JPH0783955B2 - 湿式粉末成形装置の材料供給装置 - Google Patents

湿式粉末成形装置の材料供給装置

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JPH0783955B2
JPH0783955B2 JP33046490A JP33046490A JPH0783955B2 JP H0783955 B2 JPH0783955 B2 JP H0783955B2 JP 33046490 A JP33046490 A JP 33046490A JP 33046490 A JP33046490 A JP 33046490A JP H0783955 B2 JPH0783955 B2 JP H0783955B2
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博 池田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スラリー状となした粉末材料を金型により圧
縮脱水して電子部品成形品を形成する湿式粉末成形装置
において、金型のキャビティ中に材料を供給する材料供
給装置に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の材料供給装置の従来における例につき、第4
図,第5図及び第6図により説明する。
第4図において、2は湿式粉末成形装置のフレーム、4
はフレーム2上に固定された枠型、6は枠型の中を昇降
可能に支えられた下型、8は上型、10は圧縮脱水工程中
に水を抜くための水抜き媒体であり、下型6、上型8、
枠型4によりキャビティ12を形成する。
枠型4には、外部に通ずる供給路14と、キャビティ12に
通ずる供給溝16とが備えられている。
上型8及び下型6は、油圧シリンダ或いはクランク機構
などのような公知の昇降機構18,20によりそれぞれ昇降
するようになっている。
22は材料供給装置であり、装置本体23を貫通して、材料
入口24と材料出口25とを有し、途中に開閉弁27を有する
材料供給経路26を備えている。開閉弁27は弁体28と弁座
29とより成り、材料供給経路26は、開閉弁27と材料入口
24との間の入口側経路30と、開閉弁27と材料出口25との
間の出口側経路31とより成る。
開閉弁27の弁体28は油圧シリンダ34により操作され、弁
座30を開閉するようになっている。
装置本体23は枠型4の側面に直接取り付けられ、材料出
口25が供給路14と連通するようになっている。38は材料
供給管であり、材料入口24と連通している。
成形作業に当たっては、先ず材料供給管38よりスラリー
状の粉末材料を供給して、キャビティ12に充填せしめ
る。その後昇降機構20を操作して下型6を上昇せしめ、
第5図に示す如く、キャビティ12中の材料を圧縮し、水
抜き媒体10を経て脱水を行う。
圧縮脱水が完了して成形された成形品40は、上型8を引
き上げ、第6図に示す如く、さらに下型6を上昇せしめ
てノックアウトを行い取り出すようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のものにおいては、次の
ような問題点がある。
即ち、成形作業に当たって、第4図の状態から、開閉弁
27を閉じた後、下型6を上昇せしめると、キャビティ12
内の材料の圧力が上昇するが、出口ガイド経路31、供給
路14及び供給溝16より成る中間経路42内も、キャビティ
12と連通しているので内圧が上昇する。
その後、下型6が上昇し、第5図に示す如く、供給溝16
がキャビティ12から遮断された後も、中間経路42内には
高圧が残留する。この残留高圧のために、成形品40のノ
ックアウト時に、第6図に示す如く、中間経路42内の材
料が吹き出して44のごとく枠型4の上面に付着したり、
46の如く成形品40に付着して、清掃の手間を要する、或
いは製品の品質を損なう、などのトラブルを生ずる、と
いう欠点があった。
本発明は、従来のものの有するこれらの欠点を除くとい
う課題を解決し、ノックアウト時に材料の吹き出しを生
ずることなく、清掃の手間を要さず、また、製品の品質
を損なうことのない、湿式粉末成形装置の材料供給装置
を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、金型のキャビティ中に充填されたスラリー状
の粉末材料を圧縮脱水して成形品を形成する湿式粉末成
形装置のキャビティに前記材料を供給する材料供給装置
において、装置本体に、該本体を貫通し材料入口と材料
出口とを有し、途中に開閉弁を有する材料供給経路を備
え、該開閉弁と前記材料出口との間の材料供給経路であ
る出口側経路中に出没可能に設けられ、該出口側経路中
の空間の体積を増減せしめる出没体を備えたことを特徴
とする湿式粉末成形装置の材料供給装置である。
〔作用〕
本発明は、上述の如く構成されているので、成形時に中
間経路中に高圧が残留していても、ノックアウト前に出
没体を出口側経路から抜き出す方法に操作して出口側経
路中の空間の体積(即ち中間経路中の空間の体積)を増
加せしめ、内圧を所定の値まで低下せしめる。この状態
でノックアウトを行えば、材料が外部に吹き出すことも
なく、枠型表面や成形品に材料が付着するようなことを
防ぐことができ、清掃の手間を省き、かつ、製品の品質
を向上することができる。
〔実 施 例〕
本発明の実施例につき第1図,第2図及び第3図を用い
て説明する。第4図,第5図及び第6図と同一の符号の
部分は同様な構成、作用を有するので説明は省略する。
第1図において、48は油圧シリンダ50により出口側経路
31中に出没するよう操作されるロッドにより形成された
出没体であり、その出没によって出口側経路31中の空間
の体積を減じたり増したりするようになっている。52は
バネである。
成形作業に当たっては、出没体48を油圧シリンダ50の操
作で出口側経路31中に突出せしめた状態で第1図に示す
如くキャビティ12に材料を充填する。その後、油圧シリ
ンダ34の操作で開閉弁27を閉じ、下型6を上昇せしめて
キャビティ12中の材料を圧縮し、水抜き媒体10を経て脱
水せしめる。下型6が上昇し、第2図の如く、供給溝16
がキャビティ12から遮断されると中間経路42中には高圧
が残留する。
ノックアウトを行う前に、第3図に示す如く、油圧シリ
ンダ50の操作により出没体48を引込めると、出口側経路
31中、即ち中間経路42中の空間の体積が増加し、内圧が
低下する 内圧が所定の圧力まで低下した後、下型6を上昇せしめ
てノックアウトを行えば、中間経路42からの材料の吹き
出しを生ずることはなく、枠型4の上面や成形品40への
材料の付着を防止することができる。
出没体48は、没方向に動いたときに、第3図の如く、そ
の一部が中間経路42の中に残っていてもよく、また完全
に埋没してもよい。
油圧シリンダ50は、出没両方向とも油圧操作としてもよ
く、一方をバネ、他方を油圧操作としてもよい。また、
出方向を油圧操作とし、没方向は中間経路42の高圧を利
用して出没体48を押し込むようにしてもよい。
開閉弁27用の油圧シリンダ34は、開閉両方向とも油圧操
作としてもよく、一方をバネ、他方を油圧操作としても
よい。また、バネ36のみを備えて単なる逆止弁としても
よく、扱いはさらにバネ36の反対側の室(第1図ではピ
ストンの下側の室)にパイロット圧を導いてパイロット
オペレーテッド逆止弁としてもよい。
油圧シリンダ50、油圧シリンダ34の代わりに、クラン
ク、カム、ラックなどを用いた機械式駆動手段、或いは
ソレノイドなどを用いた電気的駆動手段を用いてもよ
い。
本発明による材料供給装置は、金型(上記実施例におい
ては枠型4)に、ホースやパイプを介することなく直接
取り付けることが好ましい。そうすることにより途中の
材料の圧力伝達のロスやホースのふくらみによる残圧発
生などを防ぐことができる。
〔発明の効果〕
本発明は、材料供給経路中に出没体を設け、成形後、成
形品取出時に出没体を作動せしめることにより、ノック
アウト時の材料の吹き出しを防止することができ、枠型
上面或いは成形品への材料の付着を防ぎ、清掃の手間を
省き、製品の品質の向上をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の材料供給状態の縦断面図であ
る。 第2図はその、圧縮作業時の状態の縦断面図である。 第3図はその、ノックアウト時の状態の縦断面図であ
る。 第4図は従来例の材料供給状態の縦断面図である。 第5図はその、圧縮作業時の状態の縦断面図である。 第6図はその、ノックアウト時の状態の縦断面図であ
る。 符号の説明 4……枠型 6……下型 8……上型 12……キャビティ 22……材料供給装置 23……装置本体 26……材料供給経路 27……開閉弁 31……出口側経路 42……中間経路 48……出没体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茂木 邦夫 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 小林 太 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 池田 博 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 遠田 一重 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金型のキャビティ中に充填されたスラリー
    状の粉末材料を圧縮脱水して成形品を形成する湿式粉末
    成形装置のキャビティに前記材料を供給する材料供給装
    置において、 装置本体に、該本体を貫通し材料入口と材料出口とを有
    し、途中に開閉弁を有する材料供給経路を備え、該開閉
    弁と前記材料出口との間の材料供給経路である出口側経
    路中に出没可能に設けられ、該出口側経路中の空間の体
    積を増減せしめる出没体を備えたことを特徴とする湿式
    粉末成形装置の材料供給装置。
  2. 【請求項2】前記出没体が油圧シリンダで操作されるロ
    ッドである請求項1記載の材料供給装置。
  3. 【請求項3】前記開閉弁が、油圧シリンダで操作される
    弁である請求項1記載の材料供給装置。
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