JPH07838Y2 - 温水器用給水・排水パイプの支持装置 - Google Patents
温水器用給水・排水パイプの支持装置Info
- Publication number
- JPH07838Y2 JPH07838Y2 JP7288189U JP7288189U JPH07838Y2 JP H07838 Y2 JPH07838 Y2 JP H07838Y2 JP 7288189 U JP7288189 U JP 7288189U JP 7288189 U JP7288189 U JP 7288189U JP H07838 Y2 JPH07838 Y2 JP H07838Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water supply
- water heater
- support
- water
- pipe
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、温水器用給水・排水パイプの支持装置に関
するものである。
するものである。
従来、温水器缶体に連結された温水器用給水パイプおよ
び排水パイプを支持する支持装置として、第6図および
第7図に示すものがある。第6図はその正面図、第7図
は平面図である。すなわち、温水器缶体2の下部に一対
の補強部材3を溶接し、これらの補強部材3に設けた開
口に給水パイプ1および排水パイプ1を挿通させること
により支持するものである。
び排水パイプを支持する支持装置として、第6図および
第7図に示すものがある。第6図はその正面図、第7図
は平面図である。すなわち、温水器缶体2の下部に一対
の補強部材3を溶接し、これらの補強部材3に設けた開
口に給水パイプ1および排水パイプ1を挿通させること
により支持するものである。
しかし、この構造は、第4図に示すような形状の温水器
缶体2の場合には採用できず、給水パイプ1および排水
パイプ1と接続エルボ4を介して接続される温水器缶体
2の接続部に大きなモーメントが加わるために、温水器
缶体2が変形・破損したり、給水パイプ1および排水パ
イプ1の正確な位置決めが行えないという問題があっ
た。
缶体2の場合には採用できず、給水パイプ1および排水
パイプ1と接続エルボ4を介して接続される温水器缶体
2の接続部に大きなモーメントが加わるために、温水器
缶体2が変形・破損したり、給水パイプ1および排水パ
イプ1の正確な位置決めが行えないという問題があっ
た。
したがって、この考案の目的は、給水パイプおよび排水
パイプに加わるモーメントによる温水器缶体の変形・破
損を防止するとともに、給水パイプおよび排水パイプの
正確な位置決めが行える温水器用給水・排水パイプの支
持装置を提供することである。
パイプに加わるモーメントによる温水器缶体の変形・破
損を防止するとともに、給水パイプおよび排水パイプの
正確な位置決めが行える温水器用給水・排水パイプの支
持装置を提供することである。
この考案の温水器用給水・排水パイプの支持装置は、支
持具にパイプ保持用のU字形切込み部を設け、このU字
形切込み部を上方に向けて前記支持具を一対の温水器缶
体支持脚の間に架設し、前記支持具のU字形切込み部に
給水パイプおよび排水パイプを挿入して支持したもので
ある。
持具にパイプ保持用のU字形切込み部を設け、このU字
形切込み部を上方に向けて前記支持具を一対の温水器缶
体支持脚の間に架設し、前記支持具のU字形切込み部に
給水パイプおよび排水パイプを挿入して支持したもので
ある。
この考案の構成によれば、給水パイプおよび排水パイプ
に加わるモーメントは、支持具のU字形切込み部で受け
止められ、温水器缶体の接続部には力が加わることがな
くなるため、温水器缶体の変形・破損が防止できる。ま
た、支持具のU字形切込み部に給水パイプおよび排水パ
イプを配置することにより、正確な位置決めが行え、組
立性が向上する。
に加わるモーメントは、支持具のU字形切込み部で受け
止められ、温水器缶体の接続部には力が加わることがな
くなるため、温水器缶体の変形・破損が防止できる。ま
た、支持具のU字形切込み部に給水パイプおよび排水パ
イプを配置することにより、正確な位置決めが行え、組
立性が向上する。
この考案の一実施例を第1図なしい第3図に基づいて説
明する。第1図はこの実施例の正面図であり、第2図は
その底面図である。
明する。第1図はこの実施例の正面図であり、第2図は
その底面図である。
第1図および第2図において、1は給水パイプおよび排
水パイプであり、接続エルボ4を介して温水器缶体2に
接続されている。
水パイプであり、接続エルボ4を介して温水器缶体2に
接続されている。
支持具5は、一対の温水器缶体支持脚6間に固着具7で
架設固定されている。この支持具5には、第3図に示す
ように、一対のU字形切込み部5aが形成してあり、それ
ぞれのU字形切込み部5aには給水パイプ1,排水パイプ1
が挿入配置されている。
架設固定されている。この支持具5には、第3図に示す
ように、一対のU字形切込み部5aが形成してあり、それ
ぞれのU字形切込み部5aには給水パイプ1,排水パイプ1
が挿入配置されている。
この構成によれば、温水器缶体2の設置時において、給
水パイプ1および排水パイプ1に他の配管を接続する場
合に、給水パイプ1および排水パイプ1が左右に振れる
のを支持具5のU字形切込み部5aで防止することができ
るとともに、接続エルボ4と温水器缶体2の接合部のね
じの弛みから生じる水洩れを防止することができる。ま
た、温水器上方の配管工事を行うときに、給水パイプ1
および排水パイプ1を足場として利用することが考えら
れるが、この場合にも支持具5により荷重を支持するこ
とができるので、温水器缶体2に力が加わるのを防止し
て温水器缶体2の接続部の変形・破損を防ぐことができ
る。さらに、温水器の組立時には、温水器缶体2に接続
エルボ4を締め込んである程度の角度を決めた後に接続
エルボ4に給水パイプ1および排水パイプ1を締め込む
が、このとき支持具5を温水器缶体支持脚6に固定する
ことにより、U字形切込み部5aを利用して給水パイプ1
および排水パイプ1の位置決めが正確に行える。したが
って、組立作業が簡単に行え、作業性を向上させること
ができる。さらに、支持具5を一対の温水器缶体支持脚
6に取り付けるので、温水器缶体支持脚6相互の強度を
高めることができるとともに、温水器缶体支持脚6の間
隔の設定も容易に行える。
水パイプ1および排水パイプ1に他の配管を接続する場
合に、給水パイプ1および排水パイプ1が左右に振れる
のを支持具5のU字形切込み部5aで防止することができ
るとともに、接続エルボ4と温水器缶体2の接合部のね
じの弛みから生じる水洩れを防止することができる。ま
た、温水器上方の配管工事を行うときに、給水パイプ1
および排水パイプ1を足場として利用することが考えら
れるが、この場合にも支持具5により荷重を支持するこ
とができるので、温水器缶体2に力が加わるのを防止し
て温水器缶体2の接続部の変形・破損を防ぐことができ
る。さらに、温水器の組立時には、温水器缶体2に接続
エルボ4を締め込んである程度の角度を決めた後に接続
エルボ4に給水パイプ1および排水パイプ1を締め込む
が、このとき支持具5を温水器缶体支持脚6に固定する
ことにより、U字形切込み部5aを利用して給水パイプ1
および排水パイプ1の位置決めが正確に行える。したが
って、組立作業が簡単に行え、作業性を向上させること
ができる。さらに、支持具5を一対の温水器缶体支持脚
6に取り付けるので、温水器缶体支持脚6相互の強度を
高めることができるとともに、温水器缶体支持脚6の間
隔の設定も容易に行える。
以上のように、この考案は、温水器缶体を支持する温水
器缶体支持脚にU字形切込み部を有する支持具を設け、
この支持具に給水パイプおよび排水パイプを挿入支持さ
せたので、次の効果が得られる。
器缶体支持脚にU字形切込み部を有する支持具を設け、
この支持具に給水パイプおよび排水パイプを挿入支持さ
せたので、次の効果が得られる。
(1)給水パイプおよび排水パイプが支持具のU字形切
込み部に支持されるため、配管工事の際に給水パイプお
よび排水パイプの左右の振れにより接合部のねじが弛ん
で水洩れが発生するのを防止することができる。
込み部に支持されるため、配管工事の際に給水パイプお
よび排水パイプの左右の振れにより接合部のねじが弛ん
で水洩れが発生するのを防止することができる。
(2)配管工事の際に給水パイプおよび排水パイプに荷
重がかかった場合にも、支持具がこの荷重を支持するこ
とができるので、温水器缶体が変形・破損するのを防止
することができる。
重がかかった場合にも、支持具がこの荷重を支持するこ
とができるので、温水器缶体が変形・破損するのを防止
することができる。
(3)支持具を一対の温水器缶体支持脚に架設したの
で、温水器缶体支持脚相互の強度を向上させることがで
き、製品としての耐荷重性能,耐振性能を向上させるこ
とができる。
で、温水器缶体支持脚相互の強度を向上させることがで
き、製品としての耐荷重性能,耐振性能を向上させるこ
とができる。
(4)一対の温水器缶体支持脚に支持具を架設し、支持
具のU字形切込み部に給水パイプおよび排水パイプを挿
入支持させたので、給水パイプおよび排水パイプの位置
決めや温水器缶体支持脚の間隔の設定を正確に行うこと
ができ、組立性を著しく向上させることができる。
具のU字形切込み部に給水パイプおよび排水パイプを挿
入支持させたので、給水パイプおよび排水パイプの位置
決めや温水器缶体支持脚の間隔の設定を正確に行うこと
ができ、組立性を著しく向上させることができる。
第1図はこの考案の一実施例の正面図、第2図はその底
面図、第3図はその支持具の拡大正面図、第4図は従来
例の正面図、第5図はその底面図、第6図は他の従来例
の正面図、第7図はその平面図である。 1……給水パイプ,排水パイプ、2……温水器缶体、5
……支持具、5a……U字形切込み部、6……温水器缶体
支持脚
面図、第3図はその支持具の拡大正面図、第4図は従来
例の正面図、第5図はその底面図、第6図は他の従来例
の正面図、第7図はその平面図である。 1……給水パイプ,排水パイプ、2……温水器缶体、5
……支持具、5a……U字形切込み部、6……温水器缶体
支持脚
Claims (1)
- 【請求項1】支持具にパイプ支持用のU字形切込み部を
設け、このU字形切込み部を上方に向けて前記支持具を
一対の温水器缶体支持脚の間に架設し、前記支持具のU
字形切込み部に給水パイプおよび排水パイプを挿入して
支持した温水器用給水・排水パイプの支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7288189U JPH07838Y2 (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 温水器用給水・排水パイプの支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7288189U JPH07838Y2 (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 温水器用給水・排水パイプの支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0357353U JPH0357353U (ja) | 1991-06-03 |
JPH07838Y2 true JPH07838Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=31611214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7288189U Expired - Lifetime JPH07838Y2 (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 温水器用給水・排水パイプの支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07838Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007198716A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Denso Corp | 貯湯タンクユニットおよび貯湯式給湯装置 |
-
1989
- 1989-06-19 JP JP7288189U patent/JPH07838Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0357353U (ja) | 1991-06-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |