JP2507235Y2 - ユニットトイレ用ケ―シング組立時の位置決め構造 - Google Patents
ユニットトイレ用ケ―シング組立時の位置決め構造Info
- Publication number
- JP2507235Y2 JP2507235Y2 JP1989145508U JP14550889U JP2507235Y2 JP 2507235 Y2 JP2507235 Y2 JP 2507235Y2 JP 1989145508 U JP1989145508 U JP 1989145508U JP 14550889 U JP14550889 U JP 14550889U JP 2507235 Y2 JP2507235 Y2 JP 2507235Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- members
- joined
- positioning structure
- unit toilet
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 イ.考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は、ユニットトイレ用ケーシング組立時の位置
決め構造。詳しくは突き合わせ接合する二部材の一方の
側縁に位置と間隔が正確に揃う所要数の切欠を設け、こ
れら切欠に他方の部材の端部を嵌め付けて、正確な部材
の位置と間隔を迅速に設定し、精度が高くて能率もよい
ケーシングの組立てができるようにした位置決め構造に
関する (従来の技術) 従来、横材と縦材を接合した上枠及び下枠を前,後の
柱により接合して、前側の柱に器具の取付部材を接合す
るユニットトイレ用ケーシングは、実開平1-141884号公
報及びその明細書により公知である。しかし、このケー
スは横材、縦材、柱、その他の部材を接合する際、一方
の部材へ他方を接合する位置をスケール,若しくはノギ
スで計り、この位置に他方の部材の側縁を合わせるか、
又は、設定したい寸法のゲージを作り、このゲージを一
方の部材の上に置いて、このゲージの端縁に他方の部材
の側縁を当てるかして接合位置を設定したものである。
決め構造。詳しくは突き合わせ接合する二部材の一方の
側縁に位置と間隔が正確に揃う所要数の切欠を設け、こ
れら切欠に他方の部材の端部を嵌め付けて、正確な部材
の位置と間隔を迅速に設定し、精度が高くて能率もよい
ケーシングの組立てができるようにした位置決め構造に
関する (従来の技術) 従来、横材と縦材を接合した上枠及び下枠を前,後の
柱により接合して、前側の柱に器具の取付部材を接合す
るユニットトイレ用ケーシングは、実開平1-141884号公
報及びその明細書により公知である。しかし、このケー
スは横材、縦材、柱、その他の部材を接合する際、一方
の部材へ他方を接合する位置をスケール,若しくはノギ
スで計り、この位置に他方の部材の側縁を合わせるか、
又は、設定したい寸法のゲージを作り、このゲージを一
方の部材の上に置いて、このゲージの端縁に他方の部材
の側縁を当てるかして接合位置を設定したものである。
(考案が解決しようとする課題) 前記のように測定具、若しくはゲージを用いた部材の
接合位置設定は、面倒で時間が掛る上に、測定器やゲー
ジの当て方や視差により位置に誤差を生じ易いため、組
立の能率が悪くて、製品の均一性に掛ける問題点があっ
た。
接合位置設定は、面倒で時間が掛る上に、測定器やゲー
ジの当て方や視差により位置に誤差を生じ易いため、組
立の能率が悪くて、製品の均一性に掛ける問題点があっ
た。
本考案は、この問題点を解決するためになされたもの
で、突き合わせ接合する部材の一方の側縁に正確な位置
と間隔で所要数の切欠を設け、これら切欠に他方の部材
の端部を嵌め付けることにより、誤差がない部材接合の
位置及び間隔設定を迅速容易に行える位置決め構造を提
供する。
で、突き合わせ接合する部材の一方の側縁に正確な位置
と間隔で所要数の切欠を設け、これら切欠に他方の部材
の端部を嵌め付けることにより、誤差がない部材接合の
位置及び間隔設定を迅速容易に行える位置決め構造を提
供する。
ロ.考案の構成 (課題を解決するための手段) 前記課題を解決するため本考案に係るユニットトイレ
用ケーシング組立時の位置決め構造は、横材と縦材を接
合した上枠及び下枠を前、後の柱により接合して、前側
の柱に器具の取付部材を接合するユニットトイレ用ケー
シングの構成二部材の一方の側縁に他方の部材端部を突
き合わせて接合するものに於て、前記二部材の一方の側
縁に型を用いて位置及び間隔が正確に揃うように設けた
切欠を備えさせ、他方の部材に前記二部材を突き合わせ
たとき前記切欠に嵌合して接合位置を決める嵌合部を備
えさせた構成を採用したことを特徴とする。
用ケーシング組立時の位置決め構造は、横材と縦材を接
合した上枠及び下枠を前、後の柱により接合して、前側
の柱に器具の取付部材を接合するユニットトイレ用ケー
シングの構成二部材の一方の側縁に他方の部材端部を突
き合わせて接合するものに於て、前記二部材の一方の側
縁に型を用いて位置及び間隔が正確に揃うように設けた
切欠を備えさせ、他方の部材に前記二部材を突き合わせ
たとき前記切欠に嵌合して接合位置を決める嵌合部を備
えさせた構成を採用したことを特徴とする。
(作用) 前記のように構成される本考案の位置決め構造は、横
材、縦材、柱、その他の部材の2つを一方の側縁に他方
の部材の端部を突き合わせて接合する場合、一方の部材
の側縁に型を用いた切断加工により、位置と間隔が正確
に揃う切欠を形成して置き、これら切欠に他方の部材の
端部に設けた嵌合部を嵌め付けると、一方の部材に対し
て他方の部材を接合する位置及び間隔の設定が切欠によ
り誤差なく正確に設定されるので、位置設定後に両部材
を溶接等により接合すれば、形状寸法の精度の高いユニ
ットトイレ用のケーシングの組立てを能率良く行うこと
ができるものである。
材、縦材、柱、その他の部材の2つを一方の側縁に他方
の部材の端部を突き合わせて接合する場合、一方の部材
の側縁に型を用いた切断加工により、位置と間隔が正確
に揃う切欠を形成して置き、これら切欠に他方の部材の
端部に設けた嵌合部を嵌め付けると、一方の部材に対し
て他方の部材を接合する位置及び間隔の設定が切欠によ
り誤差なく正確に設定されるので、位置設定後に両部材
を溶接等により接合すれば、形状寸法の精度の高いユニ
ットトイレ用のケーシングの組立てを能率良く行うこと
ができるものである。
(実施例) 以下に本考案に係るユニットトイレ用ケーシング組立
時の位置決め構造の実施例を図面に基いて説明する。
時の位置決め構造の実施例を図面に基いて説明する。
図面第1図に於てAは、ユニットトイレ用のケーシン
グで、前後の横材1を両側と中間の縦材2により接合し
た下枠bと上枠cを、前と後の柱3により接合して形成
し、前側の柱3に便器4の取付部材5と、配管(図面省
略)等の取付部材6とを接合して形成し、このケーシン
グAは、その前側に前面板7及び巾木8を、上側に甲板
9を取付けて化粧し、前面板7には便器4を添え、これ
を公知のボルト締めにより取付部材5へ固定し、この便
器4へ給排水及び脱臭管等を接続して簡便にユニットト
イレを完成させるものである。
グで、前後の横材1を両側と中間の縦材2により接合し
た下枠bと上枠cを、前と後の柱3により接合して形成
し、前側の柱3に便器4の取付部材5と、配管(図面省
略)等の取付部材6とを接合して形成し、このケーシン
グAは、その前側に前面板7及び巾木8を、上側に甲板
9を取付けて化粧し、前面板7には便器4を添え、これ
を公知のボルト締めにより取付部材5へ固定し、この便
器4へ給排水及び脱臭管等を接続して簡便にユニットト
イレを完成させるものである。
10はケーシングAを形成する部材のうち、一方の部材
の側縁に他方の部材の端部を突き合わせ接合する二部材
の一方の側縁に設けた位置決め用の切欠で、横材1へ縦
材2か柱3を接合する部分か、柱3へ器具の取付部材5,
6を接合する部分の第2図及び第4図に示す一側縁か、
第3図に示す一側角かに、相手部材を接合する位置と間
隔に合わせて、公知の型を用いた切断加工により相手部
材2,3,5,6の端部が嵌め付けられる形状に正しい寸法で
均一に形成して置き、この切欠10へ相手部材2,3,5,6の
端部に設けた嵌合部2a、3a、5a、6aを嵌め付けると、横
材1に対する縦材2か柱3、又は柱3に対する器具の取
付部材5,6の位置設定が誤差なく迅速に行われるもので
ある。
の側縁に他方の部材の端部を突き合わせ接合する二部材
の一方の側縁に設けた位置決め用の切欠で、横材1へ縦
材2か柱3を接合する部分か、柱3へ器具の取付部材5,
6を接合する部分の第2図及び第4図に示す一側縁か、
第3図に示す一側角かに、相手部材を接合する位置と間
隔に合わせて、公知の型を用いた切断加工により相手部
材2,3,5,6の端部が嵌め付けられる形状に正しい寸法で
均一に形成して置き、この切欠10へ相手部材2,3,5,6の
端部に設けた嵌合部2a、3a、5a、6aを嵌め付けると、横
材1に対する縦材2か柱3、又は柱3に対する器具の取
付部材5,6の位置設定が誤差なく迅速に行われるもので
ある。
ハ.考案の効果 前述した通り本考案に係るユニットトイレ用ケーシン
グ組立時の位置決め構造は、突き合わせ接合する二部材
の一方の側縁に位置と間隔が揃う切欠を設けて置き、こ
の切欠に他方の部材の端部を嵌め付けることにより部材
の位置決めを行うから、位置決め操作が容易迅速に行わ
れて、ケーシング組立ての能率を著しく増進させるだけ
でなく、型を用いて形成した切欠による部材の位置決め
により部材接合の位置や間隔の誤差は皆無となり、製品
の完全な均一化が達成されるものである。
グ組立時の位置決め構造は、突き合わせ接合する二部材
の一方の側縁に位置と間隔が揃う切欠を設けて置き、こ
の切欠に他方の部材の端部を嵌め付けることにより部材
の位置決めを行うから、位置決め操作が容易迅速に行わ
れて、ケーシング組立ての能率を著しく増進させるだけ
でなく、型を用いて形成した切欠による部材の位置決め
により部材接合の位置や間隔の誤差は皆無となり、製品
の完全な均一化が達成されるものである。
第1図は本考案に係るユニットトイレ用ケーシング組立
時の位置決め構造を採用して形成したユニットトイレ用
ケーシングの斜視図。第2図は同上の横材の一側縁に切
欠を設けて縦材の端部を嵌め付けた状態を示す部分斜視
図。第3図は同上の柱の一側角に切欠を設けて器具取付
部材の端部を嵌め付けた状態を示す部分斜視図。第4図
は同上の柱の一側縁に切欠を設けて器具の取付部材の端
部を嵌め付けた状態を示す部分斜視図。第5図は第1図
のケーシングに器具や部材を組付けて形成したユニット
トイレの斜視図である。 A:ケーシング 1:横材 2:縦材 b:下枠 c:上枠 3:柱 10:切欠
時の位置決め構造を採用して形成したユニットトイレ用
ケーシングの斜視図。第2図は同上の横材の一側縁に切
欠を設けて縦材の端部を嵌め付けた状態を示す部分斜視
図。第3図は同上の柱の一側角に切欠を設けて器具取付
部材の端部を嵌め付けた状態を示す部分斜視図。第4図
は同上の柱の一側縁に切欠を設けて器具の取付部材の端
部を嵌め付けた状態を示す部分斜視図。第5図は第1図
のケーシングに器具や部材を組付けて形成したユニット
トイレの斜視図である。 A:ケーシング 1:横材 2:縦材 b:下枠 c:上枠 3:柱 10:切欠
Claims (1)
- 【請求項1】横材と縦材を接合した上枠及び下枠を前、
後の柱により接合して、前側の柱に器具の取付部材を接
合するユニットトイレ用ケーシングの構成二部材の一方
の側縁に他方の部材端部を突き合わせて接合するものに
於て、前記二部材の一方の側縁に型を用いて位置及び間
隔が正確に揃うように設けた切欠きを備えさせ、他方の
部材に前記二部材を突き合わせたとき前記切欠に嵌合し
て接合位置を決める嵌合部を備えさせたことを特徴とす
るユニットトイレ用ケーシング組立時の位置決め構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989145508U JP2507235Y2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | ユニットトイレ用ケ―シング組立時の位置決め構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989145508U JP2507235Y2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | ユニットトイレ用ケ―シング組立時の位置決め構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0386182U JPH0386182U (ja) | 1991-08-30 |
JP2507235Y2 true JP2507235Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=31692139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989145508U Expired - Lifetime JP2507235Y2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | ユニットトイレ用ケ―シング組立時の位置決め構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2507235Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5213956A (en) * | 1975-07-21 | 1977-02-02 | Noda Plywood Mfg Co Ltd | Breakdown plate and method of assembling same |
JPS5736016Y2 (ja) * | 1977-12-26 | 1982-08-09 | ||
JPH0637106Y2 (ja) * | 1988-03-18 | 1994-09-28 | 株式会社竹中工務店 | 多機種小便器取付用フレーム |
-
1989
- 1989-12-19 JP JP1989145508U patent/JP2507235Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0386182U (ja) | 1991-08-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2507235Y2 (ja) | ユニットトイレ用ケ―シング組立時の位置決め構造 | |
JP2507236Y2 (ja) | ユニットトイレ用ケ−シング組立時の位置決め構造 | |
JP2507234Y2 (ja) | ユニットトイレ用ケ―シング組立時の位置決め構造 | |
JP2512065Y2 (ja) | ユニットトイレ用ケ―シング組立時の位置決め構造 | |
JPS6235735Y2 (ja) | ||
JPH051555Y2 (ja) | ||
JPH07838Y2 (ja) | 温水器用給水・排水パイプの支持装置 | |
JP3023256U (ja) | 2本のパイプを相対位置決めする固定治具 | |
CN214489434U (zh) | 一种水泥门门框拼接模具 | |
JPS6139770Y2 (ja) | ||
JPH0528888Y2 (ja) | ||
JPS5817798Y2 (ja) | マンホ−ル首部築造用型枠 | |
JP3727581B2 (ja) | 浴槽固定具 | |
JP3128726B2 (ja) | 壁パネルの連結構造 | |
JPS6136645Y2 (ja) | ||
JPH0122860Y2 (ja) | ||
JP2558288Y2 (ja) | 柱カバー取付構造 | |
JPS6327979Y2 (ja) | ||
JPH069121Y2 (ja) | ベランダ袖壁取付構造 | |
JPH0744680Y2 (ja) | 埋込式アクセサリーの取付構造 | |
JP3898146B2 (ja) | コンクリート床盤用の手摺り取付け治具 | |
JPH0419575Y2 (ja) | ||
JPH0543995Y2 (ja) | ||
JPH0620944Y2 (ja) | 桟又は柱に取着される枠体 | |
JPH0449316Y2 (ja) |