有して上下平行に
    設け、前記上下チャック間の袋体フィルムにスリットな
    どの通気孔を設けたことを特徴とするチャック付袋体。
JP3553293U 1993-06-07 1993-06-07 チャック付袋体 Pending JPH07841U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3553293U JPH07841U (ja) 1993-06-07 1993-06-07 チャック付袋体

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JP3553293U JPH07841U (ja) 1993-06-07 1993-06-07 チャック付袋体

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JPH07841U true JPH07841U (ja) 1995-01-06

Family

ID=12444352

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JP3553293U Pending JPH07841U (ja) 1993-06-07 1993-06-07 チャック付袋体

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007501175A (ja) * 2003-05-19 2007-01-25 エス. シー. ジョンソン ホーム ストレージ インコーポレイテッド 開閉自在パウチのための閉止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS534965U (ja) * 1976-06-30 1978-01-17
JPH0699991A (ja) * 1992-09-21 1994-04-12 Dainippon Printing Co Ltd 拡散調節機能付き袋
JP4121245B2 (ja) * 2000-12-05 2008-07-23 日本放送協会 光ディスク記録装置

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