JPH0784023B2 - 連続射出成形機用トリミング装置 - Google Patents

連続射出成形機用トリミング装置

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JPH0784023B2
JPH0784023B2 JP28833986A JP28833986A JPH0784023B2 JP H0784023 B2 JPH0784023 B2 JP H0784023B2 JP 28833986 A JP28833986 A JP 28833986A JP 28833986 A JP28833986 A JP 28833986A JP H0784023 B2 JPH0784023 B2 JP H0784023B2
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trimming
die
mold
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magazine
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輝元 山口
保夫 松下
隆泰 横井
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神星工機株式会社
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/38Cutting-off equipment for sprues or ingates
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    • B29C45/03Injection moulding apparatus
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、連続射出成形機用トリミング装置に関し、詳
しくは、連続的に射出成形される製品を連続的にトリミ
ングする装置において、成形金型が同型の場合にも異型
の場合にも、トリミング型が成形金型と対応した型のも
のに自動的に変えられるようにするものである。
従来の技術 連続樹脂射出成形機により成形された製品を連続的にト
リミングする場合、成形金型が同型でトリミングする製
品が同形の場合は、同一のトリミング型を使用して連続
的にトリミング出来るため問題はないが、成形金型が相
違して連続的にトリミングする製品の形状が相違する場
合、該成形金型に対応するトリミング型に変えなければ
ならない。
従来、成形金型の型に対応して自動的にトリミング型を
変える装置は提供されていないため、異なった形状の製
品を1つのトリミング装置で連続的にトリミングするこ
とが出来ない問題であった。
発明の目的 本発明は上記した問題に鑑みてなされたもので、1つの
トリミング装置で連続して異なった形状の成形品のトリ
ミングが出来るようにすることを目的とするものであ
る。
即ち、本発明は、連続的にトリミングする製品の形状が
相違する場合には、成形金型に夫々対応する形状のトリ
ミング型を多数搭載した回転マガジンを設け、該マガジ
ンを成形機側と同期作動させて、製品取出位置の成形金
型に対応したトリミング型を製品打抜位置に位置させ
て、連続的なトリミングを可能とするものである。
発明の構成 上記した目的を達成するため、本発明は、連続射出成形
機の製品取出位置で所定間隔をあけて連続的に成形金型
から取り出される製品をトリミングする装置において、 多角形の回転ドラムの各片に型受を固定し、該型受に異
型あるいは同型のトリミング下型を挿脱自在に保持した
トリミング下型マガジンを支持枠に回転自在に取り付け
る一方、 上記トリミング下型マガジンの上方に、トリミング上型
を同様に保持したトリミング上型マガジンを配置し、該
トリミング上型マガジンを油圧シリンダ等の駆動機構で
昇降させ、トリミング下型マガジンの上端面に位置する
トリミング下型に対してトリミング上型マガジンの下端
面に位置するトリミング上型を下降してトリミング下型
に保持した製品を打ち抜くようにする一方、 上記トリミング下型マガジンとトリミング上型マガジン
とを同期して間欠的に回転させる駆動機構を設け、上記
製品打抜位置に対応したトリミング下型と上型とを位置
させると共に、該位置決めされるトリミング下型および
上型マガジンを射出成形金型と対応するように、射出成
形機側の駆動機構と上記間欠回転機構を同期させる構成
とし、さらに、上記製品打抜位置のトリミング下型をト
リミング下型マガジンから成形機側の製品取出位置へ前
後進する油圧シリンダ等の駆動機構を設けると共に、上
記製品打抜位置と製品取出位置との間にトリミング下型
を反転させる反転機構を設置し、製品取出位置でトリミ
ング下型の下面に保持した製品を上記反転機構で上面側
に位置させ、製品打抜位置でトリミング下型の上面側に
保持した製品をトリミング上型の下降により打ち抜く構
成としたことを特徴とする連続射出成形機用トリミング
装置を提供するものである。
実施例 以下、本発明を図面に示す実施例により詳細に説明す
る。
第1図に示す樹脂射出成形機の全体図において、1は基
台、2は基台1上に回転自在に設置した円形のインデッ
クステーブルであり、基台1の内部に設置した間欠回転
機構(図示せず)により、60度づつ間欠的に矢印方向に
回転している。3はインデックステーブル2の上面に60
度間隔をあけて6個配置した成形金型で、各成形金型3
の下型4はテーブル上面に固定し、上型5は下型4と後
述する自己保持型締め機構により一体としており、該下
型4と上型5よりなる金型3はインデックステーブル2
と共に60度づつ間欠的に回転している。
金型3の各停止位置において、第1図中、A位置は加圧
型締め及び樹脂射出を行う位置であり、A位置と240度
隔てたB位置は自己保持型締め開き位置であり、B位置
から60度隔てたC位置は型開き、製品取出し及び型閉じ
位置であり、該C位置の外側に本発明に係わるトリミン
グ装置50を設置している。上記A位置からB位置までの
期間は樹脂冷却保持期間であり、C位置から元のA位置
へ戻ると次のサイクルが開始する。
まず、上記金型3の構造を説明すると、第4図、第5図
および第6図に示すように、下型4には四隅にピン穴6A
〜6Dを上面4aより下側部まで穿設している。また、図面
上、前面4bより後面4cにかけて上記前後一対のピン穴6A
と6B、6Cと6Dに交わるクサビ片抜差穴7A、7Bを穿設して
いる。これらクサビ片抜差穴7A、7Bに抜き差し自在に挿
入するクサビ片8A、8Bはそれぞれ、2箇所にテーパ9a、
9bを付けた溝10を上面に形成すると共に、該テーパ9a、
9bの後部側に断面半円形の縦溝11a、11bを切り欠き、か
つ、前端部に係止用のワック部12を設ている。一方、上
型5には、四隅にガイドピン13A〜13Dを下方へ突出させ
て取り付けており、これらガイドピン13A〜13Dは型締時
に下型4のピン穴6A〜6Dに挿入するようにしている。こ
れらガイドピン13A〜13Dには、それぞれ図示のように、
突出部に断面半円状の切欠部14を形成し、該切欠部14の
上面にクサビ片のテーパ9a、9bに対応するテーパ部14a
を形成している。また、該上型5には、図面上、前側面
5aと後側面5bに型開き機構の係止部材が係止するための
円弧状の溝15A、15Bを形成している。
上記上型5および下型4には一般の金型と同様に、型合
わせ面に樹脂充填用の型穴16を設け、該型穴16に連通す
る樹脂注入孔17を上型5の上面中央に開口している。ま
た、下型4には下面より型穴16に達するノックアウトピ
ン挿入穴(図示せず)を設けている。
上記下型4と上型5とは、ガイドピン13A〜13Dがピン穴
6A〜6Dに挿入することにより型合わせされる。その際、
クサビ片8A、8Bは半円状の縦溝11a、11bがガイドピン挿
入位置に位置しており、ガイドピンの挿入を可能として
いる。ガイドピン挿入完了位置において、ガイドピンの
切欠部14はクサビ片8A、8Bと交差する位置にあり、該状
態でクサビ片8A、8Bを後方へ押し込むと、溝10のテーパ
9a、9bが切欠部14のテーパ部14aと圧接係止する。この
ように、下型4に取り付けたクサビ片8A、8Bと上型5に
取り付けたガイドピン13A〜13Dが固定されるため、下型
4と上型5とは互いに強固に締結され、他の加圧保持手
段を用いることなく、自己保持の状態で型締め保持出来
る。
一方、上記型締め状態より、クサビ片8A、8Bを前方へ引
くと、クサビ片のテーパ9a、9bがガイドピン13A〜13Dの
テーパ14aより外れ、かつ、ガイドピン13A〜13Dが縦溝1
1a、11bに嵌合する位置となり、上型5を上昇すると下
型4と型開き可能としている。
上記インデックステーブル2上に設置する6個の金型3
はそれぞれ型穴16の形状が相違する異型の金型であり、
順次連続的に成形される製品の形状は相違し、6個間隔
で同一形状のものを成形するようにしている。
上記構造の金型3に対して加圧型締めおよび樹脂射出を
行う上記A位置には、型締板20を基台1に取り付けた加
圧型締用の油圧シリンダ22の上向き作動ロッドと連結し
て配置し、シリンダ22の作動で型締板20を昇降し、下降
時にA位置の金型3の上型5を下型4に対して加圧型締
めするようにしている。該型締板20の上面には射出機23
を昇降用油圧シリンダ18を介して設置しており、樹脂射
出時に該射出機23の下端ノズル部を型締板20に穿設した
孔より突出し、上型5に設けた樹脂注入口に位置させ、
樹脂を金型3の型穴16へ射出するようにしている。
また、該A位置のインデックステーブル2の外周位置に
は自己保持型締め機構25を設け、上記油圧シリンダ22に
よる型締板20での型締め後に、該自己保持型締め機構25
により、上型5と下型4とを固定する上記クサビ片8A、
8Bを押し込んで金型の自己保持型締めを行うようにして
いる。即ち、第7図に示すように、該自己保持型締め機
構25では、基台1より突設した支持枠26に油圧シリンダ
27を水平方向に取り付けており、該油圧シリンダ27の作
動ロッド27aの先端に押圧板28を固定し、該押圧板28で
金型3より突出している一対のクサビ片8A、8Bのフック
12先端を押圧し、クサビ片8A、8Bを押し込むようにして
いる。
上記樹脂射出位置Aから樹脂冷却期間を隔てた自己保持
型締め開き位置B位置では、インデックステーブル2の
外部に、型締め開き機構30を設置している。即ち、第8
図に示すように、基台1より突設した支持枠31に油圧シ
リンダ32を水平方向に設置し、該油圧シリンダ32の作動
ロッド32aの先端に固定解除板33を固定している。該固
定解除板33にはクサビ片8A、8Bのフック12がB位置に回
転してきた時に嵌合する係止溝33aを形成している。該
係止溝33aによりフック12を係止した時に、インデック
ステーブル2および金型3は停止し、該状態で固定解除
板33を油圧シリンダ32により引き作動すると、クサビ片
8A、8Bは外方へ引き出されて、上型5のガイドピン13A
〜13Dとの固定が解除される。
該B位置から60度回転した後に停止するC位置には、第
9図に示すように、型開閉機構35と、製品取出機構36
と、トリミング機構50を設置している。
上記型開閉機構35は基台1上に突設した支持軸360を介
してシリンダ取付板38を設置し、該取付板38に型開閉用
の油圧シリンダ39を固定している。該油圧シリンダ39の
下向き突出した作動ロッド39aの下端に昇降板40を固定
している。該昇降板40には上型5の前後両側に形成して
係止溝15A、15Bと係合する係止腕41A、41Bを取り付けて
おり、金型3がC位置に回転して来た時に、係止溝15
A、15Bに係止腕41A、41Bが自動的に係合するようにして
いる。
上記B位置で金型3はその上型5と下型4の型締めは解
除されているため、上型5を油圧シリンダ39により上昇
させると、上型5は下型4から離れ、型開きできる。ま
た、製品取出後に上方に保持していた上型5を下降する
とガイドピン13A〜13Dが下型4のピン穴6A〜6Dに挿入
し、金型3は閉じられる。
上記型開閉用の油圧シリンダ39と対向した下方位置に
は、製品取出機構(ノックアウト機構)36のノックアウ
トピン作動用の油圧シリンダ42を基台1に固定してい
る。該油圧シリンダ42の上向きの作動ロッド42aの先端
にはノックアウトピン43を取付板44を介して取り付けて
いる。上記型開き後、油圧シリンダ42によりノックアウ
トピン43を上昇させると、ノックアウトピン43は下型4
に設けたピン穴に挿入し、型穴16内の製品Xを上昇させ
て型穴16から取り出すものである。
上記金型3から取り出した製品Xをトリミングする装置
50はインデックステーブル2の外側位置に設置してお
り、基台1に突設したブラケット51に軸受を介してトリ
ミング下型マガジン53の支軸54を回転自在に支持してい
る。また、前記昇降板40にブラケット56を下向きに突設
し、該ブラケット56に軸受を介してトリミング上型マガ
ジン58の支軸を回転自在に支持している。
上記トリミング下型マガジン53および上型マガジン58は
支軸にそれぞれ6角形の型回転ドラム60、61を固定して
いる。これら回転ドラム60、61の各辺に型受62、63を固
定し、これら型受62、63にトリミング下型64、トリミン
グ上型65を挿脱自在に嵌合している。これら各6個のト
リミング下型64、トリミング上型65はインデックステー
ブル2上の金型3の形状に対応したものであり、上記6
個の成形金型3はその型穴16の形状を相違させた異型の
ものであるため、6個のトリミング下型64および上型65
もそれぞれ成形金型3に対応した異型のものとしてい
る。尚、6個の成形金型3を同型とした場合にはトリミ
ング下型64およびトリミング上型65も同様のものとな
る。
上記下型マガジン53、上型マガジン58の支軸の突出部に
はそれぞれラチェット66、67を固定しており、これらラ
チェット66、67に60度間隔をあけて歯車66a、67aを形成
している。一方、基台1より突設したシリンダ取付枠57
および上記昇降板40より突設したシリンダ取付枠59にラ
チェット回転用の油圧シリンダ68、69を回転可に軸着
し、これら油圧シリンダ68、69の作動ロッド68a、69aに
上記歯車66a、67aに噛み合う爪70、71を回転可に連結し
ている。よって、油圧シリンダ68、69の作動でラチェッ
ト66、67を60度づつ間欠的に回転させている。
上記間欠回転作動は下型マガジン53と上型マガジン58と
を同期して行い、下型マガジン53の上端位置と上型マガ
ジン58の下端位置との製品打抜位置とには、対応したト
リミング型64と65が位置されるようにしている。また、
該マガジンの間欠回転動作は連続射出成形機のインデッ
クステーブル2の間欠回転動作と同期させており、製品
取出位置Cに位置する成形金型3と、該成形金型3から
製品Xを取り出す時に後述する移動機構により成形金型
3の上方に位置させるトリミング下型64とが対応した同
型のものとなるように設定している。
上記トリミング下型マガジン53よりトリミング下型64を
インデックステーブル2上の製品取出位置へ前進させる
と共にトリミング位置に後退させる移動機構として、図
示のように、トリミング下型前後進用の油圧シリンダ80
を基台1より突設した支持枠79に固定して水平方向に設
置している。該油圧シリンダ80の作動ロッド80aの先端
には連結板81を介して移動ロッド82を連結し、該移動ロ
ッド82の先端にトリミング下型を着脱自在に保持する保
持部83を設けている。該保持部83にはボールプランジャ
ー84を取り付ける一方、各トリミング下型64には保持部
83が嵌合した時にボールプランジャー84が嵌り込む被係
止部64aを設けている。よって、油圧シリンダ80の作動
により移動ロッド82が前進すると保持部83とトリミング
下型64が連結され、移動ロッド82の前進に応じてトリミ
ング下型64は型受62から抜けて前進される一方、前進位
置から後退してトリミング下型64が型受62に挿入された
時点で連結が解かれるようにしている。
該トリミング下型マガジン53とインデックステーブル2
の間には、トリミング下型反転機構90を設置している。
該トリミング下型反転機構90は基台1上に支持枠を介し
て反転ドラム91を回転自在に取り付けている。該反転ド
ラム91の内面には第13図に示すように、トリミング下型
64が挿入すると、トリミング下型の側面に形成した係止
部と係合する係止部91aを設けている。トリミング下型6
4が完全に反転ドラム91内に挿入すると、油圧シリンダ8
0の作動を一旦停止して、トリミング下型64の移動を停
止している。該反転ドラム91は支持枠51に設置した反転
用油圧シリンダ92で180度回転させており、該反転ドラ
ム91の反転で係止したトリミング下型64を反転させてい
る。トリミング下型64は反転した状態で更に油圧シリン
ダ80の作動により前進してインデックステーブル2上の
下型4の上方位置で停止させている。該停止位置でノッ
クアウトピン43により下型4より取り出された製品Xを
トリミング下型64で受け取り、その後、トリミング下型
64で製品Xを保持した状態で上記と逆作動し、反転ドラ
ム91内で反転させた後、さらに後退させて、トリミング
下型マガジン53の型受62に挿入し、該状態で移動ロッド
82との連結を解除している。
製品Xを保持したトリミング下型64をマガジン53に位置
決めした後、トリミング上型マガジン58を油圧シリンダ
39により下降し、製品Xを保持したトリミング下型64と
対応するトリミング上型65を下降し、製品Xのトリミン
グを行うと同時にトリミング下型64から製品Xを分離し
て打ち抜くようにしている。このトリミング位置の下部
には製品受取シュート(図示せず)を設置し、パンチン
グした製品がシュート内に投入され取り出されるように
している。
次ぎに、上記連続射出機の動作を説明する。
インデックステーブル2に上の成形金型3がA位置で停
止すると、まず、油圧シリンダ22が作動して加圧用型締
板20を下降し、上型5を押圧して下型4と加圧型締めを
する。該状態で射出機23が油圧シリンダ18により下降
し、下端のノズルが上型5の注入口17に位置し樹脂を金
型3の型穴16に充填する。次いで、自己保持型締め機構
25の油圧シリンダ27が作動して押圧板28を前進させ、突
出している一対のクサビ片8A、8Bを金型3内に押し込
み、金型3の自己保持による型締めを行う。
上記作動の間、インデックステーブル2は停止してお
り、自己保持型締め作動が終了した時点で射出機23が上
昇すると共に型締板20が上昇し次いでインデックステー
ブル2が回転する。
樹脂を充填された成形金型3はA位置から移動して、矢
印で示す時計方向に回転し、60度間隔あけた次の停止位
置で停止する。この時、前記A位置には、次の成形金型
3が停止し、該成形金型3に対して前記と同様な加圧型
締め、樹脂射出および自己保持型締めが行われ。
上記A位置から樹脂冷却期間位置を回転し、かつ、60度
間隔をあけた2つの位置で停止しながら、B位置に回転
してきて停止した時、金型3内の樹脂は十分に冷却さ
れ、製品として取出可能の状態となっている。
上記B位置に金型3が回転して来た時に、金型3より突
出しているクサビ片8A、8Bのフック12には、固定解除板
33の係止溝33aに係合している。金型3がB位置で停止
すると、自己保持型締め開き機構30の油圧シリンダ32の
ロッド32aが引き作動され、クサビ片8A、8Bを抜き作動
し、金型3の自己保持型締めを解除する。
該B位置から60度回転してC位置に回転して来ると、金
型3の上型5の係止溝15A、15Bに昇降板40に固定した係
止腕41A、41Bが係合する。金型3が該C位置で停止する
と、型開閉機構35の油圧シリンダ39により昇降板40を上
昇させて、係止した上型5を下型4より離反させて上昇
させ、型開きする。次いで、ノックアウト機構36の油圧
シリンダ42の作動ロッド42aが突出して、ノックアウト
ピン43が上昇し、下型4の型穴16から製品Xを上昇させ
て取り出す。
該状態の時、第14図および第15図に示すように、トリミ
ング装置50側より移動ロッド82に支持されたトリミング
下型64が下型4の上方に前進して停止されており、ノッ
クアウトピン43により製品Xをトリミング下型64に移し
替える。製品Xを下面側に保持した状態でトリミング下
型64は油圧シリンダ80の作動でインデックステーブル2
より後退し、製品Xを取り出す。インデックステーブル
2より製品Xが取り出されると、型開閉機構35の油圧シ
リンダ39により昇降板40が下降し、係合した上型5を下
降し、そのガイドピン13A〜13Dを下型4のピン穴6A〜6D
に挿入して金型3を閉じる。この状態でインデックステ
ーブル2の回転に応じて元の樹脂射出位置Aに戻る。
上記インデックステーブル2よりトリミング下型64に保
持されて取り出された製品Xは、反転ドラム91内で一旦
停止し、油圧シリンダ92の作動でトリミング下型64を反
転することにより、トリミング下型64に対して上面側に
保持された状態となる。該反転後に再び、油圧シリンダ
80の作動でトリミング下型64は後退し、トリミング下型
マガジン53の型受62内に挿入されて停止する。次いで、
トリミング上型マガジン58が油圧シリンダ39により下降
する。上記トリミング下型64では上記トリミング下型64
と対応したトリミング上型65が下端位置にあり、該トリ
ミング上型65の下降により製品Xのトリミングを行うと
同時に打ち抜いてシュートに製品Xを投入する。
上記したように、連続射出成形機ではインデックステー
ブル2上に設置した1つの射出機23により、60度づつ間
隔をあけて配置した型穴形状の異なる異型の成形金型3
に対して順次樹脂の射出を行い、連続的に異なる製品を
成形することが出来る一方、これら製品Xのトリミング
を行うトリミング装置50では下型マガジン53と上型マガ
ジン58を同期して間欠的に回転させると共に、上記イン
デックステーブル2の間欠回転動作とも同期作動させて
いるため、成形金型3と対応したトリミング下型64、ト
リミング上型65を順次製品打抜位置に位置決めして、異
なる形状の製品Xを対応したトリミング型64、65で連続
的にトリミングすることが出来る。
尚、インデックステーブル2上に設置する成形金型3が
全て同型である場合には、マガジン53、58の各型受で保
持するトリミング下型64、上型65も全て同型とし、上記
実施例と同様にマガジン53、58をインデックステーブル
2と同期させて回転させてもよい。また、この場合に
は、マガジン53、58は前記実施例と同様に回転ドラムの
各片に異型のトリミング下型64、上型65を取り付け、イ
ンデックステーブル2上の成形金型3と同型のトリミン
グ下型64と上型65をマガジンを回転させて製品打抜位置
に位置決めした後、マガジンの回転を停止し、トリミン
グ下型64の移動とトリミング上型65の昇降作動のみを行
わせるようにしてもよい。その場合、インデックステー
ブル2上の成形金型3を変えた時、トリミング下型マガ
ジン53と上型マガジン58を回転させ、相違した成形金型
3と対応したトリミング下型64、上型65を製品打抜位置
に位置きめするだけでよい。
発明の効果 以上の説明より明らかなように、本発明に係わる連続射
出成形機用トリミング装置によれば、1つのトリミング
装置により異なった形状の製品を連続的にトリミングす
ることが出来る。よって、製品が相違する毎にトリミン
グ型を変える作業を省略することが出来、生産性が向上
する利点を有する。
また、本連続射出成形機では成形金型に自己保持型締め
機構を設け、該金型をインデックステーブル上に多数配
置し、射出機を設置した位置で射出した後に、該射出位
置から金型を型締め状態で移動させることが出来、射出
位置では次の金型に射出するようにしているため、1つ
の射出機の射出サイクルを高速とすることが出来ると共
に、射出位置から移動させた金型内の樹脂冷却期間充分
に取ることが出来る。よって、上記トリミング装置によ
る高速可と併せて、従来の成形機と比較して数倍(4〜
6倍)の高速生産が可能となり、かつ、冷却時間は従来
より充分取ることが出来るために品質の向上を図ること
が出来る。しかも、全自動でなされるため、無人化が図
られ、省力化により大幅なコストダウンを図ることが出
来る等種々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す成形機全体の平面図、第
2図は第1図の正面図、第3図は第1図の右側面図、第
4図は成形金型を示し(I)は平面図(II)は正面図
(III)は断面図、第5図は成形金型の分解斜視図、第
6図は成形金型の要部斜視図、第7図は自己保持型締め
機構の平面図、第8図はトリミング装置の正面図、第9
図は第1図のC位置から見た型開閉機構、製品取出機
構、トリミング機構を拡大して示す正面図、第10図は第
9図の左側面図、第11図は第9図の平面図、第12図はト
リミング装置の移動ロッド先端に設けた保持部とトリミ
ング下型との連結状態を示す図面、第13図は反転ドラム
の側面図、第14図はトリミング装置の作動状態を示す平
面図、第15図は第14図の正面図である。 1……基台 2……インデックステーブル 3……成形金型、4……下型 5……上型、6A〜6D……ピン穴 8A、8B……クサビ片 13A〜13D……ガイドピン 20……型締板 22……型締め用油圧シリンダ 23……射出機 25……自己保持型締め機構 27……油圧シリンダ 30……自己保持型締め開き機構 32……油圧シリンダ、35……型開閉機構 36……ノックアウト機構 39……油圧シリンダ、40……昇降板 42……油圧シリンダ 43……ノックアウトピン 50……トリミング装置 53……トリミング下型マガジン 58……トリミング上型マガジン 55……油圧シリンダ 64……トリミング下型 65……トリミング上型

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続射出成形機の製品取出位置で所定間隔
    をあけて連続的に成形金型から取り出される製品をトリ
    ミングする装置であって、 多角形の回転ドラムの各片に型受を固定し、該型受に同
    型あるいは異型のトリミング下型を挿脱自在に保持した
    トリミング下型マガジンを支持枠に回転自在に取り付け
    る一方、 上記トリミング下型マガジンの上方に、トリミング上型
    を同様に保持したトリミング上型マガジンを配置し、該
    トリミング上型マガジンを油圧シリンダ等の駆動機構で
    昇降させ、トリミング下型マガジンの上端面に位置する
    トリミング下型に対してトリミング上型マガジンの下端
    面に位置するトリミング上型を下降してトリミング下型
    に保持した製品を打ち抜くようにする一方、 上記トリミング下型マガジンとトリミング上型マガジン
    とを同期して間欠的に回転させる駆動機構を設け、上記
    製品打抜位置に対応したトリミング下型と上型とを位置
    させると共に、該位置決めされるトリミング下型および
    上型マガジンを射出成形金型と対応するように、射出成
    形機側の駆動機構と上記間欠回転機構を同期させる構成
    としたことを特徴とする連続射出成形機用トリミング装
    置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲(1)記載のトリミング装
    置において、上記製品打抜位置のトリミング下型をトリ
    ミング下型マガジンから成形機側の製品取出位置へ前後
    進する油圧シリンダ等の駆動機構を設けると共に、上記
    製品打抜位置と製品取出位置との間にトリミング下型を
    反転させる反転機構を設置し、製品取出位置でトリミン
    グ下型の下面に保持した製品を上記反転機構で上面側に
    位置させ、製品打抜位置でトリミング下型の上面側に保
    持した製品をトリミング上型の下降により打ち抜く構成
    としたことを特徴とする連続射出成形機用トリミング装
    置。
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