JPH0783812B2 - 凸部を有する活性炭素繊維含有紙及びその積層体 - Google Patents

凸部を有する活性炭素繊維含有紙及びその積層体

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JPH0783812B2 JP63270341A JP27034188A JPH0783812B2 JP H0783812 B2 JPH0783812 B2 JP H0783812B2 JP 63270341 A JP63270341 A JP 63270341A JP 27034188 A JP27034188 A JP 27034188A JP H0783812 B2 JPH0783812 B2 JP H0783812B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、表面に複数の凸部を有し、かつ、吸着性能を
備えた凸部を有する活性炭素繊維含有紙及びその積層体
に関する。
〔従来技術〕
従来、この種紙材に吸着機能を備えしめたものには、例
えば特公昭59−3205号広報、特公昭59−35341号広報、
特公昭59−51423号、さらには特公昭61−59775号等で開
示されたものがあるも、これらは何れも活性炭素繊維を
含有してはいるが、形状を段ボール状に形成し、これら
をらせん状としたり、積層状にしてエレメントとしてい
るので、気相ガスがハニカム面に沿って平行状に接触し
ながあ流れるのみで、接触時間が制約され、よって吸着
機能に自ずと限度が生じ効率の低いものとなっている。
〔発明が解決しようとする課題とその解決手段〕
本願発明者は、前記従来技術における問題点を解決すべ
く鋭意研究し、 (1)繊維とバインダーで補強されたかさ密度0.05g/cm
3以上である活性炭素繊維含有紙の片面又は両面に複数
の凸部を設け、かつ殆どすべての前記複数の凸部が隣接
する凸部と接触せず孤立して形成されていることを特徴
とする凸部を有する活性炭素繊維含有紙。
(2)厚さが0.5〜3mmで、凸部の形状が外径を2〜20m
m、高さを0.5〜3.5mm半球形状でなる請求項1記載の凸
部を有する活性炭素繊維含有紙。
(3)凸部が押圧加工により成形された請求項(1)又
は(2)記載の凸部を有する活性炭素繊維含有紙。
(4)厚さが0.5〜3mmで底辺の厚味以上を有する凸部を
形成するためにその一辺を残し他辺を切込み折曲げるこ
とにより得られた多数の独立せる凸部とそれに沿って生
じた抜穴を有する請求項(2)記載の凸部を有する活性
炭素繊維含有紙。
(5)厚さが0.5〜3mmの活性炭素繊維含有紙の片辺又は
両側に同質材料で大きさ2〜20mm、高さ0.5〜3.5mmの突
起を貼着してなる凸部を有する活性炭素繊維含有紙。
(6)請求項(1)、(2)、(3)又は(4)、
(5)記載の活性炭素繊維含有紙を2枚以上積層して、
各層間に流路を形成してなることを特徴とする凸部を有
する活性炭素繊維含有紙の積層体。
(7)請求項(1)、(2)、(3)、(4)又は
(5)記載の活性炭素繊維含有紙を1枚以上巻き物状に
巻き、各層間に流路を形成してなることを特徴とする凸
部を有する活性炭素繊維含有紙の積層体。
でなる構成とすることにより、被吸着物質含有流体が凸
部間を流れる場合、流れが前記凸部に当接し、かつ、上
下、左右に強く乱されて複雑な流れとなること、さら
に、接触時間が長くなること及び接触面積が増加するこ
とにより吸着機能が著しく向上すること等を見い出し
て、本願発明を創出するに至った。
さらに、より詳細に説明すると、凸部は活性炭素繊維含
有紙の表面に多数形成することが必要であり、それは、
流体の衝突の機会を増加させ複雑な流れになし、接触時
間を長くし、かつ、接触面積を増加させるためである。
また、同様の見地から、凸部は隣接する凸部と接触せず
独立していることが必要である。なお、極く一部の凸部
が隣接する凸部と接触している場合まで排除するもので
はない。
好しくは、凸部を有する活性炭素繊維含有紙を水平に置
き、一方から前記凸部を有する活性炭素繊維含有紙面に
平行な光線を投光したとき、第10図に示すように光が凸
部にさえぎられ、凸部間を素通りする光が投影面に現わ
れないように、凸部の形状及び配置を決定するのがよ
い。より好しくは、前記方向と90度方向からの投光に対
しても前記と同じ結果が得られるようにするのがよい。
流体の素通りを防止するためである。凸部は、凹部を有
する型に活性炭素繊維及びバインダーを含む液を流し込
んだのち、加熱乾燥して作ることもできるが、抄紙法で
作った平面状活性炭素繊維含有紙に押圧加工で形成する
のが経済的である。
また、凸部の形状は、半球形、多角柱、多角錘等各種の
ものが通用できるが、加工時の亀裂防止製品強度の維
持、吸着材として使用したときの流体圧力損失を小さく
するために、半球形(押圧加工で成形するときは半球形
殻)のものが好ましい。
さらに、凸部の大きさは、代表長さ(半球形の場合は直
径)が2〜20mmであれば所望効果が達成可能であり、2m
m未満の際は流れ乱す効果が少なくなり、さらに、20mm
を越えるとやはり流れを乱す効果が少なくなるほか、表
面積の増加が少なくなって、所望効果を達成しえない。
活性炭素繊維は、ピッチ系、フェノール系、レーヨン
系、セルロース系等各種のものが使用でき、その比表面
積は700〜2500m2/gのものが好しく、それは700m2/g未満
のものは吸着効果が少ないし、2500m2/gを越えるものは
非常に高価で経済性がないからである。
また、前記活性炭素繊維は、その表面に細孔があるた
め、その強度は小さい。従って、活性炭素繊維を補強す
る繊維と、両繊維を結合させ、かつシート状の形態を保
たせるためのバインダが必須である。
補強繊維としては、木材パルプ、リンターパルプ、合繊
パルプ等各種のものが使用できる。使用量は凸部を押圧
形成によって作る場合、繊維の復元力のため凸部は若干
もとに戻る。この復元力は使用する繊維によって異なる
し、さらに後記のバインダーの種類と使用量によっても
異なるため、補強繊維の使用量は一律には決定できない
が、概ね活性炭素繊維100重量部に対し、50重量部であ
る。
バインダーは、抄紙のため及び、押圧成形で凸部を作る
場合はさらに形状を維持するために使用する。活性炭素
繊維と混合するときに使用するバインダーは液状、繊維
状等各種のものが使用できるが、繊維状のものがよい。
活性炭素繊維の細孔をふさぐこのが少ないからである。
たとえば、熱硬化性のポリビニルアルコール繊維、形状
を保持しうる力の強いポリエステル繊維は好しいバイン
ダーであり、特にポリエステル繊維は、補強繊維として
も機能するので、他の補強繊維使用量は軽減できる。バ
インダー使用量も、使用するバインダーによって、ま
た、成形する凸部形状によって変るため一律に決めるこ
とはできない。
活性炭素繊維含有紙の厚さは、0.5〜3mmが好しい。0.5m
m未満では、強度が不足するし、4mm以上になれば表面に
露出していない活性炭素繊維の量が多くなるため経済性
が悪くなるからである。本発明の凸部を有する活性炭素
繊維含有紙は1000×600程度の大きさのものを使用する
と取扱い上便利である。この凸部を有する活性炭素繊維
含有紙は通常、凸部に接着剤を付し複数枚積層又は巻き
物状に巻いて硬化体とし、これを所定の大きさに切断し
て使用する。1枚では表面積が小さいためである。しか
し、煙草の煙を吸着する個人用の煙草煙フィルターのよ
うに大きな表面積が不要な場合は1枚の凸部を有する活
性炭素繊維含有紙を丸く巻いて使用することもできる。
波形に折り曲げて使用してもよい。積層方法は、切断加
工された本吸着体を、取付ける場所に設けられた枠に直
接重ねて入れたのち押え具で固定してもよいし、取付取
外しを簡単にするため、所定の大きさの収納枠を作りそ
れに本吸着体を取付けるユニット方式を採用してもよ
い。
〔作用〕
本発明は、複数の独立した凸部を有する活性炭素繊維含
有紙であるため、表面積がおきいだけでなく、凸部によ
って流体に乱れが生じ、それだけでも平面状活性炭素繊
維含有紙よりも吸着能力が向上する。
さらに、これを巻き物状に巻くか、層状に積層すると、
各層間の凸部を有する流路が形成されるので、被吸着物
質を含んだ臭気ガス、気流等を各層間へ流した際に、該
気流等が各凸部に衝突して、この流れが上下、左右によ
り強く乱されて複雑な流れとなり、よって接触面積を広
くし、接触時間を長くとりえて、吸着機能の向上と脱臭
効果の向上を計りうる。
なお、本発明品である凸部を有する活性炭素繊維含有紙
に被吸着物質含有流体を送る手段は、ファンポンプ等の
常法で行なう。さらに吸着使用した吸着体は加熱して再
生することもできる。
〔実施例〕
以下引き続き本発明の要旨をさらに明確にするため、図
面を利用して一実施例を説明する。
活性炭素繊維含有紙1aはコットンリンターと、酢酸エチ
ル平衡吸着量350mg/g以上の特性を有する活性炭素繊維
を含有したかさ密度0.05〜0.4g/cm3厚さ0.5〜3mmでなっ
ており、これを用いて第1図に示す如く基部11の表面部
11aより裏面部11b側へ半球状の凸部12aを突成せしめて
なっている。第2図は第1図の断面図である。すなわ
ち、該凸部12aのaは直角方向の孔ピッチ、bは平行方
向の孔ピッチ、hは孔高さ、bφは表面孔形、eは紙
厚、fは加工孔仮想中心高さ、r1は円孔内径、r2は円孔
外形、pは円孔仮想中心であり、dφ=5〜10mm、e=
1〜3mm、h=0.5〜2.5mm、r1=2〜7.5mmとしている。
第3図は活性炭素繊維1bを示し、凸部を表面部11aと裏
面部11bの両方に突成したものである。表面部11aに突成
した凸部12bは、裏面部11bに突成した凸部12aのピッチ
間に設けている。
以上のようにして形成した活性炭素繊維1a、1bを積層状
に用いる際につき説明する。
先ず、片面積層状として形成する場合は、第4図に示す
如く凸部12aを同一形状、大きさで形成し、これの上下
中心を一致せしめて端面を固定してもよいし、第5図に
示す如く交互に半ピッチずらし、上側の基部11へ、下側
の凸頂部を固着してもよい。さらに、第6図に示す如く
二枚の活性炭素繊維1aの二枚をペアとして基部11の各表
面部11aて重合し、これの凸部12aの各頂部を固着しても
よい。
つぎに、両面積層として形成する場合には、第7図に示
す如く、凸部12a、12bを同一中心にし上下に配設して端
面を固定してもよいし、また、第8図に示す如く凸部12
a,12bを半ピッチずらし、凸部12a,12bの頂部と表面部11
a、裏面部11bをそれぞれ相互に固着してもよい、さら
に、第9図に示す如く、上下の凸部12a,12bを固着して
もよい。このように層状に配設することにより、各基部
11間に流路を形成し、かつ、該流路内へ凸部12a,12bが
任意に配設されてなる。このようにしてなる吸着用積層
体Sを、臭気ガス含有流体吸着フィルタとし使用する
と、該臭気ガス含有流体は、各凸部12a,12bに衝突して
流れが上下、左右に強く乱され、複雑な流れとなり、接
触面積が広くなり、接触時間を長くとりえて、よって、
吸着機能を向上し、脱臭効果の良好なものとなる。
次に第11図(イ)(ロ)に従って積層体Sを空気清浄機
の脱臭フィルタS〔(イ)図〕に組み込んだ実施例を示
す。
また、第12図に従って積層体S〔(ロ)図又は(ハ)
図〕を温風暖房機(ファンヒータ)やエアコンの脱臭フ
ィルタF〔(イ)図〕に組み込んだ例を示す。
また、第13図に従って厚味2.5mmの活性炭素繊維含有紙
1に半径5mm長さ10mmのU字型をした刃を20mmピッチで
全面に植えつけた面積1mの角の刃板を押圧して該紙に多
数のU字切込みをつける。同時にこれを反対に折り返し
3で該紙に多数の突起4を生ぜしめる。U字型の折返し
を確実にするためこの部分を接着剤付けしてもよい。活
性炭素繊維含有紙1に半円形の孔5とこれが折返った突
起4を生ぜしめた状態を示す。
また、第14図(ロ)に従って前記第1〜第9図及び第13
図等でなるものと同質材料で形成した突起12を有する活
性炭素繊維含有紙1の突起先端部120に接着剤を付した
後ロール状に巻取る。該紙は可撓性に富むため巻取り時
に突起部12に強い押圧力をかけることなくロール状に巻
取り可能なため、この断面方向に充分な空隙6が保たれ
ている。接着剤が硬化後必要な厚味にロールを切断して
フレームに入込み脱臭フィルターとして使用する。この
ロールフィルターの厚味50mmに空気を1.5m/secの流速で
流した場合の圧力損失は10mmH2O以下であり充分使用出
来る。また、家庭内の臭気は1ppm以下、車内のタバコは
5ppm程度のものは数回のフィルターへの通過により脱臭
出来た。以下の実施例のフィルターも同様な効果が見ら
れた。
さらに第15図に従って前記第1図〜第9図及び第13図等
でなるものと同質材料で形成された突起12を有する活性
炭素繊維含有紙1の突起先端部120に接着剤を付した
後、これを互に何層も重ね合せ所定厚味のブロックとし
て接着剤を硬化後、収納ケースのサイズにマッチしたサ
イズに切断し脱臭フィルターとして使用する。この角型
フィルターの厚味25mmに空気を2.0m/secの流速で流した
場合の圧力損失は15mmH2O以下であり充分使用しうる効
果が見られた。
なお、前記実施例で説明した基部の表面部、裏面部は凸
部に対し何れの側でもよく、また、凸部の大きさ、配設
及び形態は任意でよく、さらに積層形態も任意でよい
等、前記した本発明の目的作用及び後記する発明の効果
が達成される範囲内において、それぞれ任意に定められ
てよく、これらの変更はいずれも本発明の要旨を何ら変
更するものでないことは申すまでもない。
〔実験例1〕 第1図に示す凸部配置で、第2図に示す断面配置の場合
の実験例について述べる。
比表面積1000m2/g,長さ約6mm直径約10μmのピッチ系活
性炭素繊維100重量部と、補強繊維として、長さ約6mm、
直径10μmのコットンリンター40重量部と、補強繊維兼
バインダーとしての長さ約6μm、直径20μmのポリエ
ステル繊維10重量部と、バインダーとしてポリビニルア
ルコール繊維2重量部を抄紙機にて混抄して得られた複
合ペーパーをエンボス加工用凹部および突起を表面に有
する直径約500φ、長さ1200mmの2本の熱ロールによっ
て作られた押圧加工機(エンボスマシン)にて押圧成形
して、厚さ2mmの抄紙構造の活性炭素繊維含有紙を得
た。
この活性炭素繊維含有紙に、第1図、第2図に示す構造
の凸部を、150℃で押圧成形した。該得られた凸部を有
する活性炭素繊維含有紙を大きさ300×20に切断して、
第11図に示すように40枚重ねて、積層体を作り、これを
実験装置に取付けたのち、トリメチルアミンを10ppm含
有する空気を3m3/min流したところ、積層体から出てく
る空気中のトリメチルアミンの濃度は0.2ppmで除去効率
は98%であった。臭気濃度の測定はガスクロマトグラフ
法によって行なった。
〔発明の効果〕
本発明は、活性炭素繊維含有紙を繊維とバインダーで補
強されたかさ密度0.05〜0.4g/cm3でなるので、片面また
は両面に複数の凸部を設けることを可能とし、吸着性能
を良好に発揮し、強度のあるものとなり、構造が簡単
で、さらに、通気性を持つものではなく、これを吸着剤
として使用すると、 (1)同一サイズの、他の、活性炭素繊維含有紙よりも
表面積が大きくなるために、吸着能力が大きくなる。
(2)独立した複数の凸部に、流体が衝突することによ
り、この流体の乱れにより吸着しやすくなり、さらに、
接着時間も長くなる。さらに、複数枚積層して使用した
り、巻き物状に巻いて使用することにより、上記効果は
著しくなる。
また、凸部の形状、寸法、配置及び個数を用途に応じて
適切に選択すると、被吸着物質含有流体を流したときの
圧力損失はきわめて小さく、かつ、吸着脱臭効果の高い
吸着用フィルターが得られる。
また、積層するとき凸部がスペーサの機能もするのでス
ペーサを用いなくとも流路を形成するのでスペーサを用
いなくとも流路を形成するように積層できる等の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示しもので、第1図は活性炭素
繊維含有紙の第一実施例の要部を示す平面図、第2図は
第1図のA−A線断面図、第3図は第二実施例の要部を
示す断面図、第4図第5図は積層体の第一第二実施例の
要部を示す断面図、第6図はこれの第三実施例の要部を
示す断面図、第7図はこれの第四実施例の要部を示す断
面図、第8図はこれの第五実施例の要部を示す断面図、
第9図はこれの第六実施例の要部を示す断面図、第10図
は凸部の透光状態を実施している状態の要部を示す斜視
図、第11図は積層体S〔(ロ)図〕として空気清浄機
(イ)図に用いた状態を示す側面図、第12図(イ)
(ロ)(ハ)は積層体S〔(ロ)図、(ハ)図〕の態様
を示しこれを同じく温風暖房機〔(イ)図〕に用いた状
態を示す側面図、第13図(イ)(ロ)は活性炭素繊維含
有紙の他の実施例の要部を示し、(イ)は平面図、
(ロ)はB−B線断面図、第14図(イ)(ロ)はオゾン
除去フィルタとして用いた状態を示し、(イ)は装置に
装着状態を示し、(ロ)はこれに用いる巻込む積層状態
を示す斜視図、第15図は積層状態を示す正面図である。 1a,1b……活性炭素繊維紙 11……基部 12a,12b……凸部 4……突起 S……積層体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 雄一郎 大阪府大阪市東区平野町5丁目1番地 大 阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 浜本 義光 大阪府大阪市東区平野町5丁目1番地 大 阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 板倉 潔 千葉県浦安市舞浜2丁目31番2号 (72)発明者 田中 義人 大阪府藤井寺市岡1丁目9番地16号の302 (56)参考文献 実開 昭49−32282(JP,U)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊維とバインダーで補強されたかさ密度0.
    05g/cm3以上である活性炭素繊維含有紙の片面又は両面
    に複数の凸部を設け、かつ、殆どすべての前記複数の凸
    部が隣接する凸部と接触せず孤立して形成されているこ
    とを特徴とする凸部を有する活性炭素繊維含有紙。
  2. 【請求項2】厚さが0.5〜3mmで、凸部の形状が外径を2
    〜20mm、高さを0.5〜3.5mmの半径形状でなる請求項1記
    載の凸部を有する活性炭素繊維含有紙。
  3. 【請求項3】凸部が押圧加工により成形された請求項
    (1)又は(2)記載の凸部を有する活性炭素繊維含有
    紙。
  4. 【請求項4】厚さが0.5〜3mmで底辺の厚味以上を有する
    凸部を形成するためにその一辺を残し他辺を切込み曲げ
    ることにより得られた多数の独立せる凸部とそれに沿っ
    て生じた抜穴を有する請求項(2)記載の凸部を有する
    活性炭素繊維含有紙。
  5. 【請求項5】厚さが0.5〜3mmの活性炭素繊維含有紙の片
    方又は両側に同質材料て大きさ2〜20mm、高さ0.5〜3.5
    mmの突起を貼着してなる凸部を有する活性炭素繊維含有
    紙。
  6. 【請求項6】請求項(1)、(2)、(3)又は
    (4)、(5)記載の活性炭素繊維含有紙を2枚以上積
    層して、各層間に流路を形成してなることを特徴とする
    凸部を有する活性炭素繊維含有紙の積層体。
  7. 【請求項7】請求項(1)、(2)、(3)、(4)又
    は(5)記載の活性炭素繊維含有紙を1枚以上巻き物状
    に巻き、各層間に流路を形成してなることを特徴とする
    凸部を有する活性炭素繊維含有紙の積層体。
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