JP2000219252A - ジッパー付米袋 - Google Patents
ジッパー付米袋Info
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- JP2000219252A JP2000219252A JP11022609A JP2260999A JP2000219252A JP 2000219252 A JP2000219252 A JP 2000219252A JP 11022609 A JP11022609 A JP 11022609A JP 2260999 A JP2260999 A JP 2260999A JP 2000219252 A JP2000219252 A JP 2000219252A
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Abstract
に、内圧でジッパーが開かない米袋を提供する。 【解決手段】 米袋本体1の口部内にジッパー7を挿入
した構成の米袋において、雄型、雌型ジッパーテープ
8、10は、夫々の上部においてのみ米袋本体1の内面
とヒートシール12を行い、且つ雄型、雌型ジッパーテ
ープ8、10に通気孔13を設ける。このようにする
と、袋を押えて空気を逃すときに、この内圧が雄型、雌
型ジッパーテープ8、10の裏側に入り、雄型9と雌型
11を噛み合い方向に押えつけて開かない。
Description
を挿入しておくことにより、一旦開封した口をあとで密
閉することができる合成樹脂フィルムを主体とした米袋
に関するものである。
てそのまま密封した場合、袋内に米と一緒に空気が入り
込んで、所謂パンパンに張った状態になることから、嵩
張るという問題があると共に、輸送や倉庫、店頭等にお
いて重ね置きをした場合、袋が滑って崩れてしまうこと
から、重ね置きができないという問題がある。
トシール部分に未シール部分を形成したり、袋の一部に
空気抜き孔を形成して、袋内に米を充填して密封した後
で、袋を外側から押えつけて内部から空気を外に逃し、
袋を偏平にして流通に供する方法が採られている。
内の空気を逃す方法を採った場合、図3(a)に示すよ
うに、袋10の口部内に雄型13と雌型16から成る噛
合具付ジッパー11が挿入されていた場合、このジッパ
ー11に内圧がかかることから、図3(b)に示すよう
に、雄型13と雌型16の噛合が簡単に外れてしまうと
いう問題がある。そして、このように噛合が外れてしま
うと、ジッパー11と袋の口シール10a間に米粒が入
り込んでしまい、体裁が悪くなるばかりでなく、口部を
開放したときにこの米粒がこぼれたりするという問題が
ある。又、噛合具の雄型13と雌型16に微粉体が付着
し、噛合強度が低下したり、気密性が損なわれると云っ
た問題が発生する。図3において、14、14a、1
7、17aはジッパーテープ12、15のヒートシール
部分である。本発明の目的は、袋内から空気を逃すため
に袋を押えつけたときに、その内圧でジッパーが開放し
ないように工夫した米袋を提供することである。
め、請求項1に記載の発明においては、ジッパー付米袋
において、ジッパーを構成する雄型と雌型の噛合具を夫
々筋状に形成したジッパーテープを口部内に取り付けて
成る米袋において、前記ジッパーテープは、夫々テープ
の上部を袋本体の内面にヒートシールし、下部をフリー
にすると共に、前記ヒートシール部と噛合具間に通気孔
を設けたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明において、通気孔が一方のジッパ
ーテープ側にのみ設けられていることを特徴とするもの
である。
請求項1又は2に記載の発明において、通気孔は、米粒
が簡単に通過できない大きさであることを特徴とするも
のである。
請求項1又は2又は3に記載の発明において、ジッパー
テープが挿入されている部位と袋本体の口シール部間に
通気空間を形成すると共に、この通気空間の一部に、袋
本体外に連通している排気口を形成したことを特徴とす
るものである。
請求項1又は2又は3又は4に記載の発明において、袋
本体のシール部の一部には、袋本体内の空気を外に逃す
ための空気抜き孔が設けられていることを特徴とするも
のである。
ールしたのち、袋を外から押えて内部に入った空気を追
い出すようにすると、この空気は袋の空気抜き孔から外
に逃れるが、一次的に袋の内圧が高まる。このようにし
て内圧が高まると、この内圧はジッパーテープの裏側に
入り、テープに形成した通気孔からジッパーと口部シー
ル部分との間の空間であって、噛合具の上部に逃れ、そ
の後排気口から外に逃れる。この作用時に、ジッパーの
噛合部にはジッパーテープの裏側に入り込んだ内圧によ
り押しつけ方向の力が加わり、噛合強度が高められる。
この結果、袋内から空気抜きをする時に、ジッパーの噛
合が外れることはなくなる。
詳述する。1は合成樹脂製フィルムを主体とした米袋本
体であって、この米袋本体1の周囲に形成されたヒート
シール部分2、3、4部分には、空気抜き孔5…が設け
られている。
この口部ヒートシール6の内側に挿入されたジッパーで
あって、このジッパー7は、雄型9を形成した雄型ジッ
パーテープ8と、雌型11を形成した雌型ジッパーテー
プ10とから成り、雄型ジッパーテープ8と雌型ジッパ
ーテープ10の双方は、上部においてのみ米袋本体1の
内面にヒートシール12されていて、下部8a、10a
はフリーとなっている。
ーテープ10の双方において、雄型9と雌型11の上部
であって、ヒートシール12間に形成された通気孔であ
る。なお、この通気孔13は米粒が通らないか、簡単に
は通らない大きさに設定されている。通気孔13の配列
は、図2のように、一定の間隔で一列に設けてあるが、
この配列と数は、袋の大きさ等により決定される。
9、雌型11)間に形成された通気空間であって、この
通気空間14は、その両サイドにおいて、排気口15、
15aを介して大気に連通している。
を充填し、内部から空気を抜くために袋の外を押え付け
ると、内部の空気の大部分は、図2に示すように、空気
抜き孔5…から外に逃れるが、一時的に袋の内圧が高ま
る。このようにして内圧が高まると、図1(b)に示す
ように、雄型、雌型ジッパーテープ8、10の下部8
a、10aがフリーとなっていることから、この裏側に
内圧が入り込み、通気孔13から一旦通気空間14に逃
れ、その後両サイドの排気口15、15aから大気中に
逃れる。この結果、雄型9と雌型11には互いに押し合
う力が作用し、噛合強度が高まる。
方のジッパーテープは上部のみ袋本体にヒートシールを
行い、下部をフリーにすると共に、噛合部と上部のヒー
トシールとの間において、ジッパーテープに通気孔を設
けて、内圧をこの通気孔から噛合部の上部通気空間に逃
すようにしたことから、袋内からの空気の追い出しに際
し、ジッパーが外れたりする心配がない。よって、従来
のジッパー付米袋のように、ジッパーが外れていたり、
ジッパーの気密性が損なわれたりするという欠点のない
米袋を提供できる。
の説明図。
図。
Claims (5)
- 【請求項1】 ジッパーを構成する雄型と雌型の噛合具
を夫々筋状に形成したジッパーテープを口部内に取り付
けて成る米袋において、前記ジッパーテープは、夫々テ
ープの上部を袋本体の内面にヒートシールし、下部をフ
リーにすると共に、前記ヒートシール部と噛合具間に通
気孔を設けたことを特徴とするジッパー付米袋。 - 【請求項2】 通気孔が一方のジッパーテープ側にのみ
設けられていることを特徴とする請求項1記載のジッパ
ー付米袋。 - 【請求項3】 通気孔は、米粒が簡単に通過できない大
きさであることを特徴とする請求項1又は2記載のジッ
パー付米袋。 - 【請求項4】 ジッパーテープが挿入されている部位と
袋本体の口シール部間に通気空間を形成すると共に、こ
の通気空間の一部に、袋本体外に連通している排気口を
形成したことを特徴とする請求項1又は2又は3記載の
ジッパー付米袋。 - 【請求項5】 袋本体のシール部の一部には、袋本体内
の空気を外に逃すための空気抜き孔が設けられているこ
とを特徴とする請求項1又は2又は3又は4記載のジッ
パー付米袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11022609A JP2000219252A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | ジッパー付米袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11022609A JP2000219252A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | ジッパー付米袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000219252A true JP2000219252A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=12087592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11022609A Pending JP2000219252A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | ジッパー付米袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000219252A (ja) |
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-
1999
- 1999-01-29 JP JP11022609A patent/JP2000219252A/ja active Pending
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